JP2015154307A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ロー信号を高画質の画像信号に変換する。【解決手段】ガンマ補正部31は、画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成する。デモザイク部32は、ガンマ補正部31により生成されたログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成する。逆ガンマ補正部33は、デモザイク部32により生成された画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する。【選択図】図3

Description

本開示は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関し、特に、ロー信号を高画質の画像信号に変換することができるようにした画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
単板のCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサを有する撮像装置は、イメージセンサから出力された画像のリニアスケールのロー(RAW)信号に対してデモザイク処理を行い、RGBの画像信号を生成する。そして、撮像装置は、画像信号に対して輝度レベルの変化に応じた色域変換処理を行い、その後ガンマ補正処理を行うことにより、ログ(log)スケールの画像信号を生成する。
一方、近年、色域変換処理において色再現性を向上させる方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−35894号公報
しかしながら、同一の色であっても輝度によってリニアスケールの色差は異なるため、リニアスケールのロー信号に対してデモザイク処理を行う場合、画像信号において偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトが発生し、画質が劣化する。従って、デモザイク処理、色域変換処理、ガンマ補正処理の順に処理が行われて画像信号が生成される場合、画像信号の画質が悪い。
また、色域変換処理等はリニアスケールで行う必要があるため、ガンマ補正処理を色域変換処理の前に行うと、画像信号の画質は悪くなる。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ロー信号を高画質の画像信号に変換することができるようにするものである。
本開示の一側面の画像処理装置は、画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正部と、前記ガンマ補正部により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイク部と、前記デモザイク部により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正部とを備える画像処理装置である。
本開示の一側面の画像処理方法およびプログラムは、本開示の一側面の画像処理装置に対応する。
本開示の一側面においては、画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正が行われて、ログスケール信号が生成され、前記ログスケール信号に対してデモザイク処理が行われて、画像信号が生成され、前記画像信号に対して逆ガンマ補正が行われて、リニアスケール信号が生成される。
本開示の一側面によれば、デモザイク処理を行うことができる。また、本開示の一側面によれば、ロー信号を高画質の画像信号に変換することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
画像処理装置の一例を示すブロック図である。 リニアスケールとログスケールの色差の輝度による変化を示す図である。 本開示を適用した画像処理装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。 ロー信号に対応する画像の画素の色配列の例を示す図である。 ガンマ補正に用いられるガンマ曲線の例を示す図である。 逆ガンマ補正に用いられる逆ガンマ曲線の例を示す図である。 図3の画像処理装置の画像処理を説明するフローチャートである。 本開示を適用した画像処理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図8の符号化装置の符号化処理を説明するフローチャートである。 図8の復号装置の復号処理を説明するフローチャートである。 本開示を適用した画像処理装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図11のデモザイク部の構成例を示すブロック図である。 図11のデモザイク部のデモザイク処理を説明するフローチャートである。 学習装置の構成例を示すブロック図である。 図14の学習装置の学習処理を説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の前提および本開示を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.本開示の前提(図1、図2)
2.第1実施の形態:画像処理装置(図3乃至図7)
3.第2実施の形態:画像処理システム(図8乃至図10)
4.第3実施の形態:画像処理装置(図11乃至図15)
5.第4実施の形態:コンピュータ(図16)
<本開示の前提>
(画像処理装置の一例)
図1は、単板のCCDやCMOSイメージセンサから出力される画像のリニアスケールのロー信号に対してデモザイク処理を行う画像処理装置の一例を示すブロック図である。
図1の画像処理装置10は、ホワイトバランス部11、デモザイク部12、色域変換部13、およびガンマ補正部14により構成される。画像処理装置10は、例えば、単板のCCDやCMOSイメージセンサとともに撮像装置を構成するようにすることができる。
画像処理装置10のホワイトバランス部11は、図示せぬ単板のCCDやCMOSイメージセンサから出力されるリニアスケールのロー信号(モザイク信号M)に対して、ゲインを補正することによりホワイトバランスを調整するホワイトバランス処理を行う。ホワイトバランス部11は、ホワイトバランス処理後のロー信号(M)をデモザイク部12に供給する。
デモザイク部12は、ホワイトバランス部11から供給されるロー信号に対して、DLMMSE(Directional Linear Minimum Mean Square-Error Estimation)法などを用いたデモザイク処理を行う。デモザイク部12は、デモザイク処理の結果生成されるRGBの画像信号(R,G,B)を色域変換部13に供給する。
色域変換部13は、デモザイク部12から供給される画像信号に対して輝度レベルの変化に応じた色域変換処理を行い、ガンマ補正部14に供給する。
ガンマ補正部14は、色域変換部13から供給される色域変換処理後の画像信号(R,G,B)に対してガンマ補正を行い、その結果得られるログスケールの画像信号(Rγ,Gγ,Bγ)を出力する。
以上のように、画像処理装置10では、リニアスケールのロー信号に対してデモザイク処理が行われる。
(リニアスケールとログスケールの色差の説明)
図2は、所定の色のリニアスケールとログスケールの色差の輝度による変化を示す図である。
なお、図2において、横軸は輝度を表し、縦軸はロー信号や画像信号のレベルを表す。
図2Aに示すように、リニアスケールでは、色差(R-G)や(B-G)は輝度によって異なる。従って、画像処理装置10のように、リニアスケールのロー信号に対してデモザイク処理が行われる場合、画像信号において偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトが発生し、画質が劣化する。
即ち、例えば、DLMMSE法を用いたデモザイク処理では、各画素の画像信号の色差を周辺画素間のロー信号の差分を用いて予測するが、同一画面内で輝度が変化すると、各画素の画像信号の色差を精度良く予測することができない。その結果、画像信号において偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトが発生し、画質が劣化する。
これに対して、図2Bに示すように、ログスケールでは、色差(R-G)や(B-G)は輝度によらず一定である。従って、ログスケールのロー信号に対してデモザイク処理が行われる場合、画像信号において偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトが発生せず、画質劣化が低減される。
よって、本開示は、デモザイク処理の前にガンマ補正を行い、デモザイク処理に用いられるロー信号のスケールをログスケールにすることにより、画像信号の画質劣化を低減する。一方、本開示は、色域変換処理の前に逆ガンマ補正を行い、色域変換処理に用いられる画像信号のスケールをリニアスケールにすることにより、画像信号の画質劣化を防止する。
<第1実施の形態>
(画像処理装置の第1実施の形態の構成例)
図3は、本開示を適用した画像処理装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図3に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図3の画像処理装置30の構成は、デモザイク部12の代わりに、ガンマ補正部31、デモザイク部32、および逆ガンマ補正部33が設けられる点が、図1の画像処理装置10の構成と異なる。画像処理装置30は、ロー信号のスケールをリニアスケールからログスケールに変換してデモザイク処理を行い、その結果得られるRGBの画像信号のスケールをリニアスケールに戻して色域変換を行う。
具体的には、画像処理装置30のガンマ補正部31は、ホワイトバランス部11から出力されるホワイトバランス処理後の画像のリニアスケールのロー信号(M)に対してガンマ補正を行い、ログスケールのロー信号であるログスケール信号(Mγ)を生成する。ガンマ補正部31は、ログスケール信号をデモザイク部32に供給する。
デモザイク部32は、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号に対して、DLMMSE法などを用いたデモザイク処理を行い、ログスケールのRGBの画像信号(R,G,B)を生成する。デモザイク部32は、ログスケールのRGBの画像信号を逆ガンマ補正部33に供給する。
逆ガンマ補正部33は、デモザイク部32から供給されるログスケールのRGBの画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケールのRGBの画像信号であるリニアスケール信号(R,G,B)を生成する。逆ガンマ補正部33は、リニアスケール信号を色域変換部13に供給する。色域変換部13は、このリニアスケール信号に対して色域変換処理を行う。
(ロー信号に対応する画像の画素の色配列の例)
図4は、図3の画像処理装置30に入力されるロー信号に対応する画像の画素の色配列の例を示す図である。
なお、図4において、丸は画素を表し、丸の中に記載されたR,G,Bは、その丸が表す画素に割り当てられた色(赤色、緑色、青色)を表す。
単板のCCDやCMOSイメージセンサでは、各画素に1つの色が割り当てられ、各画素のロー信号として、割り当てられた色の光の電気信号が取得される。各画素に割り当てられる色の配列、即ちロー信号に対応する画像の画素の色配列としては、例えば、図4に示すようなベイヤ配列が採用される。
画素ごとに1つの色の信号を有するロー信号は、デモザイク処理により、画素ごとに、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の信号を有する画像信号に変換される。
(ガンマ補正の説明)
図5は、図3のガンマ補正部31とガンマ補正部14におけるガンマ補正に用いられるガンマ曲線の例を示す図である。
図5において、横軸は、ガンマ補正前の値(入力値)であり、縦軸は、ガンマ補正後の値(出力値)である。
ガンマ補正部31とガンマ補正部14は、図5に示すガンマ曲線を用いてガンマ補正を行い、スケールをリニアスケールからログスケールに変換する。
(逆ガンマ補正の説明)
図6は、図3の逆ガンマ補正部33における逆ガンマ補正に用いられる逆ガンマ曲線の例を示す図である。
図6において、横軸は、逆ガンマ補正前の値(入力値)であり、縦軸は、逆ガンマ補正後の値(出力値)である。
逆ガンマ補正部33は、図6に示す逆ガンマ曲線を用いて逆ガンマ補正を行い、スケールをログスケールからリニアスケールに変換する。
(画像処理装置の処理の説明)
図7は、図3の画像処理装置30の画像処理を説明するフローチャートである。この画像処理は、例えば、図示せぬ単板のCCDやCMOSイメージセンサから画像のリニアスケールのロー信号が入力されたとき、開始される。
ステップS11において、画像処理装置30のホワイトバランス部11は、入力されたロー信号に対して、ホワイトバランス処理を行う。ホワイトバランス部11は、ホワイトバランス処理後のロー信号をガンマ補正部31に供給する。
ステップS12において、ガンマ補正部31は、ホワイトバランス部11から供給されるホワイトバランス処理後のロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成する。ガンマ補正部31は、ログスケール信号をデモザイク部32に供給する。
ステップS13において、デモザイク部32は、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号に対して、DLMMSE法などを用いたデモザイク処理を行い、RGBの画像信号を生成する。デモザイク部32は、RGBの画像信号を逆ガンマ補正部33に供給する。
ステップS14において、逆ガンマ補正部33は、デモザイク部32から供給されるログスケールのRGBの画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する。逆ガンマ補正部33は、リニアスケール信号を色域変換部13に供給する。ステップS15において、色域変換部13は、逆ガンマ補正部33から供給されるリニアスケール信号に対して色域変換処理を行い、ガンマ補正部14に供給する。
ステップS16において、ガンマ補正部14は、色域変換部13から供給される色域変換処理後のリニアスケール信号に対してガンマ補正を行い、その結果得られるログスケールの画像信号を出力する。そして、処理は終了する。
以上のように、画像処理装置30では、ガンマ補正部31が、画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、デモザイク部32が、その結果得られるログスケール信号に対してデモザイク処理を行う。従って、DLMMSE法を用いたデモザイク処理において各画素の画像信号の色差を精度良く予測し、画像信号における偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトの発生を低減することができる。
また、画像処理装置30では、逆ガンマ補正部33が、デモザイク処理の結果得られるRGBの画像信号に対して逆ガンマ補正を行うので、色域変換処理をリニアスケールの画像信号に対して行うことができる。従って、画像信号の画質の劣化を防止することができる。
その結果、画像処理装置30は、ロー信号を、アーティファクトの発生が低減され、リニアスケールで色域変換処理が行われた高画質の画像信号に変換することができる。
なお、除算を用いて色差を求めることにより、リニアスケールの色差を輝度によらず一定にし、画像信号におけるアーティファクトの発生を低減することもできるが、除算は減算に比べて大きい回路規模と多くの演算時間を要するため、望ましくない。
<第2実施の形態>
(画像処理システムの一実施の形態の構成例)
図8は、本開示を適用した画像処理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図8に示す構成のうち、図3の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図8の画像処理システム50は、符号化装置51、伝送路52、および復号装置53により構成される。画像処理システム50では、符号化装置51により符号化されたロー信号が、伝送路52を介して復号装置53に伝送され、画像信号に変換される。
具体的には、符号化装置51は、ホワイトバランス部11とエンコード部61により構成される。エンコード部61は、ホワイトバランス部11から出力されるホワイトバランス処理後のロー信号を所定の符号化方式で符号化する。エンコード部61は、符号化されたロー信号を、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった有線または無線の伝送路52を介して、復号装置53に送信する。
復号装置53は、デコード部62、ガンマ補正部31、デモザイク部32、逆ガンマ補正部33、色域変換部13、およびガンマ補正部14により構成される。デコード部62は、伝送路52を介して符号化装置51から送信されてくる符号化されたロー信号を受信し、エンコード部61の符号化方式に対応する方式で復号する。デコード部62は、復号の結果得られるロー信号をガンマ補正部31に供給する。ガンマ補正部31は、デコード部62から供給されるロー信号に対してガンマ補正を行う。
(画像処理システムの処理の説明)
図9は、図8の画像処理システム50の符号化装置51の符号化処理を説明するフローチャートである。この符号化処理は、例えば、図示せぬ単板のCCDやCMOSイメージセンサから画像のリニアスケールのロー信号が入力されたとき、開始される。
ステップS31において、符号化装置51のホワイトバランス部11は、入力されたロー信号に対して、ホワイトバランス処理を行う。ホワイトバランス部11は、ホワイトバランス処理後のロー信号をエンコード部61に供給する。
ステップS32において、エンコード部61は、ホワイトバランス部11から供給されるロー信号に対して所定の符号化方式の符号化を行う。ステップS33において、エンコード部61は、符号化されたロー信号を、伝送路52を介して復号装置53に送信する。そして、処理は終了する。
図10は、画像処理システム50の復号装置53の復号処理を説明するフローチャートである。この復号処理は、符号化装置51から伝送路52を介して符号化されたロー信号が送信されてきたとき、開始される。
ステップS51において、復号装置53のデコード部62は、符号化されたロー信号を受信する。ステップS52において、デコード部62は、符号化されたロー信号に対して、エンコード部61の符号化方式に対応する方式の復号を行い、その結果得られるロー信号をガンマ補正部31に供給する。
ステップS53において、ガンマ補正部31は、デコード部62から供給されるロー信号に対してガンマ補正を行うことによりログスケール信号を生成し、デモザイク部32に供給する。
ステップS54乃至S57の処理は、図7のステップS13乃至S16の処理と同様であるので、説明は省略する。
なお、第2実施の形態では、符号化されたロー信号が伝送路52を介して符号化装置51から復号装置53に伝送されたが、記録媒体を介して伝送されるようにしてもよい。即ち、符号化装置51は、符号化されたロー信号を記録媒体に記録し、復号装置53は、記録媒体から符号化されたロー信号を読み出すようにしてもよい。
<第3実施の形態>
(画像処理装置の構成例)
図11は、本開示を適用した画像処理装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図11に示す構成のうち、図3の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図11の画像処理装置70の構成は、デモザイク部32の代わりにデモザイク部71が設けられる点が、図3の画像処理装置30の構成と異なる。画像処理装置70は、クラス分類適応処理によりデモザイク処理を行う。
具体的には、画像処理装置70のデモザイク部71は、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号に対して、クラス分類適応処理によりデモザイク処理を行い、ログスケールのRGBの画像信号を生成する。デモザイク部71は、ログスケールのRGBの画像信号を逆ガンマ補正部33に供給する。
(デモザイク部の構成例)
図12は、図11のデモザイク部71の構成例を示すブロック図である。
図12のデモザイク部71は、ブロック化部91、ADRC処理部92、クラス分類部93、適応処理部94、および係数メモリ95により構成され、特開2000−308079号公報に記載されているデモザイク処理と同様のデモザイク処理を行う。
具体的には、デモザイク部71のブロック化部91は、デモザイク処理により生成するRGBの画像信号に対応する画像のうちの各画素を、順に、注目している画素である注目画素とする。ブロック化部91は、生成する画像信号の色ごとに、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号から、注目画素に対応する位置の周辺に位置する複数の画素のログスケール信号を、クラスタップとして抽出する。
このクラスタップは、注目画素に対応するログスケール信号の画素の色とデモザイク処理により生成する画像信号の色によって異なる。例えば、ロー信号に対応する色配列が図4の色配列である場合、注目画素に対応する画素が、赤色の画素、赤色の画素の間の緑色の画素、青色の画素、および青色の画素の間の緑色の画素のいずれであるかと、デモザイク処理により生成する画像信号の色が、赤色、緑色、青色のいずれであるかとによって、クラスタップは異なる。ブロック化部91は、抽出されたクラスタップをADRC処理部92に供給する。
また、ブロック化部91は、ログスケール信号から、注目画素に対応する位置の周辺に位置する複数の画素のログスケール信号を予測タップとして抽出し、適応処理部94に供給する。なお、クラスタップと予測タップに対応する画素は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
ADRC処理部92は、ブロック化部91から供給されるクラスタップに対してADRC(Adaptive Dynamic Range Coding)処理を行って再量子化コードを生成する。
具体的には、ADRC処理部92は、ADRC処理として、以下の式(1)により、クラスタップの最大値MAXと最小値MINの間を指定されたビット数pで均等に分割して再量子化する処理を行う。
Figure 2015154307
式(1)において、[]は、[]内の値の小数点以下を切り捨てることを意味する。また、kiは、クラスタップのi番目のログスケール信号を表し、qiは、クラスタップのi番目のログスケール信号の再量子化コードを表す。また、DRは、ダイナミックレンジであり、MAX-MIN+1である。ADRC処理部92は、再量子化コードをクラス分類部93に供給する。
クラス分類部93は、生成する画像信号の色ごとに、ADRC処理部92から供給される再量子化コードに基づいて注目画素をクラスに分類する。具体的には、クラス分類部93は、再量子化コードを用いて、以下の式(2)により、クラスを表すクラス番号classを算出する。
Figure 2015154307
式(2)において、nは、クラスタップを構成するログスケール信号の数である。クラス分類部93は、クラス番号を適応処理部94に供給する。
係数メモリ95は、クラス分類部93により分類されるクラス番号に対応する予測係数を記憶する。この予測係数は、後述するように、クラス番号ごとに、画像信号に対応する教師信号と、ログスケール信号に対応する生徒信号とを用いて、各画素の教師信号、その画素に対応する画素の生徒信号、および予測係数の関係を示す正規方程式を解くことにより予め学習された予測係数である。
適応処理部94は、色ごとに、クラス分類部93から供給されるクラス番号に対応する予測係数を係数メモリ95から読み出す。適応処理部94は、色ごとに、係数メモリ95から読み出された予測係数と、ブロック化部91から供給される予測タップとの予測演算により、注目画素の画像信号を生成する。適応処理部94は、各画素のRGBの画像信号を図11の逆ガンマ補正部33に供給する。
なお、デモザイク部71は、ADRC処理を用いてクラス番号を算出するが、ADRC処理以外の処理を用いてクラス番号を算出するようにしてもよい。例えば、DCT(Discrete Cosine Transform),VQ(Vector Quantization),DPCM(differential pulse code modulation)などのデータ圧縮処理を応用し、データ圧縮処理結果のデータ量をクラス番号とするようにしてもよい。
(予測演算の説明)
次に、図12の適応処理部94における予測演算と、その予測演算に用いられる予測係数の学習について説明する。
いま、予測演算として、例えば、線形1次予測演算を採用することとすると、各画素のRGBの各色の画像信号yは、次の線形1次式によって求められることになる。
Figure 2015154307
式(3)において、xは、画像信号yについての予測タップを構成するログスケール信号のうちのi番目の画素のログスケール信号を表し、Wは、そのi番目の画素のログスケール信号と乗算されるi番目の予測係数を表す。また、nは、予測タップを構成するログスケール信号に対応する画素の数を表している。これらのことは、以下の式(4),(5),(7)、および(10)においても同様である。
また、第kサンプルの各画素のRGBの各色の画像信号yの予測値をy’と表すと、予測値y’は以下の式(4)で表される。
Figure 2015154307
式(4)において、xkiは、予測値y’の真値についての予測タップを構成するログスケール信号のうちのi番目の画素のログスケール信号を表す。このことは、後述する式(5),(8)、および(9)においても同様である。
また、予測値y’の真値をyと表すと、予測誤差eは、以下の式(5)で表される。
Figure 2015154307
式(5)の予測誤差eを0とする予測係数Wが、真値yを予測するのに最適なものとなるが、学習用のサンプルの数がnより小さい場合は、予測係数Wは一意に定まらない。
そこで、予測係数Wが最適なものであることを表す規範として、例えば、最小自乗法を採用することとすると、最適な予測係数Wは、以下の式(6)で表される自乗誤差の総和Eを最小にすることで求めることができる。
Figure 2015154307
式(6)の自乗誤差の総和Eの最小値(極小値)は、以下の式(7)に示すように、総和Eを予測係数Wで偏微分したものを0とするWによって与えられる。
Figure 2015154307
以下の式(8)および式(9)に示すようにXijとYを定義すると、式(7)は、以下の式(10)のように行列式の形で表すことができる。
Figure 2015154307
Figure 2015154307
Figure 2015154307
式(10)の正規方程式は、例えば、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)などの一般的な行列解法を用いることにより、予測係数Wについて解くことができる。
以上により、クラス番号ごとの最適な予測係数Wの学習は、式(10)の正規方程式をクラス番号ごとにたてて解くことにより行うことができる。
なお、画像信号yは、式(3)に示した線形1次式ではなく、2次以上の高次の式によって求められるようにすることも可能である。
(画像処理装置の処理の説明)
図11の画像処理装置70の画像処理は、図7のステップS13のデモザイク処理を除いて、図7の画像処理と同様である。従って、以下では、デモザイク処理についてのみ説明する。
図13は、画像処理装置70のデモザイク部71のデモザイク処理を説明するフローチャートである。
ステップS70において、デモザイク部71のブロック化部91(図12)は、デモザイク処理により生成するRGBの画像信号に対応する画像のうちのまだ注目画素に決定されていない画素を、注目画素に決定する。
ステップS71において、ブロック化部91は、生成する画像信号の色ごとに、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号から、注目画素に対応する位置の周辺に位置する複数の画素のログスケール信号をクラスタップとして抽出し、ADRC処理部92に供給する。
ステップS72において、ブロック化部91は、ガンマ補正部31から供給されるログスケール信号から、注目画素に対応する位置の周辺に位置する複数の画素のログスケール信号を予測タップとして抽出し、適応処理部94に供給する。
ステップS73において、ADRC処理部92は、ブロック化部91から供給されるクラスタップに対してADRC処理を行って再量子化コードを生成し、クラス分類部93に供給する。
ステップS74において、クラス分類部93は、生成する画像信号の色ごとに、ADRC処理部92から供給される再量子化コードに基づいて注目画素をクラスに分類する。クラス分類部93は、分類されたクラスを表すクラス番号を適応処理部94に供給する。
ステップS75において、適応処理部94は、色ごとに、クラス分類部93から供給されるクラス番号に対応する予測係数を係数メモリ95から読み出す。ステップS76において、適応処理部94は、色ごとに、ブロック化部91から供給される予測タップと係数メモリ95から読み出された予測係数との予測演算により、注目画素の画像信号を生成する。
ステップS77において、ブロック化部91は、デモザイク処理により生成するRGBの画像信号に対応する画像を構成する全ての画素を注目画素にしたかどうかを判定する。ステップS77でまだ全ての画素を注目画素にしていないと判定された場合、処理はステップS70に戻り、全ての画素が注目画素にされるまで、ステップS70乃至S77の処理が繰り返される。
一方、ステップS77で全ての画素を注目画素にしたと判定された場合、適応処理部94は、全ての画素のRGBの画像信号を図11の逆ガンマ補正部33に供給する。そして、デモザイク処理は終了する。
以上のように、画像処理装置70では、ガンマ補正部31が、画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、デモザイク部71が、その結果得られるログスケール信号に対してクラス分類適応処理によるデモザイク処理を行う。従って、デモザイク処理後のRGBの画像信号を精度良く予測することができる。
即ち、上述したように、リニアスケールでは、同一の色であっても輝度に応じて色差が異なるので、リニアスケールのロー信号を用いて予測係数の学習や予測演算が行われる場合、学習精度や予測精度が悪い。しかしながら、ログスケールでは、輝度に応じて色差が変化しないため、ログスケールのロー信号を用いて予測係数の学習や予測演算が行われる場合、学習精度や予測精度が良い。その結果、デモザイク処理後のRGBの画像信号における偽色やジッパーノイズなどのアーティファクトの発生を低減することができる。
(学習装置の構成例)
図14は、図12の係数メモリ95に記憶される予測係数を学習する学習装置110の構成例を示すブロック図である。
図14の学習装置110は、間引き部111、ブロック化部112、ADRC処理部113、クラス分類部114、抽出部115、および演算部116により構成される。
学習装置110には、予測係数の学習に用いられる教師信号として、複数の学習用の画像の理想的なRGBの画像信号が入力される。
学習装置110の間引き部111は、ログスケール信号に対応する色配列にしたがって、外部から入力される教師信号から2つの色の画像信号を間引くことにより、ログスケール信号に対応する生徒信号を生成する。間引き部111は、生徒信号をブロック化部112に供給する。
ブロック化部112は、各教師信号に対応する画像のうちの各画素を、順に、注目画素とする。ブロック化部112は、教師信号の色ごとに、間引き部111から供給される生徒信号から、図12のブロック化部91と同様にクラスタップを抽出し、ADRC処理部113に供給する。また、ブロック化部112は、生徒信号から、ブロック化部91と同様に予測タップを抽出し、演算部116に供給する。
ADRC処理部113は、ブロック化部112から供給されるクラスタップに対して、ADRC処理部92と同様にADRC処理を行って再量子化コードを生成し、クラス分類部114に供給する。
クラス分類部114は、教師信号の色ごとに、ADRC処理部113から供給される再量子化コードに基づいて、クラス分類部93と同様に注目画素をクラスに分類し、その結果得られるクラス番号を演算部116に供給する。
抽出部115は、外部から入力される教師信号から注目画素の教師信号を抽出し、演算部116に供給する。
演算部116は、抽出部115から供給される注目画素の教師信号の色ごとに、その教師信号と、ブロック化部112から供給される予測タップとを対象とした足し込みを、クラス分類部114から供給される注目画素のクラス番号について行う。
具体的には、演算部116は、注目画素の各色のクラス番号について、予測タップの各画素の生徒信号をxkiおよびxkj(i,j=1,2,・・・,n)として、式(10)の左辺の行列におけるxki×xkjを演算し、積算する。
また、演算部116は、注目画素の各色のクラス番号について、その色の注目画素の教師信号をyとし、生徒信号をxkiとして、式(10)の右辺の行列におけるxki×yを演算し、積算する。
そして、演算部116は、全ての教師信号の全ての画素を注目画素として足し込みを行うことにより生成された、クラス番号ごとの式(10)の正規方程式を解くことにより、クラス番号ごとに最適な予測係数を求める。このクラス番号ごとの予測係数は、図12の係数メモリ95に記憶される。
(学習処理の説明)
図15は、図14の学習装置110の学習処理を説明するフローチャートである。この学習処理は、例えば、学習装置110に教師信号が入力されたとき、開始される。
図15のステップS91において、学習装置110の間引き部111は、ログスケール信号に対応する色配列にしたがって教師信号から2つの色の画像信号を間引くことにより、ログスケール信号に対応する生徒信号を生成する。間引き部111は、生徒信号をブロック化部112に供給する。
ステップS92において、ブロック化部112は、教師信号に対応する画像のうちのまだ注目画素に決定していない画素を、注目画素に決定する。ステップS93において、ブロック化部112は、教師信号の色ごとに、間引き部111から供給される生徒信号からクラスタップを抽出し、ADRC処理部113に供給する。ステップS94において、ブロック化部112は、生徒信号から予測タップを抽出し、演算部116に供給する。
ステップS95において、ADRC処理部113は、ブロック化部112から供給されるクラスタップに対してADRC処理を行って再量子化コードを生成し、クラス分類部114に供給する。
ステップS96において、クラス分類部114は、教師信号の色ごとに、ADRC処理部113から供給される再量子化コードに基づいて注目画素をクラスに分類し、その結果得られるクラス番号を演算部116に供給する。
ステップS97において、抽出部115は、外部から入力される教師信号から注目画素の教師信号を抽出し、演算部116に供給する。ステップS98において、演算部116は、抽出部115からの注目画素の教師信号の色ごとに、その教師信号と、ブロック化部112からの予測タップとを対象とした足し込みを、クラス分類部114から供給される注目画素のクラス番号について行う。
ステップS99において、ブロック化部112は、教師信号に対応する画像のうちの全ての画素を注目画素にしたかどうかを判定する。ステップS99でまだ全ての画素を注目画素にしていないと判定された場合、処理はステップS92に戻り、全ての画素が注目画素にされるまで、ステップS92乃至S99の処理が繰り返される。
一方、ステップS99で全ての画素を注目画素にしたと判定された場合、ステップS100において、間引き部111は、外部から新たな教師信号が入力されたかどうかを判定する。ステップS100で新たな教師信号が入力されたと判定された場合、処理はステップS91に戻り、新たな教師信号が入力されなくなるまで、ステップS91乃至S100の処理が繰り返される。
一方、ステップS100で新たな教師信号が入力されていないと判定された場合、ステップS101において、演算部116は、ステップS98の処理により生成された、クラス番号ごとの式(10)の正規方程式を解く。これにより、演算部116は、クラス番号ごとに最適な予測係数を求める。そして、処理は終了する。
<第4実施の形態>
(本開示を適用したコンピュータの説明)
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図16は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
さらに、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
また、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、第2実施の形態において、デモザイク部32の代わりにデモザイク部71が設けられるようにしてもよい。また、ロー信号に対応する画素に割り当てられる色、および、各画素の画像信号の色は、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)以外の色であってもよい。
また、本開示は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、本開示は、以下のような構成もとることができる。
(1)
画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正部と、
前記ガンマ補正部により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイク部と、
前記デモザイク部により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正部と
を備える画像処理装置。
(2)
前記デモザイク部は、クラス分類適応処理により前記デモザイク処理を行う
ように構成された
前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記デモザイク部は、前記画像信号に対応する教師信号と、前記ログスケール信号に対応する生徒信号とを用いて、各画素の前記教師信号、その画素に対応する画素の前記生徒信号、および予測係数の関係を示す式を解くことにより学習された前記予測係数と、前記画像信号に対応する画像のうちの注目している画素である注目画素に対応する画素の前記ログスケール信号からなる予測タップとの演算により、前記注目画素の前記画像信号を生成する
ように構成された
前記(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記逆ガンマ補正部により生成された前記リニアスケール信号に対して色域変換を行う色域変換部
をさらに備える
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の画像処理装置。
(5)
符号化された前記ロー信号を復号する復号部
をさらに備え、
前記ガンマ補正部は、前記復号部により復号された前記ロー信号に対して前記ガンマ補正を行う
ように構成された
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の画像処理装置。
(6)
画像処理装置が、
画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正ステップと、
前記ガンマ補正ステップの処理により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイクステップと、
前記デモザイクステップの処理により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正ステップと
を含む画像処理方法。
(7)
コンピュータを、
画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正部と、
前記ガンマ補正部により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイク部と、
前記デモザイク部により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正部と
して機能させるためのプログラム。
10 画像処理装置, 13 色域変換部, 31 ガンマ補正部, 32 デモザイク部, 33 逆ガンマ補正部, 50 画像処理システム, 62 デコード部, 70 画像処理装置, 71 デモザイク部

Claims (7)

  1. 画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正部と、
    前記ガンマ補正部により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイク部と、
    前記デモザイク部により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正部と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記デモザイク部は、クラス分類適応処理により前記デモザイク処理を行う
    ように構成された
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記デモザイク部は、前記画像信号に対応する教師信号と、前記ログスケール信号に対応する生徒信号とを用いて、各画素の前記教師信号、その画素に対応する画素の前記生徒信号、および予測係数の関係を示す式を解くことにより学習された前記予測係数と、前記画像信号に対応する画像のうちの注目している画素である注目画素に対応する画素の前記ログスケール信号からなる予測タップとの演算により、前記注目画素の前記画像信号を生成する
    ように構成された
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記逆ガンマ補正部により生成された前記リニアスケール信号に対して色域変換を行う色域変換部
    をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 符号化された前記ロー信号を復号する復号部
    をさらに備え、
    前記ガンマ補正部は、前記復号部により復号された前記ロー信号に対して前記ガンマ補正を行う
    ように構成された
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置が、
    画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正ステップと、
    前記ガンマ補正ステップの処理により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイクステップと、
    前記デモザイクステップの処理により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正ステップと
    を含む画像処理方法。
  7. コンピュータを、
    画像のリニアスケールのロー信号に対してガンマ補正を行い、ログスケール信号を生成するガンマ補正部と、
    前記ガンマ補正部により生成された前記ログスケール信号に対してデモザイク処理を行い、画像信号を生成するデモザイク部と、
    前記デモザイク部により生成された前記画像信号に対して逆ガンマ補正を行い、リニアスケール信号を生成する逆ガンマ補正部と
    して機能させるためのプログラム。
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