JP2015139168A - 移動局、通信装置、移動体通信システム - Google Patents

移動局、通信装置、移動体通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015139168A
JP2015139168A JP2014010798A JP2014010798A JP2015139168A JP 2015139168 A JP2015139168 A JP 2015139168A JP 2014010798 A JP2014010798 A JP 2014010798A JP 2014010798 A JP2014010798 A JP 2014010798A JP 2015139168 A JP2015139168 A JP 2015139168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
base station
mobile
station
relay device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014010798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6238765B2 (ja
Inventor
章好 八木
Akiyoshi Yagi
章好 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014010798A priority Critical patent/JP6238765B2/ja
Publication of JP2015139168A publication Critical patent/JP2015139168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6238765B2 publication Critical patent/JP6238765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】受信強度が無線通信可能な強度となった後に再び受信強度が落ち込んでしまう無線であっても、無線通信が途絶することなく基地局の切り替えを行うことが可能な移動体通信システムを得ること。
【解決手段】移動局1と、基地局2,3と、アクセスルータ5及びホームエージェント7と、を有する移動体通信システムであって、移動局1の無線は移動方向と逆の方向に、基地局2,3の無線は移動局1の移動方向が指向方向であり、基地局2と無線通信している移動局1が移動して基地局3と通信可能となった後に移動局1が基地局3との無線通信が間欠する領域を経て、その後、移動局1が再度基地局3と通信可能となったときに基地局2から基地局3へとハンドオーバを行って移動局1の通信先を基地局2から基地局3に切り替える。無線通信しているかまたは無線通信が間欠しているかは、ルータ広告の受信の有無または受信信号強度のしきい値にて判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動局、通信装置、移動体通信システムに関する。
従来、移動局が移動先でも継続して通信を行うために、モバイルIPv6(RFC3775)/NEMO(RFC3963)では、移動局のモバイルルータが通信装置(ホームエージェント)に移動局の現在位置の登録を行うことで、移動先でもホームエージェントがパケットを転送してくる仕組みである。このようにして行うハンドオーバでは、例えば、接続先のアクセスルータからのルータ広告を受信したことをトリガとして、モバイルルータがホームエージェントに対して、気付けアドレス(CoA:Care−of Address)及びモバイルノードプリフィックス(MNP:Mobile Node Prefix)を送信することで位置登録が行われるが、高速なハンドオーバを実現するために、IP(Internet Protocol)レベルにおけるルータ広告の受信ではなく無線の電波強度等の無線品質の状態により切り替えを行うことがある。
例えば、特許文献1には、安定したハンドオーバを行うために、IPレベルでのルータ広告の受信ではなく無線の電波強度または無線帯域の情報に基づくネットワーク品質の状態により切り替えを行う技術が開示されている。
国際公開第2004/057903号
しかしながら、上記従来の技術によれば、無線の電波強度または無線帯域の情報に基づくネットワーク品質の状態に基づいて、ハンドオーバ制御により基地局の切り替えを行う。そのため、例えば、指向性が強い準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の無線を用いる場合には、ミリ波の受信強度が一定レベルに達してIP通信が可能となった後に、受信強度が落ち込む特性があり、この受信強度が落ち込む無線の安定しない領域(期間または区間)でハンドオーバ制御を行ってしまうと無線通信できない領域(期間または区間)が生じてしまうことになる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信強度が無線通信可能な強度となった後に再び受信強度が落ち込んでしまう無線であっても、無線通信が途絶することなく基地局の切り替えを行うことが可能な移動体通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、移動局と、第1及び第2の基地局と、アクセス中継装置及びホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、移動局の無線は移動方向と逆の方向に、第1及び第2の基地局の無線は移動局の移動方向が指向方向であり、第1の基地局と無線通信している移動局が移動して第2の基地局と通信可能となった後に移動局が第2の基地局との無線通信が間欠する領域を経て、その後、移動局が再度第2の基地局と通信可能となったときに第1の基地局から第2の基地局へとハンドオーバを行って移動局の通信先を第1の基地局から第2の基地局に切り替える。無線通信しているかまたは無線通信が間欠しているかは、ルータ広告の受信の有無または受信信号強度のしきい値にて判定する。
本発明によれば、受信強度が無線通信可能な強度となった後に再び受信強度が落ち込んでしまう無線であっても、無線通信が途絶することなく基地局の切り替えを行うことができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図4は、実施の形態にかかる移動体通信システムにおける受信信号強度の時間変化または位置変化を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図6は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図7は、実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。 図8は、実施の形態にかかる移動体通信システムにおける受信信号強度の時間変化または位置変化を示す図である。
以下に、本発明にかかる移動局、通信装置、移動体通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1〜3は、本発明にかかる移動体通信システムの実施の形態1の構成を示す図である。図1〜3に示す移動体通信システムは、移動局1、基地局2、基地局3、アクセスルータ4、アクセスルータ5、コアネットワーク6、ホームエージェント7、コレスポンデントノード8、モバイルノード9及びモバイルノード10を有する。なお、アクセスルータ4,5は、アクセス中継装置であり、コレスポンデントノード8は、通信先ノードである。
移動局1は、モバイルルータ11、アクセス制御装置12、アクセス制御装置13、無線送受信機14及び無線送受信機15を備える。基地局2は、アクセス制御装置21及び無線送受信機22を備える。基地局3は、アクセス制御装置31及び無線送受信機32を備える。アクセス制御装置12、アクセス制御装置13、アクセス制御装置21及びアクセス制御装置31は、データリンク層(OSI参照モデルの第2層)における無線アクセスを制御する機能を有する。無線送受信機14、無線送受信機15、無線送受信機22及び無線送受信機32は、物理層(OSI参照モデルの第1層)における無線アクセスを制御する機能を有する。なお、モバイルルータ11は、移動局中継装置である。
移動局1の無線送受信機14と基地局2の無線送受信機22は、指向性の強い(例えば、準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の)無線の同一チャネルで通信することが可能である(図1,2を参照)。移動局1の無線送受信機15と基地局3の無線送受信機32は、指向性の強い準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の無線の同一チャネルで通信することが可能である(図2,3を参照)。基地局2の無線送受信機22とこれに隣接する基地局3の無線送受信機32は、異なる無線チャネルであり、移動局1の無線送受信機14と無線送受信機15は、異なる無線チャネルにして同時に通信を行うことが可能である(図2を参照)。
図1〜3は、本実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。移動局1は図中左から右へ移動している(図1〜3中の移動方向の矢印を参照)。図1の移動局1は移動方向に移動しているため、時間の経過により図2に示す位置に移動する。図2の移動局1は、時間の経過により図3に示す位置に移動する。なお、図1〜3において、基地局2及び基地局3は移動局1の移動方向が無線の指向方向であり、移動局1は自己の移動方向とは逆の方向が無線の指向方向である。このとき、移動局1の移動に伴って基地局2,3と新たに無線通信可能となった地点がこの基地局との通信距離が最も短い地点であり、移動局1の移動に伴ってこの基地局との通信距離は長くなっていく。そのため、一般には、移動局1とこの基地局との無線通信においては、通信開始時の受信信号強度(RSSI)が高く、その後低下していく傾向がある。ただし、受信信号強度にはばらつきがあるため、移動局1の移動に伴って受信信号強度が単純に低下するわけではない。
図1において、移動局1の無線送受信機14と基地局2の無線送受信機22は無線通信可能であるが、移動局1の無線送受信機15と基地局3の無線送受信機32は無線通信することができない。また、図2においては、移動局1の無線送受信機14と基地局2の無線送受信機22が無線通信可能であり、移動局1の無線送受信機15と基地局3の無線送受信機32も無線通信可能である。そして、図3においては、移動局1の無線送受信機15と基地局3の無線送受信機32は継続して通信可能であるが、移動局1の無線送受信機14と基地局2の無線送受信機22は通信することができない状態である。
図1では、移動局1のモバイルルータ11は、既に位置登録済み(またはホームネットワーク内)であり、基地局2を経由してホームエージェント7と通信可能である。例えば、モバイルノード9,10は、モバイルルータ11を介してコレスポンデントノード8と(IPv6による)通信可能である。
従来は、図1の移動局1が移動すると、図2に示すように、移動局1のモバイルルータ11は、基地局2を経由したホームエージェント7との通信を維持しつつ、移動局1の無線送受信機15は、基地局3の無線送受信機32からの無線信号の受信を開始する。従来の構成では、モバイルルータ11がアクセスルータ5からのルータ広告を受信するとこれをトリガとしてハンドオーバを開始するため、モバイルルータ11からホームエージェント7に位置登録を行っていた。
なお、モバイルルータ11がアクセスルータ5からのルータ広告を受信した場合でなくても、移動局1の無線送受信機15がアクセス制御装置13にユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)のヘッダ若しくはトレイラに付加して受信信号強度を送信し、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことをアクセス制御装置13が確認し、アクセス制御装置13がユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)のヘッダ若しくはトレイラに付加してレイヤ2受信可能信号(第2層受信可能信号)をモバイルルータ11に送信し、モバイルルータ11がレイヤ2受信可能信号をアクセス制御装置13から受信した場合も同様に、モバイルルータ11からホームエージェント7に位置登録を行っていた。
なお、受信信号強度のしきい値は、受信信号強度自体についてのしきい値(強度しきい値)であってもよいし、単位時間あたりの受信信号強度の平均値(複数回計測の平均値)についてのしきい値(平均強度しきい値)であってもよい。または、単位時間あたりに受信信号強度が設定値を超えた回数をカウントして得られる回数についてのしきい値(回数しきい値)であってもよい。そして、しきい値は信号の送受信を行うことが可能な範囲の適切な値に設定されていればよい。以下の説明においても同様である。
ここで、モバイルルータ11からホームエージェント7に対して行う位置登録は、具体的には次のように行う。まず、モバイルルータ11が、気付けアドレス及びモバイルノードプリフィックスのいずれか一方または双方を登録要求(Binding Update)でホームエージェント7に送信する。ホームエージェント7は、送信された気付けアドレス及びモバイルノードプリフィックスのいずれか一方または双方をホームアドレスとの対応テーブルに登録し、モバイルルータ11に登録確認(Binding Acknowledgement)を送信する。これにより、モバイルIPv6トンネルが構築され、ホームネットワーク外にもIPv6パケットの転送が可能となる。
モバイルノード9,10からコレスポンデントノード8へ送信するパケットについては、モバイルルータ11がモバイルIPv6のカプセル化を行い、ホームエージェント7に送信する。ホームエージェント7は、カプセル化を解除し、コレスポンデントノード8にパケットを転送する。逆に、コレスポンデントノード8からモバイルノード9,10へ送信するパケットについては、ホームエージェント7がモバイルIPv6のカプセル化を行い、モバイルルータ11に送信する。モバイルルータ11は、カプセル化を解除し、モバイルノード9,10に送信する。
しかしながら、例えば、準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数による指向性の強い無線では、ルータ広告を受信した後や、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことを確認した後であっても、受信信号強度が落ち込む領域(期間または区間)が存在し、無線品質が安定しないことが多い。
そこで、本発明では、ルータ広告を受信した直後や、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことを確認した直後には位置登録を行わず、その後ルータ広告を受信できず、または、受信信号強度が落ち込む領域(期間または区間)が終了し、再度、ルータ広告を受信した後や、受信信号強度がしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことを確認した後にハンドオーバを開始し、モバイルルータ11からホームエージェント7に位置登録を行う。そして、位置登録後には、モバイルIPv6トンネルが構築され、ホームネットワーク外にもIPv6パケットの転送が可能となる。
なお、ホームエージェント7がモバイルルータ11からの登録要求(Binding Update)を受信してもすぐに登録確認(Binding Acknowledgement)を送信せず、基地局3において無線送受信機32からアクセス制御装置31に、ユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)のヘッダ若しくはトレイラに付加して受信信号強度を送信し、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことをアクセス制御装置31が確認し、アクセス制御装置31がユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)のヘッダ若しくはトレイラに付加してレイヤ2受信可能信号(第2層受信可能信号)をアクセスルータ5経由でホームエージェント7に送信し、ホームエージェント7がレイヤ2受信可能信号をアクセス制御装置31から受信した時に登録確認を送信してもよい。
図4は、本実施の形態にかかる移動体通信システムにおける受信信号強度の時間変化または位置変化を示す図である。図4には、基地局2及び基地局3は移動局1の移動方向が無線の指向方向であり、移動局1は自己の移動方向と逆の方向が無線の指向方向である場合における、指向性の強い(例えば、準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の)無線の受信信号強度の時間変化または位置変化を示している。
図4において、A地点では、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えているが、B地点では、受信信号強度(強度、平均強度、回数)が落ち込み、C地点では、再度、受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超え、その後安定している。ここで、A地点とB地点の間の受信信号強度が最初に安定する領域(期間または区間)を初期安定領域(第1の領域)と呼び、B地点とC地点の間の受信信号強度が落ち込む領域(期間または区間)を落ち込み領域(第2の領域)と呼び、C地点から受信信号強度が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を下回るまでの領域(期間または区間)を再安定領域(第3の領域)と呼ぶこととする。
図4において、第1の領域では位置登録を行わず、第2の領域後に、受信信号強度(またはM回の平均値)が予め設定したしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことをアクセス制御装置13が確認したときに位置登録を行う。すなわち、C地点を越えて第3の領域に進入したことを契機として位置登録を行う。そして、この位置登録後にハンドオーバ制御を行う。
または、アクセス制御装置13がアクセスルータ5からのルータ広告と導通確認パケット(導通確認データ)を監視して接続可能な基地局と判断した後に安定領域を検出し(第1の領域)、ルータ広告と導通確認パケット(導通確認データ)を受信できない領域(第2の領域)の検出を行った後に、ルータ広告と導通確認パケット(導通確認データ)の監視により、再度、接続可能な基地局であると判断した場合にC地点を越えて第3の領域に進入したことを契機として位置登録を行い、この位置登録後にハンドオーバ制御を行ってもよい。または、受信信号強度がしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことを確認したときに位置登録を行う方法と、ルータ広告と導通確認パケット(導通確認データ)を監視する方法と、を組み合わせてもよい。
すなわち、本発明においては、接続された無線送受信機からの無線品質情報を移動局1のアクセス制御装置12,13または基地局2,3のアクセス制御装置21,31が受信することで、移動局1が基地局3からのルータ広告の受信の間欠を経て、若しくは、移動局1における受信する受信信号強度がしきい値を下回る領域を検出し、または、ルータ広告若しくは導通確認データの監視により受信信号強度の落ち込み領域を検出してもよい。
また、モバイルルータ11がアクセスルータ5からのルータ広告を受信しても、または、受信信号強度がしきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことをアクセス制御装置13が検出し、この検出をモバイルルータ11に通知し、モバイルルータ11はホームエージェント7に位置登録を行い、モバイルIPv6トンネルが構築されても、モバイルルータ11及びホームエージェント7はユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)の送信を行わず、その後の落ち込み領域(第2の領域)が終了し、再度しきい値(強度しきい値、平均強度しきい値、回数しきい値)を超えたことを検出し、または検出したことをモバイルルータ11に通知したこと、または、再度モバイルルータ11がアクセスルータ5からのルータ広告を受信したことにより、モバイルルータ11及びホームエージェント7がユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)の送信を行うことで、ホームネットワーク外にもIPv6パケットの転送が可能となる構成としてもよい。
また、落ち込み領域(第2の領域)を検出できない場合に、初期安定領域からの期間の経過により落ち込み領域(第2の領域)が経過したものと判断し、ハンドオーバ制御を行う構成であってもよい。すなわち、本発明においては、落ち込み領域の期間が予め特定されて移動局1のアクセス制御装置12,13または基地局2,3のアクセス制御装置21,31に記憶されており、時刻により受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に移動局1の通信先が基地局2から基地局3に切り替わってもよい。
また、移動局1、基地局2及び基地局3のアクセス制御装置が、各々の接続される無線送受信機15、無線送受信機22、無線送受信機32から無線品質情報(例えば、受信信号強度)を受信するとともに、モバイルルータ11が、アクセスルータ5からのルータ広告と導通確認パケット(導通確認データ)の双方を監視することにより、落ち込み領域(第2の領域)またはルータ広告を受信できない領域自体を厳密に検出することなく落ち込み領域(第2の領域)が経過したものと判断し、ハンドオーバ制御を行う構成であってもよい。すなわち、本発明においては、接続された無線送受信機からの無線品質情報を移動局1のアクセス制御装置12,13または基地局2,3のアクセス制御装置21,31が受信し、移動局中継装置であるモバイルルータ11が、アクセスルータ5からのルータ広告と導通確認データの双方の監視により受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に移動局1の通信先が基地局2から基地局3に切り替わってもよい。
なお、本実施の形態においては、基地局2及び基地局3は移動局1の移動方向が無線の指向方向であり、移動局1は自己の移動方向と逆の方向が無線の指向方向であり、移動方向に移動することで新たな基地局からの無線信号の受信が可能となり、ハンドオーバ制御を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。
図5〜7は、本実施の形態にかかる移動体通信システムの構成を示す図である。移動局1は図中右から左へ移動している(図5〜7中の移動方向の矢印を参照)。図5の移動局1は移動方向に移動しているため、時間の経過により図6に示す位置に移動する。図6の移動局1は、時間の経過により図7に示す位置に移動する。なお、図5〜7において、基地局2及び基地局3は移動局1の移動方向と逆の方向が無線の指向方向であり、移動局1は自己の移動方向が無線の指向方向である。このとき、移動局1の移動に伴って基地局2,3と新たに無線通信可能となった地点がこの基地局との通信距離が最も長い地点であり、移動局1の移動に伴ってこの基地局との通信距離は短くなっていく。図8は、本実施の形態にかかる移動体通信システムにおける受信信号強度の時間変化または位置変化を示す図である。図8には、基地局2及び基地局3は移動局1の移動方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、移動局1は自己の移動方向が無線の指向方向である場合における、指向性の強い(例えば、準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の)無線の受信信号強度の時間変化または位置変化を示している。図8においては、安定領域後に落ち込み領域があり、落ち込み領域後に再接続領域が存在する。そして、C地点経過前またはC地点経過直後にハンドオーバ制御を行い、B地点では切り戻しをしない。このようにして、落ち込み領域(第2の領域)の影響を排除することができる。
なお、本実施の形態においては、指向性の強い(例えば、準ミリ波帯またはミリ波帯以上の周波数の)無線を例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、指向性の弱い無線またはビームを絞った無線にも適用することができる。すなわち、指向性の弱い無線またはビームを絞った無線であっても再安定領域に突入するまでハンドオーバ制御を遅らせることも可能である。
なお、本実施の形態においては、説明を簡略化するために移動局1の移動方向を1つの方向に固定して説明したが、落ち込み領域(第2の領域)は移動局1の位置に依存する場合が多いため、落ち込み領域(第2の領域)を移動局1の位置によって特定してもよい。このように落ち込み領域(第2の領域)を移動局1の位置によって特定すると、移動局1の移動方向を1つの方向に固定しなくても本発明を適用することができる。すなわち、本発明においては、落ち込み領域の位置を予め特定して移動局1のアクセス制御装置12,13または基地局2,3のアクセス制御装置21,31に記憶されており、移動局1の現在位置をグローバル・ポジショニング・システム(GPS:Global Positioning System)または基点からの走行距離により特定して落ち込み領域を避けて移動局1の通信先が基地局2から基地局3に切り替わってもよい。
以上説明した本実施の形態の移動体通信システムの一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信した後に前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局中継装置が前記ホームエージェントに位置登録を行い、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動体通信システムである。
または、本実施の形態の移動体通信システムの一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信すると前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局中継装置が前記ホームエージェントにユーザデータを送信し、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動体通信システムである。
また、移動局1は、複数のアクセス制御装置(アクセス制御装置12,13)と複数の無線送受信機(無線送受信機14,15)を備えるため、これらにそれぞれ異なる無線周波数の無線チャネルを割り振ることで異なる無線周波数の無線チャネルの基地局2,3と同時に無線通信を行うことが可能であり、基地局2,3の落ち込み領域(第2の領域)を避けて両者の無線通信の再安定領域(第3の領域)が重畳する領域において基地局を切り替えることが可能である。また、基地局の切り替え時には、切り替え前の基地局(例えば基地局2)における位置登録を維持しつつ、切り替え先の基地局(例えば基地局3)の位置登録を行ってもよい。このような基地局の切り替え方式をマルチホーミング(multihoming)と呼ぶ。
このようにして、1つの移動局が複数の基地局と同時に通信可能な構成とし、送信側である複数の基地局のホームエージェント7からユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)をコピーして送信し、受信側である1つの移動局のモバイルルータ11にて無線通信の品質(例えば、受信強度)が良好な方を選択して受信する構成であってもよい。または、1つの移動局が複数の基地局と同時に通信可能な構成とし、送信側である1つの移動局のモバイルルータ11からユーザデータ(ユーザパケットまたは制御パケット)をコピーして送信し、受信側である複数の基地局のホームエージェント7にて無線通信の品質(例えば、受信強度)が良好な方を選択して受信する構成であってもよい。
すなわち、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録を行い、前記移動局中継装置または前記ホームエージェントのうち送信側は、同一の2つのユーザデータを生成して前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記ホームエージェントまたは前記移動局中継装置のうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする移動体通信システムである。
本実施の形態においては、1つの移動局が複数のアクセス制御装置と複数の無線送受信機を備える場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明において、1つの移動局にアクセス制御装置及び無線送受信機を1つずつ備える構成であってもよい。1つの移動局にアクセス制御装置及び無線送受信機を1つずつ備える構成では、周波数チャネルを時分割で切り替える構成とすればよい。さらには、基地局2,3の周波数チャネルを同一とし、時分割またはパケット多重による通信(例えば、搬送波感知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式)としてもよい。これらの場合にも、本実施の形態にて説明したように落ち込み領域(第2の領域)を避け、再安定領域(第3の領域)でハンドオーバ制御を行えばよい。
なお、本実施の形態においては、アンテナと変復調装置をまとめて1つの無線送受信機として説明したが、本発明はこれに限定されず、アンテナと変復調装置を分離して複数のアンテナと複数の変復調装置を搭載して、これらをたすきがけ接続してもよいし、MIMO(Multiple Input and Multiple Output)を採用してもよい。
なお、本発明は、移動体通信システムに限定されるものではなく、上記説明した移動体通信システムに適用される移動局、ホームエージェント等の通信装置も本発明に含まれる。
なお、本発明において、移動局は移動局中継装置を備えていなくてもよく、移動局が移動局中継装置を備えていない場合には、移動局自体に移動局中継装置の機能が付与されていればよい。また、基地局はアクセス制御装置を備えていなくてもよく、基地局がアクセス制御装置を備えていない場合には、基地局自体にアクセス制御装置の機能が付与されていればよい。また、基地局を切り替えことが可能であれば、ホームエージェントを備えていなくてもよい。なお、ルータ広告は周期的に送ることが通例である。
すなわち、本発明の一態様は、移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局とコアネットワークとを中継するアクセス中継装置と、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、自己の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、前記第1の基地局と通信しつつ移動し、前記アクセス中継装置から周期的に送信され、前記第2の基地局を経由するルータ広告を受信しても位置登録を行わず、該受信の間欠を経て、再度ルータ広告を受信した場合、及び前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記しきい値を下回って再度前記しきい値を超えた場合、の少なくともいずれかの場合に、位置登録を行うとともに自己の通信先を前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局である。ここで、前記移動体通信システムは、前記アクセス中継装置と前記コアネットワーク内で通信するホームエージェントを備え、前記ルータ広告の最初の受信時に前記ホームエージェントに対して位置登録を行うが通信先の切り替えは行わず、再度ルータ広告を受信すると自己の通信先を前記第2の基地局に切り替え、または、前記受信信号強度が最初にしきい値を超えた時に前記ホームエージェントに対して位置登録を行うが通信先の切り替えは行わず、再度前記受信信号強度が前記しきい値を超えると自己の通信先を前記前記第2の基地局に切り替えてもよい。
すなわち、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、前記移動局は、前記移動局の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信した後に前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局である。
または、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、前記移動局は、前記移動局の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信すると前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局中継装置から前記ホームエージェントにユーザデータを送信し、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局である。
または、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、前記ホームエージェントと通信を開始し、前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録が行われ、前記移動局と前記ホームエージェントのうち送信側では同一の2つのユーザデータを生成して前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記移動局と前記ホームエージェントのうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする移動局である。
または、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局にルータ広告を送信し、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由して前記移動局に前記ルータ広告が受信された後に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が受信されない領域を前記移動局が通過し、その後前記移動局に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が再度受信され、または、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局の前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わるに際して、前記移動局中継装置からの要求に応じて位置登録を行うことを特徴とする通信装置である。
または、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局にルータ広告を送信し、前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由して前記移動局に前記ルータ広告が受信されると位置登録を行い、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告が受信されない領域を前記移動局が通過し、その後前記移動局に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が再度受信され、または、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局の前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると位置登録を行い、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わるに際して、前記移動局中継装置からユーザデータを受信することを特徴とする通信装置である。
または、本発明の一態様は、移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、前記移動局が前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、前記移動局と通信を開始し、前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録を行い、前記移動局と前記通信装置のうち送信側では同一の2つのユーザデータを前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記移動局と前記ホームエージェントのうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする通信装置である。
以上のように、本発明にかかる移動局と通信装置を有する移動体通信システムは、移動局が高速で移動する移動体に搭載されている場合に有用である。
1 移動局、2,3 基地局、4,5 アクセスルータ、6 コアネットワーク、7 ホームエージェント、8 コレスポンデントノード、9,10 モバイルノード、11 モバイルルータ、12,13,21,31 アクセス制御装置、14,15,22,32 無線送受信機。

Claims (22)

  1. 移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局とコアネットワークとを中継するアクセス中継装置と、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、
    自己の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、前記第1の基地局と通信しつつ移動し、
    前記アクセス中継装置から周期的に送信され、前記第2の基地局を経由するルータ広告を受信しても位置登録を行わず、該受信の間欠を経て、再度ルータ広告を受信した場合、及び、
    前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記しきい値を下回って再度前記しきい値を超えた場合、の少なくともいずれかの場合に、位置登録を行うとともに自己の通信先を前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局。
  2. 前記移動体通信システムは、前記アクセス中継装置と前記コアネットワーク内で通信するホームエージェントを備え、
    前記ルータ広告の最初の受信時に前記ホームエージェントに対して位置登録を行うが通信先の切り替えは行わず、再度ルータ広告を受信すると自己の通信先を前記第2の基地局に切り替え、
    または、前記受信信号強度が最初にしきい値を超えた時に前記ホームエージェントに対して位置登録を行うが通信先の切り替えは行わず、再度前記受信信号強度が前記しきい値を超えると自己の通信先を前記前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  3. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、
    前記移動局は、前記移動局の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、
    前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信した後に前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、
    または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局。
  4. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、
    前記移動局は、前記移動局の移動方向並びに前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向とは逆の方向が無線の指向方向であり、
    前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信すると前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、
    または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると前記移動局中継装置から前記ホームエージェントに位置登録が行われ、前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局中継装置から前記ホームエージェントにユーザデータを送信し、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動局。
  5. 接続された無線送受信機からの無線品質情報を前記移動局のアクセス制御装置または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置が受信することで、
    前記移動局が前記第2の基地局からの前記ルータ広告の受信が間欠する領域、若しくは、前記受信信号強度が前記しきい値を下回る領域を検出し、
    または、前記ルータ広告若しくは導通確認データの監視により前記受信信号強度の落ち込み領域を検出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の移動局。
  6. 前記落ち込み領域の位置が予め特定されて前記移動局または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置に記憶されており、
    前記移動局の現在位置をグローバル・ポジショニング・システムまたは基点からの走行距離により特定して前記落ち込み領域を避けて前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の移動局。
  7. 接続された無線送受信機からの無線品質情報を前記移動局または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置が受信し、
    前記移動局中継装置が、前記アクセス中継装置からの前記ルータ広告と導通確認データの双方の監視により前記受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の移動局。
  8. 前記落ち込み領域の期間が予め特定されて前記移動局または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置に記憶されており、
    時刻により前記受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の移動局。
  9. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記移動局であって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、
    前記ホームエージェントと通信を開始し、前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録が行われ、前記移動局と前記ホームエージェントのうち送信側では同一の2つのユーザデータを生成して前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記移動局と前記ホームエージェントのうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする移動局。
  10. モバイルIPv6で通信を行い、モバイルIPv6トンネルが構築されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の移動局。
  11. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局にルータ広告を送信し、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由して前記移動局に前記ルータ広告が受信された後に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が受信されない領域を前記移動局が通過し、その後前記移動局に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が再度受信され、
    または、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局の前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わるに際して、前記移動局中継装置からの要求に応じて位置登録を行うことを特徴とする通信装置。
  12. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局にルータ広告を送信し、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由して前記移動局に前記ルータ広告が受信されると位置登録を行い、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告が受信されない領域を前記移動局が通過し、その後前記移動局に前記第2の基地局からの前記ルータ広告が再度受信され、
    または、前記第1の基地局と無線通信しつつ移動する前記移動局の前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると位置登録を行い、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わるに際して、前記移動局中継装置からユーザデータを受信することを特徴とする通信装置。
  13. 接続された無線送受信機からの無線品質情報を前記移動局のアクセス制御装置または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置が受信することで、
    前記移動局が前記第2の基地局からの前記ルータ広告の受信の間欠を経て、若しくは、前記受信信号強度が前記しきい値を下回る領域を検出し、
    または、前記ルータ広告若しくは導通確認データの監視により前記受信信号強度の落ち込み領域を検出することを特徴とする請求項11または請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記落ち込み領域の位置が予め特定されて前記移動局のアクセス制御装置または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置に記憶されており、
    前記移動局の現在位置をグローバル・ポジショニング・システムまたは基点からの走行距離により特定して前記落ち込み領域を避けて前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の通信装置。
  15. 接続された無線送受信機からの無線品質情報を前記移動局のアクセス制御装置または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置が受信し、
    前記移動局中継装置が、前記アクセス中継装置からの前記ルータ広告と導通確認データの双方の監視により前記受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の通信装置。
  16. 前記落ち込み領域の期間が予め特定されて前記移動局のアクセス制御装置または前記第1及び第2の基地局のアクセス制御装置に記憶されており、
    時刻により前記受信信号強度の落ち込み領域を通過したことを検出した後に前記移動局の通信先が前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替わることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の通信装置。
  17. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムの前記ホームエージェントとして機能する通信装置であって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記移動局が前記第1の基地局と無線通信しつつ移動して、前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、
    前記移動局と通信を開始し、前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録を行い、前記移動局と前記通信装置のうち送信側では同一の2つのユーザデータを前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記移動局と前記ホームエージェントのうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする通信装置。
  18. モバイルIPv6で通信を行い、モバイルIPv6トンネルが構築されることを特徴とする請求項11から請求項17のいずれか一項に記載の通信装置。
  19. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信した後に前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、
    または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えた後に前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局中継装置が前記ホームエージェントに位置登録を行い、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動体通信システム。
  20. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、
    前記アクセス中継装置から前記第2の基地局を経由してルータ広告を受信すると前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局を経由した前記ルータ広告の受信の間欠を経て、その後前記第2の基地局からの前記ルータ広告を再度受信し、
    または、前記第2の基地局からの受信信号強度がしきい値を超えると前記ホームエージェントに位置登録が行われ、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を下回る落ち込み領域を通過し、その後前記第2の基地局からの前記受信信号強度が前記しきい値を再度超えると、
    前記移動局中継装置が前記ホームエージェントにユーザデータを送信し、前記移動局の通信先を前記第1の基地局から前記第2の基地局に切り替えることを特徴とする移動体通信システム。
  21. 移動局中継装置を備える移動局と、該移動局と無線通信する第1及び第2の基地局と、該第1及び第2の基地局内のアクセス制御装置とコアネットワークとを中継する複数のアクセス中継装置と、該アクセス中継装置と該コアネットワーク内で通信するホームエージェントと、を有する移動体通信システムであって、
    前記移動局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向と逆の方向であり、前記第1及び第2の基地局の無線の指向方向が前記移動局の移動方向である場合、
    前記第1の基地局と無線通信している前記移動局が移動して、
    前記第1の基地局と前記第2の基地局の双方からの無線が安定する領域に進入すると、
    前記第1の基地局の位置登録を維持しつつ前記第2の基地局の位置登録を行い、前記移動局中継装置または前記ホームエージェントのうち送信側は、同一の2つのユーザデータを生成して前記第1の基地局を経由するルート及び前記第2の基地局を経由するルートの双方から送信し、前記ホームエージェントまたは前記移動局中継装置のうち受信側は、前記2つのユーザデータのうちいずれか1つを選択することを特徴とする移動体通信システム。
  22. モバイルIPv6で通信を行い、モバイルIPv6トンネルが構築されることを特徴とする請求項19から請求項21のいずれか一項に記載の移動体通信システム。
JP2014010798A 2014-01-23 2014-01-23 移動局及び移動体通信システム Active JP6238765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014010798A JP6238765B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 移動局及び移動体通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014010798A JP6238765B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 移動局及び移動体通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015139168A true JP2015139168A (ja) 2015-07-30
JP6238765B2 JP6238765B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=53769886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014010798A Active JP6238765B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 移動局及び移動体通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6238765B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004057903A1 (ja) * 2002-12-19 2004-07-08 Fujitsu Limited モバイルノード
JP2004274458A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 異種無線システム間のハンドオーバ制御システム、そのシステムに使用されるエッジノードおよび移動通信端末装置
JP2005079853A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kyocera Corp 移動体通信システム並びに移動局及び基地局
JP2005210300A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Kddi Corp 地理範囲に基づくハンドオフ方法、その移動端末及びプログラム
JP2006173776A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム、移動体、およびモバイルルータ
JP2006319593A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp 通信端末および通信システムおよび基地局選択方法
WO2008050424A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Fujitsu Limited Système de communication sans fil, station radio fixe, et procédé de commutation de station de base
WO2010010770A1 (ja) * 2008-07-22 2010-01-28 日本電気株式会社 通信端末
JP2011160398A (ja) * 2010-01-07 2011-08-18 Kobe Steel Ltd 無線通信端末,無線通信システム,無線通信制御方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004057903A1 (ja) * 2002-12-19 2004-07-08 Fujitsu Limited モバイルノード
JP2004274458A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 異種無線システム間のハンドオーバ制御システム、そのシステムに使用されるエッジノードおよび移動通信端末装置
JP2005079853A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kyocera Corp 移動体通信システム並びに移動局及び基地局
JP2005210300A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Kddi Corp 地理範囲に基づくハンドオフ方法、その移動端末及びプログラム
JP2006173776A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム、移動体、およびモバイルルータ
JP2006319593A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp 通信端末および通信システムおよび基地局選択方法
WO2008050424A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Fujitsu Limited Système de communication sans fil, station radio fixe, et procédé de commutation de station de base
WO2010010770A1 (ja) * 2008-07-22 2010-01-28 日本電気株式会社 通信端末
JP2011160398A (ja) * 2010-01-07 2011-08-18 Kobe Steel Ltd 無線通信端末,無線通信システム,無線通信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6238765B2 (ja) 2017-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9155019B2 (en) Combining bandwidth aware routing with channel selection and switching in a multi-hop wireless home network
US11395193B2 (en) Wireless communication to a vehicle
US20090061881A1 (en) Seamless transmission of data to mobile nodes during fast handovers in a mobile communication system
US8140074B2 (en) Mobile communication network
US11323168B2 (en) Communication system and method for communication with vehicle based node
Dias et al. Seamless horizontal and vertical mobility in VANET
EP3872998A1 (en) Wireless communication for vehicle based node
JP4264451B2 (ja) 通信システム内でのルート発見の方法および装置
JP6238765B2 (ja) 移動局及び移動体通信システム
Rasem et al. A comparative analysis of predictive and reactive mode of optimized PMIPv6
EP3873158B1 (en) Wireless communication for vehicle based node
US11438819B2 (en) Communication system supporting communication between end node of a vehicle and a remote correspondent node via a fixed network
Roy et al. Handoff schemes in vehicular ad-hoc network: a comparative study
GB2569399A (en) Wireless communication to a vehicle
JP6211888B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信方法
Park et al. QoS-guaranteed IP mobility management for fast-moving vehicles with multiple network interfaces
Al-Surmi et al. Latency low handover mechanism considering data traffic lost preventing for proxy mobile IPv6 over WLAN
Hans et al. Wi-Fi roaming as a location-based service
JP2006093756A (ja) 無線lanシステム
Céspedes et al. Enabling relay-aided IP communications in 802.11 p/WAVE Networks
US20220312226A1 (en) Wireless communication to a vehicle
US20210144591A1 (en) Vehicular mobility management for ip-based vehicular networks
Liu et al. S-PMIPv6: Efficient handover of proxy mobile IPv6 by using SCTP
Garroppo et al. An experimental cross-layer approach to improve the vertical handover procedure in heterogeneous wireless networks
Cespedes Umana Ip mobility support in multi-hop vehicular communications networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6238765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250