JP2015181020A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションの操作メニュー等の情報の表示を他の表示画面にて行なうようにして操作性を高めることのできる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、複数の異なるアプリケーションを起動させることのできる制御手段と、制御手段により制御され、ユーザによるタッチ操作が可能であって、異なる複数のアプリケーションを表示可能な表示画面と、を具える。表示画面が、第1のアプリケーションを表示した第1表示領域と、第2のアプリケーションを表示し、かつ、第1表示領域よりもユーザ側に位置する第2表示領域と、を表示し、第2のアプリケーションがユーザにより選択されたアクティブなアプリケーションである、第1の状態をとりうる。
【選択図】図12

Description

本発明は、複数の表示画面を有する電子機器に関するものであり、より具体的には、アプリケーションの操作性の向上を図ることのできる電子機器に関するものである。
起動しているアプリケーションに関する情報を表示可能な表示画面を有する電子機器が知られている。この種の電子機器では、複数のアプリケーションを同時に起動可能なものもあり、各表示画面に起動しているアプリケーションを表示可能となっている(例えば特
許文献1参照)。
特開2009−8925号公報
ユーザの選択したアクティブなアプリケーションを、ユーザがタッチパネル等により操作すると、その操作メニュー画面等の操作可能な情報は、当該アクティブなアプリケーションが表示されている表示画面に重ねて表示される。
例えば動画閲覧のアプリケーションを起動中に、当該アプリケーションを操作すると、動画の上に重ねて操作メニュー画面等の操作可能な情報が表示されてしまうから、動画の閲覧を中断せざるを得ない問題があった。
本発明の目的は、アプリケーションの操作メニュー等の情報の表示を他の表示画面にて行なうようにして操作性を高めることのできる電子機器を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、複数の異なるアプリケーションを起動させることのできる制御手段と、前記制御手段により制御され、ユーザによるタッチ操作が可能であって、異なる複数のアプリケーションを表示可能な表示画面と、を具えた電子機器であって、前記表示画面が、第1のアプリケーションを表示した第1表示領域と、第2のアプリケーションを表示し且つ第2表示領域よりもユーザ側に位置する第2表示領域と、を表示し、前記第2のアプリケーションがユーザにより選択されたアクティブなアプリケーションである、第1の状態と、前記第1の状態時に前記第2のアプリケーションへの入力のための入力領域に対してタッチ操作がなされるとき、前記第1の状態時における前記第2表示領域に該当する領域に、前記第2のアプリケーションに関するソフトキーボードを表示する、第2の状態と、前記表示画面が、前記第2のアプリケーションを表示した第3表示領域と、第1のアプリケーションを表示し且つ第3表示領域よりもユーザ側に位置する第4表示領域と、を表示し、前記第2のアプリケーションがユーザにより選択されたアクティブなアプリケーションである、第3の状態と、前記第3の状態時に前記第2のアプリケーションの入力のための入力領域に対してタッチ操作がなされるとき、前記第3の状態時における前記第4表示領域に該当する領域に、前記第2のアプリケーションに関するソフトキーボードを表示する、第4の状態と、をとりうる。
本発明の電子機器によれば、操作表示手段は、アクティブなアプリケーションが表示さ
れている表示画面以外の表示画面に当該アクティブなアプリケーションに対する操作可能な情報を表示するようにしているから、アクティブなアプリケーションの表示画面は、操作可能な情報により隠れることはないので、操作性を高めることができる。
図1は、本発明が適用される電子機器の一例を示す斜視図であって、表示画面どうしが略同一平面に位置し、接近したフラット接近状態を示している。 図2は、図1の状態から表示画面どうしを離間させたフラット離間状態を示す電子機器の斜視図である。 図3は、図2の状態から第1表示画面を第2表示画面に対して回転させ、第1表示画面を第2表示画面に対して傾けたチルト状態を示す電子機器の斜視図である。 図4は、表示画面どうしが重なった畳み状態を示す電子機器の斜視図である。 図5は、図1の状態から図3の状態へ至る過程を示す電子機器の側面図であって、図5(a)は、図1に示すフラット接近状態、図5(b)は、図2に示すフラット離間状態、図5(c)は、図3に示すチルト状態を示している。 図6は、図3のチルト状態の後、図4の畳み状態へ至る過程を示す電子機器の側面図であって、図6(a)は、第1表示画面を第2表示画面に対して前方へスライドするよう傾けた状態、図6(b)は、図6(a)の状態からさらに第1表示画面をスライドするよう傾けた状態、図6(c)は、図4に示す畳み状態を示している。 本実施例の電子機器のブロック図である。 複数のアプリケーションを起動し、複数の表示画面に夫々表示した状態を示す説明図である。 本発明の実施例の動作を示すフローチャート図である。 アクティブなアプリケーションの操作メニュー画面を、非アクティブなアプリケーションの表示画面に表示した状態を示す説明図である。 一方の表示画面にメールアドレスを入力可能なブラウザを起動した状態を示す説明図である。 図11において、他方の表示画面にソフトキーボードを表示し、ユーザがメールアドレスを入力している状態を示す説明図である。 下側の表示画面にメールアドレスを入力可能なブラウザを起動した状態を示す説明図である。 複数の表示画面に連続して1つのアプリケーションを表示している状態を示す説明図である。 一方の表示画面にアプリケーションの表示を残し、他方の表示画面に操作メニュー画面を表示している状態を示す説明図である。 畳み状態の電子機器において、第1表示画面にアプリケーションを表示した状態を示す説明図である。 図16の状態から、第2表示画面を引き出して、操作メニュー画面を表示した状態を示す説明図である。 畳み状態の電子機器において、第1表示画面にメールアドレスを入力可能なブラウザを起動した状態を示す説明図である。 一方の表示画面にアプリケーションの表示、他方の表示画面には、他のアプリケーションと操作メニュー画面の両方を表示している状態を示す説明図である。
本発明は、複数の表示画面(21)(31)及びタッチパネル(22)(32)等の操作部(50)を具えた電子機器(10)に関するものであり、起動しているアプリケーションの操作性を高めることのできる電子機器(10)に関するものである。
以下、本発明の電子機器(10)について、携帯型の電子機器を例に挙げて図面を用いて説明するが、以下に示す具体的な電子機器の構造、構成は、説明のためのものであって、本発明を限定的に解釈すべきでないことは勿論である。
まず、本実施例に係る携帯型電子機器(10)の構造について説明を行なう。
電子機器(10)は、図1乃至図6に示すように、文字、図形、画像、動画等の情報を表示可能な表示画面(21)(31)と、該表示画面の表面にユーザが触れることで操作可能なタッチパネル(22)(32)とを有する複数の表示部(20)(30)を、連結機構(40)によって相対的に開閉やスライド等により移動可能に連結して構成することができる。
図1乃至図6では、第2表示画面(31)が上方に向くように、第2表示部(30)を水平に配置した状態を示しており、何れも図中第2表示部(30)が向いている方向を「上」、その背面側を「下」、図1乃至図4では図中左前方を「前」、右後方を「後」、図5及び図6では、図中左側を「前」、右側を「後」と称する。「左」「右」については、前記「前」方向から見た左右方向を夫々意味するものとする。また、第1表示部(20)及び第2表示部(30)について、図1に示す前側の端部を夫々「基端」、後側の端部を「後端」と称する。
第1表示部(20)及び第2表示部(30)は、夫々図に示すように、一方の面、即ち、図1における上面が開口した筺体(23)(33)内に、情報を表示可能な表示画面(21)(31)が開口側から視認可能となるように収容されている。表示画面(21)(31)は、液晶ディスプレイを例示でき、後述する制御手段(60)(図7参照)に電気的に接続され、各種情報を表示可能となっている。なお、図1において、後側に位置する表示部を第1表示部(20)、前側に位置する表示部を第2表示部(30)と称する。
表示画面(21)(31)の開口側には、ユーザが指等で触れることにより操作可能なタッチパネル(22)(32)を有する。タッチパネル(22)(32)は、筺体(23)(33)の開口を塞ぐように配設され、表示画面(21)(31)が視認可能となるよう透明に形成されている。タッチパネル(22)(32)として、静電容量方式や抵抗膜方式のものを例示できる。
タッチパネル(22)(32)は、タッチパネル制御部(25)(35)を介して制御手段(60)(図7参
照)に電気的に接続されており、ユーザがタッチパネル(22)(32)を指等で触れて操作する
ことにより、該当する座標情報がタッチパネル制御部(25)(35)を介して制御手段(60)に入力され、各種操作等に用いられる。
タッチパネル(22)(32)を用いたユーザの操作として、比較的短くタッチパネル(22)(32)に触れるタップ、ダブルタップや、タッチパネル(22)(32)に触れる時間が、これらよりも長いドラッグ、フリック、ピンチ、ロングタッチを例示できる。
また、筺体(23)(33)には、タッチパネル(22)(32)の近傍及び筺体(23)(33)の周面に複数の操作ボタン(51)(51)を配置し、タッチパネル(22)(32)と合わせて操作部(50)(50)を形成している。操作ボタン(51)(51)として、電源ボタン等を例示できる。これら操作ボタン(51)(51)も制御手段(60)(図7参照)に電気的に接続され、操作ボタン(51)(51)の操作により各種制御が可能となっている。
第1表示部(20)と第2表示部(30)は、連結機構(40)により、相対的に移動可能となっており、本実施例の電子機器(10)では、図1乃至図6に示すように、第1表示部(20)を第2表示部(30)に対してスライド可能且つ回動可能としている。
連結機構(40)は、図1乃至図6に示すように、第1筺体(23)の背面側の前後方向略中央
と、第2筺体(33)の先端を連結している。連結機構(40)は、複数のアーム等によって構成することができ、その詳細については説明を省略するが、後述するとおり、連結機構(40)によって、第1表示部(20)は、第2表示部(30)に対して、接近、離間方向にスライド可能且つ回動可能となっている。
なお、連結機構(40)は、第1表示部(20)と第2表示部(30)をスライドのみ又は回動のみ等に連結するように構成することもできる。
第1表示部(20)と第2表示部(30)の相対的な位置は、移動検知センサ(70)によって検知することができる。
移動検知センサ(70)は、第1表示部(20)と第2表示部(30)の接近、離間を検知する接触型のスイッチや、マグネット(72)とマグネットセンサ(71)からなる非接触型のセンサ、第1表示部(20)と第2表示部(30)又は両表示部(20)(30)と連結機構(40)との相対的な角度変化を検知するポテンショメータ等を例示できる。
移動検知センサ(70)も制御手段(60)(図7参照)に電気的に接続されている。
移動検知センサ(70)として、本実施例では、図1及び図5(a)に示すように、第1表示部(20)の基端にマグネット(72)を埋設し、フラット接近状態にて該マグネット(72)と接近する第2表示部(30)の先端にマグネットセンサ(71)を収容し、第1表示部(20)と第2表示部(30)の接近、離間を検知できるようにしている。これにより、電子機器(10)が図1及び図5(a)に示す状態にあるか、それ以外の状態にあるかを検知することができる。
また、連結機構(40)と第1表示部(20)との連結部分に、図5(a)に示すように、ポテンショメータ(74)を配備し、第1表示部(20)が連結機構(40)に対して回転したことを検知するようにしている。
図7は、本発明の電子機器のブロック図の一例を示している。
電子機器(10)のすべての制御は、図7に示すように、CPU等から構成される制御手段(60)により行なわれる。制御手段(60)は、電子機器(10)にインストールされている各種のアプリケーションを起動可能となっており、同時に複数のアプリケーションを立ち上げることもできる。
制御手段(60)には、前述した第1表示画面(21)、第2表示画面(31)が電気的に接続されており、各アプリケーションに関する情報を表示可能となっている。
また、第1タッチパネル(22)及び第2タッチパネル(32)は、夫々第1タッチパネル制御部(25)、第2タッチパネル制御部(35)を介して制御手段(60)に電気的に接続されており、第1タッチパネル(22)及び第2タッチパネル(32)からのユーザの入力は、タッチパネル制御部(25)(35)を介して制御手段(60)に送信され、制御手段(60)は、入力に応じて、表示画面(21)(31)の情報を編集、操作等行なう。
制御手段(60)には、上述した操作ボタン(51)(51)の他、電子機器(10)の各種動作やユーザの所望する各種データ等を記憶するメモリ(61)、タイマー(62)等が電気的に接続されており、本発明に係る後述する操作表示手段(63)も電気的に接続されている。
上述の連結機構(40)により接続された第1表示部(20)と第2表示部(30)は、以下の要領で相対的に移動可能となっている。
例えば、図1は、第1表示部(20)と第2表示部(30)が、第1表示画面(21)と第2表示画面(31)を略同一平面とし、且つ第1筺体(23)の基端と第2筺体(33)の先端が接近した状態を示している。図1の側面図が図5(a)である。この状態を「フラット接近状態」と称する。
フラット接近状態では、第1表示画面(21)と第2表示画面(31)は連続し、1つの画面として視認でき、また、第1タッチパネル(22)と第2タッチパネル(32)も連続した1つのタッチパネルの如く操作することができる。
表示部(20)(30)がフラット接近状態にあることは、上記したマグネットセンサ(71)により検知され、制御手段(60)に送信することができる。
上記フラット接近状態から、図2に示すように、第2筺体(33)の背面をユーザが手(P)の四指で支え、母指球で第2タッチパネル(32)を支えながら、両親指(T)で第1タッチパネル(22)を後方に押すと、第1表示部(20)は、第2表示部(30)に対して離間方向にスライドする。この状態を「フラット離間状態」と称し、その側面図を図5(b)に示す。
フラット接近状態からフラット離間状態に移行したことは、マグネットセンサ(71)により検知され、制御手段(60)に送信することができる。
図2のフラット離間状態から、第1表示部(20)の先端側を掴んで、第1表示画面(21)が前方に傾くように第1表示部(20)を引き上げると、図3及び図5(c)に示すように、第1表示画面(21)が第2表示画面(31)に対して傾けることができる。この状態を「チルト状態」と称する。この動作は、一方の手で第2筺体(33)を押さえたまま、他方の手の親指と人差し指等で第1表示部(20)を摘んで引き上げることにより行なうことができる。
上記のように、第1表示部(20)が回動したことは、ポテンショメータ(74)により検知され、制御手段(60)に送信することができる。
チルト状態では、第2表示画面(31)を水平に保ったまま、第1表示画面(21)が傾いているから、第1表示画面(21)を視認し易く、例えば、第1表示画面(21)に文字等の情報を表示し、第2表示画面(31)にキーボード等を表示し、第2タッチパネル(32)の操作によって、操作性にすぐれる電子機器(10)とすることができる。
チルト状態から図6(a)に示すように、第1表示部(20)を連結機構(40)との連結部分を中心として後方に倒し、さらに、図6(b)に示すように、第1表示部(20)の先端が第2表示部(30)の先端に接近するように下方に押し下げることで、図4及び図6(c)に示すように、第1表示部(20)と第2表示部(30)が、第1表示部(20)を上側とし、第2表示部(30)が視認不能となるように重なった畳み状態とすることができる。
なお、上記のように、第1表示部(20)が回動したことは、ポテンショメータ(74)により検知され、制御手段(60)に送信することができる。
畳み状態では、第1表示部(20)のみが視認可能、且つ、第1タッチパネル(22)と表面に露出した操作ボタン(51)(51)のみが操作可能であり、第2表示部(30)は視認できず、また、第2タッチパネル(32)の操作も行なうことはできない。
この畳み状態では、第1表示画面(21)にのみ情報を表示し、第1タッチパネル(22)及び表面に露出した操作ボタン(51)(51)のみを操作する使用状態や、電子機器(10)をコンパク
トにできるから、非使用状態や持ち運びに好適である。
畳み状態からチルト状態やフラット接近状態へ移行するには、上記とは逆の動作を行なえばよい。
一般的な操作においては、制御手段(60)は、第1表示画面(21)及び第2表示画面(31)への情報の表示、第1タッチパネル(22)や第2タッチパネル(32)、操作ボタン(51)(51)からの入力に基づく各種制御、移動検知センサ(70)に基づいて、第1表示画面(21)や第2表示画面(31)に表示される情報を切り替えることができる。
制御手段(60)は、さらに、図8に示すように、複数のアプリケーション(図示では2種
類)を起動し、各アプリケーションを第1表示画面(21)及び第2表示画面(31)に表示して
いる状態で(フローチャート図9のステップ1)、アクティブなアプリケーション、例えば、第1表示画面(21)に表示されたアプリケーションを、ユーザがタッチパネル(22)や操作ボタン(51)に触れることで操作しようとした場合に(ステップ2)、操作表示手段(63)は、その操作により操作可能な情報を、他方の表示画面である第2表示画面(31)に表示する(
ステップ3)。
アクティブなアプリケーションとは、ユーザが操作可能又は操作しているアプリケーションであり、実施例で説明している如き複数の表示画面(21)(31)に複数のアプリケーションを起動している場合には、アクティブなアプリケーションの切替は、タッチパネル(22)(32)へのタップ等の操作により行なうことができる。より具体的には、第1表示画面(21)のアプリケーションがアクティブであるときに、第2表示画面(31)のアプリケーションをアクティブに切り替えるためには、第2タッチパネル(32)にタップ等の操作を施せばよい。
何れの表示画面(21)(31)のアプリケーションがアクティブであるかを確認し易くするために、表示画面(21)(31)の周縁にLED等の表示手段(図示せず)を配置し、アクティブなアプリケーションの起動している表示画面の表示手段を点灯、点滅等させるようにすればよい。また、アクティブなアプリケーションの起動している表示画面(21)(31)又はアクティブでないアプリケーションの表示されている表示画面(21)(31)にマーク等を表示させるようにしてもよい。
操作表示手段(63)により表示する操作可能な情報として、具体的には、操作メニュー画面を例示することができる。アプリケーションとしてメールソフトを例示すると、メール作成中のアプリケーションが第1表示画面(21)に表示されているときに、操作メニュー画面に表示される操作として、受信、送信、添付などを例示できる。
図9の表示から、ユーザのタッチパネル(22)等の操作により、図10に示すように、第2表示画面(31)に操作メニュー画面が表示される。なお、図10では、メール操作に関する操作メニュー画面(82)を第2表示画面(31)の下端に部分的に表示している。
その他アプリケーションとして、動画閲覧ソフトの場合には、操作メニュー画面に表示される操作として、音量、動画の再生、停止、一時停止等を例示することとができる。また、ブラウザソフトの場合には、操作メニュー画面に表示される操作として、新規ブラウザの表示、ブックマーク、ブックマークの追加、ページ情報の表示、ダウンロード等を例示できる。
図10に示す第2表示画面(31)に表示された操作メニュー画面をユーザが操作することで(ステップ4)、制御手段(60)は該当する操作を実行し、操作が完了すると(ステップ5)
、操作メニュー画面を閉じて、第2表示画面(31)に操作前に表示していたアプリケーションの情報に表示を戻す(ステップ6)。
これにより、ユーザは、アクティブなアプリケーションの表示画面(21)が、操作メニュー画面により隠されることはないので、快適に操作を続行することができ、また、他方のアプリケーションの操作メニュー画面と混同してしまうこともないので、操作性を高めることができる。
具体的実施例として、図11の電子機器(10)では、第1表示画面(21)でブラウザを起動中にメールアドレスを入力可能な入力領域(80)が表示され、第2表示画面(31)で他のアプリケーションが表示されている。
この状態で、図11に示すように、ユーザが指(90)等で入力領域(80)にタップ等の操作を行なうと、操作表示手段(63)は、図12に示すように、第2表示画面(31)に、他のアプリケーションに代えて、キーボード機能を表示したソフトキーボード(81)を操作可能な情報として表示する。
これにより、ユーザは、第2表示画面(31)に表示されたソフトキーボード(81)を第2タッチパネル(32)により操作して、第1表示画面(21)に表示された入力領域(80)にメールアドレスを入力することができる。
なお、図13に示すように、第2表示画面(31)にブラウザを起動中に、メールアドレスを入力可能な入力領域(80)が表示された場合には、ユーザが入力領域(80)をタップ等により操作したときに、第1表示画面(21)にソフトキーボード(81)を表示することもできるが、第1タッチパネル(22)を操作すると、第2表示画面(31)が手で隠れてしまい、入力領域(80)を視認し難くなる。また、第2タッチパネル(32)の方が操作性がよい。従って、前記図12と同様、第1表示画面(21)に入力領域(80)を表示し、第2表示画面(31)にソフトキーボード(81)を表示して、第2タッチパネル(32)の操作により、メールアドレスを入力することが望ましい。
上記では、第1表示画面(21)のアプリケーションの操作を行なうようにしているが、下側の第2表示画面(31)のアプリケーションを操作した場合には、上側の第1表示画面(21)に操作メニュー画面を表示すればよい。
また、異なる実施例として、図14に示すように、第1表示画面(21)と第2表示画面(31)を1つの画面の如く使用し、第1表示画面(21)と第2表示画面(31)に連続して1つのアプリケーションを表示している場合に、ユーザが当該アプリケーションの操作を行なうと、制御手段(60)は、図15に示すように、一方の表示画面、例えば、第2表示画面(31)に操作メニュー画面を表示することもできる。
以上の実施例は、複数の表示画面(21)(31)を有する電子機器(10)であれば、表示画面(21)(31)どうしが相対的にスライド可能且つ回動可能なものに限定されず適用することができる。例えば、表示画面(21)(31)が相対的にスライド又は回動する電子機器や、1つの筺体上に複数の表示画面(21)(31)が並んで設けられる電子機器等にも適用できることは勿論である。
さらに、図4を用いて説明したように、畳み状態では、第1表示画面(21)のみが視認可能である(図16参照)。このとき、第2表示画面(31)を視認可能なチルト状態(図3)やフラット状態(図1)まで引き出したことがマグネットセンサ(71)又はポテンショメータ(74)などの移動検知センサ(70)により検知されると、制御手段(60)は、図17に示すように、
第2表示画面(31)には、第1表示画面(21)に表示されているアクティブなアプリケーションの操作メニュー画面を表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、第1表示画面(21)の操作を行なうときに、第2表示画面(31)を引き出すだけで操作メニュー画面を視認することができるから、操作性を向上させることができる。
図16の具体的実施例として、図18に示すように、畳み状態において、第1表示画面(21)でブラウザを起動中に、メールアドレスを入力可能な入力領域(80)が表示された場合、第2表示画面(31)をチルト状態(図3)やフラット状態(図1)に示す状態まで引き出したときに、操作表示手段(63)は、図12に示すように、第2表示画面(31)に、他のアプリケーションに代えて、キーボード機能を表示したソフトキーボード(81)を操作可能な情報として表示こともできる。
これにより、ユーザは、引き出された第2表示画面(31)に表示されたソフトキーボード(81)を第2タッチパネル(32)により操作して、第1表示画面(21)に表示された入力領域(80)にメールアドレスを入力することができる。
上記では、一方の表示画面(21)に表示されたアプリケーションの操作可能な情報を他方の表示画面(31)の全面に表示しているが、他方の表示画面(31)の一部に操作メニュー画面(82)を表示することもできる。具体的実施例として、図19に示すように、表示画面(31)の下端に操作メニュー画面(82)を表示している。これにより、他方の表示画面(32)でアプリケーションを隠すことなく表示することができる利点がある。なお、図19では、操作メニュー画面(82)に新規ブラウザの表示(New window)、ブックマーク(Bookmarks)を操作例として示している。
本発明は、複数の表示画面に表示されたアプリケーションの操作性を高めることのできる電子機器として有用である。
(10) 電子機器
(20) 第1表示部
(21) 第1表示画面
(22) 第1タッチパネル
(30) 第2表示部
(31) 第2表示画面
(32) 第2タッチパネル
(40) 連結機構
(60) 制御手段
(63) 操作表示手段

Claims (6)

  1. 複数の異なるアプリケーションを起動させることのできる制御手段と、
    前記制御手段により制御され、ユーザによるタッチ操作が可能であり且つ異なる複数のアプリケーションを表示可能な表示画面と、
    を具えた電子機器であって、
    前記表示画面が、第1のアプリケーションを表示した第1表示領域と、第2のアプリケーションを表示した第2表示領域と、を表示し、前記第2のアプリケーションがユーザにより選択されたアクティブなアプリケーションである、第1の状態と、
    前記第1の状態時に前記第2のアプリケーションへの文字入力のための入力領域に対してタッチ操作がなされたとき、前記第1の状態時における前記第2表示領域に該当する領域に、前記第2のアプリケーションに関するソフトキーボードを表示する、第2の状態と、
    前記第1の状態時に前記第2のアプリケーションへの文字入力のための入力領域に対してタッチ操作がなされるとき、前記第1の状態時における前記第1表示領域に該当する領域に、前記第2のアプリケーションに関するソフトキーボードを表示する、第3の状態と、
    をとりうる、電子機器。
  2. 前記第1の状態時において、前記第2のアプリケーションがアクティブなアプリケーションであることを示すよう前記第2表示領域の周縁を表示させる、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第2の状態時において、
    前記第1の状態時における前記第1表示領域に該当する領域に、前記第2のアプリケーションを表示する、請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記第2のアプリケーションは、メールアプリケーションである、請求項1乃至3のいずれか記載の電子機器。
  5. 前記第1のアプリケーションは、動画閲覧アプリケーションである、請求項1乃至4のいずれか記載の電子機器。
  6. 前記第2の状態時に前記ソフトキーボートへのタッチ操作がなされた後、前記入力領域内に前記ソフトキーボードにより入力されたテキストが表示される、請求項1乃至5のいずれか記載の電子機器。
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