JP2015170240A - 車外環境認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点灯状態に制御されている信号機を、消灯状態または点滅状態に制御されていると誤判定する事態を回避する。【解決手段】車外環境認識装置120は、商用電源の交流電力の周波数および周波数の約数と異なるフレームレートで検出領域を撮像する撮像部110と、撮像部が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部(対象物特定部164)と、フレームごとの信号機が消灯しているか否かを判定する消灯判定部166と、予め設定された第1所定数連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超えると、信号機が消灯または点滅していると判定する非点灯判定部168と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、信号機の点灯状態や点滅状態を識別する車外環境認識装置に関する。
従来、自車両の前方を撮像部で撮像し、撮像された画像内に含まれる信号機を検出して、信号機の点灯状態などに応じて運転支援を行う技術が知られている。また、近年、従来の電球式信号機から、信号機の発光部にLEDを採用したLED信号機への切り替えが進められている。
LED信号機は、商用電源の交流電力を全波整流した全波整流波によって点灯している。したがって、点灯している間、人の目では視認できないものの、交流電力の周波数に応じて周期的かつ瞬間的に消灯している。そのため、撮像部のフレームレートとLED信号機の消灯の周期が同期してしまうと、実際には点灯状態に制御されているにもかかわらず、瞬間的に消灯しているLED信号機が各フレームで連続して撮像されてしまう場合がある。そこで、撮像部のフレームレートや撮像タイミングをずらすことで、撮像部のフレームレートとLED信号機の瞬間的消灯の周期の同期を回避する技術が公開されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2008−293280号公報 特開2008−134844号公報 特開2012−34275号公報
ところで、商用電源の交流電力の周波数は予め定められており、特許文献1から3のような処理負荷の高い制御を行わなくとも、撮像部のフレームレートを交流電力の周波数と異ならせることで上記の同期による問題は回避できる。しかし、完全に同期していなくとも、LED信号機が瞬間的に消灯する以上、瞬間的に消灯しているLED信号機が撮像されてしまうことはある。この場合、LED信号機が点灯状態に制御されているにもかかわらず、消灯状態または点滅状態に制御されていると誤判定してしまうおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、点灯状態に制御されている信号機を、消灯状態または点滅状態に制御されていると誤判定する事態を回避することが可能な、車外環境認識装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の車外環境認識装置は、商用電源の交流電力の周波数および周波数の約数と異なるフレームレートで検出領域を撮像する撮像部と、撮像部が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部と、フレームごとの信号機が消灯しているか否かを判定する消灯判定部と、予め設定された第1所定数連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超えると、信号機が消灯または点滅していると判定する非点灯判定部と、を備えることを特徴とする。
非点灯判定部は、予め設定された第1所定数連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超え、かつ、第1所定数以上の第2所定数連続するフレームにおいて、第2所定数のフレーム数に対する信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えると、信号機が消灯または点滅していると判定してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の車外環境認識装置は、商用電源の交流電力の周波数および周波数の約数と異なるフレームレートで検出領域を撮像する撮像部と、撮像部が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部と、フレームごとの信号機が消灯しているか否かを判定する消灯判定部と、予め設定された第2所定数連続するフレームにおいて、第2所定数のフレーム数に対する信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えると、信号機が消灯または点滅していると判定する非点灯判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、点灯状態に制御されている信号機を、消灯状態または点滅状態に制御されていると誤判定する事態を回避することが可能となる。
環境認識システムの接続関係を示したブロック図である。 車外環境認識装置の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 カラー画像と距離画像を説明するための説明図である。 対象物特定部の動作を説明するための説明図である。 撮像部のフレームレートを決定する計算を説明するための説明図である。 撮像周期ごとの計算結果を説明するための説明図である。 LED信号機の点灯状態および点滅状態を説明するための説明図である。 非点灯判定部の処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
近年では、車両に搭載した車載カメラによって自車両の前方の道路環境を撮像し、自車両の前方を撮像部で撮像し、撮像された画像内に含まれる信号機を検出して、信号機の点灯状態などに応じて運転支援を行う技術が知られている。しかし、近年採用が進んでいるLED信号機の場合、交流電力を全波整流した全波整流波によってLEDが点灯状態となっており、点灯状態となっている間、人の目では視認できないものの、交流電力の周波数に応じて周期的かつ瞬間的に消灯している。そのため、撮像タイミングによっては、LED信号機が点灯状態に制御されているにもかかわらず、消灯状態または点滅状態に制御されていると誤判定してしまうおそれがある。本実施形態では、このような誤判定を回避することを目的としている。以下、このような目的を達成するための環境認識システムを説明し、その具体的な構成要素である車外環境認識装置を詳述する。
以下の説明において、LED信号機の制御による継続的な点灯、点滅、消灯を、それぞれ、点灯状態、点滅状態、消灯状態と称し、交流電力の周波数に応じて周期的かつ瞬間的に生じる点灯、消灯や、1フレームの画像撮像時点など、特定の瞬間におけるLED信号機の点灯、消灯は、単に、点灯、消灯と称する。
(環境認識システム100)
図1は、環境認識システム100の接続関係を示したブロック図である。環境認識システム100は、自車両1内に設けられた、撮像部110を備えた車外環境認識装置120と、車両制御装置(ECU:Engine Control Unit)130とを含んで構成される。
撮像部110は、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を含んで構成され、自車両1の前方に相当する環境を撮像し、カラー値で表されるカラー画像を生成することができる。ここで、カラー値は、1つの輝度(Y)と2つの色差(UV)からなる、または、3つの色相(R(赤)、G(緑)、B(青))からなる数値群である。
また、撮像部110は、自車両1の進行方向側において2つの撮像部110それぞれの光軸が略平行になるように、略水平方向に離隔して配置される。撮像部110は、自車両1の前方の検出領域に存在する対象物を撮像した画像データを、所定のフレームレートで連続して生成する。撮像部110のフレームレートについては後に詳述する。
ここで、認識する対象物は、車両、歩行者、信号機、道路(進行路)、ガードレール、建物といった独立して存在する立体物のみならず、テールランプやウィンカー、信号機の各点灯部分等、立体物の一部として特定できる物も含む。以下の実施形態における各機能部は、このような画像データの更新を契機としてフレームごとに各処理を遂行する。
車外環境認識装置120は、2つの撮像部110それぞれから画像データを取得し、所謂パターンマッチングを用いて視差を導き出し、導出された視差情報(後述する奥行距離に相当)を画像データに対応付けて距離画像を生成する。カラー画像および距離画像については後ほど詳述する。また、車外環境認識装置120は、カラー画像に基づくカラー値、および、距離画像に基づく自車両1との奥行距離を用いて自車両1前方の検出領域における対象物を特定する。
車外環境認識装置120は、対象物を特定すると、その対象物、例えば、信号機を追跡しつつ、信号機が点灯状態、点滅状態、消灯状態のいずれに制御されているのかを判定する処理を行う。そして、車外環境認識装置120は、判定結果に応じ、運転者の前方に設置されたディスプレイ122を通じて運転者に警告表示(報知)などを行うとともに、必要に応じて、車両制御装置130に対し判定結果を示す情報を出力する。
車両制御装置130は、ステアリングホイール132、アクセルペダル134、ブレーキペダル136を通じて運転者の操作入力を受け付け、操舵機構142、駆動機構144、制動機構146に伝達することで自車両1を制御する。また、車両制御装置130は、車外環境認識装置120の指示に従い、駆動機構、制動機構を制御する。
以下、車外環境認識装置120の構成について詳述する。ここでは、本実施形態に特徴的な、点滅状態に制御されている信号機を特定する手順について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。
(車外環境認識装置120)
図2は、車外環境認識装置120の概略的な機能を示した機能ブロック図である。図2に示すように、車外環境認識装置120は、撮像部110と、I/F部150と、データ保持部152と、中央制御部154とを含んで構成される。撮像部110に関しては前述しているので、ここでは、詳細な説明を省略する。
I/F部150は、撮像部110や車両制御装置130との双方向の情報交換を行うためのインターフェースである。データ保持部152は、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、以下に示す各機能部の処理に必要な様々な情報を保持し、また、撮像部110から受信した画像データを一時的に保持する。
中央制御部154は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路で構成され、システムバス156を通じて、I/F部150、データ保持部152等を制御する。また、本実施形態において、中央制御部154は、画像処理部160、3次元位置導出部162、対象物特定部(信号機特定部)164、消灯判定部166、非点灯判定部168としても機能する。以下、このような機能部について大凡の目的を踏まえ、画像処理、対象物特定処理、信号機状態特定処理といった順に詳細な動作を説明する。
(画像処理)
画像処理部160は、2つの撮像部110それぞれから画像データを取得し、一方の画像データから任意に抽出したブロック(例えば水平4画素×垂直4画素の配列)に対応するブロックを他方の画像データから検索する、所謂パターンマッチングを用いて視差を導き出す。ここで、「水平」は画面横方向を示し、「垂直」は画面縦方向を示す。
このパターンマッチングとしては、2つの画像データ間において、任意の画像位置を示すブロック単位で輝度(Y)を比較することが考えられる。例えば、輝度の差分をとるSAD(Sum of Absolute Difference)、差分を2乗して用いるSSD(Sum of Squared intensity Difference)や、各画素の輝度から平均値を引いた分散値の類似度をとるNCC(Normalized Cross Correlation)等の手法がある。画像処理部160は、このようなブロック単位の視差導出処理を検出領域(例えば水平600画素×垂直180画素)に映し出されている全てのブロックについて行う。ここでは、ブロックを水平4画素×垂直4画素としているが、ブロック内の画素数は任意に設定することができる。
ただし、画像処理部160では、検出分解能単位であるブロックごとに視差を導出することはできるが、そのブロックがどのような対象物の一部であるかを認識できない。したがって、視差情報は、対象物単位ではなく、検出領域における検出分解能単位(例えばブロック単位)で独立して導出されることとなる。ここでは、このようにして導出された視差情報を画像データに対応付けた画像を、上述したカラー画像と区別して距離画像という。
図3は、カラー画像210と距離画像212を説明するための説明図である。例えば、2つの撮像部110を通じ、検出領域214について図3(a)のようなカラー画像(画像データ)210が生成されたとする。ただし、ここでは、理解を容易にするため、撮像部110それぞれが生成した2つのカラー画像210の一方のみを模式的に示している。本実施形態において、画像処理部160は、このようなカラー画像210からブロックごとの視差を求め、図3(b)のような距離画像212を形成する。距離画像212における各ブロックには、そのブロックの視差が関連付けられている。ここでは、説明の便宜上、視差が導出されたブロックを黒のドットで表している。
図2に戻って説明すると、3次元位置導出部162は、画像処理部160で生成された距離画像212に基づいて検出領域214内のブロックごとの視差情報を、所謂ステレオ法を用いて、水平距離、高さおよび奥行距離を含む実空間における3次元の位置情報に変換する。ここで、ステレオ法は、三角測量法を用いることで、対象部位の距離画像212における視差からその対象部位の撮像部110に対する奥行距離を導出する方法である。このとき、3次元位置導出部162は、対象部位の奥行距離と、対象部位と同奥行距離にある道路表面上の点と対象部位との距離画像212上の検出距離とに基づいて、対象部位の道路表面からの高さを導出する。そして、導出された3次元位置情報を改めて距離画像212に対応付ける。かかる奥行距離の導出処理や3次元位置の特定処理は、様々な公知技術を適用できるので、ここでは、その説明を省略する。
(対象物特定処理)
図4は、対象物特定部164の動作を説明するための説明図である。ここでは、対象物特定部164が、対象物としての信号機の発光部のうち、点灯時の赤色信号を特定する処理を例に挙げて説明するが、対象物特定部164は、点灯時の青色信号や点灯時の黄色信号の特定処理、および、その他の対象物の特定処理も遂行する。
対象物特定部164は、カラー画像210における任意の対象部位(画素やブロック)のカラー値が、赤色信号のカラー値範囲(例えば、基準値をカラー値(R)として、カラー値(G)は基準値(R)の0.5倍以下、カラー値(B)は基準値(R)の0.38倍以下)に含まれるか否か判定する。そして、対象となるカラー値範囲に含まれれば、その対象部位に当該対象物を示す識別番号を付す。ここでは、図4の拡大図に示すように、赤色信号に対応する対象部位に識別番号「1」を付している。
また、対象物特定部164は、距離画像212に基づく3次元の位置情報を用いて検出領域214における対象部位同士をグループ化する。具体的に、対象物特定部164は、任意の対象部位を基点として、その対象部位と、水平距離の差分、高さの差分、および、奥行距離の差分が予め定められた所定範囲内にある他の対象部位をグループ化する。ここで、所定範囲は実空間上の距離で表され、任意の値(例えば、1.0m等)に設定することができる。また、対象物特定部164は、グループ化により新たに追加された対象部位に関しても、その対象部位を基点として、水平距離の差分、高さの差分、および、奥行距離の差分が所定範囲内にある他の対象部位をグループ化する。結果的に、距離が所定範囲内であれば、それら全ての対象部位がグループ化されることとなる。
続いて、対象物特定部164は、グループ化した対象部位群220が、その対象物に関連付けられた高さ範囲(例えば、4.5〜7.0m)、幅範囲(例えば、0.05〜0.2m)、形状(例えば、円形状)等、所定の条件が成立しているか否か判定する。ここで、形状に関しては、予め対象物に関連付けられたテンプレートを参照してその形が比較され(パターンマッチング)、所定値以上の相関があることで条件が成立していると判定される。そして、所定の条件が成立していれば、そのグループ化された対象部位群220を対象物として決定する。
また、対象物特定部164は、赤色信号、青色信号、黄色信号のいずれかの対象物を特定すると、その周辺において信号機の対象物を検索する。信号機の特定処理は、赤色信号の特定処理と同様に、対象部位のグループ化およびグループ化された対象部位群220が、信号機に関連付けられた所定の条件を満たすか否かを判定し、所定の条件を満たすと、対象物として信号機を特定する。
すなわち、対象物特定部164は、撮像部110が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部として機能する。そして、対象物特定部164は、特定した信号機の位置を対象に、以降のフレームに亘って継続的に追跡して信号機自体や、赤色信号、青色信号、黄色信号の特定を継続する。
(信号機状態特定処理)
図2に戻って説明すると、消灯判定部166は、撮像部110が撮像したフレームごとに特定された信号機の例えば赤色信号に相当する部位が、少なくともそのフレームの撮像時に消灯しているか否かを判定する。
具体的には、消灯判定部166は、例えば、画像内に含まれる信号機のうち、赤色信号の発光部のカラー値が、点灯している赤色信号に対応するカラー値範囲に含まれるか否かによって、赤色信号が消灯しているか否かを判定する。青色信号や黄色信号についても同様の処理が行われる。
消灯判定部166、および、非点灯判定部168の処理では、赤色信号、青色信号、および、黄色信号のいずれについても同様の処理が行われる。そのため、以下では、赤色信号、青色信号、および、黄色信号のいずれについての処理であるかは特に言及しない。
上記のように、LED信号機は、交流電力を全波整流した全波整流波によって点灯している間、人の目では視認できないものの、交流電力の周波数に応じて周期的かつ瞬間的に消灯している。商用電源を用いる場合、交流電力は50Hz、または、60Hzであることから、全波整流されたLED信号機は、点灯状態となるように制御されていても、100Hz、または、120Hzの周波数で瞬間的に消灯している。
そのため、実際には点灯状態となるように制御されたLED信号機であっても、消灯判定部166によって消灯していると判定される場合があった。万が一、撮像部110のフレームレートと、LED信号機の消灯の周期が同期してしまうと、点灯状態となるように制御されているLED信号機を、何フレームにも亘って連続的に消灯していると判定してしまう。その結果、点灯状態となるように制御されているLED信号機を、点滅状態と誤判定するおそれがある。
そこで、本実施形態では、撮像部110のフレームレートを、以下の計算によって決定し、LED信号機の消灯の周期との同期を回避している。
図5は、撮像部110のフレームレートを決定する計算を説明するための説明図である。本実施形態において、撮像部110は、露光時間を短くするなどして、信号機の発光部を検出し易くした、信号機の検出用の画像と、車両などの検出用の画像とを1フレームごとに交互に撮像している。そのため、撮像部110の全画像のフレームレートに対して、信号機の検出用の画像のフレームレートは半分となり、撮像周期は2倍となる。
ここでは、撮像部110の撮像周期として適さない例を挙げて説明する。撮像周期を、仮に62msecとすると、信号機の検出用の画像は、124msecの周期で撮像される。一方、点灯状態となるように制御されているLED信号機の瞬間的な消灯の周期は、商用電源が50Hzの地域では、100Hzの逆数の10msecとなる。
また、点灯状態となるように制御されているLED信号機において、点灯:消灯のデューティ比は、大凡8:2である。そのため、1周期10msecのうち、点灯時間は8msec、消灯時間tは2msecとなっている。
上記のように、信号機の検出用の画像が124msecの周期で撮像される場合、信号機の検出用の画像の撮像周期の間に、LED信号機は12回点滅し、次の撮像周期では、撮像周期に対して、LED信号機の点滅の周期が、ずれ時間t=4msecだけずれる(進む)こととなる。
図5(a)に示すように、撮像部110の撮像開始のタイミングで、LED信号機の消灯が開始したとする。そうすると、信号機の検出用の画像の撮像周期が1周期経過するごとにずれ時間tだけ互いの周期がずれる。
しかし、消灯時間tは、ずれ時間tよりも短いことから、1フレーム消灯している画像が撮像されると、次のフレームでは、撮像タイミングは消灯時間t以上にずれ、点灯している画像が撮像される。そのため、LED信号機の瞬間的な消灯は、2フレーム以上連続して撮像されることはなく、図5(a)中、タイミングAで示す1回のみとなっている。
一方、商用電源が60Hzの地域では、点灯状態となるように制御されているLED信号機の瞬間的な消灯の周期は、120Hzの逆数の8.33msecとなる。点灯:消灯のデューティ比が8:2であれば、1周期8.33msecのうち、点灯時間は6.67msec、消灯時間tは1.67msecとなる。
信号機の検出用の画像の撮像周期の間に、LED信号機は14回点滅し、次の撮像周期では、撮像周期に対して、LED信号機の点滅の周期が、ずれ時間t=7.33msecだけずれる(遅れる)こととなる。これは、言い換えれば、ずれ時間t=8.33−7.33=1msecだけ、撮像周期に対して、LED信号機の点滅の周期が進んでいるといえる。
この場合、消灯時間tは、ずれ時間tよりも長い。そのため、図5(b)に示すように、1フレーム消灯している画像が撮像されると、次のフレームで、撮像タイミングは、LED信号機の瞬間的な消灯の周期に対して、消灯時間t未満しか進まない。その結果、LED信号機の瞬間的な消灯は、図5(b)中、タイミングB、Cに示すように、2フレーム連続して撮像されてしまう可能性がある。
撮像部110は、商用電源が50Hzの地域と60Hzの地域のいずれにおいても、LED信号機の瞬間的な消灯が、2フレーム連続して撮像されない撮像周期とすることが望ましい。そこで、撮像部110の全画像の撮像周期を0〜150msecとしたとき、それぞれの場合について上記の計算を行い、2フレーム以上連続してLED信号機の瞬間的な消灯が撮像されないものを特定した。
図6は、撮像周期ごとの計算結果を説明するための説明図である。図6において、横軸は、撮像部110の全画像の撮像周期を示し、縦軸は、フラグを示す。ここで、フラグは、計算結果として、2フレーム以上連続してLED信号機の瞬間的な消灯が撮像されない場合にフラグ1、2フレーム以上連続してLED信号機の瞬間的な消灯が撮像される場合にフラグ0を示す。
本実施形態では、撮像部110の全画像の撮像周期を、図6に示すフラグが1となっている撮像周期に設定する。すなわち、撮像部110は、商用電源の交流電力の周波数およびその約数のいずれとも異なるフレームレートで検出領域を撮像する。こうして、商用電源が50Hzの地域と60Hzの地域のいずれにおいても、LED信号機の瞬間的な消灯が、2フレーム連続して撮像される事態を回避している。
図2に戻って説明すると、非点灯判定部168は、信号機が点滅状態となるように制御されているか否かを判定する。上記のように、2フレーム以上連続してLED信号機の瞬間的な消灯が撮像されないように、撮像部110のフレームレートが設定されている。すなわち、消灯判定部166が追跡している信号機について、2フレーム以上、連続して消灯していると判定されると、信号機は、点滅状態となるように制御されている可能性が高いといえる。そこで、非点灯判定部168は、誤差の影響を加味し、直前の3フレームのうち、2フレーム以上、消灯していると判定されると、その信号機は、点滅状態となるように制御されている可能性が高いと判定する。
このように、非点灯判定部168は、予め設定された第1所定数(例えば、3フレーム)連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値(例えば、1フレーム)を超えると、信号機が点滅状態となるように制御されている可能性が高いと判定する。
上記のように、撮像部110は、信号機の検出用の画像と、車両などの検出用の画像とを、“信号機の検出用の画像”→“車両などの検出用の画像”→“信号機の検出用の画像”といったように、1フレームごとに交互に撮像している。非点灯判定部168は、信号機の検出用の画像のみを対象として連続するフレームを選択する。すなわち、本実施形態において、“連続するフレーム”は、“連続する信号機の検出用の画像のフレーム”を意味する。
ここで、非点灯判定部168は、信号機が連続して消灯しているフレーム数を所定の閾値と比較するのではなく、連続する3フレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が1を超えているか否かを判定する。例えば、非点灯判定部168は、連続する3フレームのうち、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が1フレームを超えているか否かを判定する。これは、信号機が実際には消灯していても、車両と信号機の位置関係、撮像タイミング、周囲の明るさなどの誤差要因によって、消灯→点灯→消灯といったように、信号機が消灯していると判定されるフレームが連続しない場合があることに起因する。本実施形態では、連続する3フレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が1を超えているか否かを判定しているので、消灯と判定されたフレームが連続しない場合であっても、誤差の影響を抑えることが可能となる。
また、非点灯判定部168は、他の判定手段によっても、信号機が点滅状態となるように制御されているか否かを判定することができる。非点灯判定部168の他の判定手段について、図7を参照して詳述する。
図7は、LED信号機の点灯状態および点滅状態を説明するための説明図であり、図7(a)には、点灯状態となるように制御された場合を示し、図7(b)には、点滅状態となるように制御された場合を示す。
図7(a)に示すように、LED信号機が点灯状態となるように制御された場合、上記のように点灯:消灯のデューティ比は、大凡8:2であることから、予め設定された第2所定数(例えば、8フレーム)のフレーム数に対する、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数の割合(比率)は、大凡、0.2となる。
一方、図7(b)に示すように、LED信号機が点滅状態となるように制御された場合、点灯状態の時間と消灯状態の時間の比は1:1である。すなわち、図7(b)に示すように、点灯および消灯が1回ずつ行われる総時間(周期)を1としたとき、点灯状態の時間および消灯状態の時間は0.5となる。そして、点灯状態において、点灯:消灯のデューティ比は、大凡8:2であることから、点灯状態のうち、消灯の時間は、0.5×0.2=0.1となる。すなわち、点滅状態における1周期のうち、消灯の時間は、0.5+0.1=0.6となる。その結果、第2所定数のフレーム数に対する、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数の割合は、大凡0.6となる。
そこで、誤差の影響を加味し、判定処理に用いる第2閾値を0.6よりも小さく、かつ、0.2より大きい0.5に設定する。すなわち、非点灯判定部168は、第2所定数のフレーム数に対する、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数の割合が、第2閾値である0.5を超えていれば、信号機は、点滅状態となるように制御されている可能性が高いと判定している。
本実施形態では、非点灯判定部168は、上記の2つの判定手段を組み合わせることで、点滅状態となるように制御された信号機の判定精度を向上させている。以下、非点灯判定部168の処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
図8は、非点灯判定部168の処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態においては、対象物特定部164は、画像内に含まれる信号機を特定すると、その後の連続フレームに亘って、信号機を追跡している。図8に示す処理は、追跡対象の信号機ごとに、撮像部110が信号機の検出用の画像を撮像する度に繰り返し実行される。
また、図8に示す処理は、消灯判定部166が点灯していると判定した結果、追跡対象となった信号機について行われ、消灯状態となるように制御されている信号機は対象外である。すなわち、撮像部110が撮像した画像内に含まれる信号機が、点滅状態となるように制御されているのか、点灯状態(非点滅状態)となるように制御されているのかを判定する処理である。
非点灯判定部168は、消灯判定部166が信号機を追跡しているフレーム数を計数する(S300)。そして、信号機を追跡している連続するフレーム数が第2所定数以上であるか否かを判定する(S302)。すなわち、非点灯判定部168は、同一の信号機が第2所定数前のフレームから継続して認識されているか否かを判定する。フレーム数が第2所定数以上でなければ(S302におけるNO)、処理を終了する。
フレーム数が第2所定数以上の場合(S302におけるYES)、非点灯判定部168は、直前の第1所定数の連続するフレームについて、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数を確認する(S304)。
そして、非点灯判定部168は、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数が第1閾値を超えているか否かを判定する(S306)。第1閾値を超えていれば(S306におけるYES)、非点灯判定部168は、直前の第2所定数の連続するフレームについて、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数を確認する(S308)。
そして、非点灯判定部168は、直前の第2所定数のフレーム数に対する、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数の割合が、第2閾値を超えているか否かを判定する(S310)。フレーム数の割合が、第2閾値を超えている場合(S310におけるYES)、非点灯判定部168は、追跡対象の信号機に1ポイントを加算する(S312)。
一方、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数が第1閾値以下である場合(S306におけるNO)、または、直前の第2所定数のフレーム数に対する、消灯判定部166が消灯していると判定したフレーム数の割合が、第2閾値以下である場合(S310におけるNO)、追跡対象の信号機のポイントを1ポイント減算する(S314)。
そして、非点灯判定部168は、追跡対象の信号機のポイントの積算値が第3閾値以上であるか否かを判定する(S316)。第3閾値以上であれば(S316におけるYES)、非点灯判定部168は、信号機が点滅状態となるように制御されていると判定する(S318)。
また、第3閾値未満であれば(S316におけるNO)、非点灯判定部168は、信号機が点滅状態となるように制御されておらず、非点滅状態となるように制御されていると判定する(S320)。ここでは、上記のように、消灯状態となるように制御されている信号機は除外されていることから、信号機は点灯状態となるように制御されていることとなる。
上述したように、車外環境認識装置120によれば、点灯状態に制御されている信号機を、点滅状態に制御されていると誤判定する事態を回避することが可能となる。
また、非点灯判定部168は、複数フレームに亘る判定結果をポイントの積算によって反映することから、誤差の影響を抑えて、点滅状態となるように制御された信号機の判定精度を向上することが可能となる。
また、コンピュータを、車外環境認識装置120として機能させるプログラムや当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、非点灯判定部168は、追跡対象の信号機について、ポイントの加算および減算を行い、ポイントの積算値が第3閾値を超えると、点滅状態に制御されている信号機であると判定した。しかし、ポイントの加算や減算の結果による判定を行わずともよい。すなわち、非点灯判定部168は、第1所定数連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超え、かつ、第2所定数連続するフレームにおいて、第2所定数のフレーム数に対する信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えると、信号機が点滅していると判定してもよい。
また、上述した実施形態では、非点灯判定部168は、第1所定数連続するフレームにおいて、信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超えているかと、第2所定数連続するフレームにおいて、第2所定数のフレーム数に対する信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えているかの2つの判定を行う場合について説明した。しかし、非点灯判定部168は、2つの判定のいずれか一方の判定のみを行い、その判定結果によって、信号機が点滅していると判定してもよい。ただし、2つの判定を併用することで、判定精度を向上することが可能となる。
また、上述した実施形態では、消灯状態となるように制御されている信号機は、予め除外した上で、信号機が点滅状態となるように制御されているか否かを判定する場合について説明した。しかし、消灯状態となるように制御されている信号機を予め除外せず、非点灯判定部168は、信号機が消灯状態または点滅状態となるように制御されているか否かを判定してもよい。
なお、本明細書の車外環境認識方法の各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、信号機の点灯状態や点滅状態を識別する車外環境認識装置に利用することができる。
1 自車両
110 撮像部
120 車外環境認識装置
130 車両制御装置
164 対象物特定部(信号機特定部)
166 消灯判定部
168 非点灯判定部

Claims (3)

  1. 商用電源の交流電力の周波数および該周波数の約数と異なる予め定められたフレームレートで検出領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部と、
    フレームごとに前記信号機が消灯しているか否かを判定する消灯判定部と、
    予め設定された第1所定数連続するフレームにおいて、前記信号機が消灯していると判定されたフレーム数が第1閾値を超えると、該信号機が消灯または点滅していると判定する非点灯判定部と、
    を備えることを特徴とする車外環境認識装置。
  2. 前記非点灯判定部は、予め設定された第1所定数連続するフレームにおいて、前記信号機が消灯していると判定されたフレーム数が前記第1閾値を超え、かつ、該第1所定数以上の第2所定数連続するフレームにおいて、該第2所定数のフレーム数に対する該信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えると、該信号機が消灯または点滅していると判定することを特徴とする請求項1に記載の車外環境認識装置。
  3. 商用電源の交流電力の周波数および該周波数の約数と異なる予め定められたフレームレートで検出領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像内に含まれる信号機を特定する信号機特定部と、
    フレームごとに前記信号機が消灯しているか否かを判定する消灯判定部と、
    予め設定された第2所定数連続するフレームにおいて、該第2所定数のフレーム数に対する前記信号機が消灯していると判定されたフレーム数の割合が第2閾値を超えると、該信号機が消灯または点滅していると判定する非点灯判定部と、
    を備えることを特徴とする車外環境認識装置。
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