JP2015135232A - 燃焼システムの、通路が形成された燃料ノズル - Google Patents

燃焼システムの、通路が形成された燃料ノズル Download PDF

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Abstract

【課題】燃焼システムの、通路が形成された燃料ノズルを提供する。【解決手段】燃焼システムが提供され、燃焼システムは、燃焼領域を形成する環状体および燃料ノズルを含む。燃料ノズルは、中空内部を有する管状部材を含み、また、中空内部が燃焼領域と流体連通するように配置可能である。管状部材は、中空内部および燃焼領域の少なくとも一方と流体連通するように配置可能な通路が形成された壁部を含む。形成された通路は、燃焼領域の圧力を上回る圧力のクーラントによって加圧可能である。【選択図】図2

Description

本明細書に開示されている主題は、燃焼システムに関し、より具体的には、通路が形成された、燃料ノズルの壁部を含む燃焼システムに関する。
ガスタービンエンジンにおいて、圧縮機は、流入空気を圧縮し、圧縮された流入空気を燃焼器に出力する。燃焼器内では、圧縮された流入空気が、燃料と混合され、高温高圧の作動流体を生成するために燃焼される。作動流体は、タービン部に誘導され、そこで、圧縮機および発電機の動作を駆動するために膨張される。燃焼器内に発生した高温および高圧は、場合により、逆火または保炎をもたらす可能性がある。このような場合、圧縮された流入空気および燃料の燃焼は、燃焼器ハードウェアの極めて近くで発生して、障害が補正されないか、または障害の発生が阻止されない場合、ハードウェアの熱的損傷をもたらす可能性がある。
一般的に、逆火および保炎の補正または阻止を行うための装置は、燃料ノズルのヒューズ(fuse)である。このようなヒューズは、ガスタービンエンジンの燃焼器の燃料ノズルに組み込まれ、逆火または保炎が発生したときに作動するように構成される。作動時、ヒューズは、燃焼を中断させることができ、したがって、障害が発生したことの識別特徴(identifier)として機能する。
米国特許第8,074,452号明細書
本発明の一態様によれば、燃焼システムが提供され、燃焼システムは、燃焼領域を形成する環状体および燃料ノズルを含む。燃料ノズルは、中空内部を有する管状部材を含み、また、中空内部が燃焼領域と流体連通するように配置可能である。管状部材は、中空内部および燃焼領域の少なくとも一方と流体連通するように配置可能な通路が形成された壁部を含む。形成された通路は、燃焼領域の圧力を上回る圧力のクーラントによって加圧可能である。
本発明の別の態様によれば、燃焼システムが提供され、燃焼システムは、主燃焼領域および該主燃焼領域の下流に下流燃焼領域を形成する環状体ならびに燃料ノズルを含む。燃料ノズルは、中空内部を有する管状部材を含み、また、中空内部が下流燃焼領域と流体連通するように配置可能である。管状部材は、下流燃焼領域と流体連通するように配置可能な通路が形成された壁部を含む。形成された通路は、下流燃焼領域の圧力を上回る圧力のクーラントによって加圧可能である。
本発明のさらに別の態様によれば、燃焼システムが提供され、燃焼システムは、燃焼領域を形成する環状体および燃料ノズルを含む。燃料ノズルは、中空内部を有する管状部材を含み、また、中空内部が燃焼領域の最上流部と流体連通するように配置可能である。管状部材は、中空内部および燃焼領域の最上流部の少なくとも一方と流体連通するように配置可能な通路が形成された壁部を含む。形成された通路は、燃焼領域の最上流部および中空内部の圧力を上回る圧力のクーラントによって加圧可能である。
これらのおよび他の利点および特徴は、図面に関連して行われる以下の説明からより明らかとなる。
本発明として考えられている主題は、本明細書の最後にある特許請求の範囲において特に指摘され、明確に特許請求される。本発明の前述のおよび他の特徴および利点は、添付図面に関連して行われる以下の詳細な説明から明らかとなる。
実施形態に係るガスタービンエンジンの概略図である。 実施形態に従って下流燃焼領域に燃料ノズルを含む、図1のガスタービンエンジンの燃焼システムの概略側面図である。 実施形態に従って燃焼領域の最上流部に燃料ノズルを含む、図1のガスタービンエンジンの燃焼システムの概略側面図である。
詳細な説明では、本発明の実施形態が、利点および特徴と共に、図面を参照しながら例として説明される。
図1〜図3を参照すると、ガスタービンエンジン1が提示されており、ガスタービンエンジン1は、圧縮機2、燃焼器3、トランジションピース4、およびタービン部5を含む。燃焼器3は、燃焼領域301が設けられるように形成された環状体30を含み、燃焼領域301は、主燃焼領域302と、主燃焼領域302の最上流部303と、主燃焼領域302の下流に形成された下流燃焼領域304とを有する。圧縮機2は、流入空気を圧縮し、圧縮された流入空気を回路6および7に出力する。回路6は、圧縮された空気と燃料とを混合することならびに燃焼器3のヘッドエンド31および主燃焼領域302の最上流部303の近傍に、結果として得られた燃料/空気混合物を噴射することを可能にしている。回路7は、圧縮された空気と付加的な燃料とを混合することならびに燃焼器3の下流部32またはトランジションピース4および下流燃焼領域304の近傍に、結果として得られた燃料/空気混合物を噴射することを可能にしている。
燃料/空気混合物は、高温高圧の燃焼生成物の作動流体を生成するために燃焼器3内で燃焼される。作動流体は、移行領域4を通ってタービン部5に誘導され、仕事を取り出すためにタービン部5内で膨張される。タービン部5での作動流体の膨張は、圧縮機2、タービン部5、および発電機9を通って延在するタービン軸8を回転させ、このような回転は、圧縮機2および発電機9の動作を駆動する。
以下で説明されるように、環状体30および燃料ノズル40(図2および図3参照)を含む、ガスタービンエンジン1と共に使用するための燃焼システム10が提供される。燃料ノズル40は、中空内部500を有する管状部材50を含み、また、中空内部500が燃焼領域301と流体連通するように環状体30に配置可能である。管状部材50は、通路70が形成された壁部60を含む。通路70は、中空内部500および燃焼領域301の少なくとも一方と流体連通するように配置可能である。通路70は、第1の圧力P1のクーラント71によって加圧可能である。特定の実施形態によれば、第1の圧力P1は、中空内部500の第2の圧力P2を上回り、中空内部500の第2の圧力P2は、燃焼領域301の第3の圧力P3を上回る。
より詳細には、図2に示されているように、燃焼システム10は、長手方向軸線A1に沿った主燃焼領域302および主燃焼領域302よりも流体的に下流の位置にある下流燃焼領域304を形成する環状体30ならびに燃料ノズル40を含む。図示のように、燃料ノズル40は、遅延希薄噴射(LLI)燃料ノズル400として設けられてもよく、環状体30は、二次的な環状体33および三次的な環状体35を含んでもよい。二次的な環状体33は、環状体30の周囲に配置されてもよく、三次的な環状体35は、二次的な環状体33の周囲に配置されてもよい。この場合、燃料ノズル40は、燃料ノズル本体41を含み、燃料ノズル本体41は、二次的な環状体33の後端の近傍に配置され、また、管状部材50が三次的な環状体35から環状体30にかけて延在し、管状部材50の長手方向軸線A2が環状体30の長手方向軸線A1に対して横方向に配置されるように二次的な環状体33を横切っている。
管状部材50が、中空内部500を有し、燃料ノズル40が、二次的な環状体33の後端の近傍に配置されている場合、中空内部500は、下流燃焼領域304と流体連通する。このようにして、回路7および燃料管34を経由して、燃料/空気混合物が、下流燃焼領域304に噴射され、これにより、燃焼器3およびトランジションピース4内の作動流体の温度が上昇され得る。この温度の上昇は、発電機9の出力の上昇をもたらすことができる。
さらに、温度の上昇は、逆火の可能性の上昇をもたらし、したがって、燃焼システム10の潜在的な損傷をもたらす可能性がある。このような損傷の例は、燃料ノズル40の周囲の環状体30の熱的損傷を含み得る。しかしながら、図2に示されているように、管状部材50は、少なくとも1つ以上の通路70が形成された上記の壁部60を含む。少なくとも1つ以上の通路70は、三次的な環状体35の内部および下流燃焼領域304と流体連通するように配置可能であってもよい。このようにして、クーラント71は、第1の圧力P1で三次的な環状体35を通って少なくとも1つ以上の通路70に供給されてもよい。なお、第1の圧力P1は、中空内部500の第2の圧力P2を上回り、さらに、第2の圧力P2は、下流燃焼領域304の第3の圧力P3を上回る。
通路70の少なくとも1つ以上のそれぞれは、第1の部分701および第2の部分702を含んでもよい。第1の部分701は、管状部材50の長手方向軸線A2に対して横方向に配置されており、第2の部分702は、管状部材50の長手方向軸線A2に沿って配置されている。したがって、クーラント71の加圧流は、第1の部分701に沿って、三次的な環状体35から中空内部500に向かって、長手方向軸線A2に対して径内方向に進む。次に、クーラント71の加圧流は、第2の部分702に沿って下流燃焼領域304に向かって、長手方向軸線A1に対して径内方向に進む。この際、クーラント71は、環状体30および燃料ノズル40の局所部分から熱を除去する。
実施形態によれば、少なくとも1つ以上の通路70の第2の部分702は、逆火にさらされることに起因して高温または高熱を受ける可能性が最も高い、壁部60の領域の近くに配置されてもよい。このような領域は、第1のヒューズ本体81を有するヒューズ80を含んでもよい。第1のヒューズ本体81は、壁部60の他の領域より先に溶融するように壁部60の他の領域に比べて薄くされてもよい。あるいは、第1のヒューズ本体81は、壁部60の他の領域よりも低い温度で溶融する材料から作製されてもよい。逆火の場合に、第1のヒューズ本体81の薄くなった材料または低融点材料は溶融し、このような溶融により、少なくとも1つ以上の通路70の拡大された流れ領域がもたらされる。この拡大された流れ領域は、クーラント71がさらに流れることを可能にし、局所的な吹き出し(local source)によって逆火が追い出されることおよび広範囲に及ぶハードウェアの損傷が防止されることならびに潜在的な問題が発生したことを知らせる放出の増加がもたらされることを可能にする。
実施形態によれば、図2に示されているように、少なくとも1つ以上の通路70は、単一の通路70または複数の通路70として設けられてもよい。後者の場合、複数の通路70は、環状もしくは略円状のアレイ形状または何らかの他の適切なアレイ形状もしくは構成で管状部材50の周囲に配列されてもよい。
図3に示されているように、燃焼システム10は、長手方向軸線A1に沿った主燃焼領域302の端部および主燃焼領域302の最上流部303を形成する環状体30ならびに燃料ノズル40を含む。図示のように、燃料ノズル40は、管状部材50を囲むバーナ管アセンブリ401の上流に設けられてもよい。管状部材50が、中空内部500を有し、燃料ノズル40が、主燃焼領域302の最上流部303の近傍に配置されている場合、中空内部500は、主燃焼領域302の最上流部303と流体連通する。このようにして、燃料/空気混合物は、燃焼動作の際に回路6を経由して主燃焼領域302の最上流部303に噴射されてもよい。
上述したように、このような燃焼動作は、逆火をもたらし、燃焼システム10の損傷をもたらす可能性がある。なお、このような損傷の例は、燃料ノズル40の周囲の環状体30の熱的損傷を含む。しかしながら、図3に示されているように、管状部材50は、少なくとも1つ以上の通路70が形成された上記の壁部60を含む。少なくとも1つ以上の通路70は、バーナ管402の外部、ならびに、中空内部500および主燃焼領域302の最上流部303の少なくとも一方と流体連通するように配置可能であってもよい。このようにして、クーラント71は、第1の圧力P1でバーナ管402の外部から少なくとも1つ以上の通路70に供給されてもよい。なお、第1の圧力P1は、中空内部500の第2の圧力P2を上回り、さらに、第2の圧力P2は、主燃焼領域302の最上流部303の第3の圧力P3を上回る。
少なくとも1つ以上の通路70のそれぞれは、管状部材50の長手方向軸線A2に沿って、および、延長線上で考えた場合に主燃焼領域302の長手方向軸線A1に沿って配置されてもよい。実施形態によれば、少なくとも1つ以上の通路70の1つは、管状部材50の上流部501から延在してもよく、管状部材50の下流端502で終端してもよい。代替的な実施形態によれば、少なくとも1つ以上の通路70の1つは、管状部材50の上流部501から延在してもよく、管状部材50の下流端502の近傍で終端してもよい。さらなる代替的な実施形態によれば、少なくとも1つ以上の通路70は、管状部材50の上流部501から延在し、管状部材50の下流端502で終端する第1の通路72および管状部材50の上流部501から延在し、管状部材50の下流端502の近傍で終端する第2の通路73を含んでもよい。
図3の実施形態の第2の通路73は、管状部材50および環状体30の局所部分のフィルム冷却効果を実現する。同様の構造が、第1のヒューズ本体81とは別に図2の実施形態に設けられてもよいことが理解されるべきである。このような場合、図3の第2の通路73と同様に、図2の少なくとも1つ以上の通路70の第2の部分702の代替的な実施形態は、管状部材50および環状体30の局所部分のフィルム冷却効果を実現するために中空内部500の下流端の近傍で終端してもよい。
実施形態によれば、第1の通路72および第2の通路73は、逆火にさらされることに起因して高温または高熱を受ける可能性が最も高い、壁部60の領域の近くに配置されてもよい。このような領域は、第2のヒューズ本体82を有するヒューズ80を含んでもよい。第2のヒューズ本体82は、壁部60の他の領域より先に溶融するように壁部60の他の領域に比べて薄くされてもよい。あるいは、第2のヒューズ本体82は、壁部60の他の領域よりも低い温度で溶融する材料から作製されてもよい。逆火の場合に、第2のヒューズ本体82の薄くなった材料または低融点材料は溶融し、このような溶融により、少なくとも1つ以上の通路70の拡大された流れ領域がもたらされる。この拡大された流れ領域は、クーラント71がさらに流れることを可能にし、局所的な吹き出しによって逆火が追い出されることおよび広範囲に及ぶハードウェアの損傷が防止されることならびに潜在的な問題が発生したことを知らせる放出の増加がもたらされることを可能にする。
ガスタービンエンジン用の燃料ノズルは、逆火の場合に壊滅的な損傷を防止することを助けるヒューズを採用してきた。しかしながら、このようなヒューズは、劣化して、間違った機能停止の原因となる可能性がある。これを踏まえて、微小通路を有する燃料ノズル(上述した燃料ノズルなど)は、ヒューズの代わりにまたはヒューズに加えて冷却目的で使用することができ、さらに、放出をトリガとして保炎位置にクーラントを導入することを可能にする。
本発明について、限られた数の実施形態のみに関連して詳細に説明してきたが、本発明は、このような開示された実施形態に限定されるわけではないことが容易に理解されるべきである。それどころか、本発明は、これまでに説明されていないが、本発明の精神および範囲に相応する任意の数の変形、変更、置換、または同等の配置を取り入れるために修正されてもよい。さらに、本発明の様々な実施形態について説明してきたが、本発明の態様が、説明されている実施形態の一部しか含まなくてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明は、前述の説明によって限定されるものとして理解されるべきではなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
1 ガスタービンエンジン
2 圧縮機
3 燃焼器
4 トランジションピース
5 タービン部
6、7 回路
8 タービン軸
9 発電機
10 燃焼システム
30 環状体
31 ヘッドエンド
32 下流部
33 二次的な環状体
34 燃料管
35 三次的な環状体
40 燃料ノズル
41 燃料ノズル本体
50 管状部材
60 壁部
70 通路
71 クーラント
72 第1の通路
73 第2の通路
80 ヒューズ
81 第1のヒューズ本体
82 第2のヒューズ本体
301 燃焼領域
302 主燃焼領域
303 最上流部
304 下流燃焼領域
400 LLI燃料ノズル
401 バーナ管アセンブリ
402 バーナ管
500 中空内部
501 上流部
502 下流端
701 第1の部分
702 第2の部分
A1 環状体の長手方向軸線
A2 管状部材の長手方向軸線
P1 第1の圧力
P2 第2の圧力
P3 第3の圧力

Claims (20)

  1. 燃焼システム(10)であって、燃焼領域(301)を形成する環状体(30)と、中空内部(500)を有する管状部材(50)を備える燃料ノズル(40)であって、前記中空内部(500)が前記燃焼領域(301)と流体連通するように配置可能である燃料ノズル(40)とを備え、前記管状部材(50)が、前記中空内部(500)および前記燃焼領域(301)の少なくとも一方と流体連通するように配置可能な通路(70)が形成された壁部(60)を備え、前記形成された通路(70)が、前記燃焼領域(301)の圧力(P3)を上回る圧力(P1)のクーラント(71)によって加圧可能である燃焼システム(10)。
  2. 前記クーラント(71)の前記圧力(P1)が、前記中空内部(500)が、前記燃焼領域(301)の前記圧力(P3)を上回る圧力(P2)に加圧されている状態において前記中空内部(500)の前記圧力(P2)を上回る、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  3. 前記環状体(30)が、長手方向軸線(A1)を有し、前記管状部材(50)が、前記環状体(30)の前記長手方向軸線(A1)に対して横方向に配置された長手方向軸線(A2)を有する、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  4. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に対して横方向に配置された第1の部分(701)と、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に沿って配置された第2の部分(702)とを備える、請求項3に記載の燃焼システム(10)。
  5. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の周囲に配列された複数の通路として設けられている、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  6. 前記環状体(30)が、長手方向軸線(A1)を有し、前記管状部材(50)が、前記環状体(30)の前記長手方向軸線(A1)に沿って配置された長手方向軸線(A2)を有する、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  7. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に沿って配置されている、請求項6に記載の燃焼システム(10)。
  8. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の下流端(502)の位置または近傍で終端している、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  9. 前記形成された通路(70)が、第1の通路(72)および第2の通路(73)として設けられており、前記第1の通路(72)が、前記管状部材(50)の上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の下流端(502)で終端しており、前記第2の通路(73)が、前記管状部材(50)の前記上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の前記下流端(502)の近傍で終端している、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  10. 前記壁部(60)が、逆火ヒューズ(80)を備える、請求項1に記載の燃焼システム(10)。
  11. 燃焼システム(10)であって、主燃焼領域(302)および該主燃焼領域(302)の下流に下流燃焼領域(304)を形成する環状体(30)と、中空内部(500)を有する管状部材(50)を備える燃料ノズル(40)であって、前記中空内部(500)が前記下流燃焼領域(304)と流体連通するように配置可能である燃料ノズル(40)とを備え、前記管状部材(50)が、前記下流燃焼領域(304)と流体連通するように配置可能な通路(70)が形成された壁部(60)を備え、前記形成された通路(70)が、前記下流燃焼領域(304)の圧力(P3)を上回る圧力(P1)のクーラント(71)によって加圧可能である燃焼システム(10)。
  12. 前記環状体(30)が、長手方向軸線(A1)を有し、前記管状部材(50)が、前記環状体(30)の前記長手方向軸線(A1)に対して横方向に配置された長手方向軸線(A2)を有する、請求項11に記載の燃焼システム(10)。
  13. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に対して横方向に配置された第1の部分(701)と、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に沿って配置された第2の部分(702)とを備える、請求項12に記載の燃焼システム(10)。
  14. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の周囲に配列された複数の通路として設けられている、請求項11に記載の燃焼システム(10)。
  15. 燃焼システム(10)であって、燃焼領域(301)を形成する環状体(30)と、中空内部(500)を有する管状部材(50)を備える燃料ノズル(40)であって、前記中空内部(500)が前記燃焼領域(301)の最上流部(303)と流体連通するように配置可能である燃料ノズル(40)とを備え、前記管状部材(50)が、前記中空内部(500)および前記燃焼領域(301)の前記最上流部(303)の少なくとも一方と流体連通するように配置可能な通路(70)が形成された壁部(60)を備え、前記形成された通路(70)が、前記燃焼領域(301)の前記最上流部の圧力(P3)および前記中空内部(500)の圧力(P2)を上回る圧力(P1)のクーラント(71)によって加圧可能である燃焼システム(10)。
  16. 前記環状体(30)が、長手方向軸線(A1)を有し、前記管状部材(50)が、前記環状体(30)の前記長手方向軸線(A1)に沿って配置された長手方向軸線(A2)を有する、請求項15に記載の燃焼システム(10)。
  17. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の前記長手方向軸線(A2)に沿って配置されている、請求項16に記載の燃焼システム(10)。
  18. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の下流端(502)で終端している、請求項15に記載の燃焼システム(10)。
  19. 前記形成された通路(70)が、前記管状部材(50)の上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の下流端(502)の近傍で終端している、請求項15に記載の燃焼システム(10)。
  20. 前記形成された通路(70)が、第1の通路(72)および第2の通路(73)として設けられており、前記第1の通路(72)が、前記管状部材(50)の上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の下流端(502)で終端しており、前記第2の通路(73)が、前記管状部材(50)の前記上流部(501)から延在し、前記管状部材(50)の前記下流端(502)の近傍で終端している、請求項15に記載の燃焼システム(10)。
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