JP2015150142A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光板48に発光状態で大きな見栄えの差が生じることを解消する。【解決手段】遮蔽板36はユニット台板31のガイド孔32をユニット台板31の後方から塞ぐものであり、遮蔽板36およびユニット台板31は有色不透明な色彩に設定されている。従って、発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間に発光状態で大きな見栄えの差が生じることが解消される。【選択図】図4
Description
本発明は装飾発光部材を備えた遊技機に関する。
特許文献1には側面から光が進入することで発光する装飾発光部材を備えた遊技機が記載され、特許文献2には移動部材を貫通孔に沿って移動操作することで移動部材から装飾可動部材に動力を伝達して装飾可動部材を動作させる遊技機が記載されている。
装飾発光部材および装飾可動部材の双方を用いた場合には両者間の配置のレイアウトによっては装飾発光部材の後方に貫通孔が位置することがある。
ここで、後方から光が入射される装飾発光部材の場合には、装飾発光部材の後方に白色の発光基板が配置され、発光基板の光源から装飾発光部材に向けて光が投射される。従って、装飾発光部材の全領域が後方から発光基板で覆われるので、遊技者の目線での装飾発光部材の発光状態での見栄えが後方の影響を受け難くなる。
ここで、後方から光が入射される装飾発光部材の場合には、装飾発光部材の後方に白色の発光基板が配置され、発光基板の光源から装飾発光部材に向けて光が投射される。従って、装飾発光部材の全領域が後方から発光基板で覆われるので、遊技者の目線での装飾発光部材の発光状態での見栄えが後方の影響を受け難くなる。
これに対し、側面から光が入射される装飾発光部材に場合には、装飾発光部材の側面側に発光基板が配置されたり、装飾発光部材の後方に発光基板が配置される場合でも装飾発光部材の側面近傍の一部領域を覆うように配置されるに過ぎず、遊技者の目線での装飾発光部材の発光状態での見栄えが後方の影響を受け易くなる。従って、装飾発光部材の後方に貫通孔が存在する場合には装飾発光部材のうち貫通孔の前方に位置する部分および位置しない部分間で見栄えに大きな差が生じてしまう。
本発明の遊技機は次の[1]装飾発光部材〜[3]覆い部材を備えたものである。
[1]装飾発光部材は側面から光が入射されて発光する透光性のものであり、図6の発光板48は装飾発光部材に相当する。
[2]後部材は装飾発光部材の後方に設けられたものであり、装飾発光部材の後方に位置して前後方向に貫通する貫通孔を有する不透明なものである。図3のユニット台板31は後部材に相当し、図3のガイド孔32は貫通孔に相当する。
[3]覆い部材は装飾発光部材の後方で後部材の貫通孔を覆う不透明なものであり、図4の遮蔽板36および図11の遮蔽板62のそれぞれは覆い部材に相当する。
[1]装飾発光部材は側面から光が入射されて発光する透光性のものであり、図6の発光板48は装飾発光部材に相当する。
[2]後部材は装飾発光部材の後方に設けられたものであり、装飾発光部材の後方に位置して前後方向に貫通する貫通孔を有する不透明なものである。図3のユニット台板31は後部材に相当し、図3のガイド孔32は貫通孔に相当する。
[3]覆い部材は装飾発光部材の後方で後部材の貫通孔を覆う不透明なものであり、図4の遮蔽板36および図11の遮蔽板62のそれぞれは覆い部材に相当する。
装飾発光部材の後方に貫通孔が存在する場合であっても貫通孔の前方に位置する部分および位置しない部分間で装飾発光部材の見栄えに大きな差が生じることが解消される。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面が開口する縦長な四角筒状をなすものであり、外枠1には内枠2が装着されている。この内枠2は前面および後面が開口する縦長な四角筒状をなすものであり、内枠2の前端部は外枠1の前端面に対して前へ突出し、内枠2のうち前端部を除いた残りの部分は外枠1内に収納されている。この内枠2の下端部には下皿板3が固定されている。この下皿板3は内枠2の前端面に対して前へ突出するものであり、下皿板3には下皿4および発射ハンドル5が装着されている。
内枠2には、図1に示すように、扉枠6が装着されている。この扉枠6は内枠2の前端面に対して前へ突出するものであり、下皿板3の上側に配置されている。この扉枠6は開口部を有する枠状をなすものであり、扉枠6には扉枠6の開口部を塞ぐ透明な窓7が固定されている。この扉枠6の下端部には上皿8が固定されている。この上皿8は遊技球を貯留するものであり、発射ハンドル5が操作された状態では上皿8内の遊技球が弾き出される。
内枠2には、図2に示すように、遊技板9が支持されている。この遊技板9は扉枠6の後方に配置されたものであり、扉枠6の窓7は遊技板9を前から視識可能に覆っている。この遊技板9は透明な合成樹脂を材料とする透光性を有するものであり、遊技板9の前面には外レール10と内レール11と球止めゴム12が固定されている。この遊技板9の前面には発射通路13および遊技領域14が形成されている。発射通路13は外レール10および内レール11間の円弧状の通路であり、遊技領域14は外レール10と内レール11と球止めゴム12で囲まれた領域のうち発射通路13を除く残りの円形状の領域であり、上皿8内の遊技球が弾き出された場合には発射通路13を通して遊技領域14内に放出される。この遊技領域14内には複数の障害釘が固定されており、発射通路13から遊技領域14内に放出された遊技球は障害釘に当りながら遊技領域14内を落下する。
遊技板9には、図2に示すように、始動口15が固定されている。この始動口15は遊技板9の前面に対して前へ突出するものであり、遊技領域14内に配置されている。この始動口15は遊技球が上面から入賞可能なポケット状をなすものであり、遊技球が始動口15内に入賞した場合には大当りおよび外れのいずれであるかが判定される。
遊技板9には、図2に示すように、表示台板16が固定されており、表示台板16には図柄表示器17が固定されている。この図柄表示器17はカラー液晶表示器からなるものであり、遊技球が始動口15内に入賞したことに応じて大当りおよび外れのいずれであるかが判定された場合には図柄表示器17に図柄遊技の映像が表示開始される。この図柄遊技の映像は図柄要素を横3列に変動表示した後に停止表示するものであり、各列の図柄要素の変動表示は図柄要素の種類を(1)(2)(3)(4)(1)・・・の循環的な一定順序で変化させることで行われ、各列の図柄要素の停止表示は図柄要素の種類の変化を(1)〜(4)のいずれか1つで停止させることで行われる。
3列の図柄要素は1番目が左列で2番目が右列で3番目が中列の順に停止表示されるものであり、3列の図柄要素が停止表示された場合には大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せのいずれかとなる。大当りの組合せは3列の図柄要素が相互に同一な組合せであり、大当りと判定された場合には3列の図柄要素が大当りの組合せとなる。外れリーチの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一で中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれと異なる組合せであり、完全外れの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に異なる組合せであり、外れと判定された場合には3列の図柄要素が外れリーチの組合せまたは完全外れの組合せとなる。
遊技板9には、図2に示すように、遊技領域14内に位置して特別入賞口18が固定されている。この特別入賞口18は遊技球が前面から入賞可能な箱状をなすものであり、特別入賞口18には扉19が軸20を中心に回転可能に装着されている。この扉19は垂直な閉鎖状態となることで特別入賞口18の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖するものであり、軸20を中心に前方へ水平に倒れた開放状態に回転することで特別入賞口18の前面を遊技球が入賞可能に開放する。
図柄表示器17に図柄遊技の映像で3列の図柄要素が大当りの組合せで停止表示された場合には大当りラウンドが開始される。この大当りラウンドは特別入賞口18を開放状態とするものであり、特別入賞口18内に限度個数の遊技球が入賞した場合または特別入賞口18の開放時間が限度時間に到達した場合に特別入賞口18が閉鎖状態となることで終了する。この大当りラウンドは一定回数だけ繰返されるものであり、一定回数の大当りラウンドの繰返しを大当り遊技と称する。
遊技板9の後方には、図2に示すように、賞球払出し装置21が固定されている。この賞球払出し装置21はパルスモータを有するものであり、遊技球が始動口15内に入賞した場合および特別入賞口18内に入賞した場合のそれぞれにはパルスモータの回転軸が回転操作されることで上皿8内に一定個数の遊技球が賞品として払出され、上皿8内から遊技球が溢れた場合には当該遊技球が下皿4内に供給される。
遊技板9の後方には、図2に示すように、レベルゲージユニット30が配置されている。このレベルゲージユニット30は装飾図柄遊技の映像を視覚的に演出するものであり、前から窓枠6の窓7および遊技板9を通して視認可能にされている。このレベルゲージユニット30の詳細構成は次の通りである。
遊技板9の後方には、図3に示すように、ユニット台板31が固定されている。このユニット台板31は有色不透明な黒色の合成樹脂を材料とするものであり、遊技板9の左端部に配置されている。このユニット台板31は扉枠6の窓7および透明な遊技板9を通して視認可能にされたものであり、ユニット台板31にはガイド孔32が形成されている。このガイド孔32はユニット台板31を前後方向に貫通するものであり、上下方向へ延びる円弧状をなしている。
ユニット台板31のガイド孔32内には、図3に示すように、黒色のスライド片33が挿入されている。このスライド片33はガイド孔32に沿う円弧状をなすものであり、ガイド孔32に比べて円周方向の長さ寸法が短く設定されている。このスライド片33はガイド孔32に沿って上下方向へ円弧状の軌跡で移動可能にされたものであり、スライド片33の後端部はユニット台板31の後面に対して後へ突出している。
スライド片33の後端部には、図4に示すように、移動板34が固定されている。この移動板34は有色不透明な黒色の合成樹脂を材料とするものであり、移動板34の色彩はユニット台板31の色彩と同一に設定されている。この移動板34は円弧状をなすものであり、ユニット台板31の後方に配置されている。この移動板34の径方向の幅寸法はガイド孔32に比べて大きく設定されており、移動板34の内周面はガイド孔32の内周面に対して内周側へ突出し、移動板34の外周面はガイド孔32の外周面に対して外周側へ突出している。
移動板34には、図4に示すように、機構板35が固定されている。この機構板35は有色不透明な黒色の合成樹脂を材料とするものであり、機構板35の色彩はユニット台板31および移動板34のそれぞれの色彩と同一に設定されている。この機構板35はユニット台板31の後方に配置されたものであり、図3に示すように、ユニット台板31に対して後から重なる重合部およびユニット台板31に対して右側へ突出する突出部を有している。この機構板35は移動板34およびスライド片33と一体的にガイド孔32に沿って移動可能にされたものであり、図4の符号36は移動板34および機構板35からなる遮蔽板を示している。
機構板35には、図4に示すように、演出モータ37が固定されている。この演出モータ37はパルスモータからなるものであり、前後方向へ延びる回転軸を有している。この機構板35には、図3に示すように、ジョイント38が回転可能に挿入されている。このジョイント38は機構板35を前後方向に貫通する円筒状をなすものであり、機構板35の突出部に配置されている。このジョイント38の後端部には、図4に示すように、機構板35の後方に位置してギア部39が形成され、ジョイント38のギア部39は複数のギアからなる減速ギア機構40を介して演出モータ37の回転軸に連結されている。
ジョイント38の前端部には、図5に示すように、ベース板41が固定されており、ベース板41には、図6に示すように、有色不透明な演出部材42が固定されている。この演出部材42は後面が開口する容器状をなすものであり(図10参照)、ベース板41は演出部材42の後面を塞ぐ底板として機能している。これらベース板41および演出部材42は遊技板9の後方でユニット台板31の前方に配置されたものであり、演出部材42は扉枠6の窓7および遊技板9を通して視認可能にされている。
演出部材42は、図6に示すように、人の手を模したものであり、演出モータ37が電気的に制御されることに応じて演出停止状態および演出状態間でジョイント38を中心に回転操作される。図6の実線は演出部材42を演出停止状態で示すものであり、演出部材42は演出停止状態で図柄表示器17とは異なる方向を指す。図7の二点鎖線は演出部材42を演出状態で示すものである。この演出部材42は演出状態で図柄表示器17を指すものであり、演出状態で図柄表示器17が手指で指された印象を遊技者に与える。
ユニット台板31には、図3に示すように、ガイド孔32の左側に位置してLED基板43が固定されている。このLED基板43はユニット台板31に比べて前方で演出部材42に比べて後方に配置されたものであり、LED基板43の前面には複数の1段階LED44と複数の2段階LED45と複数の3段階LED46と複数の4段階LED47が搭載されている。これら複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47のそれぞれは左から右へLED基板43の前面に沿って光を投射するサイドビュータイプのものであり、複数の1段階LED44は複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47のうちで最も低所にかためて配置され、複数の2段階LED45は複数の1段階LED44の上にかためて配置され、複数の3段階LED46は複数の2段階LED45の上にかためて配置され、複数の4段階LED47は複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47のうちで最も高所にかためて配置されている。
ユニット台板31には、図6に示すように、発光板48が固定されている。この発光板48はユニット台板31と移動板34と機構板35のそれぞれに比べて透光性が高い透明な合成樹脂を材料とするものであり、前面および後面を有する平板状をなしている。この発光板48はLED基板43の前面に前から重ねられたものであり、複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47は発光板48の蛇行状の左側面に左から隙間を介して対向している。この発光板48はユニット台板31のガイド孔32を前から塞ぐものでもあり、発光板48の前面には鋸状のフレネルカットが施されている。
複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47には、図6に示すように、前から装飾シート49が被せられている。この装飾シート49は透明シートに金色の色彩で絵柄を形成したものであり、被覆部および装飾部を有している。被覆部は装飾シート49の左半部に設定されたものであり、全域が隙間なく金色の色彩に設定されている。この被覆部は複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47を前から視認不能に隠すものであり、複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47から投射された光が前に漏れないように当該光を反射する。装飾部は装飾シート49のうち被覆部を除く残りの部分であり、装飾シート49の右半部に設定されている。この装飾部は金色の色彩で網目状に着色されたものであり、光を透過可能に設定されている。この装飾部は発光板48の前面に貼付されており、発光板48を前から装飾している。
発光板48には、図6に示すように、1段階領域50と2段階領域51と3段階領域52と4段階領域53が設定されている。1段階領域50は発光板48のうち複数の1段階LED44の右側に設定された領域であり、複数の1段階LED44が点灯状態とされた場合には複数の1段階LED44から発光板48の左側面を通して1段階領域50内に光が進入することに応じて1段階領域50が発光する。2段階領域51は発光板48のうち複数の2段階LED45の右側に設定された領域であり、複数の2段階LED45が点灯状態とされた場合には複数の2段階LED45から発光板48の左側面を通して2段階領域51内に光が進入することに応じて2段階領域51が発光する。
3段階領域52は、図6に示すように、発光板48のうち複数の3段階LED46の右側に設定された領域であり、複数の3段階LED46が点灯状態とされた場合には複数の3段階LED46から発光板48の左側面を通して3段階領域52内に光が進入することに応じて3段階領域52が発光する。4段階領域53は発光板48のうち複数の4段階LED47の右側に設定された領域であり、複数の4段階LED47が点灯状態とされた場合には複数の4段階LED47から発光板48の左側面を通して4段階領域53内に光が進入することに応じて4段階領域53が発光する。
ユニット台板31には、図4に示すように、パルスモータからなる演出モータ54が固定されている。この演出モータ54はユニット台板31の後方に配置されたものであり、前後方向へ延びる回転軸を有している。この演出モータ54の回転軸には減速ギア機構55を介して有色不透明な黒色のラック56が連結されている。この減速ギア機構55は複数のギアからなるものであり、演出モータ54の回転力をラック56に減速して伝達する。このラック56は移動板34の後面に固定されたものであり、移動板34および機構板35からなる遮蔽板36は演出モータ54が電気的に制御されることに応じてガイド孔32に沿う円形軌跡で演出部材42と共に移動する。
演出部材42には零段階位置と1段階位置と2段階位置と3段階位置と4段階位置が設定されており、演出部材42は今回の図柄遊技の映像で3列の図柄要素がリーチ状態とならない場合には零段階位置に静止する。このリーチ状態とは中列の図柄要素が停止表示される前の左列の図柄要素および右列の図柄要素が同一な組合せであり、演出部材42は零段階位置で演出停止状態とされる。この演出部材42は今回の図柄遊技の映像で3列の図柄要素がリーチ状態となる場合に零段階位置から1段階位置と2段階位置と3段階位置と4段階位置のいずれかに演出停止状態で移動操作されるものであり、演出部材42の移動操作は今回の図柄遊技の映像で左列の図柄要素が停止表示される前に行われる。この演出部材42は零段階位置から1段階位置〜4段階位置のいずれかに移動操作された場合に演出停止状態から演出状態に回転操作されるものであり、リーチ状態で中列の図柄要素が停止表示されることに応じて演出状態から演出停止状態に回転操作されながら零段階位置に戻される。
演出部材42の外れと判定された場合の移動先は互いに同一の確率で1段階位置と2段階位置と3段階位置と4段階位置に設定されるものであり、演出部材42の大当りと判定された場合の移動先は最も高い確率で4段階位置に設定され、2番目に高い確率で3段階位置に設定され、3番目に高い確率で2段階位置に設定され、4番目に高い確率で1段階位置に設定される。即ち、演出部材42は零段階位置から1段階位置〜4段階位置のそれぞれへ移動することに応じて3列の図柄要素がリーチ状態となることを遊技者に予告するものであり、1段階位置〜4段階位置のいずれに移動するかに応じて3列の図柄要素が大当りの組合せとなる信頼度の高さを遊技者に報知する。
図6は演出部材42を零段階位置で示すものであり、零段階位置は零段階位置〜4段階位置のうちで最も低い位置である。この演出部材42の零段階位置では複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47が消灯状態とされ、発光板48が発光停止状態とされる。図7は演出部材42を1段階位置で示すものである。この演出部材42の1段階位置では演出停止状態で演出部材42の手指部が発光板48の1段階領域50に前から重なる。この演出部材42の手指は手指を模した部分を称するものであり、演出部材42の1段階位置では遊技者の目線で発光板48の1段階領域50が手指で指された印象となる。この演出部材42の1段階位置では複数の1段階LED44が点灯状態とされることに応じて発光板48の1段階領域50が発光状態とされ、複数の2段階LED45と複数の3段階LED46と複数の4段階LED47が消灯状態とされることに応じて発光板48の2段階領域51と3段階領域52と4段階領域53が発光停止状態とされる。
図8は演出部材42を2段階位置で示すものである。この演出部材42の2段階位置では演出停止状態で演出部材42の手指部が発光板48の2段階領域51に前から重なり、遊技者の目線で発光板48の2段階領域51が手指で指された印象となる。この演出部材42の2段階位置では複数の2段階LED45が点灯状態とされることに応じて発光板48の2段階領域51が発光状態とされ、複数の1段階LED44と複数の3段階LED46と複数の4段階LED47が消灯状態とされることに応じて発光板48の1段階領域50と3段階領域52と4段階領域53が発光停止状態とされる。
図9は演出部材42を3段階位置で示すものである。この演出部材42の3段階位置では演出停止状態で演出部材42の手指部が発光板48の3段階領域52に前から重なり、遊技者の目線で発光板48の3段階領域52が手指で指された印象となる。この演出部材42の3段階位置では複数の3段階LED46が点灯状態とされることに応じて発光板48の3段階領域52が発光状態とされ、複数の1段階LED44と複数の2段階LED45と複数の4段階LED47が消灯状態とされることに応じて発光板48の1段階領域50と2段階領域51と4段階領域53が発光停止状態とされる。
図10は演出部材42を4段階位置で示すものである。この演出部材42の4段階位置では演出停止状態で演出部材42の手指部が発光板48の4段階領域53に前から重なり、遊技者の目線で発光板48の4段階領域53が手指で指された印象となる。この演出部材42の4段階位置では複数の4段階LED47が点灯状態とされることに応じて発光板48の4段階領域53が発光状態とされ、複数の1段階LED44と複数の2段階LED45と複数の3段階LED46が消灯状態とされることに応じて発光板48の1段階領域50と2段階領域51と3段階領域52が発光停止状態とされる。
遮蔽板36は演出部材42が零段階位置〜4段階位置間で移動操作されることに応じて演出部材42と共に移動するものである。この遮蔽板36は、図7に示すように、演出部材42の1段階位置でユニット台板31のガイド孔32のうち4段階領域53の後方に位置する部分と3段階領域52の後方に位置する部分と2段階領域51の上半部の後方に位置する部分を開放すると共に2段階領域51の下半部の後方に位置する部分と1段階領域50の後方に位置する部分をユニット台板31の後から塞ぐものであり、演出部材42の1段階位置で発光板48の1段階領域50が発光する見栄えがガイド孔32の影響で低下することを防止する。
遮蔽板36は、図8に示すように、演出部材42の2段階位置でユニット台板31のガイド孔32のうち4段階領域53の後方に位置する部分と3段階領域52の上半部の後方に位置する部分を開放すると共に3段階領域52の下半部の後方に位置する部分と2段階領域51の後方に位置する部分と1段階領域50の後方に位置する部分をユニット台板31の後から塞ぐものであり、演出部材42の2段階位置で発光板48の2段階領域51が発光する見栄えがガイド孔32の影響で低下することを防止する。
遮蔽板36は、図9に示すように、演出部材42の3段階位置でユニット台板31のガイド孔32のうち4段階領域53の上端部の後方に位置する部分を開放すると共に3段階領域52の後方に位置する部分と2段階領域51の後方に位置する部分と1段階領域50の後方に位置する部分をユニット台板31の後から塞ぐものであり、演出部材42の3段階位置で発光板48の3段階領域52が発光する見栄えがガイド孔32の影響で低下することを防止する。
遮蔽板36は、図10に示すように、演出部材42の4段階位置でユニット台板31のガイド孔32のうち1段階領域50の後方に位置する部分を開放すると共に4段階領域53の後方に位置する部分と3段階領域52の後方に位置する部分と2段階領域51の後方に位置する部分をユニット台板31の後から塞ぐものであり、演出部材42の4段階位置で発光板48の4段階領域53が発光する見栄えがガイド孔32の影響で低下することを防止する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
ユニット台板31のガイド孔32を発光板48の後方で塞ぐ遮蔽板36を設け、遮蔽板36およびユニット台板31のそれぞれを有色不透明な黒色の色彩に設定したので、発光板48に側面から光を入射しているにも拘らず発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間に発光状態で大きな見栄えの差が生じることが解消される。しかも、ユニット台板31および遮蔽板36を互いに同一の色彩に設定したので、発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間の発光状態での見栄えの差が小さくなる。しかも、遮蔽板36をスライド片33と共に移動可能としたので、遮蔽板36がスライド片33の進路を塞ぐことに応じて移動の妨げとなることが回避される。
ユニット台板31のガイド孔32を発光板48の後方で塞ぐ遮蔽板36を設け、遮蔽板36およびユニット台板31のそれぞれを有色不透明な黒色の色彩に設定したので、発光板48に側面から光を入射しているにも拘らず発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間に発光状態で大きな見栄えの差が生じることが解消される。しかも、ユニット台板31および遮蔽板36を互いに同一の色彩に設定したので、発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間の発光状態での見栄えの差が小さくなる。しかも、遮蔽板36をスライド片33と共に移動可能としたので、遮蔽板36がスライド片33の進路を塞ぐことに応じて移動の妨げとなることが回避される。
演出部材42が1段階位置と2段階位置と3段階位置のいずれに静止しているかに応じて発光板48の1段階領域50と2段階領域51と3段階領域52と4段階領域53のいずれかを発光状態とし、ガイド孔32のうち発光状態にある領域の後方に位置する一部をユニット台板31の後方から遮蔽板36で覆った。従って、発光板48のうちユニット台板31の前方に位置する部分およびガイド孔32の前方に位置する部分間に発光板48の発光状態で大きな見栄えの差が生じることが小さな面積の遮蔽板36で解消される。
複数の1段階LED44と複数の2段階LED45と複数の3段階LED46と複数の4段階LED47を前方から装飾シート49で覆った。従って、複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47のそれぞれから投射された光の一部が装飾シート49で反射され、装飾シート49で反射された光が発光板48内に発光板48の左側面から進入するようになるので、発光板48の輝度が高まる。
上記実施例1には特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の[発明]が記載されている。
[発明]
遊技者が視認可能なものであって、光が内部に進入することで発光する透光性の装飾発光部材(48)と、
前記装飾発光部材の後方に設けられ、前記装飾発光部材を支持するものであって前記装飾発光部材に比べて透光性が低いベース部材(31)と、
前記ベース部材に設けられ、前記装飾発光部材によって前方から覆われたガイド孔(32)と、
前記ガイド孔内に挿入されたものであって、前記ガイド孔に沿って移動可能な移動部材(33)と、
遊技者が視認可能なものであって、前記移動部材を介して複数の位置間で移動操作される装飾可動部材(42)と、
前記装飾発光部材の複数の領域(50〜53)のそれぞれに向けて光を投射するものであって、当該複数の領域のうち前記装飾可動部材の現在位置に応じた領域が発光するように電気的に制御される複数の光源(44〜47)と、
前記移動部材に設けられ、前記ガイド孔のうち少なくとも前記装飾発光部材の発光状態の領域の後方に位置する部分を前記ベース部材の後方から覆うものであって前記装飾発光部材に比べて透光性が低い覆い部材(36)を備えたことを特徴とする遊技機。
[発明]
遊技者が視認可能なものであって、光が内部に進入することで発光する透光性の装飾発光部材(48)と、
前記装飾発光部材の後方に設けられ、前記装飾発光部材を支持するものであって前記装飾発光部材に比べて透光性が低いベース部材(31)と、
前記ベース部材に設けられ、前記装飾発光部材によって前方から覆われたガイド孔(32)と、
前記ガイド孔内に挿入されたものであって、前記ガイド孔に沿って移動可能な移動部材(33)と、
遊技者が視認可能なものであって、前記移動部材を介して複数の位置間で移動操作される装飾可動部材(42)と、
前記装飾発光部材の複数の領域(50〜53)のそれぞれに向けて光を投射するものであって、当該複数の領域のうち前記装飾可動部材の現在位置に応じた領域が発光するように電気的に制御される複数の光源(44〜47)と、
前記移動部材に設けられ、前記ガイド孔のうち少なくとも前記装飾発光部材の発光状態の領域の後方に位置する部分を前記ベース部材の後方から覆うものであって前記装飾発光部材に比べて透光性が低い覆い部材(36)を備えたことを特徴とする遊技機。
機構板35には、図11に示すように、円弧板61が固定されている。この円弧板61は移動板34および機構板35のそれぞれと同一の色彩を有する有色不透明な合成樹脂を材料とするものであり、ユニット台板31の後方に配置されている。この円弧板61は移動板34および機構板35と共に遮蔽板62を構成するものであり、遮蔽板62は演出部材42の零段階位置と1段階位置と2段階位置と3段階位置と4段階位置のそれぞれでユニット台板31のガイド孔32の全領域をユニット台板31の後方から塞ぐ。
上記実施例2においては、複数の1段階LED44〜複数の4段階LED47の全てを演出部材42の1段階位置と2段階位置と3段階位置と4段階位置のそれぞれで点灯状態としても良い。
上記実施例2においては、遮蔽板62が演出部材42の零段階位置でガイド孔32のうち4段階領域53の後方に位置する一部または全部を開放し、遮蔽板62が演出部材42の1段階位置〜4段階位置のそれぞれでガイド孔32の全領域を後方から塞ぐ構成としても良い。
上記実施例1においては、ユニット台板31および遮蔽板36を互いに異なる色彩に設定しても良く、要は発光板48に比べて透光性を低く設定すれば良い。これは実施例2についても同様である。
上記実施例1においては、ガイド孔32を発光板48およびユニット台板31間で塞ぐ覆い部材を設けても良く、要はガイド孔32を発光板48より後方で覆えば良い。これは実施例2についても同様である。
上記実施例1および2においては、ユニット台板31および遮蔽板36を互いに類似する類似色に設定しても良い。この類似色は色相環で隣り合う色彩であり、例えばユニット台板31および遮蔽板36の一方を黒色で他方をこげ茶色に設定したり、あるいは、ユニット台板31および遮蔽板36の一方を緑色で他方を黄緑色に設定すると良い。
上記実施例1および2においては、レベルゲージユニット30を遊技板9の貫通孔内に挿入しても良い。
上記実施例1および2においては、本発明をスロットマシンに適用しても良い。
上記実施例1および2においては、本発明をスロットマシンに適用しても良い。
31はユニット台板(後部材)、32はガイド孔(貫通孔)、33はガイド片(移動部材)、36は遮蔽板(覆い部材)、44は1段階LED(光源)、45は2段階LED(光源)、46は3段階LED(光源)、47は4段階LED(光源)、48は発光板(装飾発光部材)である。
Claims (1)
- 側面から光が入射されて発光する透光性の装飾発光部材と、
前記装飾発光部材の後方に設けられ、前記装飾発光部材の後方に位置して前後方向に貫通する貫通孔を有する不透明な後部材と、
前記装飾発光部材の後方で前記後部材の貫通孔を覆う不透明な覆い部材を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014025538A JP2015150142A (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014025538A JP2015150142A (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 遊技機 |
Publications (1)
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JP2015150142A true JP2015150142A (ja) | 2015-08-24 |
Family
ID=53893038
Family Applications (1)
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JP2014025538A Withdrawn JP2015150142A (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015150142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019198561A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2014
- 2014-02-13 JP JP2014025538A patent/JP2015150142A/ja not_active Withdrawn
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JP2019198561A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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