JP2015152674A - 光学素子駆動装置、カメラユニット、カメラ及び光照射装置 - Google Patents

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秀一 藤井
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▲のぼる▼ 小山
憲法 土屋
Norihiro Tsuchiya
憲法 土屋
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Abstract

【課題】本発明は、光軸方向駆動用の磁石を不要とし良好な光軸直交方向の駆動がえられるとともに、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要とし小型化を図り得る光学素子駆動装置、カメラユニット、カメラ及び光照射装置の提供を目的とする。【解決手段】本発明の光学素子駆動装置10における圧電アクチュエータ5は、光軸方向に伸縮する圧電素子51を備え、この圧電素子51は、伸縮する方向の一端面51aが光軸方向からみて電磁式アクチュエータ6の磁石61、62の一部とオーバーラップするように配置されているとともに、そのオーバーラップするように配置された前記一端面が磁石61、62の一部と固定されるように構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話機などに搭載可能な光学素子駆動装置、カメラユニット、カメラ及び光照射装置に関するものである。
近年、スマートフォンの普及もあり、カメラ機能の高度化、及びカメラの小型化、低背化への要求は益々高まってきている。その中で、携帯電話機での撮影シーンは、デジタルカメラなどと比べて、片手での撮影を行うことが多く、また、室内などの暗い場所での撮影機会が増えているため、撮影中に手振れが発生し、画像が劣化する問題が生じている。
このような手振れ補正としては、電子的な手振れ補正(EIS)と光学式手振れ補正(OIS)とが実用化されているが、より高画質の画像の取得が可能な光学式手振れ補正が望まれる。
又、光学式手振れ補正機構としては、カメラ全体をチルトさせて補正を行う全体振りの方式と、レンズを含むオートフォーカスユニットを光軸の直交方向に移動させるレンズシフト方式とがあるが、より低背化が可能なレンズシフト方式が望まれている。
レンズシフト方式の光学式手振れ補正機構は、アクチュエータとして、磁石とコイルとでなるVCM(ボイスコイルモータ…電磁式アクチュエータ)を用いれば、高い手振れ補正能力を確保することができる。
そのため、従来、例えば特許文献1に、光軸方向に駆動させるオートフォーカス駆動用にVCMを用いるとともに、光軸の直交方向(以下、光軸直交方向)に駆動させる手振れ補正駆動用にVCMを用いたレンズ駆動装置が提案されている。
又、特許文献2に、光軸直交方向に駆動させる手振れ補正駆動用にVCMを用い、オートフォーカス駆動用に圧電アクチュエータ(超音波リニアモータ)で構成したレンズ駆動装置が提案されている。
特開2011−247909号公報 特開2011−227428号公報
しかしながら、特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、光軸方向に駆動させるオートフォーカス駆動用の磁石が手振れ補正駆動の負荷となり、光軸直交方向に駆動させる手振れ補正駆動の負荷が増大する。
一方、特許文献2に記載のレンズ駆動装置では、オートフォーカス駆動用に超音波リニアモータを用いているため、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸が必要であり、光軸方向から見た投影面積が大きくなってしまい、その結果、小型化し難いという問題点がある。
本発明は、光軸方向駆動用の磁石を不要とし良好な光軸直交方向の駆動がえられるとともに、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要とし小型化を図り得る光学素子駆動装置、カメラユニット、カメラ及び光照射装置の提供を目的とする。
本発明の光学素子駆動装置は、固定台と、1又は複数の光学素子を保持する光学素子保持部材と、前記光学素子保持部材を光軸方向に移動可能に保持し、前記固定台に前記光軸の直交方向に移動可能に支持された可動台と、前記固定台に保持されたコイル及び前記可動台に保持された磁石を有し、前記コイルと前記磁石とによって、前記可動台を前記固定台に対して前記直交方向に駆動させる電磁式アクチュエータと、前記可動台に保持され、前記光学素子保持部材を前記固定台に対して前記光軸方向に駆動させる圧電アクチュエータと、を備え、前記圧電アクチュエータは、前記光軸方向に伸縮する電気機械変換素子を備え、前記電気機械変換素子は、前記伸縮する方向の一端面の一部又は全体が前記光軸方向からみて前記磁石の一部とオーバーラップするように配置されるとともに、前記オーバーラップするように配置された前記電気機械変換素子の前記一端面の一部又は全体が前記磁石に、直接的にまたは間接的に固定されるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、光軸方向に伸縮し得る電気機械変換素子を有する圧電アクチュエータを用いるため、光軸方向駆動用の磁石を不要にでき、良好な光軸直交方向の駆動がえられる。又、圧電アクチュエータの電気機械変換素子に、光学素子保持部材を駆動させる駆動軸を接合しその駆動軸に沿って移動させることで、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要にでき、小型化を図り得る。
又、電気機械変換素子は伸縮する方向の一端面の一部又は全体が光軸方向からみて電磁式アクチュエータの磁石とオーバーラップするように配置されるとともに、そのオーバーラップするように配置された一端面の一部又は全体が磁石と直接的にまたは間接的に固定されるため、電磁式アクチュエータの磁石を圧電アクチュエータの錘として機能させることができる。
従って、電気機械変換素子を磁石と反対側に効率よく伸縮させることができ、オートフォーカスの駆動特性を良好なものにできる。又、圧電アクチュエータの高さを低くでき、光学素子駆動装置全体を低背化でき小型化を図ることができる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記可動台は、板状の可動台本体と、前記可動台本体に形成され前記電気機械変換素子を固定した電気機械変換素子固定部とを備え、前記電気機械変換素子固定部は、前記可動台本体における前記電気機械変換素子固定部以外の他の部分よりも厚さが薄く形成され、前記磁石の一部は、前記電気機械変換素子固定部の厚さ方向の一方側に配置され、前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記電気機械変換素子固定部を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする。
これによれば、電気機械変換素子固定部は可動台本体における電気機械変換素子固定部以外の他の部分よりも厚さが薄く形成されているため、電気機械変換素子と磁石との間に介在するばね定数を、可動台本体における電気機械変換素子固定部以外の他の部分よりも大きくでき、磁石が錘として効果的に機能できる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記可動台には、前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔が形成され、前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部又は全体を塞ぐように配置され、前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記挿入孔を塞いだ前記磁石の一部と直接固定されていることを特徴とする。
これによれば、電気機械変換素子の一部又は全体は磁石の一部と直接固定されているため、磁石を圧電アクチュエータの錘として、より効率的に機能させることができ、オートフォーカス駆動特性をより一層、良好なものにできる。又、圧電アクチュエータの高さをより低くでき、光学素子駆動装置全体をより一層、低背化できる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記電気機械変換素子の一端面に固定され、前記可動台よりも比重及び弾性率の大きい板状の板状部材を、更に備え、前記可動台には、前記電気機械変換素子を挿入する挿入孔が形成され、前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部又は全体を塞ぐように配置され、前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記板状部材を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする。
これによれば、電気機械変換素子の一部又は全体は、可動台よりも比重及び弾性率の大きい板状部材を挟んで磁石と間接的に固定されているため、板状部材が磁石と共に圧電アクチュエータの錘として機能し、光軸方向の駆動特性を良好なものにできる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記可動台は、金属製の板状部材と合成樹脂部とをインサート成型にて形成されており、前記板状部材を構成する金属材料は、前記樹脂部を構成する合成樹脂材料よりも大きい比重と弾性率を有し、前記合成樹脂部には、前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔が形成され、前記板状部材は、前記板状部材の厚さ方向の一方面が前記合成樹脂部から露出して、前記磁石を取り付ける磁石取付部を備え、前記板状部材の厚さ方向の他方面は、前記合成樹脂部の前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔の底に露出し、前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記板状部材を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする。
これによれば、板状部材は金属製であるため、磁石との接着強度を高めることができる。又、板状部材と合成樹脂部とをインサート成型にて形成されているため、板状部材の配設を容易に行うことができる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記電気機械変換素子の一端面に固定され、前記可動台よりも比重の大きい錘部材を、更に備え、前記可動台には、前記電気機械変換素子を挿入する挿入孔が形成され、前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部を塞ぐように配置され、前記錘には、前記挿入孔の一部を塞いだ前記磁石の一部を受容する受容凹部が形成され、前記受容凹部は、前記錘の外周面から窪まされるように形成され、前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記受容凹部に受容した前記磁石の一部と直接に、又は前記錘を介して間接的に固定されていることを特徴とする。
これによれば、錘の受容凹部に磁石の一部を受容するため、例えば受容凹部を有しない場合の錘に近いものになり、受容凹部を有しない場合の錘に近い機能させ得る。又、錘の受容凹部に磁石の一部を受容することで、光学素子駆動装置全体の低背化を図ることができる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記磁石は、前記可動台を前記固定台に対して前記光軸直交方向であるX方向に移動させる第1磁石と、前記可動台を前記固定台に対して前記光軸直交方向且つ前記X方向に直交するY方向に移動させる第2磁石とを備え、前記第1磁石は、前記電気機械変換素子とオーバーラップする第1オーバーラップ部を備え、前記第2磁石は、前記電気機械変換素子とオーバーラップする第2オーバーラップ部とを備え、前記第1オーバーラップ部と第2オーバーラップ部とは、前記電気機械変換素子の軸心に対して点対称又は線対称になるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、第1磁石オーバーラップ部と第2磁石オーバーラップ部とは、電気機械変換素子の軸心に対して点対称又は線対称に形成されているため、磁石を含めた振動系として見た場合の有害な振動モードの発生を有効に抑えることができる。
他の一態様では、前記光学素子駆動装置において、前記磁石は、磁石本体と、前記電気機械変換素子とオーバーラップするオーバーラップ片と、前記磁石本体と前記オーバーラップ片との境界に形成された仕切り溝とを備え、前記仕切り溝は、その厚さが前記磁石本体及びオーバーラップ片の厚さよりも薄く形成されていることを特徴とする。
これによれば、仕切り溝の厚さが磁石本体及び素子オーバーラップ片の厚さよりも薄く形成されているため、仕切り溝の曲げ剛性(断面二次モーメント)が磁石本体及び素子オーバーラップ片よりも小さく、撓み易い。これにより、電気機械変換素子を固定する素子オーバーラップ片を、磁石本体と振動的に疎遠にでき、有害振動モードの発生を更に有効に抑えることができる。
又、本発明のカメラユニットは、上述の何れかの光学素子駆動装置と、前記固定台に装着され、光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、1又は複数の光学素子を備え、物体の光学像を前記撮像素子の受光面上に結像する撮像光学系とを備え、前記撮像光学系における1又は複数の光学素子のうちの光軸方向に沿って移動する光学素子は、前記光学素子駆動装置の光学素子保持部材に取り付けられていることを特徴とする。
これによれば、光軸方向駆動用の磁石を不要にでき、良好な光軸直交方向の駆動がえられ、又、圧電アクチュエータの電気機械変換素子に、光学素子保持部材を駆動させる駆動軸を接合しその駆動軸に沿って移動させることで、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要にでき、小型化を図り得るカメラユニットにできる。
又、電磁式アクチュエータの磁石を圧電アクチュエータの錘として機能させることができ、光軸方向の駆動特性を良好なものにできるとともに、圧電アクチュエータの高さを低くでき、カメラユニット全体を低背化でき小型化を図ることができる。
又、本発明のカメラは、上述のカメラユニットと、前記撮像素子から取り込んだ前記電気的な信号に所定の画像処理を行って画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部で生成した画像を記憶する記憶部と、前記画像をカメラ外部に送信するインターフェイス部と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、光軸方向駆動用の磁石を不要にでき、良好な光軸直交方向の駆動がえられ、又、圧電アクチュエータの電気機械変換素子に、光学素子保持部材を駆動させる駆動軸を接合しその駆動軸に沿って移動させることで、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要にでき、小型化を図り得るカメラにできる。
又、電磁式アクチュエータの磁石を圧電アクチュエータの錘として機能させることができ、光軸方向の駆動特性を良好なものにできるとともに、圧電アクチュエータの高さを低くでき、カメラ全体を低背化でき小型化を図ることができる。
又、本発明の光照射装置は、上述の何れかの光学素子駆動装置と、前記光学素子保持部材に取り付けられた1又は複数の光学素子と、前記固定台に装着された光源と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、光軸方向駆動用の磁石を不要にでき、良好な光軸直交方向の駆動がえられ、又、圧電アクチュエータの電気機械変換素子に、光学素子保持部材を駆動させる駆動軸を接合しその駆動軸に沿って移動させることで、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要にでき、小型化を図り得る光照射装置にできる。
又、電磁式アクチュエータの磁石を圧電アクチュエータの錘として機能させることができ、光軸方向の駆動特性を良好なものにできるとともに、圧電アクチュエータの高さを低くでき、光照射装置全体を低背化でき小型化を図ることができる。
本発明の光学素子駆動装置、カメラユニット、カメラ及び光照射装置は、光軸方向駆動用の磁石を不要とし良好な光軸直交方向の駆動がえられるとともに、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要とし小型化を図ることができる。
本発明の第1実施形態の光学素子駆動装置を有するカメラユニットの概略の分解斜視図である。 図1の光学素子駆動装置に用いられる圧電アクチュエータ及び光学素子保持部材の斜視図である。 図2の平面図である。 図1の光学素子駆動装置に用いられる圧電アクチュエータの圧電素子を表した可動台の一部の平面図である。 (a)は、図1の光学素子駆動装置に用いられる可動台の一部の平面図、(b)は、図5(a)のV―V線断面図である。 第2実施形態の光学素子駆動装置における可動台の一部の平面図、(b)は、図6(a)のVI―VI線断面図である。 第3実施形態の光学素子駆動装置における可動台の一部の平面図、(b)は、図7(a)のVII―VII線断面図である。 第4実施形態の光学素子駆動装置における可動台の一部の平面図、(b)は、図8(a)のVIII―VIII線断面図である。 第5実施形態の光学素子駆動装置における可動台の一部の平面図、(b)は、図9(a)のIX―IX線断面図、(c)は、図9(b)のX―X線断面図である。 第5実施形態の光学素子駆動装置に用いられる圧電アクチュエータ及び錘部材の分解斜視図である。 第5実施形態の光学素子駆動装置に用いられる錘部材の変形例の説明図である。 (a)は、第6実施形態の光学素子駆動装置に用いられる圧電アクチュエータ及び磁石の平面図、(b)は、図12(a)のXII―XII線断面図である。 光学素子駆動装置の電磁式アクチュエータの動作を説明する模式図にかかり、(a)は、電磁式アクチュエータに給電していない状態の模式図、(b)は、電磁式アクチュエータへの給電により光学素子保持部材が光軸直交方向に駆動した状態の模式図である。 駆動回路に接続した圧電アクチュエータ及び圧電アクチュエータに係合した光学素子保持部材の一部を断面にした側面図である。 圧電アクチュエータに給電する鋸歯状の波形図の一例である。 (a)は、圧電アクチュエータの動作を説明するために錘を付設した状態の圧電アクチュエータの平面図、(b)は、その側面図、(c)は、その底面図である。 (a)は、圧電アクチュエータの動作を説明するために、図16に示す錘よりも質量の小さい錘を付設した状態の圧電アクチュエータの平面図、(b)は、その側面面図、(c)は、その底面図である。 (a)は、カメラユニットを備えたカメラ付携帯電話機の正面図、(b)は、その側面図に示すように、(c)は、その背面図である。 図18のカメラ付携帯電話機の構成を示すブロック図である。 光学素子駆動装置を有する光照射装置の分解斜視図である。 図20の光学素子駆動装置の平面図である。 図21のXXII−XXII線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の光学素子駆動装置を有するカメラユニットの概略の分解斜視図である。尚、以下の説明において、図1〜図22におけるZ方向を上下方向(光軸方向)とし、X方向を左右方向とし、Y方向を前後方向として説明する。
この実施形態のカメラユニット1は、光学素子駆動装置10と、撮像素子8と、レンズ(光学素子)91とを備えている。光学素子駆動装置10は、固定台2と、レンズ保持部材(光学素子保持部材)3と、可動台4と、圧電アクチュエータ5と、電磁式アクチュエータ6と、カバー7とを備えている。
固定台2は、LCP(液晶ポリマー)などの樹脂材料からなり、平面視、即ち光軸方向(Z方向)から見て矩形状を呈する板状体からなる。又、固定台2は、中心部に、光路となる固定台光路用貫通穴21を備えている。
可動台4は、固定台2と略同じ大きさの平面視で矩形板状の可動台本体40aと、可動台本体40aの4つの隅角部に配設された柱部40bとを備えている。
可動台本体40aは、LCP(液晶ポリマー)などの樹脂材料から構成されている。又、可動台本体40aは、中心部に、光路となる可動台光路用貫通穴41を備えている。
又、可動台本体40aは、図1、図4、図5に示すように、上面における左後方側の隅角部の柱部40bと可動台光路用貫通穴41と間に、圧電アクチュエータ5を保持する圧電アクチュエータ固定部(電気機械変換素子固定部)44を備えている。
この圧電アクチュエータ固定部44は、この実施形態では、可動台本体40aの上面から所定の深さで凹設されている。これにより、圧電アクチュエータ固定部44の厚さt1が可動台本体40aの厚さt2よりも薄く形成されている。この実施形態では、可動台本体40aの厚さt2が0.3〜0.8mmであり、圧電アクチュエータ固定部44の厚さt1が0.15mm程度とされている。
柱部40bは、可動台本体40aの上面から上方に延ばされている。又、右前方側の柱部40bには、レンズ保持部材3を案内する平面視でコの字状の案内溝42を備えている。
このように構成された可動台4は、4本のサスペンションワイヤ22によって固定台2の上方側に、光軸直交方向に移動可能に支持されている。
詳しくは、各サスペンションワイヤ22は、例えば太さが80μm〜100μm程度の撓み可能なステンレス製の線材から構成されている。そして、サスペンションワイヤ22は、それぞれ、その一端側が固定台2の4つの隅角部のそれぞれに固定され、他端側が光軸方向(Z方向)に延ばされている。
そして、サスペンションワイヤ22それぞれの他端側が、可動台4の柱部40bのそれぞれに設けられたワイヤ固定部43に固定されている。
そして、これらのサスペンションワイヤ22がX方向及びY方向に撓むことにより、可動台4が固定台2に対して光軸直交方向に移動できるようになっている。
レンズ保持部材3は、図1〜図3に示すように、レンズ保持枠31と、押圧バネ32とを備えている。レンズ保持枠31は、この実施形態では、LCP(液晶ポリマー)などの樹脂材料からなり、射出成型により形成されている。
この実施形態のレンズ保持枠31は、中心部に、後述のレンズバレル9のネジ部92が螺合されるネジ孔31aを備えている。又、レンズ保持枠31は、外周における一端側に、後述の圧電アクチュエータ5の駆動軸52と係合する係合部31bを備え、ネジ孔31aを挟んで係合部31bと反対側となる外周の他端側に、可動台4の案内溝42に光軸方向移動可能に嵌挿される嵌挿部31cを備えている。
係合部31bは、この実施形態では、押圧バネ32を保持し、押圧バネ32を介して駆動軸52と摩擦係合している。
嵌挿部31cは、両外側面のそれぞれに突起31dを備え、可動台4の案内溝42の内側面との当接抵抗を小さくできるようにしている。
押圧バネ32は、所定幅の長尺状の板バネを折り返すようにして形成されており、一端側に、駆動軸52を受けるV状の軸受け部32aと、軸受け部32aに駆動軸52を押し付ける押圧部32bとを備え、他端側に折り返し部32cを備えている。
そして、この押圧バネ32は、軸受け部32aがレンズ保持枠31の係合部31bを外周側から覆うように配設されてレンズ保持枠31に保持されている。
圧電アクチュエータ5は、レンズ保持部材3を光軸方向に駆動させるためのもので、図1、図2、図5(b)に示すように軸方向に伸縮する電気機械変換素子である圧電素子51と、圧電素子51の上端面(他端面)に接合された駆動軸52とを備えている。
圧電素子51は、入力の電気エネルギーを圧電効果によって、機械エネルギー、すなわち、機械的な運動に変換する素子であり、ここでは、入力の電気エネルギーを機械的な伸縮運動に変換するものである。このような圧電素子は、積層体と、一対の外部電極とを備えている。
積層体は、圧電材料から成る薄膜状(層状)の圧電層と導電性を有する薄膜状(層状)の内部電極層とを交互に複数積層して成るものである。積層体は、本実施形態では、四角柱形状となっているが、これに限定されるものではなく、例えば、多角柱状や円柱形状等であってよい。
複数の内部電極層は、その一部が互いに対向する一対の外周側面で外部に臨むようにそれぞれ構成されている。一対の外部電極は、積層体における前記一対の外周側面上に積層方向に沿って形成され、前記電気エネルギーを積層体に供給するものであり、前記複数の内部電極と順次交互に接続されている。
圧電材料は、例えば、いわゆるPZT、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、ニオブ酸タンタル酸カリウム(K(Ta,Nb)O)、チタン酸バリウム(BaTiO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)およびチタン酸ストロンチウム(SrTiO)等の無機圧電材料である。
駆動軸52は、軸方向にカーボン繊維が配列するようにして樹脂により円柱状に成形されたCFRP(炭素繊維強化樹脂)からなる。そして、駆動軸52は、その下端面が圧電素子51の上端面に、接着剤(例えばエポキシ系の接着剤)により接着されている。
そして、このように構成された圧電アクチュエータ5は、図5(b)に示すように、圧電素子51の下端面(一端面)51aを可動台4の圧電アクチュエータ固定部44に接着剤によって接着されて固定されている。
又、このように可動台4の圧電アクチュエータ固定部44に固定された圧電アクチュエータ5は、図14に示すように圧電素子51に給電経路54を介して駆動回路55から駆動パルスが供給されるようになっている。
電磁式アクチュエータ6は、可動台4を光軸直交方向に駆動させるためのもので、図1に示すように磁石61、62と、コイル63とを備えている。磁石61、62は、可動台4を固定台2に対して光軸直交方向であるX方向に移動させる一対の第1磁石61と、可動台4を固定台2に対して光軸直交方向且つX方向と直交するY方向に移動させる一対の第2磁石62とを備えている。
第1磁石61は、可動台4の下面における互いに向かい合う左右の対辺4a、4cに、それぞれ、接着剤によって取り付けられている。
第2磁石62は、可動台4の下面における互いに向かい合う前後の対辺4b、4dに、それぞれ、接着剤によって取り付けられている。
又、このようにして可動台4の左辺4aに取り付けられた第1磁石61は、図4に示すように、その一部が圧電アクチュエータ固定部44に保持された圧電素子51の下方側に配置されており、圧電素子51と光軸方向から見てオーバーラップした第1磁石オーバーラップ部61aを有する。
又、可動台4の前辺4bに取り付けられた第2磁石62も、その一部が圧電アクチュエータ固定部44に保持された圧電素子51の下方側に配置されており、圧電素子51と光軸方向から見てオーバーラップした第2磁石オーバーラップ部62aを有する。
又、これらの第1磁石61と第2磁石62とは、第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石オーバーラップ部62aとが圧電素子51の軸心O1に対して点対称になるように配設されている。
コイル63は、図1に示すように、一対の第1磁石61及び一対の第2磁石62のそれぞれと対向するように、固定台2の上面に固定されている。
このように構成されたコイル63に電流が流れていない非駆動時には磁石61、62とコイル63の間には電磁力が発生せず、図13(a)に示すように4本のサスペンションワイヤ22は撓み変形せず、可動台4は移動しない。一方、コイル63に電流が流されると、磁石61、62とコイル63との間に電磁力が発生し、図13(b)に示すように4本のサスペンションワイヤ22は撓み変形し、それに伴い、可動台4は、光軸直交方向に駆動される。
カバー7は、金属板金製であり、図1に示すように中心部に光路となるカバー光路用貫通穴71を備えている。そして、カバー7は、可動台4の柱部40bの上面に載置されるようにして接着され固定されている。
次に、撮像素子8について説明する。撮像素子8は、撮像光学系によって結像された物体(被写体)の光学像における光量に応じてR(赤)、G(緑)、B(青)の各成分の画像信号に光電変換して所定の画像処理回路(不図示)へ出力する素子である。撮像素子8は、例えば、CCD型のイメージセンサや、CMOS型のイメージセンサ等である。
そして、この撮像素子8は、センサ基板81に保持され、センサ基板81を介して、固定台2における可動台4とは反対側の下面側に、固定台光路用貫通穴21を塞ぐように配設されて固定的に装着されている。前記撮像光学系は、1または複数のレンズ(光学素子)91を備え、物体の光学像を撮像素子8の受光面上に結像する。
レンズ91は、例えば、フォーカシング(合焦)を行うために光軸に沿って移動するレンズであってよく、また例えば、ズーミング(変倍)を行うために光軸に沿って移動するレンズであってよい。このようなレンズ91を備える撮像光学系によって物体の光学像が、撮像光学系によりその光軸に沿って撮像素子8の受光面まで導かれ、撮像素子8によって前記物体の光学像が撮像される。
このレンズ91は、この実施形態では、円筒状のレンズバレル9の内部に保持されている。レンズバレル9は、外周に、ネジ部92を備えている。そして、このネジ部92がレンズ保持枠31のネジ孔31aに螺合されることにより、レンズ91がレンズバレル9を介してレンズ保持部材3に保持されている。
次に、本発明のカメラユニット1の光学素子駆動装置10の動作について説明する。圧電アクチュエータ5及び電磁式アクチュエータ6に給電されていない図13(a)の状態から、電磁式アクチュエータ6のコイル63に電流が流されることにより、手振れ補正動作が行われる。
詳しくは、例えば図1の左右両側のコイル63に電流が流されると、図13(b)に示すように、4本のサスペンションワイヤ22がX方向に撓み変形し、それに伴い、可動台4が光軸直交方向であるX方向に駆動される。
一方、例えば前後両側のコイル63に電流が流されると、図示しないが、同様に、4本のサスペンションワイヤ22がY方向に撓み変形し、それに伴い、可動台4が光軸直交方向且つX方向と直交方向であるY方向に駆動される。
一方、圧電アクチュエータ5の圧電素子51に電力が供給されることにより、オートフォーカス動作が次のように行われる。
即ち、圧電アクチュエータ5の圧電素子51に、図14に示すように駆動回路55から、図14に示すような鋸歯状電圧が印加されると、鋸歯状波形の緩やかな立ち上がり部分では、圧電素子51が光軸方向(Z方向)に緩やかに伸び変位し、駆動軸52も同方向に緩やかに変位する。このとき、駆動軸52に摩擦結合しているレンズ保持部材3は、駆動軸52とともに変位する。
鋸歯状波形の急速な立ち下がり部では、圧電素子51が光軸方向に急速に縮み変位し、駆動軸52も同方向に急速に変位する。このとき、駆動軸52に摩擦結合しているレンズ保持部材3は、慣性力で摩擦結合力に打ち勝って駆動軸52との間にすべりを生じてその位置に留まり、実質的に移動しない。
この繰り返しにより、レンズ保持部材3は駆動軸52に沿って、光軸方向に連続的に移動する。
ここで、レンズ保持部材3の光軸方向の移動速度は、駆動軸52の変位振幅に大きく依存する。圧電素子51の伸縮する方向の両端面のそれぞれがどれだけ変位するか、即ち、伸縮量がどう分配されるかは、圧電アクチュエータ5の重心の位置によって決定される。
圧電素子51単体の場合、重心は伸縮方向である軸方向の中央にあり、両端面の変位量は等しくなる。一方、図16に示すように圧電素子51の軸方向の一端に駆動軸52を取り付けるとともに、他端に錘53を取り付け、錘53によって全体の重心Gが錘53寄りにすると、駆動軸52に十分な変位量を与えて安定した高速な駆動を可能にする。
又、例えば図17に示すように錘53の長さ(厚さ)が短くなって錘53の質量が十分でない場合であって、全体の重心Gが駆動軸52寄りになると、錘53の変位が大きくなって駆動軸52の変位が小さくなってしまい、その結果、駆動速度の低下、駆動安定性の低下を招く。
又、圧電アクチュエータ5の駆動波形の周波数が極めて高いため、錘の効果は、動的な振動状態の中で考える必要がある。即ち、圧電素子51と錘53の間に弾性の低い部材が存在した場合にも、錘の機能が損なわれる。このことは、圧電素子51と錘53の間にきわめてバネ定数の低い、弱いバネが挿入された状態を想定すると容易に理解される。
この第1実施形態では、第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aと圧電素子51とが圧電アクチュエータ固定部44を介して固定されており、第1磁石61及び第2磁石62が圧電アクチュエータ5の錘として機能する。
従って、圧電素子51を第1磁石61及び第2磁石62と反対側に効率よく伸縮させることができ、光軸方向の駆動、即ち、オートフォーカス駆動特性を良好なものにできる。
又、その際、圧電アクチュエータ固定部44の厚さt1が可動台本体40aの厚さt2よりも薄く形成されているため、圧電素子51と第1磁石61及び第2磁石62との間に介在するばね定数を、可動台本体40aよりも大きくでき、第1磁石61及び第2磁石62が錘として効果的に機能できる。
次に、第2実施形態のカメラユニットについて、図6に基づいて説明する。第2実施形態のカメラユニットにおける光学素子駆動装置100の可動台104は、先の第1実施形態のものと同様に、可動台本体140aと、柱部140bとを備えている。
柱部140bは、先の第1実施形態のものと同構成を採っているが、この第2実施形態の可動台本体140aは、圧電素子を挿入する挿入孔145を備えている。
この挿入孔145は、柱部140bと可動台光路用貫通穴141と間に、可動台本体140aの上面から下面を貫通するように形成されている。即ち、先の第1実施形態の圧電アクチュエータ固定部44をカットするように形成されている。従って、この第2実施形態では、第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aとが挿入孔145に一部を塞いでおり、挿入孔145を介して可動台本体140aの上方側から見えるようになっている。
そして、圧電アクチュエータ5の圧電素子51は、可動台本体140aの上方側から挿入孔145に挿入され、圧電素子51の一端面51aが第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aとに接着剤によって接着されて固定されている。第2実施形態のカメラユニットの上記以外は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第2実施形態では、圧電素子51の一端面51aが第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aとに直接固定されているため、磁石61、62を圧電アクチュエータ5の錘として、より効率的に機能させることができ、オートフォーカス駆動特性をより一層、良好なものにできる。又、圧電アクチュエータ5の高さをより低くでき、光学素子駆動装置(カメラユニット)全体をより一層、低背化できる。
次に、第3実施形態のカメラユニットについて、図7に基づいて説明する。第3実施形態のカメラユニットでは、第2実施形態の圧電アクチュエータ5の圧電素子51の一端面51aに、板状部材254が付設されている。この板状部材254は、可動台本体240aよりも比重及び弾性率が大きい材料、例えばステンレス鋼板(比重約7.9、縦弾性係数約190Gpa)、リードフレーム用銅合金帯(比重約8.8、縦弾性係数約125Gpa)等から構成され、円形状に形成されている。
光学素子駆動装置200の可動台204は、先の第2実施形態のものと同構成をとっており、可動台本体240aは、圧電素子51と圧電素子51の一端面51aに付設されている板状部材254を挿入する挿入孔245を備えている。
そして、板状部材254は、厚さ方向の一方面が圧電素子51の一端面51aに接着剤によって接着されて固定された状態で可動台本体140aの上方側から挿入孔145に挿入され、板状部材254の厚さ方向の他方面が第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aとに接着されて固定されている。
従って、この実施形態では、圧電素子51の一端面51aは、板状部材254を介して第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aと間接的に固定されている。第3実施形態のカメラユニットの上記以外は、先の第2実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第3実施形態では、圧電素子51の一端面51aが可動台本体(可動台)240aよりも比重及び弾性率の大きい板状部材254を挟んで第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aと第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aとに間接的に固定されているため、板状部材254が磁石と共に圧電アクチュエータの錘として機能し、オートフォーカス駆動特性を、より一層、良好なものにできる。
次に、第4実施形態のカメラユニットについて、図8に基づいて説明する。第4実施形態のカメラユニットにおける光学素子駆動装置300の可動台304は、主として液晶ポリマーなどの樹脂材料で構成されている。その樹脂部分(合成樹脂部)は、先の第3実施形態のものと同構成をとっており、可動台本体340aの樹脂部分は、圧電素子51を挿入する挿入孔345を備えている。
又、可動台本体340aの下面には、板状部材354が付設されている。この第4実施形態の板状部材354は、その全体を表していないが、可動台本体340aの下面のほぼ全体を覆う形状を呈しており、樹脂で形成された挿入孔345に底面を構成する。又、板状部材354は、第1磁石61及び第2磁石62と対向する一方面に、第1磁石61及び第2磁石62を取り付ける磁石取付部354aを備えている。
このように構成された板状部材354は、予めインサート成形等によって可動台本体340aと一体的に形成されている。尚、板状部材354は、先の第3実施形態の板状部材254と同じ材料である。
第1磁石61及び第2磁石62は、板状部材354の磁石取付部354aに接着剤によって取り付けられている。又、圧電アクチュエータ5の圧電素子51は、その一端面51aが挿入孔345に入れられて挿入孔345内で板状部材354の他方面に接着剤によって接着されて固定されている。第4実施形態のカメラユニットの上記以外は、先の第3実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第4実施形態では、先の第3実施形態と同様に、板状部材354が磁石と共に圧電アクチュエータの錘として機能し、オートフォーカス駆動特性を、より一層、良好なものにできる。又、第4実施形態では、第1磁石61及び第2磁石62は、板状部材354の磁石取付部354aに取り付けられるため、液晶ポリマーなどの難接着樹脂製の可動台本体340aに接着する場合に比べて接着強度を得やすい。
次に、第5実施形態のカメラユニットについて、図9〜図11に基づいて説明する。第5実施形態のカメラユニットにおける光学素子駆動装置400の可動台404は、先の第3実施形態のものと同構成をとっており、可動台本体440aは、圧電素子51を挿入する挿入孔445を備えている。
又、図10に示すように圧電アクチュエータ5の圧電素子51の一端面51aに、錘部材454が付設されている。この錘部材454は、圧電素子51の一端面51aに接合される接合部454cと、外周の一方側に形成され第1磁石61の第1磁石オーバーラップ部61aを受容する第1受容部454aと、外周の他方側に形成され第2磁石62の第2磁石オーバーラップ部62aを受容する第2受容部454bとを備えている。
そして、この錘部材454は、接合部454cが圧電素子51の一端面51aに接着剤によって固定されるとともに、第1磁石オーバーラップ部61aが第1受容部454aに、第2磁石オーバーラップ部62aが第2受容部454bとに、それぞれ外周側から受容されて接着剤によって固定される。又、この状態で、第1受容部454aと第2受容部454bとが、圧電素子51の軸心O1に対して線対称になっている。第5実施形態のカメラユニットの上記以外は、先の第3実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第5実施形態では、錘部材454と第1磁石オーバーラップ部61a及び第2磁石オーバーラップ部62aとが、圧電アクチュエータの錘として機能する。従って、錘部材454は、第1受容部454aや第2受容部454bを有しない場合に近いオートフォーカス駆動特性を維持でき、圧電アクチュエータ5の高さを抑えることでき、光学素子駆動装置(カメラユニット)全体を低背化できる。
なお、この錘部材454の第1受容部454a及び第2受容部454bは、上記実施形態では、錘部材454の厚さ方向の一方端面から他方端面にかけて形成されたが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば図10に示すように錘部材454の厚さ方向の一方端面から所定の深さで形成されたが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば図11に示すように錘部材533の厚さ方向の一方端から他方端面にかけて形成されたものでもよい。
次に、第6実施形態のカメラユニットについて、図12に基づいて説明する。第6実施形態のカメラユニットにおける光学素子駆動装置500の可動台504は、先の第3実施形態のものと同構成をとっており、可動台本体540aは、圧電素子51を挿入する挿入孔545を備えている。
又、第1磁石561は、磁石本体5611と、第1オーバーラップ部5612aを有するオーバーラップ片5612と、磁石本体5611とオーバーラップ片5612との間に、仕切り溝5613aを有する境界部5613とを備えている。
第2磁石562は、第1磁石561と同様に、磁石本体5621と、第12オーバーラップ部5622aを有するオーバーラップ片5622と、磁石本体5621とオーバーラップ片5622との間に、仕切り溝5623aを有する境界部5623とを備えている。
これらの仕切り溝5613a、5623aは、互いに同一構成を採っており、それぞれは、磁石本体5611、5621とオーバーラップ片5612、5622の厚さ方向の両面それぞれから所定の幅及び深さで形成されている。この実施形態では、仕切り溝5613a、5623aの幅Lが、0.2mm程度に、深さhが0.1mm程度に形成されている。第6実施形態のカメラユニットの上記以外は、先の第3実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第6実施形態では、仕切り溝によって境界部5613、5623の厚さが磁石本体5611、5621とオーバーラップ片5612、5622の厚さよりも薄く形成されているため、境界部5613、5623の曲げ剛性(断面二次モーメント)が磁石本体5611、5621とオーバーラップ片5612、5622よりも小さく、撓み易い。これにより、圧電素子51を固定するオーバーラップ片5612、5622を、磁石本体5611、5621と振動的に疎遠にでき、有害振動モードの発生を更に有効に抑えることができる。
次に、図18を用いて、カメラユニット1(100、200、300、400、500)を備えたカメラについて説明する。この実施形態では、カメラは、カメラ付携帯電話機700として実施されている。
カメラ付携帯電話機700は、携帯電話機本体701と、カメラユニット1(100、200、300、400、500)とを備えている。カメラユニット1(100、200、300、400、500)は、上述のものと同構成を採るものである。
携帯電話機本体701は、所定の情報を表示する表示部751や、図示しないが、所定の指示の入力を受け付ける入力操作部、携帯電話網を用いて通信を行って電話機能を実現する通信部等を備えている。
又、携帯電話機本体701は、撮像機能のために、図19に示すように画像生成部731、制御部732、記憶部733およびインタフェース部(I/F部)734を備えている。
画像生成部731は、撮像素子8からのアナログ出力信号に対し、増幅処理、デジタル変換処理等を行うと共に、画像全体に対して適正な黒レベルの決定、γ補正、ホワイトバランス調整(WB調整)、輪郭補正および色ムラ補正等の周知の画像処理を行って、画像信号から画像データを生成する。画像生成部731で生成された画像データは、記憶部733に記憶される。
制御部732は、例えばマイクロプロセッサおよびその周辺回路などを備えて構成され、カメラユニット1、画像生成部731、記憶部733およびI/F部734の各部の動作をその機能に従って制御する。
記憶部733は、被写体の静止画撮影または動画撮影によって生成された画像データを記憶する記憶回路であり、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)や、RAMなどを備えて構成される。つまり、記憶部733は、静止画用および動画用のメモリとしての機能を有する。
I/F部734は、外部機器と画像データを送受信するインタフェースであり、例えば、USBやIEEE1394などの規格に準拠したインタフェースである。
次に、光学素子駆動装置を備えた光照射装置800について、図20〜図22に基づいて説明する。光照射装置800は、光学素子駆動装置810と、光源808と、レンズ(光学素子)91とを備えている。
光学素子駆動装置810は、上述の第1実施形態の光学素子駆動装置10と略同構成を採っており、固定台802と、レンズ保持部材803と、可動台804と、圧電アクチュエータ5と、電磁式アクチュエータ6と、カバー807とを備えている。
この光学素子駆動装置810の固定台802は、この実施形態では、円板状を呈するものから構成されている。
又、可動台804は、可動台本体840aと、枠部840bとを備えている。可動台本体840aは、可動台光路用貫通穴841と、圧電アクチュエータ5の圧電素子51を挿入する挿入孔845とを備えている。
枠部840bは、可動台本体840aの略全体を囲むように可動台本体840aの外周縁の略全体から上方に延設されている。
圧電アクチュエータ5及び電磁式アクチュエータ6は、先の第1実施形態の光学素子駆動装置10のものと略同構成を採っている。
ただし、この実施形態では、電磁式アクチュエータ6における右側の第1磁石61が、可動台本体840aの挿入孔845を塞ぐように可動台本体840aの下面に固定されており、挿入孔845に挿入された圧電アクチュエータ5の圧電素子51の一端面51a全体とオーバーラップするオーバーラップ部861aを備えている。そして、この第1磁石61のオーバーラップ部861aと圧電アクチュエータ5の圧電素子51の一端面51aとが接着剤によって接着されて固定されている。
従って、この実施形態では、電磁式アクチュエータ6における右側の第1磁石61だけがオーバーラップ部861aを備え、第2磁石62は、オーバーラップ部を有していない。
レンズ91は、レンズ保持部材803内に保持されている。又、光源808は、放熱板881に保持され、放熱板881を介して固定台802に固定されている。
以上のように光照射装置800を構成することにより、光軸方向駆動用の磁石を不要にでき、良好な光軸直交方向の駆動がえられる。又、圧電アクチュエータの圧電素子に接合した駆動軸に沿ってレンズ保持部材を移動させることで、圧電アクチュエータとは別途に直進案内軸を不要にでき、小型化を図り得る光照射装置にできる。
又、電磁式アクチュエータの磁石を圧電アクチュエータの錘として機能させることができ、光軸方向の駆動特性を良好なものにできるとともに、圧電アクチュエータの高さを低くでき、光照射装置全体を低背化でき小型化を図ることができる。
この実施様態では、光照射装置では、光源808はレーザーダイオードであり、出射された光は、レンズ91の作用によりスクリーンなどの面上に輝点を形成する。レンズ91の光軸方向への移動により輝点の大きさを変更することが可能である。また、レンズ91の光軸直交方向への駆動によりスクリーン上に形成される輝点位置を移動させることが出来、例えばレーザーポインタなどでは、手ぶれによる輝点のぶれを軽減したり、コイル63への通電を制御することにより、輝点を走査させて、任意のパターン、例えば矢印などを描画することが出来る。
なお、光源808は、光源に照明された液晶パネルなどの光変調素子としても良い。
1 カメラユニット
2 固定台
3 レンズ保持部材
4 可動台
5 圧電アクチュエータ
6 電磁式アクチュエータ
8 撮像素子
10 光学素子駆動装置
51 圧電素子(電気機械変換素子)
61 第1磁石
62 第2磁石
61a 第1磁石オーバーラップ部
62a 第2磁石オーバーラップ部
63 コイル
91 レンズ(光学素子)

Claims (11)

  1. 固定台と、
    1又は複数の光学素子を保持する光学素子保持部材と、
    前記光学素子保持部材を光軸方向に移動可能に保持し、前記固定台に前記光軸の直交方向に移動可能に支持された可動台と、
    前記固定台に保持されたコイル及び前記可動台に保持された磁石を有し、前記コイルと前記磁石とによって、前記可動台を前記固定台に対して前記直交方向に駆動させる電磁式アクチュエータと、
    前記可動台に保持され、前記光学素子保持部材を前記可動台に対して前記光軸方向に駆動させる圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータは、前記光軸方向に伸縮する前記電気機械変換素子を備え、
    前記電気機械変換素子は、前記伸縮する方向の一端面の一部又は全体が前記光軸方向からみて前記磁石の一部とオーバーラップするように配置されるとともに、前記オーバーラップするように配置された前記一端面の一部又は全体が前記磁石に固定されるように構成されていることを特徴とする光学素子駆動装置。
  2. 前記可動台は、板状の可動台本体と、前記可動台本体に形成され前記電気機械変換素子を固定した電気機械変換素子固定部とを備え、
    前記電気機械変換素子固定部は、前記可動台本体における前記電気機械変換素子固定部以外の他の部分よりも厚さが薄く形成され、
    前記磁石の一部は、前記電気機械変換素子固定部の厚さ方向の一方側に配置され、
    前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記電気機械変換素子固定部を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子駆動装置。
  3. 前記可動台には、前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔が形成され、
    前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部又は全体を塞ぐように配置され、
    前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記挿入孔を塞いだ前記磁石の一部と直接固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子駆動装置。
  4. 前記電気機械変換素子の一端面に固定され、前記可動台よりも比重及び弾性率の大きい板状の板状部材を、更に備え、
    前記可動台には、前記電気機械変換素子と前記板状部材を挿入する挿入孔が形成され、
    前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部又は全体を塞ぐように配置され、
    前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記板状部材を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子駆動装置。
  5. 前記可動台は、金属製の板状部材と合成樹脂部とをインサート成型にて形成されており、
    前記板状部材を構成する金属材料は、前記樹脂部を構成する合成樹脂材料よりも大きい比重と弾性率を有し、
    前記合成樹脂部には、前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔が形成され、
    前記板状部材は、前記板状部材の厚さ方向の一方面が前記合成樹脂部から露出して、前記磁石を取り付ける磁石取付部を備え、
    前記板状部材の厚さ方向の他方面は、前記合成樹脂部の前記圧電アクチュエータを挿入する挿入孔の底に露出し、
    前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記板状部材を挟んで前記磁石の一部と間接的に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子駆動装置。
  6. 前記電気機械変換素子の一端面に固定され、前記可動台よりも比重の大きい錘部材を、更に備え、
    前記可動台には、前記電気機械変換素子を挿入する挿入孔が形成され、
    前記磁石の一部は、前記挿入孔の一部を塞ぐように配置され、
    前記錘には、前記挿入孔の一部を塞いだ前記磁石の一部を受容する受容凹部が形成され、
    前記受容凹部は、前記錘の外周面から窪まされるように形成され、
    前記電気機械変換素子の一部又は全体は、前記受容凹部に受容した前記磁石の一部と直接に、又は前記錘を介して間接的に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子駆動装置。
  7. 前記磁石は、前記可動台を前記固定台に対して前記光軸の直交方向であるX方向に移動させる第1磁石と、前記可動台を前記固定台に対して前記光軸の直交方向且つ前記X方向に直交するY方向に移動させる第2磁石とを備え、
    前記第1磁石は、前記電気機械変換素子とオーバーラップする第1オーバーラップ部を備え、
    前記第2磁石は、前記電気機械変換素子とオーバーラップする第2オーバーラップ部とを備え、
    前記第1オーバーラップ部と第2オーバーラップ部とは、前記電気機械変換素子の軸心に対して点対称又は線対称になるように形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の光学素子駆動装置。
  8. 前記磁石は、磁石本体と、前記電気機械変換素子とオーバーラップ部を有するオーバーラップ片と、前記磁石本体とオーバーラップ片との境界に形成された仕切り溝とを備え、
    前記仕切り溝は、その厚さが前記磁石本体及びオーバーラップ片の厚さよりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の光学素子駆動装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の光学素子駆動装置と、
    前記固定台に装着され、光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、
    1又は複数の光学素子を備え、物体の光学像を前記撮像素子の受光面上に結像する撮像光学系とを備え、
    前記撮像光学系における1又は複数の光学素子のうちの光軸方向に沿って移動する光学素子は、前記光学素子駆動装置の光学素子保持部材に取り付けられていること
    を特徴とするカメラユニット。
  10. 請求項9に記載のカメラユニットと、
    前記撮像素子から取り込んだ前記電気的な信号に所定の画像処理を行って画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部で生成した画像を記憶する記憶部と、
    前記画像をカメラ外部に送信するインターフェイス部と、
    を備えていることを特徴とするカメラ。
  11. 請求項1〜8の何れか一項に記載の光学素子駆動装置と、
    前記レンズ保持枠に取り付けられた1又は複数の光学素子と、
    前記固定台に装着された光源と、
    を備えていることを特徴とする光照射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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