JP2015149226A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】狭小スペースであっても容易に設置することができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置(1)は、蓄電池(12)と、蓄電池(12)を収容し、互いに対向する正面壁部(113A)及び背面壁部(113B)を含むケース(11)と、ケース(11)の正面壁部(113A)に設けられ、蓄電池(12)と電気的に接続される、少なくとも1つの端子(16,17,18)と、ケース(11)の背面壁部(113B)に設けられるファン(13)と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】蓄電装置(1)は、蓄電池(12)と、蓄電池(12)を収容し、互いに対向する正面壁部(113A)及び背面壁部(113B)を含むケース(11)と、ケース(11)の正面壁部(113A)に設けられ、蓄電池(12)と電気的に接続される、少なくとも1つの端子(16,17,18)と、ケース(11)の背面壁部(113B)に設けられるファン(13)と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、蓄電装置に関する。
従来、蓄電池を利用し、機器等の負荷に対して電源を安定供給する蓄電装置が知られている。例えば、特許文献1には、負荷に対して交流電力を供給する交流電源に異常が発生した場合に、蓄電池から負荷に電力を供給し、負荷に対する電力供給を維持する蓄電装置(無停電電源装置)が開示されている。
ところで、上記のような蓄電装置を設置する際、蓄電装置に設けられた端子と負荷及び交流電源とを電力線で接続する等の作業を行う必要がある。しかしながら、蓄電装置の設置スペースが狭小である場合、設置作業が困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、狭小スペースであっても容易に設置することができる蓄電装置を提供することを課題とする。
本発明に係る蓄電装置は、蓄電池と、蓄電池を収容し、互いに対向する正面壁部及び背面壁部を含むケースと、ケースの正面壁部に設けられ、蓄電池と電気的に接続される、少なくとも1つの端子と、ケースの背面壁部に設けられるファンと、を備える。
上記蓄電装置では、蓄電池に電気的に接続される少なくとも1つの端子がケースの正面壁部に設けられている。このため、設置される蓄電装置の側面又は背面に建物の壁面や家具等が近接する場合も、端子に対して電力線を容易に接続することができる。すなわち、上記蓄電装置は、狭小スペースであっても容易に設置することができる。
上記蓄電装置において、少なくとも1つの端子は、蓄電池に電力を入力するための入力端子と、蓄電池から電力を出力するための出力端子と、を含んでいてもよい。この構成によれば、入力端子及び出力端子の双方がケースの正面壁部に設けられているため、狭小スペースにおける蓄電池の設置をより容易に行うことができる。
上記入力端子及び出力端子は、正面壁部において、ケースの長手方向の一方端部に配置されていてもよい。この構成によれば、入力端子及び出力端子に電力線を接続する際、ケースの正面壁部の端部まで電力線を延ばせばよいため、電力線が正面壁部上を横断するのを防止することができる。
上記ファンは、背面壁部において、ケースの長手方向の他方端部に配置されていてもよい。すなわち、ケースの長手方向において、入力端子及び出力端子と反対側の端部にファンを配置することができる。この構成によれば、ケース内において、ファンの近傍に配置することが好ましい部品群と、入力端子及び出力端子の近傍に配置することが好ましい部品群とを離して配置することができる。
上記蓄電装置は、さらに、入力端子に入力された交流電力を直流電力に変換して蓄電池に入力し、蓄電池から出力された直流電力を交流電力に変換して出力端子に出力する変換部と、ファンと対向するよう、ケースの正面壁部に設けられるフィルタと、を備えていてもよい。この場合、変換部は、ケース内において、フィルタとファンとの間に配置されることが好ましい。この構成によれば、ケース内への汚染物質の侵入をフィルタによって排除しつつ、ファンによって効率的に変換部を冷却することができる。
上記フィルタは、ケースに着脱可能に取り付けられていてもよい。この構成によれば、必要に応じてフィルタを交換することができる。
上記蓄電装置は、さらに、ケースの正面壁部において、当該蓄電装置の操作を行うための操作部を備えていてもよい。この構成によれば、蓄電装置が狭小スペースに設置されている場合であっても、ケースの正面壁部の操作部を使用して、蓄電装置の操作を容易に行うことができる。
上記少なくとも1つの端子は、さらに、当該蓄電装置のメンテナンスに利用可能な制御端子、を含んでいてもよい。この構成によれば、蓄電装置が狭小スペースに設置されている場合であっても、ケースの正面壁部の制御端子を使用して、蓄電装置のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明によれば、狭小スペースであっても蓄電装置を容易に設置することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、同一又は相当する構成については、同一符号を付し、同じ説明を繰り返さない。
[蓄電システムの構成例]
まず、本実施形態に係る蓄電装置が含まれる蓄電システムの一例について説明する。
まず、本実施形態に係る蓄電装置が含まれる蓄電システムの一例について説明する。
図1の例では、蓄電システム10は、住宅20内に設けられ、ネットワークNを介して管理サーバ30に接続されている。特に限定されるものではないが、蓄電システム10は、例えば、HEMS(HOME ENERGY MANAGEMENT SYSTEM)であり、この場合、管理サーバ30は、HEMSの運用を管理するHEMS管理サーバである。
図1に示すように、蓄電システム10は、蓄電装置1と、分電盤2と、管理装置3と、ルータ4と、を備えている。
蓄電装置1は、分電盤2と接続される。また、蓄電装置1は、複数のコンセントc1を介して、住宅20内の機器A〜Dと接続される。図1に示す例では、蓄電装置1は、機器Eとは接続されていない。機器A〜Eは、蓄電システム10における負荷であり、例えば、照明、冷蔵庫、テレビ、又はエアコン等の電力を消費する機器である。
蓄電装置1には、分電盤2を介して、商用電源である交流電源から電力が入力される。蓄電装置1は、複数のコンセントc1に対して電力を出力する。蓄電装置1と複数のコンセントc1との間には、漏電ブレーカが設けられていてもよい。各コンセントc1は、重要負荷コンセントとすることができる。重要負荷コンセントとは、交流電源から供給される電力に異常が生じた場合も電力の安定供給が要求される負荷が接続されるコンセントである。
蓄電装置1は、ルータ4及びネットワークNを介して、蓄電装置1の保守を行うための保守サーバ(図示略)と通信可能に構成されていてもよい。
分電盤2は、交流電源に接続されている。分電盤2は、複数のコンセントc1を介して機器A〜Dと接続される。分電盤2は、コンセントc2を介して機器Eとも接続される。分電盤2は、交流電源から電力を受信して蓄電装置1及び機器A〜Eに分配する。
蓄電装置1と機器A〜Dとを接続する経路と、分電盤2と機器A〜Dとを接続する経路とは、スイッチs1によって切り替えられる。すなわち、機器A〜Dは、蓄電装置1又は分電盤2から電力が供給される。具体的には、スイッチs1の切り替えにより、分電盤2と機器A〜Dとが接続される場合、蓄電装置1と機器A〜Dとの接続が遮断される。また、スイッチs1の切り替えにより、蓄電装置1と機器A〜Dとが接続される場合、分電盤2と機器A〜Dとの接続が遮断される。
管理装置3は、蓄電装置1及び機器A〜Eの動作を制御することによって、住宅20における消費電力等を制御する。例えば、管理装置3は、蓄電装置1及び機器A〜Eの動作の制御を行うに際し、蓄電装置1及び機器A〜Eに供給される電力量のデータを収集する。この場合、管理装置3は、分電盤2が備える電力センサ(図示略)で計測された電力量のデータを分電盤2から受信するよう構成されていてもよい。管理装置3は、ルータ4及びネットワークNを介して、電力量等の各種データを管理サーバ30に送信する。
管理装置3は、後述する蓄電池12(図4)の状態を示すデータを蓄電装置1から受信し、蓄電池12の異常の有無を監視するよう構成されていてもよい。蓄電池12の状態とは、例えば、蓄電池12の温度、電流、電圧、及び残容量等である。管理装置3は、蓄電池12の異常を検知した場合、ルータ4及びネットワークNを介し、蓄電池12の異常を示すデータを管理サーバ30に送信する。
[蓄電装置の構成]
次に、本実施形態に係る蓄電装置1の構成について、詳細に説明する。
次に、本実施形態に係る蓄電装置1の構成について、詳細に説明する。
図2から図4に示すように、蓄電装置1は、ケース11と、蓄電池12と、ファン13と、フィルタ14と、変換部15と、を備えている。また、蓄電装置1は、入力端子16と、出力端子17と、制御端子18と、を備えている。なお、説明の便宜上、以下では、図2における左右方向を幅方向、図2における上下方向を高さ方向、幅方向及び高さ方向に垂直な方向を奥行方向と称する場合がある。
図2から図4に示すように、ケース11は、矩形状に形成されている。より詳細には、ケース11は、上部111及び底部112と、上部111の周縁部と底部112の周縁部とを全周に亘って接続する周壁部113と、を有している。周壁部113は、正面壁部113Aと、正面壁部113Aと対向する背面壁部113Bと、正面壁部113A及び背面壁部113Bとを接続し、互いに対向する側壁部113C,113Dと、を含む。
図2に示すように、正面壁部113Aには、少なくとも1つの端子が設けられる。本実施形態では、入力端子16、出力端子17、及び制御端子18が正面壁部113Aに設けられている。正面壁部113Aには、操作部114及び通信ポート115も設けられている。入力端子16、出力端子17、制御端子18、操作部114、及び通信ポート115は、正面壁部113Aの外表面に配置されている。
入力端子16は、ケース11の幅方向(長手方向)の端部E1において、正面壁部113Aの外表面に配置されている。入力端子16は、蓄電池12に対して電力を入力するための端子であり、蓄電池12と電気的に接続されている。蓄電装置1を蓄電システム10(図1)に組み込むに際し、入力端子16には、分電盤2(図1)から延びる電力線(図示略)が接続される。これにより、入力端子16を介して、分電盤2からの電力を蓄電池12に入力することが可能となる。
出力端子17は、ケース11の幅方向の端部E1において、正面壁部113Aの外表面に配置されている。入力端子16及び出力端子17は、正面壁部113Aにおいて、高さ方向に沿って並んでいる。出力端子17は、蓄電池12から電力を出力するための端子であり、蓄電池12と電気的に接続されている。蓄電装置1を蓄電システム10に組み込むに際し、出力端子17には、各コンセントc1(図1)から延びる電力線(図示略)が接続される。これにより、各コンセントc1を介して、出力端子17から出力された蓄電池12の電力を機器A〜Dに供給することが可能となる。
制御端子18は、ケース11の幅方向の中央部において、正面壁部113Aの外表面に配置されている。制御端子18は、蓄電池12に電気的に接続されている。制御端子18は、特に、蓄電装置1のメンテナンスを行う際に利用される。
操作部114は、ケース11の幅方向の中央部において、正面壁部113Aの外表面に配置されている。より詳細には、操作部114は、正面壁部113Aにおいて、制御端子18の隣に設けられ、幅方向の中心よりも端部E2寄りに位置している。操作部114は、蓄電装置1の操作を行うためのものであり、例えば、蓄電装置1のON/OFFを切り替えるための電源ボタンや、蓄電池12の残量を表示するための残量スイッチ、又は各種表示ランプ等を含む。
通信ポート115は、正面壁部113Aの外表面において、入力端子16及び出力端子17と制御端子18との間に配置されている。蓄電装置1を蓄電システム10に組み込むに際し、通信ポート115には、ルータ4(図1)から延びるLANケーブル等の通信線(図示略)が接続される。
ケース11の幅方向の端部E2において、正面壁部113Aには、複数の吸込孔116が形成されている。複数の吸込孔116は、後述のファン13によってケース11内に空気を吸い込むため、正面壁部113Aに設けられた貫通孔である。吸込孔116からケース11内に吸い込まれた空気は、後述のフィルタ14を通過する。各吸込孔116の形状は、特に限定されるものではなく、略円形状、正方形状や長方形状、四角形以外の多角形状等、種々の形状とすることができる。吸込孔116の数及び大きさも適宜変更することができる。
図3に示すように、背面壁部113Bには、上述の各電力線(図示略)及び通信線(図示略)を通すための複数の貫通孔117が形成されている。図3の例では、各貫通孔117は、ケース11の端部E1において、高さ方向に沿って並んでいる。ただし、各貫通孔117を設ける位置は、特に限定されるものではない。各貫通孔117は、背面壁部113Bの幅方向中央部に設けることもできるし、側壁部113Cに設けることもできる。なお、各電力線及び通信線を各貫通孔117に容易に通すことができるよう、ケース11の周壁部113の少なくとも一部を取り外し可能に構成し、周壁部113の少なくとも一部を取り外したときに各貫通孔117の周縁部の一部が開放されるよう構成されていてもよい。
ケース11の幅方向の端部E2において、背面壁部113Bには、複数の吐出孔118が形成されている。複数の吐出孔118は、後述のファン13によってケース11内の空気を吐き出すために背面壁部113Bに設けられた貫通孔である。ファン13によって送られる空気は、各吐出孔118を通過する。吸込孔116と同様、各吐出孔118の形状、数、及び大きさも特に限定されるものではない。
図4に示すように、ケース11には、蓄電池12が収容されている。蓄電池12は、繰り返し充放電可能な二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池とすることができる。蓄電池12は、ケース11内において端部E1側に配置されている。蓄電池12は、入力端子16、出力端子17、及び制御端子18と電気的に接続されている。
ファン13は、ケース11の背面壁部113Bに設けられている。より詳細には、ファン13は、ケース11の端部E2において、背面壁部113Bの内表面に配置されている。ファン13は、ファンカバーによって少なくとも正面(正面壁部113A側の面)を覆われた状態で背面壁部113Bに設けられる。ファン13は、各吸込孔116(図2)からケース11内に空気を吸い込み、各吐出孔118(図3)からケース11内の空気を吐き出す。つまり、ファン13は、ケース11内において、フィルタ14側からファン13側への空気の流れを発生させる。
フィルタ14は、ファン13によってケース11内に吸い込まれる空気から埃や油等の汚染物質を取り除く機能を有する。すなわち、フィルタ14を介してケース11内に空気が取り込まれることにより、ケース11内への汚染物質の侵入が抑制される。フィルタ14は、ファン13と対向するよう、ケース11の正面壁部113Aに設けられている。より詳細には、フィルタ14は、ケース11の端部E2において、正面壁部113Aの内表面に配置されている。フィルタ14は、好ましくは、フィルタカバーによって少なくとも背面(背面壁部113B側の面)が覆われる。
フィルタ14は、ケース11に対して着脱可能に取り付けられる。例えば、正面壁部113Aの一部とフィルタ14とを一緒に取り外すことができるようにしてもよいし、正面壁部113Aの一部を開閉可能に形成しておき、正面壁部113Aの一部を開いてフィルタ14を取り外すことができるようにしてもよい。
変換部15は、ケース11に収容されている。変換部15は、入力端子16に入力された交流電力を直流電力に変換して蓄電池12に入力し、蓄電池12から出力された直流電力を交流電力に変換して出力端子17に出力する。変換部15は、例えば、インバータ151と、インバータ151を制御するインバータ回路(図示略)と、を有する。インバータ151は、分電盤2(図1)から入力端子16を介して供給される交流電力を蓄電池12の電圧に応じた直流電力に変換し、この直流電流を蓄電池12に入力する。これにより、蓄電池12が充電される。また、インバータ151は、蓄電池12から放電された直流電力を所定電圧の交流電力に変換し、出力端子17に出力する。この交流電力は出力端子17から各コンセントc1(図1)を介して機器A〜D(図1)に供給される。
変換部15は、交流電力と直流電力との変換に際して放熱するため、冷却されることが好ましい。本実施形態では、変換部15は、ケース11内において、ファン13とフィルタ14との間に配置されている。上述の通り、ファン13がフィルタ14側からファン13側への空気の流れを発生させるため、このような配置によれば、変換部15が効率的に冷却される。
[蓄電装置の設置方法]
次に、上述のように構成された蓄電装置1を設置する方法の一例について説明する。
次に、上述のように構成された蓄電装置1を設置する方法の一例について説明する。
蓄電装置1は、例えば、住宅20におけるデッドスペースに設置される。本実施形態では、冷蔵庫Rの上方のスペースに蓄電装置1を設置する場合について説明する。まず、図5に示すように、蓄電装置1を載置可能な棚Sを冷蔵庫Rの上方のスペースに設ける。図5の例では、棚Sは住宅20(図1)の天井から吊り下げられている。この棚Sの上に、ケース11の正面壁部113Aが設置作業者から見えるようにして、蓄電装置1を載置する。
次に、分電盤2に接続された電力線(図示略)を背面壁部113Bの貫通孔117(図3)の1つに通し、正面壁部113Aまで延ばして入力端子16に接続する。また、各コンセントc1に接続された電力線(図示略)を別の貫通孔117に通し、正面壁部113Aまで延ばして出力端子17に接続する。さらに、通信線(図示略)を別の貫通孔117に通し、正面壁部113Aまで延ばして通信ポート115に接続する。各電力線及び通信線は、通常、冷蔵庫Rの後方の壁面から延びている。各電力線及び通信線を蓄電装置1に接続する順序は、特に限定されるものではない。また、各電力線及び通信線は、複数の貫通孔117のうち、どの貫通孔117に通してもよい。
これにより、蓄電装置1が冷蔵庫Rの上方のスペースに設置される。すなわち、蓄電池1が、住宅20内の蓄電システム10(図1)に組み込まれる。
以上のように、本実施形態に係る蓄電装置1は、入力端子16及び出力端子17がケース11の正面壁部113Aに設けられている。すなわち、入力端子16及び出力端子17は、ケース11において、設置作業者に最も近い面上に設けられている。このため、蓄電装置1を冷蔵庫Rの上などの狭小スペースに設置する場合であっても、入力端子16及び出力端子17に電力線(図示略)を容易に接続することができる。よって、蓄電装置1は、狭小スペースであっても容易に設置することができる。
なお、一般的に家庭で使用される冷蔵庫は、身長がそれ程高くない人でも最上段の庫内から、食料品等を出し入れし易いように、高さが制限されているものが多い。この結果、冷蔵庫の上部は活用されてない空間(デッドスペース)になり易い。上述したように冷蔵庫Rの上部に棚Sを設け、蓄電装置1を配置することにより、家庭内の空間をより有効に利用することができる。また、停電等が発生した場合等を考えると、食料品が保管してある冷蔵庫Rの近くに蓄電装置1を設置し、停電時に冷蔵庫Rへ電力を供給することは、非常時に備えた有意義な方法と言える。本蓄電装置1は入力端子16及び出力端子17が蓄電装置1の前面に設けられているため、上記冷蔵庫Rの上に棚Sを吊って蓄電装置1を配置する場合の配線工事を容易に行うことができる。
本実施形態では、通信ポート115もケース11の正面壁部113Aに設けられている。このため、通信ポート115に対する通信線(図示略)の接続も容易に行うことができる。
本実施形態では、入力端子16及び出力端子17は、ケース11の長手方向の一方端部E1において、正面壁部113Aに配置されている。このため、入力端子16及び出力端子17に電力線(図示略)を接続した際、電力線が正面壁部113A上を横断するのを防止することができる。
本実施形態では、ファン13は、ケース11の長手方向の他方端部E2において、背面壁部113Bに配置されている。つまり、ファン13は、ケース11の長手方向において、入力端子16及び出力端子17と反対側の端部に設けられている。このため、ケース11内において、ファン13によって冷却される変換部15と、入力端子16及び出力端子17に接続される蓄電池12とを離して配置することができる。その結果、変換部15からの放熱が蓄電池12に影響を与えるのを抑制することができる。
本実施形態において、変換部15は、ケース11内において、ファン13とフィルタ14との間に配置されている。このため、ケース11内への汚染物質の侵入をフィルタ14によって排除しつつ、ファン13によって効率的に変換部15を冷却することができる。
本実施形態において、フィルタ14は、ケース11に着脱可能に取り付けられている。このため、例えば住宅20の住人等であるユーザは、必要に応じてフィルタ14を交換することができる。
本実施形態において、蓄電装置1の操作を行うための操作部114は、ケース11の正面壁部113Aに設けられている。このため、蓄電装置1が狭小スペースに設置されている場合であっても、ユーザ等は、操作部114を使用し、蓄電装置1の操作を容易に行うことができる。
本実施形態において、蓄電装置1のメンテナンスに利用可能な制御端子18は、ケース11の正面壁部113Aに設けられている。このため、蓄電装置1が狭小スペースに設置されている場合であっても、メンテナンスの作業者は、制御端子18を利用し、蓄電装置1のメンテナンスを容易に行うことができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、入力端子16及び出力端子17は、ケース11の長手方向の一方端部E1に配置されていたが、正面壁部における入力端子及び出力端子の位置は特に限定されるものではない。例えば、入力端子及び出力端子は、正面壁部において、ケースの長手方向の他方端部に配置されていてもよいし、ケースの長手方向中央部に配置されていてもよい。同様に、正面壁部における制御端子の位置も特に限定されるものではない。なお、蓄電装置には、制御端子が設けられていなくてもよい。
上記実施形態では、入力端子16及び出力端子17は、正面壁部113Aにおいて、高さ方向に沿って並んでいたが、特にこれに限定されない。例えば、入力端子及び出力端子が幅方向に並んでいてもよいし、入力端子の斜め上又は斜め下に出力端子が配置される等、入力端子及び出力端子の幅方向及び高さ方向の位置が異なっていてもよい。
上記実施形態では、ケース11は、矩形状に形成されていたが、ケース11の形状は特に限定されるものではない。すなわち、ケースにおける正面壁部及び背面壁部の形状は特に限定されない。また、正面壁部及び背面壁部は同一形状でなくてもよいし、正面壁部と背面壁部が平行に配置されていなくてもよい。
正面壁部には、入力端子16、出力端子17、及び制御端子18を覆うカバーを設けることもできる。
上記実施形態では、ファン13は、ケース11の背面壁部113Bにおいて、長手方向の端部E2に配置されていたが、背面壁部においてファンが配置される位置は特に限定されるものではない。ファンの位置は、例えばケース内の変換部の位置に合わせて、適宜変更することができる。同様に、ケースの正面壁部におけるフィルタの位置も特に限定されるものではない。
上記実施形態では、通信ポート115は、ケース11の正面壁部113Aに設けられていたが、ケースにおいて通信ポートを設ける位置は特に限定されるものではない。なお、蓄電装置が外部との通信を行わない場合、ケースに通信ポートを設ける必要はない。
1:蓄電装置、11:ケース、113A:正面壁部、113B:背面壁部、12:蓄電池、13:ファン、14:フィルタ、15:変換部、16:入力端子、17:出力端子、18:制御端子
Claims (8)
- 蓄電池と、
前記蓄電池を収容し、互いに対向する正面壁部及び背面壁部を含むケースと、
前記ケースの正面壁部に設けられ、前記蓄電池と電気的に接続される、少なくとも1つの端子と、
前記ケースの背面壁部に設けられるファンと、
を備える、蓄電装置。 - 請求項1に記載の蓄電装置であって、
前記少なくとも1つの端子は、
前記蓄電池に電力を入力するための入力端子と、
前記蓄電池から電力を出力するための出力端子と、
を含む、蓄電装置。 - 請求項2に記載の蓄電装置であって、
前記入力端子及び前記出力端子は、前記正面壁部において、前記ケースの長手方向の一方端部に配置される、蓄電装置。 - 請求項3に記載の蓄電装置であって、
前記ファンは、前記背面壁部において、前記ケースの長手方向の他方端部に配置される、蓄電装置。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載の蓄電装置であって、さらに、
前記入力端子に入力された交流電力を直流電力に変換して前記蓄電池に入力し、前記蓄電池から出力された直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する変換部と、
前記ファンと対向するよう、前記ケースの正面壁部に設けられるフィルタと、
を備え、
前記変換部は、前記ケース内において、前記フィルタと前記ファンとの間に配置される、蓄電装置。 - 請求項5に記載の蓄電装置であって、
前記フィルタは、前記ケースに着脱可能に取り付けられる、蓄電装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の蓄電装置であって、さらに、
前記ケースの正面壁部において、当該蓄電装置の操作を行うための操作部、
を備える、蓄電装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の蓄電装置であって、
前記少なくとも1つの端子は、
当該蓄電装置のメンテナンスに利用可能な制御端子、
を含む、蓄電装置。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012114479A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | 株式会社日立製作所 | 電池を備えた蓄電システム |
JP2012243754A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Global Battery Co Ltd | 電池冷却用電池パック |
JP2014017222A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ポータブル電源装置 |
-
2014
- 2014-02-07 JP JP2014022244A patent/JP2015149226A/ja active Pending
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