JP2015176813A - コネクタ付きケーブル - Google Patents

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平野 光樹
Mitsuki Hirano
光樹 平野
裕紀 安田
Hironori Yasuda
裕紀 安田
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Abstract

【課題】電力線の小径化が可能であり、ケーブル全体の小径化を可能とするコネクタ付きケーブルを提供する。
【解決手段】電力信号の伝送用の電力線3と信号伝送用の信号線4とを有するケーブル2と、ケーブル2の両端部に設けられたコネクタ5と、を備えたコネクタ付きケーブルであって、コネクタ5の一方に、電力線3を介して送信または受信する電力信号を昇圧する昇圧回路7を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ付きケーブルに関するものである。
従来より、電力信号の伝送用の電力線と信号伝送用の信号線とを有するケーブルと、ケーブルの両端部に設けられたコネクタと、を備えたコネクタ付きケーブルが知られている。コネクタ付きケーブルとしては、例えば、USB(Uuniversal Serial Bus)ケーブルやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブル等が広く知られている。
信号線としては、高速信号の伝送用の高速信号線や、低速信号である制御信号の伝送用の制御信号線等が適宜用いられる。
長距離伝送に用いられるコネクタ付きケーブルでは、高速信号線では損失を小さくすることが求められる。高速信号線として光ファイバを用いたり、補正回路を用いることで、小径でかつ低損失の高速信号線が実現可能である。
同様に、長距離伝送においては、制御信号線では、静電容量を小さくすることが求められる。絶縁体として発泡絶縁体を用いたり、補正回路を用いることで、小径でかつ静電容量の小さい制御信号線が実現可能である。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、特許文献1,2がある。
特開2006−310197号公報 特開2013−58335号公報
しかしながら、電力線では、長距離伝送に対応する場合、その導体径を太くするしかなく、ケーブル全体の大径化を招いてしまうという問題があった。
より詳細には、例えば、送信側が供給する最小電圧をV0、受信側で必要な最小電圧をV1、電力線を流れる電流をI、電力線の抵抗をRとすると、下式(1)
R=(V0−V1)/I ・・・(1)
の関係を満たすことになる。式(1)より、(V0−V1)が小さい場合、あるいは電流Iが大きい場合には、電力線の抵抗Rをより小さくする必要があり、導体径が大きい太い電力線を用いる必要があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、電力線の小径化が可能であり、ケーブル全体の小径化を可能とするコネクタ付きケーブルを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、電力信号の伝送用の電力線と信号伝送用の信号線とを有するケーブルと、該ケーブルの両端部に設けられたコネクタと、を備えたコネクタ付きケーブルであって、前記コネクタの一方に、前記電力線を介して送信または受信する電力信号を昇圧する昇圧回路を設けたコネクタ付きケーブルである。
前記昇圧回路が、DC−DCコンバータであってもよい。
電力信号の送信側の前記コネクタに、前記昇圧回路を設けてもよい。
電力信号の受信側の前記コネクタに、受信した電力信号を降圧する降圧回路をさらに設けてもよい。
前記電力線と前記信号線は、一方の直径が他方の直径の85%以上115%以下であってもよい。
本発明によれば、電力線の小径化が可能であり、ケーブル全体の小径化を可能とするコネクタ付きケーブルを提供できる。
(a)は、本発明の一実施形態に係るコネクタ付きケーブルの概略構成図であり、(b)はその電源供給端からの距離に対する電圧の特性を示すグラフ図、(c)は電源供給端からの距離に対する電流の特性を示すグラフ図である。 図1のコネクタ付きケーブルに用いるケーブルの一例を示す横断面図である。 (a)は、本発明の一変形例に係るコネクタ付きケーブルの概略構成図であり、(b)はその電源供給端からの距離に対する電圧の特性を示すグラフ図、(c)は電源供給端からの距離に対する電流の特性を示すグラフ図である。 (a)は、本発明の一変形例に係るコネクタ付きケーブルの概略構成図であり、(b)はその電源供給端からの距離に対する電圧の特性を示すグラフ図、(c)は電源供給端からの距離に対する電流の特性を示すグラフ図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1(a)は、本実施形態に係るコネクタ付きケーブルの概略構成図であり、図1(b)はその電源供給端からの距離に対する電圧の特性を示すグラフ図、図1(c)は電源供給端からの距離に対する電流の特性を示すグラフ図である。
図1(a)に示すように、コネクタ付きケーブル1は、電力信号の伝送用の電力線3と信号伝送用の信号線4とを有するケーブル2と、ケーブル2の両端部に設けられたコネクタ5と、を備えている。コネクタ付きケーブル1は、例えば、USBケーブルやHDMIケーブルである。
図2に示すように、ケーブル2は、例えば、電力線3と信号線4を含む7本の心線を撚り合わせ、その外周にジャケット21を設けて構成されている。信号線4は、例えば、高速信号の伝送用の高速信号線と、低速信号である制御信号の伝送用の制御信号線と、からなる。高速信号線としては、光ファイバを用いてもよい。なお、ケーブル2の具体的な形状や心線の本数等はこれに限定されるものではない。
コネクタ5には、外部の機器等へ接続するための図示しない電気コネクタ部(プラグまたはレセプタクル)が設けられている。また、コネクタ5には、制御用のIC6が搭載されている。コネクタ5には、信号線4の信号を補正する補正回路等を搭載するようにしてもよい。
さて、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1では、コネクタ5の一方に、電力線3を介して送信または受信する電力信号を昇圧する昇圧回路7を設けている。
ここでは、電力信号の受信側のコネクタ5bに、昇圧回路7を設けた。電力信号の送信側のコネクタ5aにおいては、機器に接続される電気コネクタ部と電力線3とが直結されている。
昇圧回路7としては、DC−DCコンバータを用いるとよい。DC−DCコンバータとしては、効率が90%以上のものを用いることが望ましい。
コネクタ5bに昇圧回路7を設けることで、図1(b)に示すように、たとえ電力線3の抵抗が大きく電圧が低下した場合であっても、その低下した電圧を昇圧し、所望の電圧の出力を得ることが可能になる。なお、図1では、電圧供給端となるコネクタ5aに入力される電圧をV0、昇圧回路7に入力される電圧をV0’、コネクタ5bから出力される電圧をV1、コネクタ5aへ入力される電流をI0、コネクタ5bから出力される電流をI1としている。
つまり、昇圧回路7を備えることで、小径の電力線3を用いることが可能になり、ケーブル2全体の小径化が可能になる。例えば、図2のような7本撚りのケーブル2においては、電力線3と信号線4の直径をφ1.5mm、ジャケット21の厚さを0.5mmとすると、ケーブル2全体の直径はφ5.5mmになるが、電力線3と信号線4の直径をφ1.0mmに小径化することで、ケーブル2全体の径を4.0mmと小径にすることが可能になる。
ここで、一例として、電力線3の全長が100m、電力線3を流れる電流I0’が50mAである場合に、抵抗4Ω(100mあたり)のφ1.5mmの電力線3を、抵抗30Ω(100mあたり)のφ1.0mmの電力線3に変更する場合を考える。この場合、φ1.5mmの電力線3では、電力線3での電圧降下が0.2Vとなる。他方、φ1.0mmの電力線3では、電力線3での電圧降下が1.5Vになるので、昇圧回路7にて1.3V程度昇圧するようにすれば、両者で同等の出力電圧が得られることになる。
ところで、図1(c)に示すように、コネクタ付きケーブル1では、昇圧回路7で電流が低下するので、昇圧回路7の後段で所望の大きさの電流I1が得られるように、大きめの電流I0を供給する必要がある。つまり、コネクタ付きケーブル1では、電力線3に比較的大きい電流I0を流す必要があり、電力線3における損失が比較的大きくなってしまうという課題がある。
そこでこの課題を解決するために、図3に示すコネクタ付きケーブル31のように、電力信号の送信側のコネクタ5aに昇圧回路7を設けるようにしてもよい。昇圧回路7では、電圧が大きくなると共に電流が小さくなるため、コネクタ5aに昇圧回路7を設けることで、電力線3に流れる電流が小さくなり、電力線3での損失を小さくすることが可能になる。その結果、電力線3をより小径とすることが可能になる。
さらに、図4に示すコネクタ付きケーブル41のように、電力信号の受信側のコネクタ5bに、受信した電力信号を降圧する降圧回路42をさらに設けるようにしてもよい。このような構成とすることで、昇圧回路7と降圧回路42の間の区間における電流I0’をさらに小さくすることが可能となり、電力線3での損失をさらに小さくすることが可能になる。
降圧回路42としては、DC−DCコンバータや、レギュレータ回路、抵抗分圧回路、ショットキーダイオードを用いた降圧回路(降圧チョッパ回路など)を用いることができる。ノイズが少ない環境においては、効率の高いDC−DCコンバータを降圧回路42として用いることが望ましく、ノイズが多い環境においては、ノイズに対する安定性が高い抵抗分圧回路等を降圧回路42として用いることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1、31,41では、コネクタ5の一方に、電力線3を介して送信または受信する電力信号を昇圧する昇圧回路7を設けている。
コネクタ5に昇圧回路7を設けることで、小径で抵抗が大きい電力線3を用いた場合でも、所望の電圧の出力を得ることが可能になる。その結果、電力線3の小径化が可能になり、ケーブル2全体の小径化が可能になる。
信号線4は補正回路等を設けることにより従来より小径化が可能であったが、本実施形態によれば、さらに電力線3を小径化できるため、電力線3の直径を信号線4の直径に近づけ、ケーブル2の断面形状の偏りを抑制することも可能になる。つまり、本実施形態によれば、小径の信号線4を用いた場合でもケーブル2の断面形状の偏りを抑制可能であり、断面形状の偏りが小さく外観が良好であり、かつ小径のケーブル2を実現できる。
電力線3の導体径を大きくする従来方法では、電力線3の径が大きくなるため、ケーブル2の断面形状の偏りを抑制するために、信号線4の外皮を厚くしたり、多くの介在を用いる必要があった。これに対して、本実施形態では、電力線3の直径と信号線4の直径を同程度にすることが可能であり、信号線4の外皮を厚くしたり介在を用いたりすることなく、ケーブル2の断面形状の偏りを抑制可能になり、ケーブル2のさらなる小径化が可能である。
断面形状の偏りを抑制する観点からは、電力線3と信号線4の直径の差は15%以下であるとよい。つまり、電力線3と信号線4は、一方の直径が他方の直径の85%以上115%以下とすることが望ましい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
1 コネクタ付きケーブル
2 ケーブル
3 電力線
4 信号線
5 コネクタ

Claims (5)

  1. 電力信号の伝送用の電力線と信号伝送用の信号線とを有するケーブルと、
    該ケーブルの両端部に設けられたコネクタと、
    を備えたコネクタ付きケーブルであって、
    前記コネクタの一方に、前記電力線を介して送信または受信する電力信号を昇圧する昇圧回路を設けた
    ことを特徴とするコネクタ付きケーブル。
  2. 前記昇圧回路が、DC−DCコンバータである
    請求項1記載のコネクタ付きケーブル。
  3. 電力信号の送信側の前記コネクタに、前記昇圧回路を設けた
    請求項1または2記載のコネクタ付きケーブル。
  4. 電力信号の受信側の前記コネクタに、受信した電力信号を降圧する降圧回路をさらに設けた
    請求項3記載のコネクタ付きケーブル。
  5. 前記電力線と前記信号線は、一方の直径が他方の直径の85%以上115%以下である
    請求項1〜4いずれかに記載のコネクタ付きケーブル。
JP2014053798A 2014-03-17 2014-03-17 コネクタ付きケーブル Pending JP2015176813A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040758A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ、その中継基板、及び、その中継基板ユニット

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