JP2015173407A - 被写体合成画像作成方法、その被写体合成画像を作成するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び合成画像提供方法 - Google Patents

被写体合成画像作成方法、その被写体合成画像を作成するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び合成画像提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な処理によって、緻密で正確な、移動する被写体を合成した合成画像を生成する被写体合成画像作成方法、及び合成画像提供方法を提供する。【解決手段】前処理手段が、複数の画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として、記憶手段に記憶させるステップS1と、背景設定手段が、背景領域を設定するステップS2と、特徴点抽出手段が、背景領域から特徴点を抽出するS3ステップと、画像補正手段が、基準画像内の特徴点と中間画像内の特徴点との移動量を計算して、中間画像を移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、補正画像を補正画像記憶手段に保存させるステップS4と、画像合成手段が、記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、被写体を結果画像に張り合わせて合成するステップS5から構成される。【選択図】図2

Description

本願発明は、複数枚の静止画像又は動画から移動する被写体を抽出して、合成画像を生成する被写体合成画像作成方法、その被写体合成画像を作成するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び合成画像提供方法に関する。
従来から、移動する被写体をカメラ等で連続撮影し、撮影された画像から被写体を抽出して、合成画像を作成する技術が知られている。そして、スポーツ等の分野にこの技術を利用して、技能の向上に役立てる試みがされている。例えば、スキー等のスポーツでは、被写体であるスキーヤーをカメラ等で連続撮影して、撮影された画像から被写体を抽出し、合成画像を生成する。そして、この合成画像で、スキーヤーの動作フォームがどのように変化しているか等を確認して、技能の向上に役立てている。
また、移動する被写体をカメラ等で連続撮影する間、撮影者の手ブレ等の影響を受ける場合がある。そのため、合成画像を作成する際には、手ブレによるズレを補正する処理が行われている。
しかしながら、上記合成処理や補正処理を行い緻密な合成画像を作成するには、複雑な処理が必要であり、それだけ、画像合成処理を実現するソフトウェアや、それを搭載した装置の価格が高くなる問題があった。
また、上記以外にも、移動する被写体を一枚の写真上に記録する従来技術として多重露光方式を採用する場合もある。この方式では、カメラを固定していれば手ブレ補正等をする必要はないが、多重露光方式の特性上、背景及び被写体の画質が低下する問題があった。
そこで、本願発明は、上記問題に鑑み、簡単な処理によって、緻密で正確な、さらには画質の劣化が少ない、移動する被写体を合成した合成画像を生成する被写体合成画像作成方法、その被写体合成画像を作成するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び合成画像提供方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本願発明の被写体合成画像作成方法は、前処理手段が、複数の画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として、記憶手段に記憶させるステップと、背景設定手段が、背景領域を設定するステップと、特徴点抽出手段が、前記背景領域から特徴点を抽出するステップと、画像補正手段が、前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、前記中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させるステップと、画像合成手段が、前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成するステップから構成されることを特徴とする。
上記特徴によれば、基準画像内の特徴点と中間画像内の特徴点との移動量を計算して、中間画像を移動量に応じて移動させて補正画像を取得し、その補正画像から手ブレ等による位置のズレを修正した被写体を容易に取得することができる。そして、この被写体を抽出して結果画像に張り付けることで、位置のズレが修正された、緻密で正確な被写体合成画像を容易に作成することができる。
また、上記特徴によれば、従来とは異なり多重露光方式を採用しないため、この多重露光方式を採用した場合と比較して、背景及び被写体の画質の劣化が少なくなる。
さらに、基準画像は、時間的に最後に撮影された画像であるから、被写体のこれまでの移動の軌跡が画像上に残る。そして、この基準画像を、被写体合成画像のベースとなる結果画像として利用することで、ユーザは、被写体と被写体が移動した軌跡とが緻密に表示された画像を閲覧することができ、被写体とその軌跡との関係を正確に把握することができる。
また、本願発明の被写体合成画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、被写体について合成画像を作成するためにコンピュータを、複数の画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として記憶させる前処理手段、背景領域を設定する背景設定手段、前記背景領域から特徴点を抽出する特徴点抽出手段、前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、前記中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させる画像補正手段、前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成する画像合成手段、として機能させることを特徴とする。
上記特徴によれば、コンピュータに、上記本願発明の被写体合成画像作成方法を実行させることができる。
また、本願発明の合成画像提供方法は、クライアントから送信された画像を加工及び合成し、その合成画像をクライアントへ提供する合成画像提供方法において、サーバは、受信手段、記憶手段、前処理手段、背景設定手段、特徴点抽出手段、画像補正手段、画像合成手段、及び送信手段を備えており、前記受信手段が、クライアントから送信された複数の画像を受信するステップと、前記前処理手段が、前記画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として、前記記憶手段に記憶させるステップと、前記背景設定手段が、背景領域を設定するステップと、前記特徴点抽出手段が、前記背景領域から特徴点を抽出するステップと、前記画像補正手段が、前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させるステップと、前記画像合成手段が、前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成するステップと、前記送信手段が、前記合成された結果画像を、クライアントに送信するステップとからなることを特徴としている。
上記特徴によれば、サーバは、クライアントから送られてきた画像を基に、上記本願発明の被写体合成画像作成方法を実行し、その結果得られた被写体合成画像をクライアントに提供することができる。これにより、クライアントはサーバで実行するような被写体合成画像作成処理を行わなくても、簡単に被写体合成画像を取得することができ、利便性が高くなる。
本願発明によれば、簡単な処理によって、緻密で正確な、さらには画質の劣化が少ない、移動する被写体を合成した合成画像を生成することができる。
本願発明の被写体合成画像作成方法を実現するコンピュータ装置を、模式的に示すブロック図である。 本願発明の被写体合成画像の作成処理の一例を示すフローチャートである。 本願発明の被写体合成画像の作成処理を説明する図であって、前処理について説明するものである。 本願発明の被写体合成画像の作成処理を説明する図であって、背景設定処理について説明するものである。 本願発明の被写体合成画像の作成処理を説明する図であって、特徴点抽出処理について説明するものである。 本願発明の被写体合成画像の作成処理を説明する図であって、画像補正処理について説明するものである。 本願発明の被写体合成画像の作成処理を説明する図であって、画像合成処理について説明するものである。 本願発明の被写体合成画像作成方法を実現するコンピュータ装置100を用いた合成画像提供方法の概念図である。
100 コンピュータ装置
110 演算処理部
111 前処理手段
112 背景設定手段
113 特徴点抽出手段
114 画像補正手段
115 画像合成手段
120 記憶手段
130 補正画像記憶手段
以下に、本願発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本願発明の実施形態である被写体合成画像作成方法を実現するコンピュータ装置100を、模式的に示すブロック図である。このコンピュータ装置100は、不図示のCPUを備えた演算処理部110(又は、中央制御部という。)、記憶手段120、補正画像記憶手段130、入力部140、出力部150、及びメインメモリ160を備えている。コンピュータ装置100は、演算処理部110のCPUにより演算処理することでソフトウェア上で実現される、前処理手段111、背景設定手段112、特徴点抽出手段113、画像補正手段114、及び画像合成手段115を、メインメモリ160内に実行可能に記憶されたプログラム161の形態で含んでいる。また、モジュール化されてハードウェアと一体化された形態で含むこともできる。
なお、本実施例では、メインメモリ160に、本願発明の被写体合成画像作成方法を実行するためのプログラム161を読取可能に記憶しているが、これに限られず、プログラム161をCD−ROM等の外部記録媒体に記録しておき、コンピュータ装置100がこの外部記録媒体からプログラム161を読取り、演算処理部110がこのプログラム161に基づき演算処理を実行してもよい。
記憶手段120及び補正画像記憶手段130はメモリ装置(RAM等)であり、入力部140は撮影者によって撮影された静止画像又は動画を受け取り、演算処理部110に入力する装置、出力部150は演算処理部110により作成された被写体合成画像をユーザに対して出力して提示する装置である。
次に、図2にコンピュータ装置100を用いた被写体合成画像の作成処理の一例を示すフローチャートを示す。以下の図2では、各ステップで行われる処理について説明し、画像を利用して実際に行われる処理の実施例については、図3以降を参照して後述する。
先ず、図2に示す前処理S1(ステップ1)では、次工程の背景設定処理S2で実行される処理のために、入力部140から入力された画像情報に対して前処理を行う。
ここで、入力部140から入力される画像情報であるが、複数の静止画像の場合と、動画の場合がある。複数の静止画像とは、一定又は不規則な時間間隔で、被写体をデジタルカメラ等で撮影した画像である。一方、動画とは、時間的に連続して(厳密には、極めて短い時間間隔で)被写体をデジタルカメラ等で撮影した画像である。
前処理S1において、入力された情報が複数の静止画像である場合は、前処理手段111が、撮影された時間の経過に沿って、つまり時系列に沿って当該画像に順序を付与する。また、前処理手段111は、入力された情報が動画である場合には、この動画から任意の一定間隔で複数の静止画像を切り出す処理を行う。そして、前処理手段111は、切り出された静止画像に対して、時系列に沿って順序を付与する。以下、この順序を付された静止画像を中間画像と呼ぶ。
さらに、前処理S1において、前処理手段111は、時系列に沿って付与された順番のうち、最後の番号が付与された中間画像を基準画像として設定する。そして、中間画像と基準画像とを記憶手段120に記憶させる処理を行う。
次に、背景設定処理S2(ステップ2)では、背景設定手段112が、前記中間画像から背景領域を設定する処理を行う。まず、背景設定手段112が、記憶手段120に記憶されている基準画像と各中間画像の差分をとり、その差分から求められた各差分画像を足し合わせる処理を行う。次に、その足し合わせた差分画像から、被写体が移動する領域を判別し、その領域以外の画像部分を背景領域として設定する。
次に、特徴点抽出処理S3(ステップ3)では、特徴点抽出手段113が、基準画像の背景領域から特徴点を抽出する処理を行う。この特徴点とは、特徴点抽出手段113が、背景領域の中に存在する、例えば、特徴的な形状をした部分や、コントラストが大きい部分など、適宜、特徴的な部分を抽出することで求められる。
次に、画像補正処理S4(ステップ4)では、画像補正手段114が、基準画像内の特徴点と、各中間画像内の特徴点との位置のズレを計算し、このズレを移動量として設定する。
そして、画像補正手段114は、各中間画像を前記移動量に応じて移動させて、手ブレによるズレを修正した補正画像を作成する。さらに、画像補正手段114は、この補正画像を補正画像記憶手段130に保存させる。
次に、画像合成処理S5(ステップ5)では、画像合成手段115が、記憶手段120に保存されている基準画像を、結果画像として設定する。そして、画像合成手段115は、補正画像記憶手段130に保存された補正画像の中から被写体を抽出して、結果画像に張り合わせて合成画像を作成していく。
次に、終了判定S6(ステップ6)では、合成画像の作成処理を終了するのか、又は、合成画像を作成し直すのか判定する。この判定は、演算処理部110が、合成画像の結果が所定の条件(ユーザに提供できる程度に、精密な合成画像を作成できたことを示す条件など)を満たす場合に終了(Yes判定)とし、満たさない場合は、作成し直す(No判定)とする。また、ユーザが、合成画像を確認して、終了(Yes判定)又は作成し直す(No判定)と判断してもよい。
そして、作成し直す(No判定)とした場合は、演算処理部110が、前処理S1又は特徴点抽出処理S3から処理を再開させる。例えば、被写体の異なる瞬間の動きを確認したい場合は、動画から静止画像を切り出す時間間隔を変更すればよいので、時間間隔を変更して前処理S1を実行すればよい。また、手ブレ修正が上手く出来ておらず、合成画像中の被写体の動きが不自然な場合等は、抽出した特徴点を変更するようにして、特徴点抽出処理S3を実行すればよい。
では、次に、図3から図7を参照して、被写体合成画像作成の手順を、画像を用いてより詳しく説明する。なお、以下の本実施例では、スキーを行うスキーヤーを被写体としているが、これに限定される事はなく、例えば、水泳、モータサイクル、自動車競技など、被写体が移動するものであればよい。
まず、図3を参照して、前処理S1による処理の説明をする。図3には、入力部140から入力される動画データDを示してある。この動画データDは、撮影者によりビデオカメラ等で撮像されたデータであり、時間的に連続した(厳密には、極めて短い時間隔で)複数の静止画像Pの集合体からなる。なお、静止画像Pは、デジタル画像であり、任意の数の画素で構成されている。さらに、各画素には、RGBに対応する濃度値の情報が与えられており、カラー画像となっている。
前処理手段111は、この動画データDから、一定の時間間隔で(言い換えると、任意のコマおきに)、静止画像Pを切り出す。図3では、時間間隔TLで静止画像Pを切り出しており、静止画像P1は、時刻T1で切り出された静止画像、P2は時刻T1から時間間隔TL後の時刻T2で切り出された静止画像、静止画像P3は時刻T2から時間間隔TL後の時刻T3で切り出された静止画像、静止画像P4は、時刻T3から時間間隔TL後の時刻T4で切り出された静止画像である。このように、静止画像P1から静止画像P4は、時間の経過に沿って切り出された静止画像となる。
ここで、図3に示す実施例では、被写体Uであるスキーヤーを撮影するものであり、被写体UがゲレンデG上を上から下へ向けて、蛇行しながら滑るという設定である。静止画像P1から静止画像P4は時間の経過に沿っているので、静止画像P1から静止画像P4にかけて、被写体Uが徐々に下方へ移動していくのが分かる(静止画像P4は、被写体Uがフレーム外へ完全に滑り去った状態である)。また、撮影者は、無意識に被写体Uに向けて撮影装置(ビデオカメラやデジタルカメラ等)を動かすため、静止画像Pは左右上下にブレることがある。これは、静止画像P1から静止画像P4における被写体Uの背後の山M及び空Xの位置関係を比較すると、容易に分かる。なお、本実施例では、説明の都合上、手ブレを大きくして各静止画像Pのズレを強調している。
そして、前処理手段111は、撮影された時間の経過に沿って、つまり時系列に沿って各静止画像Pに順序を付与していく。具体的には、切り出された静止画像Pの中で、最も過去に撮影された静止画像P1にNo1(番号1)を付与する。そして、順番に、静止画像P2にNo2(番号2)、静止画像P3にNo3(番号3)、静止画像P4にNo4(番号4)を付与する。ここで、以下では、番号を付与された各静止画像Pを中間画像と呼ぶ。
さらに、前処理手段111は、最後の順番が付与された中間画像P4を基準画像として設定する。そして、前処理手段111は、今後の処理のために、中間画像P1、中間画像P2、中間画像P3、及び基準画像P4を記憶手段120に記憶させる。
なお、図3では、動画データDから中間画像Pを切り出して処理を行っているが、これに限定されない。例えば、動画データDを用いない場合は、デジタルカメラ等で被写体を複数回撮影して、その得られた複数の静止画像を入力部140に入力する。そして、前処理手段111は、入力部140に入力された各静止画像を、撮影された時間の経過に沿って(時系列に沿って)、中間画像P1から基準画像P4として設定してもよい。
次に、図4を参照して、背景設定処理S2による処理の説明をする。図4(a)から(d)には、記憶手段120に記憶されている中間画像P1から基準画像P4を、便宜的に並列に並べて示してある。
まず、背景設定手段112は、基準画像P4と各中間画像(P1からP3)との差分を取る。具体的には、基準画像P4(図4(d)参照)から中間画像P1(図4(a))を引いて差分を取ると、図4(e)に示す差分画像P5が得られる。なお、本実施例では、説明を容易にするために、空X、ゲレンデG、及び山Mのそれぞれの濃度値は一定と仮定している。そのため、図4(e)の差分画像P5に示すように、基準画像P4と中間画像P1との差分値がゼロでない部分のみ、表示されることになる。
同様に、基準画像P4(図4(d)参照)から中間画像P2(図4(b))を引いて差分を取ると図4(f)に示す差分画像P6が得られ、基準画像P4(図4(d)参照)から中間画像P3(図4(c))を引いて差分を取ると図4(g)に示す差分画像P7が得られる。
次に、背景設定手段112は、差分画像P5、差分画像P6、及び差分画像P7を全て足し合わせる。その結果、図4(h)に示す合計差分画像P8が得られる。この合計差分画像P8に示すように、被写体Uが時間の経過と共に、移動していることが分かる。
そして、背景設定手段112は、合計差分画像P8上において、被写体Uが移動する移動領域Rを判別して、この移動領域以外の部分を背景領域として設定する。このように、被写体Uの移動領域以外を背景として設定する理由は、後述する画像補正処理S4での画像のズレを修正する処理において、ズレを計算する基準となる特徴点が移動してしまうと、正確なズレを計算できなくなることを防止するためである。そのため、移動することのない背景領域から特徴点を抽出するために、被写体Uが移動する領域を判別して、この移動領域以外を背景として設定している。
ところで、この移動領域を判別する方法には、様々な方法を採用し得るが、その一例として以下の方法を説明する。背景設定手段112は、図4(h)に示すように、被写体U1の最も高い部分である頭部と被写体U2の最も高い部分である頭部を結ぶ線と、被写体U2の最下部であるスキー板先端と被写体U3の最下部であるスキー板先端を結ぶ線と、被写体U3の最端部であるスキー板後端と被写体U1の最端部であるスキー板後端とを結ぶ線とにより囲まれる三角形の領域Rを、被写体Uの移動領域と設定する。すると、この移動領域R内は被写体Uが移動する可能性が高いため、この領域R以外は、移動する可能性が低い領域と推定することができ、この領域R以外の領域を背景領域と設定する。
このように、背景領域を設定する際に、基準画像と各中間画像との差分をとり、得られた差分画像を全て足し合わせた画像を用いることで、処理を容易にすることができる。つまり、差分画像を全て足し合わせた画像を用いることで、撮影された期間に亘って被写体Uが移動する様子が一目瞭然となり、この足し合わされた画像から、被写体Uが移動しない領域(背景領域)を一度に求めることができる。
なお、実際には、基準画像と各中間画像との差分が、明確(差分値が大きい、又はゼロ)な部分と、曖昧な部分が検出されうる。そのため、差分が、曖昧な部分は、被写体の一部であるのか背景の一部であるのか明確に区別できない可能性がある。そこで、後述する被写体の合成処理時には、この曖昧な部分については、透過合成を行う。つまり、当該部分を、その曖昧さに応じて半透明とすることで、背景と被写体との境界をぼかすことができ、自然な合成画像に仕上がるのである。
では、次に、図5を参照して、特徴点抽出処理S3による処理の説明をする。図5には、基準画像P4が示してある。特徴点抽出手段113は、この基準画像P4の背景部分(移動領域R以外の部分)から、山Mの頂点MTを特徴点として抽出する。具体的には、特徴点抽出手段113が、基準画像P4内の背景部分の画素の濃度値を、基準画像P4の端部を始点として、一定の大きさの窓Wを移動させながら、逐次読み取ってゆき、その窓内でコントラストの変化が大きく(つまり、空Xと山Mの境目は、濃度のコントラストが大きくなる)、特徴的な尖った形状をした頂点MTを、特徴点として抽出する。
なお、特徴点を抽出する方法には、様々な方法を採用することができ、上記実施例に限らない。例えば、背景部分に、建物や木等の静止物体があれば、それらを特徴点として設定してもよく、また、特定の静止物体が無ければ、背景領域の一定範囲の濃度値のパターンを、特徴点として設定してもよい。
では、次に、図6を参照して、画像補正処理S4による処理の説明をする。図6(a)には、基準画像P4を、図6(b)には中間画像P1が示してある。基準画像P4の頂点MTは、先の特徴点抽出処理S3の処理により抽出されており、その座標は(a1、b1)とする。なお、各静止画像中の画素の位置は、xy座標で表されている。
まず、画像補正手段114は、図6(b)に示す中間画像P1内で、先に抽出された特徴点を検索し特定する。検索の方法は、様々な方法を採用できるが、例えば、特徴点抽出処理S3で行った特徴点の抽出方法と同様に、画像補正手段114が、中間画像P1内の画素の濃度値を、中間画像P1の端部を始点として、一定の大きさの窓Wを移動させながら、逐次読み取ってゆき、頂点MTと一致する濃度値パターンを検索してゆく。その結果、頂点MTの濃度値パターンと一致する頂点MT1を特定できる。なお、この頂点MT1の座標は(a2、b2)である。
次に、画像補正手段114は、基準画像P4の頂点MTと、中間画像P1の頂点MT1との位置のズレを計算し、移動量とする。具体的には、頂点MT1から頂点MTの座標値を引けばよく、(a2−a1、b2−b1)が移動量(図6(a)中の移動ベクトルを参照)となる。したがって、基準画像P4を基準として、中間画像P1は、移動量(a2−a1、b2−b1)だけ手ブレ等によって、ズレた状態で撮影された事になる。
次に、画像補正手段114は、ズレを修正するため、中間画像P1を移動量に応じて移動させる。具体的には、中間画像P1を、先に求めた移動量分だけ逆に移動させて、ズレを修正する。つまり、移動量分だけ戻すために、中間画像P1上の全ての各画素の座標に、−(a2−a1、b2−b1)だけ足し合わせる(つまり、各座標−移動量を計算する)。すると、中間画像P1全体が、ズレた方向とは反対へ戻るようにスライドされ、図6(c)の補正画像P1´が得られる。
結果的に、この補正画像P1´は、被写体及び被写体の軌跡以外の部分(言い換えるならば、中間画像P1から基準画像P4にかけて変化していない部分)が、基準画像P4と一致する事になる。
次に、この補正画像P1´を補正画像記憶手段130へ保存する。なお、補正画像P1´には、比較しやすいように説明の都合上、修正前の中間画像P1の画像が仮想線にて示してある。
ここで、中間画像P1中の被写体U1のxy座標を(a3、b3)とすると、補正画像P1´中のズレを修正した被写体U1´のxy座標は、「被写体U1の座標−移動量」より、(a3−a2+a1、b3−b2+b1)となる。同様に、補正画像P1´中のズレを修正した頂点MT1´のxy座標は、「頂点MT1の座標−移動量」より、(a2−a2+a1、b2−b2+b1)=(a1、b1)となり、頂点MTと頂点MT1´の座標は等しくなることが分かる。
次に、画像補正手段114は、上記図6(a)から(c)で説明したのと同様の処理を、基準画像P4と中間画像P2、及び基準画像P4と中間画像P3に対しても行う。なお、同様の処理につき、以下では詳細な説明は省略する。
まず、図6(d)には基準画像P4を、図6(e)には中間画像P2が示してあり、画像補正手段114は、基準画像P4の頂点MTと中間画像P2の頂点MT2との位置のズレを移動量として算出し、そのズレを戻すため、中間画像P2をその移動量分だけ逆に移動させる。すると、図6(f)に示す補正画像P2´が得られる。図6(f)では、ズレの修正後の頂点MT2´、ズレの修正後の被写体U2´が示してある。そして、この補正画像P2´を補正画像記憶手段130へ保存する。
同様に、図6(g)には基準画像P4を、図6(h)には中間画像P3が示してあり、画像補正手段114は、基準画像P4の頂点MTと中間画像P3の頂点MT3との位置のズレを移動量として算出し、そのズレを戻すため、中間画像P3をその移動量分だけ逆に移動させる。すると、図6(i)に示す補正画像P3´が得られる。図6(i)では、ズレの修正後の頂点MT3´、ズレの修正後の被写体U3´が示してある。そして、この補正画像P3´を補正画像記憶手段130へ保存する。
では、次に、図7を参照して、画像合成処理S5による処理の説明をする。
まず、画像合成手段115は、記憶手段120に保存されている基準画像P4を、図7(a)に示すように、結果画像として設定する。そして、画像合成手段115は、補正画像記憶手段130に保存された補正画像P1´から、ズレが修正された被写体U1´を抽出する。
具体的には、画像合成手段115が、補正画像P1´(図6(c)参照)と基準画像P4(図6(a)参照)との差分を取る。そして、この補正画像P1´と基準画像P4は、被写体U1´及び被写体の軌跡C以外の部分は一致しているので、互いに差分を取ると、被写体U1´及び被写体の軌跡Cが差分値として抽出される。ここから、画像合成手段115は被写体U1´のみを切り取る。このように、ズレが修正された被写体を切り出す処理は、補正画像と基準画像の差分を取るという簡単な処理で実行することができる。
次に、画像合成手段115は、切り取った被写体U1´を図7(b)に示すように、結果画像P4上の最前面へ張り付ける。その際、ズレの修正効果を維持させるために、補正画像P1´上における被写体U1´の座標値を変えずに張り付けるので、図7(b)内における被写体U1´の座標は、(a3−a2+a1、b3−b2+b1)となる。
引き続き、画像合成手段115は上記と同様の処理を、補正画像P2´、及び補正画像P3´に対しても行う。なお、同様の処理につき、以下では詳細な説明は省略する。
画像合成手段115は、補正画像P2´と基準画像P4との差分を取り、ズレが修正された被写体U2´を抽出し(切り出し)、図7(c)に示すように、被写体U2´を結果画像P4上の最前面へ張り付ける。同様に、補正画像P3´と基準画像P4との差分を取り、ズレが修正された被写体U3´を抽出し(切り出し)、図7(d)に示すように、被写体U3´を結果画像P4上の最前面へ張り付ける。そして、すべての被写体が張り付けられた図7(d)の画像が、完成した合成画像となる。
このように、基準画像P4を合成画像のベースとして利用することで、被写体であるスキーヤーが滑り切った後の軌跡C(シュプール)を確認することができる。特に、スキー競技等の移動コースが重要なスポーツにおいては、被写体Uと軌跡Cが正確に確認できることが、技能向上に大いに役に立つ。
また、被写体U1´から被写体U3´の順に、時系列に沿って重ねるように張り付けていくことで、撮影された状態が古いものが後面へ、撮影された状態が新しいものが前面へ表示されるようになる。したがって、被写体の動作の流れ(例えば、スキーヤーのフォームの変化)を確認しやすくなる。
次に、図8では、本願の被写体合成画像作成方法を実現するコンピュータ装置100を用いた合成画像提供方法について説明する。
合成画像提供方法は、サーバ・クライアントシステムで実現されるものであり、図8に示すように、サーバとしてのコンピュータ装置100と、クライアントとしての端末装置200(携帯電話等)とが、インターネット網と移動回線網とからなるネットワークを介して通信可能に接続されたシステムで構成される。
クライアント端末装置200は、主に、中央制御部210、送信部220、撮影装置(カメラ)230、受信部240、及び表示部(ディスプレイ)250から構成されている。中央制御部210は、不図示であるがCPUとメモリ装置を備えている。また、サーバであるコンピュータ装置100の入力部140は受信部141を備え、出力部150は送信部151を備えている。
以下では、本願発明の合成画像提供方法の処理手順を説明する。まず、ユーザは被写体を、撮影装置230により撮影する。そして、中央制御部210は、撮影された動画又は静止画像を送信部220から受信部141へ送信する。
次に、サーバであるコンピュータ装置100は、受信部141で受信した動画又は静止画像を入力部140を介して、演算処理部110に入力する。そして、演算処理部110は、図2で示す各処理を実行する(より詳しくは、図3から図7で説明した処理と同様である)。コンピュータ装置100は得られた移動体合成画像を、出力部150を介して送信部151から、クライアント端末装置200の受信部240へ送信する。
そして、クライアント端末装置200の中央制御部210は、受信部240で受信した移動体合成画像を表示部250に表示し(この時点では、サンプル画像として表示する。)、ユーザに確認させる。ユーザは確認後、移動体合成画像を購入する場合は、表示部250上に表示される購入ボタン等を押し、サービス利用代金の支払契約を締結する。その後、中央制御部210は、サンプル画像としてではなく、正式に利用できる移動体合成画像を表示部250に表示する。
なお、本願発明は、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。また、合成に使用する中間画像や被写体の数に限度はなく、適宜、増減することができる。

Claims (3)

  1. 前処理手段が、複数の画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として、記憶手段に記憶させるステップと、
    背景設定手段が、背景領域を設定するステップと、
    特徴点抽出手段が、前記背景領域から特徴点を抽出するステップと、
    画像補正手段が、前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、前記中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させるステップと、
    画像合成手段が、前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、
    さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成するステップから構成される被写体合成画像作成方法。
  2. 被写体について合成画像を作成するためにコンピュータを、
    複数の画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として記憶させる前処理手段、
    背景領域を設定する背景設定手段、
    前記背景領域から特徴点を抽出する特徴点抽出手段、
    前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、前記中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させる画像補正手段、
    前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成する画像合成手段、
    として機能させるための被写体合成画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. クライアントから送信された画像を加工及び合成し、その合成画像をクライアントへ提供する合成画像提供方法において、
    サーバーは、受信手段、記憶手段、前処理手段、背景設定手段、特徴点抽出手段、画像補正手段、画像合成手段、及び送信手段を備えており、
    前記受信手段が、クライアントから送信された複数の画像を受信するステップと、
    前記前処理手段が、前記画像に時系列に沿って順序を付与して中間画像とし、最後の順番を付与された中間画像を基準画像として、前記記憶手段に記憶させるステップと、
    前記背景設定手段が、背景領域を設定するステップと、
    前記特徴点抽出手段が、前記背景領域から特徴点を抽出するステップと、
    前記画像補正手段が、前記基準画像内の特徴点と前記中間画像内の特徴点との移動量を計算して、中間画像を前記移動量に応じて移動させて補正画像を作成し、当該補正画像を補正画像記憶手段に保存させるステップと、
    前記画像合成手段が、前記記憶手段に保存された基準画像を結果画像として設定し、前記補正画像記憶手段に保存された補正画像の中から被写体を抽出し、さらに、当該被写体を前記結果画像に張り合わせて合成するステップと、
    前記送信手段が、前記合成された結果画像を、クライアントに送信するステップとからなる合成画像提供方法。
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