JP2015170943A - 電子機器 - Google Patents

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小林 裕
Yutaka Kobayashi
裕 小林
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Abstract

【課題】 電子機器の小型化、薄型化に伴う発熱密度、熱抵抗の増大により、特にタイル方式のフェーズドアレイアンテナでは、発熱性電子部品の配置制約があるため、ある限られた領域で冷却性能を改善することが課題となっている。【解決手段】 タイル式モジュールに冷却用柱の機能を付与し、伝熱面積拡大による冷却性能の改善を図り、またモジュールの電気的コネクタに冷却用柱の機能を追加することで、限られた領域で最大限の冷却性能改善効果を得る。【選択図】 図1

Description

本発明は、フェーズドアレイアンテナを構成する複数の発熱する電子部品を備え、電子部品の発熱を冷却する電子機器に関するものである。
従来の電子機器は、複数の発熱性電子部品が冷媒の流れる冷却板の面上に並べられ、十分な伝熱面積が得られるように実装される。フェーズドアレイアンテナは、アンテナ開口面から見て、電気性能として必要な縦横の寸法間隔で素子アンテナが配置され、それに伴い発熱性電子部品も同様に配置されることが多い。フェーズドアレイアンテナを構成する発熱性電子部品の実装方式としては、従来から採用されてきたブリック(brick)方式と、小型化、軽量化、コストの面でブリック(brick)方式より優れるタイル(tile)方式が提案されている。ブリック方式のフェーズドアレイアンテナは、アンテナ開口面に垂直に冷却面を複数並べることができるので、冷却面をフェーズドアレイアンテナの奥行方向へ伸ばすことで必要な放熱面積を確保することができる。また、ブリック方式の電子機器は、発熱性電子部品の電気接続用コネクタの設置面と部品の放熱面が異なる面に位置することから、その冷却面とコネクタ設置面の位置が競合することが無い。
また、特許文献1に記載されたブリック(brick)方式のフェーズドアレイアンテナは、複数の発熱性電子部品の搭載された回路基板を積層して実装することによって、回路の小型化、薄型化を図り、実装密度を高めている。フェーズアレイアンテナに用いられる発熱性電子部品は、例えばハイパワーアンプ(HPA)のように出力の高いものが用いられる。また、液体冷却板に接続された拡散板を最下層に積層することで、発熱性電子部品から発生する熱を液体冷却板に放散する。
特表2010−507929号公報
しかしながら、特許文献1に示す従来のタイル方式の電子機器は、液体冷却板に接続された拡散板を最下層に配置するので、発熱性電子部品と冷却板との接触面積、すなわち放熱面積が小さくなり、かつ冷却板から遠い発熱性電子部品の熱抵抗が増大することになって、発熱性電子部品の冷却特性が悪化するという問題がある。
特に、高出力なフェーズドアレイアンテナにおいて、電気的に必要な寸法間隔で発熱性電子部品を実装するタイル方式を採用した場合、従来のブリック方式のようにアンテナ開口面に垂直に冷却面を複数並べることができないので、必要な放熱面積を確保することができない。
また、タイル方式の電子機器は、電気接続用コネクタの設置面と部品の放熱面が同一面に設けられるので、その設置面及び放熱面の位置が競合し、ブリック方式と比べ放熱面積が減少するという問題がある。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、高密度に実装される発熱性電子部品を搭載した電子機器の冷却性能を、より向上することを目的とする。
この発明による電子機器は、発熱性電子部品を収容するとともに、当該発熱性電子部品に熱的に接続された冷却用柱を有した複数のモジュールと、上記それぞれのモジュールの冷却用柱がそれぞれ嵌合する穴が複数形成された冷却板と、を備えたものである。
この発明によれば、電子機器の発熱性電子部品に所望の冷却特性を与えることができるので、その部品温度を許容内に収めることができる。
実施の形態1による電子機器の構成を示す図である。 従来のブリック方式のフェーズドアレイアンテナの電子機器冷却構造を示す比較図である。 従来のタイル方式のフェーズドアレイアンテナの電子機器冷却構造を示す比較図である。 実施の形態2による電子機器の2つ目の態様の構成を示す図である。 実施の形態2による電子機器の3つ目の態様の構成を示す図である。 実施の形態3による電子機器の構成を示す図である。
図1は、この発明に係る実施の形態1による電子機器の構成を示す図である。図1において、実施の形態1による電子機器100は、複数のモジュール20と、各モジュール20が装着された冷却板10から構成される。電子機器100は、複数のモジュール20が平面状に配置されたタイル方式のフェーズドアレイアンテナを形成する。
モジュール20は、複数個の発熱性電子部品21と、複数個の電気的接続コネクタ22と、収納容器23と、冷却用柱12から構成される。発熱性電子部品21は、発熱体であるハイパワーアンプ(HPA)から構成される。モジュール20は、複数個の発熱性電子部品21を搭載した複数枚の基板が上下に積層されて実装され、当該基板が収納容器23に収容されている。収納容器23は、その底面から冷却用柱12が突出している。収納容器23は冷却用柱12と熱的に接続される。また、収納容器23は、冷却用柱12の周囲に複数個の電気的接続コネクタ22が配置される。発熱性電子部品21は電気的接続コネクタ22に電気的に接続される。
冷却板10は、冷媒11が流れる複数の流路16が形成されている。また、冷却板10は、隣接する流路16の間に、モジュール20の冷却用柱12が挿入される複数の穴13が形成されている。また、冷却板10は、穴13の周囲に、モジュール20の電気的接続コネクタ22に接続される電気的接続コネクタ17が設けられている。電気的接続コネクタ17は給電用分配結合基板51に接続される。冷却板10は、冷媒11の流れる放熱領域32が形成されている。
実施の形態1によるモジュール20は、発熱性電子部品21が積層され実装されている。また、モジュール20は、冷却用柱12が付与されて冷却板10との放熱領域32を拡大している。モジュール20は、冷却板10との接触面側で、柱軸が当該接触面に垂直になるように、冷却用柱12を設けている。冷却用柱12が、冷却板10に設けた穴13に嵌合することで、発熱性電子部品21から発生する熱を冷却板10内の冷媒11に放熱可能な冷却構造としている。
このとき、冷却用柱12の外径と穴13の内径を近接させることで、冷却用柱12と冷却板10間の放射冷却を向上させる。加えて、冷却用柱12の外周が穴13に接触する、もしくは冷媒または熱伝導グリスを穴13に充填し熱伝導媒体として介在させることで、冷却用柱12と穴13の接触面での熱伝達率を向上させるようにしても良い。これにより、モジュール20の放熱面積は、冷却用柱12の外周面の面積分が増加し、冷却用柱12の数、径、長さを増やすことで、ブリック方式と同等の放熱面積を確保することが可能となる。
図2、図3は、比較例として示す電子機器の構成を示す図である。図2(a)は、ブリック方式のフェーズドアレイアンテナの冷却構造を示す斜視図である。図2(b)は、ブリック方式の冷却板10bと発熱性電子部品21の放熱領域32bを示すための図であり、図2(a)の矢視Aから見た図である。また、図3(a)は、タイル方式のフェーズドアレイアンテナの冷却構造を示す斜視図である。図3(b)は、タイル方式の冷却板10cと発熱性電子部品21の放熱領域32cを示すための図であり、図3(a)の矢視Bから見た図である。
図2のブリック方式のフェーズドアレイアンテナでは、複数の冷却板10bが積重なるように配置固定され、冷却板10bの両面、または片面にモジュール20bが固定される。外部装置から供給される冷媒11は、各冷却板10bの内部、すなわちモジュール20bの直下を流れることで、モジュール20bの内部の発熱性電子部品21の熱を外部に排熱する。発熱性電子部品21と冷媒11の間の熱抵抗により部品温度が決まるため、部品の許容温度以下となるよう、この熱抵抗を低減する。
図3のタイル方式のフェーズドアレイアンテナでは、複数の冷却板10cが積重なるように配置固定され、冷却板10cの両面、または片面にモジュール20cが固定される。外部装置から供給される冷媒11は、各冷却板10cの内部、すなわちモジュール20cの直下を流れることで、モジュール20cの内部の発熱性電子部品21の熱を外部に排熱する。発熱性電子部品21と冷媒11の間の熱抵抗により部品温度が決まるため、部品の許容温度以下となるよう、この熱抵抗を低減する。
図2、図3に示す従来のフェーズドアレイアンテナでは、モジュール20b,20cの出力を直線的に素子アンテナに給電することで、部品点数の削減や電気的な損失の面で利点が多いため、電波放射面であるアンテナ開口面から見て、モジュール縦配置寸法30、及び横配置寸法31をある電気的に決まった寸法で並べている。
このため、発熱性電子部品21と冷却板10b,10cの放熱領域32に着目すると、ブリック方式では、電子機器の奥行寸法33を広げることで発熱体を冷却板上に並べ、所望の放熱領域32を得ることが可能である。一方、タイル方式では通常、複数の発熱性電子部品21の実装上の占有寸法に対して、モジュール20cの配置寸法が小さくなるため、発熱性電子部品21を積層して実装することになり、放熱領域32を広げることができない。
これに対し、実施の形態1による電子機器100は、タイル方式のフェーズドアレイアンテナにおいて、モジュール20に設けられた冷却用柱12が冷却板10との放熱領域32を拡大する。これにより、モジュール20の放熱面積が増加し、ブリック方式と同等の放熱面積を確保することが可能となる。かくして、電子機器の発熱性電子部品に所望の冷却特性を与えることができるので、その部品温度を許容内に収めることができる。また、タイル方式のフェーズドアレイアンテナと同等な配置で、発熱性電子部品が実装される電子機器において、ブリック方式のフェーズドアレイアンテナと同等の冷却特性を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2による1つ目の態様の冷却性能向上策を施した電子機器は、実施の形態1による電子機器の熱抵抗をさらに低減するため、冷却用柱12の材質をカーボンナノチューブ、炭素繊維強化プラスチックス等の高熱伝導材で構成する。これによって、冷却用柱12自体の熱伝導率を向上させ、発熱性電子部品21と冷却用柱12の外周面の間の熱抵抗を更に低減する。
また、実施の形態2による2つ目の態様の冷却性能向上策を施した電子機器は、冷却用柱12と冷却板10との熱抵抗を更に低減するため、図4のように冷却用柱12の断面を星形状外形14にして伝熱面積を拡大する。これによって、冷却用柱12の外周面と冷媒11の間の熱抵抗が低減され、冷却性能を更に向上することが可能となる。
また、実施の形態2による3つ目の態様の冷却性能向上策を施した電子機器は、図5に示すように冷却用柱12と冷却板10の接続部にOリング15を介在させる。これによって、冷却用柱12と冷却板10の間の気密性または水密性を確保し、冷却用柱12の外周面に直接冷媒を接触させる。
これらにより、冷却用柱12の外周面と冷媒11の間の熱抵抗が低減され、冷却性能を向上させることが可能となる。これら複数の冷却性能向上策は、単独または複数同時に実施することが可能であり、いずれも実施の形態1の性能を上回ることが可能となる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3による電子機器の構成を示す図である。実施の形態3による電子機器は、実施の形態1、2による電子機器の冷却用柱12に加えて、更に冷却用柱12の周囲にコネクタ外導体24を設けたことを特徴とする。
給電用分配結合基板50は、冷却板10における給電用分配結合基板51と反対側(冷却板10の裏面)に設けられる。コネクタ外導体24は、電気的接続コネクタ22の無線周波数(RF)用の信号線の周りを囲み、グランドに接続される。また、コネクタ外導体24は、モジュール20から冷却板10を貫通して、冷却板10の裏側に実装される給電用分配結合基板50に接続される。コネクタ外導体24は、放熱経路を増やすことで、モジュール20と冷却板10の限られた接触面積を有効に活用し、冷却特性を改善させる。なお、冷却用柱12の機能を付与する対象は、コネクタ外導体24だけでなく、制御信号用コネクタの空きピン、電源供給用コネクタのグランドピンなどの他の電気的接続部品であってもよい。
10 冷却板、11 冷媒、12 冷却用柱、13 穴、14 星形形状外形、15 Oリング、20 モジュール、21 発熱性電子部品、22 電気的接続コネクタ、23 プリント基板、24 コネクタ外導体、50 給電用分配結合基板、51 給電用分配結合基板。

Claims (4)

  1. 発熱性電子部品を収容するとともに、当該発熱性電子部品に熱的に接続された冷却用柱を有した複数のモジュールと、
    上記それぞれのモジュールの冷却用柱がそれぞれ嵌合する穴が複数形成された冷却板と、
    を備えた電子機器。
  2. 上記冷却用柱は、星形状であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 上記冷却用柱は、Oリングを介して上記冷却板の穴に嵌合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 上記モジュールと接続される電気的接続コネクタ及び上記冷却用柱の周囲に配置され、上記冷却板を貫通するコネクタ外導体を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111740232A (zh) * 2020-08-26 2020-10-02 成都瑞迪威科技有限公司 一种瓦片式相控阵天线的馈电结构及其加工方法
CN112271448A (zh) * 2020-09-25 2021-01-26 北京空间飞行器总体设计部 一种瓦片式分层架构的相控阵天线

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