JP2015174008A - チェン - Google Patents

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Toru Yamaguchi
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Abstract

【課題】下水処理施設の汚泥掻き寄せ機などに用いられる、樹脂製で一体成形されるリンク本体を連ねて構成されるチェンにおいて、溜まった水が蒸発して酸性物質が濃縮され強酸化し、樹脂製であるリンク本体を侵食し破断することを防止すること。
【解決手段】樹脂製で一体成形されアタッチ取付面を有するリンク本体を重ねて構成されるチェンにおいて、アタッチ取付面を凸形状にした。

【選択図】図1

Description

本発明は、下水処理施設の汚泥掻き寄せ機などに用いられる、樹脂製のチェンに関するものである。
汚泥掻き寄せ機は、下水処理施設の沈澱池において、チェンのアタッチメントに取り付けられるフライト(汚泥掻き寄せ板)を、チェンを駆動することにより動かし、汚泥を掻き寄せるものである。
チェンは、リンク本体を相当数連結ピンで連結し、つなぎ合わせて組み立てられる。外側に配置されるリンクプレートと内側に配置されるリンクプレートを別部材で構成して組み立てる形式のチェンもあるが、本発明は、樹脂製の同一形状のリンクをつなぎ合わせるタイプのチェンについてのものである。
リンク本体80は、図4に示すようなものである。リンク本体80は、その長さ方向一方の端部に、ピン挿入孔86を有するバレル部82があり、他方の端部には、ピン挿入孔88を有する一対のピンリンク部84がある。バレル部82の幅は、一対のピンリンク部84の間の空隙と略同一に構成される。リンク本体80がこのように構成されることにより、リンク本体80のバレル部82を他のリンク本体80の一対のピンリンク部84間の空隙に挟み連結ピンで連結することが可能となる。
また、リンク本体80は、図4(b)に示すように、スプロケットに係合する部位である、ノッチ部90を有する。
そして、また、リンク本体80は、アタッチメントを取り付けるアタッチメント取付用孔92をアタッチ取付面96に有し、リンク本体80の上面(図4(a)が表す面)のアタッチメント取付用孔92のリンク本体80の幅方向の両側には、窪み部94が設けられていた。
以上のような、リンク本体80を相当数連結することにより、汚泥掻き寄せ機に用いられるチェンは構成されていた。
汚泥掻き寄せ機は、頻繁に運転する必要がないため、場合によっては数週間稼働させないことがある。
従来のチェンは、リンク本体が水面上に来た時に上向きになる窪み部を有するため、汚泥掻き寄せ機を稼働させてない時は、その窪み部に水が溜まったまま空気中にさらされることとなっていた。
そして、その窪み部に溜まった水が汚泥掻き寄せ機が稼働しない期間の間に蒸発し、窪み部に溜まった水が有していた酸性物質が濃縮され強酸化し、樹脂製であるリンク本体を侵食し破断することがあった。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて、リンク本体に水が溜まることを防止し、酸性物質によるリンク本体の侵食、破断を防止することを課題とするものである。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、樹脂製で一体成形されアタッチ取付面を有するリンク本体を連ねて構成されるチェンにおいて、前記アタッチ取付面を凸形状にしたことを特徴とするものである。
このような本発明によれば、樹脂製で一体成形されアタッチ取付面を有するリンク本体を連ねて構成されるチェンにおいて、前記アタッチ取付面を凸形状にしたことにより、リンク本体に水が溜まることを防止し、酸性物質によるリンク本体の侵食、破断を防止することができる。
本発明の第一の実施の形態に係るチェンのリンク本体の全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。(c)は、(a)のAA線断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係るチェンのリンク本体の全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。(c)は、(a)のBB線断面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るチェンのリンク本体の全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 従来のチェンのリンク本体の全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。チェン本体の形状のうち、従来のチェン本体とほとんど変わらない部分は説明を省略する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係るリンク本体10の全体図である。
本発明の第一の実施の形態に係るリンク本体10の上面(図1(a)が表す面)、すなわちアタッチ取付用孔22が設けられるアタッチ取付面26には、凸部24が形成される。このように、アタッチ取付用孔22が設けられるアタッチ取付面26に凸部24を設け凸形状とすることにより、リンク本体10が水面上に出てアタッチ取付面26が空気中で上向きになった時にリンク本体10に水が溜まることがなくなるため、下水処理施設の水が有する酸性物質が蒸発して濃縮され強酸化することによるリンク本体の侵食、破断を防止することができる。
図2は、本発明の第二の実施の形態に係るリンク本体30の全体図である。
本発明の第二の実施の形態においても、リンク本体30の上面(図2(a)が表す面)、すなわちアタッチ取付用孔42が設けられるアタッチ取付面46には、凸部44が形成される。このように、アタッチ取付用孔42が設けられるアタッチ取付面46に凸部44を設け凸形状とすることにより、リンク本体30が水面上に出てアタッチ取付面42が空気中で上向きになった時にリンク本体30に水が溜まることがなくなるため、下水処理施設の水が有する酸性物質が蒸発して濃縮され強酸化することによるリンク本体の侵食、破断を防止することができる。
図3は、本発明の第三の実施の形態に係るリンク本体60の全体図である。
本発明の第三の実施の形態に係るリンク本体60では、図3のように、凸部74をアタッチ取付面76全体になだらかに形成される。
凸部74をアタッチ取付面76全体になだらかに形成することによっても、リンク本体60が水面上に出てアタッチ取付面76が空気中で上向きになった時にリンク本体60に水が溜まることがなくなるため、下水処理施設の水が有する酸性物質が蒸発して濃縮され強酸化することによるリンク本体の侵食、破断を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、凸形状は、リンク本体のアタッチ取付面の図1(a),図2(a)中の上下方向の中央が高くなるように形成し、図1(a),図2(a)中の上下方向端部が低くなるように形成し、図1(a),図2(a)の左右方向に尾根を形成するように形成してもよい。また、凸形状は曲面で構成されていても構わない。
10 リンク本体
12 バレル部
14 ピンリンク部
16 ピン挿入孔
18 ピン挿入孔
20 ノッチ部
22 アタッチメント取付用孔
24 凸部
26 アタッチ取付面
30 リンク本体
32 バレル部
34 ピンリンク部
36 ピン挿入孔
38 ピン挿入孔
40 ノッチ部
42 アタッチメント取付用孔
44 凸部
46 アタッチ取付面
60 リンク本体
62 バレル部
64 ピンリンク部
66 ピン挿入孔
68 ピン挿入孔
70 ノッチ部
72 アタッチメント取付用孔
74 凸部
76 アタッチ取付面
80 リンク本体
82 バレル部
84 ピンリンク部
86 ピン挿入孔
88 ピン挿入孔
90 ノッチ部
92 アタッチメント取付用孔
94 窪み部
96 アタッチ取付面

Claims (1)

  1. 樹脂製で一体成形されアタッチ取付面を有するリンク本体を連ねて構成されるチェンにおいて、前記アタッチ取付面を凸形状にしたことを特徴とするチェン。

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107678A (ja) * 1974-01-28 1975-08-25
JP2010104867A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 En-Tec Co Ltd 汚泥掻寄機
JP2012232851A (ja) * 2012-07-23 2012-11-29 Kubota Corp 汚泥掻き寄せ機における無端チェーンの駆動構造
JP2013052331A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Hitachi Plant Technologies Ltd ノッチチェーン式汚泥掻寄機

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