JP2015167340A - デジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

デジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所望の被写体の撮影チャンスを逃すことなく、かつ、適正な撮影パラメータを適用した画像又は適正な構図の画像を得ることが可能なデジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供すること。
【解決手段】被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像するデジタルカメラの撮像方法であって、N(但し、0<N<L)枚目の被写体を撮像した画像データを格納する工程と、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータ及び構図の少なくとも一方を使用して信号処理する工程と、を含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
デジタルカメラにおいて、被写体を連続的に撮像する機能(いわゆる連写機能)が利用されている。デジタルカメラで撮像した画像データには、各種の信号処理が施される。例えば、露出を自動的に制御するオートエクスポージャ(以下、AEと略す。)機能と、白色を適切な色に自動調整するオートホワイトバランス(以下、AWBと略す。)機能などがある。画像データに対するデジタルゲインを調整したり、ガンマ変換におけるガンマカーブを調整したりすることで、露出を制御することが可能である。また、画像データに対するWB(ホワイトバランス)ゲインを調整することで、ホワイトバランス調整を行うことが可能である。これらの撮影パラメータの調整は、イメージセンサに光を取り込んだ後のみに行うことが可能であり、一般には撮影動作開始後数秒後に適切な撮影パラメータを得ることが可能になる。
ユーザがデジタルカメラで被写体を撮影する場合には、被写体の撮影したい状態が非常に短時間の場合があるが(例えば、子供の笑顔、あこがれのスターを街で見かけた場合等)、撮影動作開始直後には適切な撮影パラメータが得られておらず、結果として撮影者の意図とはかけ離れた露出やホワイトバランスの画像を撮影することになってしまう。また、撮影初期の段階では、ユーザは被写体をうまくフレーミングできない場合が多い。
特開2008−48307号公報 特開2001−251551号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが所望の被写体の撮影チャンスを逃すことなく、かつ、適切な撮影パラメータを適用した画像又は適正な構図の画像を得ることが可能なデジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像するデジタルカメラの撮像方法であって、N(但し、0<N<L)枚目の被写体を撮像した画像データを格納する工程と、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータ及び構図の少なくとも一方を使用して信号処理する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記格納する工程では、前記N枚目に撮像した被写体のRAWデータを格納し、前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体のRAWデータに対して、前記M枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータを使用して信号処理することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、シャッターボタンが押された場合に、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記デジタルカメラが起動した場合に、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像し、前記M(但し、N<M≦L)枚目の被写体は、シャッターボタンが押された際に撮像した画像データであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記撮影パラメータは、ホワイトバランス調整用パラメータであり、前記画像処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M枚目の被写体を撮像した画像データのホワイトバランス調整用パラメータを使用してホワイトバランス調整することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記撮影パラメータは、露出調整用パラメータであり、前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M枚目の被写体を撮像した画像データの露出調整用パラメータを使用して露出調整することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データの構図を、前記M枚目の被写体を撮像した画像データの構図に基づいて変更することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記信号処理する工程では、前記M枚目の画像データと前記N枚目の画像データで同じオブジェクトがあるか否かを判断し、同じオブジェクトがあり、かつ、当該同じオブジェクトが前記M枚目の画像データが前記N枚目の画像データに比して、中央又は大きく存在している場合には、前記N枚目の画像データの構図を、前記M枚目の画像データの構図を使用して変更し、同じオブジェクトがない場合、又は、同じオブジェクトがある場合でも当該同じオブジェクトが前記M枚目の画像データが前記N枚目の画像データに比して、中央又は大きく存在していない場合には、前記N枚目の画像データの構図を、前記M枚目の画像データの構図を使用して変更しないことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記オブジェクトは人物であることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像するデジタルカメラに搭載されるプログラムであって、N(但し、0<N<L)枚目の被写体を撮像した画像データを格納する工程と、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M(但し、N<M≦L)枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータ及び構図の少なくとも一方を使用して信号処理する工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所望の被写体の撮影チャンスを逃すことなく、かつ、高画質な画像又は適正な構図の画像を得ることが可能となるという効果を奏する。
図1−Aは、本実施の形態に係る撮像装置の連続撮影方法の原理を説明するための図である。 図1−Bは、本実施の形態に係る撮像装置の連続撮影方法の原理を説明するための図である。 図2−Aは、携帯電話端末の外観を示す斜視図である。 図2−Bは、携帯電話端末の外観を示す背面図である。 図3は、携帯電話端末の概略の構成を示すブロック図である。 図4は、カメラデバイスの概略の機能ブロック図である。 図5は、カメラ操作画面の一例を示す図である。 図6は、連続撮像処理を説明するための説明図である。 図7は、構図最適化処理を説明するためのフローチャートである。 図8は、構図最適化処理の具体的な画像の例を示す図である。 図9は、連続撮像処理の変形例を説明するための説明図である。 図10は、構図最適化処理の変形例を説明するためのフローチャートである。
以下に、この発明にかかるデジタルカメラの撮像方法及びコンピュータが実行可能なプログラムに基づいて詳細に説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。したがって、本発明の装置、システム及び方法の実施形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施形態の一例を示すものであって、本明細書の特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システム及び方法についての選択した実施形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、又は他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの又は実質的に同一のものが含まれる。下記の実施の形態と変形例はそれぞれ単独で実施してもよく、また、その一部又は全部を組み合わせて実施してもよい。
(本発明の概要)
図1−A及び図1−Bは、本実施の形態に係るデジタルカメラの連続撮影方法の原理を説明するための図である。デジタルカメラで撮影する場合には、被写体を「撮りたい」と思ったらすぐに撮影したい場合があるが(例えば、子供の笑顔、あこがれのスターを街で見かけた場合等)、撮影チャンスを取り逃している場合が多い。そのため、被写体を「撮りたい」と思ったらすぐに撮影できることが望まれる。しかしながら、現在の技術のレベルでは、被写体を適正に撮影できる状態になるまでのタイムラグが存在しており、被写体を撮影する場合に、撮影パラメータ(ホワイトバランスや露出等)や構図は、徐々に適正な状態になっていく。
図1−Aにおいて、横軸は時間(連続撮影の撮影枚数)、縦軸は被写体を連続撮影した場合の画像としての好ましさを示している。201は、ユーザが撮影対象を撮りたかった状態との類似度(例えば、人の笑顔を撮りたい場合には、笑顔が撮りたかった状態である)、202は撮影パラメータ(ホワイトバランスや露出等)の安定度、203はユーザによる撮影構図の安定度を示している。
図1−A及び図1−Bに示すように、1枚目と6枚目を比較すると、撮影対象については、1枚目の方が6枚目に比して、ユーザが撮りたかった状態に近く、先に撮影した画像の方が好ましい。また、撮影パラメータの安定度については、6枚目の方が1枚目に比して、撮影パラメータは安定しており、後に撮影した画像の方が好ましい。ユーザによる撮影構図の安定度については、6枚目の方が1枚目に比して、撮りたい撮影対象を安定してフレーミングできている場合が多く、後に撮影した画像の方が好ましい。
そこで、本実施の形態では、被写体を連続撮影する場合に、撮影対象については先に撮影した画像の方が好ましく、撮影パラメータや構図に関しては、後に撮影した画像の方が好ましいという着想に基づいて、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像する場合に、先に撮影(N枚目(但し、0<N<L))した被写体の画像データを、後に撮影(M枚目(但し、N<M≦L))した被写体の画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することで、ユーザが所望の被写体の撮影チャンスを逃すことなく、かつ、高画質な画像及び適正な構図の画像を得ることを可能としている。
(実施の形態)
本実施の形態に係るデジタルカメラを適用した携帯電話端末1の外観構成について説明する。本実施の形態では、携帯電話端末の一例としてスマートフォンについて説明する。図2−Aは、携帯電話端末1の外観を示す斜視図である。図2−Bは、携帯電話端末の外観を示す背面図である。
図2−A及び図2−Bに示すように、携帯電話端末1は、略六面体形状の筐体2を備えている。筐体2の表面のうち一方側の面を正面2A、正面2Aに対向する他方側の面を背面2C、筐体2の表面のうち正面2Aと背面2Cに挟まれた面を側面2Bとする。携帯電話端末1は、筐体2の正面2Aに、タッチパネル3A及び表示部3Bで構成されるタッチ表示部3と、操作部4と、マイク5と、スピーカ7とが配置されている。筐体2の背面2Cには、カメラ部6Aが配置されている。筐体2の側面2Bには、不図示の電源ボタンやボリューム調整ボタン等が配置されている。
タッチ表示部3は、正面2Aの中央の略全域に亘って配置されている。操作部4及びマイク5は、正面2Aの長手方向の一方の端部に配置されている。スピーカ7は、正面2Aの長手方向の他方の端部に配置されている。カメラ部6Aは、背面2Cの長手方向の一方の端部に配置されている。カメラ部6Aでは背面2C側から撮影が可能となっている。
タッチ表示部3は、文字、図形、画像等の情報を表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、「指示体」と称する)を用いてタッチパネル3Aに対して行われる各種操作を検出する。タッチパネル3Aが各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の方式を採用することができる。
カメラ部6Aで撮影した画像は表示部3Bに表示可能となっており、ユーザは、表示部3Bを電子ビューファインダーとして使用することができる。ユーザは、表示部3Bに表示される画像を観ながらシャッタチャンスを得ることができる。
図3は、携帯電話端末1の概略の構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯電話端末1は、制御部10と、メモリ11と、記憶部12と、通信部13と、カメラ部6Aを含むカメラデバイス6と、タッチ表示部3(タッチパネル3A、表示部3B)と、操作部4と、マイク5と、スピーカ7とを備えている。
タッチ表示部3は、表示部3Bと、表示部3Bに重畳されたタッチパネル3Aとを有する。タッチパネル3Aは、指やペン等の指示体を用いてタッチパネル3Aに対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチパネル3A上での位置とともに検出し、制御部10に通知する。タッチパネル3Aによって検出される操作には、タッチ操作、スライド操作、及びピッチ操作が含まれる。表示部3Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。
操作部4は、ボタン4A、4B等を通じて利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する指示信号を制御部10へ送信する。ボタン4Aは、連続撮影(単に「連写」ともいう)モードと通常撮影モードとを切り替えるためのボタンである。連続撮影モードは、シャッターボタンが押された場合に、被写体を複数枚連続して撮影するモードである。通常モードは、シャッターボタンが押された場合に被写体を1枚撮影するモードである。
電源部14は、制御部10の制御に従って、蓄電池またはACアダプタから得られる電力を、制御部10を含む携帯電話端末1の各機部へ供給する。
通信部13は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間で無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。スピーカ7は、制御部10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク5は、利用者等の音声を音声信号へ変換して制御部10へ出力する。
メモリ11は、例えば、RAMやDRAM等で構成されており、制御部10によって実行されるプログラム、制御部10が参照するデータ、制御部10の演算結果等が一時的に記憶されるワークエリアとして使用される。
記憶部12は、例えば、不揮発性メモリや磁気記憶装置であり、制御部10での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。記憶部12に記憶されるプログラムには、携帯電話端末1の基本的な機能を実現するOS、デバイスをハードウェア制御するためのデバイス・ドライバ、カメラ機能を実現するためのカメラアプリケーションプログラム、電子メール機能を実現するための機能を提供するメールアプリケーションプログラム、WEBブラウジング機能を実現するための機能を提供するブラウザアプリケーションプログラム等が含まれる。
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、DSP等であり、携帯電話端末1の動作を統括的に制御して各種の機能(モード)を実現する。具体的には、制御部10は、記憶部12に記憶されているデータやメモリ11に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、タッチ表示部3、通信部13,カメラデバイス6等を制御することによって各種機能(モード)を実現する。なお、制御部10が実行するプログラムや参照するデータは、通信部13による無線通信でサーバ装置からダウンロードすることとしてもよい。
図4は、カメラデバイス6の概略の機能ブロック図である。カメラデバイス6は、カメラ部6A、アナログ信号処理回路24,A/D変換回路25,ISP(Image signal Processor)26、カメラデバイス6と制御部10を接続するためのインターフェース27等を備えている。
カメラ部6Aは、レンズ21と、レンズ移動機構(AF機能、ズーム機能)、メカニカルシャッタ、及び自動絞り機能などを備えたメカ機構22と、イメージセンサ23等を備えている。レンズ21は、例えば、広角ズームレンズであり、焦点位置及びズーム位置を調整するために移動可能に構成されており、被写体光を結像する。イメージセンサ23は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等の撮像素子、およびRGBカラーフィルタ等を備えており、レンズ21で結像された被写体光をR、G、Bのアナログの画像データとして、アナログ信号処理回路24に出力する。
アナログ信号処理回路24は、イメージセンサ23から出力されたR,G,Bのアナログの画像データに対してアナログ信号処理(低雑音化やアナログゲイン補正等)を施して、A/D変換回路25に出力する。
A/D変換回路25は、R,G,Bのアナログの画像データをA/D変換して、R,G,Bのデジタルの画像データ(RAWデータ)をISP26に出力する。A/D変換回路25から出力されるR,G,Bのデジタル画像データは、未だ画素補間処理等のデジタル信号処理が行われていないRAWデータである。
ISP(Image Signal Processor)26は、入力されるRAWデータに対して、画素補間処理、AWB調整、AE調整、及び色差・輝度分離処理等の各種のデジタル信号処理を行う。ISP26は、RAWデータ、AWB調整パラメータ(ホワイトバランス調整用パラメータ)及びAE調整パラメータ(露出調整用パラメータ)を格納するためのバッファメモリ31、画素補間部32、AWB調整部33、AE調整部34、輝度色差分離部35、ビデオ信号処理部36、JPEG処理部37等を備えている。
画素補間部32は、R、G、Bの各画像データを補間する。AWB調整部33は、R、G、Bの画像データからAWB調整用評価値を取得し、取得したAWB調整用評価値に基づいてAWB調整パラメータを算出して、算出したAWB調整パラメータに基づいてホワイトバランス調整を行う。例えば、AWB調整用評価値は、R,G,Bデータを画面内の複数ブロック毎かつ色毎に積算した値等とすることができ、AWB調整パラメータは、R、G、B用のデジタルゲイン値とすることができ、AWB調整では、R,G,Bの画像データの各デジタルゲインを調整することにしてもよい。
AE調整部34は、R、G、Bの画像データからAE調整用評価値を取得し、取得したAE調整用評価値に基づいてAE調整パラメータを算出し、算出したAE調整パラメータに基づいてAE調整を行う。例えば、AE調整用評価値は、Gデータを画面内の複数ブロックごとに積算した値等とすることができ、AE調整パラメータは、デジタルゲイン値やガンマ変換特性値であり、AE調整では、R、G、B画像データのデジタルゲインの調整やガンマ変換等を行うことにしてもよい。
輝度色差分離部35は、R、G、Bの画像データを色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに分離する。ビデオ信号処理部36は、色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成する。このビデオ信号は制御部10を介して、タッチ表示部3に出力されて被写体の画像が表示される。
JPEG処理部37は、例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直交変換,並びに,JPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号化・復号化等を行う。
制御部10は、記憶部12に格納されたカメラアプリケーションプログラム12Aに従ってメモリ11を作業領域として使用して、操作部4からの指示又はタッチ表示部3に表示したカメラ操作画面からの操作指示に従い,カメラデバイス6の全動作を制御する。
具体的には、制御部10は,撮像動作(連続撮像を含む)、AE動作、AWB調整動作や、AF動作等の制御を行う。また、制御部10は、顔検出機能等を備えており、画像データから人物の顔を検出することが可能となっている。また、制御部10は、JPEG処理部37でJPEG圧縮処理されたJPEGデータの記憶部12への記録、又は、記憶部12からの読み出しを行う。
制御部10は、ユーザ操作により、タッチ表示部3でカメラアプリケーションプログラム12Aが選択されると、カメラアプリケーションプログラム12Aを起動して、カメラデバイス6を起動させると共に、カメラ操作画面をタッチ表示部3に表示する。図5は、タッチ表示部3に表示されるカメラ操作画面の一例を示す図である。図5に示すように、カメラ操作画面には、撮影した画像データや,伸長処理された記録画像データを表示する領域(電子ビューファインダー)8Aと、シャッターボタン8Cや各種機能選択を行うためのボタン(不図示)、カメラデバイス6の状態等が表示される領域8Bと、を備えている。ユーザは、領域8A内をタッチすることでフォーカス位置を指定することができ(マニュアルフォーカス)、制御部10は、メカ機構22を制御して、指定されたフォーカス位置に対応する位置にレンズ21を移動させる。
上記図4のように構成されたカメラデバイス6の連続撮影処理を図6〜図8を参照しつつ説明する。図6は、連続撮影処理を説明するための説明図である。図7は、構図最適化処理を説明するためのフローチャートである。図8は、構図最適化処理の具体的な画像の例を示す図である。
まず、ユーザ操作によりタッチ表示部3でカメラアプリケーションプログラム12Aが選択されると、制御部10は、カメラアプリケーションプログラム12Aを起動して、カメラデバイス6を起動させると共に、カメラ操作画面をタッチ表示部3に表示する。そして、連続撮影モードが選択された状態で、ユーザが、シャッターボタン8Cを押すと、連続的にL枚(Lは2枚以上)、被写体の撮像が行われる。この場合、ユーザは、所望の撮影対象を直ぐにフレーミングしてシャッターボタン8Cを押し、徐々に被写体のフレーミングを合わせていく。以下では、10枚連続撮影する場合を一例として説明する。
まず、連続撮影モードが設定されている状態で、ユーザがシャッターボタン8Cを押すと、1枚目の撮影が行われる。より具体的には、メカ機構22のシャッターが一定時間開かれ、被写体像がイメージセンサ23に入射される。イメージセンサ23から出力されたRGBの画像データは、アナログ信号処理回路24でアナログ信号処理された後、A/D変換回路25でA/D変換されて、RGBのデジタル画像データ(RAWデータ)がISP26に入力される。
ISP26では、1枚目のRAWデータがバッファメモリ31に格納される(図6のT1参照)。すなわち、バッファメモリ31には、デジタル信号処理される前の1枚目のR,G,Bの画像データが格納される。また、1枚目のRAWデータは、画素補間部32でR、G、Bの各画素が補間される。画素の補間後、AWB調整部33では、R、G、Bの画像データからAWB調整用評価値を取得し、取得したAWB調整用評価値に基づいてAWB調整パラメータを算出し、算出したAWB調整パラメータに基づいてAWB調整が行われる。
つづいて、AE調整部34では、R、G、Bの画像データからAE調整用評価値を取得し、取得したAE調整用評価値に基づいてAE調整パラメータを算出して、算出したAE調整パラメータに基づいてAE調整が行われる。
この後、輝度・色差分離部35で色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)に分離された後、ビデオ信号処理部36でビデオ信号が作成され、制御部10を介して、タッチ表示部3に被写体の画像が表示される。
続いて、2〜10枚目の撮影が順次行われる。2〜10枚目に撮像して得られるRAWデータはバッファメモリ31に保存することなく、ISP26で同様なデジタル信号処理が施される。撮影が進むと、AWB調整及びAE調整により、適正なホワイトバランス及び露出(明るさ)の画像となっていく。10枚目の撮影では、AWB調整部33は、10枚目のAWB調整で使用したAWB調整パラメータをバッファメモリ31に格納し(図6のT2)、AE調整部34は、10枚目のAE調整で使用したAE調整パラメータをバッファメモリ31に格納する(図6のT3)。さらに、JPEG処理部37では、色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに基づいてJPEG(圧縮)データを生成し、制御部10を介して、10枚目のJPEGデータとして記憶部12に格納される(図6のT4)。なお、2〜9枚目については、JPEGデータの作成及び保存は行われない。
そして、ISP26では、制御部10の指示に従って、バッファメモリ31に格納した1枚目のRWAデータに対して、バッファメモリ31に格納した、10枚目のAWB調整パラメータ及びAE調整パラメータを使用して、デジタル信号処理が施される(図6のT5)。
より具体的には、ISP26では、1枚目のRAWデータは、画素補間部32でR、G、Bの各画像データに補間された後、AWB調整部32では、10枚目のAWB調整パラメータを使用してAWB調整が行われ、AE調整部33では、10枚目のAE調整パラメータを使用してAE調整が行われる。この後、輝度・色差分離部35で色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)に分離された後、JPEG処理部37でJPEGデータが作成された後、制御部10を介して、1枚目のJPEGデータとして記憶部12に格納される(図5のT6)。
続いて、制御部10は、1枚目の画像データの構図を、10枚目の画像データの構図を使用して変更する構図最適化処理を実行する(図6のT7)。構図最適化処理の具体的な処理の例を図7及び図8を参照して説明する。
図7において、制御部10は、1枚目と10枚目のJPEGデータを記憶部12から読み出し、JPEG処理部37で伸張処理させた後、1枚目の画像データと10枚目の画像データで同じオブジェクトがあるか否かを判断する(ステップS1)。オブジェクトは例えば人物である。制御部10は、1枚目と10枚目で同じオブジェクトがない場合には(ステップS1の「No」)、1枚目の画像データの構図を最適化しない(ステップS4)。なお、オブジェクトは、人物に限られず、例えば、動物(例えば、犬、猫等)、乗物(例えば、自動車、UFO等)等でもよく、1枚目と10枚目で同じオブジェクトが存在する場合に適用可能である。
他方、1枚目と10枚目で同じオブジェクトがある場合には(ステップS1の「Yes」)、制御部10は、同じオブジェクトは、10枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っているか否かを判断する(ステップS2)。同じオブジェクトが、10枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っていない場合には(ステップS2の「No」)、1枚目の画像データの構図を最適化しない(ステップS4)。
同じオブジェクトは、10枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っている場合には(ステップS2の「Yes」)、制御部10は、10枚目の画像データの構図に基づいて、3分割、2分割、水平・垂直分割等を使用して、1枚目の画像データの構図を最適化する(ステップS3)。そして、制御部10は、構図を最適化した1枚目の画像データをJPEG処理部37でJPEGデータに変換させ、記憶部12に格納する。また、制御部10は、構図を最適化した1枚目の画像データをビデオ処理部36でビデオ信号に変換させて、タッチ表示部3に表示する。これにより、ユーザに、撮影対象については1枚目を使用し、かつ、撮影パラメータや構図については10枚目を使用した画像をユーザに提供することが可能となる。
次に、図8を参照して、構図最適化処理の具体的な画像の例を説明する。1枚目の画像100は笑顔の女性110を撮影できており、撮影対象は好適である。他方、女性110が左下に小さく写っているため構図が望ましくない。10枚目の画像が画像101の場合は、女性111が右下に部分的に写っているため、望ましい構図でないので、1枚目の画像101の構図最適化は行わない。一方、10枚目の画像が画像102の場合は、女性112が中央に大きく写っているため、望ましい構図である。そこで、1枚目の画像101の構図を、10枚目の画像102の構図を使用して好適化する。一例として、1枚目の画像101の女性110をクリッピング及び拡大して、10枚目の画像102の女性112の位置に移動させる。これにより、1枚目の画像は、画像103に示すように、笑顔の女性110が中央に大きく配置された画像となる。
なお、上記実施の形態では、1枚目に撮影した画像データを、10枚目に撮影した画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像する場合に、先に撮像(N枚目(但し、0<N<L))した画像データを、後に撮像(M枚目(但し、N<M≦L))した画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することにすればよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像する場合に、先に撮像(N枚目(但し、0<N<L))した画像データを、後に撮像(M枚目(但し、N<M≦L))した画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することとしたので、ユーザが撮りたかった被写体(撮影対象)について、高画質かつ適正な構図の画像を得ることが可能となる。
また、上記実施の形態では、先に撮像(N枚目(但し、0<N<L))した画像データを、後に撮像(M枚目(但し、N<M≦L))した画像データの撮影パラメータ及び構図を使用して信号処理することとしたが、撮影パラメータ及び構図の両方を使用して信号処理する必要は必ずしもなく少なくとも一方を使用して信号処理することにしてもよい。
また、上記実施の形態では、撮影パラメータとして、AWB調整パラメータやAE調整パラメータについて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、後に撮影した画像データの他の撮影パラメータを使用して、先に撮影した画像データを信号処理することにしてもよい。他の撮影パラメータは例えばAF調整パラメータである。
また、上記実施の形態では、電子ビューファインダーを使用することしたが、光学ファインダーを使用することにしてもよい。
また、上記実施の形態では、1枚目のRAWデータを格納するためのバッファメモリ31を備えているが、バッファメモリ31がない構成の場合には、1枚目に撮像してデジタル信号処理したJPEGデータ及び10枚目のAWB調整パラメータ及びAE調整パラメータを記憶部12に格納し、JPEGデータを伸張処理した後に、10枚目のAWB調整パラメータ及びAE調整パラメータを使用してデジタル信号処理することにしてもよい。
(変形例)
上記実施の形態では、連続撮影モードが選択された状態で、ユーザが、シャッターボタン8Cを押すと、被写体を連続的に撮影し、1枚目に撮影した画像データを、10枚目に撮影した画像の撮影パラメータや構図を使用して信号処理することとした。本発明はこれに限られるものではなく、連続撮影モードが選択されている状態でカメラアプリケーションプログラム12A(カメラデバイス6)が起動した場合に、連続撮影を開始し、1枚目に撮影した画像データを、ユーザがシャッターボタン8Cを押した際に撮影した画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することにしてもよい。これにより、ユーザが撮影パラメータや構図が適正と思われる画像データを取得でき、この取得した画像データの撮影パラメータや構図を使用して、1枚目の画像データの撮影パラメータや構図を変更することが可能となり、よりユーザの意志を反映した撮影パラメータや構図とすることができる。
図9は、連続撮影処理の変形例を説明するための説明図である。図9において、図6と同様な部分は説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。連続撮影モードが設定されている状態でカメラデバイス6が起動すると、まず、1枚目の撮像が行われ、ISP26では、1枚目のRAWデータがバッファメモリ31に格納されると共に(図9のT11参照)、デジタル信号処理が行われる。なお、1枚目の撮像は、カメラデバイス6が静止した状態で、パンクロフォーカス(近距離から遠距離までピントを合わせる)撮影を行うことにしてもよい。
続いて、次の撮影が順次行われ、ユーザがタッチ表示部3に表示される被写体の画像を観て、明るさやホワイトバランスが適正で、被写体の構図も適正と判断した場合にシャッターボタン8Cを押す。この場合、ユーザはマニュアルでフォーカスを合わせることにしてもよい。
シャッターボタン8Cが押されたときに撮像された画像データが、例えば、9枚目の画像データとした場合には、9枚目の撮像では、AWB調整部33は、9枚目のAWB調整で使用したAWB調整パラメータをバッファメモリ31に格納し(図9のT12参照)、AE調整部34は、9枚目のAE調整で使用したAE調整パラメータをバッファメモリ31に格納する(図9のT13参照)。さらに、JPEG処理部37では、色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに基づいてJPEG(圧縮)データを生成し、制御部10を介して、9枚目のJPEGデータとして記憶部12に格納される(図9のT14)。
そして、ISP26では、制御部10の指示に従って、バッファメモリ31に格納した1枚目のRWAデータに対して、バッファメモリ31に格納した、9枚目のAWB調整パラメータ及びAE調整パラメータを使用して、AWB調整やAE調整等のデジタル信号処理が施された後(図9のT15)、1枚目のJPEGデータとして記憶部12に格納される(図9のT16)。
制御部10は、1枚目と9枚目のJPEGデータを記憶部12から読み出し、JPEG処理部37で伸張処理させた後、1枚目の画像データの構図を、9枚目の画像データの構図を使用して変更する構図最適化処理を実行する(図9のT17)。制御部10は、構図最適化処理が施された1枚目の画像データをJPEG処理部37でJPEGデータに変換させ、記憶部12に格納する。また、構図を最適化した1枚目の画像データをビデオ処理部36でビデオ信号に変換させて、タッチ表示部3に表示する。
図10は、構図最適化処理の他の例を説明するためのフローチャートである。図10において、制御部10は、1枚目と9枚目のJPEGデータを記憶部12から読み出し、JPEG処理部37で伸張処理させた後、1枚目の画像データと9枚目の画像データで同じ人物の顔があるか否かを判断する(ステップS11)。1枚目と9枚目で同じ人物の顔が
ない場合には(ステップS11の「No」)、ステップS15に移行する。
1枚目の画像と9枚目の画像で同じ人物の顔がある場合には(ステップS11の「Yes」)、制御部10は、人物を対象と特定し(ステップS12)、人物が9枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っているか否かを判断する(ステップS13)。人物は、10枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っていない場合には(ステップS13の「No」)、1枚目の画像の構図を最適化しない(ステップS17)。
同じ人物は、9枚目の画像データが1枚目の画像データに比して、中央又は大きく写っている場合には(ステップS13の「Yes」)、制御部10は、9枚目の画像データの構図に基づいて、3分割、2分割、水平・垂直分割等を使用して、1枚目の画像データ(人物)の構図を最適化する(ステップS14)。
ステップS15では、制御部10は、1枚目の画像データに存在していて、9枚目の画像データに存在しない物体(移動物)があるか否かを判断する。1枚目の画像データに存在していて、9枚目の画像データに存在しない物体がある場合には(ステップS15の「Yes」)、制御部10は、当該物体を対象物であると判断し(ステップS16)、1枚目の画像の構図を最適化しない(ステップS17)。この場合は、1枚目で撮影できていた撮影対象を、9枚目では撮影できていないので、1枚目の画像データの構図をそのまま使用する。
他方、1枚目の画像に存在していて、9枚目の画像に存在しない物体がない場合には(ステップS15の「Yes」)、1枚目の画像データを9枚目の画像データと同じ構図にする(ステップS18)。すなわち、この場合は、1枚目の撮影で目的とする撮影対象を撮影できていないことになるので、9枚目の画像データの構図を使用する。
なお、上記変形例では、1枚目に撮像した画像データを、シャッターボタンを押した際に撮像した(9枚目の)画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することとしたが、先に撮像した画像データは1枚目に限られるものではなく、また、シャッターボタンを押した際に撮像されるのは9枚目の画像データに限られるものではない。被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像する場合に、先に撮像(N枚目(但し、0<N<L))した画像データを、シャッターボタンを押した際に撮像(M枚目(但し、N<M≦L))した画像データの撮影パラメータや構図を使用して信号処理することにすればよい。
なお、上記実施の形態では、デジタルカメラを搭載した携帯電話端末について説明したしたが、単体のデジタルカメラ装置にも適用可能である。また、デジタルカメラを搭載するデバイスは携帯電話端末に限られるものではなく、タブレットPC、ノートPC、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ゲーム機等の他の情報処理装置にも搭載可能である。
以上のように、本発明にかかるデジタルカメラの撮像方法は、被写体を連続撮影する場合に広く適用可能である。
1 携帯電話端末
2 筐体
3 タッチ表示部
3A タッチパネル
3B 表示部
4 操作部
5 マイク
6 カメラデバイス
6A カメラ部
7 スピーカ
10 制御部
11 メモリ
12 記憶部
13 通信部
14 電源部
21 レンズ
22 メカ機構
23 イメージセンサ
24 アナログ信号処理回路
25 A/D変換回路
26 ISP(Image signal Processor)
27 インターフェース
31 バッファメモリ
32 画素補間部
33 AWB調整部
34 AE調整部
35 輝度色差分離部
36 ビデオ信号処理部
37 JPEG処理部

Claims (10)

  1. 被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像するデジタルカメラの撮像方法であって、
    N(但し、0<N<L)枚目の被写体を撮像した画像データを格納する工程と、
    前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M(但し、N<M≦L)枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータ及び構図の少なくとも一方を使用して信号処理する工程と、
    を含むデジタルカメラの撮像方法。
  2. 前記格納する工程では、前記N枚目に撮像した被写体のRAWデータを格納し、前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体のRAWデータに対して、前記M枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータを使用して信号処理することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラの撮像方法。
  3. シャッターボタンが押された場合に、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像することを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラの撮像方法。
  4. 前記デジタルカメラが起動した場合に、被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像し、
    前記M枚目の被写体は、シャッターボタンが押された際に撮像した画像データであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラの撮像方法。
  5. 前記撮影パラメータは、ホワイトバランス調整用パラメータであり、
    前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、前記M枚目の被写体を撮像した画像データのホワイトバランス調整用パラメータを使用してホワイトバランス調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のデジタルカメラの撮像方法。
  6. 前記撮影パラメータは、露出調整用パラメータであり、
    前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M枚目の被写体を撮像した画像データの露出調整用パラメータを使用して露出調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のデジタルカメラの撮像方法。
  7. 前記信号処理する工程では、前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データの構図を、前記M枚目の被写体を撮像した画像データの構図に基づいて変更することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のデジタルカメラの撮像方法。
  8. 前記信号処理する工程では、
    前記M枚目の画像データと前記N枚目の画像データで同じオブジェクトがあるか否かを判断し、
    同じオブジェクトがあり、かつ、当該同じオブジェクトが前記M枚目の画像データが前記N枚目の画像データに比して、中央又は大きく存在している場合には、前記N枚目の画像データの構図を、前記M枚目の画像データの構図を使用して変更し、
    同じオブジェクトがない場合、又は、同じオブジェクトがある場合でも当該同じオブジェクトが前記M枚目の画像データが前記N枚目の画像データに比して、中央又は大きく存在していない場合には、前記N枚目の画像データの構図を、前記M枚目の画像データの構図を使用して変更しないことを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラの撮像方法。
  9. 前記オブジェクトは人物であることを特徴とする請求項8に記載のデジタルカメラの撮像方法。
  10. 被写体をL(但し、L≧2)枚連続的に撮像するデジタルカメラに搭載されるプログラムであって、
    N(但し、0<N<L)枚目の被写体を撮像した画像データを格納する工程と、
    前記格納したN枚目の被写体を撮像した画像データを、M(但し、N<M≦L)枚目の被写体を撮像した画像データの撮影パラメータ及び構図の少なくとも一方を使用して信号処理する工程と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータが実行可能なプログラム。
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