JP2015182684A - 計算機システム - Google Patents

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Tatsuya Tokunaga
竜也 徳永
聡美 堀
Satomi Hori
聡美 堀
小田 篤史
Atsushi Oda
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Abstract

【課題】操作者の操作技術を向上させる。【解決手段】乗り物において生成されたデータを受信する計算機システムであって、前記乗り物は、運行予定を示す運行管理データに従って運行し、前記計算機システムは、プロセッサ及びメモリを有し、前記運行管理データを取得し、前記運行中の複数の取得時における前記乗り物の状態に関する乗り物データを、前記乗り物から取得し、前記取得した運行管理データ及び前記取得した乗り物データに基づいて、操作履歴データを生成し、前記生成した操作履歴データに基づいて、前記乗り物の乗客の乗り心地を決定し、前記決定した乗り心地と、前記複数の取得時における乗り物の状態とを表示する履歴画面のデータを、前記生成した操作履歴データに基づいて生成し、前記履歴画面を表示させるため、前記生成した履歴画面のデータを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、計算機システムに関する。
一般に、公共交通機関の乗り物(例えば、電車、バス又は飛行機等)の乗務員は、定期的に運転又は操縦等の訓練を受ける必要がある。乗り物の操作者は、ドライブシミュレータ等の乗務員トレーニングソフトを用いて乗り物の操作を訓練する。ドライブシミュレータは、仮想的に操作環境を画面に表示し、操作者に画面を閲覧させ、かつ、擬似的に操作を操作者に行わせることによって、操作者の技能を向上させるものである。
さらに、運転者の過去の操作の実績に基づいて、運転者の運転技量を算出する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、閉塞区間内のブレーキパターンに基づいて、目標速度を算出する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
運転者は、これらの特許文献1又は特許文献2の技術を用いて、自らの運転の技術を把握し、また、理想的な運転速度等を把握することによって、運転の技術を向上させている。
特開2008−298979号公報 特開2011−217564号公報
ここで、公共交通機関における高い運転技術とは、乗客に不快感を与えず、かつ、定刻に目的地に到達する技術を言う。
しかし、特許文献1に記載された技術は、過去の運転者の操作にのみ起因する運転操作の状況に基づいて運転技術を評価するのみであり、乗客への影響を考慮した指標を提示し、運転技術の向上を図るものではない。
また、特許文献2に記載された技術も、ブレーキパターンのみに基づくものであり、乗客への影響を考慮した指標を提示し、運転技術の向上を図るものではない。
本発明は、過去の操作の実績と操作中の状態とを、乗客への影響に関する指標ともに操作者に提示し、操作者の操作技術を向上させるシステムの提供を目的とする。
本発明の代表的な一形態によると、乗り物において生成されたデータを受信する計算機システムであって、前記乗り物は、運行予定を示す運行管理データに従って運行し、前記計算機システムは、プロセッサ及びメモリを有し、前記運行管理データを取得し、前記運行中の複数の取得時における前記乗り物の状態に関する乗り物データを、前記乗り物から取得し、前記取得した運行管理データ及び前記取得した乗り物データに基づいて、操作履歴データを生成し、前記生成した操作履歴データに基づいて、前記乗り物の乗客の乗り心地を決定し、前記決定した乗り心地と、前記複数の取得時における乗り物の状態とを表示する履歴画面のデータを、前記生成した操作履歴データに基づいて生成し、前記履歴画面を表示させるため、前記生成した履歴画面のデータを出力する。
本発明によれば、操作者の運転技術を向上させることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施例の情報処理システムを示すブロック図である。 本実施例の管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例の運行管理DBの運行管理データを示す説明図である。 本実施例の車上DBの車上データを示す説明図である。 本実施例の運転パラメータを示す説明図である。 本実施例の行路DBの行路データを示す説明図である。 本実施例の運転履歴DBを示す説明図である。 本実施例の運転履歴データを生成する処理を示すフローチャートである。 本実施例の画面遷移を示す説明図である。 本実施例の画面生成処理を示すフローチャートである。 本実施例のメニュー画面を示す説明図である。 本実施例の選択画面を示す説明図である。 本実施例の運転履歴画面を示す説明図である。 本実施例の運転履歴画面の他の例を示す説明図である。 本実施例の状況表示画面を示す説明図である。 本実施例のデータ選択画面を示す説明図である。 本実施例のデータ比較画面を示す説明図である。
以下に本発明を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施例の情報処理システムを示すブロック図である。
図1に示す情報処理システムは、公共交通機関に設置されるシステムであり、中央管理システム10、運行管理システム20、ネットワーク30、少なくとも一つの車両50(50a、50b)、複数の乗務員端末40、及び、気象DB60を含む。
以下において、情報処理システムが鉄道設備に設置される場合を主に記載する。このため、車両50は鉄道車両である。また、車両50の操作者を運転士と記載し、車両50の操作を運転と記載する。
中央管理システム10は、運転士の運転の履歴を保持し、要求に応じて運転の履歴を乗務員端末40に提示するシステムである。中央管理システム10は、管理サーバ11、運転履歴DB101及び行路DB103を含む。
管理サーバ11は、運行管理システム20、車両50及び気象DB60から、ネットワーク30を介してデータを受信する。管理サーバ11は、受信したデータに基づいて、運転の履歴を示す運転履歴データを生成し、生成した運転履歴データを運転履歴DB101に格納する。管理サーバ11は、乗務員端末40、又は、自らに直接接続する出力装置に運転履歴を表示するためのデータを送信する。
運転履歴DB101は、運転士の運転の履歴と運行情報とを含む運転履歴データを保持する。行路DB103は、車両50が通過する行路と、行路に含まれる複数の位置の状態を示す。
本実施例における行路とは、運行することがあらかじめ定められた駅の区間であり、車両50が通過する経路である。駅の区間には、あらかじめ行路名が割り当てられる。行路は、例えば、中央線、又は、山手線等である。また、本実施例の行路は、例えば、東海道線と埼京線とを含む行路など、複数の行路の組合せを一意に示す行路であってもよい。
また、本実施例における行路は、例えば、上り又は下り等の方向を示すてもよい。例えば、行路は、中央線上り、又は、京浜東北線下り等であってもよい。
運行管理システム20は、運行予定を車両50に指示する計算機システムである。ここで、運行予定は、車両50が運行する行路及び時刻等を示す。運行管理システム20は、図示しないプロセッサ、記憶装置及びネットワークインタフェースを有するシステムである。
運行管理システム20は、運行管理DB200を有する。運行管理DB200は、車両50の運行予定を示す運行管理データを含む。車両50は、運行管理システム20から受信する運行管理データに従って運行する。
ネットワーク30は、中央管理システム10、運行管理システム20、車両50、複数の乗務員端末40、及び、気象DB60を接続する。ネットワーク30は、各システム又は各装置と接続できれば、有線によって通信を中継してもよいし、無線によって通信を中継してもよい。
車両50は、操作者が運転する乗り物であり、以下において鉄道車両である。しかし、本実施例の車両50は、バス、航空機、又は、フェリー等のあらかじめ特定の行路が割り当てられ、定刻に目的地に到着する必要がある乗り物であれば、いかなる乗り物であってもよい。
車両50は、車両制御システム51及び車上DB501を有する。車両制御システム51は、プロセッサ、メモリ及びネットワークインタフェースを有する計算機システムである。
車両制御システム51は、運転士からの入力を受け付ける入力装置を有する。また、車両制御システム51は、運転士が車両50を運転する運転台と接続され、運転士が運転台おいて操作した結果を運転パラメータとして取得する。
さらに、車両制御システム51は、車両50に設置されたセンサ(例えば、圧力計、又は、速度計等)に接続され、センサによって測定された測定値を取得する。また、車両50にはカメラが設置されてもよく、車両制御システム51は、カメラにより撮影された画像を取得してもよい。
車両制御システム51は、取得した測定値又は画像等を車上データとして車上DB501に格納する。ここで、車上データは、取得した時刻における車両50の状態を示す。そして、1回の運行において生成された車上データを保持することによって、車上DB501は、運転の履歴を示す。
乗務員端末40は、本実施例のユーザが運転の履歴を確認するための端末である。ここで、本実施例のユーザとは、運転士、車掌、又は、運転士を監督する者など、車両50の運行に関わる者を含み、運転の履歴を閲覧する必要がある者である。
乗務員端末40は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインタフェースを有する計算機システムであり、プリンタ又はディスプレイ等の出力装置、及び、キーボード、マウス又はタッチパネル等の入力装置を有する。乗務員は、乗務員端末40を用いて中央管理システム10に運転履歴の表示を要求する。
気象DB60は、過去の天気に関する気象情報を保持する。本実施例における気象情報は、例えば、晴れ若しくは曇りなどの空模様、風速、風向、又は、霧若しくは落雷等の気象条件を示す。
図2は、本実施例の管理サーバ11のハードウェア構成を示すブロック図である。
管理サーバ11は、プロセッサ12、メモリ13、ネットワークインタフェース14、及び、入出力インタフェース15を有する。プロセッサ12は、演算装置及び制御装置であり、例えばCPUである。
メモリ13は、一時的にデータを記憶する記憶装置である。プロセッサ12は、メモリ13のデータを読み書きすることによって、プログラムを実行する。本実施例のメモリ13には、プログラムである運転履歴生成部16及び画面生成部17が展開される。
運転履歴生成部16は、運転履歴データを生成する処理部である。画面生成部17は、運転履歴データに基づいて運転履歴を示す画像を生成する。
ネットワークインタフェース14は、運行管理システム20、ネットワーク30、車両50、複数の乗務員端末40、及び、気象DB60と、ネットワーク30を介して接続するためのネットワークインタフェースである。
入出力インタフェース15は、運転履歴DB101及び行路DB103と接続するためのインタフェースである。また、管理サーバ11が出力装置及び入力装置と接続される場合、これらと接続するためのインタフェースである。運転履歴生成部16及び画面生成部17の指示により、運転履歴DB101から運転履歴データを読み出し、また、運転履歴DB101に運転履歴データを格納する。
なお、管理サーバ11は、複数の入出力インタフェース15を有してもよい。そして、管理サーバ11は、プリンタ又はディスプレイ等の出力装置、及び、キーボード、マウス又はタッチパネル等の入力装置と、入出力インタフェース15を介して接続されてもよい。
図3は、本実施例の運行管理DB200の運行管理データを示す説明図である。
運行管理DB200は、複数の運行管理データを有する。運行管理データは、車両50の運行予定を示し、時刻表の役割を有する。
運行管理データは、行先2001、種別2002、行路2008、列車番号2003、日時2004、在線位置2005、規制情報2006、運転調整2007及び指令情報2009を含む。
行先2001は、車両50が進む方向を示し、終点となる駅名を示す。
種別2002は、車両50が停車する駅の組合せの種類を示す。例えば、種別2002が「快速」である場合、車両50は、行路における一部の駅に停車せず、当該駅を通過する。また、種別2002が「各駅」である場合、車両50は、行路におけるすべての駅に停車する。
行路2008は、行路の識別子を示す。列車番号2003は、行先2001、種別2002、行路2008、及び、始発時刻の組合せに一意に割り当てられる識別子である。
日時2004は、車両50が、在線位置2005が示す位置を通過するべき時刻を示す。在線位置2005は、行路上の位置を示す。在線位置2005は、運転履歴の変動を正確に把握できる程度に細分化された、線路上の区間を示す。
規制情報2006は、車両50が運行する際に指示される規制の内容を示す。例えば、車両50が徐行するように指示される場合、規制情報2006は、「徐行」を示す。
運転調整2007は、車両50が在線位置2005を実際に通過すべき時刻と、日時2004が示す時刻との差を示す。運転調整2007は、他の車両50の運行状況により、時刻表どおりに運行するべきでない場合に用いられる。
指令情報2009は、規制情報2006及び運転調整2007以外に、運行を整理するための指示を示す。
運行管理システム20は、日時2004及び運転調整2007が示す車両50の運行予定時刻の前に、運行管理データを車両50に送信する。
図4は、本実施例の車上DB501の車上データを示す説明図である。
車上DB501は、複数の車上データを有する。車上データは、運転士5010、列車番号5011、日時5012、在線位置5013、速度5014、ノッチ/ブレーキハンドル位置5015、乗車率5016、空気ブレーキ率5017、空気ブレーキ圧力5018、電気ブレーキ力5019、及び運転台情報5020を含む。
運転士5010は、車両50を運転する運転士の識別子を示す。図4に示す運転士5010は、運転士の氏名を識別子として含むが、本実施例の運転士5010はこれに限られず、運転士を一意に示す識別子であれば、いかなる識別子を含んでもよい。
列車番号5011は、車両50が運行する行先、種別、行路、及び、始発時刻により一意な識別子である。列車番号5011は、車両50が運行するために従った運行管理データの列車番号2003を示す。
日時5012は、在線位置5013を実際に通過した時刻を示す。
在線位置5013は、行路上の位置を示す。在線位置5013は、運行管理DB200の在線位置2005に対応する。車両50が鉄道車両である場合、車両50の車両制御システム51は、列車無線等によりアンテナを介して走行位置を取得し、車上DB501に格納してもよい。
また、車両制御システム51は、特に、車両50が飛行機又はフェリーである場合、GPS等によって飛行位置又は航行位置を取得してもよい。
速度5014は、日時5012が示す時刻において、車両50に設置された速度センサによって測定された速度を示す。
ノッチ/ブレーキハンドル位置5015は、日時5012が示す時刻における車両50への操作の操作量を示す。車両50が鉄道車両である場合、運転士は、ノッチ/ブレーキハンドルを複数の位置に操作することができ、操作した位置の違いによって操作量が決定する。このため、図4に示すノッチ/ブレーキハンドル位置5015には、ハンドルの位置を示す識別子が格納される。
また、車両50がバスである場合、ノッチ/ブレーキハンドル位置5015は、ギアの位置、アクセルペダルの踏み込み量、又は、ハンドルの切れ角度を示す識別子でもよい。車上データは、操作量を示すことができれば、いかなる識別子を含んでもよい。
乗車率5016は、日時5012が示す時刻における乗車率5016を示す。乗車率5016は、車両50底部の空気バネに設置されたセンサが空気バネへの圧力を測定することにより、求められる。
空気ブレーキ率5017は、複数のブレーキによるブレーキの強さにおける、空気ブレーキの強さの比率を示す。具体的には、空気ブレーキ率5017は、空気ブレーキによるブレーキの強さ及び電気ブレーキによるブレーキの強さの合計によって、空気ブレーキによるブレーキの強さを除算して得られた結果を、百分率で表した値である。
図4において、ブレーキの種類は空気ブレーキと電気ブレーキとの2種類である。しかし、車両制御システム51が機械式ブレーキ及び油圧式ブレーキ等のブレーキの強さを取得できる場合、車上DB501は、空気ブレーキ、電気ブレーキ、機械式ブレーキ及び油圧式ブレーキの各々の強さの比率を示す項目を有してもよい。
使用することが推奨されるブレーキがあった場合、車上データにブレーキの強さに関する情報を含めることにより、運転士が推奨されるブレーキを過去に使用した程度を把握することができる。
空気ブレーキ圧力5018は、日時5012が示す時刻において、空気ブレーキにかけられた圧力を示す。また、電気ブレーキ力5019は、日時5012が示す時刻において、電気ブレーキによるブレーキ力を示す。
車上データに空気ブレーキ率が含まれず、空気ブレーキ圧力5018及び電気ブレーキ力5019が車上データに含まれる場合、運転履歴生成部16は、空気ブレーキ圧力5018及び電気ブレーキ力5019から空気ブレーキ率5017又は電気ブレーキ率を算出してもよい。
運転台情報5020は、日時5012が示す時刻の運転台において、運転士が視覚又は聴覚等で認識できる情報を含む。運転台情報5020は、運転パラメータ503、動画ファイル5021、及び静止画ファイル5022を含む。
運転パラメータ503は、日時5012が示す時刻において運転士が認識できる情報のパラメータを示す。運転パラメータ503については後述する。
動画ファイル5021は、日時5012が示す時刻の前後において、運転台から見える動画像を含む。図4に示す動画ファイル5021は、動画像が格納されるファイルのファイル名を示す。
車両制御システム51は、運転台から見える動画像を撮影するカメラを車両50が備えていた場合、日時5012が示す時刻の前後における、運転台から見える動画像を、カメラから取得する。そして、車両制御システム51は、取得された動画像を動画ファイルとして車上DB501に格納し、さらに、格納した動画ファイル名を動画ファイル5021に格納する。
静止画ファイル5022は、日時5012が示す時刻において、運転台から見える静止画像を含む。運転台からみえる静止画像を撮影するカメラを車両50が備えていた場合、車両制御システム51は、日時5012が示す時刻における、運転台からみえる静止画像をカメラから取得する。そして、車両制御システム51は、取得した画像を静止画ファイルとして車上DB501に格納し、さらに、格納した静止画ファイル名を静止画ファイル5022に格納する。
なお、車両50に設置されるカメラは、車窓から見える風景を撮影してもよく、計器及びマスコン等が配置される運転台を撮影してもよい。車両制御システム51が車上データに運転台情報を含めることにより、中央管理システム10が、実際に運転士が直面する状況を、正確に再現することができる。
また、車両50にレコーダーが設置されている場合、車両制御システム51は、運転台における音声を録音し、運転台情報5020に、日時5012が示す時刻の運転台において聴取できる音声を格納してもよい。
図5は、本実施例の運転パラメータ503を示す説明図である。
運転パラメータ503は、運転士が視覚又は聴覚等で認識できる情報であれば、いかなる情報に関するパラメータでもよい。図5に示す運転パラメータ503は、領域5031〜領域5060を含み、運転台の計器に表示されるパラメータを示す。
領域5031は速度を示し、領域5032はATC信号のon又はoffを示し、領域5033はATCパターン速度を示し、領域5034はバッテリー電圧の量を示し、領域5035は架線電圧の量を示す。また、領域5036はBC圧の圧力を示し、領域5037はMR圧の圧力を示し、領域5038はブレーキ表示のon又はoffを示し、領域5039は運用表示灯のon又はoffを示す。
また、領域5040は非常運転のon又はoffを示し、領域5041はATC常用のon又はoffを示し、領域5042はATC非常のon又はoffを示し、領域5043はATC電源のon又はoffを示し、領域5044はATC開放のon又はoffを示し、領域5045はP電源のon又はoffを示し、領域5046はパターン接近のon又はoffを示し、領域5047は常用ブレーキのon又はoffを示し、領域5048は非常ブレーキのon又はoffを示し、領域5049はブレーキ開放のon又はoffを示す。
また、領域5050はATS−Pのon又はoffを示し、領域5051は故障のon又はoffを示し、領域5052はTASC電源のon又はoffを示し、領域5053はTASCパターンのon又はoffを示し、領域5054はTASCブレーキのon又はoffを示し、領域5055はTASC切のon又はoffを示し、領域5056はTASC故障のon又はoffを示し、領域5057は定位置のon又はoffを示し、領域5058はホームドア全閉のon又はoffを示し、領域5059はホームドア連携のon又はoffを示し、領域5060はホームドア分離のon又はoffを示す。
図6は、本実施例の行路DB103の行路データを示す説明図である。
行路DB103は、複数の行路データを含む。行路データは、行路1031、種別1032、駅1033、在線位置1034、勾配1035及び横揺1036を含む。また、図6に示す行路DB103は、行路データ1037及び行路データ1038を含む。
行路DB103の行路データには、あらかじめ値が設定される。管理サーバ11は、定期的に運行管理システム20又は図示しない計算機システムから行路DB103を取得してもよい。また、本実施例の情報処理システムの管理者は、管理サーバ11に接続される入力装置を用いて、定期的又は任意のタイミングにおいて行路DB103を更新してもよい。
行路1031は、行路の識別子を示す。図6に示す行路1031は、行路名を示すが、行路を一意に示す識別子であれば、いかなる値が行路1031に格納されてもよい。
種別1032は、停車する駅の組合せの種類に従って、車両50が停車する駅を示す。図6に示す種別1032は、「快速」の車両50が停車する駅と、「各駅」の車両50が停車する駅とを示す。そして、図6において、種別1032に円の図形が格納される行は、駅1033に車両50が停車することを示す。
駅1033は、行路1031が割り当てられた駅である。在線位置1034は、行路1031に含まれる位置を一意に示す。
勾配1035は、在線位置1034が示す位置における勾配を示す。行路1031が上り又は下り等の方向を示す場合、勾配1035は、上の行路データの駅1033から下の行路データの駅1033へ進んだ場合の勾配を示す。また、行路1031に上り又は下り等の方向を示さない場合、勾配1035には、勾配の上り及び下りを判定するための所定の規則に従って値が格納される。
例えば、図6に示す勾配1035は、車両50が、上の行路データが示す在線位置から下の行路データが示す在線位置に進んだ場合の勾配を示す。このため、B001の在線位置を車両50が日の出駅から日立北駅へ向かって進む場合、行路データ1037の勾配1035によれば、車両50は、B001の在線位置において10‰(パーミル)の坂道を下る。
また、B001の在線位置を車両50が日立北駅から日の出駅へ向かって進む場合、行路データ1037の勾配1035によれば、車両50は、B001の在線位置において10‰の坂道を上る。
横揺1036は、在線位置1034が示す位置において所定の振幅以上の横揺れがあるか否かを示す。なお、横揺1036には、揺れの程度を示す値が格納されてもよい。
図7は、本実施例の運転履歴DB101を示す説明図である。
運転履歴DB101は、複数の運転履歴データを含む。運転履歴データは、履歴ID1009、運転士1010、行路1011、日時1012、遅れ時分1013、勾配1014、横揺1015、行先1016、種別1017、在線位置1018、速度1019、加加速度(jerk)1020、ノッチ/ブレーキハンドル位置1021、乗車率1022、空気ブレーキ率1023、規制情報1024、指令情報1025、天気1026及び運転台情報1027を含む。
運転履歴データは、車上データが車両50から送信されるごとに生成される。そして、一つの車上データに対して一つの運転履歴データが生成される。
履歴ID1009は、始発から終点までの運行を一意に識別するための識別子を示す。より具体的には、履歴ID1009は、始発から終点までの1回の運行において生成された複数の車上データに対応する運転履歴データに、一意に割り当てられる。
運転士1010は、履歴ID1009が示す運行において、車両50を運転した運転士を示す。運転士1010は、車上データの運転士5010に対応する。
行路1011は、履歴ID1009が示す運行における行路の識別子を示す。行路1011は、行路DB103の行路1031に対応する。
日時1012は、履歴ID1009が示す運行において、車上データを取得した日時を示す。日時1012は、車上データの日時5012に対応する。遅れ時分1013は、運行管理データの運転調整2007に対応する。
勾配1014は、在線位置1018の位置における勾配を示す。横揺1015は、在線位置1018の位置における横揺れの有無又は程度を示す。
行先1016は、履歴ID1009が示す運行における終点を示し、車両50の進行方向を示す。行先1016は、運行管理データの行先2001に対応する。種別1017は、車両50が停車する駅の組合せの種類を示し、運行管理データの種別2002に対応する。
在線位置1018は、日時1012における車両50の位置を示し、運行管理データの在線位置2005及び車上データの在線位置5013に対応する。
速度1019は、日時1012における車両50の速度を示す。速度1019は、車上データの速度5014に対応する。
加加速度1020は、複数の車上データの日時5012及び速度5014に基づいて算出される。より具体的には、管理サーバ11は、三つの車上データの日時5012及び速度5014と微分の公式を用いて二つの加速度を算出する。また、管理サーバ11は、算出した二つの加速度を用いて加加速度を算出する。
そして、管理サーバ11の運転履歴生成部16は、算出した加加速度を加加速度1020として運転履歴データに格納する。なお、運転履歴データは、加加速度1020及び加速度の少なくとも一つを含んでもよい。
また、管理サーバ11は、複数の加速度の移動平均を算出し、算出した移動平均を運転履歴データに加速度として格納してもよい。そして管理サーバ11は、移動平均によって算出した加速度を用いて加加速度を算出してもよく、さらに、加加速度の移動平均を、運転履歴データの加加速度1020に格納してもよい。
加速度及び加加速度は、車両50の乗客が感じる乗り心地に影響することが、一般に知られている。加速度又は加加速度が大きい場合、乗客は乗り心地が悪いと感じる。このため、運転履歴生成部16は、運転履歴データに加速度又は加加速度を含める。
ノッチ/ブレーキハンドル位置1021は、車上データのノッチ/ブレーキハンドル位置5015に対応する。乗車率1022は、車上データの乗車率5016に対応する。空気ブレーキ率1023は、車上データの空気ブレーキ率5017に対応する。
規制情報1024は、運行管理データの規制情報2006に対応する。指令情報1025は、運行管理データの指令情報2009に対応する。
天気1026は、気象DB60から取得された気象情報を含む。管理サーバ11は、車上データの日時5012における気象情報を気象DB60から取得し、天気1026に格納する。
運転台情報1027は、車上データの運転台情報5020に対応する。運転台情報1027は、車上データの運転パラメータ503、動画ファイル5021及び静止画ファイル5022の情報を含む。
車両50の車両制御システム51は、運転士による車両50の運行が終了するか、又は、運転士が交代する際、車上DB501の最新の車上データを中央管理システム10に送信する。ここで送信される車上データは、一人の運転士が車両50の運転を開始してから終了するまでの運行中に生成された複数の車上データである。
車両制御システム51は、複数の車上データが生成された運行を識別するため、列車番号5011を用いる。ただし、列車番号5011が日によって一意ではない場合、車両制御システム51は、毎日同じ時刻に車上DB501内の車上データを削除するか、又は、列車番号5011と日時5012が示す日を用いることによって、車上データが生成された運行を識別してもよい。
運転士は、乗務した際に、乗務した運転士の識別子を車両制御システム51の入力装置に入力する。車両制御システム51は、入力装置から運転士の識別子を受け付けた場合、運行が開始されたため、車両データの取得を開始する。そして、車両制御システム51は、車両50の運行中、所定の時間間隔において車両データを生成する。
ここで、所定の時間間隔は、始発から終点までの間の運行の時間に比して十分に短い間隔であり、運転の履歴を把握することができる程度の間隔としてあらかじめ定められた時間間隔である。このため、車両制御システム51は、1回の運行において、複数の車両データを生成する。
運転士が車両50の運転を終了し入力装置に終了の旨を入力した場合、運行が終了したため、車両制御システム51は、車両データの生成を終了する。そして、車両制御システム51は、1回の運行において生じた複数の車上データを、中央管理システム10に送信する。
なお、車両制御システム51は、中央管理システム10に車上データを送信する際に、車上データに運転士5010を付加してもよい。また、車上データの動画ファイル5021又は静止画ファイル5022にファイルを示す識別子が含まれる場合、車両制御システム51は、動画ファイル5021又は静止画ファイル5022が示すファイルのデータを、車上データと関連させて中央管理システム10に送信する。
図8は、本実施例の運転履歴データを生成する処理を示すフローチャートである。
運転履歴生成部16は、起動された後、車両50から1回の運行における複数の車上データを受信したか否かを判定する(811)。1回の運行における複数の車上データを受信しない場合、運転履歴生成部16は、ステップ811に戻り、1回の運行における複数の車上データを受信するまで待つ。
1回の運行における複数の車上データを受信した場合、運転履歴生成部16は、運転履歴データを生成するため、運行管理データ及び気象情報等を運行管理DB200及び気象DB60から取得する(812)。ステップ812において、運転履歴生成部16は、受信した複数の車上データから一つの車上データ(以下、車上データA)を抽出し、以下の処理を実行する。
運転履歴生成部16は、ステップ812において、車上データAの列車番号5011及び在線位置5013と一致する列車番号2003及び在線位置2005を有する運行管理データ(以下、運行管理データB)を、運行管理DB200から取得する。
なお、列車番号5011が日によって一意ではない場合、運転履歴生成部16は、車上データAの日時5012に最も近い日時2004を含む運行管理データBを、取得してもよい。
また、運転履歴生成部16は、ステップ812において、車上データAの在線位置5013と、在線位置1034とが一致する行路DB103の行路データCを取得する。また、運転履歴生成部16は、ステップ812において、車上データAの日時5012の気象情報を、気象DB60から取得する。
また、運転履歴生成部16は、ステップ812において行路データCを取得する際、勾配1035の向き(上り坂、下り坂)も取得する。行路1031に上り又は下り等の方向を示さない場合、運転履歴生成部16は、勾配1035に定められた所定の規則に従って、勾配の向きを取得する。
具体的には、運転履歴生成部16は、受信した複数の車上データの中から、車上データAの日時5012の直前の日時5012の車上データを抽出し、抽出した車上データの在線位置5013を特定する。
そして、運転履歴生成部16は、抽出した在線位置5013が在線位置1034に含まれる行路データ(以下、行路データC')を、行路DB103において特定する。そして、運転履歴生成部16は、行路データC'と行路データCとの行路DB103における順番と、所定の規則とに従って、勾配の向き(上り坂、下り坂)を特定する。
例えば、行路データCが図6に示す行路データ1037であり、行路データC'が行路データ1038であり、かつ、所定の規則として、勾配1035が、上の行路データの在線位置1034から下の行路データの在線位置1034に車両50が進む場合の勾配を示すことが定められている場合、車両50は、B002からB001の方向へ進むため、B001において10‰の上り坂を上る。このため、ここで運転履歴生成部16は、プラス10‰の勾配を取得する。
ステップ812の後、運転履歴生成部16は、取得した車上データA、運行管理データB、行路データC及び気象情報に基づいて、運転履歴データDを生成する(813)。具体的には、運転履歴生成部16は、運転履歴データDにおいて、運転士1010に車上データAの運転士5010を格納する。運転履歴生成部16は、運行管理データBの行路2008を、運転履歴データDの行路1011に格納し、車上データAの日時5012を、運転履歴データDの日時1012に格納する。
また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの遅れ時分1013に、運行管理データBの運転調整2007を格納する。また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの勾配1014に、ステップ812において取得した勾配を格納する。
また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの横揺1015に行路データCの横揺1036を格納し、運転履歴データDの行先1016に運行管理データBの行先2001を格納する。また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの種別1017に運行管理データBの種別2002を格納し、運転履歴データDの在線位置1018に車上データAの在線位置5013を格納する。また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの速度1019に、車上データAの速度5014を格納する。
そして、運転履歴生成部16は、ステップ813において、運転履歴データDの加加速度1020の値を算出する。例えば、運転履歴生成部16は、車上データAの日時5012の直前の日時5012を含む車上データA'と、車上データAの日時5012の直後の日時5012を含む車上データA"と、を受信した複数の車上データから抽出する。
そして、運転履歴生成部16は、例えば、車上データA'の速度5014及び日時5012と車上データAの速度5014及び日時5012とから、加速度a1を算出し、車上データAの速度5014及び日時5012と車上データA"の速度5014及び日時5012とから、加速度a2を算出する。そして、運転履歴生成部16は、加速度a1及び車上データAの日時5012と、加速度a2及び車上データA"の日時5012とから、加加速度を算出する。
そして、運転履歴生成部16は、算出した加加速度を、運転履歴データDの加加速度102に格納する。なお、前述した加速度及び加加速度の算出方法は、一例であり、運転履歴生成部16は、加速を示す指標を算出できれば、いかなる方法で加速度及び加加速度を求めてもよい。また、運転履歴生成部16は、算出した加速度を運転履歴DB101に格納してもよい。
さらに、運転履歴生成部16は、ステップ813において、運転履歴データDにおけるノッチ/ブレーキハンドル位置1021に車上データAのノッチ/ブレーキハンドル位置5015を格納する。車両データにノッチ/ブレーキハンドル位置5015以外の操作量を示す項目が含まれる場合、運転履歴生成部16は、当該項目を運転履歴データDに含める。
ノッチ/ブレーキハンドルの位置は、車両50にかける制動力によって定められるため、ノッチ/ブレーキハンドルの位置によって乗客の乗り心地が異なる。このため、運転履歴生成部16は、ノッチ/ブレーキハンドル位置1021を、運転履歴データに含める。
さらに、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの乗車率1022に車上データAの乗車率5016を格納する。また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの規制情報1024に運行管理データBの規制情報2006を格納し、運転履歴データDの指令情報1025に指令情報2009を格納する。また、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの天気1026に取得した気象情報を格納する。
さらに、運転履歴生成部16は、運転履歴データDの運転台情報1027に、車上データAの運転台情報5020を格納する。これによって、運転履歴生成部16は、ステップ813において運転履歴データDを生成する。
運転履歴生成部16は、ステップ812及びステップ813を、受信したすべての車上データについて実行することによって、一群の運転履歴データを生成する。ここで、一群の運転履歴データは、1回の運行における運転の履歴を示す。
そして、ステップ813の後、運転履歴生成部16は、生成した一群の運転履歴データを運転履歴DB101に格納する(814)。ステップ814において、運転履歴生成部16は、一群の運転履歴データのすべての履歴ID1009に、同じ識別子であり、かつ、運行を一意に識別できる識別子を格納する。
ステップ814の後、運転履歴生成部16は、ステップ811に戻り、1回の運行における複数の車上データを受信するまで待つ。
図9は、本実施例の画面遷移を示す説明図である。
本実施例の乗務員端末40又は管理サーバ11に接続される出力装置(以下、単に出力装置)は、メニュー画面710、選択画面713、運転履歴画面720、状況表示画面750、データ選択画面760及びデータ比較画面770を表示する。なお、乗務員端末40又は管理サーバ11に接続される入力装置を、以下、単に入力装置と記載する。
メニュー画面710は、運転履歴を表示するようにユーザが出力装置に指示するための画面である。選択画面713は、表示する運転履歴を選択するための画面である。運転履歴画面720は、運転履歴を表示するための画面である。
状況表示画面750は、運転中の状況を表示するための画面である。データ選択画面760は、既に表示された運転履歴と比較するための運転履歴を選択するための画面である。データ比較画面770は、運転履歴を比較するための画面である。
ユーザが、入力装置に運転士を識別する情報を入力した場合、画面生成部17は、メニュー画面710を生成し、出力装置にメニュー画面710を表示する。
ユーザが、メニュー画面710に表示された運転履歴画面を表示するためのアイコンを操作した場合、画面生成部17は、選択画面713を生成し、表示する。ユーザが、選択画面713において日時及び行路等を選択し、運転履歴を表示するためのアイコンを操作した場合、画面生成部17は、運転履歴画面720を生成し、表示する。
ユーザが、運転履歴画面720において状況表示を表示するためのアイコンを操作した場合、画面生成部17は、状況表示画面750を表示する。また、ユーザが、運転履歴画面720において運転履歴を比較するためのアイコンを操作した場合、画面生成部17は、データ選択画面760を表示する。ユーザが、データ選択画面760において運転履歴を比較する運転士を選択し、データを比較するためのアイコンを操作した場合、画面生成部17は、データ比較画面770を表示する。
画面生成部17は、図9に示す各画面のデータを生成し、生成したデータを出力装置に送信する。さらに、画面生成部17は、一画面に表示するデータの範囲を指定するデータを出力装置に送信してもよい。これによって、画面生成部17は、図9に示す各画面を出力装置に表示させる。
そして、出力装置は、送信されたデータと指定された範囲とに基づいてディスプレイに画面を表示する。出力装置は、指定された範囲に従って、送信されたデータの一部分をディスプレイに表示してもよい。
図10は、本実施例の画面生成処理を示すフローチャートである。
ユーザは、運転履歴を閲覧したい運転士を識別する情報(例えば、運転士ID)を入力装置に入力することによって画面生成部17に指示する。画面生成部17は、運転士を識別する情報を入力装置から受け付けた場合、受け付けた情報に基づいてメニュー画面710を生成し、表示する(820)。
図11は、本実施例のメニュー画面710を示す説明図である。
メニュー画面710は、運転士表示領域712及びアイコン711を含む。運転士表示領域712は、運転士の氏名、又は、運転士の識別子等を表示する領域である。画面生成部17は、入力装置から受け付けた情報に基づいて、運転士表示領域712を表示する。また、画面生成部17は、現在日時を取得し、運転士表示領域712に取得した現在日時を表示してもよい。
アイコン711は、運転履歴を表示する指示を画面生成部17に送信するためのアイコンである。
ステップ820の後、画面生成部17は、運転履歴を表示する指示を受け付けたか否かを判定する(821)。ユーザがアイコン711を操作した場合、画面生成部17は、運転履歴を表示する指示を受け付けたと判定し、選択画面713を生成する。運転履歴を表示する指示を受け付けたと判定されない場合、画面生成部17は、ステップ821を繰り返す。
図12は、本実施例の選択画面713を示す説明図である。
選択画面713は、運転士表示領域712、戻り領域714、日時選択領域715、駅選択領域716、行路選択領域717、履歴リスト718、及び、指示領域719を含む。
図12に示す運転士表示領域712は、メニュー画面710における運転士表示領域712と同じであり、運転士の氏名等を表示する領域である。戻り領域714は、選択画面713からメニュー画面710に戻る指示を、画面生成部17に送信するための領域である。
日時選択領域715は、運転履歴が示す運行が行われた日時を選択するための領域である。日時選択領域715は、チェックボックス、又は、プルダウンメニュー等のユーザインタフェースを含み、ユーザに日時を選択させる。ユーザは、日時選択領域715において、日、及び、時刻の少なくとも一方を指定してもよい。また、時刻は、「8時台」など、時間帯によって選択されてもよい。
駅選択領域716は、運転履歴が通過したことを示す駅の区間を選択するための領域である。駅選択領域716は、チェックボックス、又は、プルダウンメニュー等のユーザインタフェースを含み、ユーザに駅を選択させる。
行路選択領域717は、運転履歴が通過したことを示す行路と、その行路の行先を選択するための領域である。駅選択領域716は、チェックボックス、又は、ボタン等のユーザインタフェースを含み、ユーザに行路及び行先を選択させる。ユーザは、行路選択領域717において、行路のみを選択してもよい。
ユーザは、日時選択領域715、駅選択領域716、及び、行路選択領域717の少なくとも一つを用いて、閲覧したい運転履歴の条件を選択する。ステップ822において、日時選択領域715、駅選択領域716、及び、行路選択領域717の少なくとも一つを用いた場合、画面生成部17は、選択された条件に基づいて、表示すべき履歴リスト718を選択画面713に表示する。
履歴リスト718は、日時選択領域715、駅選択領域716、及び、行路選択領域717において選択された条件に該当する運転履歴のリストを表示する。画面生成部17は、ステップ822において、選択された条件を用いて、運転履歴DB101から運転履歴データを抽出することにより、履歴リスト718を生成する。
例えば、日時選択領域715のみに日、時刻又は時間帯が設定された場合、画面生成部17は、運転履歴DB101から、運転士1010が、ステップ820に受け付けた情報が示す運転士であり、かつ、日時1012が、日時選択領域715に設定された日、時刻、又は時間帯を示す運転履歴データの履歴ID1009を抽出する。そして、画面生成部17は、抽出した履歴ID1009と同じ履歴ID1009の一群の運転履歴データを運転履歴DB101から抽出する。
ここで、履歴ID1009を抽出できない場合、画面生成部17は、履歴リスト718に何も表示せず、選択された条件を変更するような指示を選択画面713に表示してもよい。以下において、履歴ID1009が一つ抽出された場合を示すが、ここで抽出される履歴ID1009は、複数でもよい。
また、ここで、画面生成部17は、運転履歴DB101に含まれる一群の運転履歴データの中で最も早い運転履歴データ(以下、始発運転履歴データ)の日時1012が、日時選択領域715に設定された日、時刻、又は時間帯に該当する場合、当該一群の運転履歴データの履歴ID1009を抽出してもよい。これは、一群の運転履歴データの中で、日付が異なる日時1012が含まれる場合があるためである。
画面生成部17は、抽出した履歴ID1009の一群の運転履歴データから、始発運転履歴データの、行路1011、行先1016、在線位置1018及び日時1012を抽出する。ここで、画面生成部17は、行路DB103に基づいて、抽出した在線位置1018に相当する駅1033を始発駅として特定する。
そして、画面生成部17は、日時選択領域715において設定された日、時刻、又は、時間帯と、抽出した行路1011、行先1016、及び、日時1012と、特定した始発駅とを示すアイコンを、履歴リスト718に表示する。
駅選択領域716に駅が二つ設定された場合、画面生成部17は、設定された二つの駅を含む行路を、行路DB103の在線位置1034及び行路1031から取得する。そして、画面生成部17は、運転士1010が、ステップ820に受け付けた情報が示す運転士であり、かつ、行路1011が、取得した行路である一群の運転履歴データを、運転履歴DB101から抽出する。
そして、画面生成部17は、抽出した一群の運転履歴データの中から、始発運転履歴データを特定し、特定した運転履歴データの行路1011、行先1016、日時1012、及び、在線位置1018を抽出する。画面生成部17は、抽出した在線位置1018と行路DB103とに基づいて、始発駅を特定する。そして、画面生成部17は、前述の例と同じく、抽出した情報及び特定した始発の駅を示すアイコンを、履歴リスト718に表示する。
ここで、日時選択領域715と駅選択領域716とが設定された場合、画面生成部17は、日時選択領域715と駅選択領域716とに設定された条件に該当する一群の運転履歴データを抽出する。
行路選択領域717において、行路と行先とが設定された場合、画面生成部17は、運転士1010が、ステップ820に受け付けた情報が示す運転士であり、かつ、行路1011及び行先1016が設定された行路と行先とに該当する一群の運転履歴データを、運転履歴DB101から抽出する。
そして、画面生成部17は、抽出した一群の運転履歴データの中から、始発運転履歴データを特定し、特定した運転履歴データの行路1011、行先1016、日時1012、及び、在線位置1018を抽出する。そして、画面生成部17は、前述の例と同じく、抽出した情報及び特定した始発の駅を示すアイコンを、履歴リスト718に表示する。
なお、画面生成部17は、運転履歴データを抽出できる情報であれば、いかなる情報を選択画面713に表示してもよい。例えば、行路選択領域717に、行路の種別を選択するためのアイコンを表示してもよい。そして、画面生成部17は、一群の運転履歴データを抽出する際に、選択された種別と種別1017とが一致する一群の運転履歴データを抽出してもよい。これによって、画面生成部17は、表示する運転履歴データを正確に絞り込むことができる。
また、画面生成部17は、ユーザが、運転履歴データを選択できればいずれの情報を履歴リスト718に表示してもよく、例えば、履歴ID1009のみを履歴リスト718に表示してもよい。また、抽出した一群の運転履歴データが複数である場合、画面生成部17は、複数のアイコンを履歴リスト718に表示する。
以上によって、ステップ822において、画面生成部17は、履歴リスト718を表示する。ユーザは、表示された履歴リスト718のアイコンを操作することにより、運転履歴画面720に表示する一群の運転履歴データを選択する。
ステップ822の後、ユーザが、履歴リスト718のアイコンを選択した場合、画面生成部17は、選択されたアイコンに対応する一群の運転履歴データの指定を受け付ける(823)。そして、画面生成部17は、受け付けた一群の運転履歴データを運転履歴DB101から取得する(824)。そして、画面生成部17は、取得した一群の運転履歴データに基づいて、運転履歴画面720を生成し、表示する(825)。
図13は、本実施例の運転履歴画面720を示す説明図である。
運転履歴画面720は、戻り領域744、行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、データ比較725、及びタイムライン726を含む。戻り領域744は、運転履歴画面720から選択画面713に戻る際にユーザが操作する領域である。
行路721及び行先722は、運転履歴画面720において表示される一群の運転履歴データの行路1011及び行先1016を示す。また、始発723は、表示される一群の運転履歴データの中の始発運転履歴データの在線位置1018に対応する駅(行路DB103の駅1033)、及び、始発運転履歴データの日時1012を示す。
運転士表示領域712は、メニュー画面710及び選択画面713における運転士表示領域712と同じである。
状況表示724は、状況表示画面750を表示するための領域である。データ比較725は、データ選択画面760を表示するための画面である。タイムライン726は、一群の運転履歴データを時系列に表示するための領域である。
タイムライン726は、領域746、領域747、領域748及びスライド749を含む。領域746は、車両50の運行の都度、変化することが少ない条件を表示するための領域である。領域746は、時刻727、駅728、調整729、遅れ時間745、勾配730、及び、横揺743を含む。
領域747は、運転士の運転に起因する事象に関する情報を表示するための領域であり、乗客の乗り心地に関する情報を表示するための領域である。領域747は、エコ731、ブレーキ比統計732、速度733、ノッチ/ブレーキ位置734、加加速度735、評価736及び評価統計737を含む。
領域748は、車両50の運行ごとに変化する条件を表示するための領域である。領域748は、乗車率738、規制情報739、指令情報740及び天気741を含む。
スライド749は、運転履歴画面720に表示する運転履歴データの範囲を指定するためのユーザインタフェースである。
時刻727は、運行における実績の時刻を示し、運転履歴データの日時1012に相当する。画面生成部17は、一つの運転履歴データに含まれる情報を、タイムライン726の縦軸(以下、Y軸)において表示し、一群の運転履歴データをタイムライン726の横軸(以下、X軸)方向に表示することによって、ユーザに運転履歴データを提供する。
本実施例のタイムライン726は、等間隔の時刻によってX軸の座標が定められている。このため、車両50の速度が速い場合の運転履歴データは、タイムライン726において密に表示される。
画面生成部17は、一つの運転履歴データを表示するため、一つのX座標における表示をY軸方向に定めた後に、他の運転履歴データを表示するため、他のX座標における表示を定めてもよい。また、一群の運転履歴データにおける同じ項目の値に基づいて一つのY座標における表示をX軸方向に定めた後に、他の項目の値を表示するための他のY座標における表示を定めてもよい。
時刻727は、表示する一群の運転履歴データのすべての日時1012を含む時間帯を、等分に分割した時刻を表示する。時刻727は、日時1012と対応するため、時刻727と日時1012とが対応する位置が、運転履歴データの値を表示するX座標の位置に相当する。
駅728は、在線位置1018に対応する駅1033の駅名を示す。図13における画面生成部17は、行路DB103において、運転履歴データの在線位置1018に駅1033が割り当てられている場合、駅728を表示する。
ここで、画面生成部17は、一群の運転履歴データの種別1017に一致する行路DB103の種別1032の列の情報から、表示する一群の運転履歴データが示す運行が停車した駅1033を取得してもよい。そして、取得した駅1033と在線位置1018とが一致する場合、画面生成部17は、駅728を表示してもよい。
調整729は、運転調整の有無を示し、運転履歴データの遅れ時分1013を示す。図13における画面生成部17は、遅れ時分1013が0ではない場合、調整729を表示する。また、画面生成部17は、在線位置1018に駅1033が割り当てられている場合のみ、調整729を表示してもよい。
遅れ時間745は、一群の運転履歴データにおけるすべての遅れ時分1013の統計量を示す。ここで、統計量とは、例えば、各駅における遅れ時分1013の合計を、駅の数によって除算した結果である平均値でもよいし、又は、各駅における遅れ時分1013の最大値であってもよい。画面生成部17は、表示する一群の運転履歴データのすべての遅れ時分1013に基づいて統計量を算出し、遅れ時分1013に表示する。
勾配730は、運転履歴データの勾配1014を示す。画面生成部17は、一群の運転履歴データにおいて、日時1012が連続している運転履歴データの勾配1014が同じ値である場合、同じ勾配1014の範囲を示す図形を勾配730としてタイムライン726に表示してもよい。
横揺743は、運転履歴データの横揺1015を示す。画面生成部17は、横揺1015が「有」の場合、横揺れを示す図形を横揺743としてタイムライン726に表示する。また、横揺1015が横揺の程度を示す場合、画面生成部17は、横揺の程度を色等によって表現する図形を表示してもよい。
画面生成部17が領域747に対応するように勾配730等の領域746を表示することによって、ユーザは、運転士の運転の様子と、当該運転の行路における変化しない条件を把握することができる。そして、ユーザは、変化しない条件が運転に与える影響を把握することにより、当該行路を運行した場合の運転方法を検討できるため、領域746の表示は、運転士の運転技術を向上させることができる。
エコ731は、空気ブレーキ率1023の値に従って表示される。例えば、空気ブレーキ率1023が所定の閾値よりも大きい場合、画面生成部17は、空気ブレーキを比較的多用していることを示す図形を、エコ731として表示する。また、空気ブレーキ率1023が所定の閾値以下である場合、画面生成部17は、電気ブレーキを比較的多用していることを示す図形を、エコ731として表示する。
画面生成部17は、エコ731を表示することによって、運転士が無駄なエネルギーを使用せずに運転できたか否かを、ユーザに提供することができる。そして、ユーザは、無駄なエネルギーを使わずに運転することを運転士に心がけさせることによって、運転士の運転技術を向上させる。本実施例において、空気ブレーキを多用しない運転が、無駄なエネルギーを使用しない運転であり、技術が高い運転である。
ブレーキ比統計732は、一群の運転履歴データの空気ブレーキ率1023の統計値に基づいて、1回の運行において多用した電気ブレーキ又は空気ブレーキを示す。ここで、統計値とは、空気ブレーキ率の合計でもよいし、空気ブレーキ率の最高値であってもよい。ブレーキ比統計732は、一群の運転履歴データにおける空気ブレーキ率1023の量を示すことができれば、いかなる統計値でもよい。
速度733は、運転履歴データの速度1019を示す。図13における画面生成部17は、一群の運転履歴データの速度1019の推移を、点線によって表示する。
ノッチ/ブレーキ位置734は、運転履歴データのノッチ/ブレーキハンドル位置1021を示す。画面生成部17は、ノッチ/ブレーキ位置734による操作量を定量的に表示し、運行における変遷が認識できるようにノッチ/ブレーキ位置734を表示する。
加加速度735は、運転履歴データの加加速度1020を示す。画面生成部17は、一群の運転履歴データにおいて複数の運転履歴データが同じ加加速度1020である場合、同じ加加速度であることを示す記号を加加速度735として表示してもよい。
運転履歴データに加速度が含まれる場合、画面生成部17は、加速度を運転履歴画面720に表示してもよい。
評価736は、運転履歴データから判定できる乗り心地の評価結果を示す。ここで、乗り心地は、一つ又は複数の運転履歴データに基づいて乗り心地を判定できる方法であれば、いかなる方法によって評価されてもよい。
画面生成部17は、例えば、加加速度1020(又は、加速度)及びノッチ/ブレーキハンドル位置1021に従って乗り心地を判定してもよい。例えば、加加速度1020(又は、加速度)が所定の閾値以下であり、かつ、ノッチ/ブレーキハンドル位置1021が所定の位置である運転履歴データを、乗り心地がよい運転履歴データに決定してもよい。そして、画面生成部17は、乗り心地がよい運転履歴データが表示されるX座標上に、乗り心地がよいことを示す図形又は記号等を評価736として表示してもよい。
図13における評価736は、乗り心地がよい評価である場合、円記号であり、乗り心地が悪い評価である場合、斜め十字記号である。
さらに、画面生成部17は、乗り心地と運転技術との評価結果を、評価736として表示してもよい。例えば、画面生成部17は、空気ブレーキ率1023が第1の閾値以下であり、かつ、加加速度1020(又は、加速度)が第2の閾値以下であり、かつ、ノッチ/ブレーキハンドル位置1021が所定の位置である運転履歴データを、乗り心地がよく、かつ、運転技術が高い運転履歴データと定めてもよい。そして、画面生成部17は、乗り心地がよく、かつ、運転技術が高い運転履歴データが表示されるX座標上に、高い評価を示す図形又は記号等を表示してもよい。
また、乗り心地の評価を決定する方法として、例えば、画面生成部17は、横揺1015と加加速度1020とが所定の条件に該当した場合、乗り心地が悪いと決定してもよい。また、運転履歴DB101に加速度の情報が含まれる場合、画面生成部17は、加速度を用いて乗り心地を決定してもよい。
評価統計737は、1回の運行における乗り心地を定量的に評価するための指標を表示する。より具体的には、評価統計737は、一群の運転履歴データにおける評価736の統計値を示す。
例えば、評価統計737は、一群の運転履歴データにおいて、乗り心地がよいと決定された運転履歴データの合計数、及び、乗り心地が悪いと決定された運転履歴データの合計数を示す。また、画面生成部17は、乗り心地がよいと決定された運転履歴データの合計数と、乗り心地が悪いと決定された運転履歴データの合計数との比率を算出し、算出した比率を評価統計737として表示してもよい。
乗車率738は、運転履歴データの乗車率1022を示す。画面生成部17は、一群の運転履歴データにおいて複数の運転履歴データが同じ乗車率1022である場合、同じ乗車率であることを示す記号を乗車率738として表示してもよい。
規制情報739は、運転履歴データの規制情報1024を示す。画面生成部17は、一群の運転履歴データにおいて複数の運転履歴データが同じ規制情報1024である場合、同じ規制情報であることを示す記号を規制情報739として表示してもよい。
指令情報740は、運転履歴データの指令情報1025を示す。天気741は、運転履歴データの天気1026を示す。画面生成部17は、天気1026が示す空模様を、所定の記号によって表示してもよい。
画面生成部17が領域747に対応するように天気741を含む領域748を表示することによって、ユーザは、運転士の運転の様子と、当該運転をした際に発生した条件を把握することができる。そして、ユーザは、その運転の理由となった条件を把握することにより、同じ条件が発生した場合の運転方法を検討できるため、領域748の表示は、運転士の運転技術を向上させることができる。
なお、画面生成部17は、図13に示す運転履歴画面720以外であっても、乗り心地を評価する情報を表示できれば、いかなる運転履歴画面720を表示してもよい。
図14は、本実施例の運転履歴画面720の他の例を示す説明図である。
画面生成部17は、加加速度735、評価736及び評価統計737を、運転履歴画面720に表示する代わりに、乗り心地評価781及び乗り心地統計782を運転履歴画面720に表示してもよい。
乗り心地評価781は、加加速度1020に基づいて判定される乗り心地の評価結果を表示する。例えば、画面生成部17は、乗り心地が悪いか否かを判定するための所定の閾値を、加加速度1020が上回る場合、乗り心地が悪いことを示す図形(図14において、不快時の人の顔)を、乗り心地評価781として表示する。
また、例えば、画面生成部17は、乗り心地が良いか否かを判定するための判定の閾値を、加加速度1020が下回る場合、乗り心地が良いことを示す図形(図14において、笑顔の人の顔)を、乗り心地評価781として表示する。
乗り心地統計782は、評価統計737と同じく、乗り心地が悪いと判定された回数の統計値、及び、乗り心地が良いと判定された回数の統計値を表示する。
画面生成部17は、運転履歴画面720に、乗り心地評価781及び乗り心地統計782を表示することによって、運転士による運転が乗客に与えた影響を認識させることができる。そしてこれにより、運転士は、乗り心地が悪かった時の運転を改善し、乗り心地が良かった時の運転を参照することができ、運転技術の向上を図ることができる。
出力装置は、送信されたデータと指定された範囲とに基づいてディスプレイに運転履歴画面720を表示する。出力装置は、指定された範囲に従って、送信されたデータの一部分をディスプレイに運転履歴画面720として表示してもよい。ユーザは、入力装置を用いてスライド749そ操作することによって、画面生成部17が生成した運転履歴画面720のデータのすべてを、出力装置に出力させるようにしてもよい。
ステップ825において運転履歴画面720を表示した後、画面生成部17は、運転履歴画面720の状況表示724又はデータ比較725が操作されるか否かを判定する(826)。
状況表示724が操作された場合、画面生成部17は、ステップ827及びステップ828を実行し、状況表示画面750を表示する。また、データ比較725が操作された場合、画面生成部17は、ステップ829〜ステップ832を実行し、データ選択画面760及びデータ比較画面770を表示する。
ステップ827において、画面生成部17は、運転履歴画面720に表示された一群の運転履歴データの運転台情報1027を、運転履歴DB101から取得する。ステップ827の後、画面生成部17は、運転履歴画面720と、取得した運転履歴DB101とに基づいて、状況表示画面750を生成する(828)。
図15は、本実施例の状況表示画面750を示す説明図である。
状況表示画面750は、戻り領域756、行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、データ比較725、タイムライン726、及び、状況表示領域751を含む。戻り領域756は、状況表示画面750から選択画面713に戻る際にユーザが操作する領域である。
行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、データ比較725、及び、タイムライン726は、運転履歴画面720における行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、データ比較725、及び、タイムライン726と同じである。
ただし、画面生成部17は、タイムライン726が一度に表示される範囲を指定することによって、状況表示領域751とタイムライン726とを出力装置の一つの画面に表示させる。また、画面生成部17は、タイムライン726において、日時1012を指定するためのライン755を表示する。
画面生成部17は、状況表示724が操作された場合、タイムライン726が表示される固定された枠の所定のX座標に、ライン755を表示する。ライン755は、同じX座標に表示されてもよい。そして、ライン755が表示されたX軸の座標に対応する日時1012の運転履歴データの運転台情報1027を、状況表示画面750に表示する。
なお、ユーザは、スライド749を操作し、タイムライン726をスライドさせることによって、ライン755が指定する日時1012を変更してもよい。画面生成部17は、ライン755が指定する日時1012を新たに受け付けた場合、状況表示画面750を更新する。
状況表示画面750は、車窓画像752、運転台753及びコントロール領域754を含む。車窓画像752は、運転台情報1027が示す動画ファイル又は静止画ファイルを表示するための領域である。
運転台753は、運転台情報1027が含む動画ファイル又は静止画ファイル(又はそのリンク)が運転台の画像を示す場合、運転台情報1027が示す動画ファイル又は静止画ファイルを表示するための領域であってもよい。また、画面生成部17は、運転台情報1027が示す運転パラメータ503の値を、運転台753に表示してもよい。
コントロール領域754は、状況表示画面750に表示される運転台情報を、日時1012の時系列に自動的に更新したり、過去の日時1012に巻き戻したりする場合に、ユーザが操作する領域である。
なお、運転履歴DB101の運転台情報1027に音声ファイル又は音声ファイルへのリンクが格納され、出力装置にスピーカーが備わる場合、画面生成部17は、音声ファイルを出力装置に送信し、状況表示画面750が表示された際に音声ファイルを再生させるようにしてもよい。
ステップ828において、画面生成部17が状況表示画面750を表示することによって、ユーザは、タイムライン726において指定された日時1012における運転者の状況をより多面的に把握することができる。例えば、特定の日時1012において、運転中の状況が、前方を進行する他の車両50を視認できる状況であったことを車窓画像752から把握することができる。
ステップ829において、画面生成部17は、データ選択画面760を生成し、表示する。
図16は、本実施例のデータ選択画面760を示す説明図である。
データ選択画面760は、戻り領域761、行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、日時選択領域762、運転士選択領域763、及び、履歴リスト764を含む。戻り領域761は、データ選択画面760から運転履歴画面720に戻る際にユーザが操作する領域である。
データ選択画面760における行路721、行先722、始発723及び運転士表示領域712は、運転履歴画面720における行路721、行先722、始発723及び運転士表示領域712と同じである。
日時選択領域762は、運転履歴画面720において表示した運転履歴と、比較したい運転履歴が生成された日時を選択するための領域である。日時選択領域762は、チェックボックス、又は、プルダウンメニュー等のユーザインタフェースを含み、ユーザに日時を選択させる。ユーザは、日時選択領域762において、日、及び、時刻の少なくとも一方を指定してもよい。また、時刻は、「8時台」など、時間帯によって選択されてもよい。
運転士選択領域763は、運転履歴画面720において表示した運転履歴と、比較したい運転履歴を生成した運転士を選択するための領域である。運転士選択領域763は、チェックボックス、又は、プルダウンメニュー等のユーザインタフェースを含み、ユーザに運転士の識別子を選択させる。
例えば、日時選択領域762に日、時刻又は時間帯が設定された場合、画面生成部17は、運転士1010が、ステップ820に受け付けた情報が示す運転士以外の運転士を示し、かつ、日時1012が、日時選択領域762に設定された日、時刻、又は時間帯を示し、かつ、行路1011、行先1016及び種別1017が、運転履歴画面720において表示した一群の運転履歴データの行路1011、行先1016及び種別1017と同じである運転履歴データの履歴ID1009を、運転履歴DB101から抽出する。
そして、画面生成部17は、抽出した履歴ID1009と同じ履歴ID1009の一群の運転履歴データ(以下において、比較運転履歴データ群と記載)を抽出する。
ここで、履歴ID1009を抽出できない場合、画面生成部17は、履歴リスト764に何も表示しない。以下において、履歴ID1009が一つ抽出された場合を示すが、ここで抽出される履歴ID1009は、複数でもよい。
また、ここで、画面生成部17は、運転履歴DB101において、始発運転履歴データの日時1012が、日時選択領域715に設定された日、時刻、又は時間帯に該当する一群の運転履歴データがある場合、当該一群の運転履歴データを比較運転履歴データ群として抽出してもよい。
画面生成部17は、抽出した履歴ID1009の比較運転履歴データ群から、始発運転履歴データの、在線位置1018、日時1012及び運転士1010を抽出する。ここで、画面生成部17は、行路DB103に基づいて、抽出した在線位置1018に相当する駅1033を始発の駅として特定する。
そして、画面生成部17は、日時選択領域762において設定された日、時刻、又は、時間帯と、抽出した日時1012及び運転士1010、並びに、特定した始発の駅を示すアイコンを、履歴リスト764に表示する。
また、例えば、運転士選択領域763のみに運転士の識別子が設定された場合、画面生成部17は、運転履歴DB1012から、設定された運転士の識別子に対応する運転士1010を有し、かつ、行路1011、行先1016及び種別1017が、運転履歴画面720において表示した一群の運転履歴データの行路1011、行先1016及び種別1017と同じである運転履歴データを、比較運転履歴データ群として抽出する。
そして、画面生成部17は、抽出された比較運転履歴データ群の中から、始発運転履歴データを特定し、特定した始発運転履歴データの日時1012、在線位置1018、及び、運転士1010を抽出する。画面生成部17は、在線位置1018と行路DB103とに基づいて、始発の駅を特定する。そして、画面生成部17は、前述の例と同じく、抽出した情報及び特定した始発の駅を示すアイコンを、履歴リスト764に表示する。
ここで、日時選択領域762と運転士選択領域763とが設定された場合、画面生成部17は、日時選択領域715と運転士選択領域763とに設定された条件に該当する複数の運転履歴データを、比較運転履歴データ群として抽出する。
以上によって、ステップ829において、画面生成部17は、履歴リスト764を表示する。ユーザは、表示された履歴リスト764のアイコンを操作することにより、データ比較画面770に表示する比較運転履歴データ群を選択する。
ステップ829の後、ユーザが、履歴リスト764のアイコンを選択した場合、画面生成部17は、選択されたアイコンに対応する比較運転履歴データ群の指定を受け付ける(830)。そして、画面生成部17は、受け付けた比較運転履歴データ群を運転履歴DB101から取得する(831)。そして、画面生成部17は、取得した比較運転履歴データ群と、運転履歴画面720に表示した一群の運転履歴データとに基づいて、データ比較画面770を生成し、表示する(832)。
図17は、本実施例のデータ比較画面770を示す説明図である。
データ比較画面770は、戻り領域771、行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、及び、データ比較725を含む。データ比較画面770は、さらに、比較情報774、タイムライン726a、及び、タイムライン726bを含む。
戻り領域761は、データ比較画面770からデータ選択画面760に戻る際にユーザが操作する領域である。データ比較画面770における行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、及び、データ比較725は、運転履歴画面720における行路721、行先722、始発723、運転士表示領域712、状況表示724、及び、データ比較725と同じである。
比較情報774は、データ選択画面760の履歴リスト764において選択した比較運転履歴データ群を示す。画面生成部17は、比較運転履歴データ群の始発運転履歴データの日時1012、運転士1010、及び、在線位置1018に対応する駅1033を、比較情報774として表示する。
タイムライン726aは、運転履歴画面720のタイムライン726と同じ画面を表示するための領域である。タイムライン726bは、比較運転履歴データ群を表示するための領域である。
画面生成部17は、ステップ832において、ステップ825におけるタイムライン726の生成と同じく、タイムライン726aを生成する。また、画面生成部17は、ステップ825と同じ方法によって、比較運転履歴データ群の運転履歴データを表示するためのタイムライン726bを生成する。
画面生成部17は、タイムライン726a及びタイムライン726bを一つの画面において表示できるように、タイムライン726a及びタイムライン726bが表示される範囲を指定する。そして、タイムライン726aにライン772を表示し、タイムライン726bにライン773を表示する。
ライン772は、運転履歴データの日時1012を示す。ライン773は、ライン772が示す運転履歴データと対比する運転履歴データを示す。図17において、ユーザは、同じ日時1012の運転履歴データを対比する。
具体的には、画面生成部17は、ライン755と同じく、ライン772をタイムライン726aの所定の位置に表示する。そして、画面生成部17は、ライン772が示す運転履歴データの日時1012を特定し、比較運転履歴データ群の中から特定した日時1012と同じ日時1012の運転履歴データ(以下、運転履歴データS)を抽出する。そして、画面生成部17は、運転履歴データSの日時1012に相当するタイムライン726bのX座標に、ライン773を表示する。
画面生成部17は、ライン773を所定の位置に表示し、タイムライン726bを表示する範囲をライン773にあわせるように表示してもよい。また、本実施例のユーザは、同じ在線位置1018の運転履歴データを対比してもよい。
この場合、画面生成部17は、ライン755と同じく、ライン772をタイムライン726aの所定の位置に表示する。そして、画面生成部17は、ライン772が示す運転履歴データの在線位置1018を特定し、比較運転履歴データ群の中から特定した在線位置1018と同じ在線位置1018の運転履歴データ(以下、運転履歴データT)を抽出する。そして、画面生成部17は、運転履歴データTの日時1012に相当するタイムライン726bのX座標に、ライン773を表示する。
データ比較画面770を表示することによって、画面生成部17は、複数の運転士による運転履歴を、ユーザに比較させることができる。そして、ユーザは、データ比較画面770を参照して、複数の運転士の運転技術を把握することができ、複数の運転士全体の運転技術を向上させることができる。
本実施例によれば、運転履歴画面720に、乗り心地評価781等の乗り心地を示す指標と、運転履歴とを表示することによって、運転士による運転が乗客に与えた影響を認識させることができる。そしてこれにより、運転士は、乗り心地が悪かった時の運転を改善し、乗り心地が良かった時の運転を参照することができ、運転技術の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路等で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、若しくは、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、若しくは、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 中央管理システム
11 管理サーバ
20 運行管理システム
30 ネットワーク
40 乗務員端末
50 車両
51 車両制御システム
60 気象DB
101 運転履歴DB
103 行路DB
200 運行管理DB
501 車上DB

Claims (10)

  1. 乗り物において生成されたデータを受信する計算機システムであって、
    前記乗り物は、運行予定を示す運行管理データに従って運行し、
    前記計算機システムは、
    プロセッサ、メモリ及び出力部を有し、
    前記プロセッサは、
    前記運行管理データを取得し、
    前記運行中の複数の取得時における前記乗り物の状態に関する乗り物データを、前記乗り物から取得し、
    前記取得した運行管理データ及び前記取得した乗り物データに基づいて、操作履歴データを生成し、
    前記生成した操作履歴データに基づいて、前記乗り物の乗客が感じる乗り心地の評価を決定し、
    前記決定した乗り心地の評価と、前記複数の取得時における乗り物の状態とを表示する履歴画面のデータを、前記生成した操作履歴データに基づいて生成し、
    前記出力部は、前記履歴画面を表示するため、前記生成した履歴画面のデータを出力することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記乗り物データは、
    前記複数の取得時において測定された前記乗り物の速度を示す速度情報と、
    前記複数の取得時において取得された前記乗り物への操作を示す操作情報と、を含み、
    前記プロセッサは、
    前記速度情報に基づいて加速に関する加速指標を算出し、
    前記加速指標と前記操作情報とに基づいて、前記複数の取得時における前記乗り心地の評価を決定することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記乗り物は、複数の種類のブレーキを有し、
    前記乗り物データは、前記複数の取得時において取得された前記複数の種類のブレーキの強さに関するブレーキ情報を含み、
    前記プロセッサは、前記加速指標と前記操作情報と前記ブレーキ情報とに基づいて、前記複数の取得時における前記乗り心地の評価を決定することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項3に記載の計算機システムであって、
    前記ブレーキ情報は、前記複数の種類のブレーキの強さの比率を示し、
    前記プロセッサは、
    前記加速指標として、前記速度情報に基づく加加速度を算出し、
    前記加加速度が第1の閾値以下であるか否かを判定し、
    前記複数の種類のブレーキの中で所定のブレーキの強さの比率が第2の閾値以下であるか否かを判定し、
    前記操作情報が、前記乗り物への操作が所定の操作であるか否かを示し、
    前記加加速度が第1の閾値以下であり、かつ、前記所定のブレーキの強さの比率が第2の閾値以下であり、かつ、前記乗り物への操作が所定の操作である場合、乗り心地がよく、かつ、操作技術が高いことを前記乗り心地の評価として決定することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項3に記載の計算機システムであって、
    前記ブレーキ情報は、前記複数の種類のブレーキの強さの比率を示し、
    前記プロセサは、
    前記複数の種類のブレーキの中で少なくとも一つのブレーキの強さの比率が所定の閾値を超えたか否かを判定し、
    前記少なくとも一つのブレーキの強さの比率が所定の閾値を超えた場合、当該ブレーキの種類と、前記決定した乗り心地の評価と、前記複数の取得時における乗り物の状態とを表示する前記履歴画面のデータを生成することを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記プロセッサは、
    前記複数の取得時における天気を示す気象情報を取得し、
    前記決定した乗り心地の評価と、前記複数の取得時における乗り物の状態及び気象情報とを表示する前記履歴画面のデータを生成することを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記乗り物データは、前記複数の取得時において前記乗り物の操作者が認識する状況を示す状況情報を含み、
    前記プロセッサは、
    取得時の指定を受け付け、
    前記受け付けた取得時における状況情報に基づいて前記操作者が認識する状況を表示する状況画面のデータを生成し、
    前記出力部は、前記履歴画面と前記状況画面とを一つの画面に表示させるためのデータを出力することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記乗り物データは、複数の操作者による前記運行中の前記乗り物の状態を示し、
    前記プロセッサは、
    複数の操作者を受け付け、
    前記複数の操作者による運行中の状態を示す乗り物データと前記運行管理データとに基づいて、複数の操作履歴データを生成し、
    前記複数の操作履歴データに基づいて複数の履歴画面のデータを生成し、
    前記出力部は、前記生成した複数の履歴画面を一つの画面に表示させるためのデータを出力することを特徴とする計算機システム。
  9. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記乗り物データは、前記複数の取得時における乗り物の通過位置を含み、
    前記プロセッサは、
    前記乗り物の運行経路における勾配を示す位置情報を保持し、
    前記乗り物データと前記運行管理データと前記位置情報とに基づいて前記操作履歴データを生成し、
    前記位置情報と前記乗り物データとに基づいて、前記通過位置における勾配を特定し、
    前記決定した乗り心地の評価と、前記複数の取得時における乗り物の状態、及び、前記通過位置における勾配とを表示する履歴画面のデータを、前記生成した操作履歴データに基づいて生成することを特徴とする計算機システム。
  10. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムは、前記出力部に接続される端末を含み、
    前記端末は、
    前記出力部から出力されたデータを受信し、
    前記受信したデータに基づいて前記履歴画面を表示することを特徴とする計算機システム。
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