JP2015154697A - 正逆回転パルスモータ駆動回路 - Google Patents

正逆回転パルスモータ駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】正、逆回転時の出力トルク差が小さく、逆回転時にロータが衝撃や負荷変化によって回転しなかった場合でも確実に逆回転を行うパルスモータを提供すること。
【解決手段】ロータと、このロータを磁気的に駆動するステータと、このステータを励磁する駆動コイルと、この駆動コイルへの通電を制御する制御回路と、前記ロータの回転を検出する検出回路と、を備え、上記制御回路は、ロータの回転検出結果が非回転の場合には、前記ロータの位相を合わせる位相合わせパルスを発生させた後、ロータに補償用駆動信号を印加する。
【選択図】図4

Description

本発明は、正逆回転パルスモータに関する。
水晶時計等に用いられる単相パルスモータは、径方向にN、S2極に着磁された永久磁石からなるロータ及びこのロータを駆動し、磁極を有するステータより構成され、駆動信号によりステップ的にロータを回転させるようになっている。
このような単相パルスモータは、通常では正回転方向にのみロータが回転駆動されるように設計されているが、正回転のみでなく、逆回転も可能とした単相パルスモータが、例えば特許文献1公報に開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、ロータが振動により電磁気的安定信号を超えて更に戻った時に逆極性のパルスを印加する。したがって、正回転時においてロータが電磁気的安定位置である45゜を超えた静的安定位置にあるときに駆動信号を印加する場合に比し、逆回転の出力トルクが正回転の出力トルクに対してかなり小さいという問題がある。また、逆回転させる場合には、まずロータを正回転させて電磁気的安定位置へ達成させるため、逆回転スタート時のロータの動きが大きくなるという問題を有している。
次に、非励磁状態におけるロータの静的安定位置が、励磁状態における電磁気的安定位置に対し90°±αだけ変位した位置にあるため、静的安定位置から単一極性の駆動信号を用いてロータを正回転、逆回転のいずれをも行わせることができ、また、正回転時の出力トルクと逆回転時の出力トルクの差が小さくなる技術が特許文献2に提案されている。さらに、特許文献3のようにロータの回転検出を行い、駆動信号を印加する方法もある。
特公昭62−57956号公報(図4) 特許2614769号公報(図3) 特開2009−229188号公報(図3)
しかしながら、特許文献2で開示されている技術では、逆回転時に一度でも衝撃や負荷変化によってロータが回転しなかった場合、ロータ極性の関係で、その後、ロータは正回転を行ってしまい、正確な回転が出来なくなってしまうという問題があった。
よって、特許文献2で開示されている技術では逆回転時、短期間で発生させた磁力でロータを逆回転動作させ、その後は慣性力で回転させているため、制御部がロータの位置を誤ることによって正回転してしまう問題がある。
また、特許文献3のようにロータの回転検出を行い、駆動信号を印加する方法もあるが、回転検出時にノイズなどが入ってロータの回転検出結果が不定となる場合は安全のため、回転検出結果を回転しないと判定する。
このため、ロータが回転しているにもかかわらず、回転検出部が回転しないと判定される場合が発生する。
本発明の目的は逆回転時にロータが衝撃や負荷変化によって回転しなかった場合でも確実に逆回転を行うパルスモータを提供することにある。
上記課題を解決すべく本発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
すなわち、本発明の正逆回転パルスモータ駆動回路は、
N、S2極に着磁された永久磁石からなるロータと、
前記ロータを磁気的に駆動する1対のステータ磁極を有するステータと、
前記ステータを励磁する駆動コイルと、
前記駆動コイルへの通電を制御するために、駆動信号と補償用駆動信号を出力する制御回路と、
前記駆動信号の出力後に、前記ロータの回転を検出する検出回路と、を備え、
前記制御回路は、
正転させる場合には、静的安定点に停止したロータと逆極性の前記駆動信号を印加し、
逆転させる場合には、前記静的安定点に停止したロータと同極性の前記駆動信号を印加する正逆回転パルスモータ駆動回路において、
前記ロータの回転検出結果が非回転の場合、
前記制御回路は、前記ロータの位相を合わせる位相合わせパルスを出力し、その後、前記静的安定点に停止した前記ロータと同極性の前記補償用駆動信号を印加することを特徴とする。
上記本発明によれば、逆回転の駆動信号印加後、ロータが回転しない場合でも確実に逆回転を行うことができる。
本発明の実施形態に係るステータを用いた正逆回転パルスモータの構成図である。 パルスモータ11を駆動させるためのブロック図である。 パルスモータ11を駆動させるための駆動信号波形図である。 逆回転時に回転検出部17が回転しないと認識した時の逆回転の補償用駆動信号を印加した時のロータ1の動作を示した図である。 高トルクな逆回転の補償用駆動信号を印加した時のロータ1の動作を示した図である。 初期化パルスを印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。 正回転の駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。 逆回転の駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。 静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差とロータ1の駆動状態を示した図である。 初期化パルスが無い逆回転の補償用駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
[パルスモータの説明]
図1に、本発明で使用されるノッチ付一体ステータを用いたパルスモータ11を示す。図1の上部がパルスモータ11の上部、図1の下部がパルスモータ11の下部に対応する
。ロータ1はその直径の両端がそれぞれN極、S極の2極に着磁された円盤状の永久磁石から構成されている。ステータ2は中央部にロータ1を挿入するための孔3が設けられ、この孔3は、D1−D3方向を中心に半円同士の中心がずれて構成されることによってD5−D6方向にロータ1の静的安定線L1が形成される。
ステータ2の下部にはコイル芯5が設けてあり、コイル芯5には駆動コイル6が巻回されている。駆動コイル6には駆動信号の入力端子6a、6bが左右に2個設けられており、入力端子6a、6bを通じて駆動コイル6に駆動信号を印加するとコイル芯5を経てステータ磁極がN極、S極となるように励磁される。
励磁される磁力は孔3の中心を通り、D1−D3方向に延伸する直線L2を磁気的安定線として磁気回路が形成される。
駆動コイル6の入力端子6aに−極性の電位、入力端子6bにGND電位を入力した場合、磁気的安定線L2の磁気極性はロータ1の中心よりD3方向がS極、D1方向がN極、また、入力端子6aにGNDの電位、入力端子6bに−極性の電位を入力した場合、磁気的安定線L2の磁気極性はロータ1の中心よりD3方向がN極、D1方向がS極となると定義する。
なお、上記のように設定するのは、時計の通常の電位構成として、電源の高電位側が接地されてGND電位となっているためであり、駆動コイル6に電流を流すためには、−極性の電位の供給が必要なためである。駆動信号とは、端子に−極性の電位を供給することと同じである。
また、ロータ1の回転方向はD1からD2方向の回転を正回転R2、D3からD2方向への回転を逆回転R1と定義する。
駆動コイル6に駆動信号を印加しない非励磁状態におけるロータ1の安定位置は、図1に示すように、孔3のD5−D6方向がロータ1とステータ2の距離が最も近いため、ロータ1の静的安定線L1は、磁気的安定線L2に直角なD2−D4に対して角度aずれたD5−D6方向の角度に存在し、静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差は90度−a=θとなる。
また、ロータ1の中心は静的安定線L1と磁気的安定線L2が交わった位置に配置されている。
[システム構成の説明]
例えば図2に示すように、図1のパルスモータ11は水晶発振式の時計に組み込まれる。水晶発振器12より出力された発振出力は、分周器13により分周され、最後に1Hzとなって、制御回路14に入力される。制御回路14は1Hz毎にパルスモータ11に駆動信号を供給し、パルスモータ11が回転する。
制御回路14は、上記のように駆動信号の出力制御の他、パルスモータ11の駆動制御にかかわる各種制御を行う回路である。
本発明では1Hz毎の駆動であるが、例えば機能時計においては、モード移行に伴う一定期間の早送りなど一時的に1Hz以上の周期で駆動する場合においても本発明の駆動方法は適用できる。
パルスモータ11の回転は回転検出部17によってロータ1の回転状態をモニターし、パルスモータ11が衝撃や負荷変化によって非回転の場合は、回転検出部17より制御回
路14へ非回転信号を送る。
回転検出部17より制御回路14へ非回転信号を送った場合、制御回路14はパルスモータ11へ初期化パルス印加後、補償用駆動信号を印加し、ロータ1を回転させる。
補償用駆動信号は駆動信号よりもトルクが大きく、衝撃や負荷変化が発生しても十分に駆動できる信号であることが望ましい。
また、制御回路14には手動等による正逆切換スイッチ16が接続されており、外部操作によりパルスモータ11の正逆回転の切換えが可能となっている。なお制御回路14は、電源が供給されたとき、パルスモータ11へ初期化パルスを出力し、ロータ1の極性位置の初期化を行う。
[初期化パルスの説明]
次に以上の構成のパルスモータ11に電源を供給して駆動する場合について説明する。図3は、パルスモータ11を駆動させるための駆動信号波形図で、縦軸は印加電圧、横軸は経過時間である。駆動開始に際して、ロータ1の位相を一定とするために、図3aの初期化パルスを印加して制御回路14によりまず初期化を行う必要がある。これは、本発明のパルスモータ11はまず初期化してロータ1の極方向を定めておかないと、駆動信号を印加したときに左右いずれの方向にロータ1が回転するか不定となるからである。
図3aはロータ1の極性方向を定める初期化パルスを示した図であり、本実施例では、図3aのような駆動信号を初期化パルスとして印加し、ロータ1の極性方向を定める。
なお、パルスとは駆動信号と同じ意味合いの言葉として適宜併用する。
初期化パルスの作用について、図3aのタイミングを(a−1)、(a−2)、(a−3)の3状態に区切り、図6にロータ1の動作状態を示して説明を行う。
図6は、初期化パルスを印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
まず、ロータ1の極性が、ロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極である状態で初期化パルスを印加した場合について説明する。これをパターンAとする。
最初に、S501に示すように、タイミング(a−1)でロータ1の極性は、ロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている。
次に、S502に示すように、タイミング(a−2)で初期化パルスが印加されると、ステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に逆回転R1で移動し、S503に示す状態となり、ロータ1を停止させる。
続いて、S504に示すように、タイミング(a−3)で初期化パルスの印加が終了すると、ステータ2のD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に正回転R2で移動し、S505に示す状態となる。
次に、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がS極、D5方向がN極となる状態で初期化パルスを印加した場合について説明する。これをパターンBとする。パターンBは、ロータ1の極性がパターンAの逆の場合である。
最初に、S601に示すように、タイミング(a−1)でロータ1の極性は、ロータ1の中心よりD6方向がS極、D5方向がN極となっている。
次に、S602に示すように、タイミング(a−2)で初期化パルスが印加されると、ステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に正回転R2で移動し、S603に示す状態となり、ロータ1を停止させる。
続いて、S604に示すように、タイミング(a−3)で初期化パルスの印加が終了すると、ステータ2のD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に正回転R2で移動し、S605に示す状態となる。
以上のように初期化パルスを加えれば、初期化パルス印加前のロータ1の極性がS極、N極どちらの方向に向いていても決まった方向に揃えることが出来る。従って、安定したパルスモータ11の駆動を行うことが可能となる。
なお、初期化パルスの印加時間は、パルスモータ11の通常時の駆動信号よりも長くし、タイミング(a−2)の状態で完全静止する長さが望ましく、印加時間は長いほど望ましい。初期化パルスは、パルスモータ11の駆動開始時にのみ印加するので、パルス幅が長くなっても、消費電力に大きな影響は与えない。
[正回転駆動の説明]
次に、正回転時に制御回路14から出力される駆動信号について図3b、図7を用いて説明する。
制御回路14は、正逆切り替えスイッチ16の信号で正回転駆動を指示する信号を受けて、正回転の駆動信号をパルスモータ11へ出力し、駆動信号を出力する端子はロータ1の極性状態で決定されるため、前述の初期化パルスの出力端子から判断して、ロータ1の極性状態を制御回路14で記憶して、ロータ1の極性状態に合わせて駆動信号を出力する。
図3bのタイミングを(b−1)、(b−2)、(b−3)、(b−4)、(b−5)、(b−6)の6状態に区切り、正回転の駆動信号の作用を、図7を用いて説明を行う。図7は、正回転の駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
図7のS701に示すように、ロータ1の極性が、ロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となる状態で、正回転の駆動信号を印加した場合について説明する。
正回転駆動信号印加前のタイミング(b−1)では、ロータ1の状態は、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている。
次に、分周器13より1Hzの切り替わり信号が来るとタイミング(b−2)に移行し、正回転の駆動信号が印加されると、S702に示すようにステータ2のD3がN極、D1がS極となり、ロータ1のN極がD1方向に、S極がD3方向に正回転R2で移動し、S703に示す状態となる。
続いて、タイミング(b−3)で正回転の駆動信号の印加が終了すると、S704に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD5方向に、S極はD6方向に正回転R2で移動し、S705に示す状態となる。
S703からS705への移行状態を表しているのがタイミング(b−3)である。このタイミングにおいて制御回路14は入力端子6a、6b間の抵抗値を大きくし、ロータ
1の移行時動作によって駆動コイル6に発生する逆起電力による電圧変化を回転検出部17で検出し、ロータ1の回転状態を確認する。なお、本回転検出技術は特許文献3にも記載されている周知技術を採用しているため、本実施技術でのこれ以上の詳細説明は省略する。
図示はしていないが、もし、ロータ1が回転していないと認識された場合、回転検出部17から制御回路14に非検出信号を送り、制御回路14から正回転の駆動信号よりも長い正回転の補償用駆動信号をおくり、確実に回転が出来るようにする。
正回転の補償用駆動信号の印加時間は、長いほどロータ1を所望の位置におくることができるため、印加時間が長いことが望ましい。
タイミング(b−3)での回転検出が終了すると、タイミング(b−4)に移行し、分周器13より1Hzの切り替わり信号の待機状態となる。
次に、分周器13より1Hzの切り替わり信号が来るとタイミング(b−5)に移行し、正回転の駆動信号が印加されるとS802に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に正回転R2で移動し、S803の状態となる。
次にタイミング(b−6)で正回転の駆動信号の印加が終了するとS804に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に正回転R2で移動し(S805の状態)、前述の通り、回転検出部17でロータ1の回転状態を検出し、正回転の駆動信号のタイミング(b−1)に戻る。
以上のように制御回路14より正回転の駆動信号を出力すれば、ロータ1は正回転で回転することが出来る。
また、S701に示したように、本実施例ではロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となる状態から説明を行っているが、S801に示すようにロータ1の中心よりD5方向がN極、D6方向がS極となる状態から正回転を行う場合、正回転の駆動信号はタイミング(b−5)から始まる。
[逆回転駆動の説明]
次に、逆回転時に制御回路14から出力される駆動信号について図3c、図8を用いて説明する。
制御回路14は、正逆切り替えスイッチ16の信号で逆回転駆動を指示する信号を受けて逆回転の駆動信号をパルスモータ11へ出力し、駆動信号を出力する端子はロータ1の極性状態で決定されるため、前述の初期化パルスからの出力端子から判断して、ロータ1の極性状態を制御回路14で記憶してロータ1の極性状態に合わせて駆動信号を出力する。
逆回転の駆動信号は、図3cのタイミングを(c−1)、(c−2)、(c−3)、(c−4)、(c−5)、(c−6)の6状態に区切り、図8を用いて説明を行う。
図8は、逆回転の駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
図8のS901のロータ1の極性が、ロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となる状態で逆回転の駆動信号を印加した場合について説明する。
逆回転駆動信号印加前のタイミング(c−1)では、ロータ1の状態は、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている。
次に、分周器13より1Hzの切り替わり信号が来ると、タイミング(c−2)に移行し、逆回転の駆動信号が印加されると、S902に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に逆回転R1で移動し、S903に示す状態となる。
逆回転駆動信号では初期化パルスとは異なり、ロータ1が停止しない程度の時間駆動信号を印加するため、ロータ1は回転慣性力を維持された状態である。
続いて、タイミング(c−3)で逆回転の駆動信号の印加が終了すると、S904に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性が無くなるため、タイミング(c−2)からタイミング(c−3)に移行したときのロータ1の回転慣性力でS極がD6方向に、N極がD5方向に逆回転R1で移動し、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD5方向に、S極はD6方向に移動し、S905に示す状態となる。
S903からS905への移行状態がタイミング(c−3)となり、このタイミングにおいて制御回路14は入力端子6a、6b間の抵抗値を大きくし、ロータ1の移行時動作によって駆動コイル6に発生する電圧変化を回転検出部17で検出し、ロータ1の回転状態を確認する。正回転駆動時と同様に、前記回転検出技術は特許文献3に記載されており、本実施技術での詳細説明は省略する。
タイミング(c−3)での回転検出が回転検出部17で回転したと認識した場合、タイミング(c−4)に移行し、分周器13より1Hzの切り替わり信号の待機状態となる。
次に、分周器13より1Hzの切り替わり信号がくると、タイミング(c−5)に移行し、逆回転の駆動信号が印加されるとS1002に示すようにステータ2のD3がN極、D1がS極となり、ロータ1のN極がD1方向に、S極がD3方向に逆回転R1で移動し、S1003に示す状態となる。
逆回転駆動信号では初期化パルスとは異なり、ロータ1が停止しない程度の時間駆動信号を印加するため、ロータ1は回転慣性力を維持された状態である。
続いて、タイミング(c−6)で逆回転の駆動信号の印加が終了するとS1004に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、タイミング(c−5)からタイミング(c−6)に移行したときのロータ1の回転慣性力でS極がD5方向に、N極がD6方向に逆回転R1で移動し、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に移動し、S1005の状態となり、回転検出部17がロータ1の逆回転を逆回転したと認識すれば、逆回転の駆動信号のタイミング(c−1)に戻る。
[逆回転駆動時の非回転検出時]
以上は、ロータ1の逆回転を回転検出部17が回転したと認識した場合について述べた。次に、ロータ1の回転が衝撃や負荷変化によって回転せず、回転検出部17が回転しないと認識した場合について図3d、図4を用いて説明する。
逆回転の補償用動信号は、図3dのタイミングを(c−31)、(c−32)、(c−33)、(c−34)、(c−35)、(c−36)の6状態に区切り、図4を用いて説明を行う。
図4は、逆回転の補償用駆動信号を印加したときの、ロータ1の駆動状態を示した図である。
図4のS201は、逆回転の駆動信号を印加したがロータ1が回転できず、回転検出部17が回転しないと認識し、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている状態を示している。
回転検出部17が回転しないと認識した場合、初期化パルスをタイミング(c−32)で印加し、S202に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に逆回転R1で移動し、S203の状態となり、ロータ1を停止させる。タイミング(c−33)で初期化パルスの印加が終了すると、S204に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に正回転R2で移動する。
次に、逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−34)で印加されると、S205に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に逆回転R1で移動し、逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−35)で終了するとS206に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、タイミング(c−34)からタイミング(c−35)に移行したときのロータ1の回転慣性力でS極がD6方向に、N極がD5方向に逆回転R1で移動し、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD5方向に、S極はD6方向に移動し、ロータ1を逆回転で回転させることができる。
また、回転検出部17はロータ1が回転しない状態を確実に検出しなくてはならないため、回転検出時にノイズなどが入ってロータ1の回転検出結果が不定となる場合は安全のため、回転検出結果を回転しないと判定する。
このため、ロータ1が回転しているにもかかわらず、回転検出部17が回転しないと判定される場合が発生する。
よって、ロータ1が回転しているにもかかわらず、回転検出部17が回転しないと認識した場合について説明する。
図4のS301は、逆回転の駆動信号の印加で回転したが、ノイズなどによって回転検出部17が回転しないと認識した場合のロータ1の状態を示し、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がS極、D5方向がN極となっている状態を示している。
初期化パルスがタイミング(c−32)で印加されると、S302に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に正回転R2で移動し、S303に示す状態となり、ロータ1を停止させる。初期化パルスの印加がタイミング(c−33)で終了するとS304に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に正回転R2で移動する。
以降、S304からS307の動作はS204からS207の動作と同一であるため、省略する。
本発明では逆回転の駆動信号時に回転検出部17が回転しないと認識した場合に、初期化パルスを印加して逆回転の補償用駆動信号をパルスモータ11へ印加して駆動している。次に、本発明の効果を明確にするため、逆回転の駆動信号時に回転検出部17が回転し
ないと認識した際に初期化パルスを印加しないで逆回転の補償用駆動信号をパルスモータ11へ印加して駆動した場合について説明する。
ロータ1の回転が衝撃や負荷変化によって回転せず、回転検出部17が回転しないと認識した場合について説明する。
逆回転の補償用動信号は図3dのタイミングを(c−31)、(c−32)、(c−33)、(c−34)、(c−35)、(c−36)の6状態に区切り、図10を用いて説明を行う。
図10は、初期化パルスが無い逆回転の補償用駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
図10のS1101は逆回転の駆動信号を印加したが回転できず、回転検出部17が回転しないと認識し、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている状態を示している。
この場合の動作S1101からS1104の動作はS204からS207の動作と同一であるため、省略する。
次に、ロータ1が回転し、回転検出部17が回転しないと認識した場合について説明する。
図10のS1201は逆回転の駆動信号の印加で回転したが、ノイズなどによって回転検出部17が回転しないと認識した場合のロータ1の状態を示し、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がS極、D5方向がN極となっている状態を示している。
逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−34)で印加されると、S1202に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に正回転R2で移動する。逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−35)で終了すると、S1203に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に移動し、ロータ1が正回転してしまい、結果的にロータ1が回転していない状態と等しくなる。
以上のように逆回転の駆動信号時に回転検出部17が回転しないと認識した場合、初期化パルスを印加して逆回転の補償用駆動信号をパルスモータ11へ印加して駆動しないとロータ1が正回転してしまい、時計においては針位置がずれるなどの不具合が生じる。
[逆転駆動用補償用駆動信号]
また、逆回転の補償用駆動信号は正回転の補償用駆動信号のように印加時間が長すぎる場合には、例えば、S306のロータ1状態でもステータ2のD3がS極、D1がN極となり、タイミング(c−34)からタイミング(c−35)のように得たロータ1の回転慣性力が逆に減少してしまうため、無制限に印加時間を長くすることができない。
このため、高トルクな回転を得るための駆動方法について図3e、図5を用いて説明する。
高トルクな逆回転の補償用駆動信号は図3eのタイミングを(c−33)、(c−41)、(c−42)、(c−43)、(c−44)、(c−45)、(c−46)の7状態に区切り、図5を用いて説明を行う。
図5は、高トルクな逆回転の補償用駆動信号を印加したときのロータ1の駆動状態を示した図である。
図5に示すS401は、逆回転の駆動信号を印加したが回転できず、初期化パルスを印加した後のロータ1の状態を示しており、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5向がS極となっている状態を示している。
第一の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−41)で印加されるとS402に示すようにステータ2のD3がN極、D1がS極となり、ロータ1のS極がD3方向に、N極がD1方向に正回転R1で移動し、S403の状態となる。第一の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−42)で終了するとS404に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD6方向に、S極はD5方向に移動する。
第二の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−43)で印加されるとS405に示すようにステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のS極がD1方向に、N極がD3方向に逆回転R1で移動し、S406の状態となる。第二の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−44)で終了すると、S407に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、タイミング(c−42)からタイミング(c−44)に移行したときのロータ1の回転慣性力でS極がD1からD4方向に、N極がD3からD2方向に逆回転R1で移動する。
第三の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−45)で印加されるとS408に示すようにステータ2のD3がN極、D1がS極となり、ロータ1のS極がD3方向に、N極がD1方向に逆回転R1で移動し、S409の状態となる。第三の逆回転の補償用駆動信号がタイミング(c−46)で終了すると、S409に示すようにD3、D1に印加されていた磁気極性がなくなるため、ロータ1のN極は最も静的安定線L1に近いD5方向に、S極はD6方向に移動し、ロータ1を逆回転で回転させることができる。
本実施例では、ロータ1の極性がS901に示すようにロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となる状態から説明を行っているが、S1001に示すようにロータ1の中心よりD5方向がN極、D6方向がS極となる状態から逆回転を行う場合は、逆回転の駆動信号はタイミング(c−5)から始まる。
以上のように逆回転の駆動信号を加えれば、ロータ1が回転しなくても補償用駆動信号によって逆回転で回転することが出来る。
また、例えば、時計の秒針のように、あるイベントが発生した場合に高速で駆動を行わなければならない場合において、逆回転の補償用駆動信号が一連のモータ運針中に一定回数以上出力した時は、逆回転の駆動信号を長くさせるなどして回転トルク能力を大きくしたり、あるいは、以降の一連のモータ運針は、駆動信号を出力せず逆回転の補償用駆動信号のみで駆動を行うことにより、パルスモータの動作時間を短縮することができる。
[静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θ]
次に、本発明の静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θについて図9を用いて説明する。
図9は、静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差とロータ1の駆動状態を示した図である。
静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θが0°の場合、図9のS101に示すよ
うに静的安定線L1と磁気的安定線L2が同一方向になる。
この場合、制御回路14から駆動信号が印加されると、ロータ1は、正回転R2、逆回転R1のどちらでも回転できるので、回転方向が定まらない。
静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θが90°の場合、図9のS102に示すように静的安定線L1と磁気的安定線L2が直角に交わる。
例として、ロータ1の極性がロータ1の中心よりD4方向がN極、D2方向がS極となっている場合について説明する。
制御回路14から印加される駆動信号によってステータ2のD3がS極、D1がN極となるとすると、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に逆回転R1で移動する。
また、制御回路14から印加される駆動信号によってステータ2のD3がN極、D1がS極となるとすると、ロータ1のN極がD1方向に、S極がD3方向に正回転R2で移動する。
このように静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θが90°の場合、正回転R2、逆回転R1の回転角度が等しいため、ロータ1の回転トルクを等しくできる。
しかしながら、制御回路14から初期化パルスが印加されるとステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に逆回転R1で移動する。
初期化パルスが終了すると、ロータ1のN極、S極は各々、最も近い静的安定線L1に移動するが、ロータ1のN極、S極に対して最も近い静的安定線L1(D2、D4)が2つ存在することから初期化パルスを印加してもロータ1の極性位置を決定することができない。
静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θが45°の場合、図9のS103に示すように静的安定線L1と磁気的安定線L2が45°で交わる。
例としてロータ1の極性がロータ1の中心よりD6方向がN極、D5方向がS極となっている場合について説明する。
制御回路14から初期化パルスが印加されると、ステータ2のD3がS極、D1がN極となり、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に逆回転R1で移動する。
初期化パルスが終了すると、ロータ1のN極、S極は最も近い静的安定線L1に移動するため、ロータ1のN極はD6、S極はD5方向に正回転で移動し、初期化パルスを印加してロータ1の極性位置を決定することができる。
しかしながら、制御回路14から印加される駆動信号によってステータ2のD3がS極、D1がN極となるとすると、ロータ1のN極がD3方向に、S極がD1方向に逆回転R1で移動する。
また、制御回路14から印加される駆動信号によってステータ2のD3がN極、D1がS極となるとすると、ロータ1のN極がD1方向に、S極がD3方向に正回転R2で移動するため、正回転R2、逆回転R1の回転角度が等しくならないため、ロータ1の回転トルクが等しくならない。
以上のことから、本発明の静的安定線L1と磁気的安定線L2の角度差θは45°以上にしないとロータ1の回転トルクを等しくすることができず、θが90°では初期化パルスによってロータ1の極性位置を決定することができないことから、θは45°以上90°未満であることが望ましい。
以上説明した各実施形態は、本発明を実施する上での一例であり、本発明をここで示した具体的構成に限定するものではない。当業者は、これらの実施形態に、適宜の変形を加え、その形状や配置、数、材質等の変更を行ってもよい。また、図示した駆動信号波形は、実施形態において発揮されるべき機能を実現するための一例であり、同様の機能を実現できるものであれば、異なる制御を採用することは一向に差し支えない。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて定められ、これら実施形態に適宜の変形を加えたものをも含みうる。
また、上記は外部から回転方向切換信号を受けた場合、ロータの回転検出結果が非回転の場合の双方のときに駆動信号よりも大なるパルス幅を有する初期化パルスを発生させる実施例を述べたが、外部から回転方向切換信号を受けた場合に発生する初期化パルスが無い場合においては、ロータの回転検出結果が非回転時に、初期化パルスの代わりに位相合わせパルス専用のパルスとして同様のパルスを発生させても良い。
1 ロータ、2 ステータ、3 孔、5 コイル芯、6 駆動コイル、6a 入力端子、6b 入力端子、11 パルスモータ、12 発振器、13 分周器、14 制御回路、16 正逆切り替えスイッチ、17 回転検出部

Claims (4)

  1. N、S2極に着磁された永久磁石からなるロータと、
    前記ロータを磁気的に駆動する1対のステータ磁極を有するステータと、
    前記ステータを励磁する駆動コイルと、
    前記駆動コイルへの通電を制御するために、駆動信号と補償用駆動信号を出力する制御回路と、
    前記駆動信号の出力後に、前記ロータの回転を検出する検出回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    正転させる場合には、静的安定点に停止したロータと逆極性の前記駆動信号を印加し、
    逆転させる場合には、前記静的安定点に停止したロータと同極性の前記駆動信号を印加する
    正逆回転パルスモータ駆動回路において、
    前記ロータの回転検出結果が非回転の場合、
    前記制御回路は、前記ロータの位相を合わせる位相合わせパルスを出力し、その後、前記静的安定点に停止した前記ロータと同極性の前記補償用駆動信号を印加する
    ことを特徴とする正逆回転パルスモータ駆動回路。
  2. 前記制御回路は、電源投入時に前記ロータの位相合わせのために初期化パルスを出力するように構成され、前記位相合わせパルスが前記初期化パルスと同じパルスである
    ことを特徴とする請求項1に記載の正逆回転パルスモータ駆動回路。
  3. 前記補償用駆動信号が一定回数以上出力された場合、
    以降の前記駆動信号を前回の前記駆動信号よりも大なるパルス幅に変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の正逆回転パルスモータ駆動回路。
  4. パルスモータの回転を一定期間連続して駆動し、かつ前記補償用駆動信号が一定回数以上出力された場合、
    以降の駆動を前記補償用駆動信号で行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の正逆回転パルスモータ駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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