JP2015178870A - 手動変速機における変速段検出装置 - Google Patents

手動変速機における変速段検出装置 Download PDF

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琢矢 細川
Takuya Hosokawa
琢矢 細川
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Abstract

【課題】簡単且つ安価な構成で、中立位置と後進段とを検出できるようにした、手動変速機の変速段検出装置を提供する。【解決手段】セレクト動作及びシフト動作の位置により変速段を切り替える手動変速機において、シフト・セレクト軸に取り付けられたシフトアーム20と、該シフトアーム20の近接をセンシング可能なセンサ部12とを備える。シフトアーム20は、中立位置にある場合にセンサ部12により検出可能な第1ターゲット30と、後進段にある場合にセンサ部12により検出可能な第2ターゲット32とを備え、センサ部12が第1ターゲット30に近接したときのギャップと、センサ部12が第2ターゲット32に近接したときのギャップが異なる。センサ部12は、第1ターゲット30の近接時に第1レベル信号を出力する一方、第2ターゲット32の近接時には異なる特性の第2レベル信号を出力する。【選択図】図7

Description

本発明は、変速レバーの操作により複数の変速段の何れかを選択するための手動変速機において、選択された変速段を検出するための変速段検出装置に関し、特に中立位置と後進段を検出可能とするものに関する。
車両に搭載された手動変速機は、周知の通り、運転者による変速レバーの操作に応じて、複数の前進段と1つの後進段とのうち何れか又は中立位置を選択するように構成される。手動変速機は、一般に、変速段の選択状態を検出する手段として、後進段の選択時に後退灯を点灯させるために使用される後退灯検出スイッチ(バックライトスイッチ)を備える。
かかる手動変速機において、後進段だけでなく全ての変速段について選択状態を検出可能とする変速段検出機構として、例えば特許文献1は、3つのシフトレール機構それぞれに対応する3つのシフトスイッチと、1つのセレクトレール機構に対応する1つのセレクトスイッチとを設けて、3つのシフトスイッチの出力するシフト信号と1つのセレクトスイッチの出力するセレクト信号の組み合わせにより、全ての変速段を検出することを開示している。
しかし、上記特許文献1において、3つのシフトスイッチ及び1つのセレクトスイッチは、それぞれ対応するシフトレール機構又はセレクトレール機構に設けられた凹凸部に接触することにより信号を出力する接触式スイッチにより構成されており、かかる接触式スイッチを用いる構成では、スイッチの接点摩耗、及び、各スイッチとシフトレール機構及びセレクトレール機構とのフリクションが懸念される。また、特許文献1は、全ての変速段を検出可能とするために複数のスイッチを使用するように構成されているため、例えば各スイッチに接続するワイヤーハーネスやコネクタなど、部品点数が多くなり、コストがかかる。
また、従来の手動変速機において後進段を検出するための機構としては、例えば、変速レバーユニットにおいて中立位置から後進段への変速経路に検出スイッチを設けるもの(例えば下記特許文献2を参照)、或いは、運転者の操作する変速レバー位置を検出するシフト位置センサを設けて、シフト位置センサにより変速レバーが前進1速又は後退の位置にあることを検出するもの(例えば特許文献3を参照)があった。
これら上記特許文献2及び3のように、変速レバーの位置を検出するためのスイッチ又はセンサを、手動変速機とは別部品に設置する構成(特許文献2の図1、特許文献3の図2を参照)では、変速レバーを後進段に移動するときにスイッチ乗り越し過重が発生するためシフトフィーリングが悪くなるという問題があった。また、この構成では、部品ばらつきの影響が大きく、精度に欠け、誤検知し易いという問題がある。
特開平11−82735号公報 特開2001−324011号公報 特開平6−146945号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単且つ安価な構成で、特定の2つ以上の変速段の選択を検出できるようにした、手動変速機の変速段検出装置を提供することにあり、例えば中立位置と後進段の選択を検出可能とする、手動変速機の変速段検出装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明は、手動変速機の入力軸と、該入力軸に平行に配置される出力軸と、前記入力軸又は前記出力軸一方に設けた前進用ギヤ選択機構(120A−120C)と、後進用ギヤ選択機構(120D)と、軸線方向に移動するセレクト動作及び該軸線周りに回転してシフト動作を行い、前記前進用選択機構又は前記後進用選択機構を選択可能なチェンジ機構(200)とを具備する手動変速機(100)において、前記チェンジ機構の軸線上に設置され、前記セレクト動作及び前記シフト動作に応じて変位する検出対象物(20)と、前記検出対象物の近接をセンシング可能なセンサ部(12)とを備え、前記検出対象物は、前記シフト動作の第1位置であり且つ前記セレクト動作の全領域である場合に、前記センサ部により検出可能な第1ターゲット(30)と、前記シフト動作の前記第1位置に隣接する第2位置であり且つ前記セレクト動作の第3位置である場合、前記センサ部により検出可能な第2ターゲット(32)とを備え、前記センサ部が前記第1ターゲットに近接したときのギャップと、前記センサ部が前記第2ターゲットに近接したときのギャップが異なるように形成され、前記センサ部は、前記第1ターゲットの近接時に第1レベル信号を出力する一方、前記第2ターゲットの近接時に前記第1レベル信号とは異なる特性の第2レベル信号を出力することを特徴とする変速段検出装置(10)である。
本発明にかかる変速段検出装置によれば、検出対象物(20)が前記第1ターゲット(30)と前記第2ターゲット(32)とを備え、センサ部(12)が前記第1ターゲット(30)に近接したときのギャップと、センサ部が第2ターゲット(32)に近接したときのギャップが異なるように形成されているので、第1ターゲット(30)の近接時にセンサ部(12)が出力する第1レベル信号と、第2ターゲット(32)の近接時にセンサ部(12)が出力する第2レベル信号を異なる特性にすることができる。従って、1つの検出対象物(20)に第1ターゲット(30)と第2ターゲット(32)とを設けるだけの簡単な構成により、1つの検出対象物(20)に対するセンシング可能な1つのセンサ部(12)を用いて、複数のターゲット(30,32)それぞれを個別に検出可能となる。本発明にかかる変速段検出装置は、1つの検出対象物(20)に第1ターゲット(30)と第2ターゲット(32)とを設けるだけの簡単な構成であるため、容易且つ安価に製作可能である。
一実施形態において、前記シフト動作の第1位置は、前記チェンジ機構(200)により前記前進用ギヤ選択機構(120A−120C)及び前記後進用ギヤ選択機構(120D)の何れも選択しない中立位置(N)であり、前記シフト動作の第2位置且つ前記セレクト動作の第3位置は、前記チェンジ機構(200)により前記後進用ギヤ選択機構(120D)を選択する位置(R)である。このように、第1ターゲット(30)を中立位置(N)に対応付け、且つ、第2ターゲットを前記後進用ギヤ選択機構の選択位置(R)に対応付けることで、中立位置の選択と後進段の選択をそれぞれ個別に検出可能となる。これにより、従来の手動変速機に具備されていた後退灯検出スイッチ、該スイッチ用のスイッチハーネス、該スイッチを作動させるためのシフトフォークに設置されたアーム、手動変速機ケースに設けられた取り付けボスなど、各種要素を廃止することができ、コストダウン及び軽量化を図ることができる。
一実施形態において、前記センサ部(12)は、磁界を発生するマグネット(14)と、前記磁界の変化を検出するセンサ素子(16)からなる。センサ部(12)として磁気センサを用いることで、前記ギャップの差に応じて異なる特性を持つ前記第1レベル信号と前記第2レベル信号とを精度良く出力できる。一実施形態において、前記第2ターゲット(32)は、前記セレクト動作の前記第3位置に隣接する第4位置から離れた側(32a)の体積が該第4位置に隣接する側(32b)の体積よりも大きくなる形状に形成される。これにより、隣接する第4位置への干渉をできるだけ防止しつつ、センサ部(12)が第2ターゲット(32)に近接する時の磁束密度を高めて、精度良く検出できるようになる。
一実施形態に係る変速段検出装置は、更に、前記手動変速機が搭載された車両の車速が所定車速以下かどうかを判定する判定部(40)を備え、前記車速が所定車速以下である場合に、前記センサ部から出力される前記第2レベル信号を有効とする一方、前記車速が所定車速以上である場合、前記センサ部から出力される前記第2レベル信号を無効とすることを特徴とする。これにより、車両が所定車速以上で走行中にセンサ部から第2レベル信号が出力されたとしても、それを後進段の選択であると誤判断することを、効果的に防止することができる。
なお、上記で括弧内に記した図面参照符号は、後述する実施形態において対応する構成
要素等を参考のために例示したものである。
本発明によれば、1つの検出対象物に第1ターゲットと第2ターゲットとを設けるだけの簡単且つ安価な構成で、第1ターゲット及び第2ターゲットのそれぞれに対応付けた2以上の変速段の選択状態を個別に検出できる手動変速機の変速段検出装置を提供することができるという優れた効果を奏する。従って、例えば、第1ターゲットを中立位置に対応付け、且つ、第2ターゲットを後進段に対応付けることで、簡単且つ安価な構成で、中立状態と後進段とを検出できるようにした手動変速機の変速段検出装置を提供できるという優れた効果を奏する。
(a)本実施形態におけるトランスミッション100の外観構成を示す図、(b)はトランスミッション100の要部を矢印Aから見た図。(c)変速レバーの操作パターンを示す図。 本実施形態におけるトランスミッションの構成を示す立面図。 図1の要部を示す平面図。 (a)はシフトアームに形成された第1突起部及び第2突起部の形状を説明する図、(b)第1突起部及び第2突起部に中立位置及び後進段を対応付ける図。 (a)、(b)は第2突起部の変形例を説明する図。 センサ部の構成例を示す斜視図 (a)〜(c)は検出対象物の突起形状を説明する図。 センサ部の出力電圧特性を説明する図。 車速判定を組み合わせた後進段判定を説明するブロック図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の実施形態にかかる変速段検出装置を適用する手動変速機(以下「トランスミッション」という)100の概略構成を説明する図である。本実施例のトランスミッション100は、運転者による変速レバー(不図示)のセレクト操作及びシフト操作に応じてチェンジ機構200が作動して、セレクト動作およびシフト動作を行うことにより、1〜6速及び後進段のうち何れか1つの変速段のギヤが選択されるように構成される。ギヤの選択により、エンジンの出力軸の回転が、該選択されたギヤを介して、車輪を駆動するドライブシャフトに伝達される。このとき、選択されたギヤのギヤ比により、エンジンの出力軸と、車輪を駆動するドライブシャフトとの回転比(減速比、増速比)が決まる。
トランスミッション100に備わるチェンジ機構200は、図1(a)に示す通り、セレクト動作用チェンジワイヤー102に連結されたセレクトレバー202と、シフト動作用チェンジワイヤー104に連結されたシフトレバー204を備える。セレクト動作用チェンジワイヤー102とシフト動作用チェンジワイヤー104は、それぞれ図示しない変速レバーに連結されている。
セレクト動作用チェンジワイヤー102は、運転者による前記変速レバーのセレクト方向の操作に応じてプッシュ・プル動作し、これによりセレクトレバー202が、図1(b)の矢印SE方向に動く。また、シフト動作用チェンジワイヤー104は、運転者による前記変速レバーのシフト方向の操作に応じてプッシュ・プル動作し、これによりシフトレバー204が図1(a)の矢印SH方向に動く。
図1(c)は前記変速レバーの操作パターンを示すもので、「1」が1速位置、「2」が2速位置、「3」が3速位置、「4」が4速位置、「5」が5速位置、「6」が6速位置、「R」がリバース位置、及び、「N」が中立位置である。図中矢印SEが、後述するセレクト動作を行うためのセレクト操作方向を示し、図中矢印SHは、後述するシフト動作を行うためのシフト操作方向を示す。運転者は、図示の操作パターンに従い変速レバーを操作して、所望の変速段を選択する。
トランスミッション100には、前記チェンジ機構200により選択された変速段のうち、中立位置の選択と後進段の選択とをそれぞれ検出できるように構成された変速段検出装置10が備わる。
図2、図3を参照して、前記チェンジ機構200の構成例を説明する。
図2において、前記セレクトレバー202は、一方の端部202aに備わるピン212を介して前記セレクト動作用チェンジワイヤー102に連結され、前記一方の端部とは別の端部202bにて、シフト・セレクト軸203の一端部203aに連結されており、且つ、その中間部202cにてスリーブ205に回転自在に支持される。
シフト・セレクト軸203は、スリーブ205に形成された貫通孔に沿って軸線方向に往復移動可能且つ軸線周りに回動可能に設けられている。従って、セレクトレバー202は、前記変速レバーのセレクト方向の操作に応じて、その中間部202cを中心として回転(揺動)する。このセレクトレバー202の揺動に応じて、シフト・セレクト軸203が、その軸線方向に沿って往復動する。この変速レバーのセレクト方向の操作に応じたチェンジ機構200の動作をセレクト動作という。
また、前記シフトレバー204は、一方の端部204aに備わるピン214を介して前記シフト動作用チェンジワイヤー104に連結されると共に、その中間部204bにて前記シフト・セレクト軸203の外周に一体的に設けられており、前記変速レバーのシフト方向の操作に応じて、シフト・セレクト軸203を中心に回転するようになっている。このシフトレバー204の回転により、シフト・セレクト軸203自身が軸線周りに回転する。この変速レバーのシフト方向の操作に応じたチェンジ機構200の動作をシフト動作という。
シフト・セレクト軸203にはシフトアーム20が固定されており、このシフトアーム20は、シフト・セレクト軸203の軸線方向の往復動と一体的に往復動可能であり、且つ、シフト・セレクト軸203の軸線周りの回転と一体的に回転可能である。
図2に示す通り、トランスミッション100には、各段を構成するギヤ110をエンジンの出力軸とドライブシャフトとに選択的に接続するため、前進用ギヤ選択機構として1速‐2速シフトフォーク120A、3速‐4速シフトフォーク120B、5速‐6速シフトフォーク120Cを備え、また、後進用ギヤ選択機構としてリバースシフトフォーク120Dを備える。これらシフトフォーク120A〜120Dは、シフト・セレクト軸203の軸線方向に沿って平行に、互いに積層され、且つ、該積層方向に直交する方向(図2の紙面に直交する方向)へスライド移動可能に取り付けられている。
一例として、1速〜6速の変速段を構成するギヤ110は、入力軸(不図示)上に設置された1速〜6速用の前進用入力ギヤと、該入力軸に平行な出力軸(不図示)上に設置された1速〜6速用の前進用出力ギヤを含む。シフトフォーク120A〜120Cは、対応するスリーブ(不図示)との協働により、前記入力軸と前記前進用入力ギヤの間、若しくは、前記出力軸と前記前進用出力ギヤの間の一方に相対回転可能及び不能を選択可能である。一方、後進段を構成するギヤ110は、入力軸上に1つの後進用入力ギヤ、前記出力軸上に1つの後進用出力ギヤ及び該後進用入力ギヤと該後進用出力ギヤとの間に配置及び噛み合い可能な後進用アイドルギヤを含む。リバースシフトフォーク120Dは、スリーブ(不図示)との協働により、該後進用入力ギヤ及び前記後進用アイドルギヤ及び前記後進用出力ギヤの伝達経路を決定するように構成される。
図3に示す通り、シフトアーム20には、シフトフォーク120A〜120Dの先端部に向かって突出する凸部22が形成されている。一方、シフトフォーク120A〜120Dそれぞれの先端部には、これらシフトアーム20の凸部22に噛み合う凹部122が形成されている。従って、運転者の変速レバーのセレクト操作に応じてセレクトレバー202が作動して、チェンジ機構200がセレクト動作を行うことにより、シフトアーム20の位置がシフトフォーク120A〜120Dの積層方向(シフト・セレクト軸203の軸線方向)に沿って変位する。これによりシフトアーム20は、シフトフォーク120A〜120Dの何れか1つに対応する位置に移動する。そして、該セレクト動作により移動された位置にて、シフトアーム20の凸部22が何れか1つのシフトフォーク120A〜120Dの凹部122に係合する。すなわち、該何れか1つのシフトフォーク120A〜120Dがシフトアーム20により選択される。なお、図1(b)の操作パターンに示すように、変速レバーのセレクト方向への操作は中立位置Nにて行われる。
前記選択されている1つのシフトフォーク120A〜120D(シフトアーム20により選択中のもの)は、シフトアーム20の回転に応じて、図3において矢印SHで示すシフト方向(図2の紙面に直交する方向)へスライド移動可能である。すなわち、運転者の変速レバーのシフト操作に応じて、セレクトレバー202が作動して、チェンジ機構200がシフト動作を行うことにより、シフトアーム20が回転して、選択中の1つのシフトフォーク(120A乃至120Dの何れか)が矢印SH方向にスライド移動する。これによりスリーブ(不図示)がスライド移動し1つの変速段が確立する。すなわち、シフトアーム20が中立位置から図3において左へ回転した場合、1速、3速又は5速の何れかの変速段が確立し、他方、該中立位置から図3において右へ回転した場合、2速、4速、6速又は後進段の何れかの変速段が確立する。
具体的には、1速‐2速シフトフォーク120Aを介してスリーブを一方(図3左側)にスライドさせることにより1速変速段が確立し、1速‐2速シフトフォーク120Aを介して該スリーブを一方(図3右側)にスライドさせることにより2速変速段が確立する。3速‐4速シフトフォーク120Bを介してスリーブを一方(図3左側)にスライドさせることにより3速変速段が確立し、3速‐4速シフトフォーク120Bを介して該スリーブを一方(図3右側)にスライドさせることにより4速変速段が確立する。5速‐6速シフトフォーク120Cを介してスリーブを一方(図3左側)にスライドさせることにより5速変速段が確立し、5速‐6速シフトフォーク120Cを介して該スリーブを一方(図3右側)にスライドさせることにより6速変速段が確立する。また、リバースシフトフォーク120Dを介してスリーブを一方(図3右側)にスライドさせることにより後進段が確立する。
まとめると、チェンジ機構200は、変速レバーの操作に応じたセレクト動作の位置とシフト動作の位置に応じて、シフトアーム20を軸線方向の位置及び回転角度を決定し、それに応じて、何れか1つの変速段のインギヤ状態又は中立位置を実現するように構成される。
次に、トランスミッション100に備わる変速段検出装置10の構成例を説明する。変速段検出装置10は、シフトアーム20を検出対象物とし、該シフトアーム20の近接をセンシング可能な非接触式のセンサ部12とを備える。センサ部12は、取り付け基部11を介してトランスミッション100のハウジング(不図示)に固定される。
図2、3に示す通り、シフトアーム20には、中立位置にてセンサ部12により検出可能な第1突起(第1ターゲット)30と、後進段の位置にて前記センサ部により検出可能な第2突起(第2ターゲット)32とが設けられている。第1突起30及び第2突起32は、シフトアーム20の外周部において前記凸部22と反対側の位置に形成される。センサ部12は、その先端面12aが第1突起30及び第2突起32の形成面に近接して対向するように設置される。そして、シフト動作及びセレクト動作の位置(シフトアーム20の位置及び回転角度)により、センサ部12に対する第1突起30及び第2突起32の相対位置が変化するようになっている。
第1突起30及び第2突起32の高さは、中立位置にてセンサ部12が第1突起30に近接した場合の、該第1突起30とセンサ部12との間隔(ギャップ)と、後進段の位置にてセンサ部12が第2突起32に近接した場合の、該第2突起32とセンサ部12との間隔とが異なる距離になるように、設定される。本実施例では、第2突起32の高さが、第1突起30よりも低くなるように設定される(図3及び後述図6参照)。このように第1突起30及び第2突起32の高さを互いに異ならせることにより、第1突起30に近接した場合にセンサ部12が出力する電圧(第1レベル信号)と、第2突起30に近接した場合にセンサ部12が出力する電圧(第2レベル信号)とが異なる特性になる。従って、センサ部12の出力する電圧の違いによって、中立位置と後進段とを区別できる。
図4(a)は、図3の矢印Bからシフトアーム20を見た図であり、想像線Nは中立位置が選択された場合のシフトアーム20に対するセンサ部12の位置を、また、想像線Rは後進段が選択された場合のシフトアーム20に対するセンサ部12の位置Rをそれぞれ示す。(b)は、シフトアーム20における第1突起30及び第2突起32の位置と変速レバーの位置の対応関係を示す。
第1突起30は、中立位置が選択されている場合にセンサ部12に対向する位置N、すなわち、図4においてシフトアーム20の突起形成面の略中央に、セレクト動作の方向SEに沿って、シフトアーム20の全長に亘って延びるように形成される。これにより、シフト動作の中立位置である場合、セレクト動作による移動位置がどこであっても、第1突起30はセンサ部12に対向する。この第1突起30の高さ及び形状は、第1突起30に近接した場合にセンサ部12が出力する電圧として、後述する中立位置判定用のスレッショルド値に基づく所定のレベルの電圧を得るように、調整される。
第2突起32は、後進段が選択されている場合にセンサ部12に対向する位置R、すなわち、図4においてシフトアーム20の突起形成面の右下に形成される。第2突起32の長さ(SE方向の長さ)は、シフトアーム20が後進段の位置にある場合のみセンサ部12に対向して、それ以外の変速段(すなわちSE方向に隣接する6速、4速、2速)の位置にある場合には対向しないように設定される。図4(a)に示す第2突起32は、一例として長方形状に形成される。この第2突起32の高さ及び形状は、第2突起32に近接した場合にセンサ部12が出力する電圧として、後述する後進段判定用のスレッショルド値に基づく所定の電圧値を得るように、調整される。
第2突起32の変形例として、第2突起32は、図5(a),(b)に示すように、SE方向に隣接する6速の位置に近接する側32bの体積を小さく、該6速の位置から離れた側32aの体積を大きくするような形状に形成される。具体的には、第2突起32は、例えば(a)に示すL字型、或いは、(b)に示す直角三角形状に形成できる。かかる形状を採用することにより、センサ部12が隣接する6速の位置に近接している場合に、第2突起32が干渉することを防ぎつつ、同時に、センサ部12が第2突起32に近接している場合にはセンサ部12に対向する面積乃至体積をできるだけ増やすことができる。これにより、第2突起32の高さが第1突起30よりも低くなるように設定される構成であっても、隣接する6速位置への干渉を防ぎつつ、後述するようにセンサ部12にて検出される磁束を増やして、センサ部12の感度を上げることができる。第2突起32の形状は、センサ部12の性能(感度)との兼ね合いにより、前記の長方形状、L字状又は直角三角形状など複数形状から最適な形状を選定できる。
図6は、センサ部12の構成例を説明する図である。センサ部12は、先端面12a側の端部に、磁界を発生するマグネット(永久磁石)20と、前記マグネット14の発生する磁界を検出するセンサ素子16とを備えており、他方の端部12bにワイヤーハーネスのコネクタが接続されるコネクタ受容部を有する。マグネット14は、例えば断面略U字状を有し、両極部14n、14sの先端部が先端面に露出するように保持されている。センサ部12は、例えば、2個1対のセンサ素子16を有する冗長系センサとして構成できる。センサ素子16は、例えば、ホール効果を利用して磁界を検出するホール素子からなる。
シフトアーム20には第1突起30及び第2突起32が形成されているので、センサ部12の先端面12aとシフトアーム20との間のギャップは、センサ部12に対するシフトアーム20の相対位置に応じて変化する。これら第1突起30及び第2突起32の形状により生じるギャップ差により、センサ素子16の検出する磁界が変化する。そしてセンサ部12は、該磁界の変化に応じたレベルを持つ電圧を出力する。ここで、シフトアーム20の少なくとも第1突起(第1ターゲット)30及び第2突起(第2ターゲット)32は、例えば磁性体など、センサ素子16により検出する磁界を変化させる素材からなるものとする。なお、かかるセンサ部12としては、詳しくは、例えば国際公開2013−61503号公報に記載されたものを採用することができる。
図6(a)〜(d)は、シフトアーム20の回転角度に応じた、シフトアーム20とセンサ部12の相対位置関係を示す図である。センサ部12の出力特性は、一例として、図8のようである。図8において、縦軸は出力電圧のレベルを表し、横軸はシフトアーム20の回転角度を示す。回転角度は、一例として、中立位置を0度とし、1速、4速、5速へのシフト操作方向への回転を正方向の値、2速、4速、6速又は後進段へのシフト操作方向への回転を負方向の値で表す。
図7(a)に示すように、シフトアーム20が中立位置にある場合、第1突起30がセンサ部12の先端面12aに最も近接する。センサ部12は、この第1突起30の近接による磁束密度の変化に応じた電圧を出力する。第1突起30の高さは、例えば、センサ部12に3Vの電圧IC1を出力させるように設定されている。図8に示す通り、センサ部12は、出力電圧IC1を3Vでクランプさせる。変速段検出装置10は、かかる中立位置選択時の出力電圧IC1の設定に対応して、中立位置判定用のスレッショルド値を3Vに設定し、センサ部12の出力電圧IC1を該スレッショルド値3Vと比較することにより、中立位置の選択を検知できる。
また、図7(b)に示すように、シフトアーム20が後進段の位置にある場合、第2突起32がセンサ部12の先端面12aに最も近接する。センサ部12は、この第2突起32の近接による磁束密度の変化に応じた電圧を出力する。ここで、第2突起32の高さが第1突起30よりも低い(すなわち、第1突起30よりもセンサ部12との間のギャップが大きい)ので、その出力電圧は、第1突起30に対応する出力電圧よりも小さい値となる。この場合第2突起32の高さ及び形状は、例えばセンサ部12に2Vの電圧IC1を出力させるように設定される。変速段検出装置10は、かかる後進段時の出力電圧IC1に対応して、後進段判定用のスレッショルド値を、例えば1.8Vから2.2Vまでの範囲に設定し、この場合、センサ部12の出力電圧IC1を、1.8Vと2.2Vの2点のスレッショルド値と比較し、センサ部12の出力電圧が1.8Vから2.2Vの範囲に入っているか否かにより、後進段の選択を検知できる。2点のスレッショルド値の設定は、シフト動作が途中で止まったこと(「シフト中間止まり」)を後進段と誤検知すること、第2突起32の高さ(ギャップ)のばらつき及び出力電圧のばらつきを考慮して設定する。このように、2点のスレッショルド値に基づいて後進段の判定を行うことにより、第1突起30と第2突起32のギャップ差によるセンサ部12の出力する電圧レベル(第1レベル信号と第2レベル信号)の違いにより中立位置と後進段とを区別する構成において、精度の高い後進段判定を行うことができる。
変速段検出装置10は、前記の後進段判定を行う構成に、低車速判定を組み合わせてもよい。この場合、図9に示すように、車速判定部40は、取得した車速信号に基づき車速が所定車速以下であるかどうかを判定する。所定速度は、例えば、後進走行可能な範囲内の所定の速度(例えば後進段での運転最高速度)に設定すること、或いは、後進段にインギヤすることが可能となる所定の速度に設定することができる。そして、車速が所定車速以下である場合、変速段検出装置10は、センサ部12の出力する後進段選択検知に相当する出力電圧(1.8Vから2.2Vの範囲内の出力電圧)を有効なものとして扱い、後進段が選択されたものと判定する一方、センサ部12が後進段選択検知に相当する出力電圧を出力していても、車速が所定車速以上である場合には、その出力電圧を無効として、後進段が選択されたものとは判定しない(符号42で示す後進段判定部の動作)。このように、後進段判定に車両速度の判定を組み合わせることで、車両が所定速度以上で走行中に、センサ部12が後進段選択検知に相当する出力電圧を出力した場合でも、それを後進段の選択と誤判断することを防止できる。更に、タイマを設けて、所定時間以上出力電圧が前記1.8Vから2.2Vまでの範囲に入っているかどうかにより、後進段の選択を判定してもよい。タイマを用いた時間判定を、後進段判定と組み合わせてもよい。このように、後進段判定に、タイマ判定など追加的判定条件を組み合わせることで、中立位置からインギヤ状態への過渡領域や、シフト中間止まりを後進段と誤検知することなど、後進段の誤判定を効果的に防止でき、更に精度の高い後進段判定を行うことができる。
一方、(c)に示すように、シフトアーム20が1速、3速又は5速を選択する位置にある場合、第1突起30及び第2突起32の何れもセンサ部12から離れ、センサ部12は何れの突起形状の影響も受けない。また、(d)に示すように、2速、4速又は6速が選択されている場合、シフトアーム20が左側へ回転していても、第2突起32はセンサ部12の先端面12aに近接しないので、この場合は何れの突起形状の影響も受けない。これら1速〜6速が選択された場合、センサ部12の出力電圧IC1は例えば1.0Vとする。
また、一例として、センサ部12が、その出力電圧を2系統化(図8においてIC1とIC2)するように構成できる。このように出力電圧を2系統化することにより、センサ故障を検知可能である。
変速段検出装置10は、後進段が選択されたことを検出した場合、その検出信号を、例えば後退灯を点灯させるための後退灯検出スイッチ信号に利用できる。これにより後退灯検出スイッチが不要となる。
以上の通り、この実施例に係る変速段検出装置10によれば、検出対象物となるシフトアーム20に対して、それぞれ高さや形状の異なる第1突起30と第2突起32とを設けるだけの簡単な構成により、単一の検出対象物に対する単一のセンサ部12を用いて、中立位置の選択と後進段の選択とをそれぞれ個別に検出可能となる。かかる構造の変速段検出装置10は、容易且つ安価に製作できる。後進段の選択を検出する機構として変速段検出装置10を使用することにより、従来の手動変速機に具備されていた後退灯検出スイッチ、該スイッチ用のスイッチハーネス、該スイッチを作動させるためのシフトフォークに設置されたアーム、手動変速機ケースに設けられた取り付けボスなど、各種要素を廃止することができるので、コストダウン及び軽量化を図ることができる。
後進段の選択を検出する機構として変速段検出装置10を使用することにより、従来の手動変速機に具備されていた後退灯検出スイッチ、該スイッチ用のスイッチハーネス、該スイッチを作動させるためのシフトフォークに設置されたアーム、手動変速機ケースに設けられた取り付けボスなど、各種要素を廃止することができるので、コストダウン及び軽量化を図ることができる。
また、実施例に係る変速段検出装置10によれば、非接触式のセンサ部12により検出対象物(シフトアーム20)が中立位置及び後進段に位置したことを検出できるので、従来の接触式スイッチにおいて課題であった、接点摩耗、後進段シフト部材接触部の摩耗、後進段選択のための変速レバー操作時のフリクションが解決される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、検出対象物はシフトアーム20に限らず、シフト動作及びセレクト動作に応じて移動する部材であればどの部材でもよい。また、シフトアーム20に設ける第1突起30及び第2突起32により中立位置と後進段を検出するものに限らず、例えば中立位置と1速など、その他の組み合わせの変速段(セレクト動作の位置及びシフト動作の位置)を検知可能に形成されてよい。いずれのセレクト動作の位置及びシフト動作の位置を検知できるように構成するにせよ、1つのシフトアーム20に対して、検出したい特定の2つ以上の変速段に対応する位置にそれぞれターゲット(突起)を形成するだけの簡単な構成で実現できる。また、ターゲットの個数は2以上の複数個であってよい。また、センサ部12は、ホール素子を用いたホールセンサに限らず、周知の磁気センサの何れでもよい。また、磁気センサに限らず非接触式センサであればどのようなタイプのセンサを適用してもよい。
100 トランスミッション、102 セレクト動作用チェンジワイヤー、104 シフト動作用チェンジワイヤー、110 ギヤ、120A〜120C 前進段用シフトフォーク、120D リバースシフトフォーク、200 チェンジ機構、202 セレクトレバー、203 シフト・セレクト軸、204 シフトレバー、10 変速段検出装置、20 シフトアーム、30 第1ターゲット、32 第2ターゲット32、センサ部12

Claims (6)

  1. 手動変速機の入力軸と、該入力軸に平行に配置される出力軸と、前記入力軸又は前記出力軸一方に設けた前進用ギヤ選択機構と、後進用ギヤ選択機構と、軸線方向に移動するセレクト動作及び該軸線周りに回転してシフト動作を行い、前記前進用選択機構又は前記後進用選択機構を選択可能なチェンジ機構とを具備する手動変速機において、
    前記チェンジ機構の軸線上に設置され、前記セレクト動作及び前記シフト動作に応じて変位する検出対象物と、
    前記検出対象物の近接をセンシング可能なセンサ部とを備え、
    前記検出対象物は、
    前記シフト動作の第1位置であり且つ前記セレクト動作の全領域である場合に、前記センサ部により検出可能な第1ターゲットと、
    前記シフト動作の前記第1位置に隣接する第2位置であり且つ前記セレクト動作の第3位置である場合、前記センサ部により検出可能な第2ターゲットとを備え、
    前記センサ部が前記第1ターゲットに近接したときのギャップと、前記センサ部が前記第2ターゲットに近接したときのギャップが異なるように形成され、
    前記センサ部は、前記第1ターゲットの近接時に第1レベル信号を出力する一方、前記第2ターゲットの近接時に前記第1レベル信号とは異なる特性の第2レベル信号を出力することを特徴とする変速段検出装置。
  2. 前記シフト動作の第1位置は、前記チェンジ機構により前記前進用ギヤ選択機構及び前記後進用ギヤ選択機構の何れも選択しない中立位置であり、
    前記シフト動作の第2位置且つ前記セレクト動作の第3位置は、前記チェンジ機構により前記後進用ギヤ選択機構を選択する位置であることを特徴とする請求項1に記載の変速段検出装置。
  3. 前記センサ部は、磁界を発生するマグネットと、前記磁界の変化を検出するセンサ素子からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の変速段検出装置。
  4. 前記第2ターゲットは、前記セレクト動作の前記第3位置に隣接する第4位置から離れた側の体積が該第4位置に隣接する側の体積よりも大きくなる形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の変速段検出装置。
  5. 更に、前記手動変速機が搭載された車両の車速が所定車速以下かどうかを判定する判定部を備え、前記車速が所定車速以下である場合に、前記センサ部から出力される前記第2レベル信号を有効とする一方、前記車速が所定車速以上である場合、前記センサ部から出力される前記第2レベル信号を無効とすることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の変速段検出装置。
  6. 前記手動変速機が
    前記入力軸上に複数の前進用入力ギヤ及び前記出力軸上に複数の前進用出力ギヤを備え、
    前記入力軸と前記前進用入力ギヤの間、若しくは、前記出力軸と前記前進用出力ギヤの間の一方に相対回転可能及び不能を選択可能な前記前進用ギヤ選択機構と、
    他方、常時相対回転不能であると共に、前記入力軸上に1つの後進用入力ギヤ、前記出力軸上に1つの後進用出力ギヤ及び該後進用入力ギヤと該後進用出力ギヤとの間に配置及び噛み合い可能な後進用アイドルギヤを備え、
    該後進用入力ギヤ及び前記後進用アイドルギヤ及び前記後進用出力ギヤの伝達経路を決定する前記後進用ギヤ選択機構を具備するものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の変速段検出装置。
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