JP2015167666A - 二次感染防止用回収ボックス - Google Patents
二次感染防止用回収ボックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015167666A JP2015167666A JP2014043752A JP2014043752A JP2015167666A JP 2015167666 A JP2015167666 A JP 2015167666A JP 2014043752 A JP2014043752 A JP 2014043752A JP 2014043752 A JP2014043752 A JP 2014043752A JP 2015167666 A JP2015167666 A JP 2015167666A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indwelling needle
- secondary infection
- collection box
- cap
- insertion port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
【課題】従来の留置針を安全に取り扱い、かつ留置針以外のものを容器内に入れることがないようにする安価な二次感染防止用回収ボックスを提供する。【解決手段】蓋部と、蓋部に取り付けられた留置針挿入口と、容器部と、を含む二次感染防止用回収ボックスを提供する。留置針挿入口は弾性体により構成され、開口部103e1よりキャップ910及び留置針本体900が挿入されると保持部分103d1、103d2 によりキャップ910から手を放しても挿入時の状態が保持される。【選択図】図5
Description
本発明は二次感染を防止するための注射器などの廃棄用器材、特に回収用ボックスに関する。
病院内では点滴用に留置針を用い、患者の体内に薬品などを投薬することが一般的である。図1は、従来の留置針の構造を表す断面図であり、図2は従来の留置針の側面図である。また図3は、この留置針とセットで扱われる保護用キャップ(以下キャップ)の側面図である。
留置針は留置針本体900とキャップ910から構成される。留置針本体900は、内針901、カテーテルハブ902、カシメピン903、外筒904、チューブ挿入口905、軸本体906、嵌合部907を含んで構成される。またキャップ910には、張り出し部911、頸部912(図3には図示せず、図9に記載)が含まれる。
内針901は、先端部分に刃先を有する中空の管(注射針)である。外筒904は、内針901の先端部分を除いて内針901を覆う形で配置されるテフロン(登録商標)又はポリウレタン製の柔らかい筒(カテーテル)である。人体に留置したこの外筒904を通して点滴用薬品などを外部から注入する。
外筒904とカテーテルハブ902は溶着などで固定されている。また、内針901と外筒904は、カテーテルハブ902内でカシメピン903をカシめることで脱着可能なように固定されている。
また未使用時には、軸本体906の嵌合部907とキャップ910の頸部912は嵌合し、内針901などが外に露出しない構造になっている。工場出荷時にはこの箇所を滅菌テープで固定し、未使用であることを看護師などに理解させるような処置がとられる。
患者への点滴時に看護師は、以下のような手順で処理を行う。
看護師はキャップ910から留置針本体900を抜き取る。看護師は外筒904が覆った状態で患者の静脈などに内針901を刺し、その後、所定の位置に内針901及び外筒904を押し進める。所定の位置に内針901を進めたのちに、軸本体906を引き抜くことにより内針901を抜き、内針901と外筒904を分離する。
看護師はキャップ910から留置針本体900を抜き取る。看護師は外筒904が覆った状態で患者の静脈などに内針901を刺し、その後、所定の位置に内針901及び外筒904を押し進める。所定の位置に内針901を進めたのちに、軸本体906を引き抜くことにより内針901を抜き、内針901と外筒904を分離する。
内針901を患者の血管などの所定の位置に挿入したのちに、看護師は注射器本体900を抜く。この際に、内針901は静脈から抜かれるが、外筒904が体内に留置され、カテーテルハブ902、チューブ挿入口905が体外で露出するように残る。これにより、図示しない点滴用パック→図示しないチューブ→チューブ挿入口905→外筒904→図示しない静脈という薬液の導線が確保される。
体内に外筒904を挿入後に、看護師は外した留置針本体900をキャップ910に挿入し、使用したガーゼ(図示せず)などとともにディスポーザルボックス930に投棄する。また投薬する薬液などが充てんされた図示しない点滴用パックをチューブ挿入口905に接続する。
図4は、従来のディスポーザルボックス930の斜視図である。上部の開口部931から留置針やガーゼを容器内に投入し、ディスポーザルボックス930がいっぱいになると、処理業者に渡すことで処理がされる。
図4は、従来のディスポーザルボックス930の斜視図である。上部の開口部931から留置針やガーゼを容器内に投入し、ディスポーザルボックス930がいっぱいになると、処理業者に渡すことで処理がされる。
しかし、使用済みの留置針本体900をキャップ910に挿入する際に、看護師が操作を誤り、自身の手に使用済みの内針901を刺す危険性がある。このような、看護師の操作ミスによる二次感染の危険性は当然のことながら無いに越したことはない。
従来、このような留置針の誤操作の対策としては以下のような技術が開示されている。特開2001−245980(特許文献1)には、内針を留置針本体の後端に摺動後退させて収納することを可能としたことを特徴とする安全留置針が記載されている。
しかし、特許文献1記載の安全留置針のような複雑な構造は製品原価を引き上げる。点滴は頻繁に行われる医療行為であり、二次感染の観点から留置針自体をリユースすることは現時点ではありえない。結果安全留置針の採用による製品原価の上昇は医療機関の負担の増大に直結する。
また、使用後の留置針はテープなどによる固定が確実になされるとは限らない。ディスポーザルボックス930にガーゼ等を一緒に投棄すると、投棄物の分別時に再度二次感染の虞がある。また、可能な限り、院内で使用直後に分別がなされることが望ましい。
本発明の目的は、従来の留置針を安全に取り扱い、かつ留置針以外のものを容器内に入れることがないようにする安価な二次感染防止用回収ボックスを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明に関わる代表的な二次感染防止用回収ボックスは、蓋体と、蓋体に取り付けられた留置針挿入口と、容器部と、を含み、この留置針挿入口を通して容器部に留置針を挿入することを特徴とする。
この二次感染防止用回収ボックスの留置針挿入口は弾性体により構成されることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスの留置針挿入口は第1の保持部分及び第2の保持部分を含み、第1の保持部分及び第2の保持部分の弾性力によって留置針のキャップを保持し続けることができることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、留置針が挿入された留置針挿入口の前第1の保持部分または第2の保持部分が弾性変形することで留置針のキャップに弾性力が生じ、留置針挿入口が前記キャップを保持することを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、弾性力が留置針の前記キャップと留置針本体との間の嵌合力よりも大きいことを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、留置針挿入口の第1の保持部分または第2の保持部分に挿入された留置針に挿入時と逆方向の力を加えることで、留置針本体とキャップの嵌合が外れることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、留置針挿入口の第1の保持部分または第2の保持部分に挿入された留置針に、挿入時と同じ方向の力を加えることでキャップが容器部内に挿入されることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、容器部が脚部によって設置面と固定されることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、脚部が固定用部材を含み設置面と固定されることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、蓋体と容器部は着脱可能になっていることを特徴としても良い。
この二次感染防止用回収ボックスは、蓋体と留置針挿入口は着脱可能になっていることを特徴としても良い。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明に関わる二次感染防止用回収ボックスを用いることで、安価に看護師の誤操作による二次感染を防止できる。
また、留置針とそれ以外のゴミを分別でき、結果として処分時の分別作業における二次感染も防止できる。
さらに、看護現場で留置針とそれ以外のゴミを分別しているため、原材料のリサイクルもスムーズに行うことが可能となる。
以下本発明の実施の形態を図に基いて説明する。
(第1の実施の形態)
(第1の実施の形態)
図5は、本発明に関わる二次感染防止用回収ボックス100の斜視図である。また図6は、二次感染防止用回収ボックス100を床面に固定するための脚部104の側面図である。
この二次感染防止用回収ボックス100は、容器部101、蓋部102、留置針挿入口103を含んで構成される。
容器部101は、留置針挿入口103から挿入される留置針を蓄える容器である。
蓋部102は、容器部101に蓄えられた留置針がこぼれ出ないようにするための蓋体である。
留置針挿入口103は、留置針を容器部101に挿入するための入り口である。留置針挿入口103は丸断面を持つ筒状の弾性体である挿入口本体103aを含んで構成されている。
図7は、本発明に関わる留置針挿入口103の断面図及び上面図である。
本図における留置針挿入口103は、挿入口本体103aと部材103b、103cの部材3つの部品で構成されて。しかし、部材103b、103cは、挿入口本体103aと蓋部102との固定のための部材であるため、特にこの構成にこだわる必要はない。
本発明において重要視されるのは、筒状の挿入口本体103aと、その挿入口本体103aに設けられた保持部分103d1、103d2である。
本発明において重要視されるのは、筒状の挿入口本体103aと、その挿入口本体103aに設けられた保持部分103d1、103d2である。
挿入口本体103aは、筒状の弾性体で構成された部材である。本図において、挿入口本体103aは一体で構成された保持部分103d1、103d2を含む。また概念上の存在として開口部103e1、103e2、軸方向103sがある。
挿入口本体103aに設けられた保持部分103d1、103d2は、キャップ910を保持するための突出部である。この保持部分103d1、103d2も弾性体で構成される。この保持部分103d1、103d2が軸方向103の異なる二か所に存在することで安定してキャップ910を保持することができる点に特徴がある。
開口部103e1、103e2は留置針本体900及びキャップ910を容器部101に押し込めるための筒状の挿入口本体103aの開口部である。開口部103e1は留置針本体900及びキャップ910を挿入するためのものであり、開口部103e2は留置針本体900及びキャップ910を容器部101内に入れるためのものである。また軸方向103sは、略円筒状である挿入口本体103aの円筒の高さ方向を表す。
留置針挿入口103の開口部103e1、103e2を通して留置針本体900は二次感染防止用回収ボックス100中に投棄される。従って、開口部103e1、103e2の大きさによって投棄可能な留置針の大きさ決定される。また、保持部分103d1、103d2の内径よりも小さな留置針は本発明の期待する効果は発揮できない。しかし、留置針のサイズは技術標準である程度規定されている為、製造メーカの異なる留置針であっても、一つの二次感染防止用回収ボックス100で運用可能である。
本図では留置針挿入口103は、ねじ止めなどの方法で蓋部102に別体として取り付けられている。なお図7上面図では固定用ネジ穴などは省略している。
回収業者が二次感染防止用回収ボックス100から使用済みの留置針を取り出す際には、容器部101から蓋部102を外して、中身(使用済み留置針)を処理することになる。また、部材103b及び103cを処理することで留置針挿入口103が簡単に分解できるようにしても良い。
本発明においては、この保持部分103d1、103d2が弾性体であることに特徴がある。また、キャップ910の軸中心921から張り出し部911の最外縁までの距離より留置針挿入口103の内径が小さいこと、一定の力で留置針を押し込むとその弾性により留置針挿入口103の内径が広がり留置針を容器部101に押し込めることに特徴がある。
さらには上下2か所の保持部分103d1、103d2を持ち、ここでキャップ910を保持することで、キャップ910をぶれることなく保持し続けることが可能になる。
脚部104は、図示しない床面(設置面)と二次感染防止用回収ボックス100とをしっかりと固定するための脚である。図6は、脚部104の側面図である。
この脚部104は吸盤104aと受け部104bを含んで構成される。ここでは吸盤104aで床面と固定することを想定しているが、ネジなどで床と固定しても良い。
吸盤104aは、図示しない床面と脚部104を固定するための固定用部材である。
受け部104bは、二次感染防止用回収ボックス100の容器部101を受けるための
椀状の受け口である。使用時には二次感染防止用回収ボックス100の容器部101をこの受け部104bに挿入して、二次感染防止用回収ボックス100を床面に固定する。従って、二次感染防止用回収ボックス100の容器部101はしっかりと固定できるように受け部104bを設計する必要がある。具体的にはゴムなどを受け部104bの素材とし変形による力で二次感染防止用回収ボックス100の保持を図る、などである。
椀状の受け口である。使用時には二次感染防止用回収ボックス100の容器部101をこの受け部104bに挿入して、二次感染防止用回収ボックス100を床面に固定する。従って、二次感染防止用回収ボックス100の容器部101はしっかりと固定できるように受け部104bを設計する必要がある。具体的にはゴムなどを受け部104bの素材とし変形による力で二次感染防止用回収ボックス100の保持を図る、などである。
なお、本実施の形態においては二次感染防止用回収ボックス100と別体で表現しているが、脚部104を二次感染防止用回収ボックス100と一体として、脚部104も廃棄の対象とすることも本発明の射程に含まれることは言うまでもない。
次に使用時の状況について説明する。なお、以下の手順では、特記しない限り看護師はすべて片手で操作を行っているものとするが、両手を使ってももちろん構わない。
以下、実際の操作の方法を説明する。
まず、二次感染防止用回収ボックス100を挿入した脚部104を床面にしっかりと固定する。図8は、本発明に関わる二次感染防止用回収ボックス100を脚部104に固定することを表す図である。本図の様に、両手で二次感染防止用回収ボックス100の容器部101を脚部104にしっかり固定し、少なくとも片手の力では動かないように脚部104の強度が設計されることが望ましい。
まず、二次感染防止用回収ボックス100を挿入した脚部104を床面にしっかりと固定する。図8は、本発明に関わる二次感染防止用回収ボックス100を脚部104に固定することを表す図である。本図の様に、両手で二次感染防止用回収ボックス100の容器部101を脚部104にしっかり固定し、少なくとも片手の力では動かないように脚部104の強度が設計されることが望ましい。
次に操作者たる看護師は、滅菌テープを外した留置針を留置針挿入口103にセットする。図9は、留置針本体900及びキャップ910を留置針挿入口103にセットした際の状態を表す断面図である。
看護師は、図9に示すように、開口部103e1を通して使用する留置針本体900及びキャップ910を留置針挿入口103にセットする。
一定の力で押し込むと、留置針挿入口103の保持部分103d1、103d2の弾性力によりキャップ910が固定される。この弾性力が掛かった状態では看護師が手を放してもキャップ910が留置針挿入口103から落下することはない。
看護師は次にキャップ910から留置針本体900を抜き取る。図10は、固定されたキャップ910から留置針本体900を抜き取ることを示す図である。
本発明では、キャップ910(主に張り出し部911)と留置針挿入口103(厳密には保持部分103d1、103d2)との間で生じる留置針挿入口103の弾性力が、留置針本体900の嵌合部907とキャップ910の頸部912の間の係止/着脱に要する力よりも大きい。これにより、看護師が留置針本体900を引き上げるとキャップ910から留置針本体900が外れる。また、外れたキャップ910はその開口部を上に向けた状態で、留置針挿入口103に保持されつづける。
これを利用することにより、看護師は手を添えることなく留置針本体900からキャップ910を外すことが可能になる。
その後、看護師は留置針本体900を用いて医療行為を行う。使用後にその留置針本体900の外筒904やカテーテルハブ902は外れて図示しない受診者の体に残った状態になる。また、内針901はこの受診者の体液で汚れた状態になる。この状態で看護師が内針901を誤って自身の体などに刺すと二次感染が生じる虞が極めて高い。
図11及び図12は、留置針本体900をキャップ910から外した状態から再度キャップ910に戻すことを表す断面図である。
上記の様に、留置針本体900を抜いてもキャップ910はその開口部をさらしたまま留置針挿入口103に保持される(図11)。この状態で使用後の留置針本体910をキャップ910に挿入し、勘合部907と頸部912を嵌合させる(図12)。本発明では、この一連の手順を看護師が手を添えることなく行える点が特徴である。これは脚部104により二次感染防止用回収ボックス100が床面に固定されている為、及び留置針挿入口103がキャップ910を保持している為である。結果、手を添える必要がないため、看護師に対する二次感染リスクを大幅に軽減することが可能になる。
最後に使用済み留置針本体900及びキャップ910の廃棄について説明する。
図13は、使用後の留置針本体900及びキャップ910を容器部101に差し込む状態を表す図である。また、図14は、留置針落下時の様子を表す図である。
図13は、使用後の留置針本体900及びキャップ910を容器部101に差し込む状態を表す図である。また、図14は、留置針落下時の様子を表す図である。
保持部分103d1、103d2の弾性力を超える力を上部からくわえると、留置針本体900及びキャップ910は徐々に開口部103e2を通って容器部101中に落ちてゆく。キャップ910が保持部分103d1を通過するとキャップ910に加わる弾性力がほぼ半減するため、留置針本体900及びキャップ910はより加速して容器部101中に落ちる。
さらに力を加え続けると留置針本体900及びキャップ910は容器部101内に落ち切り(図14)、そのままでは使用済みの留置針本体900を外に取り出せないようになる。これにより、二次感染防止用回収ボックス100を解体しない限り使用済みの留置針本体900を触ることはできない。結果として、看護師等の二次感染リスクは大幅に低下する。
また構造上、ガーゼなどを捨てることは困難であり、結果として病院内での分別廃棄を行うことが可能になる。
その後、容器部101が留置針でいっぱいになると、二次感染防止用回収ボックス100を脚部104から取り外して、その二次感染防止用回収ボックス100をそのまま回収、処分する。
以上の様に脚部104の着脱以外は、看護師はすべてを片手で処理できる。これにより誤って使用済みの内針901を自身の体に刺して看護師に二次感染が生じる虞を排除することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
たとえば、弾性力の調整に、保持部分103d1、103d2に切れ込みをいれることである。図15は、保持部分103d1、103d2の弾性力調整の応用事例を表す留置針挿入口103の上面図である。
軸方向103sに平行に切れ込み120を入れることで、保持部分103d1、103d2の構造的な強度及び弾性力の低減を図る。これにより手軽に弾性力の調整を行うことが可能になる。
また、本書では挿入口本体103aと、保持部分103d1、103d2を一体として説明した。しかし、これらを別部品とし、組み合わせて構成することも本発明の射程に含まれることは言うまでもない。さらには、保持部分を軸方向103sに3か所以上に設ける場合や、厚みのある保持部分を一つだけ設けても本発明の射程に含まれることは言うまでもない。
本発明は、医療現場の二次感染防止用回収ボックスとして用いられる。上記では留置針のみで説明したが、留置針挿入口103の内径、保持部分103d1、103d2の内径及びそれらの弾性力を適合させることで、通常の注射器の廃棄ボックスとして用いることも可能である。
100:二次感染防止用回収ボックス
101:容器部、
102:蓋部、
103:留置針挿入口、
103a:挿入口本体、
103b、103c:部材、
103d1、103d2:保持部分、
103e1、103e2:開口部、
103s:軸方向、
104:脚部、
104a:吸盤、
104b:受け部、
120:切れ込み、
900:留置針本体、
901:内針、
902:カテーテルハブ、
903:カシメピン、
904:外筒、
905:チューブ挿入口、
906:軸本体、
907:嵌合部
910:キャップ、
911:張り出し部
912:頸部、
930:ディスポーザルボックス、
931:開口部。
101:容器部、
102:蓋部、
103:留置針挿入口、
103a:挿入口本体、
103b、103c:部材、
103d1、103d2:保持部分、
103e1、103e2:開口部、
103s:軸方向、
104:脚部、
104a:吸盤、
104b:受け部、
120:切れ込み、
900:留置針本体、
901:内針、
902:カテーテルハブ、
903:カシメピン、
904:外筒、
905:チューブ挿入口、
906:軸本体、
907:嵌合部
910:キャップ、
911:張り出し部
912:頸部、
930:ディスポーザルボックス、
931:開口部。
Claims (11)
- 蓋体と、蓋体に取り付けられた留置針挿入口と、容器部と、を含む二次感染防止用回収ボックスであって、
前記留置針挿入口を通して前記容器部に留置針を挿入することを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項1に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記留置針挿入口は弾性体により構成されることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項2に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、更に前記留置針挿入口は第1の保持部分及び第2の保持部分を含み、
前記第1の保持部分及び前記第2の保持部分の弾性力によって前記留置針のキャップを保持し続けることができることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項3に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
留置針が挿入された前記留置針挿入口の前記第1の保持部分または前記第2の保持部分が弾性変形することで前記留置針のキャップに弾性力が生じ、前記留置針挿入口が前記キャップを保持することを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項4に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記弾性力は前記留置針の前記キャップと留置針本体との間の嵌合力よりも大きいことを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項5に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記留置針挿入口の前記第1の保持部分または前記第2の保持部分に挿入された前記留置針に前記留置針の留置針本体に挿入時と逆方向の力を加えることで、前記留置針本体と前記キャップの嵌合が外れることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項5に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記留置針挿入口の前記第1の保持部分または前記第2の保持部分に挿入された前記留置針に、前記留置針の留置針本体に挿入時と同じ方向の力を加えることで前記キャップが前記容器部内に挿入されることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項1に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
該二次感染防止用回収ボックスの前記容器部は脚部によって設置面と固定されることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項8に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記脚部は固定用部材を含み前記設置面と固定されることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項1に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記蓋体と前記容器部は着脱可能になっていることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。 - 請求項1に記載の二次感染防止用回収ボックスにおいて、
前記蓋体と前記留置針挿入口は着脱可能になっていることを特徴とする二次感染防止用回収ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014043752A JP2015167666A (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 二次感染防止用回収ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014043752A JP2015167666A (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 二次感染防止用回収ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015167666A true JP2015167666A (ja) | 2015-09-28 |
Family
ID=54200970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014043752A Pending JP2015167666A (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 二次感染防止用回収ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015167666A (ja) |
-
2014
- 2014-03-06 JP JP2014043752A patent/JP2015167666A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2828175B2 (ja) | 交換及び引込め可能の針プラットホームを持つ注射器 | |
JP5693873B2 (ja) | 万能安全注射器 | |
US6783003B2 (en) | Hypodermic needle holder | |
JP5169217B2 (ja) | セーフティシリンジ | |
FI106536B (fi) | Injektioruisku | |
US20180085515A1 (en) | Sealed packages containing a medical device | |
KR101604957B1 (ko) | 펜 타입 주사기의 원 터치 결합 및 분리용 펜 니들과 원 터치 분리배출 기능이 구비된 덮개 | |
US8177063B1 (en) | Hypodermic needle holder | |
EP1754499A1 (en) | Safety hypodermic syringe with retractable needle carrier | |
EP2995334A1 (en) | Fluid injection needle unit having stick injury and infection prevention function | |
JP4873840B2 (ja) | 医療用針アセンブリ | |
US9839489B2 (en) | Sharps end capture device and method | |
RU2655272C2 (ru) | Безопасный катетер | |
JPWO2017170635A1 (ja) | 薬液投与器具、薬液投与器具の使用方法及び薬液投与器具の製造方法 | |
EP2073874B1 (en) | Needle safety device | |
KR102121495B1 (ko) | 주사 바늘 안전 제거 장치 | |
KR20180044860A (ko) | 주사기의 바늘찔림 방지방법 | |
JP2016067919A (ja) | 針脱去操作カバー | |
US20060116645A1 (en) | Syringe | |
JP2015167666A (ja) | 二次感染防止用回収ボックス | |
KR101575165B1 (ko) | 안전캡이 포함되는 시술용 침. | |
JPWO2005079890A1 (ja) | 注射針の安全器材 | |
JP5169218B2 (ja) | シリンジ | |
KR102512519B1 (ko) | 재사용 방지용 주사장치 | |
JP5910138B2 (ja) | 針組立体 |