JP2015162818A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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勝也 牛尾
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Abstract

【課題】読み取られた帳票の種別に応じた合成画像を生成する場面においてユーザーの作業負荷が軽減することが可能な、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供する。【解決手段】帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、取得された帳票の読み取り画像から帳票種別を特定する帳票種別特定部と、特定された帳票種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、前記帳票の読み取り画像と取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する画像合成部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来、スキャナなどで読み取られた帳票の画像に基づいて、新たな画像を生成するための技術が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、複数のキーワードの中からユーザーにより選択されたキーワードに対応づけて記憶されている額縁データを、入力されたイメージデータに合成する技術が記載されている。また、特許文献2には、イメージファイルに取り込んだ免許証の画像情報と、二次元コードと、二次元コードの内容である文字情報とを同一の記録媒体上に印刷する技術が記載されている。また、特許文献3には、イメージスキャナにより読み込まれた免許証のイメージデータと、パソコンにより入力された利用情報と、を含む受付票の画像を生成する技術が記載されている。また、特許文献4には、スキャナで読み取られた申込書の画像データと、申込書に記入されている文字の認識結果とを同じ用紙に印刷する技術が記載されている。
また、各種の帳票をスキャナで読み取った結果に応じて、当該帳票に関する事務を容易化させるための技術も各種提案されている。
例えば、特許文献5には、処理対象の帳票の種類を識別し、識別した帳票種類に基づいて帳票の記載内容を認識し、そして、認識した記載内容を画面に表示する技術が記載されている。また、特許文献6には、処理対象の有価証券から読み取った記載情報から特定される有価証券特定情報を、当該処理対象の有価証券に記録する技術が記載されている。
特開平9−128201号公報 特開平10−222759号公報 特開2003−228681号公報 特開2008−276549号公報 特開2003−263607号公報 特開平7−271880号公報
ところで、読み取られた帳票の画像を含む合成画像として、帳票の種別ごとに異なる画像を生成可能であることも望まれている。しかしながら、このような場面に上記の技術を適用することを想定すると、上記の技術では、ユーザーの作業負荷が大きい。例えば、特許文献1に記載の技術では、複数の額縁のキーワードの中から、イメージデータに合うキーワードをユーザーが手作業で選択する必要があり、作業負荷が大きい。特に、額縁の数が多い場合には、作業負荷がより大きくなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、読み取られた帳票の種別に応じた合成画像を生成する場面においてユーザーの作業負荷が軽減することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、取得された帳票の読み取り画像から帳票種別を特定する帳票種別特定部と、特定された帳票種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、前記帳票の読み取り画像と取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する画像合成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記枠情報は、前記合成画像において前記帳票の読み取り画像の周囲を囲うための枠の画像を含んでもよい。
前記枠情報は、対応する帳票種別の帳票に関する事務手続の情報を含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、取得された複数の帳票の読み取り画像に対応する業務種別を取得する業務種別取得部と、取得された業務種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、取得された枠情報により指定される領域に前記複数の帳票の読み取り画像を配置することにより、合成画像を生成する画像合成部と、を備える、情報処理システムが提供される。
前記枠情報は、前記合成画像における前記複数の帳票の読み取り画像の各々の配置位置または配置サイズを指定する情報を含んでもよい。
前記枠情報は、前記合成画像の枚数を指定する情報を含んでもよい。
前記枠情報取得部は、取得された業務種別および前記複数の帳票の読み取り画像の枚数に対応する枠情報を前記枠データベースから取得してもよい。
前記情報処理システムは、取得された複数の帳票の読み取り画像から顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定部と、特定された顧客識別情報に対応する顧客情報を顧客情報データベースから取得する顧客情報取得部と、をさらに備え、前記画像合成部は、取得された顧客情報をさらに含めて前記合成画像を生成してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、複数の帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、取得された複数の帳票の読み取り画像に対応する業務種別を取得する業務種別取得部と、取得された業務種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、取得された枠情報に基づいて前記複数の帳票の読み取り画像を配置することにより、合成画像を生成する画像合成部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、読み取られた帳票の種別に応じた合成画像を生成する場面においてユーザーの作業負荷が軽減することができる。
本発明の各実施形態に共通する情報処理システムの構成例を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバ10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による口座開設申込書の一例を示した説明図である。 同実施形態による枠テーブル124の構成例を示した説明図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による顧客情報テーブル126の構成例を示した説明図である。 同実施形態によるスキャナ20の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による動作を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態によるサーバ10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による枠テーブル124の構成例を示した説明図である。 同実施形態によるスキャナ20の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による合成画像の生成例を示した説明図である。 同実施形態による動作を示したシーケンス図である。 本発明の各実施形態によるサーバ10のハードウェア構成を示した説明図である。 本発明の変形例による合成画像の生成例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じてスキャナ20aおよびスキャナ20bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、スキャナ20aおよびスキャナ20bを特に区別する必要が無い場合には、単にスキャナ20と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.情報処理システムの基本構成
2.実施形態の詳細な説明
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
3.ハードウェア構成
4.変形例
<<1.情報処理システムの基本構成>>
本発明は、一例として「2−1.第1の実施形態」〜「2−2.第2の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、各実施形態に共通する情報処理システムの基本構成について図1を参照して説明する。
図1に示したように、各実施形態による情報処理システムは、サーバ10、スキャナ20、およびプリンタ30を含む。
<1−1.サーバ10>
サーバ10は、本発明における情報処理装置の一例である。このサーバ10は、後述するように、予め帳票の種類に対応づけられた枠情報が記録されている枠テーブル124を記憶する装置である。ここで、帳票は、例えば、顧客により記入される各種の申込書、手形、免許証などの本人確認書類、または印鑑票などである。
<1−2.スキャナ20>
スキャナ20は、各種の帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録するための装置である。このスキャナ20は、スキャナ20に配置された帳票に光を当て、その反射光を撮像素子で電気信号に変換することにより、帳票をデジタル画像として記録する。また、スキャナ20は、OCR(Optical Charcter Recognition)機能を有することにより、読み取った帳票から文字を認識することも可能である。
<1−3.プリンタ30>
プリンタ30は、インクやトナーなどを用いて紙媒体に対して印刷を行うための装置である。このプリンタ30は、例えばサーバ10から画像情報を受信した場合に、受信した画像情報を紙媒体に印刷する機能を有する。
なお、各実施形態による情報処理システムは、上述した構成に限定されない。例えば、スキャナ20とプリンタ30は独立した装置ではなく、一体の装置として構成されてもよい。
以上、各実施形態に共通する情報処理システムの基本構成について説明した。次に、本発明の各実施形態について順次詳細に説明する。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.第1の実施形態>
最初に、第1の実施形態について説明する。まず、第1の実施形態を創作するに至った背景について説明する。従来、金融機関の窓口やサービスセンサーでは多種多様な帳票を受け付けている。そして、受け付けた帳票の種類に対応する枠などのレイアウトを金融機関の担当者が選定することにより、手続書類を作成している。
しかしながら、金融機関で取り扱う帳票の種類は多いので、帳票の種類に対応するレイアウトを選定する手間とコストがかかり、課題となっている。
後述するように、第1の実施形態によれば、金融機関が受け付けた帳票の種類に応じて適切な手続書類を効率的に、かつ、誤りなく作成することができる。
[2−1−1.サーバ10の構成]
まず、第1の実施形態による構成について詳細に説明する。図2は、第1の実施形態によるサーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図2に示したように、サーバ10は、制御部100、通信部120、および記憶部122を有する。
(2−1−1−1.制御部100)
制御部100は、サーバ10に内蔵される、後述するCPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)154などのハードウェアを用いて、サーバ10の動作を全般的に制御する。また、図2に示したように、制御部100は、帳票種別特定部102、枠情報取得部104、画像合成部106、送信制御部108、顧客識別情報特定部110、および顧客情報取得部112を有する。
(2−1−1−2.帳票種別特定部102)
帳票種別特定部102は、後述する通信部120により受信された帳票の読み取り画像から帳票種別を特定する。例えば、帳票種別特定部102は、受信された帳票の読み取り画像から、例えば帳票のタイトルなどの文字列を罫線識別技術などを用いて認識することにより、当該帳票の帳票種別を特定する。
または、帳票種別特定部102は、スキャナ20からOCRによる認識結果が受信された場合には、受信された認識結果に基づいて当該帳票の帳票種別を特定する。例えば、図3に示したような帳票からスキャナ20により認識された「口座開設申込書」という文字列がスキャナ20から受信された場合には、帳票種別特定部102は、当該帳票の帳票種別を「口座開設申込書」と特定する。
(2−1−1−3.枠情報取得部104)
枠情報取得部104は、帳票種別特定部102により特定された帳票種別に対応する枠情報を枠テーブル124から取得する。ここで、枠情報は、後述する画像合成部106により生成される合成画像において、受信された帳票の読み取り画像を囲う枠の画像、または、帳票の読み取り画像の配置領域を示す台紙の画像を含んでもよい。また、枠情報は、例えば顧客により記入された帳票に対応する銀行内の承認手続に関する情報など、帳票種別ごとの事務手続の情報を含んでもよい。
なお、枠テーブル124は、本発明における枠データベースの一例である。ここで、図4を参照して、枠テーブル124の構成例について説明する。図4に示したように、枠テーブル124では、例えば、帳票ID1240、事務種別1242、配置位置1244、配置サイズ1246、および枠イメージ1248が対応づけて記録される。ここで、帳票ID1240には、帳票の種類を一意に識別するためのIDが記録される。また、事務種別1242には、該当の帳票を用いて行われる事務手続きの種類が記録される。また、配置位置1244には、後述する画像合成部106により生成される合成画像において、該当の帳票の読み取り画像が配置される例えば左上の位置の座標が記録される。また、配置サイズ1246には、同様に合成画像において、該当の帳票の読み取り画像が配置されるサイズが記録される。また、枠イメージ1248には、該当の帳票に対応付けられている枠の画像が記録される。
例えば、図4の1レコード目に示したデータは、帳票IDが「001」である帳票のデータであり、当該帳票に対応付けられている事務種別が「口座開設」であり、当該帳票の読み取り画像は左上の角が合成画像において「(10、100)」の座標に配置され、かつ、「300×300」のサイズで配置されることを示している。
(2−1−1−4.画像合成部106)
画像合成部106は、通信部120により受信された帳票の読み取り画像と、枠情報取得部104により取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する。
‐合成例1‐
ここで、図5を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図5は、画像合成部106により生成された合成画像の一例(合成画像42)を示した説明図である。図5では、合成画像42として、銀行における顧客による口座開設の依頼を承認するか否かを記録するための稟議書が作成される例を示している。
例えば、図5において破線で示したように、画像合成部106は、枠情報取得部104により取得された枠情報に含まれる枠420を、帳票読み取り画像422を含む領域を囲うように合成画像42内に配置する。なお、図5では、枠420は破線で示しているが、例えば実線や二重線など、様々な線種で描画されてもよい。また、枠420は、合成画像42aにおいて描画されなくてもよい。
また、画像合成部106は、帳票読み取り画像422を、枠情報取得部104により取得された枠情報により指定される位置およびサイズで合成画像42内に配置することも可能である。図5に示した例では、画像合成部106は、(枠情報取得部104により取得された)「口座開設申込書」に対応する枠情報、つまり枠テーブル124における1レコード目のデータに基づいて、合成画像42において帳票読み取り画像422の左上の角を「(10、100)」の座標に配置し、かつ、帳票読み取り画像422を「300×300」のサイズで配置する。
また、図5に示したように、画像合成部106は、合成画像42において、帳票読み取り画像422に加えて、枠情報に含まれている付加情報を表示するための付加情報表示欄424をさらに配置することも可能である。なお、図5では、付加情報が、合成画像42のタイトル(「稟議書」)や、例えば「決裁記入欄」や「承認印捺印欄」など、「稟議書」を用いて行われる事務手続きのための項目欄や各種情報を含む例を示している。
上記の合成例1による効果として、以下が挙げられる。従来、多数の銀行では、口座開設申込書と稟議書とが別々の紙で作成されているので、例えば行員が稟議書の閲覧時に二枚の紙を交互に参照する必要があり、行員の作業負荷が大きいという課題がある。上記の合成例1によれば、例えば稟議書のような行内手続き用書類内に、顧客による申込書の読み取り画像を含めて印刷するので、行内手続き用書類を一覧性高く生成することができる。また、印刷用紙の節約も可能となる。
‐合成例2‐
また、図6は、画像合成部106により生成された合成画像の別の例を示した説明図である。なお、図6に示した合成画像42は、帳票読み取り画像422、付加情報表示欄424a、および付加情報表示欄424bを含む。
図6に示した例では、付加情報表示欄424aには、枠情報に含まれている付加情報のうち、例えば、銀行から顧客に対する通知内容などの情報が配置される。また、付加情報表示欄424bには、同じ枠情報に含まれている付加情報のうち、例えば口座開設時の支店の地図や、銀行の支店の一覧などの情報が配置される。
この合成例2によれば、顧客宛ての帳票として、帳票読み取り画像422および付加情報表示欄424aを一枚の帳票に纏めて印刷することができる。このため、銀行は、口座開設申込書に対する記入内容に誤りがないかを顧客に注意喚起させることができる。また、顧客は、印刷された帳票を参照することにより、自己の記入内容に誤りがなかったかを確認することができる。
‐合成例3‐
なお、変形例として、画像合成部106は、帳票の読み取り画像、および枠情報に加えて、後述する顧客情報取得部112により取得された顧客情報をさらに含めて合成画像を生成することも可能である。
ここで、図7を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図7は、画像合成部106により生成された合成画像の別の例を示した説明図である。図7に示したように、例えば、画像合成部106は、合成画像42内の付加情報表示欄424において、例えば「○○ローンの残高:300万円」のような、帳票(図7に示した例では「クレジットカード申込書」)を記入した顧客に関する顧客情報426を配置する。
この合成例によれば、例えば承認者が確認する必要がある情報として予め定められている顧客情報426が合成画像42内に配置される。このため、承認者は、例えば顧客情報が記載された別の書類を見たり、端末の画面で顧客情報を閲覧することなく、承認のために必要な顧客情報を合成画像42(「稟議書」)上で確認することができる。
(2−1−1−5.送信制御部108)
送信制御部108は、画像合成部106により生成された合成画像を例えばプリンタ30へ、後述する通信部120に送信させる。
(2−1−1−6.顧客識別情報特定部110)
顧客識別情報特定部110は、通信部120により受信された帳票の読み取り画像から顧客IDを特定する。なお、顧客IDは、本発明における顧客識別情報の一例である。例えば、顧客識別情報特定部110は、例えば罫線識別技術などを用いて、受信された帳票の読み取り画像に含まれている顧客IDを特定する。または、顧客識別情報特定部110は、スキャナ20からOCRによる認識結果が受信された場合には、受信された認識結果に基づいて帳票の読み取り画像に含まれる顧客IDを特定する。
(2−1−1−7.顧客情報取得部112)
顧客情報取得部112は、顧客識別情報特定部110により特定された顧客IDに対応する顧客情報を顧客情報テーブル126から取得する。ここで、顧客情報テーブル126は、本発明における顧客情報データベースの一例である。
ここで、図8を参照して、顧客情報テーブル126の構成例について説明する。図8に示したように、顧客情報テーブル126では、例えば、顧客ID1260、氏名1262、年齢1264、住所1266、口座残高1268、およびローン残高1270が対応づけて記録される。ここで、氏名1262、年齢1264、住所1266、口座残高1268、およびローン残高1270にはそれぞれ、該当の顧客IDに対応する顧客の氏名、年齢、住所、口座残高、またはローン残高が記録される。
例えば、図8の1レコード目に示したデータは、顧客IDが「0001」である顧客に関するデータであり、当該顧客の氏名は「沖 太郎」であり、当該顧客の年齢は「40歳」であり、当該顧客の住所は「東京都港区××」であり、また、当該顧客のローン残高は「0円」であることを示している。
(2−1−1−8.通信部120)
通信部120は、本発明における帳票画像取得部の一例である。通信部120は、サーバ10と通信可能な装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、帳票の読み取り画像をスキャナ20から受信する。また、通信部120は、送信制御部108による制御に従って、画像合成部106により生成された合成画像をプリンタ30へ送信する。
(2−1−1−11.記憶部122)
記憶部122は、図2に示したように、枠テーブル124、および顧客情報テーブル126などの各種データを記憶する。
なお、第1の実施形態によるサーバ10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、サーバ10は、顧客識別情報特定部110、または顧客情報取得部112を含まなくてもよい。また、顧客情報テーブル126はサーバ10に含まれずに、サーバ10と通信可能な他の装置に記憶されてもよい。
[2−1−2.スキャナ20の構成]
また、図9は、第1の実施形態によるスキャナ20の構成を示した機能ブロック図である。図9に示したように、スキャナ20は、制御部200、通信部210、読み取り部212、および入力部214を有する。
(2−1−2−1.制御部200)
制御部200は、スキャナ20の動作を全般的に制御する。また、図9に示したように、制御部200は、送信制御部202を有する。
(2−1−2−2.送信制御部202)
送信制御部202は、後述する読み取り部212により読み取られた帳票の読み取り画像を例えばサーバ10へ通信部210に送信させる。また、送信制御部202は、読み取り部212により帳票から例えば帳票IDや顧客IDなどの文字列が認識された場合には、認識結果をさらにサーバ10へ通信部210に送信させることも可能である。
(2−1−2−3.通信部210)
通信部210は、スキャナ20と通信可能な装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部210は、送信制御部202による制御に従って、帳票の読み取り画像をサーバ10へ送信する。
(2−1−2−4.読み取り部212)
読み取り部212は、帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録する。また、読み取り部212は、OCR機能により、読み取った帳票から例えば帳票のタイトルの位置などの、所定の位置に記入されている文字列を認識することも可能である。
(2−1−2−5.入力部214)
入力部214は、スキャナ20に設置されているボタンや、タッチパネルなどに対するユーザーの入力を受け付ける。例えば、入力部214は、ユーザーによる帳票の読み取り開始指示などを受け付ける。
[2−1−3.動作]
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。なお、ここでは、例えば銀行に送付された、顧客により記入された帳票を銀行の行員がスキャナ20に読み取らせる場面における動作例について説明する。
図10は、第1の実施形態による動作を示したシーケンス図である。図10に示したように、まず、銀行の行員は、顧客により記入された帳票をスキャナ20に読み取らせる(S101)。そして、スキャナ20の送信制御部202は、読み取った帳票の画像をサーバ10へ通信部210に送信させる(S102)。
その後、サーバ10の帳票種別特定部102は、スキャナ20から受信された帳票の読み取り画像から、当該帳票の帳票種別を特定する(S103)。
続いて、枠情報取得部104は、S103で特定された帳票種別に対応する枠情報を枠テーブル124から取得する(S104)。
続いて、画像合成部106は、S102で受信された帳票の読み取り画像と、S104で取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する(S105)。
続いて、送信制御部108は、S105で生成された合成画像をプリンタ30へ通信部120に送信させる(S106)。
その後、プリンタ30は、サーバ10から受信された合成画像を紙媒体に印刷する(S107)。
[2−1−4.効果]
以上、例えば図2、および図10等を参照して説明したように、第1の実施形態によるサーバ10は、スキャナ20から受信された帳票の読み取り画像から帳票種別を特定し、特定された帳票種別に対応する枠情報を枠テーブル124から取得し、そして、帳票の読み取り画像と取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する。このため、該当の帳票に対応する枠情報を自動的に特定し、かつ、特定された枠情報および帳票の読み取り画像に基づいて合成画像を自動的に生成することができる。
このため、例えば顧客により記入された帳票の帳票種別に合わせて適切な合成画像を効率的に、かつ、誤りなく作成することができる。このため、銀行における事務の効率化につながる。特に、銀行で取り扱われている帳票の種類が多数ある場合に有効である。
<2−2.第2の実施形態>
以上、第1の実施形態について説明した。次に、第2の実施形態について説明する。
まず、第2の実施形態を創作するに至った背景について説明する。従来、多くの金融機関では、顧客から受領した手形や、証明書類などの原本の画像と、関連するIDなどの情報とを一体の画像として保管している。また、金融機関の担当者は、原本の書類を画像データとして保存するために、台紙に原本を貼ってスキャンしたり、スキャン後の紙にIDやメモなどを書き込んだ後に再度スキャンを行っている。
しかしながら、上記の作業は手間とコストが大きい。また、対象帳票が複数枚ある場合には、スキャンされた複数枚の画像を1枚の画像に纏めるために、さらに手間がかかる。
後述するように、第2の実施形態によれば、スキャナ20により読み取られた複数の帳票の読み取り画像に合わせて適切な合成画像を効率的に、かつ、誤りなく生成することができる。
[2−2−1.サーバ10の構成]
まず、第2の実施形態による構成について詳細に説明する。図11は、第2の実施形態によるサーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図11に示したように、第2の実施形態によるサーバ10は、第1の実施形態と比較して、帳票種別特定部102、および画像合成部106を含まない。なお、以下では、第1の実施形態と異なる機能を有する構成要素についてのみ説明を行う。
(2−2−1−1.枠情報取得部104)
第2の実施形態による枠情報取得部104は、通信部120により受信された業務種別に対応する枠情報を枠テーブル124から取得する。例えば、枠情報取得部104は、通信部120により受信された業務種別、および受信された帳票の読み取り画像の枚数に対応する枠情報を枠テーブル124から取得する。なお、第2の実施形態による枠情報は、後述するように、スキャナ20により生成される合成画像において複数の帳票の読み取り画像の各々の配置位置または配置サイズを指定する情報を含んでもよい。また、枠情報は、生成される合成画像の枚数を指定する情報を含んでもよい。
ここで、図12を参照して、第2の実施形態による枠テーブル124の構成例について説明する。図12に示したように、第2の実施形態による枠テーブル124では、例えば、組み合わせID1250、業務種別1252、帳票ID1240、帳票種別1254、帳票枚数1256、および枠情報1258が対応づけて記録される。ここで、組み合わせID1250には、複数の帳票の組み合わせを一意に識別するためのIDが記録される。また、業務種別1252には、該当の組み合わせIDに対応する業務種別が記録される。また、帳票枚数1254には、該当の帳票の組み合わせに含まれる各帳票の枚数が記録される。また、枠情報1256には、該当の帳票の組み合わせに含まれる各帳票の配置位置(配置位置1244)、および配置サイズ(配置サイズ1246)が記録される。
例えば、図12の1レコード目に示したデータは、組み合わせIDが「001」である帳票の組み合わせに関するデータであり、当該組み合わせに対応付けられている業務種別が「口座開設」であり、当該組み合わせには「口座開設依頼書」、「本人確認書類」、および「印鑑票」がそれぞれ一枚ずつ含まれていることを示している。
(2−2−1−2.送信制御部108)
第2の実施形態による送信制御部108は、枠情報取得部104により取得された枠情報をスキャナ20へ通信部120に送信させる。また、送信制御部108は、さらに、顧客情報取得部112により取得された顧客情報をスキャナ20へ通信部120に送信させることも可能である。
[2−2−2.スキャナ20の構成]
また、図13は、第2の実施形態によるスキャナ20の構成を示した機能ブロック図である。図13に示したように、スキャナ20は、第1の実施形態と比較して、画像合成部204を新たに含む。なお、以下では、第1の実施形態と異なる機能を有する構成要素についてのみ説明を行う。
(2−2−2−1.送信制御部202)
第2の実施形態による送信制御部202は、例えば、入力部214に対してユーザーにより入力された業務種別や、読み取り部212により(一度に)読み取られた複数の帳票の枚数をサーバ10へ通信部210に送信させる。
また、送信制御部202は、後述する画像合成部204により生成された合成画像をプリンタ30へ通信部210に送信させる。
(2−2−2−2.画像合成部204)
画像合成部204は、通信部210により受信された枠情報により指定される領域に、読み取り部212により読み取られた複数の帳票の読み取り画像を配置することにより、合成画像を生成する。
‐合成例1‐
ここで、図14を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図14は、画像合成部204により生成された合成画像の一例(合成画像44)を示した説明図である。なお、図14では、読み取り部212により「口座開設依頼書」、「本人確認書類」、および「印鑑票」がそれぞれ一枚ずつ読み取られた場合、つまり、上述した枠テーブル124における組み合わせIDが「001」である帳票の組み合わせにおける合成画像44の生成例を示している。
図14に示したように、画像合成部204は、読み取り部212により読み取られた複数の帳票の読み取り画像の各々を合成画像44において、通信部210により受信された枠情報、つまり枠テーブル124における組み合わせIDが「001」である枠情報により指定される配置位置および配置サイズで配置する。図14に示した例では、画像合成部204により、「口座開設依頼書」の読み取り画像が帳票画像配置欄440aに、「本人確認書類」の読み取り画像が帳票画像配置欄440bに、「印鑑票」の読み取り画像が帳票画像配置欄440cにそれぞれ配置された例を示している。
なお、帳票の組み合わせが同じであれば、仮に一枚一枚の帳票が読み取られた順序が異なる場合であっても、画像合成部204は、受信された枠情報に基づいて、同一の合成画像を生成することが可能である。
また、図14に示したように、画像合成部204は、複数の帳票の読み取り時において入力部214に対してユーザーにより入力されたCIF(Customer Information File)番号や取引メモなどの付加情報442を合成画像44にさらに配置することも可能である。なお、変形例として、付加情報442は枠情報に含まれていてもよい。そして、画像合成部204は、通信部210により受信された枠情報に含まれる付加情報442を例えば図14に示したように、合成画像44内に配置することが可能である。
‐合成例2‐
また、図15は、画像合成部204により生成された合成画像の別の例を示した説明図である。なお、図15では、読み取り部212により「口座開設依頼書」が1枚、「本人確認書類」が3枚読み取られた場合における合成画像44の生成例を示している。
図15に示したように、読み取り部212により同じ帳票種別の帳票(図15の例では「本人確認書類」)が複数枚読み込まれた場合には、画像合成部204は、当該帳票種別の帳票の枚数に応じて、当該帳票種別の帳票の読み取り画像のサイズを縮小して合成画像44内に配置することが可能である。
‐合成例3‐
また、画像合成部204は、読み取り部212により読み取られた複数の帳票の読み取り画像から、合成画像を複数枚に分けて生成することも可能である。なお、生成される合成画像の枚数は、読み取られた複数の帳票に対応する帳票種別の数であってもよいし、入力部214に対してユーザーにより入力された数であってもよいし、または、枠情報において定義されている数であってもよい。
ここで、図16を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図16は、画像合成部204により生成された合成画像の別の例を示した説明図である。なお、図16では、読み取り部212により「口座開設依頼書」が1枚、「本人確認書類」が3枚読み取られた場合における合成画像44の生成例を示している。
図16に示したように、画像合成部204は、例えば、同じ帳票種別の帳票の読み取り画像が配置された合成画像を、帳票種別の数だけ生成することが可能である。図16に示した例では、画像合成部204により、「口座開設依頼書」の読み取り画像が配置された合成画像44aと、「本人確認書類」の読み取り画像(3枚全て)が配置された合成画像44bと、が生成された例を示している。
(2−2−2−3.読み取り部212)
第2の実施形態による読み取り部212は、本発明における帳票画像取得部の一例である。読み取り部212は、例えばスキャナ20に配置された複数の帳票を連続して読み取り、それぞれデジタル静止画像として記録する。
(2−2−2−4.入力部214)
第2の実施形態による入力部214は、本発明における業務種別取得部の一例である。入力部214は、例えば、複数の帳票の読み取り時においてユーザーによる業務種別の入力を受け付ける。
[2−2−3.動作]
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。図17は、第2の実施形態による動作を示したシーケンス図である。図17に示したように、まず、銀行の行員は、例えば顧客により記入された複数の帳票をスキャナ20に読み取らせる(S201)。そして、行員は、S201で読み取らせた複数の帳票に対応する業務種別をスキャナ20に入力する。なお、この際、行員は、例えば帳票ごとにCIF番号や取引メモなどの付加情報をスキャナ20に入力してもよい(S202)。
続いて、スキャナ20の送信制御部202は、S202で入力された業務種別と、S201で読み取られた各帳票の枚数と、をサーバ10へ通信部210に送信させる(S203)。
その後、サーバ10の枠情報取得部104は、スキャナ20から受信された業務種別および各帳票の枚数に対応する枠情報を枠テーブル124から取得する(S204)。
続いて、送信制御部108は、S204で取得された枠情報をスキャナ20へ通信部120に送信させる(S205)。
その後、スキャナ20の画像合成部204は、サーバ10から受信された枠情報により指定される領域に、S201で読み取られた複数の帳票の読み取り画像(およびS202で入力された付加情報)をそれぞれ配置することにより、合成画像を生成する(S206)。
続いて、送信制御部202は、S206で生成された合成画像をサーバ10へ通信部210に送信させる(S207)。
続いて、サーバ10の送信制御部108は、スキャナ20から受信された合成画像をプリンタ30へ通信部120に送信させる(S208)。
その後、プリンタ30は、サーバ10から受信された合成画像を紙媒体に印刷する(S209)。
[2−2−4.効果]
以上、例えば図11、図13、および図17等を参照して説明したように、第2の実施形態によるサーバ10は、スキャナ20から受信される業務種別に対応する枠情報を枠テーブル124から取得し、そして、取得した枠情報をスキャナ20へ送信させる。また、スキャナ20は、複数の帳票を読み取り、そして、サーバ10から受信された枠情報により指定される領域に、読み取った複数の帳票の画像を配置することにより、合成画像を生成する。
このため、スキャナ20は、読み取られた複数の帳票の組み合わせに応じて、各帳票の読み取り画像が適切な位置に配置された合成画像を効率的に、かつ、誤りなく生成することができる。
<<3.ハードウェア構成>>
以上、本発明の各実施形態について説明した。次に、本発明の各実施形態に共通するサーバ10のハードウェア構成について、図18を参照して説明する。図18に示したように、サーバ10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
<3−1.CPU150>
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバ10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、サーバ10において制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
<3−2.ROM152>
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
<3−3.RAM154>
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
<3−4.内部バス156>
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
<3−5.入出力インターフェース158>
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
<3−6.HDD160>
HDD160は、記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
<3−7.ネットワークインターフェース162>
ネットワークインターフェース162は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<4−1.変形例1>
例えば、第2の実施形態による画像合成部204は、図19に示したように、読み取り部212により読み取られた各帳票の画像を一枚ずつ含む一時画像46を、読み取られた帳票の枚数だけ生成してもよい。そして、画像合成部204は、通信部210により受信された枠情報により指定される領域に、生成した複数の一時画像46をそれぞれ配置することにより、合成画像44を生成してもよい。
<4−2.変形例2>
また、第2の実施形態では、業務種別がユーザーによりスキャナ20に対して入力される例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、スキャナ20の読み取り部212は、読み取った複数の帳票の読み取り画像から例えば帳票のタイトルなどの文字列を罫線識別技術などを用いて認識することにより、当該複数の帳票の読み取り画像に対応する業務種別を特定することも可能である。
<4−3.変形例3>
また、第2の実施形態において、合成画像において各帳票の読み取り画像が配置される順序が、サーバ10から受信される枠情報により定められる例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、スキャナ20に表示されるプレビュー画面において、各帳票の読み取り画像の配置順をユーザーが変更可能であってもよい。
<4−3.変形例3>
また、第1の実施形態および第2の実施形態では、本発明における「帳票の読み取り画像」が、スキャナ20により帳票が読み取られた画像である例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、帳票の読み取り画像は、顧客が所有するデジタルカメラにより帳票が撮影された画像であってもよい。
<4−4.変形例4>
なお、本発明の各実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述したサーバ10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
10 サーバ
20 スキャナ
30 プリンタ
100 制御部
102 帳票種別特定部
104 枠情報取得部
106 画像合成部
108 送信制御部
110 顧客識別情報特定部
112 顧客情報取得部
120 通信部
122 記憶部
124 枠テーブル
126 顧客情報テーブル
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 入出力インターフェース
160 HDD
162 ネットワークインターフェース
200 制御部
202 送信制御部
204 画像合成部
210 通信部
212 読み取り部
214 入力部

Claims (9)

  1. 帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、
    取得された帳票の読み取り画像から帳票種別を特定する帳票種別特定部と、
    特定された帳票種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、
    前記帳票の読み取り画像と取得された枠情報とを合成することにより、合成画像を生成する画像合成部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記枠情報は、前記合成画像において前記帳票の読み取り画像の周囲を囲うための枠の画像を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記枠情報は、対応する帳票種別の帳票に関する事務手続の情報を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 複数の帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、
    取得された複数の帳票の読み取り画像に対応する業務種別を取得する業務種別取得部と、
    取得された業務種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、
    取得された枠情報により指定される領域に前記複数の帳票の読み取り画像を配置することにより、合成画像を生成する画像合成部と、
    を備える、情報処理システム。
  5. 前記枠情報は、前記合成画像における前記複数の帳票の読み取り画像の各々の配置位置または配置サイズを指定する情報を含む、請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記枠情報は、前記合成画像の枚数を指定する情報を含む、請求項4または5に記載の情報処理システム。
  7. 前記枠情報取得部は、取得された業務種別および前記複数の帳票の読み取り画像の枚数に対応する枠情報を前記枠データベースから取得する、請求項4〜6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報処理システムは、
    取得された複数の帳票の読み取り画像から顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定部と、
    特定された顧客識別情報に対応する顧客情報を顧客情報データベースから取得する顧客情報取得部と、をさらに備え、
    前記画像合成部は、取得された顧客情報をさらに含めて前記合成画像を生成する、請求項4〜7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. コンピュータを、
    複数の帳票の読み取り画像を取得する帳票画像取得部と、
    取得された複数の帳票の読み取り画像に対応する業務種別を取得する業務種別取得部と、
    取得された業務種別に対応する枠情報を枠データベースから取得する枠情報取得部と、
    取得された枠情報に基づいて前記複数の帳票の読み取り画像を配置することにより、合成画像を生成する画像合成部、
    として機能させるための、プログラム。
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