JP2015140649A - 駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、手動開閉時にスムーズにカーテンの開閉が可能な駆動ユニットを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一実施形態に係る駆動ユニットは、経路内において電気モータにより駆動されて走行して被開閉物を開閉する駆動ユニットであって、前記電気モータにより駆動されて回転する第1駆動輪と、前記第1駆動輪の外周部に係合し、電動開閉時と手動開閉時において前記第1駆動輪との係合状態が変化する第2駆動輪とを有し、前記第2駆動輪は、前記電動開閉時は前記第1駆動輪と共に回転しながら前記経路内を走行し、前記手動開閉時は単独で回転しながら前記経路内を走行する。【選択図】図4

Description

本発明はカーテン等の被開閉物の開閉に用いる駆動ユニットに関し、より詳細には、電動開閉時と手動開閉時の切り替えが容易な駆動ユニットに関する。
従来のカーテン等の開閉具においては、モータの回転軸に固着されたウォームと噛み合うようにヘリカルギアを設け、このヘリカルギアの駆動軸の両端部に設けた回転体をカーテンレール内で走行させることにより、カーテンの電動開閉を実現している(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のような態様の場合においては、回転体が設けられた駆動軸がヘリカルギアによりモータの回転軸と常に噛み合っており、電動動作を主体とした構成であるため、その電動機構がカーテンを引く際の重い負荷となり、ユーザの手動開閉操作を妨げる要因になっている。その構成は、手動開閉時の負荷を軽くすることは考慮されていない。
そこで、電動カーテンにおいても、電動開閉と手動開閉が容易に切り替えられ、かつ、手動開閉時に電動機構側の負荷を軽くしてユーザの手動開閉操作を容易にすることが望ましい。
実開昭61−167891号公報
そこで、本発明は、手動開閉時にスムーズにカーテンの開閉が可能な駆動ユニットを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る駆動ユニットは、経路内において電気モータにより駆動されて走行して被開閉物を開閉する駆動ユニットであって、前記電気モータにより駆動されて回転する第1駆動輪と、前記第1駆動輪の外周部に係合し、電動開閉時と手動開閉時において前記第1駆動輪との係合状態が変化する第2駆動輪とを有し、前記第2駆動輪は、前記電動開閉時は前記第1駆動輪と共に回転しながら前記経路内を走行し、前記手動開閉時は単独で回転しながら前記経路内を走行することを特徴とする。
前記手動開閉時は、前記第1駆動輪は回転せず、前記第2駆動輪は、前記第1駆動輪の外周を摺動しながら回転することが好ましい。
前記電気モータの駆動力を前記第1駆動輪に伝達する駆動力伝達部材を有し、前記駆動力伝達部材は、前記電動開閉時に前記第1駆動輪に駆動力を伝達し、前記手動開閉時に前記第1駆動輪に駆動力を伝達しないことが好ましい。
さらに、前記第2駆動輪は、前記第1駆動輪と係合する部分の内径長が前記第1駆動輪の前記第2駆動輪と係合する部分の外径長より小さいことが好ましい。
前記第1駆動輪は、外周部分に前記第2駆動輪と係合する凹部を有することが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪は、前記凹部の幅が前記第2駆動輪の幅と略等しいことが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪は、前記凹部の幅が前記第2駆動輪の幅より大きいことが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪は、前記凹部に前記第2駆動輪と係合する溝を有することが好ましい。
前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪が互いに係合する部分の形状は異なることが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において平坦面形状であり、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において円弧面形状であることが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において円弧面形状であり、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において平坦面形状であることが好ましい。
さらに、前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において平面状に形成されていることが好ましい。
さらに、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において平面状に形成されていることが好ましい。
さらに、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記経路と当接する部分において平面状に形成されていることが好ましい。
さらに、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記経路と当接する部分において円弧面状に形成されていることが好ましい。
前記第1駆動輪は、第1の摩擦係数を有する第1の材料により形成し、前記第2駆動輪は、前記第1の摩擦係数と異なる第2の摩擦係数を有する第2の材料により形成することが好ましい。
さらに、前記第1の材料は樹脂系材料であり、前記第2の材料はゴム系材料であることが好ましい。
さらに、前記樹脂系材料は、ポリアセタール(POM)であることが好ましい。
さらに、前記ゴム系材料は、シリコーン系ゴム材料であることが好ましい。
本発明により、手動開閉時にスムーズにカーテンの開閉が可能な電動カーテンが提供される。
本発明の一実施形態に係る電動カーテンのレールの構成を示す概要図であり、(a)が斜視図、(b)が(a)の斜視図においてs方向から見た側面図、(c)が(b)の側面図におけるD−D線による断面図である。 図1(b)のA−A線による断面図である。 本発明の一実施形態に係る電動カーテンに用いる駆動ユニットの構成を示す斜視図である。 図4(a)は図3のa方向から見た駆動ユニットの上面図であり、図4(b)は図3のb方向から見た駆動ユニットの側面図である。 レールに収容された駆動ユニットの構成を示す概要図である。 本発明の一実施形態に係る駆動ユニットの第1及び第2駆動輪の構成を示す概要図である。 図4(b)と同じ側面における第1及び第2駆動輪の構成を示す側面図である。 図8(a)は電動開閉時における駆動ユニットの第1及び第2駆動輪の動作状態を示す図、図8(b)は手動開閉時における駆動ユニットの第1及び第2駆動輪の動作状態を示す図である。 第1及び第2駆動輪の構成の変形例を示す図であり、(a)が第1の変形例、(b)が第2の変形例、(c)が第3の変形例である。 第1及び第2駆動輪の構成に係る第4の変形例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながらいくつかの実施形態として説明する。なお、本発明は、これらの実施形態に限定されることはなく、種々の変形を行なって実施することが可能である。また、図面においては、幅および高さなどは誇張している場合があり、実際の幅および高さなどの間の割合を正確に示していない場合がある。更に、同様の機能を有する部材には同じ符号を用い、説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動カーテンに用いるレールの構成を示す概要図であり、(a)が斜視図、(b)が(a)の斜視図においてs方向から見た側面図、(c)が(b)の側面図におけるD−D線による断面図である。また、図2は、図1(b)のA−A線による断面図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るレール100は、後述する駆動ユニット200を収容して走行するように形成されたレールケース110を有する。レールケース110は、下部に開口溝を有する中空構造である。レールケース110は、B−B線に沿って長手方向に延在するように形成され、その長さは電動カーテンが取り付けられる窓等の大きさによって決定される。レールケース110の素材は、代表的にはアルミニウムやステンレス鋼などの金属製であるが、駆動ユニット200の走行動作に対する耐久性を有している素材であればよく、その他、木製やプラスチック製であってもよい。
次に、図1及び図2を参照し、レールケース110の中空構造内部の構造を説明する。
レールケース110は、中空構造内部に第1の給電部材111及び第2の給電部材112を有する。第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、レールケース110の長手方向に沿って延設されており、かつそれぞれ物理的に離隔して配されている。
第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、導電性の部材であり、レールケース110の中空構造内部を走行する駆動ユニット200に搭載された電気モータ220に対して給電を行う。導電性の部材としては、例えば、銅、真鍮、洋白などが用いられる。第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、レールケース110の中空構造内部に固定された絶縁部材113の下面に給電部分が露出するように延設されている。第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、絶縁部材113によって物理的に離隔されるとともに、レールケース110と互いの給電部材111、112から電気的に絶縁されている。また、絶縁部材113は、第1の給電部材111及び第2の給電部材112と同様に長手方向に延在して配設してもよいし、長手方向に所定の間隔で離隔して複数に分散して配設してもよく、第1の給電部材111及び第2の給電部材112の電気的な絶縁状態が維持される形態で配設すればよい。
また、第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、各々の一端部において電灯線等の外部電源から供給される電圧を駆動電圧(電気モータ駆動用電圧)に変換する駆動制御部(図示せず)と電気的に接続される。第1の給電部材111及び第2の給電部材112は、駆動制御部から供給される駆動電圧を駆動ユニット200に搭載された電気モータ220に対して給電する。駆動制御部は、電動カーテンが電動モードに指定された場合、ユーザからの開閉指示に応じた駆動電圧信号を第1の給電部材111及び第2の給電部材112に供給することにより、駆動ユニット200の電気モータ220の正転又は逆転動作を制御してカーテンの開閉動作を制御する。
また、レールケース110は、中空構造内部において図2に示す下部110A及び110Bを有する。これらの下部110A及び110Bは、駆動ユニット200が走行する際の走行面を形成する。これらの下部110A及び110Bの中央部には開口部110Cが形成され、開口部110Cを形成する下部110A及び110Bの中央側には図中上側に向かって突出する部分が形成されている。下部110A及び110Bの外側には、中空構造内に収容される駆動ユニット200の側面を覆う側面部110Dが形成されている。110Eは、建物躯体等にレール100を取り付けるためのレール取り付け部である。レール取り付け部110Eより下側には、図中の下側に向かって突出する壁部110Fが形成されている。この壁部110Fの先端には中央に向かって突出する突出部を設けている。この壁部110Fは、中空構造内部において、上記絶縁部材113を収容する部分と、駆動ユニット200の走行時における図中横方向の揺れを規制する部分と、を形成する。
次に、図3及び図4を参照し、駆動ユニット200の構成を説明する。図3及び図4は、本発明の一実施形態に係る電動カーテンに用いる駆動ユニット200の構成を示す概要図であり、図3が斜視図、図4(a)が図3の斜視図においてa方向から見た上面図、図4(b)が図3の斜視図においてb方向から見た側面図である。
図3及び図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る駆動ユニット200は、ケース210、電気モータ220、受電部材230、第1駆動輪240、第2駆動輪250、補助輪260、及びカーテン吊下部270を有する。
駆動ユニット200は、レールケース110の中空構造内を走行する。このとき、駆動ユニット200は、ケース210内に搭載された電気モータ220により駆動されて自動で走行するか、あるいは手動により走行する。
電気モータ220は、図4(b)に示すモータ軸220Aを有する。モータ軸220Aの端部にはギア221が取り付けられている。ギア221は、駆動軸222に設けられた従動ギア223と噛み合って回転する。ギア221と従動ギア223のギア比は、駆動ユニット200に要求される走行速度によって決定される。このギア機構により、電気モータ220の回転力は駆動軸222に伝達され、駆動軸222の両端部に取り付けられた2つの第1駆動輪240及び第1駆動輪240の外周部に係合した2つの第2駆動輪250を所望の回転数及びトルクで回転させ、駆動ユニット200を所望の速度で走行させる。電気モータ220は、駆動ユニット200の走行速度を決定する回転数及びトルクの各要求値に応じた仕様を有するものであればよく、例えば、DCモータが用いられる。
受電部材230は、駆動ユニット200の走行位置に応じて、第1及び第2の給電部材111、112と物理的に接触し、電気的に接続されて受電する。受電部材230が受電した駆動電圧は電気モータ220に給電される。受電部材230は、例えば、パンタグラフ型のスプリングであり、第1の給電部材111及び第2の給電部材112と各々対向する位置で、電気モータ220の給電端子部と電気的に接続されるように設けられている。受電部材230は、図3及び図4(b)に示すように、図中の斜め上方に向かう一端部が第1及び第2の給電部材111、112に物理的に接触して受電する受電部であり、図中の斜め下方に向かう他端部が電気モータ230の給電端子部と電気的に接続される給電部である。
受電部材230は、駆動ユニット200がレールケース110の中空構造内で走行する際に、その各受電部が第1及び第2の給電部材111、112に物理的に接触しながら摺動することにより、電気モータ230に対する給電状態を維持する。また、受電部材230は、その各受電部が第1及び第2の給電部材111、112に物理的に接触しながら摺動する際に、各々のバネ力が下方に働く押圧力を調整することにより、吊り下げられるカーテンの荷重により駆動ユニット200がレールケース110の中空構造下部方向へ押し付けられる際に発生するグリップ力を調整可能である。例えば、カーテンの重量が軽い場合などには、押圧力を大きくすることにより、グリップ力を大きくすることができる。結果として、図5に示すように、レールケース110の下部110A及び110Bと接する第2駆動輪250がグリップ力を得ることができる。そして、スプリングのばね力を所望の強さに設定することにより、主にカーテンの荷重により駆動ユニット200の第2駆動輪250に発生するグリップ力を所望のグリップ力に調整することができる。
補助輪260は、ケース210の一方の下端部に設けられた第1駆動輪240及び第2駆動輪250に対して、ケース210の他方の下端部に回転軸224と共に設けられている。回転軸224は、回転自在に設けられており、その両端部に固定された補助輪260を自由に回転させる。補助輪260は、駆動ユニット200の走行状態を安定させる。なお、補助輪260の直径は、第2駆動輪250の直径と略同一であることが望ましい。
駆動ユニット200の下部は、カーテン吊下部270を構成する。図5に示すように、駆動ユニット200の上部は、レールケース110の中空構造内に位置する一方、カーテン吊下部270は、レールケース110の開口溝より中空構造外部へと垂下している。
カーテン吊下部270は、カーテンの吊下げフック(図示せず)を取り付けるための取り付け穴270Aを有する。
カーテン吊下部270の取り付け穴270Aには、カーテンの吊下げフックが取り付けられ、吊下げフックによりカーテンが吊下げられる。カーテンの重さは、200g以上2000g以下であると電動開閉時に第1駆動輪240及び第2駆動輪250が十分なグリップ力を発揮でき好ましい。電動カーテンには、駆動ユニット200のほか、カーテンフック及びカーテンを介して駆動ユニット200の動きに連動して動作する複数の従動ランナーを有してもよい。
次に、図6及び図7を参照し、第1駆動輪240及び第2駆動輪250の構成を説明する。本実施形態に示す駆動ユニット200は、駆動輪として第1駆動輪240と第2駆動輪250を有することに特徴がある。図6は、駆動ユニット200に用いる第1駆動輪240及び第2駆動輪250の構成を示す概要図であり、(a)が図5において右側に示す第1駆動輪240及び第2駆動輪250を拡大して示す図であり、(b)が(a)の第1駆動輪240及び第2駆動輪250の径方向の断面の形状を示す図であり、(c)が第1駆動輪240及び第2駆動輪250が係合していない状態を示す図である。なお、ここで、径方向の断面とは、図7におけるC−C線で切断した断面を指す。図7は、図4(b)と同じ側面における第1及び第2駆動輪の構成を示す側面図である。
第1駆動輪240は、図6に示すように、外周部に第2駆動輪250が係合する凹部240Aを有する。第2駆動輪250は、第1駆動輪240の凹部240Aに係合して回転するようにリング状の部材を用いる。第2駆動輪250は、図6(b)に示す第1駆動輪240の凹部240Aと係合する部分について、第1駆動輪240の凹部240Aと係合していない状態での内径長L2を、図6(a)及び図6(c)に示す第1駆動輪240の第2駆動輪250と係合する凹部240Aの外径長L1より小さくすることが好ましい。例えば、第1駆動輪240の凹部240Aの外径長L1が7mmとした場合、第1駆動輪240の凹部240Aと係合していない状態における第2駆動輪250の内径長L2を5mm程度として小さく形成することが好ましい。また、図6(c)に示す第1駆動輪240の凹部240Aの幅W1は、図6(b)に示す第1駆動輪240の凹部240Aと係合した状態の第2駆動輪250の幅W2と略等しく、または、W2より大きく形成することが好ましい。例えば、第2駆動輪250の幅W2が1.8〜2.0mmとした場合、凹部240Aの幅W1は2.0〜2.1mmとすることが好ましい。なお、これらの寸法は一例であり、限定するものではない。さらに、第1駆動輪240の凹部240Aには、第2駆動輪250と係合する部分に後述する溝を形成するようにしてもよい(図9参照)。また、図6に示す例では、第1駆動輪240の凹部240Aの径方向の断面は、第2駆動輪250と係合するS周辺の部分において平坦面形状(平面状)であり、第2駆動輪250の径方向の断面は、凹部240Aと係合するS周辺の部分において円弧面形状(円弧面状)である。このとき、第2駆動輪250の径方向の断面は、レールケース110の下部110A及び110Bと当接する外周部分であるT周辺においても円弧面状に形成されることが好ましい。なお、第1駆動輪240の凹部240Aの径方向の断面を、第2駆動輪250と係合するS周辺の部分において円弧面形状とし、第2駆動輪250の径方向の断面を、凹部240Aと係合するS周辺の部分において平坦面形状としてもよい。このとき、第2駆動輪250の径方向の断面は、レールケース110の下部110A及び110Bと当接する外周部分であるT周辺においても径方向の断面形状が平面状に形成されることが好ましい。
第1駆動輪240及び第2駆動輪250において、互いに係合する部分の形状を変更することにより、第1駆動輪240と第2駆動輪250とが接触する面積を増減させて、第1駆動輪240及び第2駆動輪250の係合状態の強弱を変更することができる。これにより、電動時のグリップ力を調整したり、手動時における第2駆動輪250の単独での回転しやすさを調整したりすることができる。例えば、第1駆動輪240及び第2駆動輪250において、互いに係合する部分の径方向の断面形状を円弧面と平坦面との組合せとすることにより、第1駆動輪240と第2駆動輪250とが接触する面積を少なくし、第1駆動輪240及び第2駆動輪250において互いに係合する部分の径方向の断面形状を平坦面とした場合よりも、係合状態を弱くすることができ、手動時により小さい力でカーテンの開閉が可能となる。
第1駆動輪240は、例えば樹脂系材料で形成される。このとき、樹脂系材料としては、ポリアセタール樹脂(POM)が耐摩耗性と摺動性に優れるため望ましい。また、第1駆動輪240は、例えば、第1の摩擦係数M1を有する樹脂系材料で形成した場合、第2駆動輪250は、第1の摩擦係数M1と異なる第2の摩擦係数M2を有するゴム系材料で形成することが好ましい。特に、シリコーン系のゴムを用いた場合には手動開閉操作時における第1駆動輪240との係合状態が弱まって、第2駆動輪250が第1駆動輪240の凹部240Aを摺動しながら単独で回転しやすくなることを確認した。例えば、第2駆動輪250は、図6(b)に示すような断面形状が円形のシリコーン系ゴムを用いたOリングにより形成することが好ましい。
上記のように、第1駆動輪240の外周部に係合する第2駆動輪250を新たに設けて、これらの形状及び材質を異ならせることにより、電動カーテンの電動開閉時と手動開閉時において、第1駆動輪240と第2駆動輪250間の係合状態を変化させ、レールケース110の下部110A及び110Bと接する第2駆動輪250のグリップ力を変化させる。すなわち、電動開閉時は、カーテンの荷重により第1駆動輪240と第2駆動輪250間の係合状態を維持させながら第1駆動輪240と第2駆動輪250を共回りさせる。また、手動開閉時は、ユーザの手動開閉操作に応じて更に付与されるグリップ力により第1駆動輪240と第2駆動輪250間の係合状態を弱まらせ、かつ、下部110A及び110Bと接する第2駆動輪250のグリップ力を強まらせる。この係合状態及びグリップ力の変化により、第1駆動輪240はロックして回転を停止するとともに、第2駆動輪250が第1駆動輪240の凹部240Aをスリップ(摺動)しながら単独で回転するようになり、カーテンをユーザが手動で開閉操作可能となる。なお、図6では、駆動ユニット200の一方の第1駆動輪240及び第2駆動輪250を示したが、図5の他方(左側)の第1駆動輪240及び第2駆動輪250も同様の構成である。
本実施形態に係る電動カーテンの駆動ユニット200では、第1駆動輪240と第2駆動輪250を用いる構成とし、以下に説明する動作を可能にした。
次に、図8を参照し、本実施形態に係る電動カーテンの駆動ユニット200の電動開閉時及び手動開閉時における動作について説明する。図8は、電動開閉時及び手動開閉時における駆動ユニット200の第1駆動輪240及び第2駆動輪250の動作状態を示す図であり、(a)が自動開閉時の動作状態を示し、(b)が手動開閉時の動作状態を示す。
(自動開閉時の動作)
図8(a)に示す自動開閉時において、第1駆動輪240及び第2駆動輪250には、主にカーテンによる荷重が付与される。この荷重により、レールケース110の下部110A及び110Bと接する第2駆動輪250のグリップ力FAが発揮されて略一定に維持される。このとき、グリップ力FAと第1駆動輪240と第2駆動輪250間で発生する摩擦力の間の均衡は保たれ、第1駆動輪240と第2駆動輪250間の係合状態も略一定に維持される。このため、第1駆動輪240と第2駆動輪250は共に回転し、例えば、駆動ユニット200を図中に示す走行方向にスムーズに移動させ、カーテンをスムーズに自動開閉する。
(手動開閉時の動作)
図8(b)に示す手動開閉時において、第1駆動輪240及び第2駆動輪250には、カーテンによる荷重と、手動開閉操作に伴う下方への力が更に付与される。これらの荷重及び下方への力により、レールケース110の下部110A及び110Bと接する第2駆動輪250のグリップ力FAに加えてグリップ力FBが発揮される。このとき、グリップ力FA及びFBと第1駆動輪240と第2駆動輪250間で発生する摩擦力の間の均衡は崩れ、第1駆動輪240と第2駆動輪250の係合状態は弱まり、第1駆動輪240はロックして回転を停止し、第2駆動輪250が第1駆動輪240の凹部240Aをスリップ(摺動)しながら単独で回転するようになる。このため、手動開閉操作に応じて第2駆動輪250が単独で回転して、駆動ユニット200による負荷を軽減し、例えば、駆動ユニット200を図中に示す走行方向にスムーズに移動させ、カーテンの手動開閉操作を容易にする。
以上のように、本実施形態に係る電動カーテンの駆動ユニット200は、電動開閉時と手動開閉時とにおいて第1駆動輪240及び第2駆動輪250へと加えられるグリップ力が異なることにより第1駆動輪240と第2駆動輪250との係合状態が変化し、電動開閉時においては第1駆動輪240及び第2駆動輪250が共に回転する一方で、手動開閉時においては第1駆動輪240と第2駆動輪250の係合状態が電動開閉時よりも弱まり、第1駆動輪240がロックした状態で第2駆動輪250のみが単独で回転する。そのため、手動開閉時のカーテンの開閉操作が容易になる。
これにより、手動においてスムーズにカーテンの開閉が可能な電動カーテンが提供される。また、電動カーテンの信頼性を向上させることができる。さらに、本実施形態に係る電動カーテンは、駆動ユニット200に用いる駆動輪の構成を変更するだけで実現できるため、部品数の増加が抑制され、より性能の良い電動カーテンが低コストで提供される。
なお、第1駆動輪240及び第2駆動輪250の係合部分の形状は、図6に示したものに限定するものではなく、上記機能が発揮できる形状であれば様々に変化させてもよい。図9を参照し、第1駆動輪240及び第2駆動輪250の各断面形状の変形例について説明する。
(第1の変形例)
図9(a)は、第1駆動輪及び第2駆動輪の第1の変形例を示す図である。第1の変形例に係る第1駆動輪340は、第2駆動輪350が係合する凹部340Aの一部に更にR溝340Bを形成したことに特徴がある。第1の変形例に係る第2駆動輪350は、上記実施形態において図6に示した第2駆動輪250と同様に凹部340Aと係合するS周辺音部分における径方向の断面が円弧面形状のリング状の部材を用いる。凹部340Aには第2駆動輪250の径方向の断面の円弧面形状に対応した円弧凹面形状が形成される。
第2駆動輪350は、第1駆動輪340の凹部340Aと係合する部分について、第1駆動輪340の凹部340Aと係合していない状態での内径長L2を、第1駆動輪340の凹部340Aの外径長L1より僅かに小さく形成することが好ましい。第1駆動輪340及び第2駆動輪350は、上記実施形態において示した第1駆動輪240及び第2駆動輪250と同様に摩擦係数が異なる樹脂系材料及びゴム系材料を各々用いて形成することが好ましい。
このような第1駆動輪340及び第2駆動輪350を用いることにより、手動開閉時に第1駆動輪340と第2駆動輪350の係合状態が電動開閉時よりも弱まり、第1駆動輪340がロックした状態で第2駆動輪350のみが回転する。そのため、手動開閉時において駆動ユニット200をスムーズに移動させることを可能にし、手動開閉時においてカーテンをスムーズに開閉することを可能にし、手動開閉時のカーテンの開閉操作が容易になる。また、本第1の変形例では、第1駆動輪340は、第2駆動輪350が係合する凹部340Aの一部に更にR溝340Bを形成したことにより、第1駆動輪340と第2駆動輪350の係合状態を更に良好にすることができ、駆動ユニット200の走行状態を更に安定させて、電動カーテンの信頼性を更に向上させることができる。
(第2の変形例)
図9(b)は、第1駆動輪及び第2駆動輪の第2の変形例を示す図である。第2の変形例に係る第2駆動輪450は、上記実施形態において図6に示した第2駆動輪250と同様に第1駆動輪440と係合するS周辺の部分の径方向の断面が円弧面形状のリング状の部材を2つ用いることに特徴がある。第2の変形例に係る第1駆動輪440は、2つの第2駆動輪450が係合するように幅を広げた凹部440Aを形成し、第1駆動輪440全体の幅も広げたことに特徴がある。また、第1駆動輪440は、2つの第2駆動輪450と係合するS周辺の部分の径方向の断面は平面状(平坦面形状)である。
第2駆動輪450は、第1駆動輪440の凹部440Aと係合する部分の内径長L2を、第1駆動輪440の凹部440Aの外径長L1より僅かに小さく形成することが好ましい。第1駆動輪440及び第2駆動輪450は、上記実施形態において示した第1駆動輪240及び第2駆動輪250と同様に摩擦係数が異なる樹脂系材料及びゴム系材料を各々用いて形成することが好ましい。
このような第1駆動輪440及び第2駆動輪450を用いることにより、手動開閉時に第1駆動輪440と第2駆動輪450の係合状態が電動開閉時よりも弱まり、第1駆動輪440がロックした状態で第2駆動輪450のみが回転する。そのため、手動開閉時において駆動ユニット200をスムーズに移動させることを可能にし、手動開閉時においてカーテンをスムーズに開閉することを可能にし、手動開閉時のカーテンの開閉操作が容易になる。また、本第2の変形例では、第2駆動輪450は、凹部440Aと係合するS周辺の部分の径方向の断面が円弧面形状のリング状の部材を2つ用い、第1駆動輪440は、凹部440A及び全体幅を広げたことにより、第1駆動輪440と第2駆動輪450との係合状態を更に良好にすることができ、駆動ユニット200の走行状態を更に安定させて、電動カーテンの信頼性を更に向上させることができる。
(第3の変形例)
図9(c)は、第1駆動輪及び第2駆動輪の第3の変形例を示す図である。第3の変形例に係る第2駆動輪550は、上記実施形態において図6に示した第2駆動輪250とは異なり、第1駆動輪540と係合するS周辺の部分とレールケース110の下部110A及び110Bと当接するT周辺の部分の各径方向の断面形状が平面状のリング状の部材を用いることに特徴がある。第3の変形例に係る第1駆動輪540は、第2駆動輪550と係合するS周辺の部分の径方向の断面形状が平面状の凹部540Aを有する。
第2駆動輪550は、第1駆動輪540の凹部540Aと係合する部分の内径長L2を、第1駆動輪540の凹部540Aの外径長L1より僅かに小さく形成することが好ましい。第1駆動輪540及び第2駆動輪550は、上記実施形態において示した第1駆動輪240及び第2駆動輪250と同様に摩擦係数が異なる樹脂系材料及びゴム系材料を各々用いて形成することが好ましい。
このような第1駆動輪540及び第2駆動輪550を用いることにより、手動開閉時に第1駆動輪540と第2駆動輪550の係合状態が電動開閉時よりも弱まり、第1駆動輪540がロックした状態で第2駆動輪550のみが回転する。そのため、手動開閉時において駆動ユニット200をスムーズに移動させることを可能にし、手動開閉時においてカーテンをスムーズに開閉することを可能にし、手動開閉時のカーテンの開閉操作に容易なる。また、本第3の変形例では、第2駆動輪550は、凹部540Aと係合するS周辺の部分の径方向の断面形状が平面状のリング状の部材を用いたことにより、第1駆動輪540と第2駆動輪550との係合状態を更に良好にすることができ、駆動ユニット200の走行状態を更に安定させて、電動カーテンの信頼性を更に向上させることができる。
(第4の変形例)
図10は、第1駆動輪及び第2駆動輪の第4の変形例を示す図である。第4の変形例に係る第2駆動輪650は、上記第3の変形例において図9(c)に示した第2駆動輪550と同様に第1駆動輪640と係合するS周辺の部分の径方向の断面形状が平面状(平坦面)のリング状の部材を用いることに特徴がある。第4の変形例に係る第1駆動輪640は、第2駆動輪650と係合する凹部640Aの径方向の断面形状を円弧面に形成したことに特徴がある。
第2駆動輪650は、第1駆動輪640の凹部640Aと係合する部分の内径長L2を、第1駆動輪640の凹部640Aの外径長L1より僅かに小さく形成することが好ましい。第1駆動輪640及び第2駆動輪650は、上記実施形態において示した第1駆動輪240及び第2駆動輪250と同様に摩擦係数が異なる樹脂系材料及びゴム系材料を各々用いて形成することが好ましい。
このような第1駆動輪640及び第2駆動輪650を用いることにより、手動開閉時に第1駆動輪640と第2駆動輪650の係合状態が電動開閉時よりも弱まり、第1駆動輪640がロックした状態で第2駆動輪650のみが回転する。そのため、手動開閉時において駆動ユニット200をスムーズに移動させることを可能にし、手動開閉時においてカーテンをスムーズに開閉することを可能にし、手動開閉時のカーテンの開閉操作が容易になる。また、本第4の変形例では、第1駆動輪640は、第2駆動輪650と係合する凹部640Aの径方向の断面形状を円弧面とし、第2駆動輪650は、凹部640Aと係合するS周辺の部分の径方向の断面形状を平面状(平坦面)としたことにより、第1駆動輪640と第2駆動輪650との係合状態を更に良好にすることができ、駆動ユニット200の走行状態を更に安定させて、電動カーテンの信頼性を更に向上させることができる。
以上のように、図9(a)〜(c)及び図10に係る第1乃至第4の変形例においても、手動においてスムーズにカーテンの開閉が可能な電動カーテンが提供される。また、第1乃至第4の変形例においても、駆動ユニット200に用いる駆動輪の構成を変更するだけで上記機能を実現できるため、部品数の増加が抑制され、より性能の良い電動カーテンが低コストで提供される。
なお、上記実施形態及び第1乃至第4の変形例において示した第1駆動輪240、340、440、540、640及び第2駆動輪250、350、450、550、650の形状及び材質は、特に限定するものではなく、上記手動開閉時において係合状態が変化し、第1駆動輪がロックしながら第2駆動輪のみが回転する機能を発揮するものであれば良い。
また、上記実施形態及び第1乃至第4の変形例において示した第2駆動輪250、350、450、550、650のレールケース110の下部110A及び110Bと当接する部分の面において、溝や凹凸を設け、第2駆動輪250、350、450、550、650とレールケース110の下部110A及び110Bとの間において生じるグリップ力を所望の大きさに調整しても良い。
また、上記実施形態及び第1乃至第4の変形例では、駆動ユニットを電動カーテンに適用した場合を示したが、扉や窓等の開閉方向が直線的である被開閉物に対しても適用可能である。
100 レール
110 レールケース
111 第1の給電部材
112 第2の給電部材
113 絶縁体
140 開口溝
200 駆動ユニット
210 ケース
220 電気モータ
230 受電部材
240 第1駆動輪
240A 凹部
250 第2駆動輪
260 補助輪
270 カーテン吊下部
270A 取り付け穴

Claims (19)

  1. 経路内において電気モータにより駆動されて走行して被開閉物を開閉する駆動ユニットであって、
    前記電気モータにより駆動されて回転する第1駆動輪と、
    前記第1駆動輪の外周部に係合し、電動開閉時と手動開閉時において前記第1駆動輪との係合状態が変化する第2駆動輪とを有し、
    前記第2駆動輪は、前記電動開閉時は前記第1駆動輪と共に回転しながら前記経路内を走行し、前記手動開閉時は単独で回転しながら前記経路内を走行することを特徴とする駆動ユニット。
  2. 前記手動開閉時は、前記第1駆動輪は回転せず、前記第2駆動輪は、前記第1駆動輪の外周を摺動しながら回転することを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 前記電気モータの駆動力を前記第1駆動輪に伝達する駆動力伝達部材を有し、
    前記駆動力伝達部材は、前記電動開閉時に前記第1駆動輪に駆動力を伝達し、前記手動開閉時に前記第1駆動輪に駆動力を伝達しないことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動ユニット。
  4. 前記第2駆動輪は、前記第1駆動輪と係合する部分の内径長が前記第1駆動輪の前記第2駆動輪と係合する部分の外径長より小さいことを特徴とする請求項1乃至3に記載の駆動ユニット。
  5. 前記第1駆動輪は、外周部分に前記第2駆動輪と係合する凹部を有することを特徴とする請求項1乃至4に記載の駆動ユニット。
  6. 前記第1駆動輪は、前記凹部の幅が前記第2駆動輪の幅と略等しいことを特徴とする請求項5に記載の駆動ユニット。
  7. 前記第1駆動輪は、前記凹部の幅が前記第2駆動輪の幅より大きいことを特徴とする請求項5に記載の駆動ユニット。
  8. 前記第1駆動輪は、前記凹部に前記第2駆動輪と係合する溝を有することを特徴とする請求項5乃至7に記載の駆動ユニット。
  9. 前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪が互いに係合する部分の形状は異なることを特徴とする請求項1乃至8に記載の駆動ユニット。
  10. 前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において平坦面形状であり、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において円弧面形状であることを特徴とする請求項9に記載の駆動ユニット。
  11. 前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において円弧面形状であり、前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において平坦面形状であることを特徴とする請求項9に記載の駆動ユニット。
  12. 前記第1駆動輪の径方向の断面は、前記第2駆動輪と係合する部分において平面状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至8に記載の駆動ユニット。
  13. 前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記第1駆動輪と係合する部分において平面状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至8及び12のいずれかに記載の駆動ユニット。
  14. 前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記経路と当接する部分において平面状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至9及び11乃至13のいずれかに記載の駆動ユニット。
  15. 前記第2駆動輪の径方向の断面は、前記経路と当接する部分において円弧面状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至10に記載の駆動ユニット。
  16. 前記第1駆動輪は、第1の摩擦係数を有する第1の材料により形成し、
    前記第2駆動輪は、前記第1の摩擦係数と異なる第2の摩擦係数を有する第2の材料により形成したことを特徴とする請求項1乃至15に記載の駆動ユニット。
  17. 前記第1の材料は樹脂系材料であり、前記第2の材料はゴム系材料であることを特徴とする請求項16に記載の駆動ユニット。
  18. 前記樹脂系材料は、ポリアセタール(POM)であることを特徴とする請求項17に記載の駆動ユニット。
  19. 前記ゴム系材料は、シリコーン系ゴム材料であることを特徴とする請求項17または18に記載の駆動ユニット。
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