JP2015171014A - 時刻同期方法、ネットワークシステム、cpu、中継機器、およびユーザ機器 - Google Patents
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Abstract
Description
ネットワークシステムとして、標準的なインタフェースを活用してネットワークを形成し、該ネットワークにユーザ機器を接続するネットワークシステムがある。本発明は、そのようなネットワークシステムを対象としている。
そこで、本発明においては、標準インタフェースのみを活用したネットワークシステムに適用範囲を限定している。
以下、図1乃至図3を参照して、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムについて説明する。
上記の機構により、CPUと複数のユーザ機器間の時刻を、誤差を極力抑えて同期させることが可能となる。
前記CPUは、前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする時刻同期パケットに、基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを設け、
パケット経路上の前記複数の中継機器の各々は、当該中継機器での遅延時間を、前記時刻同期パケットの前記遅延フィールドに付加し、
前記複数のユーザ機器の各々は、前記時刻同期パケットが到達した時点で、前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、時刻補正をする、
時刻同期方法。
前記複数のユーザ機器の各々は、前記複数の時刻同期パケットから遅延精度の高い時刻同期パケットを選択して、前記時刻補正に反映する、
付記1に記載の時刻同期方法。
前記CPUは、
基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを生成する生成手段と、
前記時刻同期パケットを前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする送信手段と、を有し、
前記複数の中継機器の各々は、
前記時刻同期パケットを受信する受信手段と、
当該中継機器での遅延時間を、前記時刻同期パケットの前記遅延フィールドに付加する付加手段と、
前記遅延時間が前記遅延フィールドに付加された前記時刻同期パケットを、前記複数のユーザ機器へ送信する送信手段と、を有し、
前記複数のユーザ機器の各々は、
前記複数の中継機器のいずれかから送信された前記時刻同期パケットを受信する受信手段と、
前記時刻同期パケットが到達した時点で、前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、時刻補正をする補正手段と、を有する、
ネットワークシステム。
前記複数のユーザ機器の各々の前記補正手段は、前記複数の時刻同期パケットから遅延精度の高い時刻同期パケットを選択して、時刻補正に反映する、
付記3に記載のネットワークシステム。
基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを生成する生成手段と、
該生成された時刻同期パケットを、前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする送信手段と、
を有するCPU。
前記CPUから、基準時刻がセットされた時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを受信する受信手段と、
当該中継機器での遅延時間を、前記遅延フィールドに付加する付加手段と、
前記遅延時間が付加された前記遅延フィールドを含む前記時刻同期パケットを、前記少なくとも1つのユーザ機器へ送信する送信手段と、
を有する、中継機器。
前記遅延時間は、前記標準インタフェース受信部から前記標準インタフェース送信部までの中継遅延時間を含む、
付記7に記載の中継機器。
前記遅延時間は、前記中継遅延時間と、前記リクエスト生成部での最短レイテンシおよび調停待ち時間と、前記リクエスト調停部内の通過レイテンシと、を含む、
付記8に記載の中継機器。
前記CPUからブロードキャストされ、基準時刻がセットされた時刻フィールドと前記1つの中継機器で付加された遅延時間がセットされた遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを受信する受信手段と、
前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、当該ユーザ機器の時刻を補正する補正手段と、
を含むユーザ機器。
前記補正手段は、
前記複数の時刻同期パケットに対して、それぞれ、前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、複数の配信時刻を得る加算手段と、
該複数の配信時刻を保持する複数の保持手段と、
該複数の保持手段に保持されている前記複数の配信時刻を比較して、時刻差分が最も小さい配信時刻を選択する選択手段と、
を含む、付記10に記載のユーザ機器。
140 生成手段
160 送信手段
200 中継機器(ルータ)
210 受信手段
230 付加手段
240 送信手段
300 ユーザ機器
310 受信手段
320 補正手段
330 加算手段
340 保持手段
350 選択手段
1100 CPU
1200〜1220 ルータ(中継機器)
1300〜1330 ユーザ機器
1400〜1460 標準インタフェース
2000 CPU
2010 GPSレシーバ部
2020 時刻レジスタ制御部
2030 基準時刻レジスタ
2040 時刻同期パケット生成部
2050 パケット送出部
2060 標準インタフェース送信部
2070 標準インタフェース受信部
2100 GPS受信機
3100 パケット送出部
3200 標準インタフェース送信部
3210 冗長コード付加部
3220 再送FIFO部
3230 再送タイマ
3240 時刻同期パケット再送遅延加算・更新部
3250 シリアライズ部
3300 標準インタフェース受信部
4000 ルータ(中継機器)
4100 標準インタフェース受信部
4110 デ・シリアライズ部
4120 クロック乗り換え部
4130 遅延フィールド加算・更新部
4140 レイテンシレジスタ
4200 リクエスト生成部
4210 ルーティングテーブル
4300 リクエスト調停部
4400 標準インタフェース送信部
4500 パケット送信元LSI標準インタフェース送信部
5000 ユーザ機器
5100 標準インタフェース受信部
5200 標準インタフェース送信部
5300 時刻同期パケット受信FIFO部
5310 加算部
5320 FIFOエントリ部
5330 最小検索部
5340 セレクタ
5350 セット指示部
5400 時刻レジスタ
5500 パケット送信元LSI標準インタフェース送信部(ルータ)
6100 CPU
6200、6210 ルータ(中継機器)
6300 ユーザ機器
6400、6410、6430 標準インタフェース
Claims (10)
- CPUと、該CPUに接続された複数の中継機器と、該複数の中継機器に接続された複数のユーザ機器と、を備えたネットワークシステムにおいて、前記複数のユーザ機器の時刻を前記CPUの時刻に同期させる時刻同期方法であって、
前記CPUは、前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする時刻同期パケットに、基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを設け、
パケット経路上の前記複数の中継機器の各々は、当該中継機器での遅延時間を、前記時刻同期パケットの前記遅延フィールドに付加し、
前記複数のユーザ機器の各々は、前記時刻同期パケットが到達した時点で、前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、時刻補正をする、
時刻同期方法。 - 前記CPUは、複数の時刻同期パケットを前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストし、
前記複数のユーザ機器の各々は、前記複数の時刻同期パケットから遅延精度の高い時刻同期パケットを選択して、前記時刻補正に反映する、
請求項1に記載の時刻同期方法。 - CPUと、該CPUに接続された複数の中継機器と、該複数の中継機器に接続された複数のユーザ機器と、を備えたネットワークシステムにおいて、
前記CPUは、
基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを生成する生成手段と、
前記時刻同期パケットを前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする送信手段と、を有し、
前記複数の中継機器の各々は、
前記時刻同期パケットを受信する受信手段と、
当該中継機器での遅延時間を、前記時刻同期パケットの前記遅延フィールドに付加する付加手段と、
前記遅延時間が前記遅延フィールドに付加された前記時刻同期パケットを、前記複数のユーザ機器へ送信する送信手段と、を有し、
前記複数のユーザ機器の各々は、
前記複数の中継機器のいずれかから送信された前記時刻同期パケットを受信する受信手段と、
前記時刻同期パケットが到達した時点で、前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、時刻補正をする補正手段と、を有する、
ネットワークシステム。 - 前記CPUの前記送信手段は、複数の時刻同期パケットを前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストし、
前記複数のユーザ機器の各々の前記補正手段は、前記複数の時刻同期パケットから遅延精度の高い時刻同期パケットを選択して、時刻補正に反映する、
請求項3に記載のネットワークシステム。 - 複数の中継機器を介して複数のユーザ機器に接続されたCPUであって、
基準時刻がセットされる時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを生成する生成手段と、
該生成された時刻同期パケットを、前記複数のユーザ機器の全てへブロードキャストする送信手段と、
を有するCPU。 - 通過レイテンシが存在する場合、該通過レイテンシを前記遅延フィールドにセットする手段を更に有する、請求項5に記載のCPU。
- CPUと、少なくとも1つのユーザ機器との間に接続される中継機器であって、
前記CPUから、基準時刻がセットされた時刻フィールドと遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを受信する受信手段と、
当該中継機器での遅延時間を、前記遅延フィールドに付加する付加手段と、
前記遅延時間が付加された前記遅延フィールドを含む前記時刻同期パケットを、前記少なくとも1つのユーザ機器へ送信する送信手段と、
を有する、中継機器。 - 前記中継装置は、標準インタフェース受信部と、標準インタフェース送信部とを含み、
前記遅延時間は、前記標準インタフェース受信部から前記標準インタフェース送信部までの中継遅延時間を含む、
請求項7に記載の中継機器。 - 前記中継機器は、リクエスト生成部と、リクエスト調停部とを更に含み、
前記遅延時間は、前記中継遅延時間と、前記リクエスト生成部での最短レイテンシおよび調停待ち時間と、前記リクエスト調停部内の通過レイテンシと、を含む、
請求項8に記載の中継機器。 - 少なくとも1つの中継機器を介してCPUに接続されたユーザ機器であって、
前記CPUからブロードキャストされ、基準時刻がセットされた時刻フィールドと前記1つの中継機器で付加された遅延時間がセットされた遅延フィールドとを含む時刻同期パケットを受信する受信手段と、
前記基準時刻に前記遅延時間を加算して、当該ユーザ機器の時刻を補正する補正手段と、
を含むユーザ機器。
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