JP2015141603A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明は、データを記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、前記記憶手段に記憶されたデータが暗号化手段により暗号化されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により暗号化されていると判別された場合、前記暗号化手段が用いた暗号鍵若しくは当該暗号鍵の作成に必要な情報の読み出しができないようにする第１の消去手段と、前記判別手段により暗号化されていないと判別された場合、前記記憶手段に記憶されたデータの読み出しができないようにする第２の消去手段とを備えることを特徴とする。

Claims (13)

1. データを記憶する記憶手段を備える画像処理装置であって、
   前記記憶手段に記憶されたデータが暗号化手段により暗号化されているか否かを判別する判別手段と、
   前記判別手段により暗号化されていると判別された場合、前記暗号化手段が用いた暗号鍵若しくは当該暗号鍵の作成に必要な情報の読み出しができないようにする第１の消去手段と、
   前記判別手段により暗号化されていないと判別された場合、前記記憶手段に記憶されたデータの読み出しができないようにする第２の消去手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
2. ユーザによるデータの消去指示に応じて、前記判別手段による判別が行われ、前記第１の消去手段および／または前記第２の消去手段による処理が実行されることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記記憶手段に記憶されたデータを前記記憶手段から読み出しができないように設定するための設定手段をさらに備え、
   前記第１の消去手段は、前記判別手段により暗号化されていると判別された場合であっても、前記設定手段による設定がなされていたときには、前記記憶手段に記憶されたデータを読み出しができないようすることを特徴とする請求項１または２に記載の画像処理装置。
4. 前記第１の消去手段は、前記暗号鍵もしくは当該暗号鍵の作成に必要な情報が記憶された記憶手段の記憶領域に対して、所定のデータを用いた所定回数の上書き処理を行い、
   前記第２の消去手段は、前記データが記憶された記憶手段の記憶領域に対して、当該データとは異なる所定のデータを用いた所定回数の上書き処理を行うことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像処理装置。
5. 前記暗号化手段は、前記記憶手段に構築された複数の記憶領域のうち、予め設定された所定の記憶領域に記憶されるデータを暗号化することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. データを記憶する記憶手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
   前記記憶手段に記憶されたデータが暗号化されているか否かを判別する判別工程と、
   前記判別工程にて暗号化されていると判別された場合、前記データの暗号化に用いた暗号鍵若しくは当該暗号鍵の作成に必要な情報の読み出しができないようにする第１の消去工程と、
   前記判別工程にて暗号化されていないと判別された場合、前記記憶手段に記憶されたデータの読み出しができないようにする第２の消去工程とを備えることを特徴とする制御方法。
7. 請求項６項に記載の制御方法を画像処理装置に実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
8. 暗号化手段により暗号化されたデータを記憶する暗号化領域と、前記暗号化手段により暗号化されていないデータを記憶する非暗号化領域とを持つ記憶手段を備える画像処理装置であって、
   前記暗号化領域に記憶されたデータを前記暗号化手段で暗号化した際に用いた暗号鍵若しくは当該暗号鍵の作成に必要な情報の読み出しができないようにするとともに、前記非暗号化領域に記憶されたデータに対して前記記憶手段から読み出しができないようにする消去手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
9. 暗号化手段により暗号化されたデータを記憶する暗号化領域と、前記暗号化手段により暗号化されていないデータを記憶する非暗号化領域とを持つ記憶手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
   前記暗号化領域に記憶されたデータを前記暗号化手段で暗号化した際に用いた暗号鍵若しくは当該暗号鍵の作成に必要な情報の読み出しができないようにするとともに、前記非暗号化領域に記憶されたデータに対して前記記憶手段から読み出しができないようにする消去工程とを備えることを特徴とする制御方法。
10. 請求項９に記載の制御方法を画像処理装置に実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
11. データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるデータを暗号化する暗号化手段とを備える画像形成装置であって、
    前記記憶手段に記憶されるデータが暗号化手段により暗号化されるよう設定されている場合、前記暗号化データを別のデータで上書き消去することなく前記暗号化されたデータの復号に用いるための暗号化鍵若しくは暗号化鍵を生成するための情報を読み出すことができないように破棄する破棄手段と、
    前記記憶手段に記憶されるデータが前記暗号化手段により暗号化されるよう設定されていない場合、前記記憶手段に記憶されたデータを別のデータで上書き消去する第２の消去手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
12. データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されるデータを暗号化する暗号化手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に記憶されるデータが暗号化手段により暗号化されるよう設定されている場合、前記暗号化データを別のデータで上書き消去することなく前記暗号化されたデータの復号に用いるための暗号化鍵若しくは暗号化鍵を生成するための情報を読み出すことができないように破棄する破棄ステップと、
    前記記憶手段に記憶されるデータが前記暗号化手段により暗号化されるよう設定されていない場合、前記記憶手段に記憶されたデータを別のデータで上書き消去する消去ステップとを備えることを特徴とする制御方法。
13. 請求項１２に記載の制御方法を画像処理装置に実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。