JP2015133879A - トロリ線常温圧接装置用チャック - Google Patents

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Abstract

【課題】 トロリ線の接続性能を低下させず、先割れを生じさせることのないトロリ線常温圧接装置用のチャックを提供する。【解決手段】 チャック1は、トロリ線T1,T2の常温圧接装置において、当該各トロリ線T1,T2の端部を一対の把持部材2により把持して互いに接近し、解放して離反動作する。各一対の把持部材2は、相互に接合してトロリ線T1,T2を把持するときに当該トロリ線の外形と概略相似形となる内面形状を形成する把持凹部4を具備する。この把持凹部4は、口元にアール面取り部5を有する。トロリ線T1,T2の圧接時に、押し潰された先端部がバリが、アール面取り部5により、円滑に外周方向へ押し出されるので、口元部にかかる応力が低減され、先割れが生じにくい。【選択図】 図3

Description

この発明は、二本のトロリ線の端面を突き合わせ、互いに軸線方向へ高圧で接合することにより、両者を常温下で融合一体化して接続するためのトロリ線常温圧接装置に用いられるチャックに関する。
従来のトロリ線常温圧接装置として、例えば特許文献1に記載されたものが公知である。この装置は、左右のチャックでそれぞれ接続すべきトロリ線の端部を把持し、チャックを接近させて突き合わされたトロリ線の端面同士を高圧で複数回圧接し、それにより2本のトロリ線の端部を軸線方向に圧潰一体化させる。トロリ線の圧接動作時には、チャックの先端部に大きな負荷がかかるから、チャックはこれに相当する強度を要する。
特開2006−15950号公報
上記従来のトロリ線常温圧接装置におけるチャックは、それにかかる大きな負荷により、先端部が割れて損傷することがある。
この発明は、トロリ線の接続性能を低下させることなく、先割れを生じさせることのないトロリ線常温圧接装置用のチャックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、この発明のチャック1は、端面を互いに付き合わせて圧接することにより2本のトロリ線T1,T2を接続する常温圧接装置において、当該各トロリ線T1,T2の端部を一対の把持部材2により把持して互いに接近し、解放して離反動作するチャックである。各一対の把持部材2は、相互に接合してトロリ線T1,T2を把持するときに当該トロリ線の外形と概略相似形となる内面形状を形成する把持凹部4を具備する。この把持凹部4は、口元にアール面取り部5を有する。
トロリ線T1,T2が、対向側面に延線方向に延びる一対の溝部を備えた溝付きトロリ線であるとき、望ましくは、把持部材2は、トロリ線の対称面Mで接合される接合面3を有する対称一対の部材から構成し、その把持凹部4は、トロリ線T1,T2の各溝部gに嵌合する突条6を具備するものとし、かつ当該突条6の圧接方向の末端6aは、把持部材2のアール面取り部5から反圧接方向へ所定距離dだけ離れた位置に配置する。
この発明のチャック1においては、トロリ線T1,T2の圧接時に、押し潰された先端部がバリbとなって外周方向へ押し出される。このとき、アール面取り部5により、バリbが円滑に外周方向へ押し出されるので、口元部にかかる応力が低減され、先割れが生じにくい。
トロリ線T1,T2の溝部gに嵌合する突条6の末端6aをアール面取り部5から反圧接方向へ所定距離dだけ離れた位置に配置した本発明のチャックにおいては、応力が集中する突条6が口元付近にないため、応力が分散し、先割れが生じにくい。
トロリ線常温圧接装置用チャックの動作を示す概略的平面図である。 図1のチャックの正面図である。 図2におけるIII−III矢視図である。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、トロリ線常温圧接装置に設けられる左右のチャック1は、それぞれ接続すべきトロリ線T1,T2の端部をそれの軸線直交方向一対の把持部材2で把持してトロリ線の軸線方向に接近し、またトロリ線を解放して離反動作する。そして、把持、接近、解放、離反する動作を繰り返すことにより、突き合わされたトロリ線T1,T2の端面同士を高圧で複数回圧接し、それにより2本のトロリ線T1,T2の端部を圧潰一体化させる。トロリ線T1,T2の圧接動作時には、押し潰されたトロリ線T1,T2の先端部がバリbとなって外周方向へ押し出される。バリbを切除して2本のトロリ線T1,T2の接続が完了する。
この実施形態において、接続すべきトロリ線T1,T2は、基本断面形状が円形で、側面に延線方向に延びる対称一対のV字状溝部gを備えた溝付きトロリ線である。
チャック1は、一対の把持部材2を具備する。把持部材2は、トロリ線T1,T2を把持するとき、当該トロリ線の垂直の対称面M上で接合される接合面3と、相互に接合したときにトロリ線T1,T2の外形と概略相似形となる内面形状を形成する把持凹部4とを具備する。
把持凹部4は、口元のアール面取り部5と、トロリ線T1,T2の溝部gに嵌合する突条6とを具備する。
突条6の圧接方向の末端6aは、把持部材2のアール面取り部5から反圧接方向に所定距離dだけ離れた位置に配置される。把持凹部4の距離dに対応する領域4aは、トロリ線T1,T2の円形基本断面と同一径の半円形状断面に形成される。
この実施形態のチャック1においては、トロリ線T1,T2の圧接時に、押し潰されて出るバリbが、アール面取り部5により、円滑に外周方向へ押し出されるので、口元部にかかる応力が低減され、先割れが生じにくい。また、突条6の圧接方向の末端6aが、把持部材2のアール面取り部5から反圧接方向に所定距離dだけ離れた位置に配置されるので、突条6が口元付近になく当該部位に応力集中が生じない。
1 チャック
2 把持部材
3 接合面
4 把持凹部
4a d区間領域
5 アール面取り部
6 突条
6a 突条の末端
T1 トロリ線
T2 トロリ線
g 溝部
M 対称面

Claims (3)

  1. 端面を互いに付き合わせて圧接することにより2本のトロリ線を接続する常温圧接装置において、当該各トロリ線の端部を一対の把持部材により把持して互いに接近し、解放して離反動作するチャックであって、
    前記各一対の把持部材は、相互に接合して前記トロリ線を把持したときに当該トロリ線の外形と概略相似形となる内面形状を形成する把持凹部を具備し、
    前記把持凹部は、口元にアール面取り部を有することを特徴とするトロリ線の常温圧接装置用チャック。
  2. 前記トロリ線は、側面に延線方向に延びる対称一対の溝部を備えた溝付きトロリ線であり、
    前記把持部材は、前記トロリ線を把持するときに当該トロリ線の対称面で接合される接合面を有する一対の部材からなり、
    前記把持凹部は、前記トロリ線の各溝部に嵌合する突条を具備し、当該突条の圧接方向の末端は、前記把持部材のアール面取り部から反圧接方向に所定距離だけ離れた位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のトロリ線常温圧接装置用チャック。
  3. 前記把持凹部におけるアール面取り部の端から前記突条の末端までの内面形状は、前記トロリ線と同一径の断面半円形状であることを特徴とする請求項2に記載のトロリ線常温圧接装置用チャック。
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