JP2015176635A - 接続装置及び接続システム - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の配線作業の工数を低減できる接続装置及び接続システムを提供することである。
【解決手段】実施形態の接続装置は、第1の接続部と、第2の接続部と、接続導体と、切替部とを持つ。第1の接続部は、第1の電線が接続される複数の第1端子を持つ。第2の接続部は、第2の電線が接続される複数の第2端子を持つ。接続導体は、第1端子と第2端子とを導通させる。切替部は、一の第1端子と他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態の接続装置は、第1の接続部と、第2の接続部と、接続導体と、切替部とを持つ。第1の接続部は、第1の電線が接続される複数の第1端子を持つ。第2の接続部は、第2の電線が接続される複数の第2端子を持つ。接続導体は、第1端子と第2端子とを導通させる。切替部は、一の第1端子と他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、接続装置及び接続システムに関する。
制御盤からの電線と外部機器からの電線との各々を接続する接続装置として、互いに導通する2つの端子(以下、「対端子」という。)を複数有した端子台が使用されている。作業者は、この対端子に制御盤からの電線と外部機器からの電線との各々を接続することで、電線間を導通させる。また、作業者は、複数の電線を導通させる場合、その複数の電線が接続された端子間を渡り配線する。
しかしながら、新たな外部機器を追加することで制御盤の制御内容が変更した場合、作業者は、変更内容に応じで渡り配線の変更や電線の取り外しの作業を行う。よって、作業者の配線作業の工数が増大する場合があった。
しかしながら、新たな外部機器を追加することで制御盤の制御内容が変更した場合、作業者は、変更内容に応じで渡り配線の変更や電線の取り外しの作業を行う。よって、作業者の配線作業の工数が増大する場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、作業者の配線作業の工数を低減できる接続装置及び接続システムを提供することである。
実施形態の接続装置は、第1の接続部と、第2の接続部と、接続導体と、切替部とを持つ。第1の接続部は、第1の電線が接続される複数の第1端子を持つ。第2の接続部は、第2の電線が接続される複数の第2端子を持つ。接続導体は、第1端子と第2端子とを導通させる。切替部は、一の第1端子と他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替える。
以下、実施形態の接続装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の接続装置1を模式的に示す平面図である。
接続装置1は、第1の接続部2と、第2の接続部3と、切替部4とを有する。
第1の接続部2は、制御盤からの電線が接続される。第1の接続部2は、複数の第1端子21(第1端子21−1〜21−8)を有する。
第1端子21の各々は、縦列に配置される。また、隣接する第1端子の各々は、絶縁体5で仕切られている。
図1は、第1の実施形態の接続装置1を模式的に示す平面図である。
接続装置1は、第1の接続部2と、第2の接続部3と、切替部4とを有する。
第1の接続部2は、制御盤からの電線が接続される。第1の接続部2は、複数の第1端子21(第1端子21−1〜21−8)を有する。
第1端子21の各々は、縦列に配置される。また、隣接する第1端子の各々は、絶縁体5で仕切られている。
第2の接続部3は、外部機器からの電線が接続される。第2の接続部3は、複数の第2端子22(第2端子22−1〜22−8)を有する。
第2端子22の各々は、縦列に配置されている。また、隣接する第2端子の各々は、絶縁体5で仕切られている。
第2端子22の各々は、縦列に配置されている。また、隣接する第2端子の各々は、絶縁体5で仕切られている。
第1端子21の各々は、第2端子22の各々と互いに向かい合うように配置されている。例えば、第1端子21−1は、第2端子22−1と向かい合うように配置されている。また、第1端子21−2は、第2端子22−2と向かい合うように配置されている。
向かい合う第1端子21と第2端子22との各々(以下、「対端子」という。)の間には、第1端子21と第2端子22とを導通させる接続導体23が接続されている。
向かい合う第1端子21と第2端子22との各々(以下、「対端子」という。)の間には、第1端子21と第2端子22とを導通させる接続導体23が接続されている。
よって、制御盤からの電線(以下、「第1の電線」という。)と外部機器からの電線(以下、「第2の電線」という。)とを接続するには、第1の電線を第1端子21に接続する。また、接続された第1端子21と対端子をなす第2端子22に第2の電線を接続する。これにより、第1の電線は、第2の電線と導通する。
切替部4は、作業者によって操作されるスイッチ31と、スイッチ32と、スイッチ33とを有する。
スイッチ31、32、33は、突起部と、複数の接点とを有する。スイッチ31、32、33は、突起部の操作に応じで物理的なスイッチの接点についてオンオフが切り替わるメカニカルスイッチである。スイッチ31、32、33は、作業者からの突起部の操作に応じて接点間を導通状態又は非導通状態にする。スイッチ31、32、33は、例えば、押しボタン、押しスイッチ、ディップスイッチ、スライドスイッチ、ダイヤル等である。
作業者は、スイッチ31、32、33の突起部を操作することで、第1端子の各々を導通又は非導通させる。これにより、いずれの第1端子と他の第1端子との導通状態、すなわち渡り配線に対応した導通パターンに簡単に変更することができる。
スイッチ31、32、33は、突起部と、複数の接点とを有する。スイッチ31、32、33は、突起部の操作に応じで物理的なスイッチの接点についてオンオフが切り替わるメカニカルスイッチである。スイッチ31、32、33は、作業者からの突起部の操作に応じて接点間を導通状態又は非導通状態にする。スイッチ31、32、33は、例えば、押しボタン、押しスイッチ、ディップスイッチ、スライドスイッチ、ダイヤル等である。
作業者は、スイッチ31、32、33の突起部を操作することで、第1端子の各々を導通又は非導通させる。これにより、いずれの第1端子と他の第1端子との導通状態、すなわち渡り配線に対応した導通パターンに簡単に変更することができる。
次に、第1の実施形態の接続装置1の内部回路について、図2を用いて説明する。図2は、第1の実施形態の接続装置1の内部回路を示す図である。
スイッチ31の接点301は、第1端子21−2に接続されている。スイッチ31の接点302は、第1端子21−4とスイッチ32の接点303とに接続されている。スイッチ32の接点304は、第1端子21−6とスイッチ33の接点305とに接続されている。スイッチ33の接点306は、第1端子21−8に接続されている。
スイッチ31の接点301は、第1端子21−2に接続されている。スイッチ31の接点302は、第1端子21−4とスイッチ32の接点303とに接続されている。スイッチ32の接点304は、第1端子21−6とスイッチ33の接点305とに接続されている。スイッチ33の接点306は、第1端子21−8に接続されている。
以上のように、第1の実施形態の接続装置1は、一の第1端子と他の第1端子との間(以下、「第1端子間」という。)の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替えるメカニカルスイッチを持つ。作業者がメカニカルスイッチの突起部を操作することで、接続装置1は、第1端子間を導通状態又は非導通状態にする。よって、作業者は、渡り配線をせずに第1端子間を導通状態にできるため、配線作業の工数を低減できる。
本実施形態では、スイッチ31とスイッチ32とスイッチ33との各々は、接点毎に1つの第1端子が接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチ31とスイッチ32とスイッチ33との各々は、接点毎に複数の第1端子21が接続されてもよい。
また、本実施形態では、スイッチ31とスイッチ32とスイッチ33とは、直列に接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチ31とスイッチ32とスイッチ33とは、接点毎に第1端子21が接続されていればよい。
また、本実施形態では、スイッチが3つである場合を説明したが、この数に限定されない。
また、本実施形態では、スイッチが3つである場合を説明したが、この数に限定されない。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態の接続装置1Aを模式的に示す平面図である。また、図4は、第2の実施形態の接続装置1Aの内部回路を示す図である。第1の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図3は、第2の実施形態の接続装置1Aを模式的に示す平面図である。また、図4は、第2の実施形態の接続装置1Aの内部回路を示す図である。第1の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成が第1の実施形態と異なる点を説明する。
接続装置1Aは、第1の接続部2と、第2の接続部3と、切替部4Aとを有する。
切替部4Aは、スイッチ31と、スイッチ32と、スイッチ33と、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
スイッチ31の接点302は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ31の接点301は、スイッチング素子41の制御端子に接続されている。
スイッチ32の接点304は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ32の接点303は、スイッチング素子42の制御端子に接続されている。
スイッチ33の接点306は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ33の接点305は、スイッチング素子43の制御端子に接続されている。なお、電源Vccは、不図示の外部電源から供給されてもよいし、一次電池または二次電池から供給されてもよい。
切替部4Aは、スイッチ31と、スイッチ32と、スイッチ33と、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
スイッチ31の接点302は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ31の接点301は、スイッチング素子41の制御端子に接続されている。
スイッチ32の接点304は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ32の接点303は、スイッチング素子42の制御端子に接続されている。
スイッチ33の接点306は、抵抗Rを介して電源Vccに接続されている。スイッチ33の接点305は、スイッチング素子43の制御端子に接続されている。なお、電源Vccは、不図示の外部電源から供給されてもよいし、一次電池または二次電池から供給されてもよい。
スイッチング素子41は、一方の端子が第1端子21−2に接続され、他方の端子が第1端子21−4に接続されている。スイッチング素子42は、一方の端子が第1端子21−4に接続され、他方の端子が第1端子21−6に接続されている。スイッチング素子43は、一方の端子が第1端子21−6に接続され、他方の端子が第1端子21−8に接続されている。
スイッチング素子41、42、43は、複数の第1端子間を導通状態又は非通状態にする半導体スイッチであり、例えば、サイリスタ、トランジスタ、リレーなどである。
スイッチング素子41、42、43は、複数の第1端子間を導通状態又は非通状態にする半導体スイッチであり、例えば、サイリスタ、トランジスタ、リレーなどである。
例えば、作業者が突起部を押下し、スイッチ31の接点間を導通させた場合、電源Vccからスイッチング素子41の制御端子に駆動信号(電圧)が出力される。スイッチング素子41は、駆動信号が入力されると、一方の端子と他方の端子とが導通状態となる。よって、第1端子21−2は、第1端子21−4と導通する。
以上のように、第1の実施形態の接続装置1Aは、第1端子間を導通状態又は非導通状態に切り替える半導体スイッチを持つ。また、第1の実施形態の接続装置1Aは、半導体スイッチを制御するメカニカルスイッチを持つ。作業者がメカニカルスイッチの突起部を操作することで、接続装置1Aは、第1端子間を導通状態又は非導通状態にする。よって、作業者は、渡り配線をせずに第1端子間を導通状態にできるため、配線作業の工数を低減できる。
本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に1つの第1端子が接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に複数の第1端子21が接続されてもよい。
また、本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、直列に接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に第1端子21が接続されていればよい。
また、本実施形態では、スイッチ及びスイッチング素子が3つである場合を説明したが、この数に限定されない。
また、本実施形態では、スイッチ及びスイッチング素子が3つである場合を説明したが、この数に限定されない。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態の接続装置1Bの接続システムを模式的に示す図である。第1の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態の接続装置1Bの接続システムは、接続装置1Bと、コントローラ10と、複数の外部機器60(外部機器60−1〜60−4)とを有する。
図5は、第3の実施形態の接続装置1Bの接続システムを模式的に示す図である。第1の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態の接続装置1Bの接続システムは、接続装置1Bと、コントローラ10と、複数の外部機器60(外部機器60−1〜60−4)とを有する。
接続装置1Bは、第1の接続部2と、第2の接続部3と、切替部4Bとを有する。
コントローラ10は、上下水道システムなどである設置対象において、外部機器60を動作させるためのプログラムを予め所定の記憶領域に記憶している。コントローラ10は、この記憶されたプログラムを読み出して実行し、外部機器60の各々にON/OFF信号を出力することで、各外部機器60の制御を行う。また、コントローラ10は、切替部4Bに制御信号を出力する。コントローラ10は、切替部4Bに制御信号を出力することで、第1端子21の導通状態又は非導通状態の制御を行う。
ON/OFF信号は、外部機器60を駆動又は停止させる信号である。制御信号は、コントローラ10が制御する第1端子21の識別子と、その第1端子21の制御内容(導通状態又は非導通状態)とを示す信号である。
コントローラ10は、上下水道システムなどである設置対象において、外部機器60を動作させるためのプログラムを予め所定の記憶領域に記憶している。コントローラ10は、この記憶されたプログラムを読み出して実行し、外部機器60の各々にON/OFF信号を出力することで、各外部機器60の制御を行う。また、コントローラ10は、切替部4Bに制御信号を出力する。コントローラ10は、切替部4Bに制御信号を出力することで、第1端子21の導通状態又は非導通状態の制御を行う。
ON/OFF信号は、外部機器60を駆動又は停止させる信号である。制御信号は、コントローラ10が制御する第1端子21の識別子と、その第1端子21の制御内容(導通状態又は非導通状態)とを示す信号である。
コントローラ10は、第1の接続部2に第1の電線50〜54を介して接続する。具体的には、第1の電線50は、外部機器60−1を制御するON/OFF信号を出力する電線であり、第1端子21−8に接続されている。第1の電線51は、外部機器60−2を制御するON/OFF信号を出力する電線であり、第1端子21−6に接続されている。第1の電線52は、外部機器60−3を制御するON/OFF信号を出力する電線であり、第1端子21−4に接続されている。第1の電線53は、外部機器60−4を制御するON/OFF信号を出力する電線であり、第1端子21−2に接続されている。第1の電線54は、グランド線であり、第1端子21−2に接続されている。
また、コントローラ10は、制御線70を介して接続装置1Bの切替部4Bに接続されている。制御線70は、制御信号を出力する電線である。
また、コントローラ10は、制御線70を介して接続装置1Bの切替部4Bに接続されている。制御線70は、制御信号を出力する電線である。
外部機器60は、コントローラ10の制御対象である機器である。外部機器60は、例えば、上下水道プラントで使用されるポンプや流量調節弁などである。
外部機器60の各々は、第2の電線80〜83、90〜93を介してON/OFF信号を受信することで駆動又は駆動を停止する。具体的には、第2の電線80は、一方が外部機器60−1のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−8に接続される。
第2の電線81は、一方が外部機器60−2のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−6に接続される。第2の電線82は、一方が外部機器60−3のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−4に接続される。第2の電線83は、一方が外部機器60−4のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−2に接続される。
外部機器60の各々は、第2の電線80〜83、90〜93を介してON/OFF信号を受信することで駆動又は駆動を停止する。具体的には、第2の電線80は、一方が外部機器60−1のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−8に接続される。
第2の電線81は、一方が外部機器60−2のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−6に接続される。第2の電線82は、一方が外部機器60−3のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−4に接続される。第2の電線83は、一方が外部機器60−4のプラス端子に接続され、他方が第2端子22−2に接続される。
第2の電線90は、一方が外部機器60−1のマイナス端子に接続され、他方が第2端子22−7に接続される。第2の電線91は、一方が外部機器60−2のマイナス端子に接続され、他方が第2端子22−5に接続される。第2の電線92は、一方が外部機器60−3のマイナス端子に接続され、他方が第2端子22−3に接続される。第2の電線93は、一方が外部機器60−4のマイナス端子に接続され、他方が第2端子22−1に接続される。
図6は、第3の実施形態の接続装置1Bの内部回路を示す図である。
切替部4Bは、通信部4B−1と、制御部4B−2と、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
切替部4Bは、通信部4B−1と、制御部4B−2と、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
通信部4B−1は、制御線70を介してコントローラ10と通信し、制御信号を受信する。通信部4B−1は、制御信号を制御部4B−2に出力する。
制御部4B−2は、ポート1と、ポート2と、ポート3とを有する。制御部4B−2は、ポート1がスイッチング素子41の制御端子、ポート2がスイッチング素子42の制御端子、ポート3がスイッチング素子43の制御端子にそれぞれ接続されている。
制御部4B−2は、通信部4B−1から制御信号を受信する。制御部4B−2は、受信した制御信号に基づいて、スイッチング素子41〜43を制御する。例えば、制御信号から第1端子の識別子を抽出する。制御部4B−2は、不図示の記憶部に予め記憶してある制御テーブルを参照し、抽出した識別子に対応するポート番号を取得する。制御テーブルは、第1端子の識別子と、第1端子の識別子毎のポート番号を対応させたテーブルである。
制御部4B−2は、制御内容が導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力する。一方、制御部4B−2は、制御内容が非導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力しない。
次に、接続装置1Bの接続システムの動作について説明する。図7は、接続装置1Bの接続システムの動作を示すシーケンス図である。
ステップS101において、コントローラ10は、接続装置1Bの展開接続図を表す展開接続図データを取得する。例えば、作業者は、展開接続図データが格納されたPC(personal computer)を接続装置1Bに無線又は有線で接続する。そして、PCは展開接続図データをコントローラ10に送信する。
ステップS102において、コントローラ10は、展開接続図データをコンパイルする。つまり、コントローラ10は、展開接続図データを接続装置1Bが読み取り可能な形式のデータ(以下、「インポートデータ」という。)に変換する。インポートデータは、第1端子の識別子と、その識別子に対応した第1端子毎の制御内容(導通状態又は非導通状態)とを有する。即ち、インポートデータは、上述した制御信号に相当する。
ステップS103において、コントローラ10は、インポートデータを通信部4B−1に送信する。
ステップS104において、通信部4B−1はインポーデータを受信する。また、通信部4B−1は、受信したインポートデータを制御部4B−2に出力する。
ステップS104において、通信部4B−1はインポーデータを受信する。また、通信部4B−1は、受信したインポートデータを制御部4B−2に出力する。
ステップS105において、制御部4B−2は、通信部4B−1からインポーデータを受信する。制御部4B−2は、インポーデータから第1端子の識別子を抽出する。制御部4B−2は、不図示の記憶部に予め記憶してある制御テーブルを参照し、抽出した識別子に対応するポート番号を取得する。制御部4B−2は、制御内容が導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力する。一方、制御部4B−2は、制御内容が非導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力しない。
ステップS106において、スイッチング素子41、42、43は、駆動信号を受信すると、第1端子間を導通状態にする。即ち、スイッチング素子41、42、43は、第1端子21−2と第21−4と第21−6と第21−8とを導通状態にする。よって、コントローラ10は、外部機器60を駆動することができる。
以上のように、第1の実施形態の接続装置1Bは、第1端子間を導通状態又は非導通状態に切り替える半導体スイッチを持つ。第1の実施形態の接続装置1Bは、コントローラ10から供給された制御信号に基づいて半導体スイッチを制御することができる。よって、作業者は、渡り配線をせずに第1端子間を導通状態にできるため、配線作業の工数を低減できる。また、作業者が展開接続図と異なる配線を行うことを防止することができる。
本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に1つの第1端子が接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に複数の第1端子が接続されてもよい。
また、本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、直列に接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に第1端子が接続されていればよい。
(第4の実施形態)
図8は、第4の実施形態の接続装置1Cの接続システムを模式的に示す図である。また、図9は、第4の実施形態の接続装置1Cの内部回路を示す図である。以下、構成が上記実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態の接続装置1Cの接続システムは、接続装置1Cと、コントローラ10Cと、外部機器60とを有する。
図8は、第4の実施形態の接続装置1Cの接続システムを模式的に示す図である。また、図9は、第4の実施形態の接続装置1Cの内部回路を示す図である。以下、構成が上記実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態の接続装置1Cの接続システムは、接続装置1Cと、コントローラ10Cと、外部機器60とを有する。
接続装置1Cは、第1の接続部2と、第2の接続部3と、切替部4Cとを有する。
切替部4Cは、作業者の操作に基づいて第1端子間を導通状態又は非導通状態にする。切替部4Cは、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
切替部4Cは、作業者の操作に基づいて第1端子間を導通状態又は非導通状態にする。切替部4Cは、スイッチング素子41と、スイッチング素子42と、スイッチング素子43とを有する。
コントローラ10Cは、上下水道システムなどである設置対象において、外部機器60を動作させるためのプログラムを予め所定の記憶領域に記憶している。コントローラ10Cは、この記憶されたプログラムを読み出して実行し、外部機器60の各々にON/OFF信号を出力することで、各外部機器60の制御を行う。
また、コントローラ10Cは、展開接続図データに従って渡り配線に対応した導通パターンになるように切替部4Cを動作させるためのプログラムを予め所定の記憶領域に記憶している。コントローラ10Cは、この記憶されたプログラムを読み出して実行し、切替部4Cに駆動信号を出力することで切替を行う。よって、コントローラ10は、接続装置1Cの第1端子間の導通状態又は非導通状態の制御を行う。なお、コントローラ10Cと第1の接続部2とを接続する第1の電線50〜54の配線は、第3の実施形態と同様である。よって、第1の電線50〜54の配線の説明を省略する。
また、コントローラ10Cは、展開接続図データに従って渡り配線に対応した導通パターンになるように切替部4Cを動作させるためのプログラムを予め所定の記憶領域に記憶している。コントローラ10Cは、この記憶されたプログラムを読み出して実行し、切替部4Cに駆動信号を出力することで切替を行う。よって、コントローラ10は、接続装置1Cの第1端子間の導通状態又は非導通状態の制御を行う。なお、コントローラ10Cと第1の接続部2とを接続する第1の電線50〜54の配線は、第3の実施形態と同様である。よって、第1の電線50〜54の配線の説明を省略する。
コントローラ10Cは、ポート1と、ポート2と、ポート3とを有する。コントローラ10Cは、ポート1が制御線71を介してスイッチング素子41の制御端子に接続する。コントローラ10Cは、ポート2が制御線72を介してスイッチング素子42の制御端子に接続する。コントローラ10Cは、ポート3が制御線73を介してスイッチング素子43の制御端子に接続する。
コントローラ10Cは、制御線71〜73を介して、スイッチング素子41〜43の各々に駆動信号を送信する。
コントローラ10Cは、制御線71〜73を介して、スイッチング素子41〜43の各々に駆動信号を送信する。
次に、接続装置1Cの接続システムの動作について説明する。図10は、接続装置1Cの接続システムの動作のシーケンス図である。
ステップS201において、コントローラ10Cは、接続装置1Cの展開接続図データを取得する。例えば、作業者は、展開接続図データが格納されたPCを接続装置1Cに無線又は有線で接続する。そして、PCは展開接続図データをコントローラ10Cに送信する。
ステップS202において、コントローラ10Cは、展開接続図データをコンパイルする。つまり、コントローラ10Cは、展開接続図データを、コントローラ10Cが読み取り可能な形式のデータ(以下、「コンパイルデータ」という。)に変換する。コンパイルデータは、第1端子の識別子と、その識別子に対応した第1端子間毎の制御内容(導通状態又は非導通状態)とを有する。
ステップS203において、コントローラ10Cは、コンパイルデータから第1端子の識別子を抽出する。コントローラ10Cは、不図示の記憶部に予め記憶してある制御テーブルを参照し、抽出した識別子に対応するポート番号を取得する。コントローラ10Cは、制御内容が導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力する。一方、制御部4B−2は、制御内容が非導通状態である場合、取得したポート番号から駆動信号を出力しない。
ステップS204において、スイッチング素子41、42、43は、駆動信号を受信すると、第1端子間を導通状態にする。即ち、スイッチング素子41、42、43は、第1端子21−2と第21−4と第21−6と第21−8とを導通状態にする。よって、コントローラ10Cは、外部機器60を駆動することができる。
本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に1つの第1端子が接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に複数の第1端子が接続されてもよい。
また、本実施形態では、スイッチング素子41、42、43の各々は、直列に接続されているが、これに限定されない。例えば、スイッチング素子41、42、43の各々は、接点毎に第1端子が接続されていればよい。
上記各実施形態では、第1端子と第2端子との各々が8つである場合を説明するが、この数に限定されない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、切替部は、第1端子間が導通する導通状態と、第1端子間が電気的に切断された非導通状態とを第1端子間毎に切り替える切替部を持つことにより、作業者の配線作業の工数を低減できる。また、外部機器60の制御内容あるいは外部機器60の増減・入れ替えなどによる仕様変更が生じた場合であっても、切替部によって第1端子間の導通パターンを簡単に変更することができるので、渡り配線の付け替えをしなくてもよい。
また、接続装置を用いた上下水道システムなどの設備の仕様は、一般に、設備の利用者の要望に応じて決まる。この仕様は、すぐに仕様変更が生じる場合がある。そのため、設備施工者は、一般にこの仕様が確定した後、システムにおける装置間の各結線を行う。すなわち、仕様が確定しなければ、工事を進めることができない。しかし、上述した接続装置を用いた場合には、システム概要と必要な外部機器60とがある程度確定した段階で、当該接続装置を介して結線を行う。そして、仕様が確定した後、現在の結線の状態と確定した仕様とに基づいて決まる渡り配線に対応するように切替部によって導通状態を切り替えることができる。よって、システムの仕様の確定後は、切替部の操作のみで済むため、システムの仕様の確定前にある程度の施工を進めることができ、システムの仕様の確定後の工数を減らすことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…接続装置、2…第1の接続部、3…第2の接続部、4…切替部、10、10C…コントローラ、21…第1端子、22…第2端子、31〜33…スイッチ、41〜43…スイッチング素子、60…外部機器、4B−1…通信部、4B−2…制御部
Claims (5)
- 第1の電線が接続される複数の第1端子を有する第1の接続部と、
第2の電線が接続される複数の第2端子を有する第2の接続部と、
前記第1端子と前記第2端子とを導通させる接続導体と、
一の第1端子と他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替える切替部と、
を有する接続装置。 - 前記切替部は、メカニカルスイッチである請求項1に記載の接続装置。
- 前記切替部は、半導体スイッチである請求項1に記載の接続装置。
- 外部機器を制御するコントローラと、
前記コントローラに接続される第1の電線と前記外部機器に接続される第2の電線とを接続する接続装置と、
を有する接続する接続システムであって、
第1の電線が接続される複数の第1端子を有する第1の接続部と、
第2の電線が接続される複数の第2端子を有する第2の接続部と、
前記第1端子と前記第2端子とを導通させる接続導体と、
一の第1端子と他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とのいずれかを指定する制御信号を前記コントローラから受信し、前記制御信号に基づいて、前記一の第1端子と前記他の第1端子との間の状態について、導通する導通状態と、導通しない非導通状態とを切り替える切替部と、
を有する接続システム。 - 前記コントローラは、外部から展開接続図データを取得し、取得した前記展開接続図データに基づいて前記制御信号を生成する請求項4に記載の接続システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014049478A JP2015176635A (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 接続装置及び接続システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014049478A Pending JP2015176635A (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 接続装置及び接続システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115663547A (zh) * | 2022-12-12 | 2023-01-31 | 山东科技职业学院 | 一种线缆对接装置 |
-
2014
- 2014-03-12 JP JP2014049478A patent/JP2015176635A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN115663547A (zh) * | 2022-12-12 | 2023-01-31 | 山东科技职业学院 | 一种线缆对接装置 |
CN115663547B (zh) * | 2022-12-12 | 2023-03-10 | 山东科技职业学院 | 一种线缆对接装置 |
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