JP2015167317A - 非接触回転伝送装置 - Google Patents

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Hiroshi Kawada
裕志 河田
和哉 鴇
Kazuya Toki
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Abstract

【課題】回転の軸機構の設計範囲を高め、広帯域伝送ができる非接触回転伝送装置を提供する。【解決手段】複数の第1アンテナ40と複数の第2アンテナ50が、夫々回転軸15を中心にギャップGを有して相対的に回転する第1部材11と第2部材12に、回転方向において分離して設けられ、互いに対向している。第1アンテナ部20は、送信部111からは帯域分割された信号に対応する異なる伝送帯域に設けられ、第2アンテナ部30の複数の第1アンテナは、整合回路71から見たアンテナの共振周波数が同じに設けられている。制御部115は、第1アンテナ40と第2アンテナ50の相対的な回転位置に基づいて、帯域分割された信号の伝送線路101の接続を切換える切換えスイッチ72と、第1アンテナ部20の伝送帯域に第2アンテナ部30を整合させる整合回路71とを有する整合部70を制御し、異なる帯域の信号を同時に伝送する。【選択図】図1

Description

本発明は、信号を非接触で伝送する非接触回転伝送装置に関する。
従来の非接触回転伝送装置として、例えば、図10、図11に示すように、回転ヘッド型磁気記録再生装置に用いる多チャンネルのロータリートランスが知られている。
回転ヘッド型磁気記録再生装置は、デジタル情報信号などを記録、再生する際、高伝送レート化を図るため記録ヘッド、再生ヘッドを多チャンネル化している。そのため回転側ドラム91と固定側ドラム92には、各チャンネルに対応した信号を伝送するための送信側のコイル95と受信側のコイル96が、空隙を介して回転軸97を中心として環状に対向配設され、非接触で信号が伝送される。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1に示すものが知られている。
特開2004−199821号公報
このような従来の非接触回転伝送装置において、回転軸に対し環状に設けた伝送用のコイルは、数百MHz以上の広帯域の信号を各チャンネルで伝送を行う場合、帯域幅が狭く、広帯域伝送が難しいという課題があった。また、高い周波数帯域の伝送用のコイルは、ループサイズが小さく限られた範囲となるため、回転カメラ等の回転部分において回転軸となるシャフト等の軸機構の径サイズが制限され軸強度の不足等が生じてしまう課題があった。
本発明は、軸機構の設計自由度を高め、広帯域伝送ができる非接触回転伝送装置を提供する。
上記目的を達成するために本発明は、回転軸を中心にギャップを有して相対的に回転する第1部材と第2部材と、回転方向において分離して第1部材に設けられた第1アンテナを有し、異なる伝送帯域を有する複数の第1アンテナ部と、回転方向において分離して第2部材に設けられた第2アンテナを有する複数の第2アンテナ部と、第2アンテナと複数の伝送線路とに接続し、第2アンテナ部に設けられた整合部と、第1アンテナと第2アンテナの相対的な回転位置に基づいて、前記整合部を制御して第1アンテナ部の伝送帯域に第2アンテナ部を整合させる制御部と、を備えた非接触回転伝送装置である。
以上のように本発明によれば、第1アンテナと第2アンテナは回転方向において分離して設けられるため、各アンテナ内に回転軸が含まれないように配設させることができ、軸機構の設計自由度を高めることができる。さらに、第1アンテナ部の異なる伝送帯域に第2アンテナ部を整合させるため、異なる周波数帯域の信号を同時に伝送でき広帯域伝送を行うことができる。
実施の形態における非接触回転伝送装置のアンテナの構成を示す斜視図 実施の形態における非接触回転伝送装置の回路ブロック図 実施の形態における非接触回転伝送装置における対向面から見た第1アンテナと発光素子の構成を示す平面図 実施の形態における非接触回転伝送装置における対向面から見た第2アンテナと受光素子の構成を示す平面図 実施の形態における非接触回転伝送装置の第1アンテナ部の受信電力の周波数特性図 実施の形態における非接触回転伝送装置における整合回路の一例の回路図 実施の形態における非接触回転伝送装置における位置センサの動作を説明するための概略図 実施の形態における非接触回転伝送装置における対向面から見た他の第1アンテナの構成を示す平面図 実施の形態における非接触回転伝送装置における対向面から見た他の第2アンテナの構成を示す平面図 従来の非接触回転伝送装置の概略断面図 従来の非接触回転伝送装置における対向面から見た概略平面図
(実施の形態)
本発明の実施の形態の非接触回転伝送装置について説明する。
図1に示すように実施の形態の非接触回転伝送装置は、回転軸15を中心にギャップGを有して相対的に自在に回転する第1部材11と第2部材12とを備えている。第1部材11、第2部材12が、夫々固定側、回転側として説明するが、これに限らず相対的に回転すればよい。
第1部材11、第2部材12として、ガラスエポキシ等のプリント基板を用いることができる。
第1部材11と第2部材12とが対向する第1部材11と第2部材12の対向面13、14は平坦状に設けられ、第1部材11の対向面13には複数の第1アンテナ40が配設され、第2部材12の対向面14には複数の第2アンテナ50が配設されている。
図2に示すように、複数の帯域の信号の一つが複数の第2アンテナ部30の一つから送信され、第2アンテナ部30と1対1に対応して複数の第1アンテナ部20の一つに受信される。第1アンテナ部20は、中心周波数が送信される信号の帯域の中心周波数と同じに設けられ、第1アンテナ部20同士は、互いに異なる伝送帯域に設けられている。
図2では、第1アンテナ部20は、第1アンテナ40から構成されるため、第1アンテナ部20の伝送帯域の中心周波数が第1アンテナ40の共振周波数と一致する。
なお、第1アンテナ40に整合回路を接続し第1アンテナ部20を構成してもよく、第1アンテナ40を小型化できる。
第2アンテナ部30は、第2部材12側に設けられ、第2アンテナ50と第2アンテナ50に接続する整合部70とから構成される。整合部70は、第2アンテナ50と複数の伝送線路101とに接続され、整合回路71と切換えスイッチ72とを有している。整合回路71は第2アンテナ50と切換えスイッチ72間に設けられている。
複数の伝送線路101は、送信部111に接続され異なる帯域の信号が伝送される。
整合部70は、第2部材12側に設けられた制御部115により、第1アンテナ部20の伝送帯域に第2アンテナ部30を整合させる。このとき、切換えスイッチ72は、制御部115からの切換え信号SCにより、伝送が行われる第1アンテナ部20の伝送帯域に対応した伝送線路101を選択する。整合回路71は、制御部115の整合信号MCにより、第2アンテナ部30の伝送帯域の中心周波数が、第1アンテナ部20の伝送帯域の中心周波数に一致するように設定され、第2アンテナ50と伝送線路101とのインピーダンス整合が行われる。
第2部材12が回転し、第2アンテナ50の一つが、第1アンテナ40の一つに近接すると、整合部70により、この第2アンテナ部30の共振周波数が切り換わり、第1アンテナ40と対向された第2アンテナ50と間で無線通信が行われる。このとき、近接された第1アンテナ40と第2アンテナ50間で伝送されるため、微弱な電力であっても伝送できる。
このようにして複数の第1アンテナ部20と1対1に対応する1組の第2アンテナ部30とで非接触伝送が同時に行われる。これにより信号を帯域分割や周波数分割多重した伝送に対応でき、広帯域伝送ができる。この非接触伝送は、電磁波結合の他に、電磁誘導結合により行うことができる。
第1アンテナ40と第2アンテナ50は、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、ループアンテナ等を用いることができる。ダイポールアンテナが好ましく、同心円に沿って配設が容易にでき軸機構の設計自由度を高めることができ、また時計回り・反時計回りの回転に対して制御が対称にでき簡素化できる。
以下、第1アンテナ40と第2アンテナ50にダイポールアンテナを用いた場合について、図3、図4を用いて説明する。
図3、図4は、対向面から見た第1アンテナと発光素子、第2アンテナと受光素子を示している。
図3に示すように、第1部材11には複数の第1アンテナ41、42として2つのダイポールアンテナが設けられ、夫々低域側と高域側の伝送帯域に対応している。第2部材12には複数の第2アンテナ51〜54として4つのダイポールアンテナが設けられている。
第1アンテナ41、42のダイポールアンテナは、左右対称の2本の導線が回転軸15を中心とした仮想円121の円周上に配設され円弧状に設けられている。高域側の第1アンテナ41は、ダイポールアンテナの両端に対する中心角が、低域側の第1アンテナ42のダイポールアンテナの両端に対する円周角より小さく設けられている。
高域側の第1アンテナ41と低域側の第1アンテナ42は、回転軸15に対して互いに対向して配設されている。これにより、第1アンテナ41、42同士の電磁波や磁界の干渉による伝送への影響を低減できる。
図5は、第1アンテナ部の受信電力を概念的に示す周波数特性図である。
低域側と高域側の第1アンテナ41、42は、夫々の共振周波数がfH0、fL0であり、各共振周波数fL0、fHの約±20%の範囲内の周波数帯域を伝送帯域WL0、WH0域とし、伝送帯域が隣接する伝送帯域と一部が重なるように設けられ低域側と高域側が連続した伝送帯域WTにより広帯域の伝送ができる。
ここでは、伝送帯域を共振周波数の上記所定の範囲内としているが、これに限定されずに、伝送帯域は受信部が復調可能な振幅が得られる帯域幅であればよく、システムの設計事項により適宜設けることができる。例えばイコライザを備えた受信部であれば振幅補正が可能であるため、小さい振幅まで許容可能となるため伝送帯域を広くすることができる。
図4に示すように、第2部材12側に示される仮想円121は、第1部材11側の仮想円121を回転軸15の方向に投射したものである。仮想円121の内側に設けられた1組の第2アンテナ51、53が、整合部70により選択されて第1アンテナ部20との伝送が行われるとき、仮想円121の外側に設けられた1組の第2アンテナ52、54は、整合部70により選択されずに第1アンテナ部20との伝送が切断されている。
このように選択された1組の第2アンテナ51、53は、選択されない1組の第2アンテナ52、54とは異なる同心円上に設けられている。
選択された1組の第2アンテナ51、53と選択されない1組の第2アンテナ52、54同士のダイポールアンテナは、アンテナの長さが略同じであり、整合回路71から見たアンテナの共振周波数が略同じに設けられている。
そのため、整合回路71の整合条件を異なる組の第2アンテナ50同士で同じとすることができ、アンテナの構造や整合回路71の制御を簡素化できる。なお、異なる組の第2アンテナ50同士は、アンテナの共振周波数が異なって設けられてもよい。
また、第2アンテナ50の共振周波数は、第1アンテナ40の共振周波数の最大値と最小値の間に設けられている。
なお、第1アンテナ、第2アンテナは、伝送帯域、帯域幅、送受信回路方式等に応じて適宜設計することができる。
第2アンテナ51〜54のダイポールアンテナの一部は、この第2アンテナに隣接する第2アンテナ51〜54のダイポールアンテナの一部と、同心から延びる放射直線(切換え基準線)に重なるように配設される。これにより、任意の回転角度に対し第1アンテナ部20と第2アンテナ部30間の受信電力のばらつきをなくすことができる。
送信部111の入力信号は、帯域が100MHz〜10GHzであるものを適用でき、例えば、地上デジタル信号、RGB信号、HDMI(登録商標)信号、USB信号等を適用することができる。
送信部111では、入力信号に対してデジタル信号処理により帯域分割又は周波数分割多重を行い、信号が低域信号と高域信号に分割されて異なる伝送線路101に流される。
図2に示すように、低域信号と高域信号の伝送線路101は、切換えスイッチ72の低域接点と高域接点に夫々接続している。制御部115は、第2アンテナ部30に低域信号を伝送する場合は、第2アンテナ53の第2アンテナ部30のように切換えスイッチ72を低域接点に接続し、整合回路71を低域の整合条件に変更する。第2アンテナ部30に高域信号を伝送する場合は、第2アンテナ51の第2アンテナ部30のように切換えスイッチ72を高域接点に接続し、高域の整合条件に変更する。また第2アンテナ部30に伝送しない場合は、第2アンテナ52、54の第2アンテナ部30のように切換えスイッチ72を切断接点に接続し整合回路71と伝送線路101とを切断する。
切断された第2アンテナ部30は、整合回路71を任意の整合条件とすることができ、例えば、回転方向が既知の場合、整合条件を次に接続する高域、低域の整合条件としてもよく、切換えが迅速にでき高速回転での伝送ができる。
図6は、整合回路71の一例としてLCL型のT型整合回路を示し、この整合回路には直列に接続したインダクタL1、L2の接続点とグランド間に並列に接続した固定容量コンデンサC1と可変容量コンデンサC2が接続されている。可変容量コンデンサC2は、例えばバリキャップダイオードが用いられる。制御部115の整合信号MCの電圧がバリキャップダイオードに印加されることにより可変容量コンデンサC2の容量が変化する。
なお、整合回路は、これに限定させず、値の異なるインダクタを切り換えるマルチプレクサ等の手段を用いてもよい。
低域の整合条件では、可変容量コンデンサC2の容量値を大きくし、第2アンテナ部30の共振周波数が低域側の第1アンテナ42の共振周波数fL0に一致するように補正される。高域の整合条件では、可変容量コンデンサC2の容量値を小さくして、第2アンテナ部30の中心周波数が高域側の第1アンテナ41の共振周波数fH0に一致するように補正される。
これにより、広帯域の信号が低域側と高域側に帯域分割や周波数分割多重化された信号を用いて、この伝送帯域に対応する第1アンテナ部20と第2アンテナ部30間で非接触伝送することができ、広帯域の信号を伝送できる。
次に、回転に応じた制御について、説明する。
伝送に用いられる第2アンテナ50は、第1アンテナ40と第2アンテナ50との相対的な位置に基づいて選択され、この相対的な位置は、位置センサ116の出力信号PSを用いて制御部115により算出される。
位置センサ116は、光センサ、磁気抵抗素子等の磁気センサ等の公知の方法を用いることができる。ここでは、光センサを用いた位置センサ116について説明する。
図3、図4に示すように、位置センサ116は、発光素子131のLEDが高域側又は低域側の何れかの第1アンテナ41、42の円周上の中央に設けられ、受光素子132のホトダイオードが各第2アンテナ51〜54のダイポールアンテナの1本の導線の円周上の中央に対応して設けられ、8つの受光素子132が同一円周上に配設され、受光素子132の出力が制御部115に入力される。図7に示すように、発光素子131の照射範囲は、隣接する複数の受光素子132が受光できるように設けられ、これにより相対的な位置を連続して判定することができる。
切換えスイッチ72は、高域側の第1アンテナ41の中央に設定された切換えポイント122が、第2アンテナ51〜54に設定された切換え基準線と重なったときに接続する接点が切り替わる。第2アンテナ51〜54の切換え基準線は、外側の第2アンテナ52、54のダイポールアンテナの端部に交わり、回転角が90度毎に設けられている。
切換えポイント122が対向範囲1に対向する場合、図2に示す整合条件に相当し、対向範囲1と対向範囲3の第2アンテナ51、53に対して、第1アンテナ41、42に対応して伝送する帯域が選択される。対向範囲1の第2アンテナ51は、高域側の第1アンテナ41間で高域信号を伝送し、対向範囲3の第2アンテナ53は、低域側の第1アンテナ42間で低域信号を伝送し、低域信号と高域信号が同時に伝送される。また、対向範囲2と対向範囲4の第2アンテナ52、54に対しては、伝送されない切断状態にする。
次に、第2部材12が回転することにより、切換えポイント122の対向する位置が、対向範囲1から対向範囲2に移動するとき対向範囲1と対向範囲2の間の切換え基準線に重なると、対向範囲2の第2アンテナ52と高域側の第1アンテナ41間で高域信号が伝送され、対向範囲4の第2アンテナ54と低域側の第1アンテナ42間で低域信号が伝送される。対向範囲1と対向範囲3の第2アンテナ51、53が第1アンテナ41、42に対して伝送されない切断状態とする。
高域側と低域側の第1アンテナ41、42から夫々出力された高域信号と低域信号は、アンプ113を介して受信部112に入力され、さらに受信部112では受信信号が復調され、デジタル信号処理により分割された帯域を合成する。
図8、図9(位置センサは図示せず)は、ダイポールアンテナを用いた他の第1アンテナと第2アンテナを示している。
図8に示す第1アンテナ43〜45は、夫々高域から低域に渡って設けられた3つの異なる伝送帯域に対応し、仮想円121の同心円上に順次、等間隔で配置されている。
図9に示す第2アンテナ55〜60は、アンテナの長さが略同一であり高域側の第1アンテナ43より大きく中域側の第1アンテナ44より小さく設けられ、仮想円121の内側と外側に交互に順次、仮想円121に沿って配置されている。隣接する第2アンテナ同士は、同心円から伸びる放射直線に重なるように配置される。
図9には、切換え基準線を境界として円周が6分割された対向範囲1〜6を示している。切換えポイント122が対向範囲1に対向する場合、対向範囲1、5、3の第2アンテナ55、第2アンテナ59、第2アンテナ57が、夫々整合回路により第1アンテナ43、第1アンテナ44、第1アンテナ45に整合され、伝送が行われる。一方、対向範囲2、4、6の第2アンテナ56、58、60は切換えスイッチにより伝送線路と切断される。そして、回転により切換えポイント122が、切換え基準線と重なると、第1アンテナに近接する第2アンテナとの伝送に順次切り替わり、回転に応じて広帯域の伝送ができる。
図3、4と図8、9は、第1アンテナに対し2倍の数の第2アンテナが配置されたものである。さらに伝送帯域をより高周波とする場合には、例えば、第1アンテナ、第2アンテナをより小さくしても、第1アンテナに対し第2アンテナの数を2倍より増やすことにより、アンテナが配置される同心円の径を変えることなく伝送が可能となる。そのため、シャフトの径サイズが制限されずに、軸機構の設計自由度を高めることができる。
以上、第1アンテナ部20を受信側、第2アンテナ部30を送信側として説明したが、第1アンテナ部20を送信側、第2アンテナ部30を受信側とすることができる。この場合、図2のアンプ113と受信部112の代わりに送信部111に変更し、図2の送信部111の代わりにアンプ113と受信部112に変更する。また、第1アンテナ部20と第2アンテナ部30を用いて双方向伝送ができる。この場合、送受時分割方式等の送受信切り換えシステムを用いることにより、双方向伝送が可能である。
以上のように、任意の回転角度において、第2アンテナ部30と第1アンテナ部20間で複数の帯域を同時に伝送でき、広帯域伝送ができる。
11 第1部材
12 第2部材
13、14 対向面
15 回転軸
20 第1アンテナ部
30 第2アンテナ部
40、41、42、43〜45 第1アンテナ
50、51〜54、55〜60 第2アンテナ
70 整合部
71 整合回路
72 切換えスイッチ
101 伝送線路
111 送信部
112 受信部
113 アンプ
115 制御部
116 位置センサ
121 仮想円
122 切換えポイント
131 発光素子
132 受光素子

Claims (5)

  1. 回転軸を中心にギャップを有して相対的に回転する第1部材と第2部材と、
    回転方向において分離して第1部材に設けられた第1アンテナを有し、異なる伝送帯域を有する複数の第1アンテナ部と、
    回転方向において分離して第2部材に設けられた第2アンテナを有する複数の第2アンテナ部と、
    第2アンテナと複数の伝送線路とに接続し、第2アンテナ部に設けられた整合部と、
    第1アンテナと第2アンテナの相対的な回転位置に基づいて、前記整合部を制御して第1アンテナ部の伝送帯域に第2アンテナ部を整合させる制御部と、
    を備えた非接触回転伝送装置。
  2. 複数の第1アンテナ部と同時に伝送する第2アンテナ部の第2アンテナは、共振周波数が同じに設けられた請求項1に記載の非接触回転伝送装置。
  3. 前記複数の第1アンテナ部の第1アンテナは、同一円周上に設けられた請求項1に記載の非接触回転伝送装置。
  4. 第2アンテナの一部と、この第2アンテナに隣接する他の第2アンテナの一部とが、同心から延びる放射直線に重なるように配設される請求項1に記載の非接触回転伝送装置。
  5. 第1アンテナと第2アンテナは、ダイポールアンテナである請求項1から請求項4の何れかに記載の非接触回転伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111092493A (zh) * 2018-10-23 2020-05-01 泰科电子(上海)有限公司 无线供电装置

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