JP2015139535A - トレーニングマシン - Google Patents
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Description
トレーニングマシンの種類には、運動負荷の源によって分類すると、主にウエイトスタック方式、油圧方式、空気圧方式、及び電磁方式等がある。これら種類の中で、特にウエイトスタック方式及び油圧方式からなるトレーニングマシンが、シンプルな構造からなり、運動負荷の調整がし易い等の理由からフィットネス市場の大半を占めている。
ウエイトスタック方式は、ウエイトプレート等の重量物の重力を利用して運動負荷を利用者にかけるマシンであって、重量物を適宜積み重ねることによって運動負荷の調整が可能である(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の運動装置は、バーベルを用いたウエイトスタック方式のマシンであって、バーベルを持ち上げようとする利用者にかかる運動負荷を低下させるピストンシリンダーと、空気圧縮機とをさらに備えている。この運動装置では、利用者が空気圧縮機を適宜操作してピストンシリンダーに圧縮空気を供給することで、ピストンシリンダーがバーベルを補助的に支える向きに作用する。そのため、利用者が安全にトレーニングすることができる。
一方で、油圧方式は、油圧シリンダー等の抵抗力を利用して運動負荷を利用者にかけるマシンであって、例えば油圧シリンダー内部の圧油の流量を調整することで運動負荷の調整が可能である。
ウエイトスタック方式による筋力トレーニングは、等張性収縮トレーニング(アイソトニックトレーニング)に相当し、一定の運動負荷に対する運動となり、運動負荷に合わせて筋肉が発揮する力、速度を調整するものであり、欠点として運動回数毎の非効率性や、慣性が生じてしまう等の問題を抱えている。
一方で、油圧方式による筋力トレーニングは、等速性収縮トレーニング(アイソキネティックトレーニング)に近いものに相当し、筋肉が発揮する力に対応して運動負荷がかかる運動となり、運動負荷の方が筋肉が発揮する力に合わせて調整されるものであり、欠点として慣性が生じないものの伸張性収縮(エキセントリックコントラクション)が省かれてしまう等の問題を抱えている。
そこで、重量物の決定に際して通常は、図6(b)に示すように、挙上重量を運動強度80%程度に合わせて設定し、10回程度の限界まで反復する方法を採用する。
この場合の問題点は運動の初期には余裕があるため十分な刺激となっていないことであり、筋力が減衰した運動終盤で漸く適正な筋刺激となり、それまでは非効率な運動となってしまっている。挙上重量を運動強度100%に合わせた場合と同様、筋力の減衰と呼応することは不可能なため、これがウエイトスタック方式のトレーニングマシンの限界である。
なお、運動強度とは、運動する本人の身体能力を基準として数値で表現する指標であって、例えば、筋力トレーニングでは利用者の最大拳上重量を基準値とするものである。
従って、運動中の筋力の減衰にも対応することができ、常に最適な運動負荷が筋肉へ加えられる。これを80%程度の運動強度に設定したウエイト方式のトレーニングと比較した場合、後半の運動量を削り、前半に運動量を上乗せする形となる。
このような理想的な筋肉への運動負荷が実現する一方で、油圧方式の致命的な問題点は、上げ降ろし動作における降ろし動作で運動負荷がなくなってしまうことである。
筋収縮の形態には、上げ動作時にみられる短縮性収縮(コンセントリック)と、降ろし動作時にみられる伸張性収縮(エキセントリック)とがあるが、筋の発達には後者の伸張性収縮が効果的であって、降ろし動作時の筋収縮がゼロになってしまうと運動効率も低下してしまう。
すなわち、ウエイトスタック方式では、運動回数毎の非効率性の問題や、重量物を勢い良く押し上げることで慣性により運動負荷が抜けてしまうといった問題を抱えている一方で、油圧方式では、重量物の降ろし動作時の運動負荷が省かれて筋収縮がゼロになってしまうといった問題を抱えていた。
そこで、フィットネスクラブ等で利用可能なシンプルでコンパクトな構成からなり、上記問題を克服した理想的なトレーニングマシンが望まれていた。
一方で、油圧方式では、筋肉痛を抑えてトレーニングができるため、トレーニングマシンにやや抵抗があって美容目的をもつ中年齢層の女性に最適であるといえる。また、関節の負担を抑え、自身の力に応じて比較的安全に運動できるため、リハビリ施設等において高年齢層の男性女性にも最適であるといえる。
そのため、トレーニングジム等において利用者の需要に応じてウエイトスタック方式と油圧方式の両方のマシンを準備する必要があり、必要台数を揃えることで設置スペースの確保やコスト高の問題が生じてしまい、また台数を制限してしまうと利用者の待機時間が長くなってしまう等の問題が生じていた。
そこで、利用者の年齢層や性別に関係なくユニバーサルに利用可能なトレーニングマシンが望まれていた。
また、本発明の他の目的は、利用者の年齢層や性別に関係なくユニバーサルに利用可能なトレーニングマシンを提供することにある。
具体例を挙げて説明すると、上記トレーニングマシンでは、図8に示すように、重量物の上げ降ろし運動における押し上げ動作を実施するにあたって、抵抗力発生手段が重量物の押し上げ方向に対する抵抗力を発生させるため、上述した油圧方式のマシンのように、筋力差がある全ての人に適正な運動負荷をかけて、しかも運動中の筋力の減衰にも対応して常に最適な運動負荷が筋肉へ加えられることが可能となる。すなわち、上記トレーニングマシンでは、重量物の押し上げ動作において抵抗力発生手段を利用した油圧方式のような筋力トレーニングを実行することができる。
また、従来のウエイトスタック方式の欠点として重量物を勢い良く押し上げることで慣性により運動負荷(抵抗力)が抜けてしまうといった問題を、抵抗力発生手段の抵抗力が重量物の押し上げスピードを制御することを利用して解決させている。
また、重量物を持ち上げる達成感を得ることができる一方で、自身の力に応じて比較的安全に運動できることから、利用者の年齢層や性別に関係なくユニバーサルに利用可能なトレーニングマシンとなる。
上記構成により、抵抗力発生手段は、負荷付与手段の順方向の動作に対して抵抗力を発生させる一方で、逆方向の動作に対しては抵抗力を発生させないように動作するため、例えば利用者が負荷付与を順方向に押し上げるときには、重力を利用した運動負荷と、抵抗力発生手段の抵抗力を利用した運動負荷とが利用者にかかる一方で、利用者が運動負荷手段を逆方向に支えながら降ろすときには、重力を利用した運動負荷のみが利用者にかかることになり、効率的な筋力トレーニングが実現可能となる。
具体的に説明すると、上記トレーニングマシンでは、図8に示すように、重量物の上げ降ろし運動を実施するにあたって、押し上げ動作時には、上述した油圧方式のように、抵抗力発生手段を利用した筋力トレーニングを実行することで筋力差がある全ての人に適正な運動負荷をかけ、運動中の筋力の減衰にも対応して常に最適な運動負荷を筋肉にかけることができる。そして降ろし動作時には、重量物の重力を利用したウエイトスタック方式の筋力トレーニングを実行することで伸張性収縮に基づく運動負荷をかけることができる。
上記構成のように、抵抗力発生手段としてピストンシリンダーを備えたシンプルでコンパクトな構成で、効率的な筋力トレーニングが可能なトレーニングマシンとなる。
そして、ピストンシリンダーは、例えば油圧、空気圧又は水圧等を利用して抵抗力を発生させながら伸縮するため、抵抗力の調整が比較的し易くなる。
上記構成により、油圧を利用することで抵抗力の調整が一層し易い単動型のピストンシリンダーを備えたシンプルな構成で、効率的な筋力トレーニングが可能なマシンとなる。
上記のように、本トレーニングマシンの構成によって利用者の身体の同じ部位の筋肉に対して、負荷付与手段の押し上げ動作時にみられる短縮性収縮(コンセントリック)と、降ろし動作時にみられる伸張性収縮(エキセントリック)を負荷することができるため、トレーニングの効率が格段に向上する。
また、前記ピストンシリンダーは、一端側が前記マシン本体部に取り付けられ、他端側が前記マシン可動部に連結されてなり、前記抵抗力発生手段は、前記ピストンシリンダーが前記マシン可動部の動作に対応して伸縮し、前記ピストンシリンダーの伸長動作によって前記マシン可動部の前記順方向の動作に対する抵抗力を発生させると良い。
上記構成により、マシン本体部と、マシン可動部と、ウエイトプレートと、ピストンシリンダーと、を備えたシンプルでコンパクトな構成で、効率的な運動負荷をかけることが可能なトレーニングマシンとなる。
また、重量物を持ち上げる達成感を得られる一方で、自身の力に応じて比較的安全に運動できることから、利用者の年齢層や性別に関係なくユニバーサルに利用可能となる。
本実施形態は、ウエイトスタック方式の機構を備えたトレーニングマシンであって、マシン本体部と、マシン本体部に対して回転可能に取り付けられたマシン可動部と、一端がマシン本体部に取り付けられ、他端がマシン可動部に連結されたピストンシリンダーと、を主に備え、マシン可動部が動作することでウエイトプレートの重力を利用した運動負荷と、同時にピストンシリンダーの他端側の伸長動作に伴ってマシン可動部の押し上げ動作に対する抵抗力を発生させて該抵抗力を利用した運動負荷と、を利用者にかけることを特徴とするトレーニングマシンの発明に関するものである。
なお、トレーニングマシンを利用する利用者が前方に向く側がマシンの前方側となる。
トレーニングマシン1は、マシン本体部10と、マシン本体部10に回動軸21を介して回転可能に連結されたマシン可動部20と、下端がマシン本体部10の支持脚12に回動軸を介して回転可能に連結されると共に、上端がマシン可動部20に回動軸を介して回転可能に連結されたピストンシリンダー30と、マシン可動部20にケーブルを介して連結されたウエイトプレート40と、から主に構成されている。
可動部材22は、ウエイト支持台14に積み上げられた複数のウエイトプレート40とケーブルを介して連結されている。
具体的に言うと、マシン可動部20は、図2(a)に示す通常位置から図2(b)に示す押し上げ位置に回転動作する。
このとき、マシン可動部20と、重量物に相当するウエイトプレート40とがケーブルを介して連結されているため、利用者がマシン可動部20を押し上げることで、負荷付与手段としてウエイトプレート40の重力を利用した運動負荷(抵抗力)が利用者にかかり、さらに説明すると、利用者の脚部の筋肉部位に短縮性収縮(コンセントリック)の運動負荷がかかることになる。
なお、マシン可動部20と連結させるウエイトプレート40の枚数を適宜調整することによって利用者にかかる運動負荷の調整が可能である。
具体的に言うと、マシン可動部20は、押上げ位置から通常位置に回転動作する。
このときも、利用者がマシン可動部20を支えながら降ろすことで、負荷付与手段としてウエイトプレート40の重力を利用した運動負荷(抵抗力)が利用者にかかり、さらに説明すると、利用者の脚部の筋肉部位に伸張性収縮(エキセントリック)の運動負荷がかかることになる。
なお、上記構成において、マシン可動部20の押し上げ方向の回転動作が、特許請求の範囲の負荷付与手段の順方向の動作に相当し、降ろし方向の回転動作が特許請求の範囲の逆方向の動作に相当する。
ピストンシリンダー30は、図2に示すように、長尺な筒体からなるシリンダー本体部31と、シリンダー本体部31内部に一部が挿入され、シリンダー本体部31に対してピストン運動するピストンロッド部32と、から主に構成されている。
例えば、ピストンロッド部32がシリンダー本体部31に対して伸長するに従って、シリンダー本体部31に複数設けられた配管孔が徐々に塞がれていく等して、圧油の循環を制限することで抵抗力を発生させる公知な機構となっている。
すなわち、ピストンシリンダー30は、圧油の循環の調整によってピストンロッド部32の伸長方向に対して抵抗力がかかりながら、ピストンロッド部32が一定の速度で伸長することになる。
そして、自重又はシリンダー本体部31内部に組み付けられた不図示のスプリングの付勢力を利用することで、伸長させたピストンロッド部32を短縮させて再び元の位置に戻す構成となっている。
なお、圧油の圧力、流量等を適宜調整することで、ピストンシリンダー30にかかる抵抗力の調整が可能であって、ピストンシリンダー30の伸長速度を自在に調整することができる。
ピストンシリンダー30は、マシン可動部20の動作に連動して伸縮し、油圧の抵抗力を利用することで、マシン可動部20の押し上げ方向の動作に対しては抵抗力をかけながら連動して伸長する一方で、マシン可動部20の降ろし方向の動作に対しては抵抗力を発生させないで連動して短縮することになる。
つまり、利用者がマシン可動部20を押し上げることで、抵抗力発生手段としてピストンシリンダー30の油圧を利用した運動負荷(抵抗力)が利用者にかかり、さらに説明すると、利用者の脚部の筋肉部位に短縮性収縮(コンセントリック)の運動負荷がかかることになる。
すなわち、図8に示すように、利用者に適正な運動負荷をかけて、しかも利用者の運動中の筋力の減衰にも対応して常に最適な運動負荷を筋肉部位に加えることができる。
そして、利用者がマシン可動部20を支えながら降ろす運動をするときには、ピストンシリンダー30の油圧の抵抗力を発生させないようにして、図8に示すように、ウエイトプレート40の重力を利用した運動負荷を利用者の同じ筋肉部位にかけることができる。
いわば、重力を利用したウエイトスタック方式の運動負荷と、油圧の抵抗力を利用した油圧方式の運動負荷とを利用者にかけることが可能なハイブリッドなマシンであって、理想的な筋力トレーニングが可能なトレーニングマシンとなる。
しかも、大掛かりで複雑な構造からなるマシンではなく、フィットネスクラブやリハビリ施設、自宅等で利用可能なシンプルでコンパクトな構成からなるトレーニングマシンとなる。
次に、トレーニングマシンの第2実施例について、図3に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、上述したトレーニングマシン1と重複する内容は説明を省略する。
第2実施例に係るトレーニングマシン100は、トレーニングマシン1よりも比較的シンプルでコンパクトな構成からなるレッグエクステンションカール用のマシンである。
トレーニングマシン100は、同様にマシン本体部110と、マシン本体部110に回動軸121を介して回転可能に連結されたマシン可動部120と、下端がマシン本体部110の支持脚112に回動軸を介して回転可能に連結されると共に、上端がマシン可動部120に回動軸を介して回転可能に連結された単動型のピストンシリンダー130と、マシン可動部120上面に積み重ねて組み付け可能なウエイトプレート140と、から主に構成されている。
一方で、利用者がマシン可動部120を支えながら降ろす運動をするときには、ピストンシリンダー30の油圧の抵抗力を発生させないようにして、ウエイトプレート40の重力を利用した運動負荷を利用者の同じ筋肉部位にかけることができる。
なお、第3実施例、第4実施例も同様にして利用者に運動負荷をかけるマシンである。
次に、トレーニングマシンの第3実施例について、図4に基づいて説明する。
第3実施例に係るトレーニングマシン200はスクワット用のマシンである。
トレーニングマシン200は、同様にマシン本体部210と、マシン本体部210に回動軸221を介して回転可能に連結されたマシン可動部220と、下端がマシン本体部210の支持脚212に回動軸を介して回転可能に連結されると共に、上端がマシン可動部220に回動軸を介して回転可能に連結された単動型のピストンシリンダー230と、マシン可動部220上に積み重ねて組み付け可能なウエイトプレート240と、を主に備えている。
トレーニングマシン200では、まず、利用者がマシン可動部220を順方向に押し上げる運動を開始すると、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷のみが利用者にかかる。
そして、利用者がマシン可動部220を所定位置まで押し上げると、マシン可動部220と、ピストンシリンダー230上端とが当接し、ピストンシリンダー230がマシン可動部220の動作と連動して伸縮可能な位置となる。
さらに、利用者がマシン可動部220を押し上げると、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷と、ピストンシリンダー230の油圧の抵抗力を利用した運動負荷とが利用者に同時にかかる構成となる。
つまり、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷がかかるタイミングと、ピストンシリンダー230の抵抗力が発生するタイミングとが異なるように構成されている。
なお、ピストンシリンダー230がマシン可動部220の動作と連動して伸縮可能な開始位置は、マシン可動部220と、ピストンシリンダー230上端との間の間隔を適宜調整することで任意に設定可能である。
次に、トレーニングマシンの第4実施例について、図4に基づいて説明する。
第4実施例に係るトレーニングマシン300はチェストバック用のマシンである。
トレーニングマシン300は、同様にマシン本体部310と、マシン本体部310に回動軸321を介して回転可能に連結されたマシン可動部320と、下端がマシン本体部310に回動軸を介して回転可能に連結されると共に、上端がマシン可動部320に回動軸を介して回転可能に連結された単動型のピストンシリンダー330と、マシン可動部320上に積み重ねて組み付け可能なウエイトプレート340と、を主に備えている。
なお、第3実施例と同様に、マシン可動部320と、ピストンシリンダー330上端との間には所定の間隔が空くように構成されており、ウエイトプレート340の重力を利用した運動負荷がかかるタイミングと、ピストンシリンダー330の抵抗力が発生するタイミングとが異なるように構成されている。
上記実施形態において、トレーニングマシン1は、レッグエクステンションカール用のマシンとして構成されているが、これに限定されることなく、スクワット用、チェストバック用、ショルダープレス用、アブバック用、ラテラルリフト用、バイセップトライセップ用、レッグプレス用、ペックデック用、オブリーク用、ヒップアブダクター用、又はグルート用のマシンとして構成されていても良い。
例えば、ピストンシリンダー30が、一方向に向かって短縮動作するときに該短縮動作を妨げる向きに抵抗力を発生させる単動シリンダーとして構成されても良い。
その場合、シリンダー本体部31の末端側がマシン可動部20側に取り付けられ、ピストンロッド部32の先端側が伸張した状態でマシン本体部10側に固定されていることが望ましい。
その他、単動型のシリンダーではなく複動型のシリンダーに変更しても良い。
例えば、利用者がマシン可動部220を所定位置まで押し上げたときに、マシン可動部220と、ウエイトプレート240とが当接して、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷がかかりはじめるように構成しても良い。
その場合、まず、利用者がマシン可動部220を押し上げる運動を開始すると、ピストンシリンダー230の抵抗力を利用した運動負荷のみが利用者にかかると良い。
そして、利用者がマシン可動部220を所定位置まで押し上げると、マシン可動部220と、ウエイトプレート240とが連結され、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷が利用者にかかり始めるようにすると良い。
さらに、利用者がマシン可動部220を押し上げると、ピストンシリンダー230の抵抗力を利用した運動負荷と、ウエイトプレート240の重力を利用した運動負荷と、が利用者に同時にかかる構成とすると良い。
このようにすることで、利用者がマシン可動部220を押し上げる運動を開始したときには、まだウエイトプレート240の運動負荷がかからないことから、筋肉痛や関節の負担を抑えて、自身の力に応じて比較的安全にトレーニングすることができるようになる。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
10、110、210、310 マシン本体部
11 着座部
12、13、112、212 支持脚
14 ウエイト支持台
20、120、220、320 マシン可動部
21、121、221、321 回動軸
22 可動部材
23 当接パッド
30、130、230、330 ピストンシリンダー
31 シリンダー本体部
32 ピストンロッド部
40、140、240、340 ウエイトプレート
Claims (7)
- 筋力トレーニング用のトレーニングマシンであって、
利用者の状態が待機状態から筋力を発揮させる筋力発揮状態となるときに順方向に動作して、重力を利用した運動負荷を利用者にかける負荷付与手段と、
利用者の状態が前記待機状態から前記筋力発揮状態となるときに、前記負荷付与手段の前記順方向の動作に対する抵抗力を発生させる抵抗力発生手段と、を備えていることを特徴とするトレーニングマシン。 - 前記負荷付与手段は、前記順方向と、利用者の状態が前記筋力発揮状態から前記待機状態へ復帰するときに動作する向きとなる逆方向とに往復動作可能であって、
前記抵抗力発生手段は、
前記負荷付与手段の前記順方向の動作に対して抵抗力を発生させる一方で、
前記逆方向の動作に対しては抵抗力を発生させないように動作することを特徴とする請求項1に記載のトレーニングマシン。 - 前記抵抗力発生手段は、
前記負荷付与手段の動作に対応して伸縮するピストンシリンダーを有し、
該ピストンシリンダーの伸長動作又は短縮動作によって前記負荷付与手段の前記順方向の動作に対する抵抗力を発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレーニングマシン。 - 前記ピストンシリンダーは、油圧を利用して、一方向に向かって伸長動作又は短縮動作するときに該伸長動作又は短縮動作を妨げる向きに抵抗力を発生させる単動シリンダーであることを特徴とする請求項3に記載のトレーニングマシン。
- 前記負荷付与手段は、
前記順方向の動作によって利用者にかける運動負荷と、前記逆方向の動作によって利用者にかける運動負荷とを、利用者の身体の同じ部位にかける構成としたことを特徴とする請求項3又は4に記載のトレーニングマシン。 - フレームとなるマシン本体部と、
該マシン本体部に回動軸を介して回転可能に取り付けられたマシン可動部と、
該マシン可動部に連結されたウエイトプレートと、を備え、
前記負荷付与手段は、利用者の運動に伴って前記マシン本体部に対して前記マシン可動部が動作して、前記ウエイトプレートの重力を利用した運動負荷を利用者にかけることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のトレーニングマシン。 - 前記ピストンシリンダーは、一端側が前記マシン本体部に取り付けられ、他端側が前記マシン可動部に連結されてなり、
前記抵抗力発生手段は、前記ピストンシリンダーが前記マシン可動部の動作に対応して伸縮し、前記ピストンシリンダーの伸長動作によって前記マシン可動部の前記順方向の動作に対する抵抗力を発生させることを特徴とする請求項6に記載のトレーニングマシン。
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