JP2015183473A - Window grating fitting structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、面格子の取付構造に関する。 The present invention relates to a surface grid mounting structure.
窓等が設けられる建物開口部には、防犯の観点から面格子が取り付けられることがある。従来は、面格子本体の四隅に小型のブラケットを取り付け、このブラケットを、建物の躯体や外壁に固定したり、特許文献1に示されるように建物開口部に取り付けられるサッシ枠に固定したりしている。
A face grid may be attached to a building opening provided with a window or the like from the viewpoint of crime prevention. Conventionally, small brackets are attached to the four corners of the face lattice body, and these brackets are fixed to the building frame and the outer wall, or fixed to a sash frame attached to the building opening as disclosed in
ところで、面格子ブラケットを建物の躯体や外壁に固定するには、固定に必要な強度を確保するため、図3に示すように面格子ブラケット10を固定する位置を、建物開口部11の縁部から所定寸法(図中、符号Wで示す)以上あける必要がある。この場合、面格子本体12の外枠と建物開口部11に取り付けられたサッシ枠との間には、正面視において比較的大きな間隔Dがあいてしまうため、この間隔Dから視認される外壁が目立ってしまい、面格子本体とサッシ枠との一体感が無くなって外観意匠性が損なわれてしまうという問題がある。また、サッシ枠のサイズに対して面格子本体のサイズが大きくなって重量が嵩むことになるため、面格子ブラケットや建物の外壁等にはより強い強度が要求されることになる。更に、建物の外壁等には、補強を目的として鉄筋を配していることが多く、建物に対してボルトやビスで面格子ブラケットを固定する際に、鉄筋等が妨げとなってビスの打ち損じを生じることがある。このような場合を想定して面格子ブラケットの別の位置でビス打ちができるようにしておくには、面格子ブラケットの座面を大きくしなければならないため、外観意匠性に影響が及ぶことになってしまう。
By the way, in order to secure the plane lattice bracket to the building frame or the outer wall of the building, the position where the
また、面格子ブラケットをサッシ枠に固定する場合には、面格子ブラケットを取り付けるための孔等を予めサッシ枠に形成しておく必要がある他、止水ラインを貫通しないようにするため、ボルトやビスで固定する部位に対し、サッシ枠の屋内側に壁部等を形成しておく必要がある。また、面格子本体の重量をサッシ枠で負担しなければならないことから、サッシ枠の強度をより高めておかなければならないという問題もある。 In addition, when fixing the surface lattice bracket to the sash frame, holes for attaching the surface lattice bracket need to be formed in the sash frame in advance, and in order not to penetrate the water stop line, It is necessary to form a wall or the like on the indoor side of the sash frame with respect to the part fixed with the screw. In addition, since the weight of the surface lattice body must be borne by the sash frame, there is a problem that the strength of the sash frame must be further increased.
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、外観意匠性を損なうことがなく、また面格子本体の重量がサッシ枠に加わらないようにすることができる面格子の取付構造を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to solve the above-described problems, and a surface lattice that does not impair the appearance design and prevents the weight of the surface lattice body from being added to the sash frame. An object of the present invention is to provide a mounting structure.
本発明であるサッシ枠に対応する面格子の取付構造は、面格子本体と、当該面格子本体に取り付けられる面格子ブラケットと、壁付部材とを備え、前記壁付部材は、前記サッシ枠の辺の近傍の壁面に当該サッシ枠に沿うように設置され、前記面格子ブラケットと前記壁付部材とが固定されている、ことを特徴とする。 The mounting structure of the surface lattice corresponding to the sash frame according to the present invention includes a surface lattice main body, a surface lattice bracket attached to the surface lattice main body, and a wall-attached member, and the wall-attached member is provided on the sash frame. It is installed along the sash frame on the wall surface in the vicinity of the side, and the surface lattice bracket and the walled member are fixed.
また、前記サッシ枠の辺は、当該サッシ枠の上辺又は下辺であることが好ましい。 The side of the sash frame is preferably the upper side or the lower side of the sash frame.
また、前記壁付部材の長さは、前記サッシ枠の対応する辺の長さよりも長いことが好ましい。 The length of the walled member is preferably longer than the length of the corresponding side of the sash frame.
また、前記壁付部材の長さは、前記サッシ枠の対応する辺の長さと略同一であることが好ましい。 The length of the walled member is preferably substantially the same as the length of the corresponding side of the sash frame.
本発明では、壁付部材がサッシ枠の辺の近傍の壁面に当該サッシ枠に沿うように設置され、また、面格子ブラケットと壁付部材とが固定されているので、サッシ枠と面格子本体の外枠との間からは壁付部材が視認されることになる。このため、サッシ枠、壁付部材、及び面格子本体との間で一体感を出すことができるので、外観意匠性が損なわれることが無くなる。また面格子本体は、面格子ブラケット、及び壁付部材を介して建物の躯体や外壁に取り付けられることになるため、サッシ枠に面格子本体の重量が加わることがない。 In the present invention, the wall member is installed on the wall surface in the vicinity of the side of the sash frame so as to be along the sash frame, and the surface lattice bracket and the wall member are fixed. A walled member is visually recognized from between the outer frame. For this reason, since a sense of unity can be obtained between the sash frame, the walled member, and the surface lattice main body, the appearance design is not impaired. Further, since the surface grid body is attached to the building frame and the outer wall via the surface grid bracket and the walled member, the weight of the surface grid body is not added to the sash frame.
また、壁付部材がサッシ枠の上辺又は下辺の近傍の壁に設置される場合は、複数の窓等が水平方向に連続して設けられている際にも、壁付部材を効率よく設置することができる。 In addition, when the walled member is installed on the wall near the upper side or the lower side of the sash frame, the walled member is efficiently installed even when a plurality of windows are continuously provided in the horizontal direction. be able to.
また、壁付部材の長さがサッシ枠の対応する辺の長さよりも長い場合は、面格子本体の重量をより広い座面で負担することができるので、強度がそれ程強くない外壁に対しても面格子を取り付けることができる。 In addition, when the length of the walled member is longer than the length of the corresponding side of the sash frame, the weight of the surface lattice body can be borne by a wider seating surface, so that the strength of the outer wall is not so strong. Can also be fitted with a face grid.
また、壁付部材の長さがサッシ枠の対応する辺の長さと略同一である場合は、サッシ枠、壁付部材、及び面格子本体との間の一体感をより高めることができるので、外観意匠性をより向上させることができる。 In addition, when the length of the walled member is substantially the same as the length of the corresponding side of the sash frame, it is possible to further enhance the sense of unity between the sash frame, the walled member, and the surface lattice body, The appearance design can be further improved.
以下、図面を参照しつつ、本発明の面格子の取付構造につき、その一実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the mounting structure for a surface grid according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
本実施形態の面格子の取付構造は、図1、図2に示すように、1つの面格子本体1、4つの面格子ブラケット2、及び2つの壁付部材3によって構成されている。また図1、図2中、符号4は建物開口部に取り付けられたサッシ枠を示し、符号5は建物の外壁を示す。なお、図1においてはサッシ枠4を簡略化し、その外形ラインのみを二点鎖線で示す。本実施形態におけるサッシ枠4は、上辺4a、下辺4bの長さに対し、左辺4c、右辺4dの長さが長い、縦長の長方形状となっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the surface grid mounting structure of the present embodiment is constituted by one
面格子本体1は、本実施形態では概略、横断面形状がコ字状になる縦枠1aを、開口側が内側を向くようにして左右に1つずつ配置し、横断面形状が方形状になる横枠1bを、縦枠1a間に複数架け渡して形成されている。また面格子本体1の外形は、横方向長さはサッシ枠4の上辺4a、下辺4bと略同じ長さとし、縦方向長さはサッシ枠4の左辺4c、右辺4dよりも長くしている。
In the present embodiment, the surface lattice
面格子ブラケット2は、本実施形態では概略、薄板をクランク状に折り曲げた形状をなすものである。また、面格子本体1の上部に取り付けられる面格子ブラケット2は、例えばビスs1等によって縦枠1aの上面に固定されるように構成され、面格子本体1の下部に取り付けられる面格子ブラケット2は、同様にビスs1等によって縦枠1aの下面に固定されるように構成されている。
In the present embodiment, the
壁付部材3は、本実施形態では概略、長方形状となるプレート3aの中央部に全長に亘って延在する突起3bを設けたものであり、横断面形状が凸状になるものである。壁付部材3の全長は、サッシ枠4の上辺4a、下辺4bと略同じ長さとしている。また壁付部材3には、建物の外壁5に固定するためにビスs2等が挿通する孔3cが、左右にそれぞれ2つずつ設けられている。ここで孔3cは、壁付部材3を外壁5に取り付けた際に、建物開口部の縁部から所定寸法以上あく位置に設けられている。ところで、外壁5の内部に鉄筋が配されている場合は、鉄筋が妨げとなってビスの打ち損じが生じることがあるものの、鉄筋の線径や上下、左右のピッチは規格化されていることが大半である。このため本実施形態では、2つの孔3cの上下、左右におけるピッチを、規格化された鉄筋のものとはずらして設定している。これにより、2つの孔3cの一方でビスの打ち損じが生じても、もう一方の孔3cを利用してビス止めすることができる。また、面格子ブラケット2と壁付部材3とは、突起3bの下面においてビスs3等によって固定されるように構成している。面格子ブラケット2をビス止めする向きは、外壁5の法線に沿う方向になるようにしてもよいが、本実施形態のように突起3bの下面に対して垂直方向(外壁5の法線に対して直交する方向)である場合は、このビスが外壁5に対して干渉しないため、壁付部材3の厚みを薄くすることができる。なお、面格子ブラケット2と壁付部材3との固定は、上述したビスに限定されるものではなく、ボルトや接着剤等、種々の手段を用いることができる。また、面格子ブラケット2と壁付部材3とが一体化したものを用いてもよい。
In this embodiment, the
このような構造となる面格子本体1、面格子ブラケット2、及び壁付部材3は、まず1つの壁付部材3を、サッシ枠4の上辺4aの近傍における外壁5に対して、上辺4aに沿うようにしてビス止めするとともに、もう1つの壁付部材3を、下辺4bの近傍における外壁5に対して、下辺4bに沿うようにしてビス止めする。なお、外壁5の内部に配された鉄筋によってビスの打ち損じが生じた場合には、近くに設けた他の孔3cを利用してビス止めを行うことができる。そして、面格子本体1の縦枠1aに対して面格子ブラケット2をビス止めして固定し、更に、この面格子ブラケット2を、壁付部材3の突起3bの下面にビス止めして固定する。なお、取り付け順序は一例であり、作業性を考慮して適宜変更することができる。
The surface lattice
このようにして取り付けられた面格子本体1は、面格子ブラケット2、及び壁付部材3を介して外壁5に取り付けることができるため、サッシ枠4には面格子本体1の重量が加わることがない。また、面格子本体1の最上部の横枠1bとサッシ枠4の上辺4aとの間、及び面格子本体1の最下部の横枠1bとサッシ枠4の下辺4bとの間には、正面視において比較的大きな間隔ができるものの、この間隔の奥の部位には壁付部材3が設置されているため、面格子本体1、壁付部材3、及びサッシ枠4が一体感をもって視認されることになる。このため、外観意匠性が損なわれることがない。特に、本実施形態の壁付部材3のように全長に亘って延在する突起3bを設ける場合は、壁付部材3が上下に分割されたかの如き外観を呈することができるため、面格子本体1の横枠1bと相俟って、一体感をより高めることができる。
Since the surface lattice
また、サッシ枠4の上辺4a、又は下辺4bの近傍に壁付部材3を設置する場合には、複数の窓等が水平方向に連続して設けられている場合の設置作業が特に効率よく行える。なお、上辺4aから軒天までの間隔が壁付部材3の幅より狭く、壁付部材3を設置することができない場合は、上側の面格子ブラケット2を外壁5に直接固定してもよい。この場合、面格子本体1の上側の外枠とサッシ枠4の上辺4aとの間には、壁付部材3が存在しないことになるものの、軒天は通常、人の身長以上の高さに設けられるため、外観意匠性に大きな影響が及ぶことはない。また地窓のように、下辺4bから地面までの間隔が壁付部材3の幅より狭く、壁付部材3を設置することができない場合は、下側の面格子ブラケット2を外壁5に直接固定してもよい。この場合、壁付部材3を設置できなかった位置は、地面に近い所になるため、軒天の場合と同様、外観意匠性に大きな影響が及ぶことはない。
Further, when the
また、壁付部材3の長さを、サッシ枠4の対応する辺の長さ(本実施形態では上辺4a、下辺4bの長さ)よりも長くする場合は、外壁5に対する壁付部材3の座面面積が増して、面格子本体1の重量に対する負担を分散することができるため、外壁5の強度がそれ程強くない部位にも壁付部材3を設置することができる。
Moreover, when making the length of the
一方、壁付部材3の長さが過大になると、壁付部材3が面格子本体1から大きくはみ出すことになるため、外観意匠性を損なわずに面格子本体1の重量に対する負担を分散させるには、壁付部材3の長さは、サッシ枠4の対応する辺の長さ(本実施形態では上辺4a、下辺4bの長さ)と略同一にすることが好ましい。
On the other hand, if the length of the
なお、本実施形態の壁付部材3は、サッシ枠4の上辺4a、又は下辺4bの近傍に設置するようにしたが、面格子本体1の横方向長さをサッシ枠4の上辺4a、下辺4bの長さよりも長くしたうえで、左辺4c、右辺4dの近傍に設置することも可能である。この場合、外観意匠性を向上させるために、面格子本体1の縦方向長さをサッシ枠4の左辺4c、右辺4dの長さと略同一にすることが好ましい。
In addition, although the
本発明に従う面格子の取付構造は、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば面格子本体は、建物開口部の形状や大きさに応じて、種々の形状、大きさものが採用できる。また面格子ブラケットは、面格子本体や壁付部材に対する取り付け位置を上述の実施形態とは別の位置に変更したり、補強のための折り曲げ部を設けたりしてもよく、またクランク形状のみならず、他の種々の形状に変更することができる。更に、薄板を折り曲げた如き形状のものに限定されるものではなく、ブロック状のものを用いることも可能である。また壁付部材は、各辺が直線状に延在するサッシ枠に対応させるべく、直線状に延在するように長方形状で形成しているが、例えばサッシ枠の辺が円弧状に延在する場合には、壁付部材も円弧状に延在するものが用いることが好ましい。更に壁付部材は、プレート状のものに限定されるものではなく、薄板を折り曲げた如き形状のものであっても、またブロック状のものを用いてもよい。また、施工性や生産性の観点から、長さ方向に分割されたものであってもよい。また、ビス止め用の孔を更に増やし、孔のピッチを狭めるようにしてもよく、この場合は、ビス1本あたりの強度負担を低減することができるので、躯体による補強の効果が得られにくい場所に対しても面格子を取り付けることができる。加えて、壁付部材3におけるプレート3a及び突起3bの屋外側コーナー部に、屋外側に向かって下向きに傾く傾斜面を設けるようにしてもよく、この場合は、壁付部材3の表面を流れる水等が外壁5に対して流れ込みにくくなるので、外壁5が汚れにくくなるという効果を得ることができる。更に、固定に用いたビスを隠すためのカバーを設けることで、外観意匠性を更に向上させることができる。
The mounting structure of the surface lattice according to the present invention is not limited to this embodiment, and various modifications are possible within the scope according to the claims. For example, various shapes and sizes can be adopted as the surface lattice body according to the shape and size of the building opening. In addition, the surface lattice bracket may be attached to the surface lattice body or the walled member at a position different from the above-described embodiment, or a bent portion for reinforcement may be provided. However, it can be changed to other various shapes. Further, the shape is not limited to a shape obtained by bending a thin plate, and a block shape may be used. The walled member is formed in a rectangular shape so as to extend linearly so that each side corresponds to a sash frame extending linearly. For example, the sides of the sash frame extend in an arc shape. In this case, it is preferable to use a member with a wall extending in an arc shape. Further, the wall member is not limited to a plate-like member, and may be a member obtained by bending a thin plate or a block member. Moreover, what was divided | segmented to the length direction from a viewpoint of workability or productivity may be sufficient. Further, the number of holes for screwing may be further increased to narrow the pitch of the holes. In this case, the strength burden per screw can be reduced, so that it is difficult to obtain the effect of reinforcement by the housing. A face grid can also be attached to a place. In addition, you may make it provide the inclined surface which inclines downward toward the outdoor side in the outdoor side corner part of the
本発明は、窓等が設けられる建物開口部に対して面格子を取り付けるのに好適である。 The present invention is suitable for attaching a face lattice to a building opening provided with a window or the like.
1…面格子本体、1a…縦枠、1b…横枠
2…面格子ブラケット
3…壁付部材、3a…プレート、3b…突起、3c…孔
4…サッシ枠、4a…上辺、4b…下辺、4c…左辺、4d…右辺
5…外壁
DESCRIPTION OF
Claims (4)
面格子本体と、当該面格子本体に取り付けられる面格子ブラケットと、壁付部材とを備え、
前記壁付部材は、前記サッシ枠の辺の近傍の壁面に当該サッシ枠に沿うように設置され、
前記面格子ブラケットと前記壁付部材とが固定されている、ことを特徴とする面格子の取付構造。 A mounting structure of a surface lattice corresponding to a sash frame,
A surface lattice body, a surface lattice bracket attached to the surface lattice body, and a walled member,
The walled member is installed on the wall surface in the vicinity of the side of the sash frame so as to follow the sash frame,
The mounting structure of the surface grid, wherein the surface grid bracket and the walled member are fixed.
The length structure of the said wall member is the attachment structure of the surface grid | lattice of Claim 1 or 2 which is substantially the same as the length of the corresponding | compatible side of the said sash frame.
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