JP2015137657A - 軸受及びラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られる軸受等を提供する。【解決手段】内周面で円柱状のシャフトとしてのラック11のシャフト部11Aと摺接する円筒状の部材であって径方向に縮径可能となるように軸方向の一端側から他端側まで連続するスリット20Aが設けられた軸受であるラックブッシュ20において、ラックブッシュ20により形成される円筒の外径よりも大きな外径を有する一続きの螺旋状の弾性部材30が外周面に設けられている。【選択図】図7
Description
本発明は、ラックアンドピニオン式ステアリング装置に用いられる軸受及びラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットに関する。
自動車のステアリング装置として、ラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットを用いたステアリング装置が知られている。
図10は、従来のラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット100(以下、「ギアユニット100」と記載)の主要構造を示す図である。図10では、ラック11と筐体13との関係を示すため、一部分(図10の右側)を断面図としている。図10に示すように、ギアユニット100は、ラック11と、ピニオン12と、筐体13(ハウジング)とを備える。ラック11とピニオン12は、筐体13内で図示しないラックギヤとピニオンギヤを介して噛み合っている。運転者により操作される図示しないステアリングホイールの回動動作はピニオン12に伝達されてピニオン12を回動させる。ピニオン12の回動動作はラック11の直動動作に変換されて、図示しない自動車の両輪の角度を変更する。
図10に示すように、ラック11が挿通される筐体13の挿通穴の両端のうち、ピニオン12から遠い一端側(反ピニオン側)には、ラックブッシュ110が設けられている。ラックブッシュ110は、その内周面でラック11に設けられた円柱状のシャフト部11Aと摺接する円筒状の部材である。また、ラック11が挿通される筐体13の挿通穴の両端のうち、ピニオン12に近い一端側(ピニオン側)には、ラックガイドが設けられている。ラックブッシュ110及びラックガイドによりラック11を支持することで、ラック11をその直動方向に沿って安定して支持することができるとともに、ラック11と筐体13の内周面との間のクリアランスを安定して確保することができる。
ラックブッシュ110には、筐体13の挿通穴の内側でラック11を安定して支持する支持力と、ラックブッシュ110の内周面とシャフト部11Aとの摺動による摩擦がラック11の直動を阻害しない程度に緩和された締め付け力を維持するためのラジアル剛性とが求められる。従来のラックブッシュ110は、特許第4273703号公報に記載されているように、シャフト部11Aを支持する円筒状の樹脂製支持部材の外側に無端環状の弾性体を軸方向に沿って複数配置することで支持力及びラジアル剛性を確保している。
しかしながら、従来のラックブッシュ110のような軸受は、複数の無端環状の弾性部材を用いることから、ラックブッシュ110を構成する部品点数が弾性部材の数に応じて増加する。このため、従来のラックブッシュ110は、部材の管理及び組立におけるコスト高を免れない。また、無端環状の弾性部材は、径が大きくなるほど径方向の形状安定性の確保が難しくなる。このため、従来のラックブッシュ110の構造で径を大きくすると、形状安定性を確保する目的でさらに弾性部材の数を増やさなければならなくなり、さらに高コストになる。
本発明は、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られる軸受を提供することを目的とする。また、本発明は、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られるラックブッシュを備えるラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の軸受は、内周面で円柱状のシャフトと摺接する円筒状の部材であって径方向に縮径可能となるように軸方向の一端側から他端側まで連続するスリットが設けられた軸受において、前記円筒状の部材の外径よりも大きな外径を有する一続きの螺旋状の弾性部材が外周面に設けられている。
従って、一続きの螺旋状の弾性部材における螺旋の周回数及び軸方向の長さを軸受に求められる要件(例えばラジアル剛性及び軸方向の長さ)に変更することで、当該要件に関わらず一つの部材である弾性部材を軸受に設ければ足りる。よって、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られる軸受を提供することができる。これによって、組立工数及び部品管理工数を削減することができることから、より低コストで軸受を提供することができる。
本発明の軸受では、前記弾性部材を前記外周面で係止する係止部が前記円筒状の部材の外周面に設けられている。
従って、より確実に弾性部材を軸受の外周面に係止することができることから、外周面における弾性部材の位置ずれを抑制することができる。すなわち軸受の性能をより安定させることができる。
本発明の軸受では、前記係止部は、前記弾性部材の両端部に突入する突起を有する。
従って、より簡易な仕組みで弾性部材を軸受の外周面に係止して、外周面における弾性部材の位置ずれを抑制することができる。すなわち軸受の性能をより安定させることができる。
本発明の軸受では、前記係止部は、前記弾性部材を挟持する挟持部を有する。
従って、より簡易な仕組みで弾性部材を軸受の外周面に係止して、外周面における弾性部材の位置ずれを抑制することができる。すなわち軸受の性能をより安定させることができる。
本発明の軸受では、前記軸受は、ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラックに設けられた円柱状のシャフト部を前記シャフトとするラックブッシュである。
従って、一続きの螺旋状の弾性部材における螺旋の周回数及び軸方向の長さをラックブッシュに求められる要件(例えばラジアル剛性及び軸方向の長さ)に対応させることで、当該要件に関わらず一つの部材である弾性部材をラックブッシュに設ければ足りる。よって、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られるラックブッシュを提供することができる。これによって、組立工数及び部品管理工数を削減することができることから、より低コストでラックブッシュを提供することができる。
上記の目的を達成するための本発明のラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットは、前記ラックが挿通される筐体と、前記筐体に設けられた前記ラックの挿通穴の反ピニオン側に設けられる前述したラックブッシュとを備える。
従って、弾性部材における螺旋の周回数及び軸方向の長さをラックブッシュに求められる要件に対応させることで、当該要件に関わらず一つの部材である弾性部材をラックブッシュに設ければ足りる。よって、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られるラックブッシュを備えるラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットを提供することができる。これによって、組立工数及び部品管理工数を削減することができることから、より低コストでラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットを提供することができる。
本発明の軸受によれば、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られる。また、本発明のラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットによれば、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られるラックブッシュを備えることができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。以下においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。ラック11の延設方向をX軸方向(図2の左右方向)、X軸方向に直交し、かつ、ハウジングからピニオン12が延設される側に向かう方向をY軸方向(図2の上下方向)、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向(図2の手前−奥行方向)とする。
図1は、本発明によるラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット10(以下、「ギアユニット10」と記載)を有する自動車のステアリング装置1を示す図である。自動車のステアリング装置1は、図1に示すように、ステアリングホイール2、ステアリングシャフト3、自在継手4A,4B、中間シャフト5、ギアユニット10等を備える。運転者によって操作されるステアリングホイール2の動きは、ステアリングシャフト3、自在継手4A、中間シャフト5及び自在継手4Bを介してギアユニット10に伝達される。
図2は、ギアユニット10の主要構造を示す図である。図10に示すギアユニット100と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。図3は、図2のA部を示す図である。図2及び図3に示すように、ラック11が挿通される筐体13の挿通穴の反ピニオン側には、軸受としてのラックブッシュ20が設けられている。ラックブッシュ20は、その内周面でラック11に設けられた円柱状のシャフト部11Aと摺接する円筒状の部材である。また、筐体13の挿通穴のピニオン側には、ラックガイドが設けられている。
図4〜図7は、ラックブッシュ20を示す図である。図4は、筐体13に対する挿入側(内側)から見た場合のY−Z平面図である。図5は、X−Y平面図である。図6は、図4のJ−J線矢視図である。図7は、+Y側(図2の上側)から見た場合のX−Z平面図である。
図4〜図6に示すように、ラックブッシュ20には、スリット20Aが設けられている。スリット20Aは、ラックブッシュ20の円筒状の筒部の壁面において軸方向の一端側から他端側まで連続するよう設けられた隙間である。スリット20Aによって、ラックブッシュ20は、縮径可能となるよう設けられている。具体的には、スリット20Aは、例えばラックブッシュ20により形成される円筒の−Y側でX軸方向に沿うよう設けられた直線状の隙間であるが、一例であってこれに限られるものでない。スリット20Aの具体的な形状は適宜変更可能である。
ラックブッシュ20は、例えばプラスチック等の合成樹脂が用いられる。ラック11のシャフト部11Aは、ラックブッシュ20に対して締め代を持って支持される。ここで、ラックブッシュ20に設けられたスリット20Aによりラックブッシュ20の内径が拡大することで締め代が小さくなり、ラック11とラックブッシュ20との摩擦が小さくなる。これによって、ラック11はラックブッシュ20により支持されつつ良好に直動することができる。また、ラックブッシュ20により形成される円筒状の孔の両端側は末広がり状になっている。これによって、ギアユニット10の組立時におけるラック11の挿抜を容易にすることができるとともにラック11のシャフト部11Aとラックブッシュ20との摩擦を低減することができる。
図3〜図7に示すように、ラックブッシュ20の外周面に弾性部材30が設けられている。弾性部材30は、円筒状の部材(ラックブッシュ20により形成される円筒)の外径よりも大きな外径を有する一続きの螺旋状の部材である。すなわち図3に示すように、ラックブッシュ20の外周面は、弾性部材30を介して筐体13と当接する。弾性部材30は、例えばラックブッシュ20の外周面に沿って周方向に三周するよう設けられている。
図7に示すように、螺旋状の弾性部材30の両端は、例えばラックブッシュ20の+Y側に位置する。すなわち本実施形態における弾性部材30の端部は、ラックブッシュ20により形成される円筒の中心軸を挟んでスリット20Aの反対側に位置する。これによって、ラックブッシュ20の径の縮小の有無に伴う弾性部材30の伸縮の影響を両端側に対して略均等にすることができる。
図5〜図7に示すように、ラックブッシュ20には係止部21が設けられている。係止部21は、弾性部材30を外周面で係止する。係止部21は、ラックブッシュ20より形成される円筒の外周面に設けられている。具体的には、例えば図6、図7に示すように、係止部21は、弾性部材30の両端部に突入する突起21Aを有する。具体的には、突起21Aは、図6に示すように、ラックブッシュ20の外周面から外側に向かって延出されている。突起21Aは先鋭であり、弾性部材30の端部の内周側から突入する。
図8は、図5のB部を示す図である。図5及び図8に示すように、係止部21は、挟持部21Bを有する。挟持部21Bは、弾性部材30を挟持する。具体的には、挟持部21Bは、X軸方向に関して弾性部材30を挟んで対向する二つの突出部(つば)が一組になって設けられる。つばは、平面上(例えば図5及び図8に示すX−Y平面)で見た場合にX軸と交差するようにラックブッシュ20の外周面に沿って周回するよう延設された弾性部材30を挟持する。つばは、例えば図5に示すように、ラックブッシュ20の外周面においてX軸に沿って複数組(例えば三組)設けられて、複数個所で弾性部材30を挟持する。
また、図3〜図7に示すように、ラックブッシュ20の外周面には螺旋状の弾性部材30の形状に対応した螺旋状の溝22が設けられている。弾性部材30が溝22に嵌まることで、ラックブッシュ20に対する弾性部材30のX軸方向の位置がより安定する。挟持部21Bとしてのつばは、例えば溝22の両側部に設けられて、溝22に嵌まることで位置決めされた弾性部材30を溝22の両側部から挟持する。
弾性部材30は、例えばゴム(エラストマー)等の弾力性を有する合成樹脂が用いられる。弾性部材30が設けられたラックブッシュ20は、筐体13の挿通穴の反ピニオン側に設けられた取り付け口に対して嵌合する。弾性部材30は、ラック11の直動や自動車の振動等に伴ってX軸方向に交差する方向の押圧力が生じた場合、ラックブッシュ20の外周面と筐体13との間で押圧力に応じて変形する。これによって、ラックブッシュ20によるラック11の支持力を適正に保つことができる。また、弾性部材30は、その螺旋状の内径によってラックブッシュ20の外周面の拡大範囲を制限するので、ラックブッシュ20によるラック11の支持力を弾性部材30により補強することができる。このように、弾性部材30により外圧及び内圧に対するラックブッシュ20のラジアル剛性をより安定させることができる。
弾性部材30が嵌められるラックブッシュ20の外周面の溝22の容積は、弾性部材30の体積未満である。これによって、弾性部材30が内外からの押圧力によって変形しても常に円筒状の部材(ラックブッシュ20により形成される円筒)の外径よりも大きな外径を有する状態となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、一続きの螺旋状の弾性部材30における螺旋の周回数及び軸方向の長さをラックブッシュ20に求められる要件(例えばラジアル剛性及び軸方向の長さ)に対応させることで、当該要件に関わらず一つの部材である弾性部材30をラックブッシュ20に設ければ足りる。よって、より少ない部品点数で十分な支持力及びラジアル剛性が得られるラックブッシュ20(軸受)及びラックブッシュ20を備えるギアユニット10を提供することができる。これによって、組立工数及び部品管理工数を削減することができることから、より低コストでラックブッシュ20(軸受)及びラックブッシュ20を備えるギアユニット10を提供することができる。
また、弾性部材30を外周面で係止する係止部21が円筒状の部材(ラックブッシュ20により形成される円筒)の外周面に設けられているので、外周面における弾性部材30の位置ずれを抑制することができる。すなわち軸受の性能をより安定させることができる。
また、係止部21は、弾性部材30の両端部に突入する突起21A及び弾性部材30を挟持する挟持部21Bを有するので、より簡易な仕組みで弾性部材30を軸受の外周面に係止することができる。
なお、上記の実施形態では、弾性部材30の端部がラックブッシュ20により形成される円筒の中心軸を挟んでスリット20Aの反対側に位置しているが、一例であってこれに限られるものでなく、適宜変更可能である。
図9は、図4〜図7とは異なるラックブッシュ25のX−Y平面図である。例えば、図9に示すように、弾性部材35は、ラックブッシュ25の外周面に沿って周方向に二周半するよう設けられていてもよい。この場合、弾性部材35の端部は、ラックブッシュ25を挟んで対向する位置に存することになる。また、螺旋状の弾性部材35の周方向の周回数は三周や二周半に限らず、適宜変更可能である。例えば三周半であってもよい。また、全体の周回数のうち一周未満の部分についても半周に限らず、適宜変更可能である。例えば三分の一周や四分の一周であってもよい。また、一周未満の周回がない弾性部材35であっても、両端部とスリット20Aとの位置関係は任意に変更可能である。弾性部材35の周回数及び各周回部分同士の間隔は、弾性部材35に求められるラジアル剛性及びラックブッシュ25の軸方向の長さに応じて適宜変更可能である。弾性部材35は、周回数が異なる点を除いて、弾性部材30と同様の構成である。ラックブッシュ25は、弾性部材35の周回数に応じた形状の溝部22が形成されている点を除いて、ラックブッシュ20と同様の構成である。
弾性部材35が一周未満の周回を含む複数周回の螺旋を描く場合、周回数が多い部分がより押圧力の働きやすい方向に位置していることが好ましい。図9に示す例では、ラックブッシュ25に挿通されるラック11から矢印F方向(図9の上向き方向)のラジアル荷重が常時入力されている。このため、弾性部材35は、筐体13とラックブッシュ25との間で恒常的に押圧力を受ける側(図9の上側)に半周部分が位置するように設けられている。
上記の実施形態では、弾性部材30を外周面で係止する係止部21として、突起21A及び挟持部21Bが設けられているが、一例であってこれに限られるものでない。係止部21は、突起21A又は挟持部21Bのいずれか一方であってもよい。また、弾性部材30の両端部を溶接して外周面に固定するようにしてもよい。
上記の実施形態では、筐体13の挿通穴の反ピニオン側にラックブッシュ20(25)が設けられているが、これはラックアンドピニオン式ステアリングギアユニットにおけるラックブッシュの配置の一例であって、本発明の形態はこれに限られない。例えば、本発明によるラックブッシュが挿通穴の両端側に設けられていてもよい。
10 ラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット
11 ラック
11A シャフト部
12 ピニオン
13 筐体
20,25 ラックブッシュ
20A スリット
21 係止部
21A 突起
21B 挟持部
22 溝
30,35 弾性部材
11 ラック
11A シャフト部
12 ピニオン
13 筐体
20,25 ラックブッシュ
20A スリット
21 係止部
21A 突起
21B 挟持部
22 溝
30,35 弾性部材
Claims (6)
- 内周面で円柱状のシャフトと摺接する円筒状の部材であって径方向に縮径可能となるように軸方向の一端側から他端側まで連続するスリットが設けられた軸受において、
前記円筒状の部材の外径よりも大きな外径を有する一続きの螺旋状の弾性部材が外周面に設けられている
軸受。 - 前記弾性部材を前記外周面で係止する係止部が前記円筒状の部材の外周面に設けられている
請求項1に記載の軸受。 - 前記係止部は、前記弾性部材の両端部に突入する突起を有する
請求項2に記載の軸受。 - 前記係止部は、前記弾性部材を挟持する挟持部を有する
請求項2又は請求項3に記載の軸受。 - 前記軸受は、ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラックに設けられた円柱状のシャフト部を前記シャフトとするラックブッシュである
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の軸受。 - 前記ラックが挿通される筐体と、
前記筐体に設けられた前記ラックの挿通穴の反ピニオン側に設けられる請求項5に記載のラックブッシュと
を備えるラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014007689A JP2015137657A (ja) | 2014-01-20 | 2014-01-20 | 軸受及びラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット |
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JP2014007689A JP2015137657A (ja) | 2014-01-20 | 2014-01-20 | 軸受及びラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット |
Publications (1)
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---|---|
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Family
ID=53768811
Family Applications (1)
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JP2014007689A Pending JP2015137657A (ja) | 2014-01-20 | 2014-01-20 | 軸受及びラックアンドピニオン式ステアリングギアユニット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110884560A (zh) * | 2018-09-11 | 2020-03-17 | 日立汽车系统株式会社 | 转向装置 |
WO2022083421A1 (zh) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 同方威视技术股份有限公司 | 用于ct滑环轴承的支撑架 |
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2014
- 2014-01-20 JP JP2014007689A patent/JP2015137657A/ja active Pending
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US11377136B2 (en) | 2018-09-11 | 2022-07-05 | Hitachi Astemo, Ltd. | Steering device |
JP7145014B2 (ja) | 2018-09-11 | 2022-09-30 | 日立Astemo株式会社 | ステアリング装置 |
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