JP2015167080A - パッキン取付機構、パッキン、光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成により、電線が挿入しやすいパッキン取付機構を提供することを目的とする。
【解決手段】端部が開口した透光性カバーであって、開口を形成する開口部の縁部にパッキン取付溝が形成された透光性カバーと、開口部を密閉する防水パッキン360とを備え、防水パッキン360は、開口部を塞ぐ密閉部361と、密閉部361から突き出した電線挿入部363であって、パッキン取付溝に圧入され、透光性カバーの外部から内部に貫通する電線挿入孔363aが形成されるとともに、電線挿入部363の外周から電線挿入孔363aまで切り込まれたスリット363bが形成された電線挿入部363とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、パッキン取付機構、パッキン、光源ユニット及び照明器具に関するものである。特に、透光性カバーの端部を密閉するパッキンと、このパッキンを用いるパッキン取付機構と、このパッキン取付機構を備える光源ユニットと、この光源ユニットを備える照明器具とに関する。
筒状の外郭カバーの端部にパッキンを挿入して防水する技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、パッキンに電線を挿入させ、点灯装置の防水性能を高める技術がある(例えば、特許文献2〜4参照)。
特開2006−12751号公報 特開2012−216477号公報 特開2013−254579号公報 特開2013−243149号公報
従来技術では、電線を小口方向よりパッキンに設けられた貫通孔に挿入していた為、組み立て性が悪くなるという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成により、電線が挿入しやすいパッキン取付機構を提供することを目的とする。
本発明に係るパッキン取付機構は、端部が開口した管状部材であって、開口を形成する開口部の縁部に切り欠きが形成された管状部材と、前記開口部を密閉するパッキンとを備え、前記パッキンは、前記開口部を塞ぐ密閉部と、前記密閉部から突き出した凸部であって、前記切り欠きに圧入され、前記管状部材の外部から内部に貫通する貫通孔が形成されるとともに、外周から前記貫通孔まで切り込まれたスリットが形成された凸部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るパッキン取付機構によれば、防水パッキンに電線を挿入し易くすることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る照明器具1000の斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具1000において反射板400を外した分解斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具1000において枠体500を外した分解斜視図である。 実施の形態1に係る光源ユニット300を示す図であり、(a)は光源ユニット300の分解斜視図、(b)は(a)の光源ユニット300を組み立てた状態の組立図である。 実施の形態1に係る透光性カバー320を端部から見た部分斜視図である。 実施の形態1に係るパッキン取付溝321aの形状の他の例を示す図である。 実施の形態1に係る防水パッキン360の斜視図である。 実施の形態1に係る防水パッキン360を示す図であり、図7とは異なる方向から見た斜視図である。 実施の形態1に係る防水パッキン360を図8のP1から見た側面図である。 実施の形態1に係る防水パッキン360を透光性カバー320に取り付けた場合に図7のP2から見た平面図である。 実施の形態2に係るスリット363bの形状のバリエーション(a)〜(d)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明器具1000の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具1000において反射板400を外した分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係る照明器具1000において枠体500を外した分解斜視図である。
照明器具1000は、例えば、天井面、壁面等の被取付部に取り付けられる。本実施の形態では、天井面を被取付部として説明し、被取付部側を天井面側あるいは上方(上側)とし、被取付部側の反対側を照射方向側あるいは下方(下側)として説明する。なお、壁面などを被取付部とした場合でも本実施の形態は適用することができる。
図1〜図3に示すように、照明器具1000は、器具本体100と、この器具本体100に取り付けられる点灯装置200、光源ユニット300、反射板400、枠体500とを有する。
器具本体100は、板金により形成されている。図3に示すように、器具本体100は、正方形状をなす本体取付部110と、この本体取付部110の四辺から折り曲げられて形成される本体周部120からなる。なお、本体取付部110は、正方形状でなくてもよい。本体取付部110は、長方形、多角形、円形、楕円形等、その他の形状であっても構わない。
図3に示すように、本体取付部110は、点灯装置200が取り付けられる点灯装置取付部111と、光源ユニット300が取り付けられる光源ユニット取付部112と、天井などの被取付部に取り付けられる天井取付部113と、反射板400が取り付けられる反射板取付部114と、枠体500が取り付けられる枠体取付部115とを備える。
本体周部120は、本体取付部110の周縁部がL字状に折り曲げられて形成され、器具本体100(本体取付部110)の撓みに対する強度を増すための機能を有する。
点灯装置200は、点灯装置取付部111に取り付けられる。点灯装置200は、商用電源等から供給される電力が入力され、この電力から光源ユニット300に供給する光源ユニット用の二次電力を生成し、生成した二次電力を光源ユニット300へ電線(以下、出力電線600(図8参照)という)を介して供給する。
光源ユニット300は、光源ユニット取付部112に取り付けられる。この光源ユニット取付部112の詳細な構造については後で説明する。
反射板400は、板金により形成される。図2に示すように、反射板400は、板金がV字形状に折り曲げられて形成されている。この反射板400は、器具本体100を被取付部に取り付けるときに固定する天井取付部113を隠すように、反射板取付部114に取り付けられる。
枠体500は、板金により形成される。図3に示すように、板金が折り曲げられて形成された4つの枠材が、それぞれの端部を突き合わせて取り付けられて「ロ」の字状に形成されている。この枠体500は、本体周部120を覆うように、枠体取付部115に取り付けられる。
なお、枠体は「ロ」の字状でなくてもよい。器具本体100の形状に応じた形状であれば、他の形状でも構わない。
次に、光源ユニット300の詳細構造について説明する。
図4は、本実施の形態に係る光源ユニット300を示す図であり、(a)は光源ユニット300の分解斜視図、(b)は(a)の光源ユニット300を組み立てた状態の組立図である。
図5は、本実施の形態に係る透光性カバー320を端部から見た部分斜視図である。
図6は、本実施の形態に係るパッキン取付溝321aの形状の他の例を示す図である。
図7は、本実施の形態に係る防水パッキン360の斜視図である。
図8は、本実施の形態に係る防水パッキン360を示す図であり、図7とは異なる方向から見た斜視図である。
図4(a)(b)及び図5に示すように、光源ユニット300は、ユニットベース310と、透光性カバー320と、この透光性カバー320に収納されるLEDモジュール340とを備える。
透光性カバー320は、端部が開口した管状部材であって、開口を形成する開口部326を備える管状部材である。
また、光源ユニット300は、ユニットベース310の両端部及び透光性カバー320の両端部の開口部326に取り付けられ、透光性カバー320をユニットベース310に固定する2つの端部カバー350を備える。さらに、この端部カバー350と透光性カバー320との間に介在するように取り付けられる2つの防水パッキン360を備える。
ユニットベース310は、板金により形成される。ユニットベース310は、板金が「コ」の字状に折り曲げられている。ユニットベース310は、細長い長方形状の取付ベース部311と、この取付ベース部311の短手方向に2つのベース側部312が形成される。
取付ベース部311の両端部には、点灯装置200から引き出される出力電線600(図10参照)を引き回すための切り欠きをなす電線挿入用切欠部311aが形成される。
ベース側部312の両端部には、端部カバー350が取り付けられる端部カバー取付孔312aが形成される。
透光性カバー320は、例えば、乳白樹脂(アクリル)により形成され、両端が開口した中空状をなしている。透光性カバー320は、例えば、中空のかまぼこ形状であり、断面半円状、断面山状である。透光性カバー320は、乳白樹脂(アクリル)の他の樹脂、例えば、ポリカーボネード、ポリカーボネードを含む混合樹脂などでも構わない。
図5に示すように、透光性カバー320は、取付ベース部311に接触する平板状の接触部321と、この接触部321の短手方向両端から立ち上がる立上部322とを備える。また、この立上部322から内側方向(内部方向)に突出し、LEDモジュール340を接触部321へ押し付ける支持部323と、この支持部323からさらに接触部321とは反対側に立ち上がるとともに、曲面を形成する透光部324とを有する。
なお、開口部326には、後述する防水パッキン360の突き出し部362(図7参照)が挿入されるため、支持部323は透光性カバー320の端部から所定距離だけ奥まった位置から形成される。所定距離とは突き出し部362(図7参照)の厚みと同等の距離か、突き出し部362の厚みよりやや長い距離である。
なお、透光性カバー320の断面形状は半円状でなくてもよい。接触部321が形成されている形状であれば、三角形状、四角形状、多角形状、不定型でも構わない。
接触部321の両端部には、防水パッキン360が嵌め込まれるパッキン取付溝321aが形成される。パッキン取付溝321aは、開口部326の縁部に形成された切り欠きである。
パッキン取付溝321aには、後述する防水パッキン360の電線挿入部363(凸部)が嵌め込まれる。パッキン取付溝321aの形状は、正方形、あるいは、長方形である。パッキン取付溝321aの形状が長方形の場合、その長方形の辺のうち透光性カバー320の短手方向に沿った辺が長辺であり、透光性カバー320の長手方向に沿った辺が短辺であることが好ましい。
パッキン取付溝321aは、対向する一対の側縁部3211と、一対の側縁部3211を結ぶ奥縁部3212とを有する。
図6に示すように、パッキン取付溝321aの形状は、入口が広く奥にいくにしたがって狭くなる台形形状でもよい。
特に、本実施の形態のように、スリット363b(図7参照)の切り込みの入り口をパッキン取付溝321aの奥側(電線挿入部363の先端部363d)となるようにした場合、図6のパッキン取付溝321aの形状は効果的である。図8に示すように、パッキン取付溝321aの切り込み口3213を奥縁部3212よりも広くする。つまり、パッキン取付溝321aに入り込むにしたがって狭くなるようにすると、電線挿入部363をパッキン取付溝321aに挿入しやすくできるとともに、電線挿入部363をパッキン取付溝321aに挿入したときは、より電線挿入部363を外周から内側へ押し付ける押圧を強くすることができる。したがって、スリット363bが押圧される力が強くなるので、スリット363bの密着性が向上し、防水性能を高めることができる。
LEDモジュール340は、長方形状のLED基板342を備える。
LED基板342には、複数のLED341が実装される。また、LED基板342には、複数のLED341に電力を供給するための出力電線600(図7参照)が接続されるコネクタ343が実装される。
端部カバー350は、ユニットベース310の両端部と、透光性カバー320の両端部の開口部326との両方を塞ぐように取り付けられる形状をなしている。端部カバー350は、光源ユニット取付部112(図3参照)に固定される取付部351と、この取付部351から立ち上がり、前述のようにユニットベース310の端部と透光性カバー320の端部の開口部326とを覆って塞ぐ閉塞部352とを有する。
閉塞部352は、ユニットベース310(ベース側部312)の端部カバー取付孔312aに係合する取付凸部352aと、防水パッキン360が嵌め込まれる防水パッキン取付部352bとを有する。
防水パッキン360は、シリコンなどの弾性を有する素材により形成される。防水パッキン360は、透光性カバー320の端部の形状(開口部326)と略同一の形状をなしている。防水パッキン360は、開口部326を密閉するパッキンの一例である。
図7及び図8に示すように、防水パッキン360は、透光性カバー320の端部の端面と接触し、開口部326を塞ぐ密閉部361と、この密閉部361から突き出して透光性カバー320の内壁に密着する突き出し部362と、同じく密閉部361から突き出し、パッキン取付溝321a(切り欠き)に嵌め込まれる電線挿入部363(凸部)とを有する。電線挿入部363は、先端部363dからパッキン取付溝321aに圧入される。
密閉部361は、その形状が透光性カバー320の端面の開口の形状と同様の形状であり、大きさは端面の外周と同一、あるいはやや大きい。これにより、防水パッキン360により確実に透光性カバー320の端面の開口を塞ぐことができる。
突き出し部362は、密閉部361から突出して、透光性カバー320の端面の開口に挿入される。このとき、突き出し部362の側面部362aは、透光性カバー320の内壁と密着し、透光性カバー320の開口部326を確実に密閉する。
図8に示すように、電線挿入部363は、点灯装置200と光源ユニット300(LEDモジュール340)とを接続する出力電線600が挿入される電線挿入孔363a(貫通孔)と、この電線挿入孔363aから防水パッキン360の外周に繋がるように切り込みされたスリット363bとを有する。
電線挿入部363は、略直方体をなし、突き出した先端の面を先端部363d、ユニットベース310側の面を凸部上面部363f、照射方向側の面を凸部下面部363g、両側の側面を凸部側面部363eとする。
電線挿入部363は、密閉部361から突き出し、先端部363dからパッキン取付溝321a(切り欠き)に圧入され、透光性カバー320の(管状部材)の外部から内部に貫通する電線挿入孔363a(貫通孔)が形成されるとともに、防水パッキン360の外周から電線挿入孔363aまで切り込まれたスリット363bが形成された凸部の一例である。本実施の形態では、スリット363bは、先端部363dから電線挿入孔363aまで切り込まれているが、先端部363dから切り込まれていなくてもよい。出力電線600を挿入できれば防水パッキン360の外周のどの位置から切り込まれていても構わない。凸部側面部363eから切り込まれていても構わない。
電線挿入孔363aは、出力電線の直径よりも狭い直径の穴である。
スリット363bは、直線状の切り込みであり、電線挿入部363がパッキン取付溝321aに嵌め込まれたとき、切り込みに対する両側面側(両側の凸部側面部363e)が押されることで、切り込み(スリット363b)の両側面は密着される。
また、電線挿入孔363aの両側の凸部側面部363eには、パッキン取付溝321aの側縁部3211(図5参照)が挿入されるカバー挿入溝363cが形成される。
以上のように、密閉部361と突き出し部362と電線挿入部363とを備える防水パッキン360と、パッキン取付溝321aを備える透光性カバー320とによりパッキン取付機構700が構成される。
次に、光源ユニット300の組み立てについて説明する。
まず、LEDモジュール340の両端部を支持部323と接触部321との間に挿入し、LEDモジュール340を透光性カバー320の内部に挿入する。これにより、図4に示すように、LEDモジュール340が透光性カバー320に収納される。
次に、出力電線600をLEDモジュール340のコネクタ343に接続する。そして、出力電線600をスリット363bから挿入していき、電線挿入孔363aに入り込むまで出力電線600を挿入して、出力電線600を防水パッキン360に取り付ける。これにより、図7に示すように、出力電線600が防水パッキン360に取り付けられる。
この状態にしてから、防水パッキン360を透光性カバー320の端部の開口部326に取り付け、突き出し部362を透光性カバー320の内壁に接触するように押し込むとともに、パッキン取付溝321aに電線挿入部363を嵌め込む。
図9は、本実施の形態に係る防水パッキン360を図8のP1から見た側面図である。
図10は、本実施の形態に係る防水パッキン360を透光性カバー320に取り付けた場合に図7のP2から見た平面図である。
図9において、点線は透光性カバー320を示している。2点鎖線はLEDモジュール340を示している。
また、図10においては、出力電線600は省略している。
図9に示すように、電線挿入部363において、カバー挿入溝363cより照射方向側の部分は、突き出し部362から突き出すように形成される。また、カバー挿入溝363cとカバー挿入溝363cからユニットベース310側の部分は密閉部361から突き出すように形成される。
図10に示すように、電線挿入部363がパッキン取付溝321aに圧入される際には、パッキン取付溝321aの両側の側縁部3211により、電線挿入部363に対してP4とP5との両側から力が加わる。これにより、スリット363bはより密着し、密閉性が向上する。
また、電線挿入部363の先端部363dとパッキン取付溝321aの奥縁部3212とが圧入により密着し、密閉性が向上する。
このように、スリット363bによって出力電線600を電線挿入孔363aに取り付け易くすることができるとともに、電線挿入部363をパッキン取付溝321aに嵌め込むことによって、スリット363bが押されて密着性が向上し、防水性を高めることができる。
次に、透光性カバー320の接触部321をユニットベース310の取付ベース部311に接触させる。このとき、出力電線は取付ベース部311の電線挿入用切欠部311aに挿入する。
この状態にしてから、端部カバー350を透光性カバー320及びユニットベース310の両端部に取り付け、取付凸部352aを端部カバー取付孔312aに嵌め込み、係合させる。このとき、端部カバー350は透光性カバー320の端部を覆うように取り付けられるので、透光性カバー320をユニットベース310に固定することができるとともに、防水パッキン360の密閉部361を透光性カバー320の端部(開口部326)に押し当てるので、防水性能を高めることができる。
このようにして組み上がった光源ユニット300を器具本体100の光源ユニット取付部112に取り付けて、照明器具1000を組み上げる。
以上のように、本実施の形態のパッキン取付機構700を用いれば、出力電線600を防水パッキン360に取り付け易くすることができるとともに、照明器具1000を組み立てた後は防水性能を高めることができる。
また、本実施の形態における防水パッキン360を用いれば、保護等級IP表示(JIS C0920:2003またはIEC60529に基づいて規定された固形異物、水に対する電気機器、キャビネットの保護等級)であるIP23(直径12.5mmよりも大きい固形物の侵入に対する保護及び鉛直から60°以内の噴霧水に落下する水によって有害な影響を受けないこと。)を満足させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、主に、実施の形態1と異なる点について説明する。
実施の形態1では、スリット363bの形状が直線状であり、かつ、2本のスリット363bが平行な場合について説明した。本実施の形態では、スリット363bの形状について、実施の形態1以外の形状のバリエーションについて説明する。
本実施の形態において、実施の形態1で説明した機能部と同様の構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11は、本実施の形態に係るスリット363bの形状のバリエーション(a)〜(d)を示す図である。
図11(a)〜(d)では、電線挿入部363の凸部上面部363fと、先端部363dとを示している。
図11(a)に示すように、2本の直線状のスリット363bの間隔を、電線挿入孔363aに近づくにしたがって狭くなるように形成してもよい。あるいは、2本の直線状のスリット363bの間隔を、電線挿入孔363aに近づくにしたがって広くなるように形成してもよい。
あるいは、図11(a)の点線に示すように、先端部363dの両側の角部を面取りしても良い。これにより、電線挿入部363をパッキン取付溝321aに挿入し易くなる。
図11(b)に示すように、スリット363bの形状をギザギザ形状にしてもよい。
また、図11(c)に示すように、スリット363bの形状を波線状にしてもよい。
このように、スリット363bをギザギザあるいは波線状にすることによって、電線挿入部363がパッキン取付溝321aに嵌め込まれたとき、線接触部分を多くすることができる。線接触部分を作ることによって、その線接触部分に応力が集中するので、密着性が高まり防水性能を高めることができる。また、その線接触部分が多くなるので、より防水性能を高くすることができる。
また、図11(d)に示すように、スリット363bの切り込みを出力電線600の挿通方向を直線状とし、組み立て時の出力電線の挿入方向をギザギザあるいは波線状にしてもよい。この場合も電線挿入部363をパッキン取付溝321aに嵌め込んだとき、スリット363bの線接触部分を多くすることができるので、防水性能を高めることができる。
このように、本実施の形態の防水パッキン360を用いれば、より防水性能を高めることができる。
なお、実施の形態1,2の防水パッキン360及びパッキン取付機構700は、光源ユニット300のみではなく、点灯装置200を防水仕様にするための防水ケースに取り付けるようにしてもよい。あるいは、照明器具1000の外部から引き込まれる電源線に対して防水対策するために用いてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つを組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つを部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 器具本体、110 本体取付部、111 点灯装置取付部、112 光源ユニット取付部、113 天井取付部、114 反射板取付部、115 枠体取付部、120 本体周部、200 点灯装置、300 光源ユニット、310 ユニットベース、311 取付ベース部、311a 電線挿入用切欠部、312 ベース側部、312a 端部カバー取付孔、320 透光性カバー、321 接触部、321a パッキン取付溝、322 立上部、323 支持部、324 透光部、326 開口部、340 LEDモジュール、341 LED、342 LED基板、343 コネクタ、350 端部カバー、351 取付部、352 閉塞部、352a 取付凸部、352b 防水パッキン取付部、360 防水パッキン、361 密閉部、362 突き出し部、362a 側面部、363 電線挿入部、363a 電線挿入孔、363b スリット、363c カバー挿入溝、363d 先端部、363e 凸部側面部、363f 凸部上面部、363g 凸部下面部、400 反射板、500 枠体、600 出力電線、700 パッキン取付機構、1000 照明器具、3211 側縁部、3212 奥縁部、3213 切り込み口。

Claims (5)

  1. 端部が開口した管状部材であって、開口を形成する開口部の縁部に切り欠きが形成された管状部材と、
    前記開口部を密閉するパッキンと
    を備え、
    前記パッキンは、
    前記開口部を塞ぐ密閉部と、
    前記密閉部から突き出した凸部であって、前記切り欠きに圧入され、前記管状部材の外部から内部に貫通する貫通孔が形成されるとともに、外周から前記貫通孔まで切り込まれたスリットが形成された凸部と
    を備えることを特徴とするパッキン取付機構。
  2. 前記凸部は、先端部から前記貫通孔まで切り込まれた前記スリットが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパッキン取付機構。
  3. 端部が開口した管状部材であって、開口を形成する開口部を有する管状部材の前記開口部を密閉するパッキンにおいて、
    前記開口部を塞ぐ密閉部と、
    前記密閉部から突き出した凸部であって、前記開口部の縁部に形成された切り欠きに圧入され、前記管状部材の外部から内部に貫通する貫通孔が形成されるとともに、外周から前記貫通孔まで切り込まれたスリットが形成された凸部と
    を備えることを特徴とするパッキン。
  4. 請求項1または2に記載のパッキン取付機構と、
    光源素子が実装され、前記管状部材に収納される基板と
    を備えることを特徴とする光源ユニット。
  5. 請求項1または2に記載のパッキン取付機構と、光源素子が実装され、前記管状部材に収納される基板とを備える光源ユニットと、
    前記光源素子を点灯する点灯装置と、
    前記光源ユニットと、前記点灯装置とを取り付ける器具本体と
    を備えることを特徴とする照明器具。
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