JP2015175847A - 航空機の対気速度算出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】航空機の対気速度を決定するための現状のシステム又は方法に係わる1つ以上の問題を軽減する。
【解決手段】航空機の対気速度を決定するための対気速度算出システムが、静圧装置と、全地球測位システム装置と、慣性計測ユニット装置と、迎え角装置と、全圧センサーと、全空気温度センサーと、少なくとも1つのプロセッサーと、メモリーとを備える。少なくとも1つのプロセッサーは、静圧装置、全地球測位システム装置、慣性計測ユニット装置、迎え角装置、全圧センサー、及び全空気温度センサーに電子通信する。メモリーは、少なくとも1つのプロセッサーによる実行のためのプログラミングコードを含む。プログラミングコードは、静圧装置、全地球測位システム装置、慣性計測ユニット装置、迎え角装置、全圧センサー、及び全空気温度センサーの各々から得られるデータを使用して航空機の対気速度を決定するように構成されている。
【選択図】なし

Description

本発明は、航空機の対気速度を決定するための対気速度算出システムに関する。
航空機の対気速度を決定するための現状のシステム及び方法は、典型的には、静圧及び対気速度を較正するために曳航コーン(trailing cone)を使用する。これは、高価であり、信頼性及び精度の問題に直面する可能性がある。
航空機の対気速度を決定するための現状のシステム又は方法のうちの1つ以上について、1つ以上の問題を軽減又は解消するためのシステム及び方法が必要とされる。
一実施形態においては、航空機の対気速度を決定するための対気速度算出システムが開示される。この対気速度算出システムは、静圧装置と、全地球測位システム装置(GPS)と、慣性計測ユニット装置(IMU)と、迎え角(angle of attack)装置と、全圧(total pressure)センサーと、全空気温度(total air temperature)センサーと、少なくとも1つのプロセッサーと、メモリーとを備える。静圧装置は、航空機に作用している静圧を決定するように構成される。全地球測位システム装置は、1984 World Geodetic System(WGS84)が参照される航空機の幾何学的高度(geometric altitude)などの慣性位置(inertial position)を決定するように構成される。慣性計測ユニット装置は、航空機の荷重倍数(load factor)、機体角速度(body angular rate)、及びオイラー角度(Euler angle)などの慣性測定値を決定するように構成される。迎え角装置は、航空機の迎え角を決定するように構成される。全圧センサーは、航空機が移動しているときに航空機が直面する全圧を決定するように構成される。全空気温度センサーは、航空機が移動しているときに航空機が直面する全空気温度を決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサーは、静圧装置、全地球測位システム装置、慣性計測ユニット装置、迎え角装置、全圧センサー、及び全空気温度センサーに電子通信する。メモリーは、少なくとも1つのプロセッサーに電子通信する。メモリーは、少なくとも1つのプロセッサーによる実行のためのプログラミングコードを含む。プログラミングコードは、静圧装置、全地球測位システム装置、慣性計測ユニット装置、迎え角装置、全圧センサー、及び全空気温度センサーの各々から得られるデータを使用して航空機の対気速度を決定するように構成されている。
別の実施形態においては、航空機の対気速度を決定するための方法が開示される。プロセッサーが、航空機に作用している静圧、航空機の慣性位置、航空機の慣性測定値、航空機の迎え角、航空機が移動しているときに航空機が受ける全圧、及び航空機が移動しているときに航空機が受ける全空気温度の各々に基づいて、航空機の対気速度を決定する。
さらに別の実施形態においては、非一時的なコンピューター可読媒体が開示される。この非一時的なコンピューター可読媒体は、航空機に作用している静圧、航空機の慣性位置、航空機の慣性測定値、航空機の迎え角、航空機が移動しているときに航空機が受ける全圧、及び航空機が移動しているときに航空機が受ける全空気温度の各々に基づいて、航空機の対気速度を決定するように、プロセッサーに対して命令するインストラクションを含む。
本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定められ、この概要における記載に影響されるものではない。
以下の図面及び説明を参照して本発明をよりよく理解することができる。図中の構成要素は、必ずしも比例尺ではなく、むしろ本発明の原理を説明することに力点が置かれている。
航空機の対気速度を決定するために使用することができるシステムの一実施形態のブロック図を示している。 航空機の対気速度を決定するための方法の一実施形態のブロック図によるフローチャートを示している。 航空機について空中の仮想捕捉静止点を決定するための方法の一実施形態のブロック図によるフローチャートを示している。 航空機について気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)を決定するための方法の一実施形態のブロック図によるフローチャートを示している。 航空機について幾何学的高度の時間履歴hz(t)及び飛行経路角度の時間履歴γ(t)を決定するための方法の一実施形態のブロック図によるフローチャートを示している。 通常の日からの気温の偏差ΔT及び通常の日からの気温減率の偏差ΔLpを決定するための方法の一実施形態のブロック図によるフローチャートを示している。 航空機の対気速度を決定するための方法の一実施形態を説明するフローチャートである。 航空機の対気速度を決定するようにプロセッサーに対して命令するためのインストラクションを含む非一時的なコンピューター可読媒体の一実施形態のブロック図を示している。
図1が、航空機12の対気速度を決定するために使用することができるシステム10の一実施形態のブロック図を示している。システム10は、静圧装置14と、全地球測位システム装置16と、慣性計測ユニット装置18と、迎え角装置20と、全圧センサー22と、全空気温度センサー24と、少なくとも1つのプロセッサー26と、メモリー28とを備える。
静圧装置14は、航空機12に作用している静圧を決定するように構成される。全地球測位システム装置16は、航空機12の慣性位置を決定するように構成される。慣性計測ユニット装置18は、航空機12の慣性測定値を明らかにするように構成される。迎え角装置20は、航空機12の迎え角を明らかにするように構成される。全圧センサー22は、航空機12が移動しているときに航空機12が受ける全圧を決定するように構成される。全空気温度センサー24は、航空機12が移動しているときに航空機12が受ける全空気温度を決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサー26は、静圧装置14、全地球測位システム装置16、慣性計測ユニット装置18、迎え角装置20、全圧センサー22、及び全空気温度センサー24に電子通信する。メモリー28は、少なくとも1つのプロセッサー26に電子通信する。メモリー28は、少なくとも1つのプロセッサー26による実行のためのプログラミングコード32を収容する。プログラミングコード32は、静圧装置14、全地球測位システム装置16、慣性計測ユニット装置18、迎え角装置20、全圧センサー22、及び全空気温度センサー24の各々から得られるデータを使用して航空機12の対気速度を決定するように構成される。
一実施形態においては、静圧装置14が、曳航コーン34又は静圧ポート36を備える。他の実施形態においては、静圧装置14がさまざまであってよい。静圧装置14から得られるデータを使用して航空機12の気圧高度(pressure altitude)の時間履歴及び静圧の時間履歴を明らかにするように、プログラミングコード32を構成することができる。慣性計測ユニット装置18及び全地球測位システム装置16から得られるデータを使用して航空機12の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度(flight path angle)の時間履歴を明らかにするように、プログラミングコード32を構成することができる。静圧装置14、全地球測位システム装置16、慣性計測ユニット装置18、及び迎え角装置20の各々から得られるデータを使用して航空機12の仮想捕捉静止点(virtual trapped static point)における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を明らかにするように、プログラミングコード32を構成することができる。
静圧装置14、全地球測位システム装置16、慣性計測ユニット装置18、全圧センサー22、及び全空気温度センサー24の各々から得られるデータを使用して標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率(temperature lapse rate)の偏差を決定するように、プログラミングコード32を構成することができる。静圧装置14、全地球測位システム装置16、慣性計測ユニット装置18、迎え角装置20、全圧センサー22、及び全空気温度センサー24の各々から得られるデータを使用して航空機12についての計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するように、プログラミングコード32を構成することができる。他の実施形態においては、さまざまな情報を決定するようにプログラミングコード32を構成することができる。プログラミングコード32によって決定される航空機12の対気速度は、航空機12についての計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を含むことができる。他の実施形態においては、プログラミングコード32によって決定される航空機12の対気速度は、さまざまな情報を含むことができる。他の実施形態においては、図1のシステム10を変えることができる。
図2は、航空機の対気速度を決定するための方法の一実施形態について、ブロック図によるフローチャート40を示している。ブロック42において、空中の仮想捕捉静止点を決定することで、航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度hpTRAP及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度hzTRAPが決定される。本明細書において後述されるとおり、図3に示される方法を、ブロック42の決定を行うために使用することができる。ブロック44において、航空機の外部の環境について、標準的な日からの気温の偏差ΔT及び標準的な日からの気温減率の偏差ΔLが決定される。本明細書において後述されるとおり、ブロック44の決定を行うために、図6に示される方法を使用することができる。ブロック46において、航空機の幾何学的高度の時間履歴hz(t)及び飛行経路角度の時間履歴γ(t)を決定するために、全地球測位システム装置及び慣性計測ユニット装置を使用することができる。本明細書において後述されるとおり、ブロック46の決定を行うために、図5に示される方法を使用することができる。ブロック48において、航空機が移動時に直面する全圧の時間履歴pt(t)を決定するために、全圧センサーを使用することができる。ブロック50において、航空機の計算による静圧の時間履歴psCAL(t)及び計算による気圧高度の時間履歴hpCAL(t)を決定するために、ブロック42、44、及び46の決定を使用することができる。ブロック52において、航空機についての計算による較正済みの対気速度の時間履歴VCASCAL(t)及び計算によるマッハ数の時間履歴MCAL(t)を含む航空機についての対気速度の算出を決定するために、ブロック48及び50の決定を使用することができる。他の実施形態においては、図2の方法を変えることができる。
図3は、航空機についての空中の仮想捕捉静止点の決定を含む図2のブロック42の決定を行うための方法の一実施形態について、ブロック図によるフローチャート60を示している。ブロック62において、静圧システムを使用して、気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)が決定される。本明細書において後述されるように、ブロック62の決定を行うために、図4に示される方法を使用することができる。ブロック64において、全地球測位システム装置及び慣性計測ユニット装置を使用して、航空機の幾何学的高度の時間履歴hz(t)及び飛行経路角度の時間履歴γ(t)が決定される。本明細書において後述されるように、ブロック64の決定を行うために、図5に示される方法を使用することができる。ブロック66において、迎え角システムを使用して、航空機の迎え角の時間履歴α(t)が決定される。ブロック68において、ブロック62、64、及び66における決定を使用して、航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度hpTRAP及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度hzTRAPを含む空中の仮想捕捉静止点の決定を決定することができる。他の実施形態においては、図3の方法を変えることができる。
図4は、航空機の気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)を含む図3のブロック62の決定を静圧システムを使用して決定するための方法の一実施形態についてのブロック図によるフローチャート70を示している。ブロック72において、航空機についての生の静圧を決定するために曳航コーンが使用される。決定された生の静圧に、ブロック74において加速度及び音響の遅延の補正が加えられ、航空機の気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)が決定される。或いは、航空機の気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)を決定するために、ブロック72及び74の工程を辿る代わりに、ブロック76及び78の工程を辿ることができる。ブロック76において、が航空機についての生の静圧を決定するために静圧ポートが使用される。決定された生の静圧に、ブロック78において静圧源の誤差の補正が加えられ、航空機の気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)が決定される。他の実施形態においては、図4の方法を変えることができる。
図5は、航空機の幾何学的高度の時間履歴hz(t)及び飛行経路角度の時間履歴γ(t)を含む図2のブロック46の決定及び図3のブロック64の決定を全地球測位システム装置及び慣性計測ユニット装置を使用して決定するための方法の一実施形態についてのブロック図によるフローチャート80を示している。ブロック82において、航空機の慣性計測ユニットの対地速度の時間履歴VgIMU(t)、慣性計測ユニットのドリフト角度の時間履歴δ(t)、慣性計測ユニットのオイラー角度、及び慣性計測ユニットの荷重倍数を決定するために慣性計測ユニット装置が使用される。ブロック84において、ブロック82によって決定された慣性計測の荷重倍数及びブロック100の並進運動の運動学的な一貫性のアルゴリズム(translational kinematic consistency algorithm)によって決定される荷重倍数バイアスを合計する足し算が、補正済みの荷重倍数を決定するために行われる。ブロック86において、ブロック84によって決定された補正済みの荷重倍数に、ブロック82によって決定された慣性計測ユニットのオイラー角度を使用してオイラー変換が加えられ、航空機の北向きの加速度、航空機の東向きの加速度、及び航空機の鉛直方向の加速度が決定される。ブロック88において、ブロック86の決定が積分され、ドリフト角度の時間履歴δ(t)、対地速度の時間履歴Vg(t)、航空機の鉛直方向の速度の時間履歴hzdot(t)、及び飛行経路角度の時間履歴γ(t)が決定される。ブロック90において、ブロック82の慣性計測ユニットのドリフト角度の時間履歴δIMU(t)の決定及びブロック88のドリフト角度の時間履歴δ(t)の決定を合計する足し算が行われ、ドリフト角度の誤差が決定される。ブロック92において、ブロック82の慣性計測の対地速度の時間履歴VgIMU(t)の決定及びブロック88の対地速度の時間履歴Vg(t)の決定を合計する足し算が行われ、対地速度の誤差が決定される。ブロック94において、航空機の鉛直方向の速度の時間履歴hzdot(t)が積分され、幾何学的高度の時間履歴hz(t)が決定される。ブロック96において、全地球測位システムユニット装置が使用され、WGS84の幾何学的高度の時間履歴hGPS(t)が決定される。ブロック98において、ブロック96のWGS84の幾何学的高度の時間履歴hGPS(t)の決定及びブロック94の幾何学的高度の時間履歴hz(t)の決定を合計する足し算が行われ、幾何学的高度の誤差が決定される。ブロック100において、ブロック98の幾何学的高度の誤差の決定、ブロック90のドリフト角度の誤差の決定、及びブロック92の対地速度の誤差の決定に対して並進運動の運動学的な一貫性のアルゴリズムが適用されて、荷重倍数バイアスが決定される。他の実施形態においては、図5の方法を変えることができる。
図6は、標準的な日からの気温の偏差ΔT及び標準的な日からの気温減率の偏差ΔLを含む図2のブロック44の決定を決定するための方法の一実施形態についてのブロック図によるフローチャート110を示している。ブロック112において、図4の静圧システムが使用されて、気圧高度の時間履歴hp(t)及び静圧の時間履歴ps(t)が決定される。ブロック114において、全圧の時間履歴pt(t)を決定するために全圧センサーが使用される。ブロック116において、全空気温度の時間履歴TTOTAL(t)を決定するために全空気温度センサーが使用される。ブロック118において、荷重倍数及びオイラー角度を決定するために、図5の全地球測位システム装置及び慣性計測ユニット装置が使用される。ブロック120において、ブロック112の静圧の時間履歴ps(t)の決定及びブロック114の全圧の時間履歴pt(t)の決定に基づいてマッハ数の時間履歴M(t)を決定するために、対気速度システムが使用される。ブロック122において、実際の温度の時間履歴TACT(T)を決定するためにブロック120のマッハ数の時間履歴M(t)の決定、全空気温度TATのリカバリファクターfR、及びブロック116の全温度の時間履歴TTOTAL(T)の決定を使用して、実際の周囲温度の計算が行われる。ブロック124において、標準的な日の温度の時間履歴TSTD(t)を含む標準的な日の温度の計算を決定するために、ブロック112の気圧高度の時間履歴hp(t)の決定が使用される。ブロック126において、迎え角の時間履歴α(t)及びサイドスリップ角度の時間履歴β(t)とともにブロック118によって決定された荷重倍数及びオイラー角度が使用され、接線加速度の時間履歴aτ(t)を含む接線加速度の計算が決定される。ブロック128において、ブロック122の実際の温度の時間履歴TACT(T)の決定、ブロック124の標準的な日の温度の時間履歴TSTD(t)の決定、及びブロック126の接線加速度の時間履歴aτ(t)の決定が使用され、標準的な日からの気温の偏差ΔT及び標準的な日からの気温減率の偏差ΔLが決定される。他の実施形態においては、図6の方法を変えることができる。
図7は、航空機の対気速度を決定するための方法の一実施形態を説明するフローチャート130である。図7の方法を実施するために、図1〜図6のシステム及び方法を使用することができる。ステップ132において、航空機に作用している静圧、航空機の慣性位置、航空機の慣性測定値、航空機の迎え角、航空機が移動している際に航空機が受ける全圧、及び航空機が移動している際に航空機が受ける全空気温度の各々に基づいて、航空機の対気速度をプロセッサーによって決定することができる。一実施形態においては、ステップ132は、航空機について計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を決定するステップを含むことができる。別の実施形態においては、ステップ132が、曳航コーン又は静圧ポートを使用して航空機に作用している静圧を決定するステップをさらに含むことができる。他の実施形態においては、航空機に作用している静圧の決定を、種々の構成要素を使用して行うことができる。
別の実施形態においては、ステップ132は、航空機に作用している静圧に基づいて航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するステップをさらに含むことができる。さらに別の実施形態においては、ステップ132は、航空機の慣性測定値及び慣性位置に基づいて航空機の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するステップをさらに含むことができる。さらなる実施形態においては、ステップ132は、航空機の静圧、慣性位置、慣性測定値、及び迎え角に基づいて、航空機についての仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を決定するステップをさらに含むことができる。
別の実施形態においては、ステップ132は、航空機の静圧、全圧、全空気温度、慣性位置、及び慣性測定値の各々に基づいて、標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差を決定するステップをさらに含むことができる。さらに別の実施形態においては、ステップ132は、静圧、慣性位置、慣性測定値、迎え角、全圧、及び全空気温度の各々に基づいて、航空機について計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するステップをさらに含むことができる。他の実施形態においては、図7の方法の各ステップのいずれかを、必ずしも辿る必要はなく、実質又は順序において変更でき、或いは1つ以上の追加のステップを種々の順序で辿ることができる。
図8は、航空機146の対気速度の決定をプロセッサー144に対して命令するインストラクション142を含む非一時的なコンピューター可読媒体140の一実施形態のブロック図を示している。一実施形態においては、航空機146の計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を決定するようにインストラクション142を構成することができる。航空機146に作用している静圧、航空機146の慣性位置、航空機146の慣性測定値、航空機146の迎え角、航空機146が移動している際に航空機146が受ける全圧、及び航空機146が移動している際に航空機146が受ける全空気温度の各々に基づいて、航空機146の対気速度を決定するようにプロセッサー144に命令するように、インストラクション142を構成することができる。一実施形態においては、インストラクション142は、曳航コーン又は静圧ポートからのデータに基づいて航空機146に作用している静圧を決定するようにプロセッサー144にさらに命令することができる。別の実施形態においては、インストラクション142は、航空機146の生の静圧の測定値に基づいて航空機146の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するようにプロセッサー144にさらに命令することができる。
さらに別の実施形態においては、インストラクション142は、航空機146の慣性測定値及び慣性位置に基づいて航空機146の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するように、プロセッサー144にさらに命令することができる。別の実施形態においては、インストラクション142は、航空機146の静圧、慣性位置、慣性測定値、及び迎え角に基づいて航空機146の仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を決定するように、プロセッサー144にさらに命令することができる。
さらに別の実施形態においては、インストラクション142は、航空機146の静圧、全圧、全空気温度、慣性位置、及び慣性測定値の各々に基づいて標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差を決定するように、プロセッサー144にさらに命令することができる。さらなる実施形態においては、インストラクション142は、静圧、慣性位置、慣性測定値、迎え角、全圧、及び全空気温度の各々に基づいて、航空機について計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するようにプロセッサー144にさらに命令することができる。他の実施形態においては、種々の情報を決定するための種々の動作を行うようにプロセッサー144に対して命令するように、インストラクション142を構成することができる。
本発明の1つ以上の実施形態は、航空機の対気速度を決定するための現状のシステム又は方法に係わる1つ以上の問題を軽減することができる。例えば、曳航コーンの使用を所望であれば排除することができ、コストの削減並びに信頼性及び精度の向上をもたらすことができる。本発明の他の実施形態においては、現状のシステム又は方法のうちの1つ以上について、1つ以上のさらなる問題を軽減し、或いは解消することができる。
さらに、本発明は、以下の条項による実施形態を含む。
条項1
航空機の対気速度を決定するための対気速度算出システムであって、
航空機に作用している静圧を決定するように構成された静圧装置と、
航空機の慣性位置を決定するように構成された全地球測位システム装置と、
航空機の慣性測定値を決定するように構成された慣性計測ユニット装置と、
航空機の迎え角を決定するように構成された迎え角装置と、
航空機が移動しているときに航空機が受ける全圧を決定するように構成された全圧センサーと、
航空機が移動しているときに航空機が受ける全空気温度を決定するように構成された全空気温度センサーと、
前記静圧装置、前記全地球測位システム装置、前記慣性計測ユニット装置、前記迎え角装置、前記全圧センサー、及び前記全空気温度センサーに電子通信する少なくとも1つのプロセッサーと、
前記少なくとも1つのプロセッサーに電子通信するメモリーであって、前記メモリーが、前記少なくとも1つのプロセッサーによって実行されるプログラミングコードを備え、前記プログラミングコードは、前記静圧装置、前記全地球測位システム装置、前記慣性計測ユニット装置、前記迎え角装置、前記全圧センサー、及び前記全空気温度センサーの各々から得られるデータを使用して航空機の対気速度を決定するように構成されている、メモリーと、
を備える、対気速度算出システム。
条項2
前記静圧装置が、曳航コーン又は静圧ポートを備える、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項3
前記プログラミングコードが、前記静圧装置から得られるデータを使用して航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するように構成されている、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項4
前記プログラミングコードが、前記慣性計測ユニット装置及び前記全地球測位システム装置から得られるデータを使用して幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するように構成されている、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項5
前記プログラミングコードが、前記静圧装置、前記全地球測位システム装置、前記慣性計測ユニット装置、及び前記迎え角装置の各々から得られるデータを使用して航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を決定するように構成されている、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項6
前記プログラミングコードが、前記静圧装置、前記全圧センサー、前記全空気温度センサー、前記全地球測位システム装置、及び前記慣性計測ユニット装置の各々から得られるデータを使用して標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差を決定するように構成されている、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項7
前記プログラミングコードが、前記静圧装置、前記全地球測位システム装置、前記慣性計測ユニット装置、前記迎え角装置、前記全圧センサー、及び前記全空気温度センサーの各々から得られるデータを使用して航空機について計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するように構成されている、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項8
前記プログラミングコードによって決定される航空機の対気速度が、航空機についての計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を含む、条項1に記載の対気速度算出システム。
条項9
航空機の対気速度を決定するための方法であって、
航空機の対気速度を、航空機に作用している静圧、航空機の慣性位置、航空機の慣性測定値、航空機の迎え角、航空機が移動している際に航空機が受ける全圧、及び航空機が移動している際に航空機が受ける全空気温度の各々に基づいて、プロセッサーによって決定するステップ
を備える方法。
条項10
曳航コーン又は静圧ポートを使用して航空機に作用している静圧を決定するステップをさらに備える、条項9に記載の方法。
条項11
航空機の生の静圧の測定値に基づいて航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するステップをさらに備える、条項9に記載の方法。
条項12
航空機の慣性測定値及び慣性位置に基づいて航空機の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するステップ
をさらに備える、条項9に記載の方法。
条項13
航空機の静圧、慣性位置、慣性測定値、及び迎え角に基づいて航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を決定するステップをさらに備える、条項9に記載の方法。
条項14
航空機の静圧、全圧、全空気温度、慣性位置、及び慣性測定値の各々に基づいて標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差を決定するステップをさらに備える、条項9に記載の方法。
条項15
静圧、慣性位置、慣性測定値、迎え角、全圧、及び全空気温度の各々に基づいて航空機の計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するステップをさらに備える、条項9に記載の方法。
条項16
航空機の対気速度をプロセッサーによって決定するステップが、航空機についての計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を決定するステップを備える、条項9に記載の方法。
条項17
航空機に作用している静圧、航空機の慣性位置、航空機の慣性測定値、航空機の迎え角、航空機が移動している際に航空機が受ける全圧、及び航空機が移動している際に航空機が受ける全空気温度の各々に基づいて、航空機の対気速度を決定するように、プロセッサーに対して命令するインストラクションを含む非一時的なコンピューター可読媒体。
条項18
前記インストラクションが、曳航コーン又は静圧ポートからのデータに基づいて、航空機に作用している静圧を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項19
前記インストラクションが、航空機の生の静圧の測定値に基づいて、航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項20
前記インストラクションが、航空機の慣性測定値及び慣性位置に基づいて、航空機の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項21
前記インストラクションが、航空機の静圧、慣性位置、慣性測定値、及び迎え角に基づいて、航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点における幾何学的高度を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項22
前記インストラクションが、航空機の静圧、全圧、全空気温度、慣性位置、及び慣性測定値の各々に基づいて、標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項23
前記インストラクションが、静圧、慣性位置、慣性測定値、迎え角、全圧、及び全空気温度の各々に基づいて、航空機の計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
条項24
前記インストラクションが、航空機の計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴を決定するようにプロセッサーに対してさらに命令する、条項17に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
要約は、読者にとって技術的開示の本質の素早い確認を可能にする目的で提示されており、特許請求の範囲の技術的範囲及び意味の解釈又は限定に使用されるものではないことは、言うまでもない。さらに、以上の詳細な説明においては、種々の特徴が、開示を能率的にする目的で、種々の実施形態にまとめられていると考えることができる。この開示の方法を、請求項に記載の実施形態が各請求項に明示的に記載された特徴以外のさらなる特徴を要件とする意図を反映していると解釈してはならない。むしろ、以下の特許請求の範囲に反映されているとおり、本発明の主題は、開示された或る1つの実施形態のすべての特徴を必ずしもすべて含む必要はない。したがって、以下の特許請求の範囲が、ここでの言及によって上記の詳細な説明へと援用され、各々の請求項が、別個に請求される主題として自立する。
本明細書に記載の本発明の主題の特定の態様を図示及び説明したが、本明細書の教示に基づき、本明細書に記載の主題及びその幅広い態様から離れることなく、変更及び改良が可能であり、したがって添付の特許請求の範囲が、そのようなすべての変更及び改良を本明細書に記載の主題の真の範囲にあるものとして技術的範囲に包含することは、当業者にとって明らかであろう。さらに、本発明が、添付の特許請求の範囲によって定められることを、理解すべきである。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物以外の何ものにも限定されない。
10 航空機の対気速度を決定するために使用することができるシステム
12 航空機
14 静圧装置
16 全地球測位システム装置
18 慣性計測ユニット装置
20 迎え角装置
22 全圧センサー
24 全空気温度センサー
26 プロセッサー
28 メモリー
32 プログラミングコード
34 曳航コーン
36 静圧ポート

Claims (15)

  1. 航空機(10)の対気速度を決定するための対気速度算出システムであって、
    前記航空機に作用している静圧を決定するように構成された静圧装置(14)と、
    前記航空機の慣性位置を決定するように構成された全地球測位システム装置(16)と、
    前記航空機の慣性測定値を決定するように構成された慣性計測ユニット装置(18)と、
    前記航空機の迎え角を決定するように構成された迎え角装置(20)と、
    前記航空機が移動している際に前記航空機が受ける全圧を決定するように構成された全圧センサー(22)と、
    前記航空機が移動している際に前記航空機が受ける全空気温度を決定するように構成された全空気温度センサー(24)と、
    前記静圧装置(14)、前記全地球測位システム装置(16)、前記慣性計測ユニット装置(18)、前記迎え角装置(20)、前記全圧センサー(22)、及び前記全空気温度センサー(24)に電子通信する少なくとも1つのプロセッサー(26)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサー(26)に電子通信するメモリー(28)であって、前記メモリーが、前記少なくとも1つのプロセッサー(26)によって実行されるためのプログラミングコード(32)を備え、前記プログラミングコード(32)は、前記静圧装置(14)、前記全地球測位システム装置(16)、前記慣性計測ユニット装置(18)、前記迎え角装置(20)、前記全圧センサー(22)、及び前記全空気温度センサー(24)の各々から得られるデータを使用して前記航空機の対気速度を決定するように構成されている、メモリー(28)と、
    を備える、対気速度算出システム。
  2. 前記静圧装置(14)が、曳航コーン(34)又は静圧ポート(36)を備える、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  3. 前記プログラミングコード(32)が、前記静圧装置(14)から得られるデータを使用して、前記航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定する(50)ように構成されている、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  4. 前記プログラミングコード(32)が、前記慣性計測ユニット装置及び前記全地球測位システム装置(64)から得られるデータを使用して、前記航空機の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するように構成されている、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  5. 前記プログラミングコード(32)が、前記静圧装置(62)、前記全地球測位システム装置(16)、前記慣性計測ユニット装置(18)、及び前記迎え角装置(20)の各々から得られるデータを使用して、前記航空機の仮想捕捉静止点(42)における気圧高度及び仮想捕捉静止点(42)における幾何学的高度(46)を決定するように構成されている、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  6. 前記プログラミングコード(32)が、前記静圧装置(14)、前記全圧センサー(22)、前記全空気温度センサー(24)、前記全地球測位システム装置(16)、及び前記慣性計測ユニット装置(18)の各々から得られるデータを使用して、標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差(44)を決定するように構成されている、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  7. 前記プログラミングコード(32)が、前記静圧装置(14)、前記全地球測位システム装置(16)、前記慣性計測ユニット装置(18)、前記迎え角装置(20)、前記全圧センサー(22)、及び前記全空気温度センサー(24)の各々から得られるデータを使用して、前記航空機について計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴(50)を決定するように構成されている、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  8. 前記プログラミングコード(32)によって決定される前記航空機の前記対気速度が、前記航空機についての計算による較正済みの対気速度の時間履歴及び計算によるマッハ数の時間履歴(52)を含む、請求項1に記載の対気速度算出システム。
  9. 航空機の対気速度を決定するための方法であって、
    前記航空機に作用している静圧、前記航空機の慣性位置、前記航空機の慣性測定値、前記航空機の迎え角、前記航空機が移動している際に前記航空機が受ける全圧、及び前記航空機が移動している際に前記航空機が受ける全空気温度(132)の各々に基づいて、プロセッサーによって前記航空機の対気速度を決定するステップ
    を備える方法。
  10. 曳航コーン(72)又は静圧ポート(76)を使用して前記航空機に作用している静圧を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記航空機の生の静圧の測定値(70)に基づいて、前記航空機の気圧高度の時間履歴及び静圧の時間履歴を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記航空機の前記慣性測定値及び前記慣性位置(64)に基づいて、前記航空機の幾何学的高度の時間履歴及び飛行経路角度の時間履歴を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記航空機の前記静圧(14)、前記慣性位置(18)、前記慣性測定値(18)、及び前記迎え角に基づいて、前記航空機の仮想捕捉静止点における気圧高度及び仮想捕捉静止点(42)における幾何学的高度を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記航空機の前記静圧(14)、前記全圧(22)、前記全空気温度(24)、前記慣性位置、及び前記慣性測定値(18)の各々に基づいて、標準的な日からの気温の偏差及び標準的な日からの気温減率の偏差(44)を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  15. 前記静圧(14)、前記慣性位置、前記慣性測定値(18)、前記迎え角(20)、前記全圧(22)、及び前記全空気温度(24)の各々に基づいて、前記航空機の計算による静圧の時間履歴及び計算による気圧高度の時間履歴(50)を決定するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
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