JP2015146556A - 送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップ - Google Patents

送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップ Download PDF

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Abstract

【課題】 受信特性を向上しながらも、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供する。
【解決手段】 送信装置10は、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数でIQ平面にマッピングするマッピング部14を備える。理想的なシンボル座標は、所定符号化率に応じて最適化されており、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップに関する。
日本における地上デジタル放送方式であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式では、64QAM、16QAM、QPSK、DQPSKなどのキャリア変調方式が用いられている。すなわち、ISDB−Tでは、偶数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングするキャリア変調方式が採用されている(例えば、非特許文献1)。
また、偶数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングする場合において、各シンボルの座標を格子の交点に均等に配置せずに、不均一に配置することによって、各シンボルの受信特性を向上する技術が提案されている(例えば、非特許文献2,3)。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格」 ARIB STD−B31 "Optimization of High−order non−uniform QAM Constellations"、J.Zoellner, N.Loghin、IEEE International Symposium on Broadband Multimedia System and Broadcasting 2013 G.Caire"Capacity of bit−interleaved channels",IEEE Electronics Letters,vol.32,no.12,Jun.1996
上述したように、各シンボルの座標を格子の交点に均等に配置せずに、不均一に配置するケース(以下、不均一コンスタレーション)においては、例えば、誤り訂正符号化処理の符号化率によって定まる所要キャリアノイズ比に応じて、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を最適化することが好ましい。
しかしながら、所要キャリアノイズ比に応じて理想的なシンボル座標を最適化すると、シンボル座標を表現するために用いる値がばらついてしまう。従って、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量が著しく増大する可能性がある。特に、キャリア変調方式の変調多値数が増大すると、メモリ容量の増大は非常に大きな問題である。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、受信特性を向上しながらも、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することを目的とする。
第1の特徴は、入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する誤り訂正符号化部と、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数で前記IQ平面にマッピングするマッピング部とを備える送信装置であって、前記理想的なシンボル座標は、前記所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを要旨とする。
第2の特徴は、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備える受信装置であって、前記理想的なシンボル座標は、送信装置で適用される誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを要旨とする。
第3の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備え、前記理想的なシンボル座標は、送信装置で適用される誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを要旨とする。
第4の特徴は、送信装置及び受信装置を備えるデジタル放送システムであって、前記送信装置は、入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する誤り訂正符号化部と、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数で前記IQ平面にマッピングするマッピング部とを備え、前記受信装置は、前記理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備え、前記理想的なシンボル座標は、前記所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを要旨とする。
本発明によれば、受信特性を向上しながらも、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。 図3は、従来例に係る理想的なシンボル座標を示す図である。 図4は、実施例に係る理想的なシンボル座標を示す図である。 図5は、実施例に係る理想的なシンボル座標を示す図である。 図6は、実験結果1を説明するための図である。 図7は、実験結果1を説明するための図である。 図8は、実験結果2を説明するための図である。 図9は、実験結果3を説明するための図である。 図10は、実験結果3を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
第1に、実施形態に係る送信装置は、入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する誤り訂正符号化部と、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数で前記IQ平面にマッピングするマッピング部とを備える。前記理想的なシンボル座標は、前記所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。
第2に、実施形態に係る受信装置は、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備える。前記理想的なシンボル座標は、送信装置で適用される誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化されており、前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。
実施形態では、理想的なシンボル座標は、所定符号化率に応じて最適化される。言い換えると、理想的なシンボル座標は、所定符号化率によって定まる所要キャリアノイズ比に応じて最適化される。これによって、受信特性を改善することができる。一方で、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。これによって、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することができる。
詳細には、発明者等は、鋭意検討の結果、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、理想的なシンボル座標を所定符号化率(所要キャリアノイズ比)に応じて最適化しても、十分に受信特性を改善することを見いだした。このような知見の下において、受信特性を改善しながらも、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することができる点で、本実施形態は優れている。
[第1実施形態]
(デジタル放送システム)
以下において、第1実施形態に係るデジタル放送システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図であり、図2は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。デジタル放送システムは、送信装置10及び受信装置20を備える。
実施形態において、デジタル放送システムは、次世代地上放送方式に対応するデジタル放送システムである。例えば、デジタル放送システムでは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術が適用される。デジタル放送システムでは、送信装置10から受信装置20に対して、複数の階層に属する階層化データ(例えば、1セグメント、13セグメント)が送信される。
図1に示すように、送信装置10は、インターフェース部11と、誤り訂正符号化部12と、インターリーブ部13と、マッピング部14と、直交変調部15とを備える。送信装置10は、例えば、放送局等に設けられる。
インターフェース部11は、映像・音声などの入力データを受け付ける。入力データは、所定フォーマットを有するTS(Transport Stream)などである。
誤り訂正符号化部12は、入力データを構成する入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する。具体的には、誤り訂正符号化部12は、所定ビット数のデータに誤り訂正符号を付与して、所定長の誤り訂正ブロックを生成する。複数の誤り訂正ブロックによってデータフレームが構成される。
インターリーブ部13は、データフレームを構成するビット列の並び換え処理(インターリーブ処理)を行う。インターリーブ処理は、時間軸及び周波数軸上などにおいて所定法則に従ってビット列を並べ替える処理である。
マッピング部14は、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、インターリーブ処理が施されたビット列(すなわち、誤り訂正符号化処理が適用されたビット列)をIQ平面にマッピングする処理(キャリア変調処理)を行う。第1実施形態では、マッピング部14は、8PSK以上の変調多値数でマッピング処理を行う。
マッピング部14は、誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化される理想的なシンボルを用いる。言い換えると、マッピング部14は、所定符号化率によって定まる所要キャリアノイズ比(C/N比)に応じて最適化される理想的なシンボルを用いる。以下において、理想的なシンボルの最適化の観点では、所定符号化率とキャリアノイズ比(C/N比)は同義であると考えてもよい。詳細については後述するが、理想的なシンボル座標は、均等に配置される格子の交点ではなくて、不均一に配置されることが好ましい。
直交変調部15は、マッピング部14から出力されるシンボルに基づいて、キャリア変調を行う。OFDM伝送を行う伝送システムの場合、直交変調部15は、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を生成する。直交変調部15は、OFDMフレームを構成する各シンボルの直交変調を行って無線信号Txを生成する。直交変調部15は、1つのアンテナ又は複数のアンテナを用いて、無線信号Txを受信装置20に送信する。
ここで、OFDMフレーム(伝送フレーム)は、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号、AC(Auxiliary Channel)信号等の制御信号を含む。例えば、TMCC信号は、複数の階層のそれぞれの伝送パラメータ(変調方式、セグメント数、符号化率等)を示す信号、OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期をとるための同期信号を含む。
図2に示すように、受信装置20は、直交復調部21と、デマッピング部22と、デインターリーブ部23と、誤り訂正部24と、インターフェース部25とを備える。受信装置20は、例えば、家庭内に固定的に設置される受像器、ユーザが持ち運び可能な移動端末に設けられる。
直交復調部21は、1つのアンテナ又は複数のアンテナを用いて、無線信号Rxを受信する。直交復調部21は、無線信号Rxの直交復調を行って、受信シンボルを取得する。OFDM伝送を行う伝送システムの場合、直交復調部21は、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を取得する。OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期は、上述したTMCC信号によって行われる。
デマッピング部22は、IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列に対応する尤度比にデマッピングする処理(キャリア復調処理)を行う。第1実施形態では、デマッピング部22は、8PSK以上の変調多値数でデマッピング処理を行う。
デマッピング部22は、誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化される理想的なシンボル座標を用いる。言い換えると、デマッピング部22は、所定符号化率によって定まる所要キャリアノイズ比(C/N比)に応じて最適化される理想的なシンボルを用いる。詳細については後述するが、理想的なシンボル座標は、上述したように、均等に配置される格子の交点ではなくて、不均一に配置されることが好ましい。
デインターリーブ部23は、デマッピング部22から出力されるビット列に対応する尤度比などの並び換え処理(デインターリーブ処理)を行う。デインターリーブ処理は、時間軸及び周波数軸上などにおいて所定法則に従ってビット列を並べ替える処理である。
誤り訂正部24は、デインターリーブ部23から出力されるビット列に対応する尤度比などから誤り訂正ブロックを抽出する。誤り訂正部24は、誤り訂正ブロックの誤り訂正を行う。
インターフェース部25は、誤り訂正部24によって誤り訂正が施されたビット列に基づいて、映像・音声などの出力データを出力する。出力データは、所定フォーマットを有するTS(Transport Stream)などである。
(理想的なシンボル座標)
以下において、第1実施形態に係る理想的なシンボル座標について説明する。図3は、従来例に係る理想的なシンボル座標を示す図である。図4及び図5は、第1実施形態に係るシンボル座標の一例を示す図である。
例えば、16QAMを例に挙げると、従来例に係る理想的なシンボル座標の組合せ(以下、従来例に係るコンスタレーション)では、各シンボル座標は、図3に示すように、格子の交点に均等に配置される。
これに対して、第1実施形態に係る理想的なシンボル座標の組合せ(以下、第1実施形態に係るコンスタレーション)では、各シンボル座標は、格子の交点に均等に配置されずに不均一に配置される。
第1に、第1実施形態に係るコンスタレーションでは、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。ここで、符号とは、IQ平面で定義される4つの象限を表しており、I軸の符号(+又は−)及びQ軸の符号(+又は−)である。
例えば、16QAMを例に挙げると、図4及び図5に示すように、同一振幅(第1振幅)を有する内側の8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されており、同一振幅(第1振幅よりも大きい第2振幅)を有する外側の8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。すなわち、同一振幅を有する内側の8つの座標は、(+a,+b)、(+b,+a)、(−a,+b)、(−b,+a)、(−a,−b)、(−b,−a)、(+a,−b)、(+b,−a)である。同様に、同一振幅を有する外側の8つの座標は、(+a,+b)、(+b,+a)、(−a,+b)、(−b,+a)、(−a,−b)、(−b,−a)、(+a,−b)、(+b,−a)である。
このように、第1実施形態に係るコンスタレーションでは、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。これによって、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値は、a,b,a,bの4値である。従って、理想的なシンボル座標を任意に定めるケースと比べて、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することができる。
第2に、変調多値数として16QAM以上のQAMが採用される場合においては、以下に示す関係が満たされることが好ましい。詳細には、a及びaは、所定係数αを用いて、a=a×αの関係を満たしており、b及びbは、所定係数αを用いて、b=b×αの関係を満たしている。すなわち、(+a,+b)、(+a,+b)、(−a,−b)、(−a,−b)は、例えば、図5に示すように、原点を通っており、傾きαを有する直線上に配置される。
このように、a=a×αの関係及びb=b×αの関係が満たされていれば、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値は、a,b,αの3値(或いは、a,b,αの3値)である。従って、図4に示すケースと比べて、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量をさらに抑制することができる。
(BICMキャパシティの算出)
以下において、第1実施形態に係るBICM(Bit−Interleaved Coded Modulation)キャパシティの算出について説明する。ここでは、マッピング処理を行うビット数m=4、マッピングシンボル数N=16の場合について説明する。N=2である。BICMキャパシティを算出するAWGN伝送路のC/N比はAdBである。
第1に、理想的なシンボル座標を(In,Qn)で表す。nは、1≦n≦Nの条件を満たす整数である。シンボル座標の平均電力Pは、以下の式のように、P=1に正規化される。
Figure 2015146556
第2に、ランダムなビット列(23次PN符号など)を生成して、生成されたビット列からmビットを取り出して、取り出されたmビットのマッピングを行う。
ここでは、mビットとシンボル座標(In,Qn)は、以下に示す通りである。但し、実施形態は、これに限定されるものではない。
mビットが0000の場合→(I1,Q1)
mビットが0001の場合→(I2,Q2)
・・・
mビットが1111の場合→(I16,Q16)
第3に、理想的なシンボル座標を(Ik,Qk)で表す。kは、後述する繰り返し回数であり、1≦k≦Kの条件を満たす整数である。
第4に、理想的なシンボル座標(Ik,Qk)を“z”で表す。zは、複素数であり、zの平均電力P=1である。
第5に、C/N比(AdB)のAWGN伝送路で発生する雑音信号を“u”で表す。uは、複素数であり、uの平均電力Puは、Pu=10^(−A/10)で表される。uのI成分及びuのQ成分は、それぞれ、平均=0及び分散=Pu/2のガウス分布を有する。
第6に、C/N比(AdB)のAWGN伝送路を信号が通過した場合に、受信信号yをy=z+uの式に従って生成する。yは、複素数である。
第7に、受信信号yについて、BICMキャパシティC^を算出する。
Figure 2015146556
上述したBICMキャパシティの算出をK回に亘って繰り返して、BICMキャパシティC^の平均値Cを算出する。繰り返し回数(サンプル数)Kは、マッピングシンボル数Nよりも十分に大きな値である(N<<K)。
このようにして算出された平均値Cは、C/N比(AdB)のAWGN伝送路におけるシンボル位置(In,Qn)のBICMキャパシティである。
(シンボル座標の最適化)
以下において、第1実施形態に係るシンボル座標の最適化について説明する。ここでは、マッピング処理を行うビット数m=4、マッピングシンボル数N=16の場合について説明する。N=2である。BICMキャパシティを算出するAWGN伝送路のC/N比はAdBである。
また、上位2ビットは、I/Q平面上の象限を特定するために使用される。例えば、上位2ビットは、以下のように、I/Q平面上の象限と対応付けられる。
00⇒第1象限(I+,Q+)
01⇒第4象限(I+,Q−)
10⇒第2象限(I−,Q+)
11⇒第3象限(I−,Q−)
mビットのうち、残りの下位ビット(m−2)ビットは、I軸成分の振幅及びQ軸成分の振幅を規定する。例えば、残りの下位ビット(m−2)ビットは、以下のように、I軸成分の振幅及びQ軸成分の振幅と対応付けられる。
00⇒(I1,Q1)
01⇒(I2,Q2)
10⇒(I3,Q3)
11⇒(I4,Q4)
このようなシンボル座標が格子の交点に均等に配置される場合には、シンボル座標とビット列との対応関係は、図3(従来例に係るコンスタレーション)に示す通りである。
ここで、上述した下位2ビットによって表現される4通りの(I,Q)の値を(I1,Q1),(I2,Q2),…(I4,Q4)で表す。これらの振幅値を1次元ベクトルvとして、以下のように定義する。vは、2(m−2)×2次元ベクトルであり、m=4である場合には、vは、8次元ベクトルである。
v=(I1,Q1,I2,Q2,…,I4,Q4)
第1実施形態においては、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。すなわち、第1実施形態では、mビットのうち、I/Q平面上の象限を特定するための上位2ビットを除いた残りの下位ビット(m−2)ビットは、以下に示す通りである。
00⇒(d0,d1)
01⇒(d1,d0)
10⇒(d2,d3)
11⇒(d3,d2)
このように、第1実施形態に係るコンスタレーションでは、これらの振幅値を示す1次元ベクトルvは、4次元ベクトルである。
v=(d0,d1,d2,d3)
以下において、4次元ベクトルの値を最適化して、BICMキャパシティを最大化することを考える。4次元ベクトルの各要素は、0以上の正の値である。ここで、評価関数は、BICMキャパシティCである。制約条件は、シンボル座標の平均電力P=1となることであり、以下の式によって表される。以下の式では、第一象限のみで平均電力を算出しているため、N/4となっている。
Figure 2015146556
ここで、評価関数であるBICMキャパシティCは、導関数を求めることができないため、勾配法を用いて評価関数の最適化を行うことが困難である。このため、直接探索法である、遺伝的アルゴリズムを用いて、最適解の探索を行う。
例えば、遺伝的アルゴリズムとしては、単峰性正規分布交叉UNDXを用いた実数値GAによる関数最適化を用いることができる(例えば、単峰性正規分布交叉UNDXを用いた実数値GAによる関数最適化を参照)。このようなアルゴリズムは、多峰性及び非線形性の強い関数を最適化する手法として、レンズ設計問題などに適用されることが多い。但し、遺伝的アルゴリズムは、特に限定されるものではなく、他の既知の手法を用いてもよい。
(作用及び効果)
第1実施形態では、理想的なシンボル座標は、所定符号化率に応じて最適化される。言い換えると、理想的なシンボル座標は、所定符号化率によって定まる所要キャリアノイズ比に応じて最適化される。これによって、受信特性を改善することができる。一方で、理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現される。これによって、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することができる。
詳細には、発明者等は、鋭意検討の結果、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、理想的なシンボル座標を所定符号化率(所要キャリアノイズ比)に応じて最適化しても、十分に受信特性を改善することを見いだした。このような知見の下において、受信特性を改善しながらも、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量を抑制することができる点で、第1実施形態は優れている。
[実験結果1]
実験結果1では、16QAMを対象として、従来例に係るコンスタレーション及び実施例に係るコンスタレーションについて、キャリアノイズ比(C/N比)毎の受信特性(BICMキャパシティ)について測定した。
従来例に係るコンスタレーションとしては、図3に示すように、各シンボル座標が格子の交点に均等に配置されたコンスタレーションを用いた。
実施例に係るコンスタレーションとしては、図4に示すように、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、上述した最適化方法を用いて最適化したコンスタレーションを用いた。実施例に係るコンスタレーションにおいて、各C/N比毎に最適化された理想的なシンボル座標は、図6に示す通りであった。図6では、1シンボルを構成する4ビットのうち、下位2ビットに対応する理想的なシンボル座標が示されている。
キャリアノイズ比(C/N比)毎の受信特性(BICMキャパシティ)の測定結果は、図7に示す通りであった。図7に示すように、実施例では、従来例と比べて、受信特性(BICMキャパシティ)が向上することが確認された。特に、キャリアノイズ比(C/N比)が低い場合に、受信特性(BICMキャパシティ)の向上が顕著であった。
[実験結果2]
実験結果2では、16QAMを対象として、従来例に係るコンスタレーション、実施例に係るコンスタレーション、比較例に係るコンスタレーションについて、キャリアノイズ比(C/N比)が6dBであるときの受信特性(BICMキャパシティ)について測定した。
従来例に係るコンスタレーションとしては、図3に示すように、各シンボル座標が格子の交点に均等に配置されたコンスタレーションを用いた。
実施例に係るコンスタレーションとしては、図4に示すように、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、上述した最適化方法を用いて最適化したコンスタレーションを用いた。実施例に係るコンスタレーションにおいて、最適化された理想的なシンボル座標は、図6に示すC/N比=6dBの欄に記載された通りであった。
比較例に係るコンスタレーションとしては、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件がない状況の下で、上述した最適化方法を用いて最適化したコンスタレーションを用いた。すなわち、比較例に係るコンスタレーションでは、理想的なシンボル座標は任意である。従って、比較例に係るコンスタレーションでは、理想的なシンボル座標を表現するために用いる値を格納するメモリ容量が増大することに留意すべきである。
キャリアノイズ比(C/N比)が6dBであるときの受信特性(BICMキャパシティ)は、図8に示す通りである。図8に示すように、実施例では、比較例と比べると、受信特性(BICMキャパシティ)が悪いものの、従来例と比べれば、受信特性(BICMキャパシティ)が向上することが確認された。ここで、実施例のBICMキャパシティと比較例のBICMキャパシティとの差異は、実施例のBICMキャパシティと従来例のBICMキャパシティとの差異よりも小さい。すなわち、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、理想的なシンボル座標を所定符号化率(所要キャリアノイズ比)に応じて最適化しても、十分に受信特性を改善することが確認された。
[実験結果3]
実験結果3では、16QAMを対象として、従来例に係るコンスタレーション、実施例1に係るコンスタレーション、実施例2に係るコンスタレーションについて、キャリアノイズ比(C/N比)が6dBであるときの受信特性(BICMキャパシティ)について測定した。
従来例に係るコンスタレーションとしては、図3に示すように、各シンボル座標が格子の交点に均等に配置されたコンスタレーションを用いた。
実施例1に係るコンスタレーションとしては、図4に示すように、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件の下で、上述した最適化方法を用いて最適化したコンスタレーションを用いた。実施例1に係るコンスタレーションにおいて、最適化された理想的なシンボル座標は、図6に示すC/N比=6dBの欄に記載された通りであった。
実施例2に係るコンスタレーションとしては、図5に示すように、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件に加えて、a=a×αの関係及びb=b×αの関係が満たされるという制約条件の下で、上述した最適化方法を用いて最適化したコンスタレーションを用いた。実施例2に係るコンスタレーションにおいて、C/N比=6dBにおいて最適化された理想的なシンボル座標は、図9に示す通りであった。
キャリアノイズ比(C/N比)が6dBであるときの受信特性(BICMキャパシティ)は、図10に示す通りである。図10に示すように、実施例2では、実施例1と比べると、受信特性(BICMキャパシティ)が悪いものの、従来例と比べれば、受信特性(BICMキャパシティ)が向上することが確認された。ここで、実施例2のBICMキャパシティと実施例1のBICMキャパシティとの差異は、実施例2のBICMキャパシティと従来例のBICMキャパシティとの差異よりも小さい。すなわち、同一振幅を有する8つの座標がa及びbの2値と符号との組合せによって表現されるという制約条件に加えて、a=a×αの関係及びb=b×αの関係が満たされるという制約条件の下で、理想的なシンボル座標を所定符号化率(所要キャリアノイズ比)に応じて最適化しても、十分に受信特性を改善することが確認された。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では特に明示していないが、上述した実施形態は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術が用いられるシステムだけではなくて、MISO(Multiple Input Single Output)技術又はSISO(Single Input Single Output)技術が用いられるシステムに適用されてもよい。
実施形態では、主として、変調多値数として16QAMを採用するケースについて説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。変調多値数が8PSK以上であれば、8PSK以上のキャリア変調方式に実施形態を適用することが可能である。また、キャリア変調方式は、QAMに限定されるものではなく、PSKに実施形態を適用することも可能である。
実施形態では特に触れていないが、送信装置10及び受信装置20が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、送信装置10及び受信装置20が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
10…送信装置、11…インターフェース部、12…誤り訂正符号化部、13…インターリーブ部、14…マッピング部、15…直交変調部、20…受信装置、21…直交復調部、22…デマッピング部、23…デインターリーブ部、24…誤り訂正部、25…インターフェース部

Claims (6)

  1. 入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する誤り訂正符号化部と、
    IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数で前記IQ平面にマッピングするマッピング部とを備え、
    前記理想的なシンボル座標は、前記所定符号化率に応じて最適化されており、
    前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを特徴とする送信装置。
  2. 前記変調多値数として16QAM以上のQAMが採用される場合において、前記理想的なシンボル座標のうち、第1振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現され、前記第1振幅よりも大きい第2振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されており、
    及びaは、所定係数αを用いて、a=a×αの関係を満たしており、
    及びbは、前記所定係数αを用いて、b=b×αの関係を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備え、
    前記理想的なシンボル座標は、送信装置で適用される誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化されており、
    前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを特徴とする受信装置。
  4. 前記変調多値数として16QAM以上のQAMが採用される場合において、前記理想的なシンボル座標のうち、第1振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現され、前記第1振幅よりも大きい第2振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されており、
    及びaは、所定係数αを用いて、a=a×αの関係を満たしており、
    及びbは、前記所定係数αを用いて、b=b×αの関係を満たしていることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 受信装置に搭載されるチップであって、
    IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備え、
    前記理想的なシンボル座標は、送信装置で適用される誤り訂正符号化処理で用いる所定符号化率に応じて最適化されており、
    前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを特徴とするチップ。
  6. 送信装置及び受信装置を備えるデジタル放送システムであって、
    前記送信装置は、
    入力ビット列に対して所定符号化率で誤り訂正符号化処理を適用する誤り訂正符号化部と、
    IQ平面において定義される理想的なシンボル座標を用いて、前記誤り訂正符号化処理が適用されたビット列に含まれる所定数ビットを表すシンボルを8PSK以上の変調多値数で前記IQ平面にマッピングするマッピング部とを備え、
    前記受信装置は、
    前記理想的なシンボル座標を用いて、前記IQ平面にマッピングされたシンボルを8PSK以上の変調多値数で所定数ビットにデマッピングするデマッピング部を備え、
    前記理想的なシンボル座標は、前記所定符号化率に応じて最適化されており、
    前記理想的なシンボル座標のうち、同一振幅を有する8つの座標は、a及びbの2値と符号との組合せによって表現されることを特徴とするデジタル放送システム。
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