JP2015171788A - 光学フィルム用転写積層体 - Google Patents

光学フィルム用転写積層体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015171788A
JP2015171788A JP2014048795A JP2014048795A JP2015171788A JP 2015171788 A JP2015171788 A JP 2015171788A JP 2014048795 A JP2014048795 A JP 2014048795A JP 2014048795 A JP2014048795 A JP 2014048795A JP 2015171788 A JP2015171788 A JP 2015171788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
film
alignment film
optical film
support substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014048795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6394009B2 (ja
Inventor
貴之 嶋田
Takayuki Shimada
貴之 嶋田
章伸 牛山
Akinobu Ushiyama
章伸 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014048795A priority Critical patent/JP6394009B2/ja
Publication of JP2015171788A publication Critical patent/JP2015171788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6394009B2 publication Critical patent/JP6394009B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】光学フィルムを、転写層を有する光学フィルム用転写積層体を用いて作製する際に、支持体基材の剥離不良を抑制し、被転写体に対する転写層の転写不良の発生を防止することができる光学フィルム用転写積層体を提供する。
【解決手段】本発明に係る光学フィルム用転写積層体は、転写層を有する光学フィルム用転写積層体であって、表面に易接着処理がされていないポリエチレンテレフタレートからなる支持体基材11と、配向膜12と、位相差層13とがこの順で積層されてなり、配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1の赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1の赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が0.15以上である。
【選択図】図2

Description

本発明は、転写層を有する光フィルム用転写積層体に関する。
近年、フラットパネルディスプレイ等に適用される光学フィルムは、位相差層により透過光に所望の位相差を付与して所望する光学特性を確保するものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の光学フィルムは、透明フィルム等による基材の表面に配向膜が作製され、この配向膜の配向規制力により液晶材料を配向させた状態で硬化して位相差層が作製される。このような位相差層に適用される液晶材料は、通常、正の波長分散特性を備えているものの、近年、逆分散特性による液晶材料が提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。ここで、逆分散特性とは、短波長側ほど透過光における位相差が小さい波長分散特性であり、より具体的に、450nmの波長におけるリタデーション(R450)と、550nmの波長におけるリタデーション(R550)との関係が、R450<R550である。
また、画像表示パネルにおいては、Aプレート、Cプレート等を利用して視野角特性、色味等の種々の光学特性を改善する方法が提案されており、例えば特許文献4には、Aプレート、Cプレートを使用したIPS液晶表示装置の光学補償に係る工夫が提案されている。ここで、光学補償とは、黒表示の際に直線偏光板からの斜め方向の光漏れを低減する構成である。また、Cプレートは、nx=ny<nz又はnx=ny>nzで表され、nx=ny<nzは正のCプレートであり、nx=ny>nzは負のCプレートである。また、Aプレートは、nx>ny=nz又はnz=nx>nyで表され、nx>ny=nzは正のAプレートであり、nz=nx>nyは負のAプレートである。なお、nx、ny(nx≧ny)は面内方向の屈折率であり、nzは厚さ方向の屈折率である。
これらの光学フィルムのうち、正のAプレートは、位相差層に適用される正の波長分散特性による液晶材料、逆分散特性による液晶材料を使用して、それぞれ正の波長分散特性、逆分散特性により作製することができる。また、正のCプレートにおいては、いわゆるCプレート用の液晶材料による塗工液を塗布して乾燥硬化させることにより作製することができる。また、バーチカル・アライメント(VA)液晶表示装置等では、垂直配向膜により液晶材料を垂直方向に配向させており、VA液晶に関する垂直配向膜の工夫が種々提案されている。
さて、このような光学フィルムは、例えば、直線偏光板としての機能を担う直線偏光板等の光学機能層に転写される転写層を有した光学フィルム用転写積層体を用いた転写法により作製される。転写法とは、例えば所定の基材の上に所望とする層を形成する場合に、その所望とする層を直接基材上に形成するのではなく、一旦、離型性の支持体(支持体基材)上に剥離可能にその層を積層形成して転写積層体を作製した後、工程や需要等に応じて、その支持体上に形成した層を、最終的に積層すべき基材(被転写基材)上に接着、積層し、その後、支持体を剥離除去することにより、所定の基材上に所望とする層を形成する方法である。このような転写法によって光学フィルムを作製することにより、全体の厚みが薄い光学フィルムを提供することができると考えられる。なお、転写法により作製された光学フィルムは、例えば特許文献5、特許文献6に記載されている。
しかしながら、上述のように光学フィルムを転写によって作製した場合、転写積層体を被転写体上に転写するに際して、転写積層体が転写されるべき部分の端部で切り離されず、被転写体上の転写積層体の側に余分な転写積層体の部分が残ってしまう、いわゆる泣き別れ(転写不良)が生じることがある。
特開平10−68816号公報 米国特許第8119026号明細書 特表2010−522892号公報 特表2006−520008号公報 特開2005−49865号公報 特開2007−156234号公報
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、光学フィルムを、転写層を有する光学フィルム用転写積層体を用いて作製する際に、支持体基材の剥離不良を抑制し、被転写体に対する転写層の転写不良の発生を防止することができる光学フィルム用転写積層体を提供することを目的とする。
本発明者は、上述した課題を解決するために鋭意検討を重ねた。その結果、光学フィルム用転写積層体において、支持体基材上に積層する配向膜について全反射測定法により測定した、波数810cm−1における赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1における赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が所定の値以上となるように形成することで、支持体基材の剥離不良を抑制し、転写積層体の転写不良の発生を効果的に抑制できることを見出した。すなわち、本発明は、以下のものを提供する。
(1)本発明は、転写層を有する光学フィルム用転写積層体であって、表面に易接着処理がされていないポリエチレンテレフタレートからなる支持体基材と、配向膜と、位相差層とがこの順で積層されてなり、前記配向膜の前記支持体基材との界面における、全反射測定法による波数810cm−1の赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1の赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が0.15以上であることを特徴とする光学フィルム用転写積層体である。
(2)また本発明は、(1)の発明において、前記配向膜の厚みが3μm以上であり、前記支持体基材を剥離速度300mm/minで剥離したときの剥離強度が、180mN/50mm以下であることを特徴とする光学フィルム用転写積層体である。
(3)また本発明は、(1)又は(2)の発明において、前記配向膜は、垂直配向膜から構成されることを特徴とする光学フィルム用転写積層体である。
(4)また本発明は、(1)乃至(3)の何れかの発明において、前記転写層が、逆分散延伸フィルムからなる1/4波長分の位相差を付与する光学機能層に転写されることを特徴とする光学フィルム用転写積層体である。
本発明に係る光学フィルム用転写積層体によれば、支持体基材の剥離不良を抑制し、被転写体に対する転写積層体の転写不良の発生を効果的に防止することができる。
光学フィルム用転写積層体の一例を示す断面模式図である。 配向膜の膜厚[μm]に対する、全反射測定法による波数810cm−1付近における赤外線吸収ピークP1、波数1730cm−1付近における赤外線吸収ピークP2の比「P1/P2」との関係を表すグラフ図である。 図2にて示した硬化反応率に対応する配向膜の膜厚[μm]に対する支持体基材の剥離強度[mN/50mm](剥離速度300mm/minで剥離したときの剥離強度)についての測定結果を示すグラフ図である。 光学フィルム用転写積層体の作製工程の流れを示すフロー図である。 光学フィルム用転写積層体を用いて転写法により光学フィルムを作製する流れを説明するための図である。
以下、本発明に係る光学フィルム用転写積層体の具体的な実施形態(以下、「本実施の形態」という)について、以下の順で詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
1.光学フィルム用転写積層体の構成
2.配向膜について
3.光学フィルム用転写積層体の製造方法
4.光学フィルム用転写積層体を用いた光学フィルムの製造方法
≪1.光学フィルム用転写積層体の構成≫
図1は、本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1の一例を模式的に示す断面図である。図1に示すように、光学フィルム用転写積層体1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる支持体基材11と、配向膜12と、位相差層(液晶層)13とがこの順で積層されてなるものである。
光学フィルム用転写積層体1は、例えば、直線偏光板の光学機能層や、逆分散延伸フィルム等からなる、透過光に1/4波長分の位相差を付与する光学機能層などに転写される転写層、すなわち位相差層13と、配向膜12とを含む転写層を有する光学フィルム用転写積層体である。この光学フィルム用転写積層体1では、例えば、位相差層13上に逆分散延伸フィルム等の高分子フィルムを粘着剤を介して貼合することで転写層を転写し、さらに直線偏光板を貼合させることによって、所定の光学フィルムを作製することができる。このとき、その光学フィルムの作製に際しては、光学フィルム用転写積層体1に逆分散延伸フィルム等の基材に転写層を転写した後に、離型性を有する支持体基材11のみが剥離される。
本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1では、支持体基材11上に積層される配向膜12について、その配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1付近での赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1付近での赤外線吸収ピークをP2としたときの比「P1/P2」が0.15以上であることを特徴としている。
ここで、配向膜12の支持体基材11との界面において、全反射測定法により赤外線スペクトル測定したとき、波数810cm−1付近における赤外線吸収ピーク(P1)は、紫外線照射による反応で消失する炭素−炭素二重結合(C=C)のピークを示す。また、波数1730cm−1付近における赤外線吸収ピーク(P2)は、紫外線照射による反応で消失しないエステル結合のピークを示す。したがって、これらのピークP1、P2における比「P1/P2」は、配向膜の硬化反応率、つまり配向膜における硬化度合いに相当するものとして表すことができる。
そして、光学フィルム用転写積層体1では、そのP1、P2の比「P1/P2」が0.15以上であり、このような光学フィルム用転写積層体1によれば、支持体基材11の剥離強度を弱めることができるようになる。これにより、支持体基材11の剥離不良を効果的に抑制でき、被転写体に対する転写積層体の転写不良の発生を防止することができる。
<1−1.支持体基材>
支持体基材11は、配向膜12を支持する機能を有し、長尺に形成された、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなるフィルム材である。
この支持体基材11は、光学フィルム用転写積層体1において離型性支持体として機能し、転写層をなす配向膜12及び位相差層13を支持するものであるとともに、その表面にコロナ放電処理やプラズマ処理等の公知の易接着処理がなされておらず、配向膜12に対して剥離可能な程度の接着力を有するものである。
支持体基材11の厚みとしては、特に限定されないが、例えば20μm〜200μmの範囲内とすることが好ましい。支持体基材11の厚さが20μm未満であると、光学フィルム用転写積層体として最低限必要な自己支持性を付与できない場合があり好ましくない。一方で、厚さが200μmを超えると、光学フィルム用転写積層体が長尺状である場合に、長尺状の光学フィルム用転写積層体を裁断加工して枚葉の光学フィルム用転写積層体とするにあたって、加工屑が増加したり、裁断刃の磨耗が早くなってしまうことがあり好ましくない。
<1−2.配向膜>
配向膜12は、上述した支持体基材11上に配向膜用組成物(配向膜組成物)を塗工して硬化させることによって得られ、配向規制力を発現する。ここで、配向規制力とは、配向膜12上に重合性液晶化合物(液晶材料)からなる層(位相差層13)を形成したとき、その液晶化合物を所定の方向に配列(配向)させる機能をいう。
配向膜12は、紫外線硬化性樹脂を主原料として含有する材料により構成されている。また、配向膜12は、特に限定されるものではないが、例えば、位相差層13における液晶化合物の分子の分子軸をホメオトロピック配向(垂直配向)させる垂直配向膜により構成することができる。
配向膜12を構成する紫外線硬化性樹脂としては、紫外線の照射により硬化させることができるものであれば特に限定されないが、例えば、アクリレート系、メタクリレート系等の単量体、プレポリマー、或いはこれらの混合物にアセトフェノン、ベンゾフェノン、芳香族ヨードニウム等の光重合開始剤を添加したものを用いることができる。より具体的には、ペンタエリスリトール多官能アクリレート、ジペンタエリスリトール多官能アクリレート、ペンタエリスリトール多官能メタクリレート、ジペンタエリスリトール多官能メタクリレート等の一般的に使用される樹脂を用いることができ、或いはこれらに光重合開始剤を混合させたものを用いることができる。
配向膜組成物中に用いる溶媒(希釈溶媒)としては、配向材料を所望の濃度に溶解できるものであれば特に限定されるものでなく、例えば、ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン(CHN)等のケトン系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PGME)等のエーテル系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化アルキル系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)等のエステル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、シクロヘキサン等のアノン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒を例示することができる。また、溶媒は、1種類であってもよいし、2種類以上の溶媒の混合溶媒であってもよい。
このような、垂直配向膜等からなる配向膜12は、上述したような材料を含有する配向膜組成物による塗工液を支持体基材11に塗布して乾燥し、紫外線を照射して硬化させることで作製される。このようにして作製された硬化物により配向膜12が構成される。
ここで、本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1においては、その配向膜12について、配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1での赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1での赤外線吸収ピークをP2としたときの比「P1/P2」が0.15以上であることを特徴としている。詳しくは後述するように、このような配向膜12を有する光学フィルム用転写積層体1によれば、支持体基材11の剥離強度を弱めることができるようになり、転写に際して、支持体基材11の剥離不良を効果的に抑制することができ、被転写体に対する転写積層体の転写不良の発生を防止することができる。
<1−3.位相差層(液晶層)>
位相差層(液晶層)13は、重合性液晶組成物を含有する。この重合性液晶組成物は、液晶性を示し分子内に重合性官能基を有する液晶化合物(棒状化合物)を含有する。
液晶化合物は、屈折率異方性を有し、規則的に配列することにより所望の位相差性を付与する機能を有する。液晶化合物としては、例えば、ネマチック相、スメクチック相等の液晶相を示す材料が挙げられるが、他の液晶相を示す液晶化合物と比較して規則的に配列させることが容易である点で、ネマチック相の液晶性を示す材料を用いることが好ましい。ネマチック相を示す液晶化合物としては、メソゲン両端にスペーサを有する材料であることが好ましい。メソゲン両端にスペーサを有する液晶化合物は、柔軟性に優れるため、位相差フィルム1を透明性に優れたものにすることができる。
また、上述した配向膜12を垂直配向膜からなるものとし、液晶化合物をホメオトロピック配向させる場合には、ホメオトロピック配向を形成することができるホメオトロピック液晶材料であれば特に限定されない。なお、ホメオトロピック液晶材料としては、垂直配向膜を使用することなく、ホメオトロピック配向を形成できるものと、垂直配向膜を使用することによりホメオトロピック配向を形成できるものとを挙げることができるが、本実施の形態においては、どちらであっても好適に用いることができる。
液晶化合物は、上述したように分子内に重合性官能基を有する重合性液晶化合物である。重合性官能基を有することにより、液晶化合物を重合して固定することが可能になるため、配列安定性に優れ、位相差性の経時変化が生じにくくなる。また、重合性液晶化合物は、分子内に三次元架橋可能な重合性官能基を有することがより好ましい。三次元架橋可能な重合性官能基を有することで、配列安定性をより一層高めることができる。なお、「三次元架橋」とは、液晶性分子を互いに三次元に重合して、網目(ネットワーク)構造の状態にすることをいう。
重合性官能基としては、例えば、紫外線、電子線等の電離放射線、あるいは熱の作用によって重合するものを挙げることができる。これら重合性官能基としては、ラジカル重合性官能基、カチオン重合性官能基等が挙げられる。ラジカル重合性官能基の代表例としては、少なくとも1つの付加重合可能なエチレン性不飽和二重結合を持つ官能基が挙げられ、例えば、置換基を有する若しくは有さないビニル基、アクリレート基(アクリロイル基、メタクリロイル基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基を包含する総称)等が挙げられる。また、カチオン重合性官能基の具体例としては、エポキシ基等が挙げられる。その他、重合性官能基としては、イソシアネート基、不飽和3重結合等が挙げられる。その中でも、プロセス上の点から、エチレン性不飽和二重結合を持つ官能基が好適に用いられる。
重合性液晶化合物の量としては、配向膜12上に塗工する塗工方法に応じて、位相差層形成用塗工液(液晶組成物)の粘度を所望の値に調整できるものであれば特に限定されないが、例えば、液晶組成物中の量として5〜40質量部程度の範囲内とすることができる。なお、重合性液晶化合物は、1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
上述した液晶化合物は、通常、溶媒(希釈溶媒)に溶かされている。溶媒としては、液晶化合物等を均一に分散できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン(CHN)等のケトン系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PGME)等のエーテル系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化アルキル系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)等のエステル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系溶媒、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、シクロヘキサン等のアノン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒を例示することができるが、これらに限られるものではない。また、溶媒は、1種類であってもよく、2種類以上の溶媒の混合溶媒であってもよい。
溶媒の量としては、特に限定されるものではなく、例えば液晶化合物100質量部に対して66〜900質量部程度とすることができる。溶媒の量が66質量部未満であると、液晶化合物を均一に溶かすことができない可能性があり好ましくない。一方で、900質量部を超えると、溶媒の一部が残存し、信頼性が低下する可能性、及び均一に塗工できない可能性があり好ましくない。
その他、液晶組成物には、上述した液晶化合物の配列秩序を害するものでなければ、必要に応じて他の化合物を含んでもよい。例えば、重合禁止剤、可塑剤、界面活性剤、及びシランカップリング剤等を挙げることができる。
上述したような液晶組成物を配向膜12上に塗工して形成される位相差層13の厚さとしては、特に限定されるものでないが、適切な配向性能を得るためには、500〜2000nm程度であることが好ましい。
≪2.配向膜について≫
上述したように、本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1においては、その配向膜12が、その配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1付近での赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1付近での赤外線吸収ピークをP2としたときの比「P1/P2」が0.15以上となるように形成されていることを特徴としている。
配向膜12の支持体基材11との界面において赤外線スペクトル測定したとき、波数810cm−1付近における赤外線吸収ピーク(P1)は、紫外線照射による反応で消失する炭素−炭素二重結合(C=C)のピークを示す。また、波数1730cm−1付近における赤外線吸収ピーク(P2)は、紫外線照射による反応で消失しないエステル結合のピークを示す。
したがって、これらのピークP1、P2による比「P1/P2」は、配向膜の硬化反応率、つまり配向膜における硬化度合いに相当するものとなる。具体的には、比「P1/P2」の値が小さいほど、配向膜12の支持体基材11との界面における硬化反応率が高く硬化度合いが大きい(硬化が進んでいる)ことを示し、一方で、比「P1/P2」の値が大きいほど、配向膜12の支持体基材11との界面における硬化反応率が低く硬化度合いが小さい(硬化が進んでいない、未硬化な状態が存在する)ことを示す。
ここで、図2は、配向膜の膜厚[μm]に対する、上述したピークP1、P2の比「P1/P2」との関係を表すグラフ図である。すなわち、配向膜における硬化反応率の膜厚(配向膜厚)依存性についてのグラフである。なお、この図2のグラフ図に示す関係は、配向膜の支持体基材との界面に対して、赤外線分光装置(日本分光株式会社製、FT−IR(610))を使用して全反射測定法(ATR法)によりIR測定したときの結果に基づくものである。
この図2に示すように、配向膜の膜厚が厚くなるほど、配向膜の支持体基材との界面における、硬化反応率に相当する比「P1/P2」の値が大きくなっていることが分かる。つまり、配向膜の膜厚が厚くなるほど、配向膜の支持体基材との界面において、硬化が進行しておらず未硬化な状態を含んでいることが分かる。
そして、本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1では、そのP1、P2の比「P1/P2」が0.15以上である。このように、光学フィルム用転写積層体1では、配向膜の支持体基材11との界面における比「P1/P2」で表される配向膜12の硬化反応率が0.15以上であることで、その界面に未硬化な状態が含まれるようになると考えられる。すると、このことにより、その配向膜12と支持体基材11との密着性が低下し、支持体基材11の剥離強度を効果的に弱めることができるようになる。そして、これにより、支持体基材11の剥離不良を効果的に抑制することができ、被転写体に対する転写積層体の転写不良を防止することができる。
具体的に、図3に、図2にて示した硬化反応率に対応する配向膜の膜厚[μm]に対する支持体基材11の剥離強度[mN/50mm](剥離速度300mm/minで剥離したときの剥離強度)についての測定結果を示す。なお、この図3に示す結果は、幅50mmのサンプルを用い、株式会社エーアンドデイ製のテンシロン(RTG−1310)を使用して支持体基材の剥離強度を測定したときの結果である。
この図3の結果に示されるように、配向膜の膜厚が厚くなるほど、すなわち、配向膜の支持体基材との界面における硬化反応率の値が大きくなるほど、支持体基材の剥離強度が有効に弱められることが明確に分かる。より具体的には、例えば、上述した比「P1/P2」の値がおよそ0.2以上となる、配向膜の膜厚3μm以上(図2を参照)では、支持体基材を剥離速度300mm/minで剥離したときの剥離強度が180mN/50mm以下となる。
≪3.光学フィルム用転写積層体の製造方法≫
次に、光学フィルム用転写積層体の製造方法について説明する。図4は、光学フィルム用転写積層体1の製造工程の流れを示すフロー図である。なお、以下の製造方法の説明では、配向膜12が垂直配向膜により構成される場合を例に挙げて説明するが、これに限られない。
図4に示すように、光学フィルム用転写積層体1の製造においては、先ず、ロールに巻き取った長尺フィルムからPETフィルムからなる支持体基材11が提供される(S1)。
次に、配向膜形成工程(S2)において、ロールから繰り出した支持体基材11上に垂直配向膜の塗工液(配向膜組成物)を塗工し、紫外線照射により硬化させる処理を施す。これにより支持体基材11上に垂直配向膜を作製し、配向膜12を形成する。
このとき、本実施の形態においては、配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1の赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1の赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が0.15以上となる膜厚となるように支持体基材11上に塗工液を塗工し、配向膜12を形成する。
次に、位相差層形成工程(S3)において、液晶化合物を含有する液晶組成物の塗工液(位相差層形成用塗工液)を、配向膜12上に塗工する。その後、乾燥させて紫外線等の照射により硬化させることによって、位相差層(液晶層)13を形成する。なお、紫外線照射処理に先立ち、位相差層13の層厚を均一にするためのレベリング処理を施すようにしてもよい。
ここで、本実施の形態においては、上述したように、配向膜12の支持体基材11との界面における、波数810cm−1での赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1での赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2で表される硬化反応率が0.15以上となるように配向膜12を形成している。このような配向膜12においては、支持体基材11とその配向膜12との界面における剥離強度を有効に弱めることができるようになる。これにより、支持体基材11の剥離不良を効果的に抑制することができ、被転写体に対する転写積層体の転写不良を防止することができる。
このようにして、支持体基材11/配向膜12/位相差層13がこの順で積層されてなる積層体フィルムを製造し、得られたフィルムを巻き取りリール等で巻き取った後、所望の大きさに切り出す切断処理を行う。このような工程を経て、光学フィルム用転写積層体1が作製される。
なお、支持体基材11上への配向膜組成物の塗工方法や、配向膜12上への位相差層形成用塗工液の塗工方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、ダイコート法、グラビアコート法、リバースコート法、ナイフコート法、ディップコート法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、スピンコート法、ロールコート法、プリント法、浸漬引き上げ法、カーテンコート法、キャスティング法、バーコート法、エクストルージョンコート法、E型塗布方法等を用いることができる。
≪4.光学フィルム用転写積層体を用いた光学フィルムの作製方法≫
次に、上述した光学フィルム用転写積層体を用いて転写法により光学フィルムを作製する方法について説明する。図5は、本実施の形態に係る光学フィルム用転写積層体1を用いて、逆分散延伸フィルムからなる、透過光に1/4波長分の位相差を付与する光学機能層に光学フィルム用転写積層体1の転写層を転写して光学フィルムを作製する際の工程の流れを示す図である。なお、この図5は、フィルムの断面を示す図であり、各工程におけるフィルムの層構造について示しながら工程の流れを示す図である。また、フィルムの層構造についてはこれに限定されない。
先ず、図5(a)に示すように、PETフィルムからなる支持体基材11(離型性基材)上に、例えば垂直配向膜からなる配向膜12を形成し、その配向膜12上に液晶組成物を含有する位相差層形成用塗工液を塗工して位相差層(液相層)13を形成し、光学フィルム用転写積層体1を作製する。ここで、上述したように、この光学フィルム用転写積層体1の作製においては、配向膜12の支持体基材11との界面における、全反射測定法による波数810cm−1の赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1の赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が0.15以上となるように配向膜12が構成されている。
次に、図5(b)に示すように、作製した光学フィルム用転写積層体1の位相差層13上に、例えばUV接着剤等を含有する接着層21を形成し、その接着層21上に高分子フィルム(保護フィルム)22を形成して、光学フィルム用転写積層体1を転写する。
接着層21としては、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、感圧接着剤等、各種の接着剤を広く適用することができるが、その中でも、全体の厚みを薄くする観点から紫外線(UV)硬化性樹脂を適用してUV接着層とすることが好ましく、この場合には、厚み1μm程度の接着層を作製することができる。なお、接着層21には粘着層を適用してもよい。
また、高分子フィルムとしては、特に限定されないが、例えば逆分散特性を備えた延伸フィルム(以下、「逆分散延伸フィルム22」ともいう)を用いることができる。この逆分散延伸フィルム22は、1軸方向に延伸、若しくは所望の方向に斜め延伸した、例えばCOP(シクロオレフィンポリマー)フィルムで形成されており、遅相軸が、直線偏光板の吸収軸に対して反時計回りにθ2度の角度をなすように配置され、透過光に1/4波長分の位相差を付与する1/4波長板用位相差層としての役割を担う。このような逆分散延伸フィルム22を用いることにより、例えば、基材、1/4波長板用樹脂層、1/4波長板用配向膜の構成を省略することができので、光学フィルムの全体の層厚みを薄くすることができる。
逆分散延伸フィルム等の高分子フィルム22を光学フィルム用転写積層体1に積層させて転写すると、次に、図5(c)に示すように、光学フィルム用転写積層体1の支持体基材11を剥離する。光学フィルム用転写積層体1は、このように他の基材(高分子フィルム等)に転写層(位相差層13、配向膜12)を転写するために、離型性支持体としての役割を担う支持体基材11が剥離される。なお、支持体基材11の剥離は、後述する直線偏光板を積層させた後に行うようにしてもよい。
そして、光学フィルム用転写積層体1の支持体基材11を剥離すると、次に、図5(d)に示すように、粘着剤層31を備えた直線偏光板を積層する。
直線偏光板としては、TAC(トリアセチルセルロース)等の透明フィルムからなる基材34の下面側が鹸化処理された後、光学機能層が配置される。なお、基材34は、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸メチル−スチレン共重合体等のアクリル樹脂等の樹脂、ソーダ硝子、カリ硝子、鉛硝子、石英硝子等の硝子等を適用することもできる。
光学機能層は、直線偏光板としての光学的機能を担う部位であり、例えば、偏光子33と、アクリル樹脂等からなる透明の保護フィルム(基材)32とが順に積層されたものを用いることができる。このような直線偏光板を、粘着剤層31を介して逆分散延伸フィルム等の高分子フィルム22に貼り合わせる。
以上のような工程に基づき、光学フィルム用転写積層体1を用いて転写法により光学フィルムを作製することができる。特に、本実施の形態においては、光学フィルム用転写積層体1の配向膜12を、上述のように例えば膜厚等を制御して構成させていることにより、その配向膜12と支持体基材11との界面における剥離強度を有効に弱めることができる。これにより、支持体基材11の剥離不良を効果的に抑制することができ、被転写体に対する転写積層体の転写不良を防止することができ、生産性を高めることができる。
なお、上述したように、光学フィルム用転写積層体1において垂直配向膜からなる配向膜12を有するものとし、その光学フィルム用転写積層体1の位相差層13上に接着層21を介して逆分散延伸フィルム22を積層させ、その逆分散延伸フィルム22上に、透明フィルムからなる基材32,34により挟持された偏光子33を備える直線偏光板を設けることで、簡易に、且つ高い生産性でもって、逆分散特性による正のCプレートを備えた光学フィルムを得ることができる。
1 光学フィルム用転写積層体
11 支持体基材
12 配向膜
13 位相差層(液晶層)

Claims (4)

  1. 転写層を有する光学フィルム用転写積層体であって、
    表面に易接着処理がされていないポリエチレンテレフタレートからなる支持体基材と、配向膜と、位相差層とがこの順で積層されてなり、
    前記配向膜の前記支持体基材との界面における、全反射測定法による波数810cm−1の赤外線吸収ピークをP1、波数1730cm−1の赤外線吸収ピークをP2としたときの比P1/P2が0.15以上であることを特徴とする光学フィルム用転写積層体。
  2. 前記配向膜の厚みが3μm以上であり、
    前記支持体基材を剥離速度300mm/minで剥離したときの剥離強度が、180mN/50mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム用転写積層体。
  3. 前記配向膜は、垂直配向膜から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム用転写積層体。
  4. 前記転写層が、逆分散延伸フィルムからなる1/4波長分の位相差を付与する光学機能層に転写されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光学フィルム用転写積層体。
JP2014048795A 2014-03-12 2014-03-12 光学フィルム用転写積層体 Active JP6394009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048795A JP6394009B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 光学フィルム用転写積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048795A JP6394009B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 光学フィルム用転写積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015171788A true JP2015171788A (ja) 2015-10-01
JP6394009B2 JP6394009B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=54259444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014048795A Active JP6394009B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 光学フィルム用転写積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6394009B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021500614A (ja) * 2018-01-25 2021-01-07 エルジー・ケム・リミテッド 多層液晶フィルム、偏光板および偏光板の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049865A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Arisawa Mfg Co Ltd 光学位相差素子の製造方法
JP2009092992A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Nippon Oil Corp 光学フィルムの製造方法
JP2013076958A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Dainippon Printing Co Ltd 電磁波反射フィルムの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049865A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Arisawa Mfg Co Ltd 光学位相差素子の製造方法
JP2009092992A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Nippon Oil Corp 光学フィルムの製造方法
JP2013076958A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Dainippon Printing Co Ltd 電磁波反射フィルムの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021500614A (ja) * 2018-01-25 2021-01-07 エルジー・ケム・リミテッド 多層液晶フィルム、偏光板および偏光板の製造方法
US11372288B2 (en) 2018-01-25 2022-06-28 Lg Chem, Ltd. Multilayer liquid crystal film, polarizing plate and method for preparing polarizing plate
JP7106638B2 (ja) 2018-01-25 2022-07-26 エルジー・ケム・リミテッド 多層液晶フィルム、偏光板および偏光板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6394009B2 (ja) 2018-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023033285A (ja) 液晶硬化膜、液晶硬化膜を含む光学フィルム、及び表示装置
CN113508318B (zh) 层叠体
JP6724297B2 (ja) 光学積層体の製造方法、円偏光板の製造方法及び有機エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法
JP2024054876A (ja) 偏光板および表示装置
KR101199624B1 (ko) 액정 표시 장치용 편광판, 액정 표시 장치용 편광판의 제조 방법, 및 액정 표시 장치
WO2007132816A1 (ja) 光学機能フィルムおよびその製造方法
JP2023071753A (ja) 位相差フィルム、偏光板補償フィルム、及び外光反射防止フィルム
WO2015012347A1 (ja) 位相差フィルム、位相差フィルムの製造方法、この位相差フィルムを用いた偏光板及び画像表示装置、この画像表示装置を使用した3d画像表示システム
JP6446810B2 (ja) 位相差フィルム、光学フィルム、光学フィルムの製造方法
JP6318662B2 (ja) 光学フィルム用転写積層体
JP6642611B2 (ja) 光学フィルム用転写積層体
KR20220032514A (ko) 장척 필름
JP6394009B2 (ja) 光学フィルム用転写積層体
JP6697216B2 (ja) 位相差フィルム
KR101637082B1 (ko) 편광판 및 이를 포함하는 화상표시장치
US9977163B2 (en) Orientation layer for optically anisotropic film
JP6726924B2 (ja) 光学フィルム、光学フィルムの製造方法
JP6287371B2 (ja) 光学フィルム、光学フィルム用転写体、及び画像表示装置
JP6607329B2 (ja) 位相差フィルム
JP2017146431A (ja) 積層体の製造方法、および偏光板の製造方法、並びに積層体
JP2016206239A (ja) 光学フィルム
JP6665420B2 (ja) 光学フィルム
JP2015203733A (ja) 光学フィルム、光学フィルムの製造方法
WO2022255076A1 (ja) 基材フィルム、光学積層体及びその製造方法、並びに、偏光板の製造方法
WO2023276611A1 (ja) 偏光板の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法、偏光板、有機エレクトロルミネッセンス表示装置、液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6394009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150