JP2015152471A - 液体採取装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、この発明に係る液体採取装置(前者の発明)は、採取対象の液体を時系列に分離して採取する液体採取装置であって、予め作成されたスケジュールを読み込んで、そのスケジュールにしたがって前記液体を採取する採取手段と、そのスケジュールを任意のタイミングで一時的に中断する中断手段とを備えるものである。
すなわち、この発明に係る液体採取装置(後者の発明)は、採取対象の液体を時系列に分離して採取する液体採取装置であって、分離採取された前記液体を滴下する滴下手段と、当該滴下手段から滴下した液体を収容する容器と、前記液体を前記容器に滴下したことを検知する検知手段と、当該検知手段での検知結果に基づいて前記液体を前記容器に正常に採取したか否かを判断する判断手段とを備えることを特徴とするものである。
また、この発明に係る液体採取装置(後者の発明)によれば、採取対象の液体を容器に滴下したことを検知手段が検知し、当該検知手段での検知結果に基づいて液体を容器に正常に採取したか否かを判断手段が判断すれば、データの欠落を最小限に抑えることができる。
図1は、各実施例に係る採血装置の概略斜視図であり、図2は、各実施例に係る採血装置の測定部および操作部のブロック図であり、図3は、測定部の撮像部におけるスキャナの概略斜視図である。後述する実施例2も含めて、本実施例1では、採取対象の液体として血液を例に採って説明するとともに、液体採取装置として採血装置を例に採って説明する。
スケジュールの採血予定時刻に到達したか否かを判断する。採血予定時刻に到達していなければステップS1をループして、採血予定時刻に到達するまで待機する。
ステップS1で採血予定時刻に到達した場合には、その時点で操作者によって出力モニタ56の中断ボタン56Bが既にクリックされている際には、コントローラ54(図5を参照)は、採血を一時的に中断(一時停止)すると判断して、次のステップS3に移行する。一方、操作者によって出力モニタ56の中断ボタン56Bがクリックされていない際には、採血予定時刻で採血するためにステップS4に移行する。つまり、一時停止中にスケジュールの採血予定時刻に到達した場合には、採血を行わずに一時停止状態をそのまま継続する。採血のトラブルが解消したら、操作者は出力モニタ56の再開ボタン56Cをクリックすることにより、コントローラ54は次のステップS3で一時停止を解除して採血を再開する。
ステップS2で一時停止中であるとコントローラ54(図5を参照)によって判断された場合には、採血のトラブルが解消して操作者によって出力モニタ56の再開ボタン56Cがクリックされている際には、コントローラ54は、一時停止を解除して採血を再開すると判断して、ステップS6に移行する。一方、操作者によって出力モニタ56の再開ボタン56Cがクリックされていない際には、再開の目途が立っていないとしてステップS8に移行する。
ステップS2で一時停止中でないとコントローラ54(図5を参照)によって判断された場合には、採血予定時刻で採血する。
ステップS4の採血において、「課題を解決するための手段」の欄でも述べたように、血液の凝固などによる詰まり、あるいはマウスのトラブル(マウスの動脈に挿入したカテーテル14(図1を参照)の挿入の失敗)などにより、スケジュールの採血予定時刻に採血が失敗する場合がある。また、微小流体素子40(図1を参照)に血液が採取されたとしても、主流路13(図1を参照)やノズル23(図1や図6を参照)における血液の凝固などによる詰まりで滴下が失敗する場合がある。採血が失敗する場合や滴下が失敗する場合のいずれの場合であっても、血液が円板24(図1や図3や図4や図6を参照)に滴下されなくなる。よって、検知部60(図6を参照)で血液を円板24に正常に採取したか否かを判断する。検知部60で滴下失敗であると検知した場合には、検知結果をコントローラ54(図5を参照)に送り込んで、コントローラ54は滴下失敗であると判断して、次のステップS6に移行する。一方、検知部60で滴下が正常に行われたと検知した場合には、検知結果をコントローラ54に送り込んで、コントローラ54は滴下正常であると判断して、ステップS8に移行する。
ステップS5で滴下失敗であるとコントローラ54(図5を参照)によって判断された場合には、次回の採血までに採血が可能か否かを判断して、採血が可能であれば、コントローラ54はやり直し可能であると判断して、次のステップS7に移行する。一方、次回の採血までに採血が可能でないならば、コントローラ54はやり直し可能でないと判断して、ステップS8に移行する。次回の採血までに採血が可能か否かの判断を、例えば次回の採血までの時間に関する閾値を設定して、その閾値に基づいて行えばよい。つまり、閾値未満であれば次回の採血までの時間に余裕がなく採血が可能でないと判断する。一方、閾値以上であれば次回の採血までの時間に余裕があり採血が可能であると判断して、再開直後に一時停止中に行われなかった採血のやり直しを行う。
ステップS6でやり直し可能であるとコントローラ54(図5を参照)によって判断された場合には、採血をやり直す。
スケジュールで定められた採血回数に達したか否かをコントローラ54(図5を参照)が判断し、採血回数に達した場合には全ての採血が終了したとコントローラ54は判断して、次のステップS9に移行する。一方、採血回数に達していない場合には次の採血を行うためにステップS1に戻って、次回の採血予定時刻に到達したか否かを判断する。
ステップS8で全ての採血が終了したとコントローラ54(図5を参照)によって判断された場合には、ステップS7で採血のやり直しを行った際には、予め作成されたスケジュールと異なるタイミングで採血を行っているので、採血した時刻をリストとして出力モニタ56に出力すればよい。そのためには、当該リストをリストメモリ部53B(図5を参照)に書き込んで記憶(保存)する。そして、適宜、必要に応じて(特に図10のグラフの作成時に)リストメモリ部53Bから読み出して、実際の正しい時刻でデータをグラフにプロットすればよい。
図9は、実施例2に係る実施例2に係る一連の処理の流れを示したフローチャートである。上述した実施例1と共通する箇所については、同じ符号を付して、その説明を省略するとともに、図示を省略する。
上述した実施例1のステップS1と同じである。
上述した実施例1のステップS2と同じである。ただし、採血を一時的に中断(一時停止)すると判断した場合には、ステップS4(採血)をスキップして、ステップS8に移行する。一方、採血を一時的に中断(一時停止)しない場合には、次のステップS4に移行する。
上述した実施例1のステップS4と同じである。ただし、採血予定時刻で採血した後は、上述した実施例1のステップS5(滴下失敗?)の判断やステップS6(やり直し可能?)の判断やステップS7(採血のやり直し)を行わずに、次のステップS8に移行する。
上述した実施例1のステップS8と同じである。なお、本実施例2ではステップS7(採血のやり直し)を行わないので、予め作成されたスケジュールと同じタイミングで採血を行っているので、採血した時刻をリストとして出力モニタ56(図5や図8を参照)に出力するステップS9(採血時刻のリストの保存)を行わない。
23 … ノズル
24 … 円板
54 … コントローラ
56 … 出力モニタ
60 … 検知部
Claims (9)
- 採取対象の液体を時系列に分離して採取する液体採取装置であって、
予め作成されたスケジュールを読み込んで、そのスケジュールにしたがって前記液体を採取する採取手段と、
そのスケジュールを任意のタイミングで一時的に中断する中断手段と
を備えることを特徴とする液体採取装置。 - 請求項1に記載の液体採取装置において、
前記中断手段で中断されたスケジュールを任意のタイミングで再開する再開手段を備えることを特徴とする液体採取装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体採取装置において、
前記中断手段で中断している間に採取タイミングが来ても前記液体の採取を行わずに、その後で再開した時に採取をやり直すリスタート手段を備えることを特徴とする液体採取装置。 - 採取対象の液体を時系列に分離して採取する液体採取装置であって、
分離採取された前記液体を滴下する滴下手段と、
当該滴下手段から滴下した液体を収容する容器と、
前記液体を前記容器に滴下したことを検知する検知手段と、
当該検知手段での検知結果に基づいて前記液体を前記容器に正常に採取したか否かを判断する判断手段と
を備えることを特徴とする液体採取装置。 - 請求項4に記載の液体採取装置において、
予め作成されたスケジュールを読み込んで、そのスケジュールにしたがって前記液体を採取する採取手段と、
そのスケジュールを一時的に中断する中断手段と
を備え、
前記判断手段で前記液体を前記容器に正常に採取しなかったと判断した場合に前記中断手段は前記スケジュールを一時的に中断することを特徴とする液体採取装置。 - 請求項5に記載の液体採取装置において、
前記中断手段で中断されたスケジュールを再開する再開手段を備え、
前記判断手段で前記液体を前記容器に正常に採取しなかったと判断し、次回の採取までに採取が可能でないと判断した場合に、前記再開手段は前記スケジュールを再開することを特徴とする液体採取装置。 - 請求項5または請求項6に記載の液体採取装置において、
前記中断手段で中断している間に採取タイミングが来ても前記液体の採取を行わずに、その後で再開した時に採取をやり直すリスタート手段を備え、
前記判断手段で前記液体を前記容器に正常に採取しなかったと判断し、次回の採取までに採取のやり直しが可能であると判断した場合に、前記リスタート手段は採取をやり直すことを特徴とする液体採取装置。 - 請求項3または請求項7に記載の液体採取装置において、
前記リスタート手段による採取をやり直すか否かを設定する設定手段を備えることを特徴とする液体採取装置。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の液体採取装置において、
前記液体を採取した時刻をリストとして出力する出力手段を備えることを特徴とする液体採取装置。
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JP2019047893A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 指採血装置 |
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