JP2015153267A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ログアウト前のウィンドウのレイアウトをログイン時に再現できるようにする。
【解決手段】ユーザ認識部24は、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部27を閲覧するユーザを個別に認識する。ウィンドウ管理部25は、ユーザがログアウトするとき、ユーザが使用するウィンドウ群の表示部27で表示されるレイアウトをレイアウトデータとしてレイアウトデータ記憶部26に記憶させ、ユーザがログインするとき、レイアウトデータを読み出して、レイアウトを復元して、ユーザが使用するウィンドウ群を表示部27に表示させる。本技術は、大型表示装置に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本技術は、情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラムに関し、特に、ログアウト前のウィンドウのレイアウトをログイン時に再現できるようにした情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラムに関する。
今後普及が見込まれる、タッチパネルを備えたような大画面デバイスでは、テレビジョン受像機(TV)やパーソナルコンピュータ(PC)と比較して、操作者であるユーザの距離や位置が大きく変動するという特徴がある。そこで、ユーザと画面との距離や位置関係に応じて最適なレイアウトを実現する技術が提案されている。
例えば、位置情報を入力として用い、ユーザの認識結果を利用してウィンドウレイアウトの調整を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、ユーザの正面位置に追従し、ウィンドウを移動させると共に、画面とユーザとの距離によりウィンドウサイズを調整するシステムも提案されている(特許文献2参照)。
特開2009−087026号公報 特開2010−026327号公報
ところで、特許文献1,2に記載の技術は、いずれにおいても、ユーザがログインをしている間の表示の調整に関するものである。
しかしながら、特許文献1,2においては、ログアウトする直前のタイミングにおける、ウィンドウのレイアウトの保持については考慮されていないため、一旦ログアウトした後、再びログインすると、ウィンドウのレイアウトは初期状態にされるので、ユーザは、ログアウト前の閲覧状態を復元するには、ウィンドウのレイアウトを自らで記憶し、新たにログインする際に復元する必要があった。
また、新たにログインするデバイスがログアウトする際に利用したものと異なる場合、仮に、ログアウト時のレイアウトを利用しようとしても、同様の配置ができないため復元が難しかった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、ログアウト前のウィンドウのレイアウトをログイン時に再現できるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部とを含む。
前記ウィンドウ管理部には、前記ユーザの前記表示部上における視野範囲を特定する視野範囲特定部を含ませるようにすることができ、前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示させるようにすることができる。
前記ウィンドウ管理部には、前記表示部上におけるウィンドウ群の実座標に基づいて、前記視野範囲に設定する座標系で表現される相対座標を算出する、または、前記相対座標および前記視野範囲に基づいて前記表示部上におけるウィンドウ群の前記実座標を算出する座標算出部を含ませるようにすることができ、前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトの実座標に対応する前記相対座標からなるレイアウトデータを記憶させ、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを読み出し、前記相対座標と前記視野範囲に対応する、前記実座標で前記ユーザが使用するウィンドウ群を、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して表示させるようにすることができる。
前記レイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶部をさらに含ませるようにすることができ、前記ウィンドウ管理部には、前記ログアウトの際、前記ユーザを識別する情報と共に前記レイアウトデータを前記レイアウトデータ記憶部に記憶させ、前記ログインの際、前記レイアウトデータ記憶部より前記レイアウトデータを読み出させるようにすることができる。
前記レイアウトデータ記憶部は、ネットワークを介して通信可能なサーバに設けられるようにすることができ、前記ユーザがログアウトするとき、前記ウィンドウ管理部には、前記レイアウトデータを前記サーバの前記レイアウトデータ記憶部に格納させ、前記ユーザがログインするとき、前記ウィンドウ管理部は、前記サーバより前記レイアウトデータを読み出して、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示部に表示させるようにすることができる。
前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎に優先度スコアを設定する優先度スコア設定部をさらに含ませるようにすることができ、前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部には、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウを全て表示できないとき、前記優先度スコアに応じた、一部の前記ウィンドウを前記表示部に表示させるようにすることができる。
前記優先度スコア設定部には、前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎の操作履歴、表示サイズ、および前記ユーザの視線が向けられた頻度の全て、または、これらの組み合わせに応じて、優先度スコアを設定させるようにすることができる。
前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部には、前記ログインする情報処理装置の前記表示部の解像度およびサイズに応じたウィンドウの適正サイズを設定し、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウのサイズが適正サイズよりも大きい、または、小さいとき、前記適正サイズにして前記表示部に表示させるようにすることができる。
本技術の一側面の情報処理方法は、表示部が、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示し、前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識しと、前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるステップを含む。
本技術の一側面のプログラムは、表示部により、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示ステップと、前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識ステップと、前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本技術の一側面の情報処理システムは、情報処理装置およびサーバより構成される情報処理システムであって、前記情報処理装置が、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトのデータであるレイアウトデータを前記サーバに送信し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを前記サーバより受信して、前記レイアウトを復元し、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部とを含み、前記サーバが、前記レイアウトデータを記憶する記憶部と、前記情報処理装置からの前記レイアウトデータを受信すると共に、前記記憶部に記憶されている前記レイアウトデータを前記情報処理装置に送信する通信部とを含む。
本技術の一側面においては、表示部により、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウが表示され、前記表示部を閲覧するユーザが個別に認識され、前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトが記憶され、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群が表示部に表示される。
本技術の一側面によれば、ログアウト前のウィンドウのレイアウトをログイン時に再現させて表示することが可能となる。
本技術を適用した情報処理装置の一実施の形態の構成を説明するブロック図である。 図1の情報処理装置によるログアウト時処理を説明するフローチャートである。 視野範囲を説明する図である。 実座標と相対座標との関係を説明する図である。 図1の情報処理装置によるログイン時処理を説明するフローチャートである。 ログアウト時とログイン時の処理を説明する図である。 実座標と相対座標とのその他の関係を説明する図である。 実座標と相対座標とのさらにその他の関係を説明する図である。 本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成を説明するブロック図である。 図9の情報処理システムによるログアウト時処理を説明するフローチャートである。 図9の情報処理システムによるログイン時処理を説明するフローチャートである。 ログイン時のウィンドウ群のレイアウトの復元例を説明する図である。 ログイン時のウィンドウ群のレイアウトの復元例のその他の例を説明する図である。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1. 第1の実施の形態(情報処理装置のみの場合)
2. 第2の実施の形態(情報処理装置とサーバからなる情報処理システムの場合)
<1. 第1の実施の形態>
<情報処理装置の構成例>
図1は、本技術を適用した情報処理装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の情報処理装置11は、大型のタッチパネルからなる操作部21および表示部27を備えており、複数のユーザがログインまたはログアウトすることにより、個別にアプリケーションプログラムからなるコンテンツを実行させて表示することができる。また、情報処理装置11は、コンテンツ毎の実行結果をそれぞれのウィンドウ単位で表示する。さらに、情報処理装置11は、ユーザがログアウトする直前のユーザの視野範囲のウィンドウのレイアウトの情報を記憶すると共に、その後のログイン時にユーザの視野範囲に応じて復元して表示する。
より具体的には、情報処理装置11は、撮像部21、操作部22、入力部23、ユーザ認識部24、ウィンドウ管理部25、レイアウトデータ記憶部26、並びに、表示部27を備えている。
撮像部21は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などから構成される。撮像部21は、情報処理装置11のLCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)などからなる表示部27に表示されるコンテンツ毎のウィンドウを閲覧する、または、そのウィンドウにタップ操作等を入力するユーザの存在する範囲の画像を撮像し、撮像した画像を入力部23に供給する。
操作部22は、表示部27上に設けられたタッチパネルなどから構成されており、ユーザの操作入力を受け付けて、操作内容に応じた操作信号を発生し、表示部27上の操作位置の情報と共に入力部23に出力する。また、操作部22は、操作ボタンやキーボードなどをさらに含み、これらが操作された場合、操作ボタンおよびキーボードが配置された位置の情報と共に、操作内容に対応した操作信号を入力部23に出力する。
入力部23は、撮像部21より供給されてくる画像、および操作部22より供給されてくる操作信号および操作位置の情報の入力を受け付けて、画像の情報をユーザ認識部24に出力すると共に、操作信号および操作位置の情報をウィンドウ管理部25に供給する。
ユーザ認識部24は、入力部23より供給されてくる画像内に撮像されているユーザの顔画像を抽出すると共に、顔画像が抽出された画像内の位置情報から表示部27に対してどの閲覧位置に存在するユーザであるかを示す情報を生成する。より詳細には、ユーザ認識部24は、抽出された顔画像より、顔画像を識別するための特徴量の情報として、例えば、左右の目の間隔、または鼻の先から顎までの距離などの情報を抽出し、これらの組み合わせに基づいて認証し、認証結果であるユーザID(Identifier)を付して、閲覧位置の情報と共にウィンドウ管理部25に供給する。
ウィンドウ管理部25は、入力部23を介して、操作部22より入力された各種の操作信号に基づいて、ウィンドウの表示位置や、ウィンドウにより管理されるソフトウェアプログラムからなるコンテンツの各種の処理を実行させる。また、ウィンドウ管理部25は、ユーザの表示部27に対する閲覧位置の情報に基づいて、表示部27上の視野範囲を特定し、特定した視野範囲に応じて、各種のウィンドウのサイズを変更すると共に、レイアウトを調整して表示する。
ウィンドウ管理部25は、ユーザがログアウトする際には、ログアウト直前のウィンドウのサイズ、およびレイアウトの実座標を、相対座標からなるレイアウトデータに変換し、ユーザIDに対応付けてレイアウトデータ記憶部26に記憶させる。また、ウィンドウ管理部25は、ユーザがログインする際には、ユーザIDに基づいて、レイアウトデータを読み出す。そして、ウィンドウ管理部25は、読み出したレイアウトデータの相対座標から、ウィンドウのサイズおよび位置を特定する実座標を算出し、算出した実座標に基づいて表示部27に表示する表示位置を特定して表示する。
より詳細には、ウィンドウ管理部25は、視野範囲特定部31、および座標算出部32を備えている。視野範囲特定部31は、ユーザの表示部27に対する閲覧位置から、ユーザの表示部27上の水平方向および垂直方向の視野範囲を特定する。ウィンドウ管理部25は、このようにして特定された視野範囲内にのみ、ウィンドウを表示できるようにサイズを調整する。
座標算出部32は、ユーザがログアウトする際、ログアウト直前の各ウィンドウの実座標の情報を、ユーザの視野範囲の情報に基づいて、相対座標からなるレイアウトデータに変換し、ユーザIDに対応付けてレイアウトデータ記憶部26に記憶させる。また、座標算出部32は、ユーザがログインする際、レイアウトデータ記憶部26にアクセスし、ユーザIDに対応するレイアウトデータを検索して読み出す。さらに、座標算出部32は、ユーザのログイン時の視野範囲およびレイアウトデータに含まれている相対座標からなる情報に基づいて、実座標を算出し、ウィンドウを表示部27の視野範囲内に表示させる。
<ログアウト時処理>
次に、図2のフローチャートを参照して、ログアウト時処理について説明する。
ステップS11において、ウィンドウ管理部25は、入力部23を介して操作部22が操作されて、ログアウトが指示されたか否かを判定し、ログアウトの指示がない場合、同様の処理を繰り返す。例えば、ステップS11において、ログアウトの指示があった場合、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12において、撮像部21は、情報処理装置11の表示部27に表示されるコンテンツ毎のウィンドウを閲覧する、または、そのウィンドウに操作を入力するユーザが存在する範囲の表示部27の正面付近の画像を撮像し、撮像した画像を、入力部23を介してユーザ認識部24に供給する。
ステップS13において、ユーザ認識部24は、ログアウトの操作情報が入力された操作位置の情報に基づいて、供給されてきた画像内のユーザの位置を特定し、ログアウトの操作を実行したユーザの顔画像を抽出する。
ステップS14において、ユーザ認識部24は、抽出された顔画像による認証を実行し、ユーザIDを特定する。尚、ユーザIDは、顔画像の特徴量に対応付けて予め図示せぬデータベース等に登録されている。従って、ユーザ認識部24は、このデータベースにアクセスし、対応するユーザIDを読み出すことにより、ユーザのユーザIDを特定する。
ステップS15において、ユーザ認識部24は、ユーザの閲覧位置となる表示部27の正面方向に対する方向および距離で特定されるユーザの閲覧位置に応じて、ユーザの顔画像の位置を特定し、ユーザIDと共にウィンドウ管理部25に供給する。
ステップS16において、ウィンドウ管理部25は、視野範囲特定部31を制御して、供給されてきたユーザIDおよび顔画像の位置の情報に基づいて、ユーザの表示部27上の視野範囲を特定させる。
より具体的には、視野範囲は、水平方向および垂直方向の視野角により算出される。視野角が一定であるとすれば、視野範囲は、表示部27とユーザとの距離により特定される。すなわち、図3で示されるように、ユーザaが表示部27から距離daであり、垂直方向の視野角θ1であり、水平方向の視野角θ2である場合、ユーザaの視野範囲は、一点鎖線で囲まれた視野範囲Raとなる。また、表示部27から距離dbの位置に存在するユーザbの視野範囲は、視野範囲Rbとなる。
尚、図3においては、図中の右上部が実線で示される表示部27の正面図であり、図中の右下部が表示部27とユーザa,bの位置関係を示す上面図であり、図中の左上部が表示部27とユーザa,bの位置関係を示す側面図である。また、図中の右上部の表示部27においては、一点鎖線で示される視野範囲Raがユーザaの視野範囲であり、視野範囲Rbがユーザbの視野範囲である。
ステップS17において、ウィンドウ管理部25は、ユーザ毎に、視野範囲のうち、考慮すべきウィンドウを特定する。
図3においては、ユーザaの視野範囲Ra内には、ウィンドウW1乃至W3が表示されており、ユーザbの視野範囲Rb内には、ウィンドウW1乃至W6が表示されている。
すなわち、図3の場合、表示部27には、ウィンドウW1乃至W6が表示されているが、ユーザaには、視野範囲Ra内のウィンドウW1乃至W3のみしか閲覧できない。また、ユーザbは、視野範囲Rb内のウィンドウW1乃至W6が全て閲覧できることになるが、ウィンドウW1乃至W3については、表示部27から近い距離daのユーザaには閲覧し易いサイズであっても、表示部27から距離db(>da)のユーザbの閲覧位置からは閲覧は難しい場合がある。ウィンドウ管理部25は、距離とサイズにより閲覧が可能なウィンドウのサイズを特定しておき、このうち閲覧が可能な距離とサイズのウィンドウを考慮すべきウィンドウとみなす。図3の例においては、ユーザbについて、考慮すべきウィンドウはウィンドウW4乃至W6であるものとする。
ステップS18において、ウィンドウ管理部25は、座標算出部32を制御して、各ユーザに考慮すべきウィンドウの実座標に基づいて、相対座標を算出させ、相対座標からなるレイアウトデータを生成する。
<相対座標>
ここで、座標算出部32による相対座標の算出方法について説明する。
例えば、図4の左上部で示されるユーザaの視野範囲Raの場合、考慮すべきウィンドウは、視野範囲Raに含まれるウィンドウW1乃至W3である。そこで、このような場合、座標算出部32は、図4の右上部で示されるように、実座標に基づいて、視野範囲Raの垂直方向の中心軸L1および垂直方向の中心軸L2を設定し、軸L1,L2の交点を原点0に設定する。さらに、座標算出部32は、原点Oから視野範囲Raの上辺、下辺、左辺、および右辺までの距離を1に設定する座標系を設定し、図4の右下部で示されるような、ウィンドウW1乃至W3の左上座標、および右下座標を相対座標として設定する。
図4の右下部においては、例えば、ウィンドウW1の左上座標が(−0.7,0.5)であり、右下座標が(0,0)とされている。また、ウィンドウW2の左上座標が(0.25,0.2)であり、右下座標が(0.8,0)とされている。さらに、ウィンドウW3の左上座標が(−0.25,0.2)であり、右下座標が(0.25,0.2)とされている。
すなわち、実座標に対して相対座標が設定されることにより、ユーザが使用するウィンドウ群の左上座標および右下座標が視野範囲の中心位置を原点とした、水平方向および垂直方向に絶対値1で設定される座標系の座標として設定されることになる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。ステップS19において、ウィンドウ管理部25は、座標算出部32により算出された相対座標に変換されたログアウトしようとするユーザにより管理されているウィンドウ群の相対座標からなるレイアウトデータを、ユーザIDに対応付けてレイアウトデータ記憶部26に記憶させる。
以上の処理により、ログアウトの際に、ユーザにより使用されているウィンドウ群のレイアウトデータが生成されて、ユーザIDに対応付けてレイアウトデータ記憶部26に格納させることが可能となる。
<ログイン時処理>
次に、図5のフローチャートを参照して、ログイン時処理について説明する。
ステップS31において、ウィンドウ管理部25は、入力部23を介して操作部22が操作されて、ログインが指示されたか否かを判定し、ログインの指示がない場合、同様の処理を繰り返す。例えば、ステップS31において、ログインの指示があった場合、処理は、ステップS32に進む。
ステップS32において、撮像部21は、情報処理装置11の表示部27に表示されるコンテンツ毎のウィンドウを閲覧する、または、そのウィンドウに操作を入力するユーザの存在する範囲の画像を撮像し、撮像した画像を、入力部23を介してユーザ認識部24に供給する。
ステップS33において、ユーザ認識部24は、ログインの操作情報が入力された操作位置の情報に基づいて、供給されてきた画像内の、ログインの操作を実行したユーザの顔画像の位置を特定し抽出する。
ステップS34において、ユーザ認識部24は、抽出した顔画像より特徴量を抽出し、特徴量に基づいた認証を実行し、認証結果によりユーザIDを特定する。
ステップS35において、ユーザ認識部24は、ユーザの閲覧位置となる表示部27の正面方向におけるユーザの閲覧位置を特定し、特定した閲覧位置におけるユーザの顔画像の位置を特定し、ユーザIDと共にウィンドウ管理部25に供給する。
ステップS36において、ウィンドウ管理部25は、視野範囲特定部31を制御して、供給されてきたユーザIDおよび顔画像の位置の情報に基づいて、ユーザの表示部27上の視野範囲を特定させる。
ステップS37において、ウィンドウ管理部25は、レイアウトデータ記憶部26にアクセスし、ユーザIDに対応付けて登録されているレイアウトデータを読み出す。
ステップS38において、ウィンドウ管理部25は、座標算出部32を制御して、ログインしたユーザの視野範囲に適合するようにレイアウトデータの相対座標を用いて、ウィンドウの実座標を算出させる。
すなわち、座標算出部32は、レイアウトデータである相対座標の水平方向の全座標値に対して、ログイン時の視野範囲の中心位置から最右辺までの距離となる係数を乗じると共に、相対座標の垂直方向の全座標値に対して、ログイン時の視野範囲の中心位置から最上辺までの距離となる係数を乗じる。さらに、座標算出部32は、ログイン時の視野範囲の中心位置と表示部27の中心位置とのオフセット分だけ、係数が乗じられた座標値をオフセットさせることにより実座標を算出する。
ステップS39において、ウィンドウ管理部25は、例えば、図3,図4を参照して説明したユーザaの場合、座標算出部32により求められた座標位置にウィンドウW1乃至W3をレイアウトする。
ステップS40において、ウィンドウ管理部25は、上述したようにウィンドウW1乃至W3をレイアウトし、表示部27に表示させる。
以上のような処理により、例えば、図6で示されるような処理が可能となる。
すなわち、図6の左上段で示されるように、ユーザUの表示部27上の視野範囲が視野範囲R1であり、かつ、図6の右上段で示されるように、視野範囲R1内にウィンドウW11乃至W13が存在している状態でログアウトが指示されると、図6の右中段で示されるような相対座標からなるレイアウトデータが生成される。
すなわち、相対座標で表現されるレイアウトデータは、ウィンドウW11乃至W13のそれぞれのウィンドウ群の視野範囲内における正規化座標となる相対座標として求められることになる。
そして、図6の左下段で示されるような視野範囲R2(<視野範囲R1)の状態でユーザがログインすると、図6の右下段で示されるように視野範囲R2の大きさに合わせて、正規化座標として求められている相対座標からなるレイアウトデータが、実際の視野範囲の大きさに拡大されて、かつ、中心位置がオフセットされて表示される。この結果、ウィンドウで表示されるコンテンツが操作される途中でログアウトされても、再度ログインした際、視野範囲内で、等比率で、かつ、同一レイアウトでウィンドウ群が再表示されることになるので、一旦ログアウトして、再ログインしても違和感なく操作を継続することが可能となる。
<相対座標のその他の例>
以上においては、相対座標の原点Oは、視野範囲内の中心位置を用いる例について説明してきたが、ウィンドウ群の左上座標および右下座標(対角線上の座標であればよい)が求められればよいので、原点は他の位置であってもよい。例えば、図7で示されるように、ユーザbの視野範囲Rbの場合、ウィンドウW4乃至W6により占有される面における最上辺、最下辺、最右辺、最左辺からなる方形の中心位置を原点Oとする座標系を設定するようにしても良い。図7においては、ウィンドウW4の左辺、上辺、ウィンドウW5の右辺、およびウィンドウW6の下辺により構成される方形における中心位置が原点Oに設定されている。
また、図8で示されるように、ウィンドウW4乃至W6の面積重心位置を原点Oに設定し、水平方向に原点Oから遠い辺の位置を絶対値が1となる座標系に設定し、垂直方向についても同様に原点Oから遠い辺の位置を絶対値が1となる座標系に設定するようにしてもよい。
<2. 第2の実施の形態>
<情報処理システムの構成例>
以上においては、同一の情報処理装置に対してユーザがログインおよびログアウトする例について説明してきたが、異なる情報処理装置、または、異なるデバイスからなる情報処理システムにおいて、異なる端末装置間でログインおよびログアウトするようにしてもよい。
図9は、情報処理装置およびサーバより構成される情報処理システムの構成例を示している。尚、図9において、図1における構成と同一の機能を備えた構成については、同一の符号および同一の名称を付しており、その説明は省略するものとする。
すなわち、図9において、図1と異なる構成は、情報処理装置11に加えてサーバ71が付加された点である。また、図9の情報処理装置11は、図1におけるレイアウトデータ記憶部26に代えて、通信部41が設けられている。また、サーバ71は、制御部81、通信部82、およびレイアウトデータ記憶部26を備えている。制御部81は、サーバ71の動作の全体を制御する。通信部82は、制御部81により制御されて、公衆通信回線網などを介して、情報処理装置11の通信部41との間で必要なデータおよびプログラムを授受する。
すなわち、図9の情報処理システムにおいては、情報処理装置11におけるレイアウトデータ記憶部26がサーバ71に移行された構成とされている。このため、情報処理装置11は、同様の機能を備えた様々なデバイスを想定することができ、例えば、上述したような大型の表示部27を備えた情報処理装置のみならず、中型の表示部27を備えたパーソナルコンピュータ、小型の表示部27を備えた携帯電話機、または携帯タブレットなどであってもよい。
この場合、表示部27が小型であると、ログオフしたデバイスが大型の表示部27を備えた機器であって、次にログオンするデバイスが小型の表示部27のみしか備えていない可能性がある。このような場合、上述した手法で全てのウィンドウを表示しようとすると、非常に小さなウィンドウサイズとなり閲覧が困難になる恐れがある。
そこで、図9における情報処理装置11においては、ユーザにより管理されるウィンドウ群に優先度を設定し、表示部27が小さい場合については、優先度の高いウィンドウのみを表示させるようにする。このため、図9のウィンドウ管理部25には、優先度スコア設定部51が設けられている。
優先度スコア設定部51は、ウィンドウに対する操作の履歴情報(操作頻度)、ウィンドウのサイズ、および、撮像部21により撮像されるユーザの視線方向に基づいて、ウィンドウそれぞれに向けられたいた視線方向の頻度のいずれかに基づいて、優先度スコアを設定する。
このようにすることで、ログインしたデバイスの表示部27の大きさ応じて、適切にウィンドウをレイアウトして表示することが可能となる。
<ログアウト時の処理>
次に、図10のフローチャートを参照して、図9の情報処理システムにおけるログアウト時の処理について説明する。尚、図10のフローチャートのステップS51乃至S58の処理は、図2のフローチャートを参照して説明したステップS11乃至S18の処理と同様であるので、その説明については省略するものとする。すなわち、図10のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと異なるのは、ステップS59,S60,S71,S72の処理である。
すなわち、ステップS51において、ログアウトが指示されない場合、ステップS60において、優先度スコア設定部51は、ウィンドウに対する操作の履歴情報(操作頻度)、ウィンドウのサイズ、および、撮像部21により撮像されるユーザのそれぞれのウィンドウに向けられた視線方向の頻度のいずれか、またはその組み合わせにより、優先度スコアを設定する。すなわち、優先度スコア設定部51は、所定時間間隔でウィンドウ毎に操作頻度が高いほど、ウィンドウサイズが大きい状態が長く継続するほど、視線が向けられた総時間が長いほど優先度スコアを加算する。すなわち、ログアウトが指示されない状態で、ステップS51,S60の処理が繰り返される間、優先度スコア設定部51は、操作頻度、ウィンドウの大きさ、および視線方向が向けられた頻度またはその継続時間に応じてスコアを設定する。
そして、ステップS51において、ログアウトが指示されて、ステップS52乃至S58の処理により相対座標に加えて、優先度スコアが求められると、ステップS59において、ウィンドウ管理部25は、相対座標および優先度スコアからなるレイアウトデータを生成し、ユーザIDと対応付けて、通信部41を制御して、サーバ71に送信する。
ステップS71において、サーバ71の制御部81は、通信部82を制御して、レイアウトデータが送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまで同様の処理を繰り返す。そして、ステップS71において、ステップS59の処理によりレイアウトデータが送信されてくると、ステップS72において、制御部81は、通信部82を制御してレイアウトデータを受信し、レイアウトデータ記憶部26に記憶させる。
以上の処理により、ログアウトの処理がなされると、ユーザ毎の相対座標の情報に優先度スコアが付加されたレイアウトデータがサーバ71に送信されて、サーバ71のレイアウトデータ記憶部26に格納される。
<ログイン時処理>
次に、図11のフローチャートを参照して、図9の情報処理システムによるログイン時の処理について説明する。尚、図11のフローチャートにおけるステップS81乃至S86,S89,S90,S92の処理は、図5のフローチャートを参照して説明したステップS31乃至S36,S38乃至S40の処理と同様であるので省略するものとする。
すなわち、ステップS87において、ウィンドウ管理部25は、通信部41を制御してサーバ71にユーザIDに基づいて、レイアウトデータを要求する。
ステップS101において、サーバ71の制御部81は、通信部82を制御して情報処理装置11からレイアウトデータが要求されてきたか否かを判定し、要求があるまで同様の処理を繰り返す。そして、ステップS101において、制御部81は、レイアウトデータの要求があった場合、要求されたユーザIDに対応するレイアウトデータをレイアウトデータ記憶部26より読み出して、通信部82を制御して、レイアウトデータを情報処理装置11に送信する。
ステップS88において、ウィンドウ管理部25は、通信部41を制御して、送信されてきたレイアウトデータを受信する。
ステップS89において、ウィンドウ管理部25は、座標算出部32を制御して、レイアウトデータのウィンドウ群の相対座標から実座標を算出させる。
ステップS90において、ウィンドウ管理部25は、実座標に基づいてウィンドウをレイアウトする。
ステップS91において、ウィンドウ管理部25は、レイアウトデータに付加されている優先度スコアに基づいて、ウィンドウのレイアウトを調整する。
ステップS92において、ウィンドウ管理部25は、ウィンドウ群を表示部27に表示させる。
すなわち、ウィンドウ管理部25は、図12の左部で示されるように視野範囲Rxに対して、ウィンドウW21乃至S23がレイアウトされた場合、図12の中央上部で示されるように、表示部27に対して表示しきれない場合、図12の右上部で示されるように縮小して表示するようにしてもよい。
また、縮小して表示すると閲覧が困難になるほど小さくなるような場合、図12の中央下部で示されるように、ウィンドウ管理部25は、優先度スコアの高い順にウィンドウをレイアウトして表示部27に表示するようにしてもよい。すなわち、図12の中央下部においては、ウィンドウW21が最も優先度スコアが高く、次にウィンドウW22に優先度スコアが高いので、表示部27には、ウィンドウW21,W22のみが表示されており、ウィンドウW23が表示されていない。しかしながら、次点となるウィンドウW23については、図12で示されるように、表示部27における表示をスクロール、またはスライドさせるなどすることで表示可能な領域Zが設定されており、優先度スコアが低くても表示することが可能な構成とされている。すなわち、ウィンドウ管理部25は、縮小して表示すると閲覧が困難になるような場合、表示部27よりも広い仮想的な領域Zを設定し、この領域Z上にウィンドウ群をレイアウトする。そして、ウィンドウ管理部25は、この領域Z上のウィンドウのうち、優先度スコアの高いウィンドウが存在する範囲だけを表示部27上に表示させるようにする。このようにすることで、優先度スコアの高いウィンドウを、表示部27の大きさに合わせて優先的に表示させることが可能となる。また、表示しきれない、優先度スコアの低いウィンドウについても、スクロール、またはスライドすることにより表示させることが可能となる。
さらに、ウィンドウのサイズについては、解像度や表示部27の解像度やサイズに応じて予め適正サイズを設定しておき、その適正サイズよりも大きくなる、または小さくなる恐れがあるときには、優先度スコアの高いウィンドウから適正サイズに調整した上で、表示できる範囲に表示させるようにしてもよい。すなわち、図13の左部で示されるように、ログアウト時にウィンドウW21乃至W23が視野範囲Rxにレイアウトされているような場合でも、図13の右部で示されるように、表示部27のサイズに応じて、優先度スコアの高いウィンドウW21,W22のみが表示されるようにしてもよい。ただし、この場合についても、ウィンドウ群をレイアウトするための仮想的な領域Zが設定されており、表示部27における表示範囲をスクロール、または、スライドさせることにより、優先度スコアの低いウィンドウW23についても表示可能な構成とされるようにすることができる。
以上の処理により、ログアウトする情報処理装置と、ログインする情報処理装置とが異なる場合でも、表示部27の構成に応じて、可能であればログアウト直前のレイアウトが復元されて表示されるようにすることが可能となる。また、表示部27の構成により、レイアウトが完全に復元できない状態であっても、優先度スコアが上位の使用頻度の高いウィンドウが表示され、表示できないウィンドウであっても優先度スコアが準じるウィンドウからスクロールやスライドにより、容易に表示できるようにすることが可能となる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図19は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタ-フェイス1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタ-フェイス1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011ら読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
尚、本技術は、以下のような構成も取ることができる。
(1) ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、
前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部と
を含む情報処理装置。
(2) 前記ウィンドウ管理部は、
前記ユーザの前記表示部上における視野範囲を特定する視野範囲特定部を含み、
前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示させる
(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記ウィンドウ管理部は、
前記表示部上におけるウィンドウ群の実座標に基づいて、前記視野範囲に設定する座標系で表現される相対座標を算出する、または、前記相対座標および前記視野範囲に基づいて前記表示部上におけるウィンドウ群の前記実座標を算出する座標算出部を含み、
前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトの実座標に対応する前記相対座標からなるレイアウトデータを記憶させ、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを読み出し、前記相対座標と前記視野範囲に対応する、前記実座標で前記ユーザが使用するウィンドウ群を、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して表示させる
(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記レイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶部をさらに含み、
前記ウィンドウ管理部は、前記ログアウトの際、前記ユーザを識別する情報と共に前記レイアウトデータを前記レイアウトデータ記憶部に記憶させ、前記ログインの際、前記レイアウトデータ記憶部より前記レイアウトデータを読み出す
(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記レイアウトデータ記憶部は、ネットワークを介して通信可能なサーバに設けられ、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ウィンドウ管理部は、前記レイアウトデータを前記サーバの前記レイアウトデータ記憶部に格納させ、前記ユーザがログインするとき、前記ウィンドウ管理部は、前記サーバより前記レイアウトデータを読み出して、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示部に表示させる
(4)に記載の情報処理装置。
(6) 前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎に優先度スコアを設定する優先度スコア設定部をさらに含み、
前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部は、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウを全て表示できないとき、前記優先度スコアに応じた、一部の前記ウィンドウを前記表示部に表示させる
(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記優先度スコア設定部は、前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎の操作履歴、表示サイズ、および前記ユーザの視線が向けられた頻度の全て、または、これらの組み合わせに応じて、優先度スコアを設定する
(6)に記載の情報処理装置。
(8) 前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部は、前記ログインする情報処理装置の前記表示部の解像度およびサイズに応じたウィンドウの適正サイズを設定し、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウのサイズが適正サイズよりも大きい、または、小さいとき、前記適正サイズにして前記表示部に表示させる
(6)に記載の情報処理装置。
(9) 表示部が、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示し、
前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識しと、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させる
ステップを含む情報処理方法。
(10) 表示部により、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示ステップと、
前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識ステップと、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(11) 表示部により、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示ステップと、
前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識ステップと、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
(12) 情報処理装置およびサーバより構成される情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、
前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、
前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトのデータであるレイアウトデータを前記サーバに送信し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを前記サーバより受信して、前記レイアウトを復元し、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部と
を含み、
前記サーバは、
前記レイアウトデータを記憶する記憶部と、
前記情報処理装置からの前記レイアウトデータを受信すると共に、前記記憶部に記憶されている前記レイアウトデータを前記情報処理装置に送信する通信部と
を含む情報処理システム。
11 情報処理装置, 21 撮像部, 22 操作部, 23 入力部, 24 ユーザ認識部, 25 ウィンドウ管理部, 26 レイアウトデータ記憶部, 27 表示部, 31 視野範囲特定部, 32 座標算出部, 41 通信部, 71 サーバ, 81 制御部, 82 通信部

Claims (11)

  1. ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、
    前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、
    前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記ウィンドウ管理部は、
    前記ユーザの前記表示部上における視野範囲を特定する視野範囲特定部を含み、
    前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ウィンドウ管理部は、
    前記表示部上におけるウィンドウ群の実座標に基づいて、前記視野範囲に設定する座標系で表現される相対座標を算出する、または、前記相対座標および前記視野範囲に基づいて前記表示部上におけるウィンドウ群の前記実座標を算出する座標算出部を含み、
    前記前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザの視野範囲における前記ウィンドウ群の前記表示部に表示されるレイアウトの実座標に対応する前記相対座標からなるレイアウトデータを記憶させ、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを読み出し、前記相対座標と前記視野範囲に対応する、前記実座標で前記ユーザが使用するウィンドウ群を、前記ユーザの前記視野範囲に前記レイアウトを復元して表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記レイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶部をさらに含み、
    前記ウィンドウ管理部は、前記ログアウトの際、前記ユーザを識別する情報と共に前記レイアウトデータを前記レイアウトデータ記憶部に記憶させ、前記ログインの際、前記レイアウトデータ記憶部より前記レイアウトデータを読み出す
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記レイアウトデータ記憶部は、ネットワークを介して通信可能なサーバに設けられ、
    前記ユーザがログアウトするとき、前記ウィンドウ管理部は、前記レイアウトデータを前記サーバの前記レイアウトデータ記憶部に格納させ、前記ユーザがログインするとき、前記ウィンドウ管理部は、前記サーバより前記レイアウトデータを読み出して、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウを表示部に表示させる
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎に優先度スコアを設定する優先度スコア設定部をさらに含み、
    前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部は、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウを全て表示できないとき、前記優先度スコアに応じた、一部の前記ウィンドウを前記表示部に表示させる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記優先度スコア設定部は、前記ウィンドウ群における前記ウィンドウ毎の操作履歴、表示サイズ、および前記ユーザの視線が向けられた頻度の全て、または、これらの組み合わせに応じて、優先度スコアを設定する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザがログアウトする情報処理装置、および前記ユーザがログインする情報処理装置が異なる場合、前記ウィンドウ管理部は、前記ログインする情報処理装置の前記表示部の解像度およびサイズに応じたウィンドウの適正サイズを設定し、前記レイアウトを復元した前記ウィンドウのサイズが適正サイズよりも大きい、または、小さいとき、前記適正サイズにして前記表示部に表示させる
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 表示部が、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示し、
    前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識しと、
    前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させる
    ステップを含む情報処理方法。
  10. 表示部により、ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示ステップと、
    前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識ステップと、
    前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトを記憶し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトを復元して、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 情報処理装置およびサーバより構成される情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    ユーザ毎に使用されるアプリケーションプログラムからなるコンテンツ毎のウィンドウを表示する表示部と、
    前記表示部を閲覧するユーザを個別に認識するユーザ認識部と、
    前記ユーザがログアウトするとき、前記ユーザが使用するウィンドウ群の前記表示部で表示されるレイアウトのデータであるレイアウトデータを前記サーバに送信し、前記ユーザがログインするとき、前記レイアウトデータを前記サーバより受信して、前記レイアウトを復元し、前記ユーザが使用するウィンドウ群を表示部に表示させるウィンドウ管理部と
    を含み、
    前記サーバは、
    前記レイアウトデータを記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置からの前記レイアウトデータを受信すると共に、前記記憶部に記憶されている前記レイアウトデータを前記情報処理装置に送信する通信部と
    を含む情報処理システム。
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