JP2015180066A - 送信方法および送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アップリンク許可制御情報およびダウンリンク許可制御情報をシグナリングする。
【解決手段】サーチスペースに含まれる複数のPDCCH(物理ダウニリンク制御チャネル)候補のうちの一つに下り制御情報をマッピングする。各PDCCH候補は、下り制御情報をマッピングするためのリソースであり、かつ、1つの制御チャネル要素(CCE)又は集約された複数のCCEを含む。一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で隣接して配置される局所配置における第1のアグリゲーションレベル値は、一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で分散して配置される分散配置における第2のアグリゲーションレベル値よりも小さく、サーチスペースにマッピングされた下り制御情報を含む信号を送信する。
【選択図】図10

Description

本発明は、OFDMベースの移動通信システム中でアップリンクおよびダウンリンク許可をシグナリングすることに関する。特に、本発明は、探索空間を構成するための方法および装置、ならびに、アップリンク許可制御情報およびダウンリンク許可制御情報をシグナリングするための探索空間チャネル構造に関する。
第3世代(3G)移動システム、例えば、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)内で標準化されたユニバーサル移動通信システム(UMTS)などは、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))無線アクセス技術に基づいていた。今日、3Gシステムは、世界中で大規模に展開されつつある。この技術を、高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)と、高速アップリンク・パケット・アクセス(HSUPA)とも呼ばれる拡張アップリンクとを導入することによって強化した後、UMTS標準の進化における次の主要なステップは、ダウンリンクのための直交周波数分割多重化(OFDM)と、アップリンクのためのシングル・キャリア周波数分割多重化アクセス(SC−FDMA)とを組み合わせることになった。このシステムは、将来の技術進化に対処するように意図されたため、ロング・ターム・エボリューション(LTE)と名付けられた。
LTEシステムは、低レイテンシかつ低コストで完全なIPベースの機能を提供する、効率的なパケットベースの無線アクセスおよび無線アクセス・ネットワークを表す。詳細なシステム要件は、非特許文献1(http://www.3gpp.org/から入手可能であり、参照により本明細書に組み込まれる)に提供されている。ダウンリンクは、データ変調方式QPSK、16QAM、および64QAMをサポートすることになり、アップリンクは、BPSK、QPSK、8PSK、および16QAMをサポートすることになる。
LTEのネットワーク・アクセスは、1.25〜20MHzの間の複数の定義されたチャネル帯域幅を使用して、極めてフレキシブルになり、これは、UMTS地上無線アクセス(UTRA)の固定5MHzチャネルとは対照的である。スペクトル効率はUTRAと比較して4倍まで増加し、アーキテクチャおよびシグナリングの改善により、ラウンドトリップ・レイテンシが低減する。多入力多出力(MIMO)アンテナ技術が、1セル当たりのユーザを、3GPPの元々のWCDMA(登録商標)無線アクセス技術の10倍にすることができるはずである。できるだけ多くの周波数帯域割振り構成に適合するために、対(paired)(周波数分割複信FDD)と不対(unpaired)(時分割複信TDD)との両方の帯域動作がサポートされる。LTEは、隣接チャネル中においても以前の3GPP無線技術と共存することができ、3GPPの全ての先行無線アクセス技術との間で呼をハンドオーバすることができる。
図1に、LTEリリース8におけるコンポーネント・キャリアの構造を示す。3GPP LTEリリース8のダウンリンク・コンポーネント・キャリアは、いわゆるサブフレーム100中で時間周波数ドメインにおいて細分され、各サブフレームは、期間Tslotに対応する2つのダウンリンク・スロット110と120とに分割される。第1のダウンリンク・スロットは、第1のOFDMシンボル(複数可)内に制御チャネル領域を含む。各サブフレームは、時間ドメインにおける所与の数のOFDMシンボルからなり、各OFDMシンボルは、コンポーネント・キャリアの帯域幅全体に及ぶ。
図2は、LTEリソースをさらに詳細に示す例である。特に、スケジューラによって割り当てることのできるリソースの最小単位は、物理リソース・ブロック(PRB)とも呼ばれるリソース・ブロックである。PRB210は、時間ドメインにおける
個の連続するOFDMシンボル、および、周波数ドメインにおける
個の連続するサブキャリアとして定義される。実際には、ダウンリンク・リソースは、リソース・ブロック対で割り当てられる。リソース・ブロック対は、2つのリソース・ブロックからなる。リソース・ブロック対は、周波数ドメインにおける
個の連続するサブキャリアと、時間ドメインにおけるサブフレームの
個の変調シンボル全体とに及ぶ。
は、6と7のいずれかとすることができ、その結果、合計12または14個のOFDMシンボルとなる。したがって、物理リソース・ブロック210は、時間ドメインにおける1スロットと周波数ドメインにおける180kHzとに対応する、
個のリソース要素220からなる(ダウンリンク・リソース・グリッドに関するこれ以上の詳細は、例えば、参照により本明細書に組み込まれる、http://www.3gpp.org.で入手可能な、非特許文献2に見ることができる)。
ダウンリンクにおける物理リソース・ブロックの数
は、セル中で構成されるダウンリンク送信帯域幅に依存し、LTEでは現在、6〜110個のPRBの区間として定義されている。
データは、仮想リソース・ブロックの対を用いて物理リソース・ブロック上にマッピングされる。仮想リソース・ブロックの対が、物理リソース・ブロックの対にマッピングされる。LTEダウンリンクにおける物理リソース・ブロック上への仮想リソース・ブロックのマッピングに従って、以下の2つのタイプの仮想リソース・ブロックが定義される。
局所化された仮想リソース・ブロック(LVRB)
分散された仮想リソース・ブロック(DVRB)
局所化されたVRBを使用する局所化送信モードでは、eNBは、どのリソース・ブロックが何個使用されるかについて完全に制御することができ、この制御を使用して、通常、スペクトル効率が大きくなるようなリソース・ブロックを選ぶべきである。ほとんどの移動通信システムでは、その結果、隣接する物理リソース・ブロック、または隣接する物理リソース・ブロックの複数のクラスタが単一のユーザ機器へ送信するためのものになる。というのは、無線チャネルは周波数ドメインにおいてコヒーレントであり、このことは、1つの物理リソース・ブロックが大きいスペクトル効率を提供するならば、隣接する物理リソース・ブロックも同様に大きいスペクトル効率を提供する可能性が非常に高いことを含意するからである。分散されたVRBを使用する分散送信モードでは、十分に大きいスペクトル効率を提供する少なくともいくつかの物理リソース・ブロックをヒットするために、同じUEへのデータを搬送する物理リソース・ブロックが周波数帯域全体に分散され、それにより周波数ダイバーシティを得る。
3GPP LTEリリース8では、アップリンクおよびダウンリンクにおいて、1つのコンポーネント・キャリアしかない。ダウンリンク制御シグナリングは基本的に、以下の3つの物理チャネルによって搬送される。
サブフレーム中の制御シグナリングに使用されるOFDMシンボルの数(すなわち制御チャネル領域のサイズ)を示すための、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)
アップリンク・データ送信に関連するダウンリンクACK/NACKを搬送するための、物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル(PHICH)
ダウンリンク・スケジューリング割当ておよびアップリンク・スケジューリング割当てを搬送するための、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
PCFICHは、既知の事前定義済み変調符号化方式を使用して、ダウンリンク・サブフレームの制御シグナリング領域内の既知の位置から送られる。ユーザ機器は、サブフレーム中の制御シグナリング領域のサイズに関する情報、例えばOFDMシンボルの数を得るために、PCFICHを復号する。ユーザ機器(UE)がPCFICHを復号することができない場合、または誤ったPCFICH値を得た場合、UEは、制御シグナリング領域に含まれるL1/L2制御シグナリング(PDCCH)を正しく復号できないことになり、その結果、制御シグナリング領域に含まれる全てのリソース割当てを失うことがある。
PDCCHは、制御情報、例えば、ダウンリンクまたはアップリンク・データ送信用のリソースを割り振るためのスケジューリング許可を、搬送する。物理制御チャネルは、1つまたは複数の連続する制御チャネル要素(CCE)の集約上で送信される。各CCEは、いわゆるリソース要素グループ(REG)にグループ化されたリソース要素のセットに対応する。制御チャネル要素は通常、9つのリソース要素グループに対応する。PDCCH上のスケジューリング許可は、制御チャネル要素(CCE)に基づいて定義される。リソース要素グループは、リソース要素への制御チャネルのマッピングを定義するのに使用される。各REGは、同じOFDMシンボル内の基準信号を除いた、4つの連続するリソース要素からなる。REGは、1つのサブフレーム内の最初の1〜4つのOFDMシンボル中に存在する。ユーザ機器へのPDCCHは、サブフレーム内のPCFICHに従って、最初の1つ、2つ、または3つのOFDMシンボル上で送信される。
3GPP LTEリリース8(および後のリリース)において物理リソース上へのデータのマッピングで使用される別の論理的単位は、リソース・ブロック・グループ(RBG)である。リソース・ブロック・グループは、連続(周波数において)する物理リソース・ブロックのセットである。RBGの概念は、受信ノード(例えばUE)に割り振られたリソースの位置を示すために特定のRBGにアドレスすることを可能にし、このような指示のためのオーバヘッドを最小限に抑え、それにより送信の制御オーバヘッド対データの比率を低減する。RBGのサイズは現在、システム帯域幅、特に
に応じて、1、2、3、または4に指定されている。LTEリリース8におけるPDCCHのRBGマッピングに関するこれ以上の詳細は、http://www.3gpp.org/で自由に入手可能であり参照により本明細書に組み込まれる、非特許文献3に見ることができる。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を使用して、ユーザ・データが移送される。PDSCHは、1つのサブフレーム内の、PDCCHの後の残りのOFDMシンボルにマッピングされる。1つのUEに割り振られるPDSCHリソースは、各サブフレームごとのリソース・ブロック単位である。
図3に、サブフレーム内でのPDCCHおよびPDSCHの例示的なマッピングを示す。最初の2つのOFDMシンボルは、制御チャネル領域(PDCCH領域)を形成し、L1/L2制御シグナリングに使用される。残りの12個のOFDMシンボルは、データ・チャネル領域(PDSCH領域)を形成し、データに使用される。全てのサブフレームのリソース・ブロック対の内で、セル特有の基準信号、いわゆる共通基準信号(CRS)が、1つまたは複数のアンテナ・ポート0〜3上で送信される。図3の例では、CRSは、2つのアンテナ・ポートから送信される(R0およびR1)。
さらに、サブフレームは、UE特有の基準信号、いわゆる、PDSCHを復調するためにユーザ機器によって使用される復調基準信号(DM−RS)も含む。DM−RSは、特定のユーザ機器にPDSCHが割り振られるリソース・ブロック内でのみ送信される。DM−RSを用いた多入力多出力(MIMO)をサポートするために、4つのDM−RSレイヤが定義されるが、このことは、多くても4レイヤのMIMOがサポートされることを意味する。図3のこの例では、DM−RSレイヤ1、2、3、および4が、MIMOレイヤ1、2、3、および4に対応する。
LTEの重要な特徴の1つは、同期した単一周波数ネットワークを介して複数のセルからマルチキャストまたはブロードキャスト・データを送信できることであり、これは、マルチメディア・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN、multimedia broadcast single frequency network)動作として知られている。MBSFN動作では、UEは、複数のセルからの同期した信号を受信して結合する。これを容易にするために、UEは、MBSFN基準信号に基づいて別個のチャネル推定を実施する必要がある。MBSFN基準信号と通常の基準信号を同じサブフレーム中で混合しないようにするために、MBSFNサブフレームとして知られているいくつかのサブフレームが、MBSFN送信のために予約される。図4に、MBSFNサブフレームの構造を示す。OFDMシンボルの最初の2つまでが、非MBSFN送信のために予約され、残りのOFDMシンボルが、MBSFN送信に使用される。最初の2つまでのOFDMシンボル中で、アップリンク・リソース割当て用のPDCCH、およびPHICHを送信することができ、セル特有の基準信号は、非MBSFN送信サブフレームと同じである。1つのセル中の特定のパターンのMBSFNサブフレームは、そのセルのシステム情報中でブロードキャストされる。MBSFNを受信することができないUEは、最初の2つまでのOFDMシンボルを復号して、残りのOFDMシンボルは無視することになる。MBSFNサブフレーム構成は、10ミリ秒と40ミリ秒の両方の周期性をサポートする。しかし、番号0、4、5、および9のサブフレームは、MBSFNサブフレームとして構成することはできない。図4は、MBSFNサブフレームのフォーマットを示す。
L1/L2制御シグナリング上で送られるPDCCH情報は、共有制御情報と個別制御情報とに分けることができる。IMTアドバンストに関する周波数スペクトルが、2008年11月に世界無線通信会議(WRC−07)で決定された。しかし、実際の利用可能な周波数帯域幅は、地域または国ごとに異なる場合がある。3GPPによって標準化されたLTEの拡張は、LTEアドバンスト(LTE−A)と呼ばれ、リリース10の主題として承認されている。LTE−Aリリース10はキャリア・アグリゲーションを採用するが、このキャリア・アグリゲーションによれば、より広い送信帯域幅、例えば100MHzまでの送信帯域幅をサポートするために、LTEリリース8で定義された2つ以上のコンポーネント・キャリアが集約される。一般に、単一のコンポーネント・キャリアは帯域幅20MHzを超えないと仮定される。端末は、その能力に応じて、1つまたは複数のコンポーネント・キャリア上で同時に受信および/または送信することができる。
LTE−Aの別の重要な特徴は、3GPP LTE−AのUTRANアーキテクチャに中継ノードを導入することによって、中継機能を提供することである。LTE−Aでは、中継は、高データ・レートのカバレッジ、グループ・モビリティ、一時的ネットワーク展開、セル・エッジ・スループットを改善するための、かつ/または新しいエリアでカバレッジを提供するためのツールと見なされる。
中継ノードは、ドナー・セルを介して無線アクセス・ネットワークにワイヤレス接続される。中継戦略に応じて、中継ノードは、ドナー・セルの一部であることもあり、または別法として、それ自体のセルを制御することもある。中継ノードがドナー・セルの一部である場合、中継ノードは、それ自体のセル識別を有さないが、それでもなお中継IDを有することがある。中継ノードがそれ自体のセルを制御する場合、中継ノードは1つまたは複数のセルを制御し、中継によって制御される各セル中で、一意の物理レイヤ・セル識別が提供される。少なくとも、「タイプ1」中継ノードが、3GPP LTE−Aの一部となる。「タイプ1」中継ノードは、以下を特徴とする中継ノードである。
中継ノードは、ユーザ機器にとってはそれぞれがドナー・セルとは異なる別個のセルに見えるようなセルを制御する。
これらのセルは、LTEリリース8において定義されるようなそれ自体の物理セルIDを有するべきであり、中継ノードは、それ自体の同期チャネルや基準シンボルなどを送信するものとする。
単一セル動作に関して、UEは、スケジューリング情報およびHARQフィードバックを中継ノードから直接受け取り、その被制御情報(肯定応答、チャネル品質指示、スケジューリング要求)を中継ノードに送るべきである。
中継ノードは、3GPP LTE準拠のユーザ機器にとっては、後方互換性をサポートするために、3GPP LTE準拠のeNodeBに見えるべきである。
中継ノードは、3GPP LTE−A準拠のユーザ機器にとっては、さらに性能向上を可能にするために、3GPP LTE eNodeBとは異なるように見えるべきである。
図5に、中継ノードを使用する例示的な3GPP LTE−Aネットワーク構造を示す。ドナーeNodeB(d−eNB)510は、ユーザ機器UE1 515および中継ノード(RN)520に直接サービスし、RN520はさらに、UE2 525にサービスする。ドナーeNodeB510と中継ノード520との間のリンクは、通常、中継バックホール・アップリンク/ダウンリンクと呼ばれる。中継ノード520と、中継ノードに帰属するユーザ機器525(r−UEとしても示される)との間のリンクは、(中継)アクセス・リンクと呼ばれる。
ドナーeNodeBは、L1/L2制御およびデータを、マイクロユーザ機器UE1 515に、また中継ノード520にも送信し、中継ノード520はさらに、このL1/L2制御およびデータを中継ユーザ機器UE2 525に送信する。中継ノードは、送信動作と受信動作とを同時に実施することのできない、いわゆる時間多重化モードで動作することができる。特に、eNodeB510から中継ノード520へのリンクが中継ノード520からUE2 525へのリンクと同じ周波数スペクトルで動作する場合、中継の送信機がそれ自体の受信機に対する干渉を引き起こすため、eNodeBから中継ノードへの送信と中継ノードからUEへの送信を同じ周波数リソース上で同時に行うことは、送出信号と入来信号との十分な分離がもたらされない限り、不可能であることがある。したがって、中継ノード520がドナーeNodeB510に送信するとき、中継ノード520は、中継ノードに帰属するUE525から同時に受信することはできない。同様に、中継ノード520がドナーeNodeBからデータを受信するとき、中継ノード520は、中継ノードに帰属するUE525にデータを送信することはできない。したがって、中継バックホール・リンクと中継アクセス・リンクとの間に、サブフレーム区分化がある。
中継ノードのサポートに関して、3GPPでは現在、以下のように合意されている。
eNodeBから中継へのダウンリンク・バックホール送信がその間に構成される、中継バックホール・ダウンリンク・サブフレームは、半静的に割り当てられる。
中継からeNodeBへのアップリンク・バックホール送信がその間に構成される、中継バックホール・アップリンク・サブフレームは、半静的に割り当てられるか、または、中継バックホール・ダウンリンク・サブフレームからHARQタイミングによって暗黙的に導出される。
中継バックホール・ダウンリンク・サブフレーム中では、中継ノードは、ドナーeNodeBに送信することになり、したがって、r−UEは、中継ノードからのどんなデータの受信も予想しないことになっている。中継ノードに帰属することを意識していないUE(中継ノードが標準的なeNodeBに見える、リリース8のUEなど)に対する後方互換性をサポートするために、中継ノードは、バックホール・ダウンリンク・サブフレームをMBSFNサブフレームとして構成する。
以下では、例示のために、図5に示すネットワーク構成を仮定する。ドナーeNodeBは、L1/L2制御およびデータを、マクロユーザ機器(UE1)515に、また中継(中継ノード)520にも送信し、中継ノード520は、L1/L2制御およびデータを中継ユーザ機器(UE2)525に送信する。さらに、中継ノードが時分割複信モードで動作する、すなわち送信動作と受信動作とが同時に実施されないと仮定すると、図6に示すような、非網羅的な経時的エンティティ挙動に到る。中継ノードが「送信」モードにあるときは常に、UE2は、L1/L2制御チャネルおよび物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信する必要があり、中継ノードが「受信」モードにあるとき、すなわちNodeBからL1/L2制御チャネルおよびPDSCHを受信しているときは、中継ノードはUE2に送信することができず、したがってUE2は、このようなサブフレーム中では中継ノードからどんな情報も受信することができない。UE2が中継ノードに帰属することをUE2が意識していない場合(例えばリリース8のUE)、中継ノード520は、通常の(e−)NodeBとして挙動しなければならない。当業者には理解されるであろうが、中継ノードのない通信システム中では、どんなユーザ機器も常に、あらゆるサブフレーム中に少なくともL1/L2制御信号があると仮定することができる。したがって、中継ノードの下で動作するこのようなユーザ機器をサポートするために、中継ノードは、全てのサブフレーム中で、このような予想される挙動を装うべきである。
図3および4に示したように、各ダウンリンク・サブフレームは、制御チャネル領域とデータ領域との、2つの部分からなる。図7に、中継バックホール送信が行われる状況で中継アクセス・リンク上のMBSFNフレームを構成する例を示す。各サブフレームは、制御データ部分710、720、およびデータ部分730、740を含む。MBSFNサブフレーム中の第1のOFDMシンボル720は、中継ノード520によって、制御シンボルをr−UE525に送信するために使用される。サブフレームの残りの部分で、中継ノードは、ドナーeNodeB510からデータ740を受信することができる。したがって、同じサブフレーム中では、中継ノード520からr−UE525へのどんな送信もあり得ない。r−UEは、最初の2つまでのOFDM制御シンボルを受信し、サブフレームの残りの部分は無視する。非MBSFNサブフレームは、中継ノード520からr−UE525に送信され、制御シンボル710ならびにデータシンボル730がr−UE525によって処理される。MBSFNサブフレームは、10ミリ秒または40ミリ秒ごとに構成されてよい。したがって、中継バックホール・ダウンリンク・サブフレームもまた、10ミリ秒と40ミリ秒の両方の構成をサポートする。MBSFNサブフレーム構成と同様、中継バックホール・ダウンリンク・サブフレームは、#0、#4、#5、および#9のサブフレームにおいては構成することができない。
MBSFNサブフレームは中継ノードでダウンリンク・バックホールのダウンリンク・サブフレームとして構成されるので、中継ノードは、ドナーeNodeBからPDCCHを受信することはできない。したがって、新しい物理制御チャネル(R−PDCCH)を使用して、ダウンリンクおよびアップリンク・バックホール・データ用に半静的に割り当てられたサブフレーム内で、動的にまたは「セミパーシステントに」リソースが割り当てられる。ダウンリンク・バックホール・データは、新しい物理データ・チャネル(R−PDSCH)上で送信され、アップリンク・バックホール・データは、新しい物理データ・チャネル(R−PUSCH)上で送信される。中継ノードへのR−PDCCH(複数可)は、サブフレームのPDSCH領域内のR−PDCCH領域にマッピングされる。中継ノードは、サブフレームのこの領域内でR−PDCCHを受信することを予想する。時間ドメインでは、R−PDCCH領域は、構成されたダウンリンク・バックホール・サブフレームに及ぶ。周波数ドメインでは、R−PDCCH領域は、より高いレイヤのシグナリングによって中継ノードのために事前構成された、いくつかのリソース・ブロック上に存在する。サブフレーム内のR−PDCCH領域の設計および使用に関して、標準化において以下の特性がこれまでに合意されている。
R−PDCCHには、送信のためのPRBが半静的に割り当てられる。さらに、これらの半静的に割り当てられたPRB内でR−PDCCH送信に現在使用されることになるリソースのセットは、サブフレーム間で動的に変動することがある。
動的に構成されるリソースは、バックホール・リンクに利用可能なOFDMシンボルの完全なセットをカバーしてもよく、またはこれらのサブセットに制約されてもよい。
半静的に割り当てられたPRB内の、R−PDCCHに使用されないリソースを使用して、R−PDSCHまたはPDSCHを搬送することができる。
MBSFNサブフレームの場合、中継ノードは、制御信号をr−UEに送信する。次いで、同じサブフレーム内でドナーeNodeBによって送信されたデータを中継ノードが受信できるように、送信モードから受信モードに切り替えることが必要になる可能性がある。このギャップに加えて、ドナーeNodeBと中継ノードとの間の信号の伝搬遅延を考慮に入れなければならない。したがって、R−PDCCHはまず、中継ノードが受信するのがサブフレーム内で十分に遅いOFDMシンボルから、送信される。
物理リソース上へのR−PDCCHのマッピングは、周波数分散方式と周波数局所化方式のいずれかで実施することができる。
限られた数のPRB内でR−PDCCHをインタリーブすることで、ダイバーシティ利得を達成することができると同時に、浪費されるPRBの数を制限することができる。
非MBSFNサブフレーム中では、ENodeBによってDM−RSが構成されるときは、リリース10のDM−RSが使用される。そうでない場合は、リリース8のCRSが使用される。MBSFNサブフレーム中では、リリース10のDM−RSが使用される。
R−PDCCHは、バックホール・リンクに対するダウンリンク許可またはアップリンク許可を割り当てるのに使用することができる。ダウンリンク許可探索空間およびアップリンク許可探索空間の境界は、サブフレームのスロット境界である。特に、ダウンリンク許可は、サブフレームの第1のスロット中でのみ送信され、アップリンク許可は、第2のスロット中でのみ送信される。
DM−RSを用いて復調するときは、インタリーブは適用されない。CRSを用いて復調するときは、REGレベルのインタリーブと、インタリーブなしの両方がサポートされる。
以上の合意に基づき、R−PDCCH探索空間の構成については、以下のように、基本的に3つの異なるオプションがある。
周波数において局所化された非インタリーブドR−PDCCH
周波数において分散された非インタリーブドR−PDCCH
REGレベルのインタリーブドR−PDCCH
REGレベルのインタリーブドR−PDCCHの場合は、リリース8のPDCCH探索空間方式が、R−PDCCHのための半静的に構成されるPRB内で再使用されることになる(いわゆるR−PDCCH仮想帯域幅)。非インタリーブドR−PDCCHの場合は、帯域幅全体にわたり異なる集約レベルについてPDCCH候補の位置をランダム化するリリース8のPDCCH探索空間の概念を理論的には適用することができるが、この概念は、eNodeBによって自由に割り当てることのできる位置に候補が存在できるという利益を促進することにはならない。これにより、制御チャネルの完全な周波数選択的スケジューリング利益を利用することが不可能になる。
3GPP TR 25.913、「Requirements for evolved UTRA (E-UTRA) and evolved UTRAN (E-UTRAN)」、v8.0.0、2009年1月 3GPP TS 36.21.1、「Evolved universal terrestrial radio access (E-UTRA); physical channels and modulations (Release 8)」、バージョン8.9.0、2009年12月、セクション6.2 3GPP TS 36.213「Evolved Universal terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」、v8.8.0、2009年9月、セクション7.1.6.1 3GPP TS 36.213「Evolved Universal terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」、v8.8.0、2009年9月、セクション9.1.1 3GPP TS 36.213、「Evolved Universal terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」、v8.8.0、2009年9月、セクション9.1
上記に鑑みて、本発明の目的は、共有チャネルに対するアップリンクおよびダウンリンク許可(または割当て)を含み得る制御情報を、受信側に、または特に中継ノードにシグナリングすることができる探索空間を構成するための、効率的な方式を提供することである。
これは、独立請求項の特徴によって達成される。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項に従う。
本発明の特定の手法は、より低い集約レベルの局所化された候補と、より高い集約レベルの少なくとも1つの分散された候補とを含む、探索空間構成を提供することである。
本発明の主たる一態様は、サーチスペースに含まれる複数のPDCCH候補のうちの一つに下り制御情報をマッピングし、各PDCCH候補は下り制御情報をマッピングするためのリソースであり、かつ、1つの制御チャネル要素(CCE)又は集約された複数のCCEを含み、一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で隣接して配置される局所配置における第1のアグリゲーションレベル値は、前記一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で分散して配置される分散配置における第2のアグリゲーションレベル値よりも小さく、前記サーチスペースにマッピングされた前記下り制御情報を含む信号を送信する、送信方法である。
本発明の一態様によれば、マルチキャリア通信システムにおけるサブフレーム内で制御データを受信する方法が提供される。この方法は、受信ノードにおいて実施される以下のステップ、すなわち、物理リソース・ブロックに論理的に分割され複数の制御チャネル要素を含むサブフレームを送信ノードから受信するステップと、サブフレームの事前定義済み探索空間内で制御情報のブラインド検出を実施するステップとを含む。前記探索空間は、ブラインド検出を実施するための候補に論理的に細分され、各候補は1つまたは複数の集約制御チャネル要素を含み、第1の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補は、周波数において隣接して配置された制御チャネル要素からなり、第1の数よりも大きい第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補は、周波数において少なくとも部分的に分散された制御チャネル要素からなる。
本発明の別の態様によれば、マルチキャリア通信システムのサブフレーム内で少なくとも1つの受信ノードへの制御情報を送信する方法が提供される。この方法は、送信ノードにおいて実施される以下のステップ、すなわち、サブフレーム中の事前定義済み探索空間上に、受信ノードへの制御情報をマッピングするステップであって、受信ノードがブラインド検出を実施しようとするリソースを探索空間が含み、前記探索空間がブラインド検出のための候補に論理的に細分され、各候補が1つまたは複数の集約制御チャネル要素を含み、第1の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補が、周波数において隣接して配置された制御チャネル要素からなり、第1の数よりも大きい第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補が、周波数において少なくとも部分的に分散された制御チャネル要素からなる、ステップと、サブフレームを少なくとも1つの受信ノードに送信するステップとを含む。
本発明の別の態様によれば、マルチキャリア通信システムのサブフレーム内で制御情報を受信するための受信装置が提供される。この装置は、複数の制御チャネル要素を含むサブフレームを送信ノードから受信するための受信ユニットと、サブフレームの事前定義済み探索空間内で制御情報のブラインド検出を実施するための検出ユニットとを備え、前記探索空間は、ブラインド検出が実施されることになる候補に論理的に細分され、各候補は1つまたは複数の集約制御チャネル要素を含み、第1の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補は、周波数において隣接して配置された制御チャネル要素からなり、第1の数よりも大きい第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補は、周波数において少なくとも部分的に分散された制御チャネル要素からなる。
本発明の別の態様によれば、マルチキャリア通信システムのサブフレーム内で少なくとも1つの受信ノードへの制御情報を送信するための送信装置が提供される。この装置は、受信ノードがブラインド検出を実施することになるリソースを含む、サブフレーム中の事前定義済み探索空間上に、受信ノードへの制御情報をマッピングするためのマッピング・ユニットであって、前記探索空間がブラインド検出のための候補に論理的に細分され、各候補が1つまたは複数の集約制御チャネル要素を含み、第1の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補が、周波数において隣接して配置された制御チャネル要素からなり、第1の数よりも大きい第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補が、周波数において少なくとも部分的に分散された制御チャネル要素からなる、マッピング・ユニットと、サブフレームを少なくとも1つの受信ノードに送信するための送信ユニットとを備える。
したがって、局所化された候補が構成される場合でも、より高い集約レベルの候補については、フェーディング・ディップ(fading dip)に対する頑強性および回復力が増大する。言い換えれば、本発明は、周波数ドメインにおいて、より高い集約レベルの候補のうちの少なくとも1つを、少なくとも部分的に分散させることを提案する。ここで、用語「分散させる」とは、周波数において連続的に隣接する物理リソース・ブロック上に全てがマッピングされるわけではない制御チャネル要素上に、候補をマッピングすることを指す。したがって、候補の制御チャネル要素の少なくとも2つの部分を、少なくとも1つの他の物理リソース・ブロックが分離する。
第1の数の集約制御チャネル要素が1つまたは2つであり、第2の数の集約制御チャネル要素が4つまたは8つであることが有利である。好ましくは、第2の数の集約制御チャネル要素を有する1つの候補が、単一制御チャネル要素にわたって分散され、かつ/または、8つの集約制御チャネル要素を有する候補が、2制御チャネル要素のサイズの各部分にわたって分散され、部分は一般に、2つ以上の連続的に隣接する物理リソース・ブロックに類似する。これらの特定の数は、集約レベル1、2、4、および8を現在サポートするLTE/LTE−Aシステムに関して、特に有利である。これらの数を選択すれば、集約レベル2の局所化が可能になり、集約レベル4および/または8の少なくとも1つの候補が分散され、これにより、これらの分散された候補の検出頑強性が増大する。しかし、本発明はこれらの数に限定されない。展開されるシステムに応じて、3、5、6などの集約レベルをサポートすることもできる。一般に、候補が分散されることになる集約レベルの選択は、候補が定義される周波数帯域と、予想されるフェーディング特性とを考慮して実施することができる。
本発明の一実施形態によれば、制御チャネル要素は、3GPP LTE/LTE−Aにおいて定義される制御チャネル要素(CCE)に対応する。本発明の別の実施形態によれば、制御チャネル要素は、3GPP LTE/LTE−Aの物理リソース・ブロックに対応する。しかし、本発明はこれに限定されず、本発明の制御チャネル要素は、時間/周波数ドメインにおいて定義される任意のリソースとすることができる。
第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの候補が、周波数において隣接する物理リソース・ブロック上にマッピングされ(すなわち局所化方式で)、第2の数の集約制御チャネル要素を有する少なくとも1つの他の候補が、周波数において分散された物理リソース・ブロック上にマッピングされることが有利である。フェーディングならびに/または雑音および干渉特性が周波数ドメインにおいて一様であり、したがって隣接する物理リソース・ブロックのチャネル特性がよく似ている確率が非常に高い場合は、局所化方式が採用されるのが有利である。ほとんどの態様では、最も重要なチャネル特性は、信号フェーディングおよび伝搬、雑音、干渉、ならびに/または周波数シフトによる、振幅および位相の変化を含む。したがって、チャネル特性がよくわかっていれば、最良のチャネル・リソース(複数可)を選択的に使用することによって、局所化方式を用いてチャネル容量を非常に効率的に利用することができる。反対に、このような知識がなければ、または知識が不正確であれば、チャネル状態のよい少なくともいくつかのリソースをヒットするのを試みるために(すなわちいくぶんランダムなやり方で)、分散されたチャネル・リソースを使用するのが有益である。
好ましくは、第2の数の集約制御チャネル要素を有する候補を周波数において分散させることは、第3の数の制御チャネル要素を有する部分上に前記候補をマッピングすることによって実施され、これらの部分はさらに、分散方式で周波数にマッピングされる。すなわち、少なくとも1つの物理リソース・ブロックによって相互から分離される。第3の数は、第2の数よりも小さい。特に、候補の制御チャネル要素は、周波数における、第2の数よりも小さい集約レベルの候補の位置に対応する部分に分散されてよい。例えば、集約レベル4または8の候補が複数の部分に分散されてよく、部分は、2つの隣接する物理リソース・ブロックにマッピングされる制御チャネル要素からなり、少なくとも1つのこのような部分は、それ自体で、集約レベル2の候補を構成することになり、または、このような各部分が、集約レベル2の候補を構成することにすらなる。しかし、これらの部分の分散は、より低いレベルの候補の位置にわたって実施する必要はない。周波数における任意の制御チャネル要素位置をとることができる。同じ位置を使用することは、候補をできるだけ少ない物理リソース・ブロック中にパックして、それにより、共有データ・チャネル送信に使用できない物理リソース・ブロックの量を最小限に抑える利益を有する。異なる位置を使用することは、異なる集約レベルの異なる候補の送信を、相互に影響を及ぼさずに可能にする利益を有する。すなわち、より低い集約レベルの候補の送信がより高い集約レベルの候補の送信をブロックせず、またその逆でもある。これらの部分を周波数ドメインにおいて相互からできる限り遠くに、かつ/または他の候補からできる限り遠くに分散させて、より高いダイバーシティを達成することが有利である。
別法として、候補は、周波数において少なくとも1つの物理リソース・ブロックによって相互から分離された物理リソース・ブロックにマッピングされる複数の単一制御チャネル要素に分散されてもよい。
第1の受信ノードに対する、第2の数の集約制御チャネル要素を有する分散された候補の位置は、第2の受信ノードに対する、第2の数の集約制御チャネル要素を有する分散された候補の位置とは異なることが有利である。これにより、受信ノード個別のシグナリングのためのリソースをブロックすることなく効率的なマッピングが可能になる。
本発明の一実施形態によれば、隣接周波数上で局所化されたより大きい数の集約制御チャネル要素を有する候補は、周波数において、より小さい数の集約制御チャネル要素を有する候補と重複せずに位置する。このような構成は、ブロッキングのない効率的なリソース利用を可能にするので、特に有利である。このことは、例えば、レベル1の候補の割当てがレベル2の候補の割当てをブロックするのではなく、両方の候補を同じまたは異なる受信ノードに割り当てることができることを意味する。
特に、本発明の一実施形態によれば、制御チャネル要素は物理リソース・ブロック上にマッピングされ、第4の数の物理リソース・ブロックはリソース・ブロック・グループを形成し、候補は、リソース・ブロック・グループの物理リソース・ブロックに含まれる制御チャネル要素にマッピングされる。より小さい数の制御チャネル要素を有する候補は、局所化され、リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロックから始まるように、隣接(周波数において)する物理リソース・ブロック上にマッピングされる。より大きい数の集約制御チャネル要素を有する候補は、局所化され、リソース・ブロック・グループの最後の物理リソース・ブロックで終わるように、隣接する物理リソース・ブロック上にマッピングされる。リソース・ブロック・グループのサイズを超える数の集約制御チャネル要素を有する候補の場合、候補は、第1のリソース・ブロック・グループを完全に満たし、隣接する第2のリソース・ブロック・グループを少なくとも部分的に満たす。このようなマッピングは、異なる集約レベルの候補の重複を回避する可能性が高く、したがってリソース利用の点で効率的である。第4の数は、例えば2、3、または4とすることができる。しかし、一般に、任意の他の数もサポートすることができる。第4の数が1に等しいことは、物理リソース・ブロックが単独でリソース・ブロック・グループに対応することを意味する。
別法として、異なる集約レベルを有する候補の重複を回避するために、隣接する物理リソース・ブロック上で局所化されてマッピングされるより大きい数の集約制御チャネル要素を有する候補は、周波数において、より小さい数の集約制御チャネル要素を有する候補の位置に対してシフトした物理リソース・ブロック中に位置し、より小さい集約の候補はそれぞれ、隣接する物理リソース・ブロック上に局所化されてマッピングされる。特に、シフトは、候補が重複しないように十分であり、例えば、より小さい数の集約制御チャネル要素のサイズであってよい。このことは、より高いレベルの候補が、より低いレベルの候補の次の物理リソース・ブロック中で開始することを意味する。
好ましくは、受信ノードは中継ノードであり、送信ノードは、3GPP LTE(−A)ベースのシステムにおけるドナーeNodeBであり、物理ダウンリンク制御チャネルは、時間ドメインにおける物理リソース・ブロック・インタリーブのない、R−PDCCHである。しかし、別法としてまたは追加で、通常の移動端末が、局所化された制御情報の送信からの利益を得るために、受信ノードとしての働きをしてもよい。
本発明の別の実施形態によれば、種々の受信ノードのより高いレベルの候補が、重複しない位置に分散される。第1の数の集約物理リソース・ブロックを有する局所化された候補の位置は、第1の受信ノードと第2の受信ノードとで同一であってよい。
本発明の別の態様によれば、コンピュータ可読プログラム・コードが組み入れられたコンピュータ可読媒体を含むコンピュータ・プログラム製品が提供される。プログラム・コードは、本発明を実施するように適合される。
本発明の上記および他の目的および特徴は、添付の図面と共に提供する後続の記述および好ましい実施形態から、より明らかになるであろう。
3GPP LTEリリース8で定義される、ダウンリンク・コンポーネント・キャリア上のサブフレームの一般構造を示す概略図である。 3GPP LTEリリース8で定義される、サブフレームの2つのダウンリンク・スロットのうちの1つの例示的なダウンリンク・コンポーネント・キャリアを示す概略図である。 3GPP LTEリリース8および3GPP LTE−aリリース10で定義される、非MBSFNサブフレームとその物理リソース・ブロック対との構造を示す概略図である。 3GPP LTEリリース8および3GPP LTE−Aリリース10で定義される、MBSFNサブフレームとその物理リソース・ブロック対との構造を示す概略図である。 ドナーeNodeB、中継ノード、および2つのユーザ機器を含む例示的なネットワーク構成の概略図である。 送信モードおよび受信モードにおける動作に関する、図3のドナーeNodeB、中継ノード、および2つのユーザ機器の例示的な挙動を示す概略図である。 3GPP LTE−Aリリース10で使用される中継バックホール・ダウンリンク・サブフレーム構成の構造の例を示す概略図である。 様々な集約レベルの候補を含むアップリンクおよびダウンリンク許可のための局所化探索空間の例を示す概略図である。 様々な集約レベルの候補を含むアップリンクおよびダウンリンク許可のための分散探索空間、ならびに分散マッピングの場合の仮想リソース・ブロックと物理リソース・ブロックとの間の関係の例を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、サイズ4のリソース・ブロック・グループで集約レベル1、2、および4の候補をマッピングする例を示す概略図である。 候補がそれぞれのRBGの終わりと整合された、種々のRGBサイズの探索空間の例を示す概略図である。 可能な場合にいくつかの候補がRBGの始まりに対してシフトされた、種々のRGBサイズの探索空間の例を示す概略図である。 候補がそれぞれのグループの始まりおよび終わりに整合された、種々のRGBサイズの探索空間の例を示す概略図である。 本発明の一実施形態による方法の動作を示すフローチャートである。 2つの中継ノードとドナーeNodeBとを含むネットワークを示す概略図である。
以下の段落では、本発明の様々な実施形態について述べる。単に例示の目的で、実施形態のほとんどは、上記の背景技術セクションで論じた3GPP LTE(リリース8)およびLTE−A(リリース10)移動通信システムに従うOFDMダウンリンク無線アクセス方式との関係で概説する。本発明は、例えば前述の3GPP LTE(リリース8)およびLTE−A(リリース10)移動通信システムなどの移動通信システムとの関連で使用されるのが有利な場合があるが、本発明はこの特定の例示的な通信ネットワーク中での使用に限定されないことに留意されたい。本明細書に述べる本発明の態様はとりわけ、3GPP LTE−A(リリース10)通信システム中で中継ノードやUEなどの受信側への割当ておよび許可を主に搬送するアップリンクおよびダウンリンク制御情報(R−PDCCH)のための探索空間を定義すること、ならびに、R−PDCCHデータがダウンリンク探索空間(特に個々のリソース・ブロックおよびそれらのリソース・ブロック・グループ)にマッピングされる点で効果的なリソース利用を提供することのために、使用することができる。上記の背景技術セクションで提供した説明は、本明細書に述べる、主として3GPP LTE(リリース8)およびLTE−A(リリース10)特有の例示的な実施形態をよりよく理解することを意図したものであり、移動通信ネットワークにおけるプロセスおよび機能に関して述べる具体的な実装形態に本発明を限定するものとして理解すべきではない。具体的には、静止したeNodeBと静止した中継ノードとの間など、通信ネットワークの2つの非移動ノード間の通信に適用することができる。
一般に、本発明は、より低い集約レベルの局所化された候補と、より高い集約レベルの少なくとも1つの分散された候補とを含む探索空間構成を提供する。
特に、通信システムのサブフレーム内で少なくとも1つの受信ノードへの制御情報を搬送するためのチャネル構造は、次のとおりである。サブフレーム内の探索空間は、複数の制御チャネル要素によって形成される。探索空間は、少なくとも1つの受信ノードによるブラインド復号のための候補に論理的に細分される。各候補は、1つまたは複数の集約制御チャネル要素を含み、少なくとも1つの候補は、第1の数の集約制御チャネル要素を有し、これらの制御チャネル要素は、周波数ドメインにおいて相互に隣接してまたは非常に近接して送信される。別の少なくとも1つの候補は、第1の数よりも大きい第2の数の集約制御チャネルを有し、周波数において少なくとも部分的に分散された制御チャネル要素からなり、分散のレベルは、好ましくは、周波数ドメインにおけるおよそ2よりも多い送信単位である。送信単位は、例えば、PRBまたは制御チャネル要素である。ここで、分散レベルは、2つの候補部分の間の距離を意味する。
このような探索空間は、チャネルの品質が急変動することがあり信号が突然のフェーディング・ディップを被ることがある通信システムで、またはチャネルが周波数ドメインにおいて選択的だがチャネルに関する知識が不正確である場合に、特に有利である。これは、複数のキャリアを使用する移動および/または静的ノードを含むワイヤレス・システムに、特に当てはまる。この一例は、3GPP LTEベースのシステムであり、本発明はこのようなシステム中で容易に採用することができる。しかし、本発明はこのような種類のシステムに限定されず、複数のキャリアを含む任意の通信システム中で本発明を使用して、ブラインド復号すべき任意の情報のための探索空間を構成することができる。ブラインド復号すべき情報は、典型的には、ノードがさらに他の共有または個別制御リソースにアクセスするのを可能にする、制御情報である。
これらの点から見て、受信ノードは、このようなマルチキャリア通信システム中で制御情報を受信できる任意のノードとすることができる。例えば、受信ノードは、移動または固定である場合のあるユーザ端末とすることができる。このようなユーザ端末は、必ずしもそうとは限らないが、他の端末のための中継ノードとしての働きをすることができる。別法として、受信ノードは、別個の中継ノードとすることができる。このような中継ノードは、固定である場合もあり(例えば基地局のカバレッジを増大させるために)、または移動である場合もある。しかし、受信ノードはまた、基地局や他のネットワーク・ノードなど、他の任意のノードとすることができる。同様に、送信ノードは、任意のネットワーク・ノード、例えば基地局もしくは中継ノード、またはユーザ端末とすることができる。LTEのコンテキストでは、本発明の有利な一実施形態において、送信ノードはeNodeB、特にドナーeNodeBであり、受信端末は中継ノードである。この実施形態は、R−PDCCHのための探索空間が今のところまだ標準化されていないので、特に有利である。しかし、本発明の別の実施形態では、送信ノードは中継ノードとすることができ、受信ノードはユーザ機器とすることができ、またはこの逆とすることができる。また、送信ノードと受信ノードの両方が、中継ノードまたはユーザ端末であってもよい。
制御情報に関しては、これは、受信ノードに向けた任意の制御情報とすることができる。特に、制御情報は、受信端末によるデータ送信または受信のための、個別または共有のさらなるリソースの位置を示すことができる。特に、制御情報は、ダウンリンクまたはアップリンク許可を含んでよい。別法として、制御情報は、電力制御のためのコマンド、または、チャネル・サウンディング信号の発信や通信チャネルもしくはサービスの非アクティブ化など、何らかの受信側アクションをトリガするためのコマンドを含んでよい。
一般に、探索空間は、ブラインド復号のための候補からなる。候補とは、このコンテキストでは、物理システム・リソースのサブセットである。制御情報を送信するための基本的なリソース要素は、制御チャネル要素である。各候補は、1つの制御チャネル要素、またはより多くの集約制御チャネル要素を含んでよい。制御チャネル要素は、特定の周波数範囲(マルチキャリア・システムの1つまたは複数のキャリア)に対応してよく、事前定義済みの継続時間を有してよい。ここで、制御チャネル要素は、制御情報の送信のためにアドレス可能な、最も小さい物理リソース部分を表す。LTEのコンテキストでは、制御チャネル要素は、例えばCCEまたは物理リソース・ブロックとすることができ、図3の共通基準シンボル(CRS)または復調基準シンボル(DM−RS)を搬送するリソース要素によって例示的に示されるような、基準シンボルなどの必須信号によって占められるリソース要素は例外である可能性がある。制御チャネル要素はさらに、図4に示すように、スロット内のOFDMシンボルのサブセットのみを含んでもよく、この場合、第1のスロットの第2の部分のみが、制御チャネル要素の搬送に使用可能である。
本発明による探索空間は、局所化された候補と分散された候補との両方を含むように構成される。局所化された候補は、その制御チャネル要素が周波数ドメインにおいて相互に隣接して連続的に位置する候補である。分散された候補は、局所化されない。すなわち、これらの候補の制御チャネル要素は、周波数ドメインにおいて、同じ候補に属さない少なくとも1つの制御チャネル要素によって相互から分離されて位置する。候補の制御チャネル要素は、隣接しない単一制御チャネル要素(周波数において少なくとも1つの物理リソース・ブロックによって相互から分離された)にわたって分散されてよい。候補はまた、部分的に分散されてもよく、これは候補が、複数の隣接する制御チャネル要素の各部分に細分され、これらの部分はさらに周波数において分散されることを意味する。これらの部分は、そうである必要はないが同じサイズとすることができる。
移動通信システムが地球規模で展開されることは、可能な最も広いカバレッジを提供し高モビリティの端末をサポートするという要件をもたらした。これを容易にするために、中継ノードの概念が標準化された。アクセス・リンク(端末との間のリンク)と中継(バックホール)リンク(eNodeBなどのネットワーク・ノードとの間のリンク)とに共通の周波数帯域で動作する中継ノードは、コスト削減を含めた利点をもたらし、より容易に展開することができる。しかし前述のように、このような中継ノードは通常、時分割モードで動作し、これは、このような中継ノードが、中継アクセス・リンク上とバックホール・リンク上で同時にデータを交換することはできないことを意味する。したがって、中継ノードのリソースは、ネットワーク・ノードとの間、および端末との間で、データ送信および/または受信のために共有されなければならない。
本発明の例示的な一実施形態によれば、リソース割当てを搬送するチャネル、特に、バックホール・リンク上のおよびバックホール・リンクへのリソース割当てのシグナリングを搬送するチャネルのための、探索空間が提供される。探索空間は、時間および周波数リソースに関して定義された物理リソースを含み、これらの物理リソースは、アップリンクおよび/またはダウンリンク許可を搬送し、通常は中継ノードによってネットワーク・ノードから受信される。このような探索空間の構成は、再構成可能であることが有利であり、このことは、探索空間の位置を設定して、この位置をネットワーク・ノードから中継ノードにシグナリングすることができることを意味する。システムを効率的に維持するために、このようなシグナリングは、好ましくは、できるだけ低い帯域幅を必要とすべきである。
3GPP LTEでは、リソースは、物理リソース・ブロック(PRB)で割り振ることができる。いくつかの制御チャネルの場合は、より一層小さいリソース部分を割り振ることができる。例えば、サブフレーム内のPDCCH制御チャネル領域は、制御チャネル要素(CCE)のセットからなる。PDCCHは、1、2、4、または8個のCCEを集約することができる。同様に、R−PDCCHは、集約レベル1、2、4、および8をおそらくサポートするであろう。集約は、CCEにわたるかまたは物理リソース・ブロックにわたる場合がある。以下では、物理リソース・ブロックの集約について例を述べる。しかし、これらの例は全て、物理リソースの単位としてのCCEの集約にも適用可能である。
各中継ノードは、あらゆる非DRXサブフレーム中で、制御情報を求めて任意の集約レベルのR−PDCCH候補のセットを監視する。監視とは、監視される全てのフォーマットに従ってセット中の各R−PDCCHを復号しようと試みること、すなわちブラインド復号を意味する。ブラインド復号は、http://www.3gpp.org/で自由に入手可能であり参照により本明細書に組み込まれる、非特許文献4に、PDCCHを受信するUEについて記述されている。UE特有のPDCCHに関する現在の仕様によれば、探索空間は、集約レベル1および2の候補を6つ、ならびに集約レベル4および8の候補を2つ含むことができる。候補の数はまた、端末が実施しなければならないブラインド復号の回数も指定する。
図8に、同様の構成を仮定して、R−PDCCHの局所化探索空間構成の例を示す。
したがって、R−PDCCH集約レベルLのR−PDCCH探索空間は、仮想リソース・ブロック(VRB)インデックスのセット{nL,1,nL,2,...,nL,M(L)}およびR−PDCCHリソース割振りタイプ(分散または局所化VRBマッピング)によって構成される。構成は、例えばRRCシグナリングによってシグナリングすることができる。ダウンリンク許可とアップリンク許可をそれぞれ搬送する第1と第2の両方のスロットに、同じ構成を適用可能である。このような局所化された探索空間の場合、VRBのインデックスは、PRBのインデックスと等しい。したがって、L個の連続するPRBが、有効なR−PDCCH候補を構成する。各集約レベルの各候補の開始位置が、ドナーeNodeBから中継ノードにシグナリングされる。PDCCH構成(例えば、http://www.3gpp.org/で入手可能であり参照により本明細書に組み込まれる、非特許文献5を参照されたい)と同様、図8では、集約レベル1および2については6つの候補、集約レベル4については2つの候補を仮定している。また、各集約レベルの候補のインデックスが、異なるハッチングで示されている。
図9に、VRBからPRBへのマッピングがリリース8のDVRBマッピングの規則に従うと仮定して、R−PDCCHの分散探索空間構成の例を示す。ここでは、各集約レベル(AL)ごとに、上段はVRBを示し、下段は対応するPRBを示す。
図8に示す局所化探索空間中では、隣接するPRBが集約される。しかし、このような局所化は、PRBがフェーディング・ディップにある場合、または、特により高い集約レベルに対して干渉がかなり増大する場合、または、送信ノードにおいてチャネルの知識が不正確である場合には、有害である。これは、集約レベル4や8などの高い集約レベルが各集約レベルにつき2つの候補しか有さないからである。これらの候補は、全ての候補が悪いチャネル条件に面している確率がより高いので、悪いチャネル条件の影響をより受ける。したがって、中継ノードがドナーeNodeBへの接続を失う可能性すらあり、一方でその結果、中継ノードに帰属する端末が、ネットワークへのその接続を失う可能性がある。局所化探索空間のみの場合は種々の集約レベルの全ての候補が局所化方式でマッピングされるので、集約レベル4や8など、特により高い集約レベルについては、フェーディング・ディップまたは不正確なチャネル知識に対する頑強性が低減する。
さらに、図8でわかるように、集約レベル1、2、および4の候補の開始位置は重複する。このことは、集約レベル1のR−PDCCHにPRB#0が使用される場合、別の中継ノードのための集約レベル2のR−PDCCHにはPRB#0および#1を使用することができないことを意味する。一般に、復調にCRSを使用する非インタリーブドR−PDCCHの場合は、R−PDCCHによって占められるリソース・ブロック・グループ(RBG)の数を削減するために、1つのRBG内でR−PDCCHを割り振る方がよい。しかし、種々の集約レベルの候補が重複するせいで、CRS非インタリーブドR−PDCCHの場合に、R−PDCCHによって占められるRBGの数を削減するために複数のR−PDCCHを1つのRBG中で効率的に割り振ることができない。
フェーディングまたは不正確なチャネル知識に対するより高い頑強性をもたらすために、本発明によれば、構成される局所化探索空間の場合に、より大きい(最も大きい)集約サイズのブラインド復号候補の少なくとも一部が、より低いレベルの集約サイズの候補にわたって分散される。より低いレベルの集約サイズは、レベル1および/または2であることが好ましい。分散は、レベル1および/または2について実施することができる。他のサイズの候補が使用可能にされるいくつかのシステムでは、分散は、3または4または5など、任意の集約レベルの候補にわたって実施することができる。
図10では、最後の3つの列に、集約レベル4(AL4として示す)の候補のマッピングの例を示す。したがって、集約レベル4の最初の2つの候補は、周波数ドメインにおいて局所化され、リソース・ブロック・グループ#1およびリソース・ブロック・グループ#4にマッピングされる。第3の候補1040は、集約レベル1の候補にわたって分散される。この場合、第3の候補は、リソース・ブロック・グループ#1、#2、#4、および#6それぞれの、第1の物理リソース・ブロック中に分散される。第4の候補1030は、集約レベル2の候補にわたって分散される。特に、第4の候補は、2つの物理リソース・ブロックの各部分に分かれて、リソース・ブロック・グループ#1およびリソース・ブロック・グループ#5の終わりに位置する。このように、図10の探索空間は、集約レベル4の第3および第4の候補によって形成される、探索空間の分散部分1020を含む。探索空間はさらに、集約レベル4の第1および第2の候補と、集約レベル2の6つの候補と、集約レベル1の別の6つの候補とによって形成される、局所化部分1010を含む。
図10における第3および第4の候補を分散させる方式は、例に過ぎないことに留意されたい。レベル4の第3の候補は、別法として、他のレベル1の候補にわたって、例えばRBG#3またはRBG#3の第1の物理リソース・ブロックにわたって分散されてもよい。
別法として、分散は必ずしも、より低い集約レベルの候補にわたって実施しなければならないわけではない。一般に、レベル4の第3の候補は、RBGの任意の物理リソース・ブロック(制御チャネル要素)にわたって、さらにはRBG定義にかかわらず、分散させることができる。より高いレベルの候補を分散させることは、周波数選択性フェーディングに対するより高い頑強性をもたらす。したがって、より高いレベルの候補を、相互からできる限り離れた物理リソース・ブロックに分散させることが、特に有利である。
同様に、図10におけるレベル4の第4の候補の2PRBの大きさの部分は、6つのRBGのうちの任意のRBGに分散させることができる。特に、これらの部分は、RBG#1とRBG#6、またはRGB#2とRGB#6、またはいずれか他のRBG#の組合せに配置することができる。しかし、これらの部分が相互から離れているほど、これらの部分の少なくとも一方がフェーディングにない確率が高い。また、同じ集約レベルの、かつ同じ受信ノードに対する、異なる候補を、できる限り異なる周波数上にマッピングすることも有利である。レベル4の第4の候補はまた、レベル2の候補位置にわたってマッピングする必要はない。第4の候補の各部分を、それぞれのグループの第2および第3の物理リソース・ブロックにマッピングすることによっても、同様の効果を達成することができる。これらの部分はまた、最初の2つの物理リソース・ブロックにマッピングしてもよい。
このように、図10は、より低い集約レベル候補(レベル1、レベル2候補)が局所化され、より高い集約レベル候補(レベル4)が局所化および分散された、探索空間の例を示す。しかし、本発明はこれに限定されず、別法として、より高い集約レベルの全ての候補が分散されてもよい。別法として、単一の局所化されたレベル4候補と3つの分散されたレベル4候補、またはこの逆を利用してもよい。
探索空間の特定の構成は、予想または仮定されるチャネル特性など、特定の展開シナリオに関して設計されるべきであることが有利であり、チャネル特性はさらに、受信側からのチャネル状態フィードバックに依存する可能性がある。チャネル特性は、送信/受信ノードが移動か静的か、それらの距離および位置などに依存するであろう。チャネル特性はさらに、使用される周波数帯域にも依存するであろう。当業者には理解されるであろうが、異なる展開シナリオおよびシステムでは、他の特定の構成がより適することがある。
本発明は、制御情報のブラインド復号のための探索空間の構成を提供する。本発明の一実施形態によれば、このような探索空間は、通信システムの仕様において固定的に定義される。本発明の別の実施形態によれば、探索空間は、静的に構成可能であり、通信システムのブロードキャスト制御チャネル(複数可)に関するシステム情報内で受信することができる。本発明のさらに別の実施形態によれば、探索空間構成は、3GPP LTEにおける無線リソース制御(RRC)プロトコル・シグナリングなど、より高いレイヤのシグナリングによって半静的に設定することができる。別法として、探索空間は、サブフレームについて動的に構成することができる。
より高い集約レベルのいくつかの候補の分散とは別に、図10はまた、本発明の別の有利な実施形態による、より低い集約レベルの候補の局所化マッピングも示している。したがって、異なる集約レベルの候補の重複が回避される。図10では、これは、集約レベル1(AL1として示す)および2(AL2として示す)に例示されている。特に、集約レベル1の例示的な6つの候補は、各リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロック中、すなわち物理リソース・ブロック0、4、8、12、16、および20中に配置される。集約レベル2の例示的な6つの候補もまた、各リソース・ブロック・グループ中に配置される。しかし、集約レベル1の候補との重複を回避するために、集約レベル2の候補は、各リソース・ブロック・グループの最後の2つの物理リソース・ブロック上にマッピングされる。このように集約レベル1および集約レベル2の候補をリソース・ブロック・グループ上にマッピングすることで、探索空間をより効率的かつよりフレキシブルに定義することが可能になる。図8に関して述べた例とは対照的に、図10の集約レベル2と集約レベル1の候補は、同じリソース・ブロック・グループにマッピングされていてもなお、異なる受信ノード(例えば中継ノード)に割り振ることができる。
図10の例全体は、局所化と分散の両方がなされた探索空間を例示する。特に、集約レベル1および2の候補は局所化され、集約レベル4の候補は分散および局所化される。図10は、集約レベル4の候補を分散させる可能性を例示するに過ぎないことに留意されたい。他の組合せも可能であり、例えば、集約レベル4の全ての候補が、単一物理リソース・ブロックに、または複数のリソース・ブロックの各部分に分散されてもよい。別法として、集約レベル4の候補が2つしかなく、このうちの一方のみが、例えば集約レベル2の候補にわたって分散されることもあり得る。
図10では、異なる集約レベルの候補が、できるだけ少ない重複で、同じリソース・ブロック・グループ上にマッピングされる。3GPP LTEバックホール・リンクのコンテキストでは、集約レベル1と2のR−PDCCH候補は、1つのリソース・ブロック・グループ内の異なる物理リソース・ブロック上にマッピングされる。この例では、リソース・ブロック・グループのサイズは、4つの物理リソース・ブロックに等しい。1つのリソース・ブロック・グループ内で、集約レベル1のR−PDCCHを、集約レベル2のR−PDCCHと多重化することができる。これは、複数の中継ノードが同じ探索空間を共有し、これらの中継ノードに対してCRS非インタリーブドR−PDCCHが構成されるときに、特に有用である。
本発明のこの実施形態による探索空間は、いくつかの利益をもたらす。この概念によれば、より高い集約レベルの候補が分散され、より低い集約レベルの候補が局所化されるといった、局所化集約と分散集約との間の動的な切替えが可能である。このことは、チャネルが急に劣化した場合に接続を失うのを回避する助けとなり、受信側が初期帰属手続きにフォールバックするのを防止する(例えば、異なる物理リソース・ブロックを占めるように探索空間を再構成することができることにより、または、図8に示すような分散モード方法に変更することができることにより)。これは、バックホール・リンクの効率の向上、および、中継ノードに帰属する端末に対するよりよいサービスにつながる。さらに、集約レベル4および8の候補の頑強性が増大する。このことは、より高い集約レベルの候補の数がより少ない方式では、特に重要である。というのは、そのような場合は、このような候補がフェーディング・ディップにある確率がいくぶん高いからである。加えて、異なる集約レベルの候補間の重複を回避することにより、局所化されたより小さい集約サイズのブラインド復号候補間のブロッキングが防止され、物理リソース上への制御チャネルのより効率的なマッピングがもたらされる。前述の探索空間構成はまた、異なる集約レベルの候補を同じリソース・ブロック・グループ上にコンパクトにマッピングするので、探索空間およびR−PDCCH割振りによって占められるリソース・ブロック・グループの数を最小限に抑える特性も維持する。
図11、12、13に、候補と、集約によってこれらの候補を構成する制御チャネル要素と、物理リソース・ブロックおよびRBGサイズに関するこれらの候補の位置とを説明するための例を示す。全般的に、第1列は集約レベル1の候補を示し、その下の列は集約レベル2の候補を示し、その下の列は集約レベル4の候補を示し、その後に続く2つの列は集約レベル8の候補を示す。交互の白と灰色の背景によって、異なるRBGを示す。
図11に、種々のサイズのリソース・ブロック・グループの場合に本発明を実施する他の例を示す。特に、図11の部分(a)は、リソース・ブロック・グループのサイズが2物理リソース・ブロックに等しく、集約レベル1、2、4、および8の候補がそれらの物理リソース・ブロックにマッピングされる例を示す。集約レベル1の候補(例えば第1の候補1101など)は、各グループ中の最初の各物理リソース・ブロック上にマッピングされる。集約レベル1の候補は6つある。集約レベル2の6つの候補もまた、各リソース・ブロック・グループにマッピングされ、それにより、これらの候補は実際、集約レベル1の候補と重複する。しかし、6つのリソース・ブロック・グループしか必要としないコンパクトなマッピングを達成することができる。LTEのコンテキストでは、サイズ2のRBGの場合の構成可能なPRB数は、11〜26個の間のPRBである。サイズ3のRBGの場合は、27〜63個のPRBがある。サイズ4のRBGの場合は、64〜110個のPRBがある。可能な構成に関するこれ以上の詳細は、すでに上述した、非特許文献3に見ることができる。
集約レベル4の2つの候補は、最初の4つのリソース・ブロック・グループ上にマッピングされ、各候補は2つのリソース・ブロック・グループをカバーする。最後に、集約レベル8の2つの候補は、次のようにマッピングされる。すなわち、第1の候補は局所化方式でマッピングされ、第2の候補は分散方式でマッピングされる。特に、集約レベル8の第1の候補は、最初の4つのリソース・ブロック・グループをカバーする。集約レベル8の第2の候補は、4物理リソース・ブロックの各部分にわたって分散される。この例では、第1の部分は、最初の2つのリソース・ブロック・グループをカバーし、第2の部分は、最後のリソース・ブロック・グループ5および6をカバーする。図11、12、および13では、中に候補番号が書かれた破線の楕円として、候補を示す。楕円のサイズは、局所化された候補については、候補の集約レベルに対応する。分散された候補については、楕円は候補の各部分を示し、これらの部分は水平の線で接続される。例えば、図11(a)は、下段の集約レベル8の第2の候補が2つの部分(それぞれ4制御チャネル要素のサイズ)を集約し、これらの部分が共に4PRB離れて分散されるのを示す。
図11の部分(b)には、リソース・ブロック・グループのサイズが3物理レイヤ・ブロックである例を示す。特に、集約レベル1の候補は、6つの各リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロック上にマッピングされる。集約レベル2の候補は、各リソース・ブロック・グループの最後の2つの物理リソース・ブロックにマッピングされる。わかるように、このようなマッピングにより、集約レベル1の候補は、集約レベル2の候補と重複しない。集約レベル4の2つの候補は、リソース・ブロック・グループ自体よりも大きく、したがって、隣接する2つのリソース・グループにまたがってマッピングされる。特に、集約レベル4の第1の候補1102は、第1のリソース・ブロック・グループの最後の物理リソース・ブロック上と、第2のリソース・ブロック・グループの全ての物理リソース・ブロック上とにマッピングされる。集約レベル4の第2の候補も同様に、次の利用可能なリソース・ブロック・グループ#3および#4上にマッピングされる。集約レベル8の第1の候補も局所化され、レベル4の候補のマッピングと同様に、すなわち、第1の可能なリソース・ブロック・グループ#3の終わりに整合させることによって、マッピングされる。レベル8候補はサイズ3のRBGを3つ必要とするので、RBG#3が第1の可能なリソース・ブロック・グループであり、RBG#3の最後のPRBへの整合が実施される。この場合、集約レベル8の第1の候補は、リソース・ブロック・グループ1、2、および3上にマッピングされ、リソース・ブロック・グループ3の最後と整合される。集約レベル8の第2の候補は、分散される。分散は、集約レベル2の候補にわたって実施される。特に、レベル8の候補の分散された2PRBの長さの各部分の位置は、集約レベル2の第1、第2、第5、および第6の候補の各位置上にマッピングされる。
図11の部分(c)は、探索空間がサイズ4のリソース・ブロック・グループ上にマッピングされる例である。図11の部分(a)および(b)に関して述べた前の例と同様、集約レベル1の候補は、各リソース・ブロック・グループ中の最初の物理リソース・ブロックにマッピングされる。集約レベル2の候補(第1の候補1103など)は、各リソース・ブロック・グループの最後の2つの物理リソース・ブロックにマッピングされる。これらはRBGの最後のPRBで終わる。集約レベル4の2つの候補は、局所化され、第1の利用可能なリソース・ブロック・グループ、すなわちそれぞれリソース・ブロック・グループ#1およびリソース・ブロック・グループ#2上にマッピングされる。集約レベル8の1つの候補は、局所化され、第1の利用可能なリソース・ブロック・グループ上にマッピングされてグループの最後に整合される。したがって、この候補は、リソース・ブロック・グループ#1および#2をカバーする。集約レベル8の第2の候補は、集約レベル2の候補にわたって分散される。第2の候補の、分散された2PRBの大きさの各部分は、リソース・ブロック・グループ#1、#2、#5、および#6の最後の2つの物理リソース・ブロック上に位置する。
このように、図11は、集約レベル1の候補が各リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロック中に位置する実施形態を示す。集約レベル1よりも高い集約レベルの候補は、リソース・ブロック・グループの終わりと整合される。物理リソース・ブロック・グループが、局所化される候補のサイズよりも小さい場合(例えば、集約レベル4の候補について図11の部分(a)および(b)を参照されたい)、候補は、複数のリソース・ブロック・グループをカバーすることになる。このような場合、候補は、カバーされる隣接グループのうちの最後グループの終わりに整合される。集約レベル8の1つの候補は、分散される。分散される候補の各部分もまた、リソース・ブロック・グループの終わりに整合される。すなわち、これらの部分は、レベル2の候補にわたって分散される。
図10との関連ですでに上に強調したように、図11は、例示的な探索空間を提供するに過ぎない。この例では、集約レベル1の6つの候補、集約レベル2の6つの候補、集約レベル4および8についてはそれぞれ2つの候補を採用する。これは、例えばLTEで使用される、典型的な構成である。しかし、本発明はこれに限定されない。集約レベルごとの候補の数は、システムの要件に従って選択することができる。さらに、候補に割り振られる基本リソースは、制御チャネル要素であってもよく、制御チャネル要素は、物理リソース・ブロックよりも小さいものとすることができる。この場合、制御チャネル要素の集約が実施される。本発明は、制御チャネル要素にも等しく適用することができる。さらに、基本リソース(物理リソース・ブロックまたは制御チャネル要素)は、必ずしも、物理リソース・ブロックのグループ、または対応する制御チャネル要素のグループにグループ化されなければならないわけではない。本発明の特定の手法、すなわち、より低い集約レベルの集中化された候補とより高いレベルの分散された候補とを含む制御空間は、こうしたどんなリソース・グループ化にも関係なく適用可能である。同様に、異なるレベルの候補間の重複を低減するための構成は、基礎をなすどんなリソース・ブロック・グループ化もなしに適用することができる。
図12に、RBGサイズ2(a)、3(b)、および4(c)について、本発明の代替の一実施形態を示す。したがって、集約レベル1の候補(RBGサイズ2が採用されるときの第1の候補1201など)は、図11に関して述べた例と同様にマッピングされる。すなわち、これらの候補は、各リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロック上にマッピングされる。集約レベル2の候補は、可能なら、集約レベル1の候補がマッピングされた物理リソース・ブロックに続く物理リソース・ブロックから始まるようにマッピングされる(RBGサイズ4の場合、レベル2の第1の候補1203を参照されたい)。これはまた、RBGの始まりから1PRBのシフトに対応する。この例では、集約レベル4の候補も、前の例と同様に、すなわち、それらの終わりをそれぞれのリソース・ブロック・グループの終わりに整合させることによって、マッピングされる(レベル4の第1の候補1202を参照されたい)。図12では、1PRBのシフトが例示されている。しかし、本発明はこれに限定されず、より高い集約レベルの候補は、リソース・ブロック・グループの始まりから、または別の集約レベルの候補に対して、2つ以上の物理リソース・ブロック分シフトされてもよい。
このような探索空間は、サイズ2および3のRBGについては、図11の例に関して述べた探索空間と違わない。しかし、サイズ4のリソース・ブロック・グループ中の集約レベル2の候補については、違いを見ることができる(図の部分(c))。シフトは、RBGの始まりに対して定義することができる。別法として、シフトは、他の集約レベルの候補に対して、例えば最も近いより低い集約レベルに対して、定義することができる。
別の実施形態は、図13に示すような本発明による探索空間に関係するものである。したがって、集約レベル4の2つの候補が、異なるように整合される。レベル4の第1の候補1302は、RBGの第1のPRBと整合され、第2の候補1303は、RBGの最後の利用可能なPRBと整合される。この構成により、ブロックされるレベル1およびレベル2の候補の数のバランスをとることができる。特に、図13は、前の例と同様、集約レベル1の候補(レベル1の第1の候補1301を参照されたい)が、各リソース・ブロック・グループの最初の物理リソース・ブロックにマッピングされ、集約レベル2の候補(レベル2の第1の候補1304を参照されたい)が、各リソース・ブロック・グループの最後の2つのリソース・ブロックにマッピングされるのを示す。同じより高い集約レベルの、異なる候補を、異なるように整合させることができる。リソース・ブロック・グループの始まりと終わりへの整合とは別に、RBGの始まりと終わりに対して定義されたシフトを適用することもできる。別法として、他の集約レベルの候補に対するシフトを適用することもできる。シフトは、同じ集約レベルの候補ごとに異なってよい。
図11、12、および13に関して述べた例では、より高い集約レベルの1つの候補が局所化され、同じレベルの1つの候補が分散される場合を示した。例示した、局所化および分散される集約レベルは、レベル8であった。しかし、本発明はこれに限定されない。複数の中継ノード(受信ノード)が同じ探索空間リソースを共有するのをよりよくサポートするために、より高い集約レベルについて、複数の分散される候補をサポートすることができる。さらに、集約レベル4の任意の候補が分散されてもよい。図11、12、および13では、レベル1の候補が、常にRBG中の最初の制御チャネル要素/リソース・ブロック上にマッピングされるのを示した。しかし、レベル1の候補はまた、RBG中の最後の制御チャネル要素/リソース・ブロックにマッピングされてもよい。そのような場合、レベル2の候補は、RBG中の最初のPRBで開始してよい。
複数の中継ノードのサポートに関して、本発明の別の実施形態によれば、1つの受信ノードの、より高い集約レベルの分散された候補の位置は、別の受信ノードの、同じレベルの分散された候補の位置とは異なる(特に、直交する)。これは、例えば受信ノードIDに応じて実施することができる。
例えば、3GPP LTEリリース8(および後のリリース)によれば、UEは、通常動作中に、いわゆるC−RNTIによって識別される。C−RNTIは基本的に、16ビットで表される値である。したがって、本発明における中継ノードID、または一般に受信側IDを、同様のまたは同じ識別子によって識別できると仮定することができる。単純な一例では、このような識別子のビットの1つまたは複数は、より高い集約レベルの候補(複数可)の位置がシフトされるかどうか、および/または、物理リソース・ブロックでどれくらいシフトされるかを、決定する。例えば、中継ノードIDの最下位ビットは、このような候補(複数可)が1物理リソース・ブロック分シフトされる(ビット=1)か、シフトされない(ビット=0)かに使用される。
最も高い集約レベルは、このようにして分散されることが好ましい。より小さい数の集約物理リソース・ブロックを有する局所化された候補の位置は、第1の受信ノードと第2の受信ノードとで同一であることが有利である。例えば、複数の受信ノードに対して、集約レベル1および2の候補は、同じ位置上にマッピングされてよく、集約レベル4および/または8の候補は、直交に分散される(すなわちこれらの候補の位置は異なる)。
より高い集約レベルによってより低い集約レベルがブロックされること、およびその逆を低減するために、本発明の別の実施形態によれば、より高い集約レベルの候補は、制御チャネル要素からなり、少なくとも第1の制御チャネル要素の位置は、第1のより低い集約レベルの候補の制御チャネル要素の位置と同一であり、少なくとも第2の制御チャネル要素の位置は、第2のより低い集約レベルの候補の制御チャネル要素の位置と同一である。第1のより低い集約レベルのサイズは、第2のより低い集約レベルのサイズとは異なり、これらのサイズは両方とも、より高い集約レベルの集約レベル・サイズよりも小さい。例えば、より高い集約レベルの候補はAL8の候補であり、この候補の第1の制御チャネル要素は、集約レベル1の候補の位置にマッピングされ、この候補の第2の制御チャネル要素の位置は、集約レベル2の候補の制御チャネル要素のいずれかの位置にマッピングされる。さらに他の例では、より高い集約レベルの候補はAL8の候補であり、この候補の第1の制御チャネル要素は、集約レベル1の1つの候補の位置にマッピングされ、この候補の第2および第3の制御チャネル要素の位置は、集約レベル2の1つの候補の位置にマッピングされる。
集約レベルのブロッキングを低減するために、別の実施形態によれば、分散集約の制御チャネル要素は、RBG中のPRBにマッピングされ、少なくとも1つのPRBは、より低いレベルの集約候補に属するどんな制御チャネル要素にも使用されない。例えば、図13(c)によれば、サイズ4の各RBG内の第2のPRBは、集約レベル1および2のための制御チャネル要素によって使用されることはないことがわかる。したがって、このような4つのPRBを使用して、集約レベル4および/または8の分散された候補を形成することができる。このようなPRBを使用してまた、集約レベル8の分散された候補を形成することもできる。このようにして、より低い集約レベル(複数可)の候補によってすでに部分的に占められているRBG内で残っているPRBを、より高い集約レベル(複数可)の候補にさらに利用することができる。
前述のマッピング規則に従うときに配慮され得る1つの問題は、リソース・ブロックで表されるシステム帯域幅が、定義されたRBGサイズの整数倍でない場合に、システム帯域幅の一方の端で半端なRBGが存在する場合があることである。あるいは、小さいRBGサイズの場合には特に、RBGサイズが集約レベルよりも小さいことが起こり得る。したがって、R−PDCCH候補をRBG上にマッピングするとき、これらのことを考慮に入れるべきである。例えば、図11(b)では、レベル4の第1の候補を、第1のRBGの第3のPRB上で終わるようにマッピングすることができない。というのは、そうした場合、候補の第1の制御チャネル要素は使用可能PRBにマッピングすることができないからである。最も単純な解決法は、半端なRBGがブラインド復号のための候補または制御チャネル要素を搬送できることを不可にすることである。別の解決法は、前述の規則により候補の始まりまたは終わりが利用可能PRBの外にあることになる場合に、全ての制御チャネル要素をPRB上にマッピングできるようにそれぞれの候補がシフトされることである。したがって、例えば図11(b)では、規則に対する例外は、レベル4の第1の候補が第3のPRBで開始して第6のPRBで終了するのではなく、その代わりに第1のPRBで開始して第4のPRBで終了するものとすることができる。
本発明の有利な一実施形態によれば、受信ノードは中継ノードであり、送信ノードはeNodeBであり、制御情報は、前述のように構成されたR−PDCCH探索空間を介して通信されるアップリンク/ダウンリンク許可である。図14に、このような受信ノードおよび送信ノードによって実施されるステップを示す。
図14で、実線は本発明の一実施形態を表すが、この実施形態では、送信ノードが、受信ノードによって復号されることになる制御情報を、探索空間上にマッピングする(1430)。ここで、探索空間は、上記の例のいずれかに従って構成される。特に、サブフレームがリソース単位に細分され、探索空間を定義する候補のセットから制御情報がブラインド復号される。候補は、制御チャネル要素または物理リソース・ブロックなど、複数のリソース単位を集約することができる。周波数ドメインにおける探索空間は、局所化された候補と分散された候補とを含む。特に、周波数において、より低い集約レベルの候補は局所化され、より高い集約レベルの候補は分散される。送信側は、特定の受信ノードに対する候補上に制御情報をマッピングし、これを相応に送信する(1440)。受信ノードは、構成された探索空間の候補をブラインド復号し(1480)、復号した候補から制御情報を得る(1480)。制御情報はさらに、その目的に従って処理される。
前述のように、探索空間は一般に、固定的、静的、半静的、または動的に構成することができる。図14中の破線は本発明の一実施形態を示すが、この実施形態によれば、送信ノードはまず、探索空間構成(すなわち、特定の受信ノードによって監視されることになる、制御情報および/または候補を搬送する制御チャネルのマッピングに利用可能なリソース)を選択する(1410)。次いで、選択された構成は、受信ノードにシグナリングされる(1420)。受信ノードは、探索空間構成の指示を受信し(1450)、監視(ブラインド復号)すべき探索空間を相応に設定する(1460)。一般に、受信ノードが送信ノードの代わりに探索空間を構成することもできる。
特に、上に論じたLTE実施形態に鑑みれば、送信ノードはドナーeNodeB510とすることができ、受信ノードは中継ノード520である。監視するために特定の中継ノードに割り当てられる候補の点から見た探索空間構成は、動的に実施することができる。R−PDCCHを搬送するのに利用可能なリソースの点から見た探索空間構成は、半静的に(例えばRRCによって)構成されるかまたは固定的とすることができる。
図15に、同じドナーeNodeBによってサービスされる2つの中継ノードを含む例示的なネットワークを示す。本発明は、探索空間がリソースを種々の中継ノードに効率的に割り当てることができるので、より多くの中継ノードがある場合に特に有利である。
しかし、本発明、および探索空間を構成する上記の実施形態は、ユーザ機器など、他のノードにも等しく適用可能である。
要約すると、本発明は、マルチキャリア通信システムにおけるブラインド復号のために探索空間内で制御情報を提供することに関する。特に、制御情報は、通信システムのサブフレーム内で搬送され、サブフレームは、複数の制御チャネル要素を含む。制御チャネル要素を、ブラインド復号のための候補に集約することができる。候補中の制御チャネル要素の数は、集約レベルと呼ばれる。本発明によれば、より低い集約レベルの候補は局所化され、これは1つの候補の制御チャネル要素が、周波数ドメインにおいて相互に隣接して位置することを意味する。より高い集約レベル(複数可)のいくつかの候補は、周波数において分散される。
さらに、本発明の様々な実施形態はまた、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールを用いて、またはハードウェア中で直接に、実現することができる。ソフトウェア・モジュールとハードウェア実装の組合せもまた可能である。ソフトウェア・モジュールは、任意の種類のコンピュータ可読記憶媒体、例えばRAM、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、レジスタ、ハード・ディスク、CD−ROM、DVDなどに記憶することができる。
実施形態のほとんどは、通信システムの3GPPベースのアーキテクチャとの関係で概説した。また、以上のセクションで使用した用語は主に、3GPP用語に関係する。しかし、3GPPベースのアーキテクチャに関する用語および様々な実施形態の記述は、本発明の原理および発想をそのようなシステムのみに限定するものとはしない。また、上記の背景技術セクションで提供した詳細な説明は、本明細書に述べる、主として3GPP特有の例示的な実施形態をよりよく理解することを意図したものであり、移動通信ネットワークにおけるプロセスおよび機能に関して述べる具体的な実装形態に本発明を限定するものとして理解すべきではない。しかし、本明細書で提案する概念およびサブフレーム構造は、背景技術セクションで述べたアーキテクチャにおいて容易に適用することができる。さらに、本発明の概念はまた、3GPPによって現在論じられているLTE−A RANにおいても容易に使用することができる。

Claims (14)

  1. サーチスペースに含まれる複数のPDCCH候補のうちの一つに下り制御情報をマッピングし、各PDCCH候補は下り制御情報をマッピングするためのリソースであり、かつ、1つの制御チャネル要素(CCE)又は集約された複数のCCEを含み、一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で隣接して配置される局所配置における第1のアグリゲーションレベル値は、前記一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で分散して配置される分散配置における第2のアグリゲーションレベル値よりも小さく、
    前記サーチスペースにマッピングされた前記下り制御情報を含む信号を送信する、
    送信方法。
  2. 前記分散配置のPDCCH候補を構成する複数のCCEの各々は、前記局所配置のPDCCH候補を構成するCCEのいずれとも重複しない、
    請求項1に記載の送信方法。
  3. 前記サーチスペースは、前記局所配置されるPDCCH候補のみを含む、又は、前記分散配置されるPDCCH候補を含む、
    請求項1または2に記載の送信方法。
  4. 一つのサーチスペースが、前記局所配置されるPDCCH候補と前記分散配置されるPDCCH候補とを含む、
    請求項1または2に記載の送信方法。
  5. 前記下り制御情報は、アップリンク許可及びダウンリンク割当情報を含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の送信方法。
  6. 前記サーチスペースは、ダウンリンクサブフレームのデータ領域に設定される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の送信方法。
  7. 前記第1のアグリゲーションレベル値は1又は2であり、前記第2のアグリゲーションレベル値は4又は8である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の送信方法。
  8. サーチスペースに含まれる複数のPDCCH候補のうちの一つに下り制御情報をマッピングし、各PDCCH候補は下り制御情報をマッピングするためのリソースであり、かつ、1つの制御チャネル要素(CCE)又は集約された複数のCCEを含み、一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で隣接して配置される局所配置における第1のアグリゲーションレベル値は、前記一つのPDCCH候補に含まれる二つ以上のCCEが周波数軸上で分散して配置される分散配置における第2のアグリゲーションレベル値よりも小さい、受信部と、
    前記サーチスペースにマッピングされた前記下り制御情報を含む信号を送信する送信部と、
    を具備する送信装置。
  9. 前記分散配置のPDCCH候補を構成する複数のCCEの各々は、前記局所配置のPDCCH候補を構成するCCEのいずれとも重複しない、
    請求項8に記載の送信装置。
  10. 前記サーチスペースは、前記局所配置されるPDCCH候補のみを含む、又は、前記分散配置されるPDCCH候補を含む、
    請求項8または9に記載の送信装置。
  11. 一つのサーチスペースが、前記局所配置されるPDCCH候補と前記分散配置されるPDCCH候補とを含む、
    請求項8または9に記載の送信装置。
  12. 前記下り制御情報は、アップリンク許可及びダウンリンク割当情報を含む、
    請求項8から11のいずれか一項に記載の送信装置。
  13. 前記サーチスペースは、ダウンリンクサブフレームのデータ領域に設定される、
    請求項8から12のいずれか一項に記載の送信装置。
  14. 前記第1のアグリゲーションレベル値は1又は2であり、前記第2のアグリゲーションレベル値は4又は8である、
    請求項8から13のいずれか一項に記載の送信装置。
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