JP2015180527A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サスペンドモード等の省電力状態から通常状態に短時間に復帰するようなケースにおいては通信応答性を重視して電力状態を遷移し、他のケースでは省電力性能を重視して装置の電力状態を遷移可能な仕組みを提供する。
【解決手段】MFPのCPU部は、サスペンド処理におけるネットワーク部の終了処理中等に起床要因が発生した場合、短時間で通常状態に復帰する起床要因予約を行う。CPU部は、予約がされていない場合にはネットワーク部の通信速度の設定を通常状態よりも低速な設定に変更する変更処理を行い、予約がされた場合には変更処理を行わないS701〜S707。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の電力状態を切り替えて動作可能な画像形成装置等の情報処理装置の制御に関する。
近年の画像形成装置や情報処理装置は、使用していない時の消費電力を下げ、かつ、現在の動作状態と同様な動作状態で復帰可能なように、実行中のプログラムなどの動作を休止した状態とするサスペンドと呼ばれる機能(サスペンドモード)を有するものがある。
また、サスペンドモードにおいて起床要因が検知された場合、休止する直前の状態に復帰するレジュームと呼ばれる機能を有するものもある。起床要因としては、操作パネル上のキー操作、タイマ割り込み、ネットワークパケット受信のほか、起床予約フラグの有無といったものがある。このうち、起床予約フラグが設定されている場合は、システムはサスペンド完了後に即座にレジューム処理を実行する。
特許文献1には、上述のようなサスペンドおよびレジューム機能において、サスペンドモード時における通信速度を通常時よりも低速な設定に変更することによって、サスペンドモード時の消費電力を抑える技術が提案されている。
特開2012−129586号公報
しかし、特許文献1のように、通信速度を変更する通信速度変更処理では、通信速度変更処理中は、ハードウェアの通信規約上の制限から、数秒から数十秒間通信が不能となる。このため、起床予約設定がなされサスペンド完了後に即座にレジューム処理が実施される場合において通信速度変更処理を実行した場合、サスペンド期間が短いために省電力性能が期待されないばかりか、却って通信応答性能が低下するという課題が発生する。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、サスペンドモード等の省電力状態から通常状態に短時間に復帰するようなケースにおいては通信応答性を重視して電力状態を遷移し、他のケースでは省電力性能を重視して装置の電力状態を遷移可能な仕組みを提供することである。
本発明は、少なくとも第1の電力状態と前記第1の電力状態より消費電力の少ない第2の電力状態を切り替えて動作可能な情報処理装置であって、前記第2の電力状態から前記第1の電力状態への復帰を予約する予約手段と、前記第1の電力状態から前記第2の電力状態に移行する場合に、前記予約がない場合には通信手段の通信速度の設定を変更する変更処理を行い、前記予約がある場合には前記変更処理を行わない変更手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、省電力な第2の電力状態から通常電力の第1の電力状態に短時間に復帰するようなケースにおいては通信応答性を重視し、他のケースでは省電力性能を重視して装置の電力状態を遷移させることができる。この結果、省電力と通信応答性をケースに応じて使い分け可能な優れた電力制御を実現することができる。
本発明の情報処理装置を示す画像形成装置の概略構成を例示する図。 MFPコントローラ部の概略構成を例示する図。 サスペンド処理を例示するフローチャート。 サスペンド状態中の動作を例示するフローチャート。 電源制御部とCPU部の周辺を詳細に例示する図。 各デバイスの状態を時間経過毎に例示する図。 ネットワーク部の終了処理を例示するフローチャート。 レジューム処理を例示するフローチャート。 通信速度再設定処理を例示するフローチャート。 別のMFPコントローラ部の概略構成を例示する図。 HDD部の終了処理を例示するフローチャート。 レジューム処理前の通電変更処理を例示するフローチャート。
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態1について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施例を示す画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。
図1において、100は画像形成装置(以下、MFP)で、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の複合機能を備えている。
MFPコントローラ部12は、MFP100全体の制御を行なう。スキャナ部11は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換する。プリンタ部13は、例えば電子写真方式に従って画像形成処理を行う。なお、プリンタ部13は、シート状の記録媒体(例えば、記録紙)に画像形成処理を可能なものであればその記録方式は電子写真方式に限定されるものではなく、他の記録方式、例えば、インクジェット方式や熱転写方式などを用いてもよい。
電源部10は、AC電源から供給される電力をMFP100の各部に対して供給する。操作部15は、MFP100の操作を行なうためのユーザインタフェースである。電源スイッチ部14は、ユーザにより電源のオンオフ操作が可能なスイッチであり、MFP100の電源状態を切り替える。
図2は、MFPコントローラ部12の概略構成の一例を示す図である。なお、以下の説明では、既出の符号の説明については省略する。
図2において、電源制御部23は、電源スイッチ部14が操作されたことや、操作部15上に配置された節電ボタン29が操作されたことを検知すると、CPU部27に割り込みとして通知する機能を備える。また、電源制御部23は、サスペンドモード移行時に後述する電源系B21への電源の供給を遮断し、サスペンドモードからの復帰時に電源系B21へ電源を供給するといった制御を行う。FET20は、例えばField Effect Transistorで構成され、電源制御部23からの信号により、電源系B21への電力供給をオンオフするためのスイッチである。
CPU部27は、MFP100全体の制御を行う制御部である。メモリ部25は、DDR−SDRAM等の揮発性メモリである。画像処理部28は、スキャナ部11からのデータを圧縮や、CPU部27で処理された画像データをプリンタ部13に出力するなどの処理を行う制御部である。HDD部26は、外部記憶装置であり、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)等である。
操作部15は、節電ボタン29、入出力装置(LCD/テンキー)30等を有し、ユーザによる入力操作を検知可能である。ネットワーク部24は、MFP100の外部インタフェース(以下、外部I/F)の一つであり、不図示の外部PC(パーソナルコンピュータ)等からネットワーク経由でプリント要求を受け付けることが可能である。USB部31もMFP100の外部I/Fの一つであり、不図示の外部PC等からUSBケーブル経由でプリント要求を受け付けることが可能である。
次に、MFPコントローラ部12の電源系統について説明する。なお、本実施形態1では、省電力機能として、消費電力が通常状態よりも低く起動時間が高速な状態として、メモリにデータを保持するサスペンド方式を適用した場合を示す。しかし、省電力機能として、他の方式、例えば、ハイバネーション方式等を用いてもよい。
上述したように、MFP100は、所定の省電力移行要因が発生すると、該省電力移行要因の発生が検知されたときのMFP100の状態(第1状態)をメモリ部25に保存し、第2状態に移行する。第2状態とは、所定の起床要因が発生した場合に、第1状態に復帰可能なMFP100の状態を示す。本実施形態1では、第1状態は通常状態、第2状態はサスペンド状態となっている。なお、サスペンド状態は省電力状態であり、サスペンド状態におけるMFP100の消費電力量は、通常状態におけるMFP100の消費電力量より小さいことは上述した通りである。
また、上記所定の省電力移行要因が発生した場合とは、例えば、電源スイッチ部14のオフ操作や節電ボタン29の押下操作を検知した場合や、入出力装置30から一定時間入力が無かった場合等に対応する。上記所定の起床要因が発生した場合とは、例えば、電源スイッチ部14のオン操作や節電ボタン29の押下操作を検知した場合や、ネットワーク部24やUSB部31からジョブ等の所定の要求が入力された場合等のイベントを検知した場合に対応する。
電源系B21は、CPU部27、画像処理部28、HDD部26、操作部15(節電ボタン29以外)、スキャナ部11、プリンタ部13などに電源を供給する電源系統である。なお、電源系B21の電源の遮断/供給の制御は、電源制御部23から出力される制御信号によりFET20を制御することで実現する。
電源系A22は、電源制御部23、ネットワーク部24、メモリ部25、USB部31、節電ボタン29などに電源を供給する電源系統である。なお、電源系A22は、第1状態および第2状態の双方の状態において、電源部10から電源が供給される。MFP100は、複数の電力状態を切り替えて、少なくとも通常状態と、通常状態より消費電力の少ないサスペンド状態を切り替えて動作可能である。即ち、ネットワーク部24、USB部31は、サスペンド状態においても外部と通信可能である。
以下、図3と図6を用いてサスペンド処理のシーケンスを説明する。
図3は、本実施例におけるサスペンド処理の一例を示すフローチャートである。なお、サスペンド処理は、CPU部27がHDD部26等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
また、図6は、本実施例における各デバイスの状態を時間経過毎に例示する図である。
入力装置30から一定時間入力が無かった場合、または、電源スイッチ部14や節電ボタン29が押下された等の省電力移行要因の発生を検出すると、CPU部27は、図3に示すサスペンド処理を実行する。
S301において、CPU部27は、プリンタ部13、スキャナ部11等の全外部デバイスの終了処理を行う。外部デバイスとは、例えば、外部I/Fに接続されているデバイスであり、図1、図2ではプリンタ部13、スキャナ部11等が該当するが、これに限定されるものではない。外部デバイスには終了に時間が掛る部位もある。そのため、CPU部27は、サスペンドのキャンセル要因が発生するか確認しつつ(S302)、上記外部デバイスの終了処理が完了するまで外部デバイスの終了処理を継続する(S301〜S303、図6の状態65;全外部デバイス終了処理)。なお、S302のキャンセル要因には、後述する起床要因に加え、以下に示すようなCPU部27が指示したキャンセル要因が含まれる。CPU部27が指示したキャンセル要因は、CPU部27が処理を継続しないと障害が発生してしまう要因を示す。このような要因を検知した場合、CPU部27は、キャンセル要因発生と判断する。
なお、CPU部27は、外部デバイスの終了処理中に、例えばネットワーク部24からジョブ等のキャンセル要因が発生したと判定した場合(S302でYesの場合)、サスペンド移行をキャンセルすることを決定する。既にいくつかのデバイスは終了処理を行っているため、CPU部27は、S304〜S305において、全デバイスの復帰処理と復帰完了を確認した後、S306において、キャンセル要因となった例えばジョブを実行し、サスペンド動作をキャンセルする。なお、図示しないが、サスペンド動作がキャンセルされた場合は、CPU部27は、キャンセル要因となった例えばジョブの実行完了後に、本サスペンド処理を再度実行する。
一方、CPU部27は、キャンセル要因が発生することなく全ての外部デバイスの終了処理が完了したと判定した場合(S302でNo及びS303でYesの場合)、サスペンドキャンセルを行わないように制御し、S307に移行する。
S307では、CPU部27は、電源制御部23内に記憶されている起床予約フラグ61(図5)を「オフ」にクリアし(図6のイベント71)、今後サスペンドに入るまでの間に起床要因が発生したことを保持するための状態を初期化する。
次に、S308において、CPU部27は、全内部デバイスの終了処理を行う。内部デバイスとは、図1、図2の例では、ネットワーク部24、USB部31、HDD部26、及び、画像処理部28等が該当するが、これに限定されるものではない。また、内部デバイスの終了処理では、各々の内部デバイスについて、現在の状態をメモリ部25に保持した後、サスペンド状態では停止されるCPU部27の制御管理下から、サスペンド中でも独立して動作するように動作モードの変更が行われる。特にネットワーク部24の終了処理については、後述の図7で詳細に説明する。
内部デバイスの終了処理にも時間が掛るものがある。そのため、CPU部27は、起床要因が発生するか確認しつつ(S309)、上記全内部デバイスの終了処理が完了するまで全内部デバイスの終了処理を継続する(S308〜S311、図6の状態66;全内部デバイス終了処理)。
内部デバイスは、例えば、CPU部27とバス接続されたハードウェア等のCPU部27と同一メインボード上に乗っているデバイスとするが、これに限定されるものではない。外部デバイスと異なり、内部デバイスは終了時にアクセスできなくなるため終了順番を厳密に決定する必要があり、安定動作のためにも、外部デバイスのように途中中断を行わない方がよい。よって、全内部デバイスの終了処理(S308)を開始するまではサスペンド処理は中断可能(キャンセル可能)であるが、全内部デバイスの終了処理(S308)を開始するとサスペンド処理は中断不可能(キャンセル不可能)となる。
そこで、本実施例のMFP100では、内部デバイスの終了処理中に起床要因が発生したと判定した場合(S309でYesの場合)、電源制御部23へ起床要求を予約し(S310、図6のイベント72、状態63;起床予約状態)、サスペンド処理を継続させる。即ち、サスペンド処理の途中の中断が不可能な状態で、起床要因となるイベントが発生した場合、電源制御部23内の起床予約フラグ61を「オン」にしてレジューム処理(復帰)を予約する。
CPU部27が実行するサスペンド処理プロセスは、全内部デバイスの終了処理(S308)を開始する際、その旨を、プロトコルスタック57、ソケットI/F58、アプリケーション59(図5)に通知するものとする。この通知により、全内部デバイスの終了処理中において、プロトコルスタック57、ソケットI/F58、アプリケーション59で起床要因発生の監視と復帰の予約が行われる。なお、ネットワーク部24でも、全内部デバイスの終了処理中は、起床要因発生の監視と復帰の予約が行われる。
プロトコルスタック57、ソケットI/F58、又はアプリケーション59で、起床要因発生と判断された場合、CPU部27から電源制御部23内の起床予約フラグ61が「オン」される。また、ネットワーク部24で起床要因発生と判断された場合、CPU部27を介さず、ネットワーク部24から電源制御部23内の起床予約フラグ61が「オン」される。なお、ネットワーク部24、プロトコルスタック57、ソケットI/F58、又はアプリケーション59は、ネットワーク部24から所定の要求(例えば、印刷要求や応答要求)が受信されたと判断した場合、起床要因発生と判断し、該要求を処理するものとする。
さらに、操作部15の入力装置30の操作や、不図示の計時部としてのリアルタイムクロック(RTC)等から指定時刻アラームがあった場合にも、起床要因発生と判断され、CPU部27から電源制御部23内の起床予約フラグ61が「オン」される。電源制御部23はサスペンド移行後も起床予約フラグ61を保持する。起床予約フラグ61が「オン」されると、電源制御部23は、起床予約状態(図6の状態63;起床予約状態)となる。
そして、全ての内部デバイスの終了処理が完了したと判定した場合(S311でYesの場合)、CPU部27は、電源制御部23にサスペンド移行指示を送り(イベント73)、電源制御部23を介してFET20をオフにする。これにより、電源系B21の電源がオフになり、MFP100はサスペンド状態に移行する。
具体的には、サスペンド移行指示(イベント73)を受けた電源制御部23が、メモリ部25をセルフリフレッシュの待機状態(図6の状態62)に移行させ、また、ネットワーク部24を起床条件監視状態(図6の状態70)に移行させる。さらに、電源制御部23が、電源系B21をオフすることにより、CPU部27がオフ状態(図6の状態67)になる。その後、電源制御部23は、サスペンド状態(図6の状態64)に移行する。このサスペンド状態(図6の状態64)がMFPコントローラ部12全体のサスペンド状態と等価な状態である。
なお、本実施例では、メモリ部25自身に値を保持するサスペンド方式で説明したが、HDD部26を利用するハイバネーション方式や、メモリ部25をMRAMにする方式でも、サスペンド方式と同様の効果を得ることが可能である。
サスペンド中は電源系A22に含まれるデバイスだけが動作する。サスペンド中では、ネットワーク部24は、受信したパケットがサスペンドから復帰しなければならないパケットか否かを監視する(図6の状態70;起床条件監視中)。また、電源制御部23が、レジューム開始を監視しながらサスペンド状態を継続する。なお、電源制御部23は、CPUを内蔵したものでも、専用のハードウェアロジックで構成されるものでも構わない。
図4を用いて、電源制御部23のサスペンド状態中(図6の状態64、サスペンド中)の動作について説明する。
図4は、本実施例における電源制御部23のサスペンド状態中の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す処理は、電源制御部23の図示しないCPUが図示しないROM等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものであっても、専用のハードウェアロジックで実現されるものであってもよい。
電源制御部23は、電源系B21がオフとなっているサスペンド中に、図4に示す処理を行う。サスペンド中の処理(図4)では、電源制御部23は、以下S401〜S406に示すいずれかのイベントが発生を監視する。
S401では、電源制御部23は、起床要因の予約(復帰の予約)の有無を確認する。この起床要因予約の有無の確認では、電源制御部23内に記憶される起床予約フラグ61が「オン」である場合に起床要因予約ありと判定する。この起床予約フラグ61は、サスペンド状態に入った後、即座にレジュームを開始するトリガとして動作させるためのフラグとなる。この起床予約フラグ61の「オン」は、上述したように、サスペンド処理中の中断不可能な状態において設定される。
また、S402では、電源制御部23は、ネットワーク部24からジョブや問合わせ等の有効なレジューム開始指示を受信したか監視する(図6の状態70における起床条件が真になるか否かを監視する)。S403では、電源制御部23は、不図示のFAX部から着信があった等の有効なレジューム開始指示を受信したか監視する。S404では、電源制御部23は、不図示のリアルタイムクロック(RTC)から指定時刻アラームがあったか監視する。S405では、電源制御部23は、USB部31からジョブを受信した等の有効なレジューム開始指示を受信したか監視する。S406では、電源制御部23は、節電ボタン29や電源スイッチ部14の押下があったか監視する。
電源制御部23は、上記S401〜S406に示すいずれかのイベントが発生するまで上記監視を続け、いずれかのイベントが発生した場合(S401〜S406のいずれかでYesの場合)、S407に移行する。
S407では、電源制御部23は、最小サスペンド時間を保証するための処理(リセット不具合を回避するためにサスペンド中の最小時間を保証するための処理)を行い、S408において、レジュームを開始する。なお、S408の詳細は後述する図8に記載する。
すなわち、S408において、電源制御部23は、FET20をオンにし、電源系B21に通電を開始させ、CPU部27に対してリセットの解除を行う。その後、CPU部27が、先に説明したサスペンド時にメモリ部25に保持した各デバイスの中断状態を、各デバイスに設定することで、サスペンドを行う前の状態に移行する(図6の状態68;レジューム処理)。
また、この時、CPU部27は、ネットワーク部24やUSB部31等の外部インタフェースの制御権をCPU部27に取り戻す(図6の状態74;ネットワーク部24がスタンバイ中)、つまり通常状態に戻す。これにより、CPU部27がMFPコントローラ部12の全ての制御権を取り戻す。本実施形態1では、このサスペンド中の処理に、起床要求予約の有無を確認するようにする。これは、先に説明した図3のS310で電源制御部23に設定した起床予約フラグ61の確認である。この起床要求予約フラグ61は、サスペンド状態に入った後、即座にレジュームを開始するトリガとして動作させるためのフラグとなる。
以上のように、本実施例のMFP100は、サスペンドに入る途中(移行の途中)において、中断すべきイベント(起床要因)が発生した場合、電源制御部23にフラグ状態を保持することで復帰を予約し、そのままサスペンドに入る。この復帰予約により、MFP100は、サスペンドに入った後に自動的にレジューム動作を行って、通常状態に復帰することができる。
次に、起床予約フラグ61を「オン」に設定する際の判断について述べる。
図5は、電源制御部23とCPU部27の周辺を詳細に例示する図である。
不図示の外部PCから送られた電気信号は、ネットワーク(LAN)を経由して、ネットワーク部24に入り、その中のPHY53でアナログ・デジタル変換される。該デジタル変換されたデータに基づいて、LANコントローラ(LANC)54がデータパケットを生成する。該生成されたデータパケットは、内部バッファ(BUF)55を介して、メモリ部25上に作られた、例えばデスクリプタテーブルから成るバッファ(BUF)56上に保存される。
例えば、イーサネット(登録商標)を介した通信の場合、受信データは、イーサネット(登録商標)フレームと呼ばれる単位のデータである。受信データは、プロトコルスタックと呼ばれるソフトウェア(プロトコルスタック57)で所定の通信手順に基づいて解析され、例えばTCP/IPのソケットI/F58を介して、アプリケーション59に渡される。なお、プロトコルスタック57は、コンピュータ通信を実現するための一連の通信プロトコル群を実装しているソフトウェアモジュールであり、受信データをプロトコル毎に処理する通信処理機能を有する。
また、アプリケーション59は、ソケットI/F58に対して、ソケットを指定して回線を開き、データの送受信を行うソフトウェアである。ソケットI/F58は、ソケットを用いて、データの受け渡しを行うためのソフトウェアモジュールであり、プロトコルスタック57とアプリケーション59との間でデータの受け渡しを仲介する。アプリケーション59は、ソケットI/F58を介して受け取ったデータの中身を解析して、そのパケットが例えばジョブ等の起床要求となるべきものであるか否かを判断する。
ネットワークは拡張し続けているインタフェースであり、上述のように複数のハードウェア上のバッファと、ソフトウェアで作られたバッファ(実体はメモリ部25上)を介してアプリケーションに通知される。
ここで、TCP/IPのプロトコルによる印刷ジョブ送信を例にして説明する。TCP/IPのプロトコルスタックのウインドウサイズ(一度に受信できるデータのサイズ)に収まってしまうような小さいジョブは、プロトコルスタック57内部(実体はメモリ部25上)に存在している状態で、TCP/IPの転送は完全に完了する。従って、該印刷ジョブの送信元のホストPC(不図示)は、この時点で送信終了とみなしてしまい、「印刷完了」状態になってしまう。
しかし、アプリケーション59は、ソケットI/F58に対して受信要求を出しているだけであり、上記のようにプロトコルスタック57内部にデータが存在している状態では、アプリケーション59は印刷ジョブを受信したこと自体を検知できない。つまり、この状態では、アプリケーション59は、図3のS302のイベント(キャンセル要因)は発生しない。
この状態で、全外部デバイス終了となると(図3のS303でYesとなると)、全内部デバイスの終了処理(図3のS308)に入ってしまうため、MFP100は、途中復帰することが不可能な状態になる。つまり、ジョブがメモリ上にあっても、MFP100はサスペンド状態に移行することになる。
このようにMFP100がサスペンド状態に移行した状態で、その後、ホストPCから起床要因となるネットワークパケットがMFP100に送信された場合、MFP100では、図4のS402の条件が達成され、レジューム動作が開始される。この結果、MFP100では、上記メモリ上に保持されたままサスペンドされたジョブが処理されることになる。
しかし、このようなパケットが送信されるか否かは、外部I/Fの先にある送信元の仕様によるため、保障されていない。このようなパケットが送信されなければ、サスペンド状態のまま上記ジョブが処理されない可能性がある。
例えば、イーサネット(登録商標)1パケットで完了するジョブだった場合、次のパケットが送信される保証はなく、バッファ55にジョブパケットが存在する状態でサスペンドに入ってしまう場合も考えられる。この場合、CPU部27のソフトウェアでは、いかなる方法を用いても、このジョブを検知することはできない。そこで、本実施例では、起床予約フラグ61を用いた復帰の予約を行う。
上述したように、起床予約フラグ61のオン操作は、サスペンド処理の途中であって、サスペンドをキャンセルできないタイミングからサスペンド完了まで有効となる。即ち、図3のフローチャートではS308〜終了までの間(図6の状態66の区間)でのみ、起床予約フラグ61のオン操作が有効となる。
以下、起床予約フラグ61のオン操作について説明する。
(A)ネットワーク部24による起床予約フラグ61のオン操作について説明する。バッファ55にパケットが留まる可能性を救うために、ネットワーク部24が起床要因となるパケットを監視し、該起床要因が発生したと判断した場合、割り込み線60をアサートして、電源制御部23に対し起床予約フラグ61をセットさせる。この場合、イベント72を、CPU部27を介在せずに割り込み線60によって電源制御部23に通知する。これにより、電源制御部23では起床予約フラグが「オン」となり、スタンバイ中、かつ起床予約状態となる。なお、全てのパケットを対象にアサートした場合、ブロードキャストやアープパケット等でも起床予約がされてしまう。そのため、ネットワーク部24では、ブロードキャストやアープパケット等ではなく、ジョブやSNMP等の応答を必要としているパケットかを判断して割り込み線60をアサートすることでより正確な起床予約を行うことが可能となる。
(B)プロトコルスタック57による起床予約フラグ61のオン操作について説明する。プロトコルスタック57は、一般的にカーネル内ライブラリに存在する。IP、TCP等、ネットワークの各プロトコルがスタック的に接続されたものであり、各々が独立した一時バッファを有する。スタックのレイヤに応じて判断できる情報は異なる。最も一般的なもので言えば、TCPプロトコルスタックのTCPポートナンバーである。これは送信者・受信者共に任意のナンバーを使用するという疎結合な約束により通信を多重化することが可能な技術であり、印刷に使用するRAWポートは9100、LPRポートは515等の規定がある。このプロトコルスタック内部でポートナンバーを判定して任意のポートに割り振る処理があるが、この時点でそのデータがおおよそ印刷ジョブであろうと判断することができる。外部からの受信によりCPU部27のカーネルは受信処理を行う。このプロトコルスタック内で、イベント72をCPU部27が発行し、電源制御部23に通知する。これにより、電源制御部23では起床予約フラグ61を「オン」し、スタンバイ中、かつ起床予約状態となる。このように、プロトコルスタック57が、ポートナンバーに応じて起床予約フラグ61をセットするCPU部27の命令を発行することにより、必要なデータ受信で起床予約することが可能となる。
(C)ソケットI/F58による起床予約フラグ61のオン操作について説明する。ソケットI/F58は、カーネルのデータ送受信を多重化するための仕組みである。先に説明したポートと同じような疎結合型のデータ多重化方法で、このレイヤにバッファを持っている場合がある。仮想メモリマッピングを変更することでポインタ渡しを行う場合もある。アプリケーション59は、カーネルのソケットを介して、例えばTCPの任意ポートのデータを受信する。外部からの受信に対応したCPU部27のアプリーションは受信処理を行う。受信した時点で、イベント72をCPU部27が発行し、電源制御部23に通知する。電源制御部23では起床予約フラグ61を「オン」し、スタンバイ中、かつ起床予約状態となる。なお、ソケットは、ソケット毎に使用用途がほぼ確定している。このため、ソケットI/F58は、印刷用途等のソケットからデータを取得できた時点で、起床予約フラグ61をセットするようにCPU部27の命令を発行することにより、必要なデータ受信で起床予約することが可能となる。
なお、アプリケーション59でも起床要因と判断した場合は、その時点で起床予約フラグ61をセットするようにCPU部27の命令を発行し、起床予約してもよい。
上記説明では、上記(A)、(B)、(C)の全てを採用する構成を示したが、上記(A)、(B)、(C)の全てを採用しても良いし、いずれかを選択的に採用する構成でもよい。
上記(A)、(B)、(C)の各階層では、アプリケーション59にデータが渡るまでの時間、一時的に保持可能なバッファサイズが異なる。また、各階層において、パケットデータの解析方式が違い、この違いは、起床要因の判断の信頼性に関わってくる。これらの判断は、ネットワークでは一般的なものであるため、詳細な説明は省く。しかし、ネットワーク部24にCPUを搭載してサスペンド中のネットワーク応答を行うシステムにおいては(A)の判断を用いることで、省電力メリットが最大となる。
なお、上記実施例では、CPU部27をオフにするサスペンドによる省電力モードを示した。しかし、CPU部27を割り込み待機状態(ドーズモード)等に移行させるWait For Interrupt型のスリープ制御においては、(B)の判断を用いることで、信頼性が最も高いシステムを構築できる。このように、構成と必要な信頼性、電力に応じて(A)(B)(C)を選択すればよい。
また、PDLデータ等、アプリケーション59が受信データをある程度受け取らなければジョブを判断できない場合もある。そのような場合は、ソケットI/F58は、アプリケーション59がソケットI/F58からデータを受信開始した時点で、起床予約フラグ61をセットするCPU部27の命令を発行することより、必要なデータ受信で起床予約ことが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態1のMFP100では、サスペンドに入る間際に発生した外部からの問い合わせやジョブ等を処理途中のままサスペンドに入り、そのまま起床しないという障害を回避することができる。本実施例では、このような場合には、起床予約状態63としてサスペンドに入り、サスペンド中かつ一定時間経過待ち状態(図6の64)から、自動的にレジューム処理(図6の68)が開始される。
なお、上記説明では、外部インタフェースでの受信に基づく復帰予約の例として、ネットワーク部24でデータ受信する場合の復帰予約について説明したが、他の外部インタフェースでデータ受信して復帰予約する構成でもよい。例えば、USB部31でデータ受信して復帰予約する構成でもよい。
USB部31も代表的なブロックデバイスである。USB部31とCPU部27は、上述したネットワーク部24とCPU部27の場合と、おおよそ同じバッファ構成を取ることになるため、詳細な説明は省略する。本発明は、具体的な外部インタフェースデバイスをネットワーク部24やUSB部31等に限定するものではなく、その他の外部インタフェースデバイスを用いてもよい。例えば、図示しないBluetooth(登録商標)、赤外線、Thunderbolt等のその他の外部インタフェースでデータ受信して復帰予約する構成でもよい。本発明は、外部インタフェースのハードウェアから起床予約をセットする、また、外部インタフェースから受信したデータを処理するバッファの状態をソフト的に監視して起床予約を行う構成であれば、他の構成であってもよい。
また、上記実施例では、起床予約フラグ61を、電源制御部23内で保持する構成を示した。しかし、起床予約フラグ61を、電源制御部23外で保持する構成であってもよい。起床予約フラグ61は、サスペンド状態で電源制御部23が読み取り可能な記憶領域であれば、どこに保存されていてもよい。
また、起床予約フラグ61を用いて復帰を予約する構成を示したが、他の方法により復帰を予約する構成であってもよい。例えば、サスペンド処理を中断できない状態で、復帰要因が発生した場合、全内部デバイス終了のタイミング等で、リアルタイムクロックにスリープ最小時間をセットし、電源系B21を落とすようにせいてもよい。
以上示したように、MFP100では、サスペンドモードに入る間際に外部インタフェースからイベントを受信した際、一度サスペンドモードに入ってから自起動起床させ、サスペンドから自動起動後、イベントが継続処理されるように構成する。この構成により、サスペンドモードに入る間際に外部インタフェースからイベントを受信したまま、該イベント処理自体がサスペンドされたままになる事象の発生を抑えることができる。その結果、サスペンド状態等の省電力状態に移行する直前に外部からの受信した要求を、ユーザの手を煩わせることなく自動で処理できるようにすることが可能となる。
さらに、従来の画像形成装置では、サスペンドモードに入る直前では、ユーザ操作やリアルタイムクロック(RTC)から指定時刻アラーム等があった場合でも、ユーザの意図に反し、そのままサスペンドモードに移行してしまっていた。しかし、本実施例のMFPでは、サスペンドモードに入る間際に操作部15のキー操作や不図示のリアルタイムクロック(RTC)から指定時刻アラーム等があった場合にも、一度サスペンドモードに入ってから自起動起床させる。この構成により、ユーザの意図に反してサスペンドモードに移行してしまう現象の発生を抑えることができる。
以下、図7を用いて、図3のS308〜S311の処理のうちの、特にネットワーク部24の終了処理について説明する。
図7は、図3のS308〜S311の処理のうちの、特にネットワーク部24の終了処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートに基づけば、起床要因の有無に応じて、通信速度変更処理の実施の有無が変更される。なお、このフローチャートの処理は、CPU部27がHDD部26等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S701において、CPU部27は、メモリ部25に通信速度予約フラグを「オン」にすることで、通信速度変更予約処理を行う。なお、図7のフローチャートの開始時には、通信速度予約フラグは「オフ」に初期化されているものとする。
次に、S702において、CPU部27は、起床要因が発生したか否かを判定する。そして、起床要因が発生していないと判定した場合(S702でNoの場合)、CPU部27は、S705に処理を進める。
一方、起床要因が発生したと判定した場合(S702でYesの場合)、CPU部27は、S703に処理を進める。CPU部27は、S703において、電源制御部23に起床予約処理を行う(電源制御部23の起床予約フラグ61をオンする)とともに、S704において、通信速度変更予約フラグをクリアすることで通信速度変更予約をキャンセルし、S705に処理を進める。
S705では、CPU部27は、上記S701で設定された通信速度予約の有無を判定する。CPU部27は、通信速度予約フラグが「オン」の場合には通信速度予約があると判定し(S705でYesと判定し)、ネットワーク部24に対し、通信速度変更処理を実行し(S706)、S707に処理を進める。一般的に通信速度が遅い設定ほどネットワーク部24の消費電力が低くなる傾向があるため、上記S706にて、ネットワーク部24の通信速度を低速に変更することで、サスペンド時の消費電力を抑える狙いがある。しかし、S706に伴いネットワーク部24のリンクダウンが発生するため、設定が完了しリンクアップするまでの期間は通信不能な状態となる。
一方、CPU部27は、通信速度予約フラグが「オフ」の場合には通信速度予約がないと判定し(S705でNoと判定し)、そのままS707に処理を進める。通信速度予約フラグが「オフ」の場合は、上記S703で起床予約が設定されてS704を実行した場合である。このため、この場合は、サスペンド期間が短いことが予め分かるために、消費電力抑制よりもネットワーク応答性を重視するために、通信速度変更処理を実行しない。
S707では、CPU部27は、ネットワーク部24をサスペンドモードへ移行させる処理を実行する。具体的には、ネットワーク部24が図4のS402の処理を実行可能なように、パケット受信時に起床予約フラグ61を設定する動作モードに切り替える。これにより、ネットワーク部24は、図3のS311で、デバイス終了状態であると判定されるようになる。
上記S707の完了後、S708において、CPU部27は、起床要因が発生したか否かを確認する。そして、起床要因が発生していないと判定した場合(S708でNoの場合)、CPU部27は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。一方、起床要因が発生したと判定した場合(S708でYesの場合)、CPU部27は、電源制御部23に起床予約処理を行い、本フローチャートの処理を終了する。この場合、ネットワーク部24は既にサスペンド状態になっているため、CPU部27は、ネットワーク部24の通信速度変更予約キャンセル処理を実施しない。すなわち、例えば上記S705以降に初めて起床要因が発生した場合は、ネットワーク部24は通信速度変更処理(S706)がなされた上でサスペンドモードに移行することになる。
なお、図7の説明では、S703で起床要因を予約した場合、CPU部27が、S704で通信速度変更予約をキャンセルし、S705で通信速度変更予約の有無を判定する構成を説明した。即ち、CPU部27が、起床要因を予約していない場合には通信速度変更処理を実行し、一方、起床要因を予約した場合には通信速度変更処理を実行しないように制御する構成を説明した。しかし、電源制御部23の起床予約フラグ61がオンされると、電源制御部23がネットワーク部24へ出力される起床予約を示す信号をアサートするようにする。そして、S707でCPU部27からサスペンドモードへ動作モードを移行させる指示を受けたネットワーク部24が、自ら、上記起床予約を示す信号を判定し、自ら、起床予約がない場合に通信速度を変更し、起床予約がある場合に通信速度を変更しない制御を行う構成としてもよい。即ち、MFP100がサスペンド状態に移行する場合に、起床予約がない場合には、ネットワーク部24の通信速度の設定を変更する変更処理を行い、起床予約がある場合には前記変更処理を行わない制御を実現できる構成であればよい。
次に、図8を用いて、起床予約フラグに基づきレジューム時の通信速度変更処理の制御を変更する処理について説明する。
図8は、本実施例のレジューム処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、起床予約フラグに基づきレジューム時の通信速度変更処理の制御を変更する処理に対応する。本フローチャートに従えば、起床予約フラグがオンである場合に通信応答性を重視したレジューム処理を実施することができる。その際、図7において起床要因発生タイミングによっては、通信速度の整合性が取れないケースが発生しうるが、後述の図9に示す処理によって解消する。なお、このフローチャートの処理は、CPU部27がHDD部26等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S801において、CPU部27は、全内部デバイスの復帰処理を実行する。この処理は、図3のS308の全内部デバイス終了処理と対を成す処理であり、各内部デバイスについて、動作モードを通常モードに切り替えた後、退避しておいた設定情報に基づき、デバイスの再設定を行う。
次に、S802において、CPU部27は、電源制御部23上の起床予約フラグ61の有無(オン/オフ)を調べる。そして、起床予約フラグ601が「オフ」と判定した場合(S802でNoの場合)、CPU部27は、S803に処理を進める。S803では、CPU部27は、ネットワーク部24に対し、通常動作時の通信速度に再設定し、804に処理を進める。この処理により、図7のS706において低速に変更された通信速度が高速の値に再設定されるが、S706と同様に、変更過程において一定の通信不能期間が発生する。
一方、起床予約フラグ601が「オン」と判定した場合(S802でYesの場合)、CPU部27は、通信速度設定変更を行うことなく、そのままS804に処理を進める。S804では、CPU部27は、全外部デバイスの復帰処理を実行する。なお、S804の詳細は、図3のS304と同一の処理であるため説明を省略する。
次に、図9を用いて、レジューム後に低速な通信速度の場合に通信速度を再設定する際の処理について説明する。
図9は、レジューム後に通信速度が低速な場合に通信速度を再設定する処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、図7のS707実行以降に起床要因が発生したケースにおいて、通信速度が低速に変更されたが、起床予約フラグが「オン」であるためにレジューム時に通信速度再設定(図8のS803)が実行されなかったケースのための再設定処理である。この処理は、例えば通常状態に復帰した直後や復帰後に定期的に実行される。なお、本フローチャートの処理は、CPU部27がHDD部26等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S901において、CPU部27は、起床予約フラグ61の値とネットワーク部24の通信速度設定の確認を行う。そして、起床予約フラグ61がオン、又は、ネットワーク部24の通信速度設定が「高速」であると判定した場合(S901でNoの場合)、CPU部27は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、起床予約フラグ61がオフ、且つ、ネットワーク部24の通信速度設定が「低速」であると判定した場合(S901でYesの場合)、CPU部27は、S902に処理を進める。S902では、CPU部27は、前回ネットワークジョブからの経過時間を調べる。
そして、前回ジョブから所定時間が経過していないと判定した場合(S902でNoの場合)、CPU部27は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、前回ジョブから所定時間が経過していると判定した場合(S902でYesの場合)、即ちネットワーク部24による通信が所定の期間以上ない場合、CPU部27は、通信速度再設定処理を実行しても良いと判断し、S903に処理を進める。S903では、CPU部27は、通信速度変更処理を実行する。なお、通信速度変更処理の詳細は図8のS803と同一の処理であるため説明を省略する。
なお、本実施例では、図9のS901及びS902の判定条件に基づき、通信速度の再設定処理実行の可否を判定している。しかし、S902の代わりに又はS902に加えて、外部への送信予約設定を確認し、外部への送信予約設定が無いことを踏まえてから(外部への送信予約設定が無い場合に)、通信速度の再設定処理を実行するなど、他の条件に基づいて、通信速度の再設定処理実行の可否を判定するようにしてもよい。また、単に、通常状態において、ネットワーク部24の通信速度設定が低速の場合に、ネットワーク部24の通信速度設定を高速に戻す通信速度変更処理を実行するようにしてもよい。
以上示したように、本実施例によれば、サスペンドモードから即座に復旧するようなケースにおいては応答性を重視したレジューム処理を、それ以外のケースでは省電力性能を重視したサスペンド・レジューム機能を備えたシステムを提供することができる。即ち、サスペンドモード滞在時間が一定時間よりも長い場合にのみ、ネットワーク部24の通信速度変更処理を実行する。例えば、サスペンドモードから即座に遷移するような起床予約設定がなされている場合は、ネットワーク部24の通信速度変更処理を実行しないことで、通信応答性能を高めることができる。
[実施形態2]
以下、本発明の実施形態2について図面を参照しながら詳述する。
図10はMFPコントローラ部12の概略構成の一例を示す図である。なお、同じくコントローラ部12の概略構成を示す図2とはHDD部が属する電源系のみ異なっており、本図においてHDD部1126は電源系A22に属している。また、電源制御部23は、HDD部1126の電源投入および電源断の制御を行うことができる。なお、一般的にHDD部1126は電源投入された後、HDD部1126上のデータをアクセス可能になるまで、数秒から数十秒の時間を要する。これは、電源投入によってHDD部1126内に備わる円盤状の磁気ディスクの回転が開始されるが、回転速度が所定の速度に達しない限り磁気ディスク上のデータへのアクセスを行うことができない為である。また、この回転開始処理はHDD1126部の回転機構に負荷を与える為、一般的に回転開始処理の回数を低減させる為に、通電回数を抑制することが望ましいとされている。よって、HDD部1126の電源をONのまま維持し、磁気ディスクの回転速度を常に維持することによって、応答性向上と損耗抑制の効果が期待される。この場合、サスペンド中もHDD部1126への通電がなされる為、消費電力が増加するデメリットがあるが、起床予約時はサスペンド中の期間が短い為、このデメリットを無視することができる。よって前述の起床予約がなされている場合はHDD部1126の通電を維持することがレジューム後の応答性の向上に繋がると言える。
以下、図11を用いて、図3のS308〜S311の処理のうちの、特にHDD部1126の終了処理について説明する。
図11は、図3のS308〜S311の処理のうちの、特にHDD部1126の終了処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートに基づけば、起床要因の有無に応じて、HDD1126部の通電状態変更処理の実施の有無が変更される。なお、このフローチャートの処理は、CPU部27がHDD部1126やメモリ部25に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。以降、HDD部1126は通電が解除されうる為、他のサスペンド処理に必要なプログラムは、予めメモリ部25にロードしておく必要がある。
まず、S1101において、CPU部27は、メモリ部25にHDD通電解除予約フラグを「オン」にすることで、HDD通電解除予約処理を行う。なお、図11のフローチャートの開始時には、HDD通電解除予約フラグは「オフ」に初期化されているものとする。
次に、S1102において、CPU部27は、起床要因が発生したか否かを判定する。そして、起床要因が発生していないと判定した場合(S1102でNoの場合)、CPU部27は、S1105に処理を進める。
一方、起床要因が発生したと判定した場合(S1102でYesの場合)、CPU部27は、S1103に処理を進める。CPU部27は、S1103において、電源制御部23に起床予約処理を行う(電源制御部23の起床予約フラグ61をオンする)。更にS1104において、HDD通電解除予約フラグをクリアすることでHDD通電解除予約をキャンセルし、S1105に処理を進める。
S1105では、CPU部27は、上記S1101で設定されたHDD通電解除予約の有無を判定する。CPU部27は、HDD通電解除予約フラグが「オン」の場合にはHDD通電解除予約があると判定し(S1105でYesと判定し)、HDD部1126に対し、通電解除処理を実行し(S1106)、S1107に処理を進める。HDD部1126の通電解除がなされた場合、サスペンド期間の消費電力を抑えることが可能となるが、レジューム時に前述したHDD1126の回転待ち時間が発生し、システムの応答性は低下する。
一方、CPU部27は、HDD通電解除予約フラグが「オフ」の場合にはHDD通電解除予約がないと判定し(S1105でNoと判定し)、そのままS1107に処理を進める。HDD通電解除予約フラグが「オフ」の場合は、上記S1103で解除予約が設定されてS1104を実行した場合である。このため、この場合は、サスペンド期間が短いことが予め分かるために、消費電力抑制よりもHDD応答性を重視するために、HDD通電解除処理を実行しない。
S1107では、CPU部27は、HDD部1126をサスペンドモードへ移行させる処理を実行する。具体的には、CPU部27からHDD部1126へのアクセス要求を遮断するようにレジスタ設定を行う。これにより、HDD部1126は、図3のS311で、デバイス終了状態であると判定されるようになる。
上記S1107の完了後、S1108において、CPU部27は、起床要因が発生したか否かを確認する。そして、起床要因が発生していないと判定した場合(S1108でNoの場合)、CPU部27は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。一方、起床要因が発生したと判定した場合(S1108でYesの場合)、CPU部27は、電源制御部23に起床予約処理を行い、本フローチャートの処理を終了する。この場合、HDD部1126は既にサスペンド状態になっているため、CPU部27は、HDD部1126の通電解除予約キャンセル処理を実施しない。すなわち、例えば上記S1105以降に初めて起床要因が発生した場合は、HDD部1126は通電解除処理(S1106)がなされた上でサスペンドモードに移行することになる。
図12は、HDD部1126についてのレジューム処理のフローチャートである。本処理は、起床予約フラグ61の有無により、HDD部1126の通電状態を変更する処理であり、図8のレジューム処理の直前に、電源制御部23によって実施される。まず、電源制御部23はHDD部1126への通電状態を確認する。HDD部1126への通電がなされていない場合(S1201のNo)、電源制御部23はHDD部1126への通電を開始する。一方、既にHDD部1126に通電されている場合(S1201のYes)は、通電状態の変更を行わない。この後、MFPコントローラ部12は図8に記載のレジューム処理を実施する。
上記実施形態では、画像形成装置(MFP)を例に説明したが、複数の電力状態を切り替えて動作可能であり、外部インタフェースでジョブを受信可能な情報処理装置であれば、本発明を適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成が可能である。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
21 電源系B
22 電源系A
23 電源制御部
24 ネットワーク部
29 節電ボタン
57 プロトコルスタック
58 ソケットI/F
59 アプリケーション
1126 HDD部

Claims (12)

  1. 少なくとも第1の電力状態と前記第1の電力状態より消費電力の少ない第2の電力状態を切り替えて動作可能な情報処理装置であって、
    前記第2の電力状態から前記第1の電力状態への復帰を予約する予約手段と、
    前記第1の電力状態から前記第2の電力状態に移行する場合に、前記予約がない場合には通信手段の通信速度の設定を変更する変更処理を行い、前記予約がある場合には前記変更処理を行わない変更手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記予約手段は、前記第2の電力状態から前記第1の電力状態へ復帰するトリガとなる情報を保持手段にセットすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変更処理は、前記通信手段の通信速度の設定を第1の速度から第2の速度へ変更するものであり、
    前記変更手段は、前記前記第2の電力状態から前記第1の電力状態へ復帰する場合に、前記移行時に前記予約がされていなかった場合には、前記通信手段の通信速度の設定を前記第2の速度から前記第1の速度へ変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変更手段は、前記第1の電力状態において、前記通信手段の通信速度の設定が前記第2の通信速度である場合、前記通信手段の通信速度の設定を前記第2の速度から前記第1の速度へ変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更手段は、前記第1の電力状態において、前記通信手段の通信速度の設定が前記第2の通信速度で且つ前記通信手段による通信が所定の期間以上ない場合、前記通信手段の通信速度の設定を前記第2の速度から前記第1の速度へ変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更手段は、前記第1の電力状態において、前記通信手段の通信速度の設定が前記第2の通信速度で且つ前記通信手段による送信予約がない場合、前記通信手段の通信速度の設定を前記第2の速度から前記第1の速度へ変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更手段は、前記第1の電力状態から前記第2の電力状態に移行する場合に、前記通信手段を前記第2の電力状態で動作する動作モードに変更する前に、前記予約がない場合には前記変更処理を行い、前記予約がある場合には前記変更処理を行わないことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 少なくとも第1の電力状態と前記第1の電力状態より消費電力の少ない第2の電力状態を切り替えて動作可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記第2の電力状態から前記第1の電力状態への復帰を予約する予約ステップと、
    前記第1の電力状態から前記第2の電力状態に移行する場合に、前記予約がない場合には通信手段の通信速度の設定を変更する変更処理を行い、前記予約がある場合には前記変更処理を行わない変更ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
  10. 少なくとも第1の電力状態と前記第1の電力状態より消費電力の少ない第2の電力状態を切り替えて動作可能な情報処理装置であって、
    前記第2の電力状態から前記第1の電力状態への復帰を予約する予約手段と、
    前記第2の電力状態においても給電されうる給電対象部と、
    前記第1の電力状態から前記第2の電力状態に移行する場合に、前記予約がない場合には前記給電対象部への給電を解除し、前記予約がある場合には前記給電対象部への給電を維持する給電変更手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記給電対象部に記憶手段を含むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記給電対象部にHDD部を含むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
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