JP2015141788A - Led照明装置、電源装置、led照明装置の制御方法および情報提供システム - Google Patents

Led照明装置、電源装置、led照明装置の制御方法および情報提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】LED照明装置、電源装置、LED照明装置の制御方法および情報提供システムを提供すること。
【解決手段】LEDアレイ208と、商用電源からの電力供給がない場合に前記LEDを動作させるための2次電池210と、商用電源の異常を判断し、商用電源の正常時には商用電源から変換された直流電力を前記LEDに供給し、商用電源の異常時には商用電源の正常時に充電した2次電池210からの直流電力をLEDアレイ208に供給する電圧比較部205と、LEDアレイ208の点灯をパターン状に制御する点灯制御部206とを備え、電圧比較手段205が商用電源の正常を示す場合には点灯制御部206によりLEDアレイ208がパターンを提供するように点灯制御を行い、電圧比較手段205が商用電源の異常を示す場合には、LEDアレイ208を非常灯として点灯制御している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光ダイオード(以下、LEDとして参照する。)を備える電灯装置に関し、より詳細には、LED照明装置、電源装置、LED照明装置の制御方法および情報提供システムに関する。
近年、白色LEDなどが普及し、また省電力の要請もあり、LEDを光源として利用する、LED照明装置が多く利用されている。LEDは、数mA〜数10mA程度の電流で高輝度発光が可能なので、電球として利用する場合にでも、大がかりな電源装置を必要としない。そのため、携帯型電灯、電球および据付型の照明用光源、あるいは、電池駆動の電灯装置の光源としても利用されている。
また、近年、地震、大型台風またはゲリラ豪雨などの自然災害時には、商用電源が停止してしまうため、商用電源が停止する自然災害時でも使用可能であることを前提としなければならないことが改めて認識されているところである。さらに、商用電源が停止してしまった場合でも、夜間、または昼間でも照明が必要な場所から迅速な避難を行うことが必要である。
しかしながら、夜間や照明が無ければ昼間でも暗い、例えば地下街や地下鉄構内、またはトンネル内などは、商用電源が停止してしまうと視界が利かず、避難するにしても逆に危険を伴う場合も少なくない。災害時停電などの場合、仮にバックアップ用の非常発電施設が有ったにしても、非常用発電施設のための電力ラインが健全であるとも言えない。
そのため、上述した目的で、非常用照明として専用に建造物に設けられていたり、家庭内では非常用照明として懐中電灯が利用されていたりする。しかしながら、停電は不意に発生するので、非常用照明設備や懐中電灯がどこにあるのかを忘れている場合や、夜間などの場合には、非常用照明設備や懐中電灯を探し当てられずに役に立たないという場合もある。また、非常時の停電でなくとも、電力を使いすぎた場合に安全用のブレーカが動作し、建造物内の全照明が消えてしまい、同じようなケースが発生することは身近に起こりえることである。
このような問題を改善するために種々の技術がすでに知られており、例えば、本出願人は、上述した問題を解決するために、PCT/JP2013/000809(特許文献1)および特願2013-262292(特許文献2)として、自然災害その他の原因による停電時に自動点灯するLED照明装置、電源装置、点灯制御方法を提案してきた。
一方で、LED照明装置は、負数のLED素子を平面的に配列することによって、電球型や面状に広がった照明装置を構成することができる。この特性は、LED照明装置を使用してパターンを発生することが可能であることを示すものであり、当該パターンを、特定の主情報に関連づいた付加的な情報を提供することも可能である。
PCT/JP2013/000809 特願2013-262292
本発明は、商用電源が正常な場合には、予め設定したパターンを表示し、デジタルサイネージや自動販売機などにおけるオンサイト広告に関連して付加的な情報を提供すると共に、停電時には、非常灯として直ちに機能することが可能なLED照明装置、電源装置、LED照明装置の制御方法および情報提供システムを提供することを課題とする。
本発明によれば、
複数のLEDと、
商用電源からの電力供給がない場合に前記LEDを動作させるための2次電池手段と、
商用電源の異常を判断し、商用電源の正常時には商用電源から変換された直流電力を前記LEDに供給し、商用電源の異常時には商用電源の正常時に充電した2次電池からの直流電力を前記LEDに供給する電圧比較手段と、
前記複数のLEDの点灯をパターン状に制御する点灯制御手段と
を備え、
前記電圧比較手段が商用電源の正常を示す場合には前記点灯制御手段により前記複数のLEDがパターンを提供するように点灯制御を行い、
前記電圧比較手段が商用電源の異常を示す場合には、前記複数のLEDを非常灯として点灯制御することを特徴とする、LED照明装置が提供できる。
本発明の前記電圧比較手段は、2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断することができる。本発明の商用電源が正常な場合に前記複数のLEDが表示するパターンは、不特定パターンであり、商用電源が異常な場合には、全LED点灯パターンまたは特定形状のパターンとされる。
本発明によれば、
商用電源の異常を判断し、商用電源の正常時には商用電源から変換された直流電力をLEDに供給し、商用電源の異常時には商用電源の正常時に充電した2次電池からの直流電力を前記LEDに供給する電圧比較手段と、
複数のLEDの点灯をパターン状に制御する点灯制御手段と
を備え、
前記電圧比較手段が商用電源の正常を示す場合には前記点灯制御手段により前記複数のLEDがパターンを提供するように点灯制御を行い、
前記電圧比較手段が商用電源の異常を示す場合には、前記複数のLEDを非常灯として点灯制御することを特徴とする、LED用電源装置が提供される。
本発明によれば、
LED照明装置の点灯を制御する方法であって、
2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断するステップと
商用電源が正常と判断した場合、複数のLEDが不特定パターンを提供するように点灯制御を行うステップと
商用電源が異常と判断した場合には、複数のLEDを非常灯として点灯制御するステップと
を含むことを特徴とする、制御方法が提供される。
本発明では、2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断するステップを含むことができる。本発明の複数のLEDを非常灯として点灯制御するステップは、全LED点灯パターンまたは特定形状のパターンにLEDを点灯制御するステップを含むことができる。
本発明の前記不特定パターンは、デジタルサイネージ装置または自動販売機が表示する情報の付加的情報として機能させることができる。
本発明によれば、
デジタルサイネージ装置または自動販売機が表示する主情報に対する景品情報を提供する情報提供システムであって、
商用電源が正常な場合には、複数のLEDを不特定パターンで点灯制御してデジタルサイネージ情報または自販機が表示する主情報に関連づけた景品情報を表示するLED照明装置と、
イメージ化された前記LED照明装置の不特定パターンをネットワークから受領して前記不特定パターンを解析する手段と、
前記解析に基づき景品情報を生成して、前記不特定パターンの送付元に関連づけて登録する手段と、
前記景品情報が生成されたことを前記送付元にネットワークを介して送付する手段と
を含むサーバ装置と
を備える情報提供システムが提供できる。
本発明によれば、商用電源が正常な場合には、予め設定したパターンを表示し、ディジタルサイネージ・オンサイト広告に関連して付加的サービスを提供すると共に、停電時には、非常灯として直ちに機能することが可能なLED照明装置、電源装置、LED照明装置の制御方法および情報提供システムを提供することができる。
本実施形態のLED照明装置の実施形態を示す図。 本実施形態においてLED照明装置100、150が使用する電源装置200を示す図。 本発明の電圧比較部205の電圧比較回路300の実施形態を示す図。 電源装置200の第2の実施形態を示す図。 本実施形態の電圧比較部205の充電動作およびLEDアレイ208の点灯動作を、コンパレータ301の出力電圧Voutと対応づけて説明する図。 本実施形態の電源装置600の第3の実施形態を示す機能ブロック図。 本実施形態における電圧比較部604および停電時自動点灯部606の回路構成の実施形態を示す図。 本実施形態でLEDアレイを点灯制御するための点灯制御部800の機能ブロック図。 図8に示すコントローラ801の機能ブロックを示す図。 本実施形態のLED照明装置100、150の使用態様を説明する図。 本実施形態の情報提供システムの概略図。
100 :据付型LED照明装置
100 :LED照明装置
101 :筐体
102 :透明カバー
102 :基板
103 :ソケット
104 :切替スイッチ
105 :LED
108 :充電手段
109 :プリント配線板
110 :2次電池
111 :ライン
112a :拡張部
112b :延長部
150 :据付型LED照明装置
150 :LED照明装置
151 :筐体
152 :LED素子
152 :基板
153 :ピンタイプソケット
154 :2次電池
200 :電源装置
202 :直流変換部
202a :直流変換部
202b :直流変換部
203 :DC−DC変換部
204 :抵抗
205 :電圧比較部
206 :点灯制御部
207 :充電制御部
208 :LEDアレイ
209 :スイッチ部
210 :2次電池
211 :通信制御部
300 :電圧比較回路
301 :コンパレータ
302 :抵抗
304 :抵抗
305 :抵抗
307 :ORゲート
510 :LED照明装置
600 :電源装置
601 :直流変換部
602 :充電制御部
603 :DC−DC変換部
604 :電圧比較部
605 :2次電池
606 :停電時自動点灯部
608 :点灯制御部
以下、実施形態を使用して本発明を説明する。ただし、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態のLED照明装置の実施形態を示す。本実施形態のLED照明装置は、建造物の壁、天井に、据付具を介して固定して設置される形式の比較的大型・大光量のLED照明装置を意味する。なお、図1の一点鎖線を境界として紙面右手側は、筐体101を一部切り欠いて筐体101内に収容されている各種要素を示す。図1(a)は、
図1(a)に示すLED照明装置100は、外見上、白熱電球に類似した形状とされており、筐体101と、商用電源に接続するためのソケット103とを含む。プラスチック製の筐体101は、LED105などを収容する拡張部112aと、拡張部112aに連続する延長部112bとを有する。拡張部112aには、光源であるLED105やLED105の点灯を制御するための各種の部材が収容されている。
筐体101の紙面上部側には、LED105を覆い、またLED105からの光を透過させる透明カバー102が設けられていて、LED105を保護すると共に、LED105から発生した光を外部に照射する。透明カバー102は、透明である必要はなく、LED105からの光を透過する透光性を有していればよい。
LED(Light Emitting Diode)105は、電圧を加えた際に発光する半導体素子である。本発明で使用できるLED105は、その種類、形態などは問わない。本実施形態では、複数のLED105を配置している形態を示しているが、基板上に実装された単数あるいは複数のLEDチップを一括封止したCOBタイプ(Chip On Board)でもよいし、SMDタイプ(Surface Mount Device)でもよい。また、LED105の例には、有機EL(OLEDs)も含まれる。また、LED105の色合いは、どのような色でもかまわないが、電灯の機能を考慮すると、白熱電灯の色合いから昼光色の色合いを再現するLEDを使用することが好ましい。
筐体101には、LED照明装置の動作モードを切替えるための切替スイッチ104が設けられていても良い。切替スイッチ104は、本実施形態では、電灯モードおよび携帯型の懐中電灯として機能させるための懐中電灯モードの切替えを行うために使用される。なお本実施形態において懐中電灯として機能しない用途に適用する場合には、切替スイッチ104は、電灯モードに固定しておくか、または電灯モードだけが可能となるように内部回路を構成することができる。なお、本実施形態において動作モードが、商用電源の正常時および異常時だけを識別すれば良い場合には、とりわけ切替スイッチ104を設ける必要はない。
さらに筐体101の構成要素である延長部112bには、紙面下側にE26、E12、E17、E27、E14、E11、GU10などの規格を有するソケット103が配設されていて、従来の白熱電灯用の商用電源ソケット(メス)に螺合して、LED照明装置100に商用電源を供給することが可能とされている。
2次電池110は、充電を行なうことにより電気を蓄えて電池として使用できる部材である。本発明の2次電池としては、これまで知られたいかなる充電式のものでも利用できる。近年では、3.7V、3.8Vなどの高い放電電圧を提供でき、また容量の大きなLiイオン電池が普及していることもあり、Liイオン電池を使用することが好ましい。さらに筐体101の内側には、2次電池110を取り囲むようにして、プリント配線板109が固定されている。プリント配線板109は、2次電池110をその中央部に挿通させることができるように円形の開口部を備えていて、2次電池110を取り囲むように、各種の電気的要素や部材を実装している。なお各種電気的要素や部材はより詳細に後述するが、図1では、それらの要素・部材のうち、充電手段108だけを例示的にしている。また、2次電池110は、正極がLED105に接続され、負極がライン111で示すように接地されており、さらに充電手段108に接続された充電ラインにより、点灯モードおよび充電モードにおいて充電される構成とされている。
図1(b)、(c)は、他の実施形態のLED照明装置150の実施形態を示す。図1(b)に示すLED照明装置150は、平面視で矩形の形状を有しており、商用電力は、蛍光灯型のピンタイプソケット153から供給される。LED素子152は、筐体151内に配置される回路基板上に複数配置されている。図1(c)は、図1(b)の切断線A−Aに沿った断面構成を示す。回路基板の背後には、図1(a)で説明したと同様の各回路要素が配置されていて、平常時には、2次電池154を充電しながら、LED照明装置150によるパターン表示機能を提供し、停電時には、前LED点灯による非常灯として機能させることが可能とされている。なお、図1(c)では、説明の便宜上2次電池154のみを説明するが、他の回路要素は、図1(a)で説明したと同様である。
図2は、本実施形態においてLED照明装置100、150が使用する電源装置200を示す。なお、図2に示した電源装置200は、LED照明装置100、150と一体化されていても良いし、電源装置200として少なくともLEDアレイ208から別体として構成することもできる。図2から2次電池を除いた構成が電源装置200の実施形態であり、図2に示す矩形枠の中に含まれる構成要素全体は、電源パッケージの構成に相当する。図2の紙面左手側の電力入力側から順に説明すると、商用電源ラインは、電源装置200の直流変換部202にまず導入される。直流変換部202は、トランス、トランジスタ、必要に応じてインバータなどを含んで構成される整流回路であり、商用電源の交流を、所定のまたは設定範囲の直流電流に変換している。直流変換部202の出力は、DC−DC変換部203に導入される。
DC−DC変換部203は、LEDアレイ208を駆動するための駆動電圧を生成し、LEDアレイ208の点灯を制御する点灯制御部206を介してLED駆動電流をLEDアレイ208に供給し、LEDアレイ208を点灯させる。これと並列的に図2の電源装置は、2次電池210を充電することができるように、直流変換部202の出力が、充電制御部207にも供給される。なお、LEDアレイ208は、図1で示すように、複数のLEDが基板上に所定の配置で複数配置されたアレイ状光源を意味し、その平面視の形状は、円形、矩形、三角形、四角形、その他如何なる形状とされていてもかまわない。なお、本実施形態の点灯制御部206の構成については、より詳細に後述する。
充電制御部207の出力は、2次電池210に供給され、説明する実施形態では、2次電池210の充電のために使用される。また、充電制御部207の出力する充電電圧は、電圧比較部205に入力されて、商用電源の機能不全を判断するために使用される。なお、直流変換部202の出力は、充電制御部207にも供給されているので、商用電源による2次電池の充電も同時に可能とされている。これにより、常時、2次電池210の充電を行なうことができるので、より確実に非常時におけるLED駆動電力を確保することができる。
他方、電圧比較部205には、2次電池210の出力が接続されている。電圧比較部205は、充電電圧と、2次電池210の電圧を比較し、LEDアレイ208への2次電池210からの駆動電流の供給を制御している。
電圧比較部205の機能を説明すると、電圧比較部205は、充電電圧(Vin)と、2次電池210の出力電圧(Vref)とを比較し、2次電池210の出力電圧Vrefの方が高い場合、充電中ではないと判断する。また、電圧比較部205は、Vinの方がVrefよりも高いと判断した場合、充電中または商用電源による点灯中であると判断する。そして、充電中または商用電源が正常に供給されている場合には、出力をオフ(Lowレベル)とし、2次電池110からの駆動電流を、LEDアレイ208に供給しない。このため、充電しながら放電する動作を防止し、2次電池210に負担をかけることがない構成とされている。
一方、電圧比較部205は、Vrefの方が高い、すなわち充電されておらず、かつ商用電源が供給されていない場合には、LEDアレイ208を駆動させるために必要な駆動電圧を出力するように機能する。電圧比較部205の出力電圧は、点灯制御部206に送られる。点灯制御部206は、駆動電流をLEDアレイ208に供給して、LEDの点灯を制御する。
また、図2に示した実施形態では、電源装置200と、2次電池210とが基板上に配置されるものとして説明した。他の実施形態では、2次電池210のみを基板上に配置し、電源装置200は、LED照明装置から分離して配置することも可能である。さらに他の態様では、電源装置200と、2次電池とを一体として、LED照明装置100、150から分離し、例えば電源パッケージとすることができる。この電源パッケージの態様では、実施態様では、どのようなタイプのLED照明装置であっても、非常灯として機能させることが可能となる。
図3は、本発明の電圧比較部205の電圧比較回路300の実施形態を示す。電圧比較回路300は、コンパレータ301を含んで構成することができ、作動電圧が2次電池210の出力電圧が使用され、商用電源が遮断されている場合でも2次電池210の定格出力電圧の下で、何ら問題なく動作する。また、コンパレータ301は、反転型コンパレータとして構成されていて、負入力端子(−)が入力電圧、正入力端子(+)が基準電圧とされている。
一方、負入力端子(−)には、充電電圧(Vin)が抵抗302を介して入力され、正入力端子(+)には、2次電池210の電圧(Vref)が抵抗304を介して入力されている。コンパレータ301は、反転型コンパレータなので、Vin≧Vrefとなったとき、出力をオフ(Lowレベル)とし、Vin<Vrefとなったとき、オン出力(2次電池出力電圧)を与え、2次電池210の電圧に等しい電圧を出力する。なお、コンパレータ301の出力端子に接続される抵抗305は、プルアップ抵抗である。
すなわち充電電圧が0Vを超える有意な値を有している場合、充電中であることが示され、充電中の充電電圧は、少なくとも2次電池210の出力電圧以上だから商用電源が遮断していることはない。この場合、2次電池210から電力を供給する必要はないので、コンパレータ301による反転判断の結果、コンパレータ301は出力オフ状態とする。一方、充電電圧が0Vの場合には、LED照明装置100、150は、(1)商用電源が停電した状態、(2)LED照明装置を、据付具から取外して携行型電灯として使用される状態のいずれかであり、同時にVin<Vrefが充足される。
他方、上記(1)および(2)の場合にはコンパレータ301はその出力端子に2次電池210の電圧(Vref)を出力するので、最大、コンパレータ301の制限電流まで電流を供給することが可能である。多くの場合、LEDアレイ208は、20mA程度で動作するので、コンパレータ301として、例えばパワー・オペアンプを使用すれば、多数のLEDを搭載した大型のLED照明装置100、150でも対応可能である。また必要とされる出力電流に応じて、コンパレータ301の出力側にトランジスタを配置し、出力電流を増幅させることもできる。
なお、図3に示した実施形態では、コンパレータ301の出力側に抵抗204を介してORゲート307が配置されている。このORゲート307は、2次電池210ラインと、商用電力によって供給される駆動ラインとの分離を確実に提供し、2次電池210が無用に放電しないようにするために用いられている。
当該ORゲート307を使用することで、電圧比較部205の出力を、商用電源の正常時には、パターン状の点灯制御動作から、全LEDを同時点灯させる非常灯動作に切り替える制御信号として使用することが可能となる。
以上の電圧比較部205を使用することにより、LED照明装置100、150を、商用電源の正常時と、商用電源の異常時とで全く異なる機能を提供するように動作させることが可能となる。
図4は、電源装置200の第2の実施形態を示す。図2から2次電池を除いた構成が電源装置の実施形態であり、図4の矩形枠全体は、電源パッケージの構成に相当する。なお、図2で示したと同一の機能の要素には、同一の符号を付して参照する。図4に示す実施形態では、図2の直流変換部202が、2系列の直流変換部202a、202bに分離されていて、それぞれLED点灯および2次電池210の充電のために独立して機能している。なお、説明のため、2次電池210も併せて示す点は、第1の実施形態と同様である。
また、当該実施形態では、電源装置200と、2次電池210とが基板上に配置されるものとして説明した。他の実施形態では、2次電池210のみを基板上に配置し、電源装置200は、LED照明装置から分離して配置することも可能である。また、電源装置200と、2次電池と一体化した電源パッケージとして構成することもできる。この実施態様では、どのようなタイプのLED照明装置であっても、非常灯として機能させることが可能となる。
図4に示した実施形態においても電圧比較部205は、図3で示したと同様の構成とされている電圧比較部205は、充電電圧と2次電池210の出力電圧とを比較し、比較の結果に応じて2次電池210側からのLEDアレイ208の駆動電圧を印加することが可能とされている。また、図4に示した実施形態では、DC−DC変換部203の出力は、LEDアレイ208を点灯させるとは別に並列に通信制御部211へも供給されている。通信制御部211は、IEEE802.x、900MHz帯の通信、Bluetooth(登録商標)、LTA、第4世代通信プロトコルなどを使用して外部装置との通信を行うために使用される。なお、通信制御部211は、本実施形態ではオプションとして提供され、LED照明装置100、150の構成要素とすることができる。また、とりわけ通信機能を使用しない場合には、図2実施形態のように通信制御部211を設けなくとも良い。
図5は、本実施形態の電圧比較部205の充電動作およびLEDアレイ208の点灯動作を、コンパレータ301の出力電圧Voutと対応づけて説明する図である。LED照明装置100、150の充電動作は、購入時の充電および商用電源の通電点灯時に行われる。この期間に関しては2次電池210からの電力供給は無駄である。
2次電池としてLiイオン電池を使用する場合、定格出力電圧が3.7〜3.8Vであり、放電に従って電圧が低下する。また、定電圧充電では、充電電圧は、4.1V程度であり、充電動作では、少なくとも初期には2次電池の出力電圧以上の充電電圧Vinによる4.1〜4.2Vの定電圧充電が行われるので、2次電池の出力電圧Voutを、Vrefとして使用できる。図5に示した実施形態では、図5(a)で、充電が開始されると充電電圧Vinが直ちにVrefを上回るので、コンパレータ301の出力電圧Voutは、0Vに遷移し、2次電池210によるLEDアレイ208の駆動は行われない。
一方、充電が終了すると、充電電圧は0Vに遷移し、Vin<Vrefの条件が充足されるので、図5(b)に示すように、コンパレータ301は、その出力電圧をVrefとするように状態を遷移させる。この充電停止は、LED照明装置100、150の商用電源からの取外し、充電制御部207の過充電防止機構、または商用電源の停電によって発生する。
これらの状態では、充電電圧が0Vとなると直ちにLEDアレイ208に2次電池110から駆動電圧が印加されるのでLEDアレイ208は点灯し、商用電源の不意な停電やLED照明装置の懐中電灯としての利用に対応してLED照明装置100が点灯する。過充電防止のために充電動作が停止している場合、図3で説明したように、2次電池210からの電力供給がされないようにDC−DC変換部203の出力電圧を設定し、過電流防止のためのダイオードやORゲート307などを用いて、商用電源ラインとの間の分離を行うことで、2次電池210の無駄な放電を防止できる。
図6は、本実施形態の電源装置600の第3の実施形態を示す機能ブロック図である。図6から2次電池を除いた構成が電源装置の実施形態であり、図6の矩形枠内の全体は、電源パッケージの構成に相当する。第3の実施形態は、停電の検出を、商用電源により低電圧のプローブ電位HVを生成する回路を電源装置600に構成することで、自動点灯する機能を提供する。なお、図6中、直流変換部601、充電制御部602、DC−DC変換部603、2次電池605およびLEDアレイ610については、第1の実施形態で説明したと同様である。
また、2次電池605については、説明のため記載しており、電源装置600を構成する必須的な構成ではない。さらに電源装置600と、2次電池605とは、基板上に配置される必要は無く、他の実施形態では、2次電池605のみを基板上に配置し、電源装置200は、LED照明装置から分離した独立の装置として構成することも可能である。また、電源装置600と、2次電池605とを一体化した電源パッケージとしてLED照明装置とは分離して構成することもできる。
図6の電源装置600は、停電による電圧変化を比較するための電圧比較部604と、停電を判断したときに自動点灯する停電時自動点灯部606と、点灯制御部608とを含んでいる。電圧比較部604は、またはプローブ電圧と、接地電圧とを比較する電圧比較する部材である。
電源装置600は、プローブ電位生成部611を備えている。なお、図6に示すプローブ電位生成部611は、最も本質的な構成を例示したにすぎず、ボード、ICなどのモジュールとして実装することができることは言うまでも無い。プローブ電位生成部611、ダイオード・ブリッジ609と、分圧抵抗と、必要に応じて平滑化用のキャパシタ(図示せず)とを含んで構成することができ、商用電圧が正常に供給されている限り、プローブ電位HVは、分圧抵抗を介して流れる微少電流で与えられる電位となる。
当該プローブ電位HVは、電圧比較部604に入力される。電圧比較部604の出力は正常・停電といった事象に応じて停電時自動点灯部606を制御し、LEDアレイ610への給電経路を商用電源と2次電池との間で切り替える。これにより、LEDアレイ610が発光し、本実施形態のLED照明装置100、150は、非常灯としての機能を発揮する。また電圧比較部604の出力は、点灯制御部608に供給され、正常時のパターン形成動作から全LEDを同時点灯させる非常灯モード動作への制御信号として利用される。
図7は、本実施形態における電圧比較部604および停電時自動点灯部606の回路構成の実施形態である。プローブ電位HVは、2つのORゲートにそれぞれ分圧抵抗を介して入力されている。プローブ電位HVが、商用電源が正常であることを示す電位を有する時には、ORゲート701は、Lにアサートされ、プローブ電位HVが接地電位となっている場合には、Hにアサートされ、これらは、すべて2次電池からの電力によって駆動される。
停電時自動点灯部606は、トランジスタ703と、インバータ704と、FET705とを含んで構成することができる。プローブ電位HVが正常電位である場合、トランジスタ703は、停電状態をアサートせずにOFFとなり、点灯制御部608は、DC−DC変換部603からの電力供給を受けて、パターン状にLEDの発光を制御する
また停電時には、プローブ電位HVとの比較に応答して、トランジスタ703が停電状態をアサートして、ONとなる。この結果、FET705が閉じられて、点灯制御部608が2次電池605からの電力供給を受け、LEDアレイ610を非常灯として点灯させる。なお、図7には2接点オンオフスイッチ607が設けられており、非常時の懐中電灯として機能させることができる機能が与えられている。なお、当該2接点オンオフスイッチは必要がない場合には配設されずとも良い。
図8は、本実施形態でLEDアレイを点灯制御するための点灯制御部800の機能ブロック図である。2次電池への充電電圧をプローブとして使用する第1の実施形態でもプローブ電位HVを生成する第2の実施形態でも同様の構成を使用することができる。点灯制御部800は、例えばPICとして参照されるコントローラ801と、コントローラ801の出力に応じてLEDアレイを構成するLED806を点灯させるための複数のドライバトランジスタ802、803とを含んで構成されている。
なお、図8に示す実施形態では説明の便宜上、ドライバトランジスタ802、803のみを示す。さらに、図8に示す実施形態で、LDEアレイ805は、16個(または4行×4列)のLED806で構成し、コントローラ801の8ビット出力を、上位4ビットを列制御、下位4ビットを行制御するように構成するものとして説明する。コントローラ801の構成に応じて、コントローラ801が16ビット出力を備える場合、64個(8行×8列)のLED806を独立して点灯制御する構成とすることができる。
コントローラ801には、VccとしてDC−DC変換部または2次電池から電力が供給され、通常時には、DC−DC変換部からVccが供給され、停電時には2次電池からの電力が供給される。また当該Vccは、ドライバトランジスタに供給されていて、LED806を動作させるための電流を供給する。
コントローラ801には、さらにI/O制御信号が入力され、当該I/O制御信号が、電圧比較部205、604の出力とされていて停電判断が行われる。また、コントローラ801には、割込み要求を受領するポートが設けられており、割込み要求に応じて、異なる点灯パターンでLED806を駆動する。コントローラ801の出力ポートVoutは、図示する実施形態では8ビットとして構成されているが、コストスペースの観点で不都合ない限り、出力ポート数には限定はない。
図8に示す実施形態では、行・列単位で与えられる点灯パターンを提供することができる。この点灯パターンは、例えばスマートホンなどによりイメージ取得することができる。スマートホンが、例えば特定のインターネットサイトにアクセスするためのアプリを搭載している場合、スマートホンが取得したイメージデータをインターネットサイトに送付することで、特定のユーザが特定の位置、時間に当該点灯パターンにアクセスしたことを通知することが可能となる。
本実施形態のLED照明装置100、150を例えばデジタルサイネージ装置や自動販売機に配置することで、ユーザが特定の場所および時間に当該デジタルサイネージを見たことや、自動販売機で飲料などを購入したことを判断することができる。インターネットサイトでは、当該情報を受け取ると、スマートホンを介してユーザに対してポイントやクーポンの追加などの景品情報の発行サービスを行うことができる。このため、本実施形態では、デジタルサイネージや自動販売機による物品販売に対してインセンティブを与えることができ、デジタルサイネージなどの利用性および設置性を改善することが可能となる。
図9は、図8に示すコントローラ801の機能ブロックを示す。コントローラ801は、アセンブラ言語などでプログラミングされたプログラムを実行することにより、図9に示す各機能ブロックとしてコントローラ801を動作させている。コントローラ801は、パターン記憶部810と、パターン選択部811と、選択イベント判断部813と、パターンデコーダ812とを含んで構成することができる。
選択イベント判断部813は、割込みハンドラを含んで構成することができ、例えば、コントローラ801の内部タイマ、通信制御部を介したインターネットサイトからの割込み要求としての指令、電圧比較部205、604からの制御信号などを受領して現在表示させている点灯パターンの変更を判断する。例えば、選択イベント判断部813は、内部タイマにより特定期間が経過したと判断した場合、現在パターンの表示から次に表示するべき点灯パターンを選択するようにパターン選択部811に通知する。また、インターネットサイトから、特定の点灯パターンを表示するように指令されると、当該点灯パターンを指定する識別値を、パターン選択部811に送付して、パターンの選択を可能とする。さらに、I/Oinから停電発生が検出された場合、全LED点灯のパターンを選択するように指令する。
パターン選択部811は、選択イベント判断部813からの指令を受領すると、次に表示させるべき点灯パターンの識別値をパターン記憶部810から読み出して、パターンデコーダ812に送付する。点灯パターンの識別値は、例えば8ビットのバイナリデータとして構成することができ、当該8ビットの上位4ビットを列指定、下位4ビットを行指定として特定のパターンを指定することができる。
パターンデコーダ812は、受領した点灯パターンの識別値のバイナリデータを出力ポートに割り当てて点灯パターンにデコードし、出力ポートVoutから、High/Lowの2値信号として出力し、対応するドライバトランジスタを介して対応するLEDを点灯動作する。
なお、I/Oinから停電を示す制御信号がアサートされると、パターン選択部は、例えばパターン識別値{11111111}を選択して全LEDを点灯させ、停電時の非常灯としての動作モードを実現する。また、{10000000}は第1行目、{00001000}は第1列目などとしてパターン識別値を決定することができる。また、I/Oinからは、例えばユーザが自動販売機で飲料を購入したことを示す割込み信号を入力することができる。当該商品を購入した場合には、点灯パターンを使用した「当たり」などを設定しておき、ユーザの射倖感を高めることができる。パターン選択部811は、パターンを選択するに際し、表示するべきパターンを登録したルックアップテーブルから順に選択し、順繰りに表示するべきパターンを選択することができる。また、外部から表示するべきパターンが指令される場合、受信した識別値と、パターン識別値とを対応づけたルックアップテーブルを備え、外部指令に応じて表示するべきパターンを選択することもできる。
なお、パターンは、行・列単位で制御されずとも、利用できる数のLEDを独立に制御するように、nビット(nは、自然数)のパターン識別値で指定することができる。さらに、パターン選択部811は、nビットの乱数を発生させる乱数発生部を備えることもでき、全LED点灯パターンを除いた点灯パターンをランダムに選択し表示させることができる。
このため本発明のLED照明装置100、150は、例えば地下街のショッピングモール、駐車場、地下鉄駅構内などにおいて、正常時にはデジタルサイネージや自動販売機などにおいて宣伝広告効果を高めるためのインセンティブを与えることを可能とする。一方、停電時には自動的に非常灯として機能するために、地下街、地下駐車場、地下鉄駅構内での停電時には人々を効率的に誘導するための誘導灯としても機能することができる。なお、非常灯としての用途の場合、全LED点灯信号に変えて、避難口への方向を示す矢印を点灯させることで、暗闇の中にいる人々に安心感を与えると共に、効率的な避難誘導を行うことが可能となる。
さらに、本実施形態のLED照明装置100、150は、これまで電球や蛍光灯が使用されていた箇所には特に設計変更を行うことなくスムーズに置換できるので、インフラ基盤や装置の大きな修正を伴うことなく、既存装置や既存設備に導入することができる。またデジタルサイネージと共に本実施形態のLED照明装置を利用することで、広告料収入を期待できるので、設備管理者によるデジタルサイネージ装置設置への設置負担も軽減でき、デジタルサイネージ装置の普及性をより高めることができる。
図10は、本実施形態のLED照明装置100、150の使用態様を説明する図である。LED照明装置150は、特に設置する箇所には限定はないが、デジタルサイネージ装置1000の例えばデジタルサイネージと被さらない部分に配置することができる。ユーザがスマートホンを使用してデジタルサイネージを、主情報とし、主情報と共にそのときの点灯パターンと共に撮影する。そして当該イメージをインターネットサイトに送付することによりデジタルサイネージ装置1000が表示していた情報、ユーザ情報、時間情報、位置情報などに関連づけてポイントを加算したり、クーポンを発行したりすることができる。
このトランザクションには、ユーザがイメージを送付した場所の位置情報、時刻情報、ユーザ情報などを含ませることができ、ユーザに対するポイントの加算やクーポンの発行といった景品情報をスマートホンに対して直接送付することができる。
また、本実施形態のLED照明装置100は、自動販売機1020の主情法と言うべきロゴに近い部分など適切な箇所に配置することができる。この実施形態では、ユーザがロゴと共に点灯パターンをイメージとして撮影し、インターネットサイトに送付することで、当該点灯パターンに対応したポイントの発行やクーポンを景品情報として発行することができる。
そして、図10に示したいずれの実施形態でも、停電時には、非常灯や誘導灯として機能することができるので、夜間や地下空間での停電に有効である。また、本発明のLED照明装置100、150は、デジタルサイネージ装置や自動販売機に大きな修正を加えることなく一体として搭載できるので、壁面や空間を有効に利用しながら、宣伝広告の利用性を高めると共に、停電時に強力な照明源を提供することが可能となる。
図11は、本実施形態の情報提供システムの概略図である。図11に示した情報提供システムは、デジタルサイネージ装置や自動販売機1100に搭載された本実施形態のLED照明装置が提供する点灯パターンとしての情報を、スマートホン1110の撮像手段を使用して取得する。当該情報は、直ちにスマートホンのアプリからインターネット1120を介してインターネットサイトに配置されたサーバ1130に送付される。
サーバ1130は、受信した受信パケットを解析し、送付ユーザ、場所、時間、点灯パターン情報を取得し、当該点灯パターンに対応したポイント屋クーポンなどを送付ユーザに発行し、例えばデータベース(図示せず)に登録する。その後、サーバ1130は、当該ポイントが発生したことまたはクーポンが発行されたと言う情報またはポイントまたはクーポン自体をスマートホンに送付することで、ユーザの行動をユーザに還元する情報を提供することが可能となる。
これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。

Claims (9)

  1. 複数のLEDと、
    商用電源からの電力供給がない場合に前記LEDを動作させるための2次電池手段と、
    商用電源の異常を判断し、商用電源の正常時には商用電源から変換された直流電力を前記LEDに供給し、商用電源の異常時には商用電源の正常時に充電した2次電池からの直流電力を前記LEDに供給する電圧比較手段と、
    前記複数のLEDの点灯をパターン状に制御する点灯制御手段と
    を備え、
    前記電圧比較手段が商用電源の正常を示す場合には前記点灯制御手段により前記複数のLEDがパターンを提供するように点灯制御を行い、
    前記電圧比較手段が商用電源の異常を示す場合には、前記点灯制御手段により前記複数のLEDを非常灯として点灯制御することを特徴とする、LED照明装置。
  2. 前記電圧比較手段は、2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断する、請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 商用電源が正常な場合に前記複数のLEDが表示するパターンは、不特定パターンであり、商用電源が異常な場合には、全LED点灯パターンまたは特定形状のパターンである、請求項1または2に記載のLED照明装置。
  4. 商用電源の異常を判断し、商用電源の正常時には商用電源から変換された直流電力をLEDに供給し、商用電源の異常時には商用電源の正常時に充電した2次電池からの直流電力を前記LEDに供給する電圧比較手段と、
    複数のLEDの点灯をパターン状に制御する点灯制御手段と
    を備え、
    前記電圧比較手段が商用電源の正常を示す場合には前記点灯制御手段により前記複数のLEDがパターンを提供するように点灯制御を行い、
    前記電圧比較手段が商用電源の異常を示す場合には、前記複数のLEDを非常灯として点灯制御することを特徴とする、LED用の電源装置。
  5. LED照明装置の点灯を制御する方法であって、
    2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断するステップと
    商用電源が正常と判断した場合、複数のLEDが不特定パターンを提供するように点灯制御を行うステップと
    商用電源が異常と判断した場合には、複数のLEDを非常灯として点灯制御するステップと
    を含むことを特徴とする、制御方法。
  6. 2次電池手段の出力電位または商用電源から生成されるプローブ電位を基準として、商用電源の停電を判断するステップを含む、請求項5に記載の制御方法。
  7. 複数のLEDを非常灯として点灯制御するステップは、全LED点灯パターンまたは特定形状のパターンにLEDを点灯制御するステップを含む、
    請求項5または6に記載の制御方法。
  8. 前記不特定パターンは、デジタルサイネージ装置または自動販売機が表示する情報の付加的情報として機能させる、請求項5から7のいずれか1項に記載の制御方法。
  9. デジタルサイネージ装置または自動販売機が表示する主情報に対する景品情報を提供する情報提供システムであって、
    商用電源が正常な場合には、複数のLEDを不特定パターンで点灯制御してデジタルサイネージ情報または自販機が表示する主情報に関連づけた景品情報を表示するLED照明装置と、
    イメージ化された前記LED照明装置の不特定パターンをネットワークから受領して前記不特定パターンを解析する手段と、
    前記解析に基づき景品情報を生成して、前記不特定パターンの送付元に関連づけて登録する手段と、
    前記景品情報が生成されたことを前記送付元にネットワークを介して送付する手段と
    を含むサーバ装置と
    を備える情報提供システム。
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