JP2015170261A - サーバ装置、システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができる技術を提供する。【解決手段】コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成する生成手段と、前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記生成手段により生成された前記アドレス情報に置換する置換手段と、前記置換手段により置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集手段と、前記編集手段により編集された前記属性情報を出力する出力手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図8
Description
本発明は、サーバ装置、システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラや携帯電話及びスマートフォンで撮影した画像や動画、ノートパソコンやスマートフォンで作成した文章等、場所や時間等が異なった様々な状況でコンテンツが作成されている。また、コンテンツ作成者によって作成されたコンテンツはインターネット上のコンテンツ管理サーバで管理され、コンテンツ作成者以外の閲覧者に公開することが日常的に行われるようになっている。多くのコンテンツには、作成地点を示す位置情報(GPS情報等)、作成日時、作成者等、様々な属性情報が付加されてコンテンツ管理サーバで管理されている。そして、コンテンツ管理サーバは、位置情報や作成日時等の属性情報を基に行った検索で得られたコンテンツを、携帯電話やスマートフォン等に配信したり、地図上にコンテンツそのものやコンテンツを表すサムネイルを表示したりする機能等を提供している。
一方、コンテンツ管理サーバで、コンテンツが不特定多数の閲覧者に公開される際には、コンテンツに位置情報や作成日時等の属性情報が付加されていると、プライバシー上の不都合が生じることがある。例えば、コンテンツ作成者の自宅や勤務先、行動範囲等の詳細な情報が間接的に特定され、現在コンテンツ作成者がいる地点だとか、過去にいついたか等といった情報が作成者の意図に反して閲覧者に公開されてしまう。
一方、コンテンツ管理サーバで、コンテンツが不特定多数の閲覧者に公開される際には、コンテンツに位置情報や作成日時等の属性情報が付加されていると、プライバシー上の不都合が生じることがある。例えば、コンテンツ作成者の自宅や勤務先、行動範囲等の詳細な情報が間接的に特定され、現在コンテンツ作成者がいる地点だとか、過去にいついたか等といった情報が作成者の意図に反して閲覧者に公開されてしまう。
このような状況の中で、コンテンツを公開する際に、コンテンツ作成者のプライバシーを保護するための技術が開示されている。例えば、インターネット等のネットワーク経由で画像を転送するとき、画像に付加されている位置情報を自動的に削除するデジタルカメラが提案されている(特許文献1)。また、位置情報の精度を落として画像に関連付けることで、プライバシーを保護しつつ、位置情報を検索等に使用することを可能にするデジタルカメラが提案されている(特許文献2)。
特許文献1や特許文献2の技術を利用することで、コンテンツに付加されている属性情報を削除したり抽象化したりすることで、コンテンツの撮影地点や撮影日時等が特定されるのを防ぐことが可能となる。ただし、コンテンツ作成者に危害を加えることが可能な距離の閲覧者にだけ撮影地点や撮影日時が特定されるのを防ぎたいが、閲覧している場所の距離が作成者から遠い閲覧者等といった、危害を加える可能性が低い閲覧者には見せてもよい場合も存在する。そのような場合においては、コンテンツ提供者の提供者端末の現在位置とコンテンツ閲覧者の閲覧者端末の位置とに基づいてコンテンツに付加されている属性情報を隠すように編集するプライバシー保護装置が提案されている(特許文献3)。
特許文献3の技術を利用することで、コンテンツ作成者へ危害が加わる恐れがあるような場合に限って、コンテンツの撮影地点やコンテンツ作成者の行動を閲覧者が把握することを防ぐことが可能となる。
特許文献1や特許文献2の技術を利用することで、コンテンツに付加されている属性情報を削除したり抽象化したりすることで、コンテンツの撮影地点や撮影日時等が特定されるのを防ぐことが可能となる。ただし、コンテンツ作成者に危害を加えることが可能な距離の閲覧者にだけ撮影地点や撮影日時が特定されるのを防ぎたいが、閲覧している場所の距離が作成者から遠い閲覧者等といった、危害を加える可能性が低い閲覧者には見せてもよい場合も存在する。そのような場合においては、コンテンツ提供者の提供者端末の現在位置とコンテンツ閲覧者の閲覧者端末の位置とに基づいてコンテンツに付加されている属性情報を隠すように編集するプライバシー保護装置が提案されている(特許文献3)。
特許文献3の技術を利用することで、コンテンツ作成者へ危害が加わる恐れがあるような場合に限って、コンテンツの撮影地点やコンテンツ作成者の行動を閲覧者が把握することを防ぐことが可能となる。
特許文献1の技術のように属性情報を完全に削除することで、撮影地点や撮影日時等の情報を隠すことは可能である。しかしながら、検索で属性情報を利用したい場合や、地図上にコンテンツのサムネイルを表示したい場合等に属性情報が利用できなくなってしまうという問題がある。
また、特許文献2の技術のように属性情報の精度を落とすことで、ある程度の範囲で検索を行いたい場合や、だいたいの場所を地図上に表示するといった処理を行うことは可能となる。しかしながら、旅行先で一度だけ立ち寄った名所やレストランやホテル等、コンテンツ作成者が普段からよく行く場所ではなく、既にその場所にいない場合には正確な場所と時間とを公開してもプライバシー上問題ない場合がある。そのような場合、属性の精度が落ちてしまっているために正確な場所や時間を表示することが不可能になってしまうといった問題がある。また、自宅で作成したコンテンツ等の場合に、家族や親しい友人等といった親密な閲覧者へは正確な場所や時間を伝えたいが、親しくない知人にはある程度精度を落として伝えたく、関係のない閲覧者にはプライバシー情報は伝えたくないといった場合がある。そのような場合には、正確に伝えたい閲覧者には正確に伝えることができなくなってしまい、伝えたくない閲覧者にはある程度の精度で伝わってしまうといった問題がある。
また、特許文献2の技術のように属性情報の精度を落とすことで、ある程度の範囲で検索を行いたい場合や、だいたいの場所を地図上に表示するといった処理を行うことは可能となる。しかしながら、旅行先で一度だけ立ち寄った名所やレストランやホテル等、コンテンツ作成者が普段からよく行く場所ではなく、既にその場所にいない場合には正確な場所と時間とを公開してもプライバシー上問題ない場合がある。そのような場合、属性の精度が落ちてしまっているために正確な場所や時間を表示することが不可能になってしまうといった問題がある。また、自宅で作成したコンテンツ等の場合に、家族や親しい友人等といった親密な閲覧者へは正確な場所や時間を伝えたいが、親しくない知人にはある程度精度を落として伝えたく、関係のない閲覧者にはプライバシー情報は伝えたくないといった場合がある。そのような場合には、正確に伝えたい閲覧者には正確に伝えることができなくなってしまい、伝えたくない閲覧者にはある程度の精度で伝わってしまうといった問題がある。
また、特許文献3の技術では、コンテンツ作成者と閲覧者との距離や閲覧した時間に応じて動的に属性情報を編集することは可能である。しかしながら、閲覧者が一度コンテンツを入手した後、作成者や閲覧者の現在位置や時間が変化したとしてもコンテンツに付加された属性情報の精度を変化させることはできない。したがって、再度コンテンツを取得しなくてはいけないといった問題がある。更に、閲覧者が入手したコンテンツをなんらかの方法で流通させた場合においても、閲覧者が流通させたコンテンツを閲覧する新たな閲覧者には、最初にコンテンツを入手した閲覧者が知ることが可能な精度でのプライバシー情報が見られることになる。したがって、コンテンツ作成者が意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといった問題がある。またその逆で、より詳細なプライバシー情報が公開されてもいい閲覧者にコンテンツが流通されて渡ってきた場合には、その閲覧者は、最初にコンテンツを入手した閲覧者が知ることが可能な精度でのプライバシー情報しか見ることができないといった問題もある。
本発明は、コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができる技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明のサーバ装置は、コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成する生成手段と、前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記生成手段により生成された前記アドレス情報に置換する置換手段と、前記置換手段により置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集手段と、前記編集手段により編集された前記属性情報を出力する出力手段と、を有する。
本発明によれば、コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができる技術を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のシステムは、図1に示すように撮影装置101、閲覧装置102、サーバ装置(以下、サーバ)103、データベース104、アクセスポイント105、ネットワーク106を含む。なお、データベース104は、複数のデータを記憶するHDD等の記憶装置の一例である。
撮影装置101及び閲覧装置102は、無線通信機能を備え、アクセスポイント105と無線通信を行うことでアクセスポイント105が接続しているネットワーク106に接続されている機器と無線通信を行うことが可能となる。ネットワーク106には、サーバ103とデータベース104とアクセスポイント105とが接続されている。撮影装置101及び閲覧装置102は、サーバ103と通信可能である。また、サーバ103は、データベース104とネットワーク106を通して通信可能である。本実施形態では一般的な無線LAN環境を想定した構成を示すが、本実施形態で用いられる通信形態としては、無線LAN以外にも公衆携帯網、固定電話網、有線LAN等様々な通信形式が利用可能である。
<実施形態1>
図1は、本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のシステムは、図1に示すように撮影装置101、閲覧装置102、サーバ装置(以下、サーバ)103、データベース104、アクセスポイント105、ネットワーク106を含む。なお、データベース104は、複数のデータを記憶するHDD等の記憶装置の一例である。
撮影装置101及び閲覧装置102は、無線通信機能を備え、アクセスポイント105と無線通信を行うことでアクセスポイント105が接続しているネットワーク106に接続されている機器と無線通信を行うことが可能となる。ネットワーク106には、サーバ103とデータベース104とアクセスポイント105とが接続されている。撮影装置101及び閲覧装置102は、サーバ103と通信可能である。また、サーバ103は、データベース104とネットワーク106を通して通信可能である。本実施形態では一般的な無線LAN環境を想定した構成を示すが、本実施形態で用いられる通信形態としては、無線LAN以外にも公衆携帯網、固定電話網、有線LAN等様々な通信形式が利用可能である。
撮影装置101は、例えばカメラのような画像を撮影することができる装置であり、撮影装置101をシステム内で個別に識別可能な撮影装置識別情報を有している。なお、撮影装置101は、情報処理装置の一例である。本実施形態ではネットワーク上の全ての機器は互いに到達可能(通信可能)であることを想定しているので、撮影装置識別情報はネットワークアドレスで代用可能である。また、ネットワークアドレスを撮影装置識別情報に利用しない場合においても、撮影装置識別情報はネットワーク上で撮影装置を特定可能な情報であるので、ネットワークアドレスに変換可能である。以下の説明では、撮影装置識別情報をネットワークアドレスと同等な情報として扱う。また、撮影装置101とサーバ103とがファイアウォール等に隔てられてネットワーク的に非対称のネットワーク環境であったとしても、ポーリング等の技術を利用することで仮想的に到達可能なネットワークを構築することが可能である。撮影装置毎に装置の識別番号等の識別子を付加することでネットワークアドレスが直接利用できない場合でも、撮影装置の個別の認識は可能になる。したがって、上述したファイアウォール等がない装置同士が互いに到達可能なネットワークに所属する場合と同等として扱うことが可能である。
サーバ103は、撮影装置101と通信してデータを送受信する機能、データベース104への読み書きを行う機能を有する。データベース104は、撮影装置101から送信されてきた利用者の情報、撮影装置101の情報、画像データ、画像データのメタデータ(属性情報)等を保存する機能を有する。閲覧装置102は、サーバ103に対して種々のデータの閲覧を要求する機能を有する。また、撮影装置101、閲覧装置102、サーバ103、データベース104、アクセスポイント105の台数はそれぞれ1台としているが、各々複数台あってもよい。
本実施形態におけるシステムでは、撮影装置101は、撮影した画像にメタデータを付加してサーバ103に送信する。サーバ103は、前記画像に付加されているメタデータを抽出してデータベース104に格納する際に、格納先を特定するアドレス情報を生成する。更に、サーバ103は、前記画像に付加されているメタデータを、前記生成したアドレス情報に置換する。そして、サーバ103は、閲覧装置102から前記画像に付加されたアドレス情報に基づいて前記属性情報の取得要求を受けると、前記取得要求に応じて前記属性情報の精度を変更するように編集し、編集後の属性情報で応答する。
サーバ103は、撮影装置101と通信してデータを送受信する機能、データベース104への読み書きを行う機能を有する。データベース104は、撮影装置101から送信されてきた利用者の情報、撮影装置101の情報、画像データ、画像データのメタデータ(属性情報)等を保存する機能を有する。閲覧装置102は、サーバ103に対して種々のデータの閲覧を要求する機能を有する。また、撮影装置101、閲覧装置102、サーバ103、データベース104、アクセスポイント105の台数はそれぞれ1台としているが、各々複数台あってもよい。
本実施形態におけるシステムでは、撮影装置101は、撮影した画像にメタデータを付加してサーバ103に送信する。サーバ103は、前記画像に付加されているメタデータを抽出してデータベース104に格納する際に、格納先を特定するアドレス情報を生成する。更に、サーバ103は、前記画像に付加されているメタデータを、前記生成したアドレス情報に置換する。そして、サーバ103は、閲覧装置102から前記画像に付加されたアドレス情報に基づいて前記属性情報の取得要求を受けると、前記取得要求に応じて前記属性情報の精度を変更するように編集し、編集後の属性情報で応答する。
図2は、本実施形態における撮影装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。
撮影装置101は、制御部201、入力部202、出力部203、記憶部204、イメージセンサ205、通信制御部206、GPS207、及びLCD208を有する。
制御部201は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、撮影装置101全体を制御する。より具体的には、制御部201のCPUがROMや記憶部204等に格納されているプログラムを実行することにより、撮影装置101の機能を実現する。例えば、制御部201は、位置情報や時間情報等のメタデータを付加したコンテンツを生成する(コンテンツ生成処理)。
入力部202は、タッチパネルやボタンやダイアル等のインターフェースを含み、撮影装置101への指示や各種入力を制御する。
出力部203は、LCD208へ出力するためのインターフェースを含み、撮影装置101で撮影された写真画像や撮影装置の状態、処理結果等の出力を制御する。
記憶部204は、フラッシュメモリーへのアクセスを制御するインターフェースとフラッシュメモリーとで構成される。
イメージセンサ205は、レンズを通した光を撮像素子が受けて電気信号に変換し、更に電気信号を画像データに変換する。
通信制御部206は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通してサーバ103等の他の装置との通信を制御する。
GPS207は、衛星測位システムを用いて地球上での撮影装置101の現在位置を測定し撮影した画像データに現在位置を記録する。
LCD208は、出力部203から出力された情報を表示して利用者に提示する。
システムバス209は、上述の各ユニットを接続する。
本実施形態ではGPS207を用いて撮影位置の位置情報を記録しているが、撮影位置の検出方法はGPSを用いた方法に限るものではない。例えば、WiFiのアクセスポイントを利用するような他の位置情報サービスを利用することも可能である。
撮影装置101は、制御部201、入力部202、出力部203、記憶部204、イメージセンサ205、通信制御部206、GPS207、及びLCD208を有する。
制御部201は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、撮影装置101全体を制御する。より具体的には、制御部201のCPUがROMや記憶部204等に格納されているプログラムを実行することにより、撮影装置101の機能を実現する。例えば、制御部201は、位置情報や時間情報等のメタデータを付加したコンテンツを生成する(コンテンツ生成処理)。
入力部202は、タッチパネルやボタンやダイアル等のインターフェースを含み、撮影装置101への指示や各種入力を制御する。
出力部203は、LCD208へ出力するためのインターフェースを含み、撮影装置101で撮影された写真画像や撮影装置の状態、処理結果等の出力を制御する。
記憶部204は、フラッシュメモリーへのアクセスを制御するインターフェースとフラッシュメモリーとで構成される。
イメージセンサ205は、レンズを通した光を撮像素子が受けて電気信号に変換し、更に電気信号を画像データに変換する。
通信制御部206は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通してサーバ103等の他の装置との通信を制御する。
GPS207は、衛星測位システムを用いて地球上での撮影装置101の現在位置を測定し撮影した画像データに現在位置を記録する。
LCD208は、出力部203から出力された情報を表示して利用者に提示する。
システムバス209は、上述の各ユニットを接続する。
本実施形態ではGPS207を用いて撮影位置の位置情報を記録しているが、撮影位置の検出方法はGPSを用いた方法に限るものではない。例えば、WiFiのアクセスポイントを利用するような他の位置情報サービスを利用することも可能である。
図3は、本実施形態における閲覧装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
閲覧装置102は、制御部301、入力部302、出力部303、記憶部304、通信制御部305、GPS306、及びLCD307を有する。
制御部301は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、閲覧装置102全体を制御する。より具体的には、制御部301のCPUがROMや記憶部304等に格納されているプログラムを実行することにより、閲覧装置102の機能及び後述する閲覧装置102のフローチャートに関する処理を実現する。
入力部302は、タッチパネルやボタンやダイアル等のインターフェースを含み、閲覧装置102への指示や各種入力を制御する。
出力部303は、LCDへ出力するためのインターフェースを含み、閲覧装置102の状態や処理結果等の出力を制御する。
記憶部304は、フラッシュメモリーへのアクセスを制御するインターフェースとフラッシュメモリーとで構成される。
通信制御部305は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通してサーバ103等の他の装置との通信を制御する。
GPS306は、衛星測位システムを用いて地球上での閲覧装置102の現在位置を測定し閲覧装置102内の各種アプリケーションに情報を提供する。
LCD307は、出力部303から出力された情報を表示して利用者に提示する。
システムバス308は、上述の各ユニットを接続する。
本実施形態では図2の説明と同様にGPS306を用いて閲覧装置102の位置を測定しているが、閲覧装置102の位置の検出方法はGPSを用いた方法に限るものではない。例えば、WiFiのアクセスポイントを利用するような他の位置情報サービスを利用することも可能である。
閲覧装置102は、制御部301、入力部302、出力部303、記憶部304、通信制御部305、GPS306、及びLCD307を有する。
制御部301は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、閲覧装置102全体を制御する。より具体的には、制御部301のCPUがROMや記憶部304等に格納されているプログラムを実行することにより、閲覧装置102の機能及び後述する閲覧装置102のフローチャートに関する処理を実現する。
入力部302は、タッチパネルやボタンやダイアル等のインターフェースを含み、閲覧装置102への指示や各種入力を制御する。
出力部303は、LCDへ出力するためのインターフェースを含み、閲覧装置102の状態や処理結果等の出力を制御する。
記憶部304は、フラッシュメモリーへのアクセスを制御するインターフェースとフラッシュメモリーとで構成される。
通信制御部305は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通してサーバ103等の他の装置との通信を制御する。
GPS306は、衛星測位システムを用いて地球上での閲覧装置102の現在位置を測定し閲覧装置102内の各種アプリケーションに情報を提供する。
LCD307は、出力部303から出力された情報を表示して利用者に提示する。
システムバス308は、上述の各ユニットを接続する。
本実施形態では図2の説明と同様にGPS306を用いて閲覧装置102の位置を測定しているが、閲覧装置102の位置の検出方法はGPSを用いた方法に限るものではない。例えば、WiFiのアクセスポイントを利用するような他の位置情報サービスを利用することも可能である。
図4は、本実施形態におけるサーバ103のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ103は、制御部401、入力部402、出力部403、通信制御部404、及び記憶部405を有する。
制御部401は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、サーバ103全体を制御する。より具体的には、制御部401のCPUがROMや記憶部405等に格納されているプログラムを実行することにより、サーバ103の機能及び後述するサーバ103のフローチャートに関する処理を実現する。
入力部402は、キーボードやマウス等を接続するためのインターフェースを含み、サーバ103への指示や各種入力を制御する。
出力部403は、ディスプレイ等を接続するためのインターフェースを含み、サーバ103の状態や処理結果等の出力を制御する。
通信制御部404は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通して他の装置との通信を制御する。
記憶部405は、大容量記憶装置へのアクセスを制御するインターフェースを含む。
システムバス406は、上述の各ユニットを接続する。
サーバ103は、制御部401、入力部402、出力部403、通信制御部404、及び記憶部405を有する。
制御部401は、CPU、ROM、RAM、タイマ、及び周辺機器等を含み、サーバ103全体を制御する。より具体的には、制御部401のCPUがROMや記憶部405等に格納されているプログラムを実行することにより、サーバ103の機能及び後述するサーバ103のフローチャートに関する処理を実現する。
入力部402は、キーボードやマウス等を接続するためのインターフェースを含み、サーバ103への指示や各種入力を制御する。
出力部403は、ディスプレイ等を接続するためのインターフェースを含み、サーバ103の状態や処理結果等の出力を制御する。
通信制御部404は、ネットワークとの間で通信するためのインターフェースを含み、ネットワーク106を通して他の装置との通信を制御する。
記憶部405は、大容量記憶装置へのアクセスを制御するインターフェースを含む。
システムバス406は、上述の各ユニットを接続する。
次に、サーバ103の機能構成について、図5を用いて説明する。図5は、サーバ103の機能構成の一例を示す図である。
通信部501は、ネットワークで接続された撮影装置101や閲覧装置102から送られてきた要求やデータを受信し、受信した要求やデータを要求処理部502に渡す。また、通信部501は、要求処理部502に渡した要求に対する処理結果を撮影装置101や閲覧装置102に送信する。
要求処理部502は、通信部501から送られてきた要求やデータを受け取り、それぞれの要求を処理する各処理部に振り分ける。また、要求処理部502は、要求の処理を行った各処理部が処理した結果を受け取り通信部501に渡す。
登録処理部503は、要求処理部502に画像登録要求が渡された際に動作する。登録処理部503は、要求処理部502から渡されたデータに含まれる画像に記載されたメタデータにメタデータ識別子を付加して、データベース(記憶領域)104に保存する。また、登録処理部503は、画像に記載されたメタデータを加工し、メタデータの値と、後述するメタデータURL(アドレス情報)とを置き換え、メタデータURLに置換後の画像に画像識別子を付加してデータベース104に保存する。更に、登録処理部503は、画像に付加した画像識別子を処理結果として要求処理部502に渡す。
出力処理部504は、要求処理部502に画像取得要求が渡された際に動作する。出力処理部504は、要求処理部502から渡されたデータに含まれる画像識別子に関連付けられた画像をデータベース104から取得し、取得した画像を処理結果として要求処理部502に渡す。
メタデータ処理部505は、要求処理部502にメタデータ取得要求が渡された際に動作する。メタデータ処理部505は、要求処理部502から渡されたデータに含まれるメタデータ識別子に関連付けられたメタデータの値をデータベース104から取得する。その後、メタデータ処理部505は、処理結果として予め定められたルール(規則)に従いメタデータの値を変更して要求処理部502に渡す。
通信部501は、ネットワークで接続された撮影装置101や閲覧装置102から送られてきた要求やデータを受信し、受信した要求やデータを要求処理部502に渡す。また、通信部501は、要求処理部502に渡した要求に対する処理結果を撮影装置101や閲覧装置102に送信する。
要求処理部502は、通信部501から送られてきた要求やデータを受け取り、それぞれの要求を処理する各処理部に振り分ける。また、要求処理部502は、要求の処理を行った各処理部が処理した結果を受け取り通信部501に渡す。
登録処理部503は、要求処理部502に画像登録要求が渡された際に動作する。登録処理部503は、要求処理部502から渡されたデータに含まれる画像に記載されたメタデータにメタデータ識別子を付加して、データベース(記憶領域)104に保存する。また、登録処理部503は、画像に記載されたメタデータを加工し、メタデータの値と、後述するメタデータURL(アドレス情報)とを置き換え、メタデータURLに置換後の画像に画像識別子を付加してデータベース104に保存する。更に、登録処理部503は、画像に付加した画像識別子を処理結果として要求処理部502に渡す。
出力処理部504は、要求処理部502に画像取得要求が渡された際に動作する。出力処理部504は、要求処理部502から渡されたデータに含まれる画像識別子に関連付けられた画像をデータベース104から取得し、取得した画像を処理結果として要求処理部502に渡す。
メタデータ処理部505は、要求処理部502にメタデータ取得要求が渡された際に動作する。メタデータ処理部505は、要求処理部502から渡されたデータに含まれるメタデータ識別子に関連付けられたメタデータの値をデータベース104から取得する。その後、メタデータ処理部505は、処理結果として予め定められたルール(規則)に従いメタデータの値を変更して要求処理部502に渡す。
図6は、通信部501が撮影装置101から受信する画像の登録要求に含まれる画像データのデータ構造の一例を示す図である。
画像データは、メタデータ領域601、縮小画像データ領域602、本体画像データ領域603から構成される。メタデータ領域601は、画像のメタデータが記憶される領域であり、撮影場所を示す位置情報や撮影時間等のメタデータが記憶されている。縮小画像データ領域602は、一覧表示の際に表示される縮小画像データを記憶する領域である。本体画像データ領域603は、画像データ本体を記憶する領域である。
図7は、データベース104に記憶されている情報の一例を示す図である。
データベース104には、画像を一意に識別する画像識別子701に、画像データ702、メタデータ703が関連付けて記憶される。画像データ702は、サーバ103が撮影装置101から受信した画像データそのものである。メタデータ703は、画像のメタデータ領域601に含まれているメタデータである。また、メタデータを一意に識別するメタデータ識別子704に、メタデータ名705、メタデータ値706が関連付けて記憶される。
画像データは、メタデータ領域601、縮小画像データ領域602、本体画像データ領域603から構成される。メタデータ領域601は、画像のメタデータが記憶される領域であり、撮影場所を示す位置情報や撮影時間等のメタデータが記憶されている。縮小画像データ領域602は、一覧表示の際に表示される縮小画像データを記憶する領域である。本体画像データ領域603は、画像データ本体を記憶する領域である。
図7は、データベース104に記憶されている情報の一例を示す図である。
データベース104には、画像を一意に識別する画像識別子701に、画像データ702、メタデータ703が関連付けて記憶される。画像データ702は、サーバ103が撮影装置101から受信した画像データそのものである。メタデータ703は、画像のメタデータ領域601に含まれているメタデータである。また、メタデータを一意に識別するメタデータ識別子704に、メタデータ名705、メタデータ値706が関連付けて記憶される。
次に、サーバ103が行う登録処理について説明する。図8は、サーバ103が行う登録処理の一例を示すフローチャートである。
S801において、通信部501は、撮影装置101からネットワーク106を介して、画像データを含む登録要求を受信する。登録要求のメッセージは、通信プロトコルに従った構文によって構成される。通信プロトコルは、例えば、HTTP(Hypertxt Transfer Protocol)である。通信部501は、撮影装置101から受信した要求を要求処理部502に通知する。
S802において、要求処理部502は、通信部501から送られてきた要求が登録要求であることを判別し、送られてきた登録要求を登録処理部503に通知する。要求処理部502が登録要求を判別する方法としては、一例をあげれば、登録要求を示すURLに要求を送信する方法がある。その際のURLとしては、http://example.com/add等がある。ただし、登録要求を判別する方法は、URLで要求を示す方法のみに限定されるわけではなく、他にも要求メッセージのヘッダ部分やボディ部分に登録要求を示す情報を記述することで要求処理部502に要求が登録要求だと知らせる方法等、様々な方法ある。
S803において、登録処理部503は、要求処理部502から送られてきた登録要求に含まれる画像からメタデータを抽出する。メタデータは、図6で示した画像データ中のメタデータ領域601に記憶されており、位置情報や撮影時間等の名前と、名前に対応する値とで構成される。
S801において、通信部501は、撮影装置101からネットワーク106を介して、画像データを含む登録要求を受信する。登録要求のメッセージは、通信プロトコルに従った構文によって構成される。通信プロトコルは、例えば、HTTP(Hypertxt Transfer Protocol)である。通信部501は、撮影装置101から受信した要求を要求処理部502に通知する。
S802において、要求処理部502は、通信部501から送られてきた要求が登録要求であることを判別し、送られてきた登録要求を登録処理部503に通知する。要求処理部502が登録要求を判別する方法としては、一例をあげれば、登録要求を示すURLに要求を送信する方法がある。その際のURLとしては、http://example.com/add等がある。ただし、登録要求を判別する方法は、URLで要求を示す方法のみに限定されるわけではなく、他にも要求メッセージのヘッダ部分やボディ部分に登録要求を示す情報を記述することで要求処理部502に要求が登録要求だと知らせる方法等、様々な方法ある。
S803において、登録処理部503は、要求処理部502から送られてきた登録要求に含まれる画像からメタデータを抽出する。メタデータは、図6で示した画像データ中のメタデータ領域601に記憶されており、位置情報や撮影時間等の名前と、名前に対応する値とで構成される。
S804において、登録処理部503は、S803において抽出したメタデータをデータベース104に保存する。この際、登録処理部503は、抽出したメタデータにメタデータ識別子を付加し、図7に示すようにメタデータ識別子704、メタデータ名705、メタデータ値706を関連づけてメタデータ703として保存する。また、登録処理部503は、前記抽出したメタデータが記憶されていた画像に画像識別子701を付加し、画像識別子701とメタデータ703とを関連付けて保存する。ここで、登録処理部503は、画像識別子701やメタデータ識別子704の一例として文字列を生成して画像やメタデータに付加したが、これに限る必要はない。例えば、登録処理部503は、データベース104にデータを保存する毎に連番を振ることで識別子を生成して付加するようにしてもよい。
S805において、登録処理部503は、メタデータを抽出した画像における予め決められたメタデータ名のメタデータ値を閲覧装置102がサーバ103に問い合わせる際に利用するメタデータURLを生成する(アドレス生成処理)。図9は、登録処理部503が生成するメタデータURLの一例を示す図である。図9に示したように、登録処理部503は、901のURLのホスト部分にサーバのホスト名、902の部分に画像識別子701、903の部分にメタデータ識別子704を記述してURLを生成する。ただし、生成されるURLは必ずしも画像識別子701とメタデータ識別子704とを使って構成されていなくてもよく、サーバ103が、閲覧装置102から問い合わせを受けた際にメタデータを一意に特定することができるURLであればどのような構成であってもよい。本実施形態では予め決められたメタデータ名が位置情報の場合を例に説明する。
S805において、登録処理部503は、メタデータを抽出した画像における予め決められたメタデータ名のメタデータ値を閲覧装置102がサーバ103に問い合わせる際に利用するメタデータURLを生成する(アドレス生成処理)。図9は、登録処理部503が生成するメタデータURLの一例を示す図である。図9に示したように、登録処理部503は、901のURLのホスト部分にサーバのホスト名、902の部分に画像識別子701、903の部分にメタデータ識別子704を記述してURLを生成する。ただし、生成されるURLは必ずしも画像識別子701とメタデータ識別子704とを使って構成されていなくてもよく、サーバ103が、閲覧装置102から問い合わせを受けた際にメタデータを一意に特定することができるURLであればどのような構成であってもよい。本実施形態では予め決められたメタデータ名が位置情報の場合を例に説明する。
S806において、登録処理部503は、S805で生成したURLから特定される画像のメタデータの値を、前記生成したメタデータURLで置換する(置換処理)。図10は、図6に示した画像データのメタデータ領域601における位置情報のメタデータ値がメタデータURLで置換された画像データの一例を示す図である。図10に示す画像データでは、図6の画像データに付加されて記憶されていた位置情報に関するメタデータ値が削除され、代わりに位置情報のメタデータ値を特定するメタデータURLが付加されて記憶されている。
S807において、登録処理部503は、S806でメタデータ値をメタデータURLに置換した画像をデータベース104に保存する。この際、登録処理部503は、既にS804で保存してある画像の画像識別子を関連付けて保存する。
以上の処理により、サーバ103は、画像に付加されているメタデータ値を、前記メタデータ値の格納先を特定するメタデータURLに置換することができる。これにより、サーバ103は、閲覧装置102からメタデータURLに基づくメタデータ値の閲覧要求を受け付けることができるようになる。
S807において、登録処理部503は、S806でメタデータ値をメタデータURLに置換した画像をデータベース104に保存する。この際、登録処理部503は、既にS804で保存してある画像の画像識別子を関連付けて保存する。
以上の処理により、サーバ103は、画像に付加されているメタデータ値を、前記メタデータ値の格納先を特定するメタデータURLに置換することができる。これにより、サーバ103は、閲覧装置102からメタデータURLに基づくメタデータ値の閲覧要求を受け付けることができるようになる。
次に、サーバ103が行う出力処理について、図11、12、13を用いて説明する。
図11は、サーバ103による画像識別子リストの出力処理の一例を示すフローチャートである。
S1101において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取った画像識別子リストの取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1102において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしてはURLに画像識別子リストの取得を示す文字列を含めたものが挙げられる。一例としては、http://example.com/image等が挙げられる。
S1103において、出力処理部504は、画像識別子リストの取得要求を受け取りデータベース104に保存されている画像識別子のリストを取得する。
S1104において、出力処理部504は、データベース104から取得した画像識別子リストを処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果として画像識別子リストを通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、画像識別子リストの取得要求の結果として画像識別子リストを送信する。
図11は、サーバ103による画像識別子リストの出力処理の一例を示すフローチャートである。
S1101において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取った画像識別子リストの取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1102において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしてはURLに画像識別子リストの取得を示す文字列を含めたものが挙げられる。一例としては、http://example.com/image等が挙げられる。
S1103において、出力処理部504は、画像識別子リストの取得要求を受け取りデータベース104に保存されている画像識別子のリストを取得する。
S1104において、出力処理部504は、データベース104から取得した画像識別子リストを処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果として画像識別子リストを通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、画像識別子リストの取得要求の結果として画像識別子リストを送信する。
図12は、サーバ103による画像の出力処理の一例を示すフローチャートである。
S1201において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取った画像の識別子を含む画像の取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1202において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしてはURLに閲覧装置102が取得する画像識別子を含めたものが挙げられる。一例としては、画像識別子が001だとすると、http://example.com/image/001等が挙げられる。ただし、取得処理を行うためのURLは必ずしも画像識別子を含んでいる必要はなく、サーバ103が管理している画像を一意に特定可能であれば他の形態であってもよい。
S1203において、取得要求を受け取った出力処理部504は、取得要求に含まれる前記URLから画像識別子を抽出し、データベース104から前記画像識別子に関連付けられた画像を取得する。
S1204において、出力処理部504は、データベース104から取得した画像を処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果として画像を通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、画像の取得要求の結果として画像を送信する。
以上の処理により、サーバ103は、メタデータURLが付加された画像を閲覧装置に送信することができる。これにより、閲覧装置102は、画像から抽出したメタデータURLに基づいてメタデータの取得要求をサーバ103に送信することができる。
S1201において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取った画像の識別子を含む画像の取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1202において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしてはURLに閲覧装置102が取得する画像識別子を含めたものが挙げられる。一例としては、画像識別子が001だとすると、http://example.com/image/001等が挙げられる。ただし、取得処理を行うためのURLは必ずしも画像識別子を含んでいる必要はなく、サーバ103が管理している画像を一意に特定可能であれば他の形態であってもよい。
S1203において、取得要求を受け取った出力処理部504は、取得要求に含まれる前記URLから画像識別子を抽出し、データベース104から前記画像識別子に関連付けられた画像を取得する。
S1204において、出力処理部504は、データベース104から取得した画像を処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果として画像を通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、画像の取得要求の結果として画像を送信する。
以上の処理により、サーバ103は、メタデータURLが付加された画像を閲覧装置に送信することができる。これにより、閲覧装置102は、画像から抽出したメタデータURLに基づいてメタデータの取得要求をサーバ103に送信することができる。
図13は、サーバ103によるメタデータ値の出力処理の一例を示すフローチャートである。
S1301において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取ったメタデータ値の取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1302において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしては、メタデータURLが挙げられる。ただし、URLからメタデータURLが取得可能であれば、URLとメタデータURLとは必ずしも同一である必要はない。
S1303において、出力処理部504は、メタデータ値の取得要求を受け取り、取得要求に含まれるメタデータURLからメタデータ識別子を抽出し、抽出したメタデータ識別子をメタデータ処理部505に通知する。
S1304において、メタデータ処理部505は、通知されたメタデータ識別子に関連付けられたメタデータ値に対して図14を用いて後述するメタデータ処理(編集処理)を行い、処理後のメタデータ値を処理結果として出力処理部504に通知する。
S1305において、出力処理部504は、S1304で通知されたメタデータ値を処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果としてメタデータ値を通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、メタデータ値の取得要求の結果としてメタデータ値を送信する。
以上の処理により、サーバ103は、閲覧装置102からのメタデータURLに基づくメタデータ値の取得要求に対して、前記メタデータURLにより特定されるメタデータ値を編集したメタデータ値を閲覧装置102に返すことができる。
S1301において、通信部501は、閲覧装置102からネットワーク106を介して受け取ったメタデータ値の取得要求のメッセージを、要求処理部502に通知する。
S1302において、通知を受け取った要求処理部502は、S802の処理と同様に要求が取得要求であることを判別し、送られてきた取得要求を出力処理部504に通知する。要求処理部502が取得要求を判別する方法は、S802と同様だが、その際のURLとしては、メタデータURLが挙げられる。ただし、URLからメタデータURLが取得可能であれば、URLとメタデータURLとは必ずしも同一である必要はない。
S1303において、出力処理部504は、メタデータ値の取得要求を受け取り、取得要求に含まれるメタデータURLからメタデータ識別子を抽出し、抽出したメタデータ識別子をメタデータ処理部505に通知する。
S1304において、メタデータ処理部505は、通知されたメタデータ識別子に関連付けられたメタデータ値に対して図14を用いて後述するメタデータ処理(編集処理)を行い、処理後のメタデータ値を処理結果として出力処理部504に通知する。
S1305において、出力処理部504は、S1304で通知されたメタデータ値を処理結果として要求処理部502に通知する。更に、通知を受けた要求処理部502は、通信部501に処理結果としてメタデータ値を通知する。通知を受けた通信部501は、閲覧装置102に対して、メタデータ値の取得要求の結果としてメタデータ値を送信する。
以上の処理により、サーバ103は、閲覧装置102からのメタデータURLに基づくメタデータ値の取得要求に対して、前記メタデータURLにより特定されるメタデータ値を編集したメタデータ値を閲覧装置102に返すことができる。
次に、メタデータ処理部505が行う図13のS1304におけるメタデータ処理について、同処理の一例を示す図14のフローチャートを用いて説明する。
S1401において、メタデータ処理部505は、図13のS1303で通知されたメタデータ識別子を受け取る。
S1402において、メタデータ処理部505は、通知されたメタデータ識別子に関連付けられたメタデータをデータベース104から取得する。
S1403において、メタデータ処理部505は、前記メタデータと関連する画像に関連付いた前記メタデータ以外のメタデータである関連メタデータを取得する。
S1404において、メタデータ処理部505は、関連メタデータのメタデータ値に対して図15を用いて後述するメタデータ編集処理を行い、メタデータ値を編集する。
S1405において、メタデータ処理部505は、S1404で編集した編集後のメタデータ値をメタデータ処理の処理結果として出力処理部504に通知する。
S1401において、メタデータ処理部505は、図13のS1303で通知されたメタデータ識別子を受け取る。
S1402において、メタデータ処理部505は、通知されたメタデータ識別子に関連付けられたメタデータをデータベース104から取得する。
S1403において、メタデータ処理部505は、前記メタデータと関連する画像に関連付いた前記メタデータ以外のメタデータである関連メタデータを取得する。
S1404において、メタデータ処理部505は、関連メタデータのメタデータ値に対して図15を用いて後述するメタデータ編集処理を行い、メタデータ値を編集する。
S1405において、メタデータ処理部505は、S1404で編集した編集後のメタデータ値をメタデータ処理の処理結果として出力処理部504に通知する。
次に、メタデータ処理部505が行う図14のS1404におけるメタデータ編集処理について、同処理の一例を示す図15のフローチャートを用いて説明する。
S1501において、メタデータ処理部505は、図14のS1403で取得した関連メタデータの中から画像の撮影時刻を取得する。
S1502において、メタデータ処理部505は、現在時刻を取得し、前記撮影時刻との時間間隔を算出する。なお、サーバ103はタイマで時刻を管理しているものとし、メタデータ処理部505は、サーバ103で管理されている時刻に基づいて前記現在時刻を取得する。
S1503において、メタデータ処理部505は、時間間隔が予め設定された閾値を超えていた場合、位置情報のメタデータ値を編集せずに図15の処理を終了し、閾値以下であった場合、S1504に進む。
S1504において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を編集して、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、現在時刻と撮影時刻との時間間隔に応じて位置情報の精度を制御することができる。
次に、メタデータ処理部505による位置情報の精度の変更処理について説明する。
位置情報は、撮影装置101の地球上での位置をGPS207で測位した情報であり、撮影画像にメタデータとして付加される。位置情報は、一般的に緯度と経度とで構成され、緯度及び経度の小数点以下の最終桁(下一桁)の数値から順に削除することで精度を下げることが可能である。一例として、元のデータである位置情報Aが緯度67.6483、経度15.9252であり、S1503で時間間隔が閾値以下であった場合、メタデータ処理部505は、位置情報の精度を編集した緯度67.648、経度15.925を位置情報Bとする。位置情報Bは、位置情報Aよりも位置情報としての精度が低いため、撮影者が画像を撮影した際の正確な位置が特定されない。したがって、S1503で時間間隔が閾値以下の場合、即ち、撮影日時が閲覧時の現在日時に近い場合、サーバ103は、閲覧装置102に位置情報Bを送信することで撮影装置101の現在の場所を示す位置情報の正確さを減ずることができる。また、S1503で時間間隔が閾値を超えている場合、即ち、撮影日時が閲覧時の現在日時から遠い場合、サーバ103は、閲覧装置102に位置情報Aを送信することで撮影装置101がかつてあった場所の位置情報を位置情報Bよりも正確に表すことができる。
S1501において、メタデータ処理部505は、図14のS1403で取得した関連メタデータの中から画像の撮影時刻を取得する。
S1502において、メタデータ処理部505は、現在時刻を取得し、前記撮影時刻との時間間隔を算出する。なお、サーバ103はタイマで時刻を管理しているものとし、メタデータ処理部505は、サーバ103で管理されている時刻に基づいて前記現在時刻を取得する。
S1503において、メタデータ処理部505は、時間間隔が予め設定された閾値を超えていた場合、位置情報のメタデータ値を編集せずに図15の処理を終了し、閾値以下であった場合、S1504に進む。
S1504において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を編集して、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、現在時刻と撮影時刻との時間間隔に応じて位置情報の精度を制御することができる。
次に、メタデータ処理部505による位置情報の精度の変更処理について説明する。
位置情報は、撮影装置101の地球上での位置をGPS207で測位した情報であり、撮影画像にメタデータとして付加される。位置情報は、一般的に緯度と経度とで構成され、緯度及び経度の小数点以下の最終桁(下一桁)の数値から順に削除することで精度を下げることが可能である。一例として、元のデータである位置情報Aが緯度67.6483、経度15.9252であり、S1503で時間間隔が閾値以下であった場合、メタデータ処理部505は、位置情報の精度を編集した緯度67.648、経度15.925を位置情報Bとする。位置情報Bは、位置情報Aよりも位置情報としての精度が低いため、撮影者が画像を撮影した際の正確な位置が特定されない。したがって、S1503で時間間隔が閾値以下の場合、即ち、撮影日時が閲覧時の現在日時に近い場合、サーバ103は、閲覧装置102に位置情報Bを送信することで撮影装置101の現在の場所を示す位置情報の正確さを減ずることができる。また、S1503で時間間隔が閾値を超えている場合、即ち、撮影日時が閲覧時の現在日時から遠い場合、サーバ103は、閲覧装置102に位置情報Aを送信することで撮影装置101がかつてあった場所の位置情報を位置情報Bよりも正確に表すことができる。
また、位置情報は、緯度・経度に基づいて地図上の任意の地点をメッシュ状に区切った矩形領域で表現することも可能である。位置情報を矩形領域で表現する場合、サーバ103は、メタデータの精度を矩形領域の大きさを変化させることで制御可能である。矩形領域の形成には、ジオハッシュ(http://geohash.org/site/tips.html)や地域メッシュ(http://www.stat.go.jp/data/mesh/pdf/gaiyo1.pdf)等、任意の方法が適用可能である。例えば、ジオハッシュは、地図上の矩形領域を数文字程度の英数字文字列によって表記し、文字数が多くなると矩形領域のサイズが縮小し、文字数が少なくなると矩形領域のサイズが拡大する。即ち、文字数を増減させることで、位置情報の精度を制御可能である。メタデータに緯度と経度とを記載する代わりにこのような矩形領域で表現した位置情報を記載することも可能である。この場合、上述のS1503における時間間隔が閾値以下であれば、メタデータ処理部505は、上述のジオハッシュの文字数を少なくすることで矩形領域のサイズを大きくし、位置情報の精度を下げ、撮影位置の正確さを減ずることができる。なお、本実施形態では位置情報の測位にGPSを利用した場合を例に説明したが、位置情報を測位するための位置情報サービスはGPSを利用したもの以外にも、WiFiを利用したもの等もある。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、時間間隔が予め定められた閾値以下に収まるかどうかで位置情報の精度を変更するかどうかを判定した。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、時間間隔の値により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、時間間隔が1分であれば位置情報の精度を4段階下げ、時間間隔が1時間であれば精度を3段階下げ、時間間隔が1日であれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、時間間隔が予め定められた閾値以下に収まるかどうかで位置情報の精度を変更するかどうかを判定した。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、時間間隔の値により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、時間間隔が1分であれば位置情報の精度を4段階下げ、時間間隔が1時間であれば精度を3段階下げ、時間間隔が1日であれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
次に、閲覧装置102が行う画像閲覧処理について、同処理の一例を示す図16のフローチャートを用いて説明する。
S1601において、制御部301は、サーバ103に対して画像識別子リストの取得要求を送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求が画像識別子リストを対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図11のS1102において例示した方法が挙げられる。
S1602において、制御部301は、図11のS1104の結果として、要求した画像識別子リストをサーバ103から受信する。
S1603において、制御部301は、S1602において受信した画像識別子リストの中から任意の画像識別子を選択する。
S1604において、制御部301は、S1603で選択した画像識別子を含む画像の取得要求をサーバ103に対して送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求が画像識別子で指定した画像を対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図12のS1202において例示した方法が挙げられる。
S1605において、制御部301は、図12のS1204の結果として、要求した画像識別子に関連付けられた画像データをサーバ103から受信する。
S1601において、制御部301は、サーバ103に対して画像識別子リストの取得要求を送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求が画像識別子リストを対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図11のS1102において例示した方法が挙げられる。
S1602において、制御部301は、図11のS1104の結果として、要求した画像識別子リストをサーバ103から受信する。
S1603において、制御部301は、S1602において受信した画像識別子リストの中から任意の画像識別子を選択する。
S1604において、制御部301は、S1603で選択した画像識別子を含む画像の取得要求をサーバ103に対して送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求が画像識別子で指定した画像を対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図12のS1202において例示した方法が挙げられる。
S1605において、制御部301は、図12のS1204の結果として、要求した画像識別子に関連付けられた画像データをサーバ103から受信する。
S1606において、制御部301は、S1605で受信した画像データから、縮小画像データ領域602に格納された画像データ、又は本体画像データ領域603に格納された画像データを閲覧装置102に設置されたLCD307に表示する。
S1607において、制御部301は、S1605で受信した画像データのメタデータ領域601からメタデータを抽出する。
S1608において、制御部301は、S1607で抽出したメタデータを順次確認し、メタデータ値にメタデータURLが記載されていた場合にはS1609に進み、メタデータ値がメタデータURLでない場合にはS1611に進む。
S1609において、制御部301は、サーバ103に対して、前記メタデータURLに基づいてメタデータ値の取得要求を送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求がメタデータ値を対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図13のS1302において例示した方法が挙げられる。
S1610において、制御部301は、図13のS1305の結果として、要求したメタデータ値をサーバ103から受信する。
S1611において、制御部301は、S1610で受信したメタデータ値を、S1606で表示した画像データのメタデータだとわかる形で、閲覧装置102に設置されたLCD307に表示し、図16の処理を終了する。
以上の処理により、閲覧装置102は、画像データにメタデータURLが付加されていた場合には、前記メタデータURLに基づいて前記画像データにおけるメタデータ値の取得をサーバ103に要求することができる。
S1607において、制御部301は、S1605で受信した画像データのメタデータ領域601からメタデータを抽出する。
S1608において、制御部301は、S1607で抽出したメタデータを順次確認し、メタデータ値にメタデータURLが記載されていた場合にはS1609に進み、メタデータ値がメタデータURLでない場合にはS1611に進む。
S1609において、制御部301は、サーバ103に対して、前記メタデータURLに基づいてメタデータ値の取得要求を送信する。制御部301は、取得要求を送信する際に、取得要求がメタデータ値を対象としているものだとサーバ103がわかる形で送信する。一例としては、上述した図13のS1302において例示した方法が挙げられる。
S1610において、制御部301は、図13のS1305の結果として、要求したメタデータ値をサーバ103から受信する。
S1611において、制御部301は、S1610で受信したメタデータ値を、S1606で表示した画像データのメタデータだとわかる形で、閲覧装置102に設置されたLCD307に表示し、図16の処理を終了する。
以上の処理により、閲覧装置102は、画像データにメタデータURLが付加されていた場合には、前記メタデータURLに基づいて前記画像データにおけるメタデータ値の取得をサーバ103に要求することができる。
以上、本実施形態によれば、サーバ103は、コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができるようになる。これにより、サーバ103は、属性情報の閲覧要求に対して、状況に応じて精度を変更した属性情報で応答することができる。
なお、本実施形態では、撮影装置と閲覧装置とが別の装置であるものとして説明しているが、撮影装置と閲覧装置とは物理的には同一の装置であってもよい。また、本実施形態では、閲覧装置102とサーバ103とがHTTPで通信を行う場合を例に説明したが、FTPやPTP等の他のプロトコルが用いられてもよい。また、本実施形態では、サーバ103が編集するメタデータ値に関しては、プライバシー情報として位置情報を用いて説明したが、位置情報に限定されるものではなく、撮影時間や撮影者等の他のメタデータであってもよい。
なお、本実施形態では、撮影装置と閲覧装置とが別の装置であるものとして説明しているが、撮影装置と閲覧装置とは物理的には同一の装置であってもよい。また、本実施形態では、閲覧装置102とサーバ103とがHTTPで通信を行う場合を例に説明したが、FTPやPTP等の他のプロトコルが用いられてもよい。また、本実施形態では、サーバ103が編集するメタデータ値に関しては、プライバシー情報として位置情報を用いて説明したが、位置情報に限定されるものではなく、撮影時間や撮影者等の他のメタデータであってもよい。
<実施形態2>
本実施形態では、サーバ103が図15のフローチャートに従った処理を行う代わりに、図17のフローチャートに従った処理を実行する点が実施形態1と異なる。以下では、実施形態1と異なる点についてのみ説明し、実施形態1と同様の点については説明を省略する。なお、本実施形態におけるシステム構成、ハードウェア構成、機能構成については、実施形態1と同様である。
本実施形態では、サーバ103が、コンテンツ作成者の閲覧時の状態情報を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させる。
メタデータ処理部505が行う図14のS1404におけるメタデータ編集処理について、同処理の一例であるフローチャートを示す図17を用いて説明する。
S1701において、メタデータ処理部505は、データベース104に保存された撮影装置101の位置情報である装置位置情報を取得する。ここで撮影装置101はコンテンツ作成者に所持されているので、撮影装置101の位置とコンテンツ作成者の位置とは同等である。サーバ103によるデータベース104への撮影装置101の位置情報の保存方法については後述する。
本実施形態では、サーバ103が図15のフローチャートに従った処理を行う代わりに、図17のフローチャートに従った処理を実行する点が実施形態1と異なる。以下では、実施形態1と異なる点についてのみ説明し、実施形態1と同様の点については説明を省略する。なお、本実施形態におけるシステム構成、ハードウェア構成、機能構成については、実施形態1と同様である。
本実施形態では、サーバ103が、コンテンツ作成者の閲覧時の状態情報を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させる。
メタデータ処理部505が行う図14のS1404におけるメタデータ編集処理について、同処理の一例であるフローチャートを示す図17を用いて説明する。
S1701において、メタデータ処理部505は、データベース104に保存された撮影装置101の位置情報である装置位置情報を取得する。ここで撮影装置101はコンテンツ作成者に所持されているので、撮影装置101の位置とコンテンツ作成者の位置とは同等である。サーバ103によるデータベース104への撮影装置101の位置情報の保存方法については後述する。
S1702において、メタデータ処理部505は、メタデータの位置情報が示す位置と装置位置情報が示す位置との距離を算出する。地球上の二点間の距離の算出方法には、Hubenyの式やVincentyの式等、従来から広く用いられている公知の技術を用いる。
S1703において、メタデータ処理部505は、S1702で算出した距離が予め設定された閾値を超えていた場合、位置情報のメタデータ値を編集せずに図17の処理を終了し、閾値以下であった場合、S1704に進む。
S1704において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を編集して、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、メタデータの位置情報が示す位置と撮影装置101の装置位置情報が示す位置との距離に応じて、メタデータの位置情報の精度を制御することができる。
S1703において、メタデータ処理部505は、S1702で算出した距離が予め設定された閾値を超えていた場合、位置情報のメタデータ値を編集せずに図17の処理を終了し、閾値以下であった場合、S1704に進む。
S1704において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を編集して、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、メタデータの位置情報が示す位置と撮影装置101の装置位置情報が示す位置との距離に応じて、メタデータの位置情報の精度を制御することができる。
次に、上述の装置位置情報のデータベース104への保存方法について説明する。登録処理部503は、図8のS803で抽出されたメタデータをS804で保存する際に、メタデータの保存とは別に、装置位置情報としてメタデータ中の位置情報をデータベース104に保存する。サーバ103は、S801で登録要求を受信してコンテンツを登録する度に装置位置情報を保存し、S804で最新の装置位置情報に値を更新する。これにより、撮影装置101がコンテンツ作成を行い、サーバ103に登録要求を行うと撮影装置101の最新の位置情報がサーバ103に通知され、装置位置情報として登録されるということになる。なお、本実施形態では装置位置情報の保存方法として、上述のコンテンツの位置情報から装置位置情報を更新する方法を用いているが、これ以外の方法であってもよい。例えば、撮影装置101が定期的にサーバ103に位置情報を送信して装置位置情報を更新する方法や、サーバ103から必要な都度、撮影装置識別情報を利用し、撮影装置101に位置情報を問い合わせる方法等であってもよい。装置位置情報の保存方法は、本実施形態で示した例に限定されるものではない。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、S1702で算出した距離が予め決められた閾値以下に収まるかどうかで位置情報の精度を変更するかどうかを判定している。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、前記距離の値により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、距離が100メートルであれば位置情報の精度を4段階下げ、距離が1キロメートルであれば精度を3段階下げ、距離が10キロメートルであれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
以上、本実施形態によれば、サーバ103は、コンテンツ作成者の閲覧時の状態情報(撮影装置位置情報)を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させることができる。なお、本実施形態では、サーバ103が編集するメタデータ値に関しては、プライバシー情報として位置情報を用いて説明したが、位置情報に限定されるものではなく、撮影時間や撮影者等の他のメタデータであってもよい。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、S1702で算出した距離が予め決められた閾値以下に収まるかどうかで位置情報の精度を変更するかどうかを判定している。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、前記距離の値により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、距離が100メートルであれば位置情報の精度を4段階下げ、距離が1キロメートルであれば精度を3段階下げ、距離が10キロメートルであれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
以上、本実施形態によれば、サーバ103は、コンテンツ作成者の閲覧時の状態情報(撮影装置位置情報)を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させることができる。なお、本実施形態では、サーバ103が編集するメタデータ値に関しては、プライバシー情報として位置情報を用いて説明したが、位置情報に限定されるものではなく、撮影時間や撮影者等の他のメタデータであってもよい。
<実施形態3>
本実施形態では、サーバ103が図15のフローチャートに従った処理を行う代わりに、図19のフローチャートに従った処理を実行する点が実施形態1と異なる。以下では、実施形態1と異なる点についてのみ説明し、実施形態1と同様の点については説明を省略する。なお、本実施形態におけるシステム構成、ハードウェア構成、機能構成については、実施形態1と同様である。
本実施形態では、サーバ103が、コンテンツ作成者と閲覧者との関係を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させる。
サーバ103は、図8のS801で示した登録要求の受信の際に、コンテンツ作成者の登録要求メッセージからコンテンツ作成者の認証情報を取得する。図18は、コンテンツ作成者の認証情報を付加したコンテンツの登録要求に関するURLの一例を示す図であり、登録要求用URL1801と、認証情報1802とで構成される。認証情報1802は、本実施形態のシステムにユーザ識別子とパスワード等とでログインする際にシステムから払いだされる認証トークンであり、付加された文字列が認証トークンであることを表すtoken=と、認証トークンとで構成される。サーバ103は、認証トークンの文字列を取得することにより、コンテンツ作成者や閲覧者のユーザ識別子を取得可能となり、コンテンツ作成者や閲覧者を一意に識別することが可能となる。また、サーバ103は、S804でメタデータを保存する際に、ユーザ識別子と関連付けて保存を行う。
本実施形態では、サーバ103が図15のフローチャートに従った処理を行う代わりに、図19のフローチャートに従った処理を実行する点が実施形態1と異なる。以下では、実施形態1と異なる点についてのみ説明し、実施形態1と同様の点については説明を省略する。なお、本実施形態におけるシステム構成、ハードウェア構成、機能構成については、実施形態1と同様である。
本実施形態では、サーバ103が、コンテンツ作成者と閲覧者との関係を利用してメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させる。
サーバ103は、図8のS801で示した登録要求の受信の際に、コンテンツ作成者の登録要求メッセージからコンテンツ作成者の認証情報を取得する。図18は、コンテンツ作成者の認証情報を付加したコンテンツの登録要求に関するURLの一例を示す図であり、登録要求用URL1801と、認証情報1802とで構成される。認証情報1802は、本実施形態のシステムにユーザ識別子とパスワード等とでログインする際にシステムから払いだされる認証トークンであり、付加された文字列が認証トークンであることを表すtoken=と、認証トークンとで構成される。サーバ103は、認証トークンの文字列を取得することにより、コンテンツ作成者や閲覧者のユーザ識別子を取得可能となり、コンテンツ作成者や閲覧者を一意に識別することが可能となる。また、サーバ103は、S804でメタデータを保存する際に、ユーザ識別子と関連付けて保存を行う。
次に、メタデータ処理部505が行う図14のS1404におけるメタデータ編集処理について、同処理の一例であるフローチャートを示す図19を用いて説明する。
S1901において、メタデータ処理部505は、コンテンツ作成者のユーザ識別子と閲覧者のユーザ識別子とを取得する。メタデータ処理部505は、コンテンツ作成者のユーザ識別子を、データベース104に保存されているメタデータと関連したユーザ識別子を取得することで得ることができる。また、メタデータ処理部505は、閲覧者のユーザ識別子を、メタデータ値取得要求におけるURLより認証トークンを取得することで得ることができる。図20は、メタデータ値取得要求のURLに認証トークンを付加したURLの一例を示す図である。認証情報2002についての詳細は、図18の認証情報1802を用いて上述した通りであるため説明を省略する。このように、サーバ103は、閲覧装置102から送信された認証トークン付きのメタデータ値取得要求URLを得ることにより、閲覧者のユーザ識別子を取得することができる。
S1902において、メタデータ処理部505は、S1901で取得したユーザ識別子を用いて、コンテンツ生成者と閲覧者との関係性を算出(評価)する。ユーザ同士の関係性の算出方法は、ソーシャルネットワークサービス(SNS)でのソーシャルグラフ(ソーシャルデータ)を利用した方法が広く利用されており、本実施形態でも公知の技術であるソーシャルグラフの処理によりユーザ同士の関係性を算出するものとする。
S1901において、メタデータ処理部505は、コンテンツ作成者のユーザ識別子と閲覧者のユーザ識別子とを取得する。メタデータ処理部505は、コンテンツ作成者のユーザ識別子を、データベース104に保存されているメタデータと関連したユーザ識別子を取得することで得ることができる。また、メタデータ処理部505は、閲覧者のユーザ識別子を、メタデータ値取得要求におけるURLより認証トークンを取得することで得ることができる。図20は、メタデータ値取得要求のURLに認証トークンを付加したURLの一例を示す図である。認証情報2002についての詳細は、図18の認証情報1802を用いて上述した通りであるため説明を省略する。このように、サーバ103は、閲覧装置102から送信された認証トークン付きのメタデータ値取得要求URLを得ることにより、閲覧者のユーザ識別子を取得することができる。
S1902において、メタデータ処理部505は、S1901で取得したユーザ識別子を用いて、コンテンツ生成者と閲覧者との関係性を算出(評価)する。ユーザ同士の関係性の算出方法は、ソーシャルネットワークサービス(SNS)でのソーシャルグラフ(ソーシャルデータ)を利用した方法が広く利用されており、本実施形態でも公知の技術であるソーシャルグラフの処理によりユーザ同士の関係性を算出するものとする。
S1903において、メタデータ処理部505は、S1902での算出の結果、ユーザ同士に関係がある場合、位置情報のメタデータ値を編集せずに図19の処理を終了し、ユーザ同士に関係がない場合、S1904に進む。なお、ここでいうユーザ同士とは、コンテンツ作成者と閲覧者とを意味する。
S1904において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を空白にすることで、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいて、メタデータの位置情報の精度を制御することができる。なお、ここではサーバ103が位置情報の精度を制御する場合を例に説明したが、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいて、メタデータの時間情報(日時情報)の精度を制御するようにしてもよい。この際、サーバ103は、時間情報における、年、月、日、時、分、秒等の時間単位を秒から順に削除することで時間情報の精度を下げるようにしてもよい。これにより、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者とに関係性がない場合は、前記時間情報の精度を下げることができる。
なお、本実施形態ではユーザ識別子の取得方法として、上述のURLに認証トークンを付加する方法を用いているが、これ以外の方法であってもよい。例えば、ユーザ識別子をURLに付加する方法や、認証トークンやユーザ識別子をメッセージのヘッダ情報として送信する方法、またログインのセッション情報をURLやヘッダ情報に付加する方法等が挙げられる。ユーザ識別子の取得方法は、本実施形態で示した例に限定されるものではない。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、ユーザ同士に関係があるかどうかで位置情報を変更するかどうかを判定している。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、ユーザ同士の関係が家族や友人、知人等といった関係の種類により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、ユーザ同士の関係が知人の場合であれば位置情報の精度を4段階下げ、ユーザ同士の関係が友人であれば精度を3段階下げ、ユーザ同士の関係が家族であれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
以上、本実施形態によれば、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいてメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させることができる。
S1904において、メタデータ処理部505は、位置情報のメタデータ値を空白にすることで、位置情報の精度を下げるように変更する。
これにより、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいて、メタデータの位置情報の精度を制御することができる。なお、ここではサーバ103が位置情報の精度を制御する場合を例に説明したが、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいて、メタデータの時間情報(日時情報)の精度を制御するようにしてもよい。この際、サーバ103は、時間情報における、年、月、日、時、分、秒等の時間単位を秒から順に削除することで時間情報の精度を下げるようにしてもよい。これにより、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者とに関係性がない場合は、前記時間情報の精度を下げることができる。
なお、本実施形態ではユーザ識別子の取得方法として、上述のURLに認証トークンを付加する方法を用いているが、これ以外の方法であってもよい。例えば、ユーザ識別子をURLに付加する方法や、認証トークンやユーザ識別子をメッセージのヘッダ情報として送信する方法、またログインのセッション情報をURLやヘッダ情報に付加する方法等が挙げられる。ユーザ識別子の取得方法は、本実施形態で示した例に限定されるものではない。
また、本実施形態では、メタデータ処理部505が、ユーザ同士に関係があるかどうかで位置情報を変更するかどうかを判定している。しかしこれ以外にも、メタデータ処理部505は、ユーザ同士の関係が家族や友人、知人等といった関係の種類により、位置情報の精度を段階的に変更するようにしてもよい。一例として、メタデータ処理部505は、ユーザ同士の関係が知人の場合であれば位置情報の精度を4段階下げ、ユーザ同士の関係が友人であれば精度を3段階下げ、ユーザ同士の関係が家族であれば精度を2段階下げるといったように精度を制御するようにしてもよい。このようにメタデータの編集方法は様々であり、本実施形態で示した例に限定される必要はない。
以上、本実施形態によれば、サーバ103は、コンテンツ作成者と閲覧者との関係に基づいてメタデータを編集することで、意図しない形で閲覧者にプライバシー情報が公開されてしまうといったセキュリティ的リスクを低減させることができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、コンテンツが単独で流通した場合に、コンテンツに付加された属性情報を動的に編集することができる技術を提供することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Claims (16)
- コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成する生成手段と、
前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記生成手段により生成された前記アドレス情報に置換する置換手段と、
前記置換手段により置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された前記属性情報を出力する出力手段と、
を有するサーバ装置。 - 前記編集手段は、前記属性情報の精度を変更するように前記属性情報を編集する請求項1記載のサーバ装置。
- 前記編集手段は、前記コンテンツが作成された日時と前記取得要求を受けた日時との差が予め定められた閾値以下の場合、前記属性情報の精度を下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。
- 前記編集手段は、前記コンテンツが作成された日時と前記取得要求を受けた日時との差が短くなるにつれて、前記属性情報の精度を段階的に下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。
- 前記編集手段は、前記コンテンツが作成された位置と、前記取得要求を受け付けた際における前記コンテンツを作成した情報処理装置の位置との距離が予め定められた閾値以下の場合、前記属性情報の精度を下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。
- 前記編集手段は、前記コンテンツが作成された位置と、前記取得要求を受け付けた際における前記コンテンツを作成した情報処理装置の位置との距離が短くなるにつれて、前記属性情報の精度を段階的に下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。
- 前記コンテンツを作成したユーザの認証情報と、前記属性情報の取得を要求するユーザの認証情報とを用いたソーシャルデータに係る処理により、前記コンテンツを作成したユーザと、前記属性情報の取得を要求するユーザとの関係性を評価する評価手段を更に有し、
前記編集手段は、前記評価手段による評価の結果、前記コンテンツを作成したユーザと、前記属性情報の取得を要求するユーザとの間に関係性がない場合、前記属性情報の精度を下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。 - 前記コンテンツを作成したユーザの認証情報と、前記属性情報の取得を要求するユーザの認証情報とを用いたソーシャルデータに係る処理により、前記コンテンツを作成したユーザと、前記属性情報の取得を要求するユーザとの関係性を評価する評価手段を更に有し、
前記編集手段は、前記評価手段による評価の結果、前記関係性が小さくなるにつれて、前記属性情報の精度を段階的に下げるように前記属性情報を編集する請求項2記載のサーバ装置。 - 前記属性情報は、前記コンテンツが作成された際の位置を示す位置情報を含み、
前記編集手段は、前記位置情報が示す緯度及び経度の小数点以下の値を下一桁から順に削除することで前記位置情報の精度を下げるように編集する請求項3乃至8何れか1項記載のサーバ装置。 - 前記属性情報は、前記コンテンツが作成された際の位置を示す位置情報を含み、
前記編集手段は、前記位置情報が示す位置を表現する矩形領域の大きさを変化させることで前記位置情報の精度を下げるように編集する請求項3乃至8何れか1項記載のサーバ装置。 - 前記属性情報は、前記コンテンツが作成された際の日時を示す日時情報を含み、
前記編集手段は、前記日時情報が示す日時の値を時間単位で削除することで前記日時情報の精度を下げるように編集する請求項3乃至8何れか1項記載のサーバ装置。 - 前記属性情報は、前記コンテンツが作成された際の位置情報、又は日時情報のうち少なくとも何れかを含むメタデータである請求項1乃至11何れか1項記載のサーバ装置。
- 属性情報を付加したコンテンツを生成するコンテンツ生成手段と、
前記コンテンツ生成手段により生成された前記コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成するアドレス生成手段と、
前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記アドレス生成手段により生成された前記アドレス情報に置換する置換手段と、
前記置換手段により置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された前記属性情報を出力する出力手段と、
を有するシステム。 - サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成する生成ステップと、
前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記生成ステップにより生成された前記アドレス情報に置換する置換ステップと、
前記置換ステップにより置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集ステップと、
前記編集ステップにより編集された前記属性情報を出力する出力ステップと、
を含む情報処理方法。 - システムが実行する情報処理方法であって、
属性情報を付加したコンテンツを生成するコンテンツ生成ステップと、
前記コンテンツ生成ステップにより生成された前記コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成するアドレス生成ステップと、
前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記アドレス生成ステップにより生成された前記アドレス情報に置換する置換ステップと、
前記置換ステップにより置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集ステップと、
前記編集ステップにより編集された前記属性情報を出力する出力ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータに、
コンテンツから抽出された属性情報の格納先を示すアドレス情報を生成する生成ステップと、
前記コンテンツに付加されている前記属性情報を、前記生成ステップにより生成された前記アドレス情報に置換する置換ステップと、
前記置換ステップにより置換された前記アドレス情報に基づく前記属性情報の取得要求に応じて、前記属性情報を編集する編集ステップと、
前記編集ステップにより編集された前記属性情報を出力する出力ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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