JP2015143922A - 画像処理装置、管理システムおよび管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シーン別にパラメータセットが定義されてシーン別に画像処理がそれぞれ実行される環境において、当該画像処理の内容が変更された場合であっても、より少ない工数でその変更を反映できる構成が要望されている。【解決手段】画像処理装置は、複数の処理を選択的に実行可能な演算部と、演算部からアクセス可能な記憶部とを含む。記憶部は、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持している。命令コードは、対応するパラメータセットに共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、概して、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行可能な画像処理装置、ならびにそのような画像処理装置に向けられた管理システムおよび管理方法に関する。
FA(Factory Automation)分野などにおいては、製品や中間製品に対する光学的な検査や認識を行なうための画像処理装置が実用化されている。このような画像処理装置の中には、用途に応じた多種多様な処理を提供することが可能なものもある。
一方で、このような画像処理装置を用いて複数種類の製品に対して画像処理を実行しようとすると、実行する処理の選択や各処理に必要なパラメータの調整などに、ある程度の専門知識が必要になる。また、製品の種類毎に実行する画像処理の内容をそれぞれ設定するような方法を採用すると、何らかの改善や変更があった際にメンテナンス作業に多大な工数を要する。
そこで、特開2011−043928号公報(特許文献1)には、複数の品種に対応することが可能であり、かつ、例えば画像処理ユニットの処理順序や画像処理ユニットに対応するパラメータなどに修正の必要性が生じたときであっても、複数のフローチャートについて編集作業を行なう必要がなく、少ない工数でメンテナンスを可能とする画像処理装置が開示されている。
特開2011−043928号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の発明では、画像処理ユニットの追加や画像処理ユニットの実行順序の変更などが想定されているが、このような変更態様だけでは、現実の運用としては不十分である。例えば、画像処理ユニットの実行内容自体が変更されて、パラメータの取扱いが変更されるような態様には、対応することができない。
そのため、シーン別にパラメータセットが定義されてシーン別に画像処理がそれぞれ実行される環境において、当該画像処理の内容が変更された場合であっても、より少ない工数でその変更を反映できる構成が要望されている。
本発明のある局面の画像処理装置は、複数の処理を選択的に実行可能な演算部と、演算部からアクセス可能な記憶部とを含む。記憶部は、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持している。演算部は、指定されたシーンに対応するパラメータセットをユーザシーンデータから読み出した上で、共通フローに従って入力画像に対して処理を実行するように構成されている。命令コードは、対応するパラメータセットに共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む。
本発明の別の局面では、開発装置と画像処理装置とを含む管理システムが提供される。画像処理装置は、複数の処理を選択的に実行可能な演算部と、記憶部とを含む。記憶部は、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持している。開発装置は、新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとを関連付けて出力する。画像処理装置は、記憶部に保持されている共通フローおよび命令コードを、開発装置が出力した新たな共通フローおよび新たな命令コードでそれぞれ置換する更新手段をさらに含む。命令コードは、対応するパラメータセットに共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む。
本発明のさらに別の局面では、開発装置および画像処理装置を用いた管理方法が提供される。当該管理方法は、画像処理装置が、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持するステップと、開発装置が、新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとを関連付けて出力するステップと、画像処理装置が、保持している共通フローおよび命令コードを、開発装置が出力した新たな共通フローおよび新たな命令コードでそれぞれ置換するステップとを含む。命令コードは、対応するパラメータセットに共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む。
本発明によれば、シーン別にパラメータセットが定義されてシーン別に画像処理がそれぞれ実行される環境において、当該画像処理の内容が変更された場合であっても、より少ない工数でその変更を反映できる。
本実施の形態の画像処理装置を含む制御システムの構成を示す模式図である。 本実施の形態の画像処理装置の構成を示す模式図である。 本実施の形態のマスターシーンデータを用いたシーン別の画像処理を実現する運用スキーム例を示す模式図である。 図3に示す運用スキーム例において、マスターシーンデータから個別調整済シーンを生成する処理手順を示す模式図である。 図3に示す運用スキーム例において、マスターシーンデータを更新する場合の処理手順を示す模式図である。 本実施の形態のマスターシーンデータを用いたマスターフローの更新手順を説明するための図である。 本実施の形態のマスターシーンデータの構成をより詳細に説明するための図である。 本実施の形態のマスターシーンデータの更新例を説明するための図である。 本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を追加する例を示す図である。 本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を削除する例を示す図である。 本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を変更する例を示す図である。 本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を追加する例を示す図である。 本実施の形態のマスターフローの作成および更新の処理手順を示すシーケンス図である。 本実施の形態の画像処理装置が提供するシーン別調整用の画面例を示す。 本実施の形態の画像処理装置が提供するマスターシーンデータ更新用の画面例を示す。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
<A.制御システムの構成>
まず、本実施の形態の画像処理装置100を含む制御システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態の画像処理装置100を含む制御システム1の構成を示す模式図である。
図1を参照して、制御システム1は、主要なコンポーネントとして、画像処理装置100と、画像処理装置100に接続された撮像装置8と、画像処理装置100と通信可能なPLC(Programmable Logic Controller)5とを含む。図1には、一例として、表示部102と一体的に構成された画像処理装置100を示す。
撮像装置8は、一例として、レンズなどの光学系に加えて、CCD(Coupled Charged Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサといった撮像素子を含んで構成される。撮像装置8は、ワーク2を撮像することで取得される画像(以下「入力画像」とも称す。)を画像処理装置100へ出力する。
画像処理装置100は、撮像装置8からの入力画像に対して、1または複数の処理を含む画像処理を実行することができる。画像処理に含まれる1または複数の処理に対して予め実行順序が定められており、この一連の処理によって定義される画像処理の内容を、以下では「フロー」とも称す。
典型的には、画像処理装置100は、ワーク2上の欠陥や汚れの有無の検査、ワーク2の大きさや配置向きなどの計測、ワーク2表面上の文字や図形などの認識といった画像処理をフローに従って実行する。PLC5は、画像処理装置100と連係して、搬送機構6などの制御を実行する。
本実施の形態の画像処理装置100は、処理対象のワーク2のシーンに応じた画像処理を実行する。より具体的には、画像処理装置100は、処理対象のシーンに応じたフローおよびパラメータに従って、画像処理を実行する。シーンは、典型的には、ワーク2の品種やそれに対する処理毎に定義される。すなわち、画像処理装置100は、シーン別に各シーン固有の画像処理を実行する。これらの具体的な構成および処理手順については後述する。
図1には、画像処理装置100に撮像装置8が接続され、撮像装置8から画像処理の対象となる入力画像が提供される構成例を示すが、この構成に限られるものではない。例えば、画像処理装置100と撮像装置8とを一体的に構成し、撮像によって生成される入力画像に対して直接的に画像処理を実行するようにしてもよい。あるいは、各種の記憶媒体または通信媒体を介して、画像処理の対象となる入力画像を画像処理装置100へ与えるようにしてもよい。
<B.画像処理装置の構成>
次に、図1に示す制御システム1に含まれる画像処理装置100の構成について説明する。図2は、本実施の形態の画像処理装置100の構成を示す模式図である。
図2を参照して、画像処理装置100は、主要なコンポーネントとして、演算部10と、記憶部20と、入力部30と、出力部40と、受信部50と、更新部60と、編集部70と、更新データ出力部80とを含む。
演算部10は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサやメモリデバイスなどを含んで構成される。演算部10は、複数の処理モジュールからなる処理モジュール群12を含んでおり、複数の処理を選択的に実行可能になっている。
記憶部20は、マスターシーンデータ200と、ユーザシーンデータ210とを保持している。記憶部20は、演算部10からアクセス可能に構成されており、演算部10は、マスターシーンデータ200およびユーザシーンデータ210を読み出して、シーン別の画像処理を実行する。
マスターシーンデータ200は、シーン間で共通に実行される共通フローを定義し、ユーザシーンデータ210は、各シーン固有の情報、典型的には、1または複数のパラメータからなるパラメータセットをシーン別に定義する。演算部10は、指定されたシーンに対応するパラメータセットをユーザシーンデータ210から読み出した上で、共通フローに従って入力画像に対して処理を実行する。シーン毎にカスタマイズされたパラメータセットを共通フローにて定義された処理の項目に適合させることで、シーン別の画像処理を実現できる。
より具体的には、マスターシーンデータ200は、マスターフロー202と、シーンマクロ204とを含む。マスターフロー202は、複数の処理(すなわち、処理モジュール群12に含まれる複数の処理モジュールが提供するそれぞれの処理)のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローに相当する。シーンマクロ204は、ユーザシーンデータ210に含まれるパラメータセットに関する命令コードに相当する。シーンマクロ204が定義する命令コードは、対応するパラメータセットにマスターフロー202(共通フロー)に従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を少なくとも含む。さらに、シーンマクロ204が定義する命令コードには、マスターフロー202(共通フロー)に従って処理を実行できるように読み出されたパラメータセットを適合させるための第2の処理規則が含まれる場合もある。シーンマクロ204が定義する命令コードの詳細については後述する。
入力部30は、画像処理の対象となる入力画像を受付けて、演算部10へ出力する。典型的には、入力部30は、撮像装置8(図1)との間でデータを遣取りする通信インターフェイスや、記憶媒体に格納された入力画像を読出すための読取インターフェイスや、外部のサーバ装置などから通信回線を介して入力画像を取得する通信インターフェイスなどとして実装される。
出力部40は、演算部10での画像処理の結果を出力する。典型的には、出力部40は、画像処理結果を表示するディスプレイや、外部のサーバ装置へ画像処理結果を送信する通信インターフェイスや、画像処理結果を印刷するプリンタなどとして実装される。
受信部50は、後述するように、新たなマスターシーンデータ200を外部から受信し、更新部60へ出力する。本実施の形態の画像処理装置100は、マスターフロー202(共通フロー)に対して何らかの更新(典型的には、処理項目の変更・追加・削除などを含む)がなされると、その更新後のマスターフロー202(共通フロー)に従ってシーン毎の画像処理の内容を一括して更新することができる。具体的には、受信部50が更新後の内容を定義する新たなマスターシーンデータ200を受付け、更新部60がその受付けた新たなマスターシーンデータ200に基づいて、記憶部20に保持されているマスターシーンデータ200を更新する。
つまり、受信部50は、新たなマスターフロー202(共通フロー)と当該新たなマスターフロー202(共通フロー)に対応する新たなシーンマクロ204(命令コード)とからなる新たなマスターシーンデータ200を受付ける。なお、新たなマスターシーンデータ200は、任意の媒体を介して画像処理装置100へ与えられる。任意の媒体とは、例えば、記憶媒体や通信媒体を含む。
更新部60は、受信部50から新たなマスターシーンデータ200の提供を受けると、記憶部20に保持されているマスターシーンデータ200を更新する。ここで、更新部60は、第一義的には、ユーザシーンデータ210そのものについては更新しない。それに代えて、新たなマスターシーンデータ200に含まれるシーンマクロ204が、新たなマスターフロー202と既存のユーザシーンデータ210との間の橋渡しをする。この処理の詳細については、後述する。すなわち、更新部60は、所定の媒体を通じて、新たなマスターフロー202(共通フロー)と当該新たなマスターフロー202(共通フロー)に対応する新たなシーンマクロ204(命令コード)とが提供されると、記憶部20に保持されている既存のマスターフロー202(共通フロー)およびシーンマクロ204(命令コード)を、提供された新たなマスターフロー202(共通フロー)および新たなマスターフロー202(共通フロー)でそれぞれ置換する。なお、この置換処理において、既存のユーザシーンデータ210は基本的にはそのまま維持される。
編集部70は、ユーザ操作に応じて、記憶部20に保持されているマスターシーンデータ200、つまりマスターフロー202およびシーンマクロ204に対する編集を実行する。このように、編集部70は、記憶部20に保持されている、共通フローであるマスターフロー202、および命令コードであるシーンマクロ204を編集する。
更新データ出力部80は、後述するように、画像処理装置100を一種の開発装置として使用する場合に必要になる機能であり、マスターシーンデータ200に含まれるマスターフロー202およびシーンマクロ204に対して何らかの編集操作がなされた後、編集後のマスターフロー202およびシーンマクロ204を更新用データとして一体的に出力する。すなわち、更新データ出力部80は、編集後のマスターフロー202(共通フロー)を、対応するシーンマクロ204(命令コード)とともに出力する。
なお、エンドユーザ400側で使用される場合には、編集部70および更新データ出力部80の機能を無効化してもよいし、そもそもこれらの開発装置として必要な機能を実装しないようにしてもよい。
画像処理装置100は、典型的には、汎用的なコンピュータアーキテクチャに従う構造を有しており、予めインストールされたプログラムをプロセッサが実行することで、図2に示すような各機能を実現する。この場合には、制御プログラムをプロセッサが実行することで、後述するような処理を実現できる。このような制御プログラムは、OS(Operating System)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の順序および/またはタイミングで呼出して処理を実行するものであってもよい。また、本実施の形態の制御プログラムは、他のプログラムの一部に組み込まれて提供されるものであってもよい。代替的に、制御プログラムの実行により提供される機能の一部もしくは全部を専用のハードウェア回路として実装してもよい。
<C.運用スキーム例>
まず、本実施の形態の画像処理装置100で実行される画像処理の作成・更新に係る運用例について説明する。
図3は、本実施の形態のマスターシーンデータ200を用いたシーン別の画像処理を実現する運用スキーム例を示す模式図である。図3には、1または複数のメーカの製品を組み合わせてシステムを構築する主体であるベンダー300と、ベンダー300からシステムを導入して使用するエンドユーザ400(すなわち、画像処理装置100が実際に使用される現場)とを示す。典型的には、ベンダー300がマスターシーンデータ200(共通フローであるマスターフロー202を含む)を作成し、エンドユーザ400へ提供する。エンドユーザ400では、共通フローであるマスターフロー202を用いつつ、対象のワーク2の種類に応じた個別のチューニングが実施される。より具体的には、パラメータやモデル画像などを調整し、図4に示すように、特定用途向けやワーク向けの個別調整済シーンのフローがそれぞれ生成される。
図4は、図3に示す運用スキーム例において、マスターシーンデータ200から個別調整済シーンを生成する処理手順を示す模式図である。図4を参照して、マスターシーンデータ200に含まれるマスターフロー202は、一般的には、実行順序が予め定められた複数の処理を定義しており、それらの複数の処理には、いずれのシーンでも実行されるシーン間共通処理と、各シーンで個別に実行されるシーン別処理とを含み得る。このシーン別処理では、通常は、パラメータやモデル画像が各シーンに依存して異ならせてある。
図3に示すパラメータやモデル画像などの調整は、一般的には、マスターフロー202に含まれるシーン別処理を対象として行なわれる。そして、図4に示すように、特定用途向けやワーク向けの個別調整済シーンのフローがそれぞれ生成される。
図4に示すように、対象のシーンの数だけ個別調整済シーンを作成することもできるが、それに代えて、マスターシーンデータ200に含まれるマスターフロー202をそのままにしておき、対象のシーンの数だけユーザシーンデータ210を作成することもできる。前者の場合には、フローの実行後に、対象の個別調整済シーンを選択して実行することで、各シーンに適合した画像処理を実現することができ、後者の場合には、対象のユーザシーンデータ210をフローの実行毎に読み出してマスターフロー202へ適合させることで各シーンに適合した画像処理を実現することができる。
FA分野では、図3および図4に示すように、ベンダー300が多用途・汎用的なマスターシーンデータ200を提供し、エンドユーザ400がこのマスターシーンデータ200を利用して個別の調整を行なうといった運用スキームがよく用いられる。このような運用スキームによれば、ベンダー側で検証されたフローを用いて、高度な専門知識をもたないエンドユーザであっても、適切な画像処理を実現できる。
ベンダー300による研究開発の結果やエンドユーザ400からの要望に応じて、マスターシーンデータ200が更新されることもある。このような場合の処理手順を図5に示す。図5は、図3に示す運用スキーム例において、マスターシーンデータ200を更新する場合の処理手順を示す模式図である。
図5には、例えば、ベンダー300からVer.1.0のマスターシーンデータ200がエンドユーザ400に対してリリースされた後、ベンダー300側でマスターシーンデータ200をVer.1.0からVer.1.1へ更新した場合を例示する。この場合、ベンダー300からエンドユーザ400に対して、更新後のマスターシーンデータ200Aを提供し、ベンダー300側にてその内容を反映させる必要がある。
図3を参照して説明したように、エンドユーザ400側では、マスターシーンデータ200Aを用いて、複数のシーンのそれぞれについて調整済シーンのフローが生成されており、それぞれの調整済シーンのフローに対して、更新後のマスターシーンデータ200Aの内容を反映する必要がある。この反映する操作は、エンドユーザ400側で実施する必要がある。ここで、エンドユーザ400側では、更新前のマスターシーンデータ200に適合するようにユーザシーンデータ210が生成されているので、単純に、更新前のマスターシーンデータ200を更新後のマスターシーンデータ200Aに置換するだけでは、うまく動作しない。つまり、更新後のマスターシーンデータ200Aと既存の(すなわち、更新前の)ユーザシーンデータ210との組み合わせでは、意図した画像処理を実現できない。
そこで、本実施の形態においては、更新後のマスターシーンデータ200Aに、更新後のマスターフロー202A(共通フロー)だけではなく、対応するシーンマクロ204Aを含ませて配布する。シーンマクロ204Aは、既存のユーザシーンデータ210を更新後のマスターフロー202Aに適合させるための命令コードを定義する。これによって、エンドユーザ400が既存のユーザシーンデータ210に対して何らかの複雑な操作を行なうことなく、更新後のマスターシーンデータ200Aを適用することができる。
なお、マスターフロー202Aとシーンマクロ204Aとを物理的または電子的に完全に一体化して配布する必要はなく、エンドユーザ側の画像処理装置100において、マスターフロー202Aとシーンマクロ204Aとの対応関係が維持される態様であれば、どのような方法で配布してもよい。
<D.更新手順の概要>
次に、図6〜図8を参照して、本実施の形態のマスターシーンデータ200およびその更新手順の概要について説明する。
図6は、本実施の形態のマスターシーンデータを用いたマスターフローの更新手順を説明するための図である。図7は、本実施の形態のマスターシーンデータの構成をより詳細に説明するための図である。図8は、本実施の形態のマスターシーンデータの更新例を説明するための図である。
図6を参照して、ベンダー300が先にマスターシーンデータ200をエンドユーザへリリースし、エンドユーザ側では、マスターシーンデータ200に含まれるマスターフロー202を利用して、シーン毎にパラメータやモデル画像などが調整されて、個別調整済シーンのフローがそれぞれ生成されているとする。このとき、個別調整済シーンのフローに応じたユーザシーンデータ210が生成される。
その後、ベンダー300がマスターフロー202をマスターフロー202Aへ更新し、その更新後のマスターフロー202Aを含むマスターシーンデータ200Aを作成し、エンドユーザ400へ提供したとする。エンドユーザ400側では、先に保持されていたマスターシーンデータ200がマスターシーンデータ200Aで置換される。このとき、第一義的には、ユーザシーンデータ210は既存の状態で維持される。但し、ユーザシーンデータ210の内容を更新する必要がある場合には、ベンダー300がシーンマクロ204Aにおいて、その更新すべき内容を指示する命令コードを定義する。そして、エンドユーザ400側の画像処理装置100がシーンマクロ204Aを実行することで、ユーザシーンデータ210も必要に応じて更新される。
図7には、更新後のマスターシーンデータ200Aの構成例を示す。図7を参照して、マスターシーンデータ200Aは、マスターフロー202Aと、シーンマクロ204Aとを含む。図7に示す例では、マスターフロー202Aは、5つの処理2021〜2025で構成されており、処理2021,2022,2024は、いずれのシーンでも実行されるシーン間共通処理に相当し、処理2023,2025は、各シーンで個別に実行されるシーン別処理であるとする。処理2023,2025では、シーン固有のパラメータやモデル画像などを利用できるように、例えば、使用するパラメータが変数で定義される。すなわち、共通フローであるマスターフロー202,202Aには、処理の実行に必要なパラメータを指定するための変数が定義されている。
ユーザシーンデータ210は、個別調整済パラメータのパラメータを格納しており、演算部10(図2)がユーザシーンデータ210に従って画像処理を実行するにあたっては、ユーザシーンデータ210から各シーン別処理において定義された変数に対応するパラメータを取得する。シーン別処理において変数を用いることで、個別調整済パラメータを反映した個別調整済シーンのフローを実現できる。
シーンマクロ204Aでは、格納プロシージャ206Aと、ロードプロシージャ208Aとが定義できるようになっている。格納プロシージャ206Aは、更新後の共通フローであるマスターフロー202Aに従って処理を実行できるように読み出されたユーザシーンデータ210(パラメータセットに相当)を適合させるための処理規則に相当する。ロードプロシージャ208Aは、対応するユーザシーンデータ210(パラメータセットに相当)に更新後の共通フローであるマスターフロー202Aに従う処理の結果を反映させるための処理規則に相当する。
ベンダーは、マスターフロー202に含まれるシーン間共通処理およびシーン別処理のうち、任意の処理の内容を更新することで、更新後のマスターフロー202Aを作成する。このとき、シーン別処理の内容を更新する場合には、ベンダーは、併せて、シーンマクロ204Aにおいて、格納プロシージャ206Aおよび/またはロードプロシージャ208Aを定義する。これによって、既存のユーザシーンデータ210に対して、エンドユーザが何らかの特別な操作を行なうことなく、更新後のマスターフロー202Aを反映できる。
次に、図8を参照して、マスターシーンデータ200からマスターシーンデータ200Aへの更新処理の一例について説明する。
図8(a)は、更新前のマスターシーンデータ200を示し、図8(b)は、更新後のマスターシーンデータ200Aを示す。マスターシーンデータ200のマスターフロー202では、4つの処理からなるマスターフローが定義されているとする。より具体的には、マスターフロー202は、「カメラ入力」、「フィルタA」、「フィルタB」、「サーチ1」を含む。「フィルタA」、「フィルタB」、「サーチ1」のそれぞれで使用されるパラメータは、変数「AA@」、「BB@」、「CC@」として定義されている。シーンマクロ204の格納プロシージャ206には、それぞれのパラメータをユーザシーンデータ210に格納するための命令コードが定義されている。なお、シーンマクロ204のロードプロシージャ208には、何らの有効な命令コードも定義されていないとする。つまり、ロードプロシージャ208は、必要に応じてシーンマクロ204で定義される。このようなシーンマクロ204に含まれる命令コードによって、個別調整済シーンの対応するパラメータセットがユーザシーンデータ210に格納される。
一方、図8(b)に示す更新後のマスターシーンデータ200Aでは、図8(a)に示すマスターフロー202のうち、3番目および4番目の処理(すなわち、「フィルタB」および「サーチ1」)に代えて、「サーチ2」が指定されている。「サーチ2」で使用されるパラメータは、変数「SS@」として定義されている。シーンマクロ204Aの格納プロシージャ206Aには、それぞれのパラメータをユーザシーンデータ210に格納するための命令コードが定義されている。シーンマクロ204Aのロードプロシージャ208Aには、ユーザシーンデータ210として格納されているパラメータセットと更新後のマスターフロー202Aで使用される変数との対応付けを示す命令コードが定義されている。図8(b)に示す例では、ロードプロシージャ208Aは、ユーザシーンデータ210に格納されている各シーンについて最初の1回だけ実行されるように定義されているとする。
いずれかのシーンについて、ロードプロシージャ208Aが実行されると、既存のユーザシーンデータ210に格納されている対応するシーンの変数AA@および変数CC@を用いて、更新後のマスターフロー202Aで使用される変数AA@および変数SS@に相当するパラメータが導出される(図8(b)の工程(1))。この導出されたパラメータがマスターフロー202Aの対応する処理に適用されて、当該シーンに対応する個別調整済シーンのフローとして実行される(図8(b)の工程(2)および(3))。併せて、新たに生成された変数が格納されることで、ユーザシーンデータ210がユーザシーンデータ210Aに更新される。つまり、変数AA@がユーザシーンデータ210Aに格納され(図8の工程(4)および(5))、変数SS@がユーザシーンデータ210Aに格納される(図8の工程(6)および(7))。
このような一連の処理によって、マスターフロー202からマスターフロー202Aの更新とともに、それぞれの処理で用いるパラメータも更新される。
上述したように、命令コードであるシーンマクロ204,204Aには、共通フローであるマスターフロー202,202Aに定義された変数とユーザシーンデータ210内のパラメータとの対応関係が定義されている。なお、マスターシーンデータ200,200Aに含まれるシーンマクロ204,204Aにおいて定義できる命令コードについては、何ら限定されることはなく、必要に応じて適切な内容を定義すればよい。また、条件分岐節などを用いて、実行タイミングなども適宜定義すればよい。
また、シーンマクロ204Aは、段取り替えなどのシーンが切り替えられたこと、ユーザが画像処理装置100上で画像処理を実行するための画面に切り替えたこと、画像処理装置100において画像処理が開始されたこと、などをトリガーとして実行させるようにしてもよい。
図6〜図8を参照して説明したように、本実施の形態においては、ベンダー300などがマスターフロー202を更新する場合には、更新対象の処理で使用されるユーザシーンデータ(パラメータ)だけではなく、当該ユーザシーンデータに対する処理を定義する。このようなユーザシーンデータに対する処理を定義することで、マスターフロー202に対する更新をより柔軟に行なうことができる。
<E.更新例>
以下、マスターフロー202の更新およびその内容を個別調整済シーンのフローに反映する処理例について説明する。以下では、上述した図4に示すマスターフロー202に基づいて生成された個別調整済シーンに対する更新例を示す。説明の便宜上、シーン別に個別調整済シーンのフローを生成するように図示しているが、必ずしもフロー自体をシーン別に生成する必要はなく、マスターフロー202のみを保持しておき、マスターフロー202に適用するユーザシーンデータ210をシーン毎に生成するようにしてもよい。
図9は、本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を追加する例を示す図である。図10は、本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を削除する例を示す図である。図11は、本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を変更する例を示す図である。図12は、本実施の形態のマスターシーンデータに含まれるマスターフローに処理を追加する例を示す図である。
図9には、マスターフロー202に対して処理を追加してマスターフロー202Aとして更新した例を示す。この場合には、個別調整済シーンのフローのすべてに対して、追加された処理が反映される。
図10には、マスターフロー202に対して処理を削除してマスターフロー202Aとして更新した例を示す。この場合には、個別調整済シーンのフローのすべてに対して、削除された処理が反映される。
図11には、マスターフロー202に含まれていた処理を別の処理に変更してマスターフロー202Aとして更新した例を示す。例えば、あるアルゴリズムに従うサーチ処理を別のアルゴリズムに従うサーチ処理へ変更したような場合が想定される。この場合には、個別調整済シーンのフローのすべてに対して、変更された処理が反映される。このとき、モデル領域や計測領域といった設定値およびモデル画像などはそのまま承継される。但し、シーンマクロに定義した命令コードを用いて、承継された設定値やモデル画像などを更新後のマスターフロー202Aへ適合させてもよい。
図12には、マスターフロー202に含まれていた処理を別の処理に変更してマスターフロー202Aとして更新した例を示す。図12に示す例では、マスターフロー202に含まれていたシーン間共通処理およびシーン別処理について、使用するパラメータを変更したとする。この場合、マスターフロー202A自体には、シーン間共通処理に対する変更のみが反映され、これに伴って、個別調整済シーンのフローのすべてに対してその変更内容が反映される。一方、シーン別処理に対するパラメータの変更については、シーンマクロ204A(図12では図示していない)にそれを記述する命令コードが定義される。すなわち、マスターフロー202に含まれる処理のうち、シーン間共通処理に対する変更については、そのままマスターフロー202Aに反映され、シーン別処理に対する変更については、その内容がシーンマクロ204Aに反映される。
なお、図9〜図12には、説明の便宜上、処理の追加・削除・変更といった更新例をそれぞれ説明したが、これらの更新内容については、当然のことながら適宜組み合わせることができる。さらに、必要に応じて、上述した更新以外の内容の更新を反映することもできる。
<F.マスターフローの作成および更新の処理手順>
次に、マスターフローの作成および更新の処理手順について説明する。図13は、本実施の形態のマスターフローの作成および更新の処理手順を示すシーケンス図である。図13には、ベンダー300(より正確にいえば、ベンダー300側の技術者)がマスターフロー202を含むマスターシーンデータ200を作成し、その後、マスターフロー202を更新する一連の手順例を示す。別の局面で表現すれば、ベンダー300側の画像処理装置100が開発装置として機能するとともに、エンドユーザ400側の画像処理装置100で実際の画像処理を実行する。つまり、ベンダー300側の開発装置として機能する画像処理装置100と、エンドユーザ400側の画像処理装置100とで、一種の管理システムを実現できる。そのため、図13に示す処理手順は、管理システムにおいて実行される管理方法としての局面も有することになる。
図13を参照して、ベンダー300は、マスターフロー202を含むマスターシーンデータ200を新規作成する(ステップS2)。より具体的には、ベンダー300は、マスターフロー202を作成するとともに、マクロプログラムを行なってシーンマクロ204を作成する。ベンダー300では、通常の開発環境上でこれらの作成を行なう。具体的な開発環境としては、フローの作成編集機能の画面やフローに含まれる各処理の内容を規定する処理項目設定画面などが提供される。続いて、ベンダー300は、作成したマスターフロー202およびシーンマクロ204を含むマスターシーンデータ200をパッケージ化する(ステップS4)。このパッケージ化において、エンドユーザ400側でパラメータやモデル画像をシーン別に調整するための画面を提供するデータ(調整用UIデータ)をマスターシーンデータ200に随伴させてもよい。
マスターシーンデータ200および調整用UIデータがエンドユーザ400側の画像処理装置100に提供されると(ステップS6)、ベンダー300またはエンドユーザ400は、その提供されたマスターシーンデータ200および調整用UIデータをエンドユーザ400側の画像処理装置100にインストールする(ステップS8)。言い換えれば、ステップS8において、エンドユーザ400側の画像処理装置100は、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローであるマスターフロー202と、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータ210と、ユーザシーンデータ210に含まれるパラメータセットに関する命令コードであるシーンマクロ204とを保持する。
なお、画像処理装置100を含む制御システム1をベンダー300が納品するような場合には、ベンダー300側でマスターシーンデータ200および調整用UIデータを画像処理装置100にインストールし、そのインストールされた画像処理装置100をエンドユーザ400側へ提供するような態様もあり得る。つまり、図13のステップS6およびS8は、ベンダー300によって実施されることもある。この場合には、ステップS4のパッケージ化の処理は、必ずしも実施されない。
エンドユーザ400は、マスターシーンデータ200および調整用UIデータがインストールされた画像処理装置100を用いて、目的のシーン別にパラメータやモデル画像などを調整し、個別調整済シーンのフローを生成する。すなわち、エンドユーザ400は、特定用途向けやワーク向けの個別調整を実施する(ステップS10)。
図14は、本実施の形態の画像処理装置100が提供するシーン別調整用の画面例を示す。図14に示す画面例は、典型的には、ベンダー300が提供する調整用UIデータによって実現される。すなわち、図14に示す画面例は、ベンダー300によって用意された専用の設定画面である。図14に示す画面例では、高度な専門知識をもたないエンドユーザ400であっても、目的のシーン別にパラメータやモデル画像などを調整できるように、必要な項目のみが入力可能に表示されている。より具体的には、図14に示す画面例では、(1)シーンNo.、(2)判定しきい値1、(3)判定しきい値2、(4)フィルタサイズ、(5)モデル画像といった項目について、エンドユーザ400が入力することが可能になっている。そして、「適用」ボタンが押下されると、入力された内容で個別調整済シーンが生成される。図14に示す画面例を用いて、エンドユーザ400は必要な数だけ個別調整済シーンを生成し、画像処理の実運用を開始する。
なお、テストランなどを実施して何らかの不具合があれば、エンドユーザ400は、入力したパラメータを再調整したり、モデル画像を再登録したりする。また、個別調整済シーンを判別できるように、タイトルの設定することもできる。
図13に戻って、画像処理の実運用が開始されると、エンドユーザ400側からベンダー300側へ何らかの要望がなされることがある(ステップS12)。また、ベンダー300側で何らかの改善案が提案されることもある。
このような場合には、マスターフロー202に対して改善が実施される。すなわち、ベンダー300は、マスターシーンデータ200を更新する(ステップS14)。具体的には、ベンダー300は、作成済のマスターフロー202に対して、処理項目の変更・追加・削除などを含む変更を実施するとともに、シーンマクロ204に対して、マクロ処理の変更・追加・削除などを含む変更を実施する。併せて、ベンダー300は、必要に応じて、シーン間共通処理で使用されるパラメータ(共通パラメータ)を変更する。あるいは、ベンダー300は、マスターフロー202に含まれる処理項目のタイトルを設定または変更することもある。ベンダー300では、マスターシーンデータ200の作成時と同様に、通常の開発環境上でこれらの作成を行なう。続いて、ベンダー300は、作成した更新後のマスターフロー202Aおよび更新後のシーンマクロ204Aを含むマスターシーンデータ200Aをパッケージ化する(ステップS16)。すなわち、ベンダー300側の開発装置として機能する画像処理装置100は、新たな共通フローであるシーンマクロ204Aと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードであるシーンマクロ204Aとを一体的に出力する。
このパッケージ化において、エンドユーザ400側で更新後のマスターシーンデータ200Aを反映するための更新用スクリプトを随伴させてもよい。
更新後のマスターシーンデータ200Aおよび更新用スクリプトがエンドユーザ400側の画像処理装置100に提供されると(ステップS18)、エンドユーザ400は、その提供された更新用スクリプトを用いて、更新後のマスターシーンデータ200Aをエンドユーザ400側の画像処理装置100に反映する(ステップS20)。すなわち、エンドユーザ400側の画像処理装置100は、保持しているマスターフロー202(共通フロー)およびシーンマクロ204(命令コード)を、開発装置として機能するベンダー300側の画像処理装置100が出力した更新後のマスターフロー202A(新たな共通フロー)および更新後のシーンマクロ204A(新たな命令コード)でそれぞれ置換する。
図15は、本実施の形態の画像処理装置100が提供するマスターシーンデータ更新用の画面例を示す。図15に示す画面例は、典型的には、ベンダー300が提供する更新用スクリプトによって実現される。すなわち、図15に示す画面例は、ベンダー300によって用意された専用のツールである。図15(a)に示す画面例では、高度な専門知識をもたないエンドユーザ400であっても、マスターシーンデータ200Aへの更新が容易にできるように、更新後のマスターシーンデータ200Aが反映可能であることと、その反映を実行するためのボタンのみが表示されている。エンドユーザ400が図15(a)に示す「更新」ボタンを押下することで、エンドユーザ400側の画像処理装置100では、マスターシーンデータ200Aへの更新処理が開始される。この更新処理では、基本的には、マスターフロー202およびシーンマクロ204が、マスターフロー202Aおよびシーンマクロ204Aへそれぞれ置換される。これらの更新処理が完了すると、図15(b)に示すような、更新完了のメッセージが通知される。
このような一連の処理によって、マスターフローを含むマスターシーンデータが更新される。
<G.ベンダー側の画像処理装置(開発環境)>
ベンダー300は、基本的には、エンドユーザ400側に配置される画像処理装置100と同様の画像処理装置を用いて、マスターシーンデータ200の作成、およびマスターシーンデータ200Aの更新を行なうようにしてもよい。すなわち、画像処理装置100は、図2に示すようなマスターシーンデータ200を受付けて、個別調整済シーンのフローを実行するだけではなく、マスターシーンデータ200の作成および更新の関連する機能をさらに搭載してもよい。あるいは、主として、マスターシーンデータ200の作成および更新を実行するための専用の開発環境を用いてもよい。この場合には、処理モジュール群12を含む演算部10(図2参照)を必ずしも採用する必要はなく、単に、マスターシーンデータ200の作成および更新する機能、ならびに作成または更新したマスターシーンデータを出力する機能のみが実装されていればよい。
このように、ベンダー300側の画像処理装置については、上述の画像処理装置100と一部または全部を共通にするので、ここでは詳細な説明は繰返さない。
<H.結論>
本実施の形態によれば、シーン別にパラメータセットが定義されてシーン別に画像処理がそれぞれ実行される環境において、当該画像処理の内容が変更された場合であっても、より少ない工数でその変更を反映できる。
本実施の形態の画像処理装置100およびそれを含む管理システムにおける、ベンダー300側の技術者およびエンドユーザ400のそれぞれから見た利点を以下説明する。
すなわち、ベンダー300側の技術者から見れば、マスターシーンデータ200およびそれに含まれるマスターフロー202の内容については十分に把握しており、必要に応じて更新を行なうことができる。但し、エンドユーザ400側でどのようなユーザシーンデータ210が使用されているのかを把握することは難しい。特に、マスターフロー202が多用途・汎用的ものである場合には、エンドユーザ400側で用意されている既存のユーザシーンデータ210は、膨大な種類になっていることもあり、これらを十分に検証することは、時間的にも無理な場合がある。このような背景に対して、本実施の形態の画像処理装置100では、マスターフロー202を更新した後、更新後のマスターフロー202に各ユーザシーンデータ210を適合させるための命令コードを作成すればよいので、更新後のマスターフロー202およびユーザシーンデータ210についての検証を大幅に低減できる。
エンドユーザから見れば、マスターシーンデータ200およびそれに含まれるマスターフロー202の内部の処理やデータ構造については基本的には把握しておらず、複雑な操作を行なうことは基本的には無理である。このような背景であっても、本実施の形態の画像処理装置100では、基本的には非常に簡単な操作で、マスターフロー202および対応する個別調整済シーンの各フローを更新できるので、高度な専門知識がなくても、常に最適な画像処理を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御システム、2 ワーク、5 PLC、6 搬送機構、8 撮像装置、10 演算部、12 処理モジュール群、20 記憶部、30 入力部、40 出力部、50 受信部、60 更新部、70 編集部、80 更新データ出力部、100 画像処理装置、102 表示部、200,200A マスターシーンデータ、202,202A マスターフロー、204,204A シーンマクロ、206,206A 格納プロシージャ、208,208A ロードプロシージャ、210,210A ユーザシーンデータ、300 ベンダー、400 エンドユーザ。

Claims (9)

  1. 複数の処理を選択的に実行可能な演算部と、
    前記演算部からアクセス可能な記憶部とを備え、
    前記記憶部は、
    前記複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、
    1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、
    前記ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持しており、
    前記演算部は、指定されたシーンに対応するパラメータセットを前記ユーザシーンデータから読み出した上で、前記共通フローに従って入力画像に対して処理を実行するように構成されており、
    前記命令コードは、対応するパラメータセットに前記共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む、画像処理装置。
  2. 前記命令コードは、さらに、前記共通フローに従って処理を実行できるように前記読み出されたパラメータセットを適合させるための第2の処理規則を含む、画像処理装置。
  3. 所定の媒体を通じて、新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとが提供されると、前記記憶部に保持されている共通フローおよび命令コードを、提供された新たな共通フローおよび新たな命令コードでそれぞれ置換する更新手段をさらに備える、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとを受付ける受信手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記共通フローには、処理の実行に必要なパラメータを指定するための変数が定義されており、
    前記命令コードには、前記共通フローに定義された変数と前記ユーザシーンデータ内のパラメータとの対応関係が定義されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶部に保持されている共通フローおよび命令コードを編集するための編集手段をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 編集後の共通フローを、対応する命令コードとともに出力する更新データ出力部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 開発装置と画像処理装置とを含む管理システムであって、
    前記画像処理装置は、複数の処理を選択的に実行可能な演算部と、記憶部とを備え、
    前記記憶部は、
    前記複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、
    1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、
    前記ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持しており、
    前記開発装置は、新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとを関連付けて出力し、
    前記画像処理装置は、前記記憶部に保持されている共通フローおよび命令コードを、前記開発装置が出力した前記新たな共通フローおよび前記新たな命令コードでそれぞれ置換する更新手段をさらに備え、
    前記命令コードは、対応するパラメータセットに前記共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む、管理システム。
  9. 開発装置および画像処理装置を用いた管理方法であって、
    前記画像処理装置が、複数の処理のうち選択された処理を予め定められた順序で実行させるための共通フローと、1または複数のパラメータからなるパラメータセットがシーン別に定義されたユーザシーンデータと、前記ユーザシーンデータに含まれるパラメータセットに関する命令コードとを保持するステップと、
    前記開発装置が、新たな共通フローと当該新たな共通フローに対応する新たな命令コードとを関連付けて出力するステップと、
    前記画像処理装置が、保持している共通フローおよび命令コードを、前記開発装置が出力した前記新たな共通フローおよび前記新たな命令コードでそれぞれ置換するステップとを備え、
    前記命令コードは、対応するパラメータセットに前記共通フローに従う処理の結果を反映させるための第1の処理規則を含む、管理方法。
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