JP2015133700A - ワイヤレス装置によるセル利用度推定 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤレスユーザ装置(UE)がセルラーネットワークのセルの負荷を推定するためのシステム及び方法を提供する。【解決手段】ワイヤレスユーザ装置(UE)のサービングセルの負荷及び潜在的な利用可能スループットを推定する。UEがサービングセルと通信するチャンネルの物理的レイヤメトリックが測定される。その測定された物理的レイヤメトリックに少なくとも一部分基づいてサービングセルのセル利用度が計算される。そのセル利用度に基づいてサービングセルの最大利用可能スループットが計算される。【選択図】図5

Description

本発明は、ワイヤレス通信の分野に関するもので、より特定すれば、ワイヤレスユーザ装置(UE)がセルラーネットワークのセルの負荷を推定するためのシステム及び方法に関する。
ワイヤレス通信システムは、その利用が急速に成長している。更に、ワイヤレス通信技術は、音声のみの通信から、インターネット及びマルチメディアコンテンツのようなデータの送信も含むように進化した。多数の異なるワイヤレス通信技術及び規格が存在する。ワイヤレス通信規格の幾つかの例は、GSM(登録商標)、UMTS(WCDMA(登録商標))、LTE、LTE−アドバンスト(LTE−A)、3GPP2、CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPD)、IEEE802.11(WLAN又はWi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、Bluetooth(登録商標)、等を含む。これら規格のあるものは、相補的な機能を与えるが、他のものは、典型的に、消費者の中で同様のニーズを満足するように試みて競合すると考えられる。
特に、セルラーネットワークは、一般的に、多数のベーストランシーバステーション、スイッチ、ルータを典型的に含む種々のネットワークインフラストラクチャーコンポーネント、並びに種々の他のネットワークインフラストラクチャーコンポーネントによって設けられる。それにより得られるネットワークは、そのネットワークにより包囲されたサービステリトリー内にいるそのネットワークの加入者にセルラー通信サービスを提供することができる。種々の時間に、異なる数の加入者が、そのようなサービステリトリーの異なる部分においてサービスを利用し、異なる(局部的及び全体的)ネットワーク「負荷」を累算的に表わす。多くのネットワークでは、厳しいネットワーク負荷が生じる(例えば、多数の加入者間にリソースが分配される)時間及び位置では加入者当たり比較的少量のネットワークリソースしか利用できないが、軽いネットワーク負荷が生じる(例えば、リソースに対して競争が少ない)時間及び位置では加入者当たり比較的多量のネットワークリソースが利用できるように、ネットワークリソースが加入者に動的に割り当てられる。
従って、ネットワーク負荷は、ネットワークの加入者の性能(例えば、スループット、サービスクオリティ、バッテリ性能)の顕著なファクタである。しかしながら、現在のところ、セルラーネットワークのインフラストラクチャーの負荷に関する高クオリティ情報は、それらネットワークのオペレータ(即ち、セルラーキャリア)にしか利用できない。ネットワークと契約するセルラー装置は、それ自体、ネットワーク負荷を識別も推定もしないか、又はネットワークオペレータによってそのような情報が与えられる。従って、これらの装置は、その性能に著しく影響する情報を使用することができない。そこで、ワイヤレス通信の改善が望まれる。
とりわけ、ワイヤレスユーザ装置(UE)がセルラーネットワークの負荷を推定し、特に、UEのサービングセルの利用度を推定する方法、及びその方法を実施するように構成された装置の実施形態についてここに説明する。
無線アクセス技術によりUEがサービングセルと通信するところの通信媒体の幾つかの物理的レイヤ特性をUEが測定し、そしてそれらの測定に基づき、UEのサービングセルのチャンネル又は帯域の推定利用度を計算する技術について説明する。UEのサービングセルの推定利用度を計算することで、UEは、次いで、サービングセルによりどれほど大きな帯域巾又はスループットがUEに利用できるか計算又は推定することができる。そのような情報は、UEにより、種々の仕方で使用され、例えば、バッテリ寿命、スループット、サービスクオリティ、及び/又は種々の他の動作特性を改善するように種々の動作に関する判断を通知するように使用される。
1つの例として、UEで実行されるアプリケーションであって、受け容れられるユーザ経験を与えるためにあるレベルのスループットを要求するようなアプリケーションについて考える。UEとサービングセルとの間の通信媒体として現在使用されている現在サービングセルの合計利用度の推定に基づいて、現在サービングセルが所要レベルのスループットを発揮できないとUEが決定できる(例えば、ここに述べる技術を使用して)場合には、UEは、アプリケーションに対して現在サービングセルを利用するよう試みるために代替手段を追求することができる。そのような代替手段は、種々の可能性の中で、異なるサービングセルを再選択し(例えば、同じ無線アクセス技術又は異なる無線アクセス技術を使用して)及び/又は異なる帯域に付加的なキャリアを追加し、異なるワイヤレス通信技術を使用し(UEとサービングセルとの間に使用されているワイヤレス通信技術に加えて又はそれとは別に)、或いはアプリケーションを停止し/現在その目的のために充分なスループットが利用できないとの指示をアプリケーションに与える、ことを含む。
ここに述べる技術は、これに限定されないが、セルラー電話、ポータブルメディアプレーヤ、タブレットコンピュータ、ウェアラブル装置、及び種々の他のコンピューティング装置を含む多数の異なるタイプの装置で実施でき及び/又はそれらの装置と共に使用できることに注意されたい。
この概要は、ここに述べる要旨の幾つかを概略的に示すものである。従って、上述した特徴は、単なる例示に過ぎず、ここに述べる要旨の範囲又は精神を何ら限定するものではない。ここに述べる要旨の他の特徴、態様及び効果は、以下の詳細な説明、添付図面及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
本発明の実施形態の以下の詳細な説明を添付図面と共に考慮したときに、本発明の要旨を良く理解することができるであろう。
規範的なワイヤレス通信システムを示す。 規範的なユーザ装置と通信する規範的なベースステーションを示す。 ユーザ装置の規範的なブロック図である。 ベースステーションの規範的なブロック図である。 ユーザ装置によりサービングセルの負荷及び最大利用可能スループットを推定する規範的な方法を示すフローチャートである。 ユーザ装置の規範的なPHYアーキテクチャーを示す。 考えられる1つの規範的なLTEシステムの観点を示す図である。
ここに述べる特徴は種々の変更や代替的形態を受け易いが、その特定の実施形態を添付図面に一例として示して、以下に詳細に説明する。しかしながら、添付図面及びそれに対する詳細な説明は、本発明をここに開示する特定の形態に限定するものではなく、逆に、特許請求の範囲により規定された要旨の精神及び範囲に入る全ての変更、等効物及び代替物を網羅することを意図していると理解されたい。
用語
本開示で使用される用語集は、次の通りである。
メモリ媒体:種々のタイプの非一時的メモリ装置又はストレージ装置のいずれか。「メモリ媒体」という用語は、インストール媒体、例えば、CD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク又はテープ装置;コンピュータシステムメモリ又はランダムアクセスメモリ、例えば、DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、Rambus RAM、等;不揮発性メモリ、例えば、フラッシュ、磁気媒体、例えば、ハードドライブ又は光学的ストレージ;レジスタ又は他の同様のタイプのメモリ要素、等を含むことが意図される。メモリ媒体は、他のタイプの非一時的メモリ、及びその組み合わせを含む。加えて、メモリ媒体は、プログラムが実行される第1のコンピュータシステムに配置されるか、又はインターネットのようなネットワークを経て第1のコンピュータシステムに接続される第2の異なるコンピュータシステムに配置される。後者の場合には、第2のコンピュータシステムは、プログラムインストラクションを、実行のために第1のコンピュータに与える。「メモリ媒体」という用語は、異なる位置、例えば、ネットワークを経て接続された異なるコンピュータシステム、に存在する2つ以上のメモリ媒体を含む。メモリ媒体は、1つ以上のプロセッサにより実行されるプログラムインストラクション(例えば、コンピュータプログラムとして実施される)を記憶する。
キャリア媒体:上述したメモリ媒体、並びに物理的な送信媒体、例えば、電気、磁気又はデジタル信号のような信号を搬送するバス、ネットワーク、及び/又は他の物理的送信媒体。
プログラム可能なハードウェア要素:プログラム可能な相互接続部を経て接続された複数のプログラム可能な機能ブロックより成る種々のハードウェア装置を含む。例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブルロジック装置)、FPOA(フィールドプログラマブルオブジェクトアレイ)、及びCPLD(コンプレックスPLD)を含む。プログラム可能な機能ブロックは、微細粒度(コンビナトリアルロジック又はルックアップテーブル)から粗い粒度(演算論理ユニット又はプロセッサコア)までの範囲である。プログラム可能なハードウェア要素は、「再構成可能なロジック」とも称される。
コンピュータシステム:パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク機器、インターネット機器、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、パーソナル通信装置、スマートホン、テレビジョンシステム、グリッドコンピューティングシステム、或いは他の装置又は装置の組み合わせを含む種々のタイプのコンピューティング又は処理システムのいずれか。一般的に、「コンピュータシステム」という用語は、メモリ媒体からのインストラクションを実行する少なくとも1つのプロセッサを有する装置(又は装置の組み合わせ)を包含するように広く定義される。
ユーザ装置(UE)(又は「UE装置」):移動又はポータブルであり且つワイヤレス通信を実行する種々のタイプのコンピュータシステム装置のいずれか。UE装置は、例えば、移動電話又はスマートホン(例えば、iPhoneTM、AndroidTM−ベースの電話)、ポータブルゲーム機(例えば、NintendoDSTM、PlayStation PortableTM、Gameboy AdvanceTM、iPhoneTM)、ラップトップ、PDA、ポータブルインターネット装置、音楽プレーヤ、データストレージ装置、又は他のハンドヘルド装置、等を含む。一般的に、「UE」又は「UE装置」という用語は、ユーザにより容易に持ち運びされ且つワイヤレス通信することのできる電子、コンピューティング及び/又はテレコミュニケーション装置(又は装置の組み合わせ)を包含するように広く定義される。
ベースステーション:「ベースステーション」という用語は、全範囲の通常の意味を有するもので、少なくとも、固定位置にインストールされて、ワイヤレス電話システム又は無線システムの一部分として通信するのに使用されるワイヤレス通信ステーションを包含する。
処理要素:種々の要素又は要素の組み合わせを指す。処理要素は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)のような回路、個々のプロセッサコアの部分又は回路、全プロセッサコア、個々のプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のようなプログラム可能なハードウェア装置、及び/又は複数のプロセッサを含むシステムの大きな部分を含む。
チャンネル:送信者(送信器)から受信器へ情報を搬送するのに使用される媒体。「チャンネル」という用語の特徴は、異なるワイヤレスプロトコルに基づいて相違するので、ここで使用する「チャンネル」という用語は、その用語を使用して参照する装置タイプの規格に一致するように使用されると考えられることに注意されたい。ある規格では、チャンネルの巾が可変である(例えば、装置の能力、帯域条件、等に基づいて)。例えば、LTEは、1.4MHzから20MHzの拡張可能なチャンネル帯域巾をサポートする。対照的に、WLANチャンネルは、22MHz巾であり、一方、Bluetooth(登録商標)チャンネルは、1MHz巾である。他のプロトコル及び規格は、チャンネルの異なる定義を含む。更に、ある規格は、複数のタイプのチャンネル、例えば、アップリンク又はダウンリンクのための異なるチャンネル、及び/又はデータ、コントロール情報、等の異なる使用に対する異なるチャンネル、を定義しそして使用する。
帯域:「帯域」という用語は、全範囲の通常の意味を有するもので、少なくとも、チャンネルを同じ目的で使用するか又は取っておくところのスペクトル(例えば、高周波スペクトル)の区分を含む。種々の無認可の工業−科学−医療(ISM)周波数帯域は、1組の帯域例を表わす。テレコミュニケーションオペレータに対して(例えば、1つ以上のセルラー通信技術に関連して使用するために)認可された種々の帯域は、別の1組の帯域例を表わす。
自動的:アクション又は動作を直接明示し又は遂行するユーザ入力なしに、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムにより実行されるソフトウェア)或いは装置(例えば、回路、プログラム可能なハードウェア要素、ASIC、等)により遂行されるアクション又は動作を指す。従って、「自動的」という用語は、ユーザが動作を直接遂行するための入力を与えるように、ユーザにより動作が手動で遂行され又は明示されるのとは対照的である。自動的な手順は、ユーザにより与えられた入力によって開始されるが、「自動的に」遂行されるその後のアクションは、ユーザによって明示されず、即ちユーザが遂行すべき各アクションを明示して「手動」で遂行されるのではない。例えば、各フィールドを選択しそして入力明示情報を与える(例えば、情報をタイプし、チェックボックスを選択し、無線を選択し、等により)ことにより電子的フォームを埋めるユーザは、コンピュータシステムがユーザのアクションに応答してフォームを更新しなくてはならなくても、フォームを手動で埋める。フォームは、コンピュータシステムにより自動的に埋められてもよく、この場合、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムで実行されるソフトウェア)は、フォームのフィールドを分析し、そしてフィールドへの返答を明示するユーザ入力なしにフォームを埋める。上述したように、ユーザは、フォームを自動的に埋めることを求めるが、フォームを実際に埋めることには関与しない(例えば、ユーザは、フィールドへの返答を手動で明示せず、それは、自動的に完成される)。本明細書は、ユーザがとったアクションに応答して自動的に遂行される動作の種々の例について述べる。
図1−2:通信システム
図1は、規範的な(及び簡単化された)ワイヤレス通信システムを示す。図1のシステムは、考えられるシステムの一例に過ぎず、その実施形態は、必要に応じて、種々のシステムのいずれにおいても具現化できることに注意されたい。
図示されたように、規範的なワイヤレス通信システムは、ベースステーション102A、102B、・・・102Nを備え、これらは、送信媒体を経て、1つ以上のユーザ装置106A、106B、・・・106Nと通信する。各ユーザ装置は、ここでは、「ユーザ装置(UE)」と称される。従って、ユーザ装置は、UE又はUE装置と称される。
ベースステーション102A−102Nは、ベーストランシーバステーション(BTS)又はセルサイトであり、そしてユーザ装置106A−106Nとワイヤレス通信できるようにするハードウェアを含む。ベースステーション102は、ネットワーク100(例えば、種々の可能性の中でも、セルラーサービスプロバイダーのコアネットワーク、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)のようなテレコミュニケーションネットワーク、及び/又はインターネット)と通信するようにも装備される。従って、ベースステーション102は、ユーザ装置間、及び/又はユーザ装置とネットワーク100との間の通信を容易にする。
ベースステーション102及びユーザ装置106は、ワイヤレス通信技術とも称される種々の無線アクセス技術(RAT)、或いはGSM(登録商標)、UMTS(WCDMA(登録商標))、LTE、LTE−アドバンスト(LTE−A)、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPD)、Wi−Fi、WiMAX、等のテレコミュニケーション規格を使用して、送信媒体を経て通信するように構成される。
又、UE106は、複数のワイヤレス通信規格を使用して通信できることにも注意されたい。例えば、UE106は、3GPPセルラー通信規格(例えば、LTE)又は3GPP2セルラー通信規格(例えば、セルラー通信規格のCDMA2000ファミリーにおけるセルラー通信規格)のいずれか又は両方を使用して通信するように構成される。又、UE106は、それに加えて又はそれとは別に、WLAN、Bluetooth(登録商標)、1つ以上のグローバルなナビゲーション衛星システム(GNSS、例えば、GPS又はGLONASS)、1つ及び/又はそれ以上の移動テレビ放送規格(例えば、ATSC−M/H又はDVB−H)、等を使用して通信するように構成される。ワイヤレス通信規格の他の組み合わせ(3つ以上のワイヤレス通信規格を含む)も考えられる。
従って、同じ又は異なるセルラー通信規格に基づき動作するベースステーション102A−102N及び他の同様のベースステーションは、1つ以上のセルラー通信規格を経て広い地理的エリアにわたりUE106及び同様の装置に連続的又はほぼ連続的な重畳するサービスを提供するセルの1つ以上のネットワークとして設けられる。
UE106A−106Nは、ベースステーション102A−102Nの幾つかが異なるRATに基づいて動作するとしても、おそらく、ベースステーション102A−102Nのいずれかと通信することができる。例えば、UE106Aは、その「サービング」ベースステーションとしてベースステーション102Aと通信し、そしてベースステーション102B及び102N(及びおそらく他の近傍のベースステーション)からの信号を監視して、例えば、UE106Aに考えられる最良のサービスが提供されるよう保証することもできる。ベースステーション102Nがベースステーション102Aより良好なサービスを提供することが決定された場合には、UEは、ベースステーション102Aにより形成されるセルから、ベースステーション102Nにより形成されるセルへの「ハンドオーバー」を遂行して、ベースステーション102NがUE106Aのためのサービングベースステーションとなるようにする。ベースステーション102Nが、ベースステーション102Aとは異なるRATに基づいて動作する場合には、ハンドオーバーが無線アクセス技術間(iRAT)ハンドオーバーとなる。
又、必要に応じて、幾つか又は全部のベースステーションが複数の無線アクセス技術に基づいて動作できることにも注意されたい。例えば、ベースステーションは、所与の時間に複数の無線アクセス技術のいずれか1つに基づいて動作する(例えば、サービスを提供する)ように構成されるか、又は同時に複数の無線アクセス技術に基づいて動作するように構成される。別の可能性として、異なるRATに基づいて動作する複数のベースステーションが同じ場所にあってもよく、換言すれば、複数のRATの各々に従ってセルを形成する装置が互いに接近して配置されて、形成されたセルが実質的に又は完全に重畳するようにしてもよい。
図2は、ベースステーション102(例えば、ベースステーション102A−102Nの1つ)と通信するユーザ装置106(例えば、ユーザ装置106A−106Nの1つ)を示す。UE106は、ワイヤレスネットワーク接続性をもつ装置、例えば、移動電話、ハンドヘルド装置、コンピュータ又はタブレット、或いは実質上、任意のタイプのワイヤレス装置である。
UE106は、メモリに記憶されたプログラムインストラクションを実行するように構成されたプロセッサを備えている。UE106は、そのような記憶されたインストラクションを実行することにより、ここに述べる方法実施形態のいずれかを遂行する。それとは別に又はそれに加えて、UE106は、ここに述べる方法実施形態のいずれか、又はここに述べる方法実施形態のいずれかの一部分を遂行するように構成されたFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)のようなプログラマブルハードウェア要素を備えている。
UE106は、複数のワイヤレス通信プロトコルのいずれかを使用して通信するように構成される。例えば、UE106は、GSM(登録商標)、UMTS、CDMA2000、LTE、LTE−A、WLAN、又はGNSSの2つ以上を使用して通信するように構成される。ワイヤレス通信規格の他の組み合わせも考えられる。
UE106は、1つ以上のワイヤレス通信プロトコルを使用して通信するための1つ以上のアンテナを備えている。UE106は、複数のワイヤレス通信規格間で受信及び/又は送信チェーンの1つ以上の部分を共有する。その共有無線は、単一アンテナを備えてもよいし、又はワイヤレス通信を遂行するための複数のアンテナ(例えば、MIMO用の)を備えてもよい。或いは又、UE106は、通信のために構成を行う各ワイヤレス通信プロトコルに対する個別の送信及び/又は受信チェーン(例えば、個別のアンテナ及び他の無線コンポーネントを含む)を備えている。更に別の可能性として、UE106は、複数のワイヤレス通信プロトコル間に共有された1つ以上の無線と、単一のワイヤレス通信プロトコルにより排他的に使用される1つ以上の無線とを備えている。例えば、UE106は、LTE、UMTS又はGSM(登録商標)のいずれかを使用して通信するための共有無線と、Wi−Fi及びBluetooth(登録商標)の各々を使用して通信するための個別の無線とを備えている。更に別の可能性として、UEは、例えば、キャリアアグリゲーション(例えば、LTEで)及び/又は二重キャリアHSPA(DC−HSPA)を実施するために単一のワイヤレス通信プロトコル(又は複数のワイヤレス通信プロトコルのいずれか)に基づいて動作することのできる複数の受信及び/又は送信RFチェーンを備えている。他の構成も考えられる。
図3:UEの規範的ブロック図
図3は、UE106の規範的なブロック図である。図示されたように、UE106は、種々の目的のための部分を含むシステムオンチップ(SOC)300を備えている。例えば、図示されたように、SOC300は、UE106のためのプログラムインストラクションを実行するプロセッサ302と、グラフィック処理を遂行しそしてディスプレイ345に表示信号を与えるディスプレイ回路304とを備えている。プロセッサ302は、メモリマネージメントユニット(MMU)340にも結合され、このユニットは、プロセッサ302からアドレスを受け取り、そしてそのアドレスをメモリ(例えば、メモリ306、リードオンリメモリ(ROM)350、NANDフラッシュメモリ310)内の位置、及び/又は他の回路又は装置、例えば、ディスプレイ回路304、無線330、コネクタIF320、及び/又はディスプレイ345へ変換するように構成される。MMU340は、メモリ保護及びページテーブル変換又はセットアップを遂行するように構成される。ある実施形態では、MMU340は、プロセッサ302の一部分として含まれる。
図示されたように、SOC300は、UE106の種々の他の回路に結合される。例えば、UE106は、種々のタイプのメモリ(例えば、NANDフラッシュ310を含む)、コネクタインターフェイス320(例えば、コンピュータシステム、ドック、充電ステーション、等へ結合するための)、ディスプレイ345、及び(例えば、UMTS、LTE、LTE−A、CDMA2000、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、GPS、等のための)無線(radio)とも称されるワイヤレス通信回路330を備えている。
UE装置106は、ベースステーション及び/又は他の装置とのワイヤレス通信を遂行するための少なくとも1つのアンテナ及びおそらくは複数のアンテナを備えている。例えば、UE装置106は、アンテナ335を使用して、ワイヤレス通信を遂行する。上述したように、UEは、複数のワイヤレス通信規格を使用してワイヤレス通信するように構成される。
又、UE106は、1つ以上のユーザインターフェイス要素を備え、及び/又はそれを使用するように構成される。ユーザインターフェイス要素は、種々の要素のいずれか、例えば、ディスプレイ345(タッチスクリーンディスプレイ)、キーボード(個別のキーボードでもよいし、タッチスクリーンディスプレイの一部分として実施されてもよい)、マウス、マイクロホン及び/又はスピーカ、1つ以上のカメラ、1つ以上のボタン、及び/又はユーザに情報を与え及び/又はユーザ入力を受け取り/解釈することのできる種々の他の要素のいずれかを含む。
以下で更に述べるように、UE106は、特に、図5を参照して述べるようなUE106のサービングセルの負荷を推定する特徴を具現化するハードウェア及びソフトウェアコンポーネントを備えている。UE装置106のプロセッサ302は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ読み取り可能なメモリ媒体)に記憶されたプログラムインストラクションを実行することにより、ここに述べる方法の一部又は全部を実施するように構成される。他の実施形態では、プロセッサ302は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)のようなプログラム可能なハードウェア要素として構成される。それとは別に(又はそれに加えて)、UE装置106のプロセッサ302は、他のコンポーネント300、304、306、310、320、330、335、340、345、350の1つ以上に関連して、特に、図5を参照してここに述べる特徴のような特徴の一部又は全部を実施するように構成される。
図4:ベースステーションの規範的ブロック図
図4は、ベースステーション(BS)102の規範的ブロック図である。図4のベースステーションは、考えられるベースステーションの一例に過ぎないことに注意されたい。図示されたように、ベースステーション102は、ベースステーション102のためのプログラムインストラクションを実行するプロセッサ404を備えている。プロセッサ102は、メモリマネージメントユニット(MMU)440にも結合され、このユニットは、プロセッサ102からアドレスを受け取り、そしてそのアドレスをメモリ(例えば、メモリ460及びリードオンリメモリ(ROM)450)内の位置或いは他の回路又は装置へ変換するように構成される。
ベースステーション102は、少なくとも1つのネットワークポート470を備えている。ネットワークポート470は、電話ネットワークに結合され、そしてUE装置106のような複数の装置に、図1及び2を参照して上述した電話ネットワークへのアクセスを与えるように構成される。
それに加えて又はそれとは別に、ネットワークポート470(又は付加的なネットワークポート)は、セルラーネットワーク、例えば、セルラーサービスプロバイダーのコアネットワークに結合されるように構成される。コアネットワークは、移動関連サービス及び/又は他のサービスを、UE装置106のような複数の装置に提供する。あるケースでは、ネットワークポート470は、コアネットワークを経て電話ネットワークに結合され、及び/又はコアネットワークは、(例えば、セルラーサービスプロバイダーによりサービスされる他のUE装置間に)電話ネットワークを形成する。
ベースステーション102は、少なくとも1つのアンテナ434、及びおそらくは複数のアンテナを備えている。少なくとも1つのアンテナ434は、ワイヤレストランシーバーとして動作するように構成されると共に、無線430を経てUE装置106と通信するように更に構成される。アンテナ434は、通信チェーン432を経て無線430と通信する。通信チェーン432は、受信チェーン、送信チェーン又はその両方である。無線430は、これに限定されないが、LTE、LTE−A、UMTS、CDMA2000、Wi−Fi、等を含む種々のワイヤレステレコミュニケーション規格を経て通信するように構成される。
ベースステーション102は、UE106によるセル負荷/利用度推定をサポートするようにUE106と通信するように構成される。特に、以下で更に述べるように、BS102は、UEがサービングセルの負荷/利用度を推定する方法の一部又は全部を実施するための(又はUE106の実施に関連して使用するための)ハードウェア及びソフトウェアコンポーネントを備えている。
ベースステーション102のプロセッサ404は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ読み取り可能なメモリ媒体)に記憶されたプログラムインストラクションを実行することにより、ここに述べる方法の一部又は全部を実施するように構成される。或いは又、プロセッサ404は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)又はその組み合わせのようなプログラム可能なハードウェア要素として構成される。
図5:負荷推定のフローチャート
図5は、ワイヤレスユーザ装置(UE)(例えば、図1−3に示して説明したUE106)がセルラーネットワークにおけるUEのサービングセルの利用度及び負荷を推定し、そしてサービングセルからUEに利用できる最大スループットを推定する方法を示すフローチャートである。セルラーネットワークは、種々の可能性の中で、UMTS又はLTEのような3GPP規格、或いはCDMA2000のような3GPP2規格を含む種々の無線アクセス技術のいずれかに基づいて動作する。
502において、UE106は、サービングセルに関する1つ以上の物理的レイヤメトリックを測定する。物理的レイヤメトリックは、UE106がサービングセルと通信するチャンネルに対応し、種々のメトリックのいずれかを含む。ある場合には、物理的レイヤメトリックは、チャンネルの合計受信電力(例えば、受信信号強度指示子又はRSSI)、基準信号電力(例えば、基準信号受信電力又はRSRP)、基準信号クオリティ(例えば、基準信号受信クオリティ又はRSRQ)、信号対干渉比(SIR)、信号対雑音比(SNR)、及び/又は信号対干渉及び雑音比(SINR)のようなメトリックを含む。
504において、UE106は、サービングセルのセル利用度を推定する。ここで使用する「セル利用度」又は「合計セル利用度」とは、(もし該当すれば)UE106を含めて、セルによってサービスされる全ての装置によるセルリソース(例えば、リソースブロック)の合計利用度を指す。換言すれば、セル利用度とは、現在割り当てられている合計セルリソースの割合を表わす。例えば、セルが合計50のリソースブロックを有し、そのリソースブロックの40が現在割り当てられている場合には、セル利用度は、40/50、即ち0.8となる。これらの値は、一例に過ぎず、異なる数の合計セルリソースブロック、割り当てセルリソースブロック、及びセル利用比も考えられることを認識されたい。
セル利用度推定は、測定された物理的レイヤメトリックに基づいて行われる。より詳細には、セル利用度推定は、サービングセルの合計セル利用度を解くために、測定された物理的レイヤメトリックを、UE106がサービングセルと通信するところの無線アクセス技術のパラメータに基づき且つUE106の構成に基づいて合計セル利用度に関係付ける式を使用する。一例として、この式は、合計受信電力及び基準信号受信電力を、合計セル利用度並びに信号対干渉及び雑音比に関係付けるものである。考えられる式の更なる例を、図7を参照して以下に詳細に述べる。
少なくとも幾つかの例において、セル利用度推定に使用される物理的レイヤメトリックは、ある(例えば、所定の)時間ウインドウにわたり時間フィルタリングされる(即ち、時間的なフィルタリングを受ける)ことに注意されたい。例えば、UE106の種々の目的で瞬時測定情報を与えるためにUE106の通常の動作中に望ましい物理的レイヤメトリックが(ある具現化に基づいて)周期的に測定されるか又は比較的頻繁にサンプリングされる間に、長期間(例えば、各メトリックに対して複数の測定が行われる期間)にわたり平均化又はフィルタリングされる物理的レイヤメトリックの値がセル利用度推定に使用される。又、フィルタリングが行われる場合には、(少なくともある場合には)フィルタリングウインドウを、セル利用度推定に使用すべき全ての物理的レイヤメトリックに対して同一にするのが望ましい(例えば、一貫性のある且つ意味のある結果のために)ことにも注意されたい。使用する時間ウインドウは、例えば、セル利用度推定の平滑化/平均化の望ましい程度に基づいて種々のウインドウのいずれでもよい。ある規範的な時間ウインドウ値は、40ms、50ms、100ms、150ms、及び/又は他の任意の値を含む。更に、例えば、異なる時間に、及び/又は得られるセル利用度推定(及び/又はそれに基づき発生/推定される値)の異なる使用に対して異なるフィルタリングウインドウが望まれることを考慮するため、必要に応じて、平滑化/フィルタリングウインドウを動的に調整できることに注意されたい。
合計セル利用度が推定されると、UE106は、その推定された合計セル利用度に少なくとも一部分基づきサービングセルのセル負荷を推定する。ここで使用する「セル負荷」とは、セル負荷を推定しているUE106を除き(即ち、それを除外して)、セルによりサービスされている全ての装置によるセルリソース(例えば、リソースブロック)の合計利用度を指す。換言すれば、セル負荷(UE106の観点からの)は、UE106以外の装置に現在割り当てられている合計セルリソースの割合を表わす。
サービングセルのセル負荷の推定は、UE106のリソース利用比を合計セル利用度から減算することを含む。例えば、上述した例を続けると、セルが50の合計リソースブロックを有し、セル利用度が0.8であり、そして2つのリソースブロックが現在UE106に割り当てられている場合には、セル負荷は、0.8−(2/50)=0.76となる。これらの値は例示に過ぎず、異なる数の合計セルリソースブロック、割り当てセルリソースブロック、セル利用比及びセル負荷比も考えられることを認識されたい。時間平均化の時間ウインドウ中にサービングセルによりUE106にいずれのリソースも割り当てられない場合には、セル負荷がセル利用度に等しいことに注意されたい。
時間フィルタリングされた物理的レイヤメトリックを使用してセル利用度が推定される場合には、例えば、一貫した及び意味のある結果を与えるために、サービングセルのセル負荷を推定するのに使用されるUE106のリソース利用比も、同様に/同じフィルタリングウインドウを使用して時間フィルタリングされることに注意されたい。
推定セル負荷を使用して、UE106は、サービングセルからUE106に利用できると予想されるリソースブロックの最大数を決定することができる。例えば、(前記例と同様に)サービングセルが0.76のセル負荷及び50の合計リソースブロックを有する場合には、UE106は、UE106に利用できるリソースブロックは12(即ち、(1−0.76)*50)までであると推定する。
506において、サービングセルの最大利用可能スループットが、推定セル利用度及び/又はセル負荷に少なくとも一部分基づき推定される。サービングセルからUE106に利用できると予想されるリソースブロックの最大数は、UE106に利用できる最大利用可能スループットの1つの観点を形成するが、利用可能スループットは、それらリソースブロックに基づいて使用される変調及びコード化スキーム(MCS)にも依存する。
例えば、LTEにおいて、UE106は、UE106がサービングセルと通信するところのチャンネルに対してチャンネルクオリティ指示子(CQI)情報を(例えば、SINR及び/又は種々の他の測定に基づいて)周期的に(又は非周期的に)発生し、そしてそのような情報を含むCQIレポートを、サービングセルを形成するベースステーションに送信する。ベースステーションは、次いで、CQIレポートにおいて受け取ったCQIインデックスを、UE106との通信に使用されるMCSへマップする。
CQIとMCSとの間のマッピングは、少なくともある場合にはUE106により予想可能であり且つ知られている。従って、UE106は、予想されるMCSを推定することができる。そのような予想されるMCSが決定されると、UE106は、この情報を、サービングセルからUE106に利用できると予想されるリソースブロックの最大数と組み合わせて使用して、UE106の考えられる最大トランスポートブロックサイズを計算し(例えば、LTEにより、TS 36.213、セクション7.1.7のトランスポートブロックサイズテーブルを使用して)、これは、サービングセルの最大の(例えば、フィルタリングの場合には考えられる長期の)予想される利用可能スループットの比較的正確な推定値として働く。
セル利用度、セル負荷及び/又は最大利用可能スループット推定値の取得は、トリガーに応答して行われることに注意されたい。トリガーは、周期的でもよいし、非周期的でもよい。例えば、1つの可能性として、UE106は、周期的な負荷推定タイマーを維持する。タイマーが時間切れすると、UE106は、サービングセルの負荷推定(例えば、利用度推定を含む)及びおそらく最大利用可能スループット推定も行うようにトリガーされる。別の可能性として、UE106の物理的レイヤ負荷推定機能ブロックは、負荷推定トリガーをイベントベースで受け取ることができる。イベントベースのトリガーは、物理的レイヤの別のブロックから、又はアプリケーションレイヤのような別のレイヤから受け取られる。例えば、アプリケーションレイヤのアプリケーション(例えば、メディアストリーミングアプリケーション)は、アプリケーションに対して充分なスループットが利用できるかどうか決定するために負荷推定を行う(従って、トリガーを与える)ことを要求する(又は特定のメディアストリームを確立するといった、アプリケーションにより行われるアクション)。
従って、UE106は、(少なくともある場合には)UE106によって既に測定されている物理的レイヤメトリックを使用してセルの負荷を比較的正確に推定することができる。これは、UE106が、アプリケーションプロフィール及び性能要求(例えば、スループット、サービスクオリティ、バッテリ)に基づいてその動作に対して種々の最適化を遂行できるようにする(例えば、より正確な性能予想に基づいて)。例えば、ネットワーク依存のあるアプリケーション(例えば、ビデオチャットアプリケーション)は、セルの負荷の推定が与えられると、セルの負荷に基づいて性能を改善するようにそのスケジューリング又は他の振舞いを変更する。
更に、サービングセルのセル負荷及び最大利用可能スループットを推定する能力をUE106に与えることで、UE106によるネットワーク接続関連判断実行がサポートされ、例えば、UE106は、ネットワーキング(例えば、スループット)ニーズ/要求をサービングセルにより満足することが合理的に予想できるかどうか決定し、そしてもしそうでなければ、異なるサービングセルを再選択し、二次コンポーネントキャリアを追加し(即ち、キャリアアグリゲーションを使用して付加的なスループットを与え)、異なるワイヤレス通信技術(例えば、Wi−Fi及び/又は異なるセルラー通信技術)を使用して、別の又は付加的なネットワーク接続を与え、1つ以上のネットワーキング要求(例えば、受け容れられるユーザ経験を与えるに充分なスループットが利用できないアプリケーションからの)を拒絶又は遅延し、或いは種々の他のネットワーク接続マネージメント関連アクションのいずれかを遂行すべきかどうか、の決定を容易に行うことができる。
図6:規範的なPHYアーキテクチャー
図6は、図5の方法が実施されるUE106の考えられるPHYアーキテクチャーの一例を示す。図6及びその説明は、1つの考えられるPHYレイヤアーキテクチャーの一例として述べるもので、全体的にその開示に限定されるものではないことに注意されたい。以下に述べる細部に対する多数の代替物及びその変更が本開示の範囲内で考えられる。
図示されたように、UE106は、複数のアンテナ及びRFフロントエンド(受信チェーン)を備えている。受信チェーンを経て受け取られる信号は、記号復調器へ送られ、次いで、デコーダへ送られ、そこから、デコードされたデータが上位レイヤへ送られる。
信号デコーディングに加えて、信号において種々の点から種々の測定がなされる。例えば、図示されたように、1つのアンテナポートからそのアンテナポートに対するRFフロントエンドを通過した後にRSRP及びRSRQ測定(ある場合にはRSSI測定を含む)が行われる。別のアンテナポートからそのアンテナポートに対するRFフロントエンドを通過した後にFTL SINR及びRS SINRが得られる。更に、記号復調が行われた後に、後検出SINRが得られる(おそらくRSRP及びRSRQ測定がなされたものと同じアンテナポートから)。
負荷推定モジュールは、RSRP/RSRQ測定モジュール及び後検出SINRモジュール、及び/又はFTL SINR及びRS SINRモジュール(例えば、利用性に基づく)に結合されてそこから入力を受け取る。トリガー(例えば、上述したようなイベントベース又は周期/タイマーベースのトリガー)を受け取ると、負荷推定モジュールは、サービングセルの負荷推定を実行し、そしておそらく、図5を参照して上述したように、サービングセルの最大利用可能スループットを推定する。負荷推定モジュールは、そのような計算の結果を、必要に応じて、別のPHYレイヤモジュール及び/又は別のレイヤ(図示せず)に与える。
図7:規範的なLTEシステム及びセル利用度式
図7は、図5の方法を実施するUE106を動作する1つの考えられる規範的なLTEシステムの観点を示す。図7及びその説明は、1つの考えられるセルラーシステムの一例として述べるもので、全体的にその開示に限定されるものではないことに注意されたい。以下に述べる細部に対する多数の代替物及びその変更が本開示の範囲内で考えられる。
図7のシステムでは、UE106に対するサービングセル及び多数の隣接セルの各々がUE106の通信範囲内にある。各セルは、基準(パイロット)サブキャリア及びデータサブキャリアを与え、図7のシステムによれば、基準サブキャリアごとに5つのデータサブキャリアが設けられる。
そのようなシステムにおいてUE106により受信される信号は、それらの構成成分によって考えられる。特に、図7に示すように、サービングセルにより与えられる基準信号に関連した信号電力は、PSと称され、一方、サービングセルにより与えられるデータ信号に関連した信号電力は、PDと称され、(隣接セルからの信号のような)干渉信号に関連した信号電力は、PIと称される。
概念的に、図7に示すシステムでは、サービングセルのパイロットサブキャリアごとに5つのデータサブキャリアがあるので、Pa/Pb(基準信号対データ信号の電力上昇を表わす)が1に等しいとの仮定のもとで、全セル利用度(“α”)が次のように表わされることが明らかである。
Figure 2015133700
同様に、図7に示すシステムでは、信号対干渉及び雑音比(“γ”)が次のように表わされる。
Figure 2015133700
というのは、サービングセルのパイロットサブキャリアごとに6つの干渉サブキャリアがあるからである。Pa/Pbが1に等しくない場合には、α及びγは、Pa/Pb比に基づいて適当な倍率係数を使用するが同様に公式化される。
3GPP仕様書に基づいて定義されたように、物理的レイヤメトリックRSRQ、RSRP及びRSSIは、次のように関連している。
Figure 2015133700
或いは同様に、
Figure 2015133700
前記枠組みが与えられると、RSRPが2つのアンテナポートの一方のアンテナポートのみに基づき計算される(即ち、1つのリソースブロックが周波数ドメインにおいて12のサブキャリアで形成される場合には、半リソースブロックごとに)という仮定のもとで、且つSINR及びRSRPが同じウインドウを使用してフィルタリングされると仮定して、前記式は、次のように再公式化される。
Figure 2015133700
この式の結果の精度は、SINR及びRSRP/RSRQの推定精度に依存することに注意されたい。従って、必要に応じて、推定エラーを修正するために前記式に修正係数が追加される。この推定エラーは、SINRに依存する(即ち、その関数である)。例えば、推定エラーは、SINR値が低いほど、大きくなる。というのは、そのように低いSINR値では、高い推定精度を達成するのが益々困難になるからである。従って、そのような修正係数を含む前記式の変更形態は、次のように公式化される。
Figure 2015133700
但し、β=f(SINR)>0である。
RSRPが複数のアンテナポートに基づいて計算される場合には、同様の式が使用されるが、使用するRSRP測定技術を考慮するために倍率係数が導入されることに注意されたい。
従って、前記式によれば、UE106は、サービングセルに対して得られる(例えば、最近測定されておそらくフィルタリングされた)RSSI、RSRP及びSINR値と、UE106のリソースブロック割り当ての知識とを使用して、αを解くことができる。
本開示の実施形態は、種々のフォーマットのいずれかで実現できる。例えば、ある実施形態は、コンピュータ実施方法、コンピュータ読み取り可能なメモリ媒体又はコンピュータシステムとして実現される。他の実施形態は、ASICのような1つ以上のカスタム設計のハードウェア装置を使用して実現される。又、更に別の実施形態は、FPGAのような1つ以上のプログラム可能なハードウェア要素を使用して実現される。
ある実施形態では、非一時的なコンピュータ読み取り可能なメモリ媒体は、プログラムインストラクション及び/又はデータを記憶するように構成され、プログラムインストラクションは、コンピュータシステムにより実行された場合に、コンピュータシステムが、方法、例えば、ここに述べる方法実施形態のいずれか、又はここに述べる方法実施形態の任意の組み合わせ、或いはここに述べる方法実施形態のいずれかのサブセット、又はそのようなサブセットの任意の組み合わせ遂行するようにさせる。
ある実施形態では、コンピュータシステムは、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及びメモリ媒体を含むように構成され、メモリ媒体は、プログラムインストラクションを記憶し、プロセッサは、メモリ媒体からプログラムインストラクションを読み取って実行するように構成され、プログラムインストラクションは、ここに述べる種々の方法実施形態のいずれか(又はここに述べる方法実施形態の任意の組み合わせ、或いはここに述べる方法実施形態のいずれかのサブセット、又はそのようなサブセットの組み合わせ)を実施するように実行される。コンピュータシステムは、種々の形態のいずれかで実施される。例えば、コンピュータシステムは、パーソナルコンピュータ(種々の実現のいずれか)、ワークステーション、カード上のコンピュータ、ボックス内の特定用途向けコンピュータ、サーバーコンピュータ、クライアントコンピュータ、ハンドヘルド装置、ユーザ装置(UE)、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、等である。
以上、本発明の実施形態を非常に詳細に説明したが、当業者であれば、前記開示が充分に理解されれば、多数の変更や修正が明らかとなろう。特許請求の範囲は、そのような全ての変更や修正を包含すると解釈される。
100:ネットワーク
102:ベースステーション
106:ユーザ装置(UE)
300:システムオンチップ(SOC)
302:プロセッサ
304:ディスプレイ回路
306:メモリ
310:NANDフラッシュ
320:コネクタI/F
330:無線
335:アンテナ
340:メモリマネージメントユニット(MMU)
345:ディスプレイ
350:リードオンリメモリ(ROM)
404:プロセッサ
430:無線
432:通信チェーン
434:アンテナ
440:メモリマネージメントユニット(MMU)
450:リードオンリメモリ(ROM)
460:メモリ
470:ネットワークポート

Claims (20)

  1. ワイヤレスユーザ装置を動作する方法において、
    LTEによりワイヤレスユーザ装置がサービングセルと通信するチャンネルの受信信号強度指示子(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、及び信号対干渉及び雑音比(SINR)を測定し、
    前記サービングセルのセル利用度を前記測定されたRSRP及びSINRに少なくとも一部分基づいて計算し、及び
    前記サービングセルの最大利用可能スループットを前記計算されたセル利用度に少なくとも一部分基づいて計算する、
    ことを含む方法。
  2. ワイヤレスユーザ装置の現在リソースブロック利用度を前記計算されたセル利用度から減算することにより前記サービングセルのセル負荷を計算することを更に含み、前記サービングセルの最大利用可能スループットの計算は、前記計算されたセル負荷に少なくとも一部分基づくものである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定されたRSSI、RSRP及びSINRを時間フィルタリングすることを更に含み、前記サービングセルのセル利用度の計算は、前記時間フィルタリングされたRSRP及びSINRに基づくものである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記セル利用度の計算及び前記サービングセルの最大利用可能スループットの計算は、所定の周期的インターバルで遂行される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記セル利用度の計算及び前記サービングセルの最大利用可能スループットの計算は、非周期的イベントに応答して遂行される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記サービングセルの最大利用可能スループットの計算は、更に、SINR及びチャンネルクオリティ指示子(CQI)情報をトランスポートブロックサイズ(TBS)テーブルと比較することに基づく、請求項1に記載の方法。
  7. ワイヤレスユーザ装置は、パイロットサブキャリアごとに5つのデータサブキャリアが与えられるLTE通信システムに基づいて前記サービングセルと通信し、ワイヤレスユーザ装置の単一アンテナポートにおいてRSRPが計算され、基準信号対データ信号電力比は、LTE通信システムに基づいて1であり、前記測定されたRSRP及びSINRに少なくとも一部分基づいて前記サービングセルのセル利用度を計算することは、次の式を使用して、合計セル利用度を解くことを含み、
    Figure 2015133700
    但し、Nは、ワイヤレスユーザ装置に割り当てられたリソースブロックの数を表わし、PSは、基準信号電力を表わし、PDは、データ信号電力を表わすもので、半リソースブロックごとに計算され、PIは、干渉信号電力を表わすもので、半リソースブロックごとに計算され、αは、合計セル利用度を表わすもので、LTE通信システムに基づきPD/5PSに等しく、及びγは、SINRを表わすもので、LTE通信システムに基づき6PS/PIに等しい、請求項1に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信のために構成された1つ以上のアンテナを含む無線と、
    前記無線に作動的に結合された処理要素と、
    を備え、前記無線及び処理要素は、
    セルラー通信技術に基づいて複数の物理的レイヤメトリックを測定し、
    ワイヤレスユーザ装置のサービングセルにおける負荷を推定するための指示を受け取り、
    前記サービングセルにおける負荷を推定するための指示に基づいて所定の時間周期にわたり複数の物理的レイヤメトリックをフィルタリングし、
    前記フィルタリングされた複数の物理的レイヤメトリックに少なくとも一部分基づいてサービングセルの時間平均化された合計セル利用度を推定し、及び
    ワイヤレスユーザ装置による時間平均化されたサービングセルリソース利用度をサービングセルの前記時間平均化された合計セル利用度から減算して、ワイヤレスユーザ装置によるサービングセルリソース利用度を除くサービングセルの時間平均化されたセル負荷を推定する、
    ように構成された、ワイヤレスユーザ装置。
  9. 前記無線及び処理要素は、更に、ワイヤレスユーザ装置によるサービングセルリソース利用度を除くサービングセルの前記推定された時間平均化されたセル負荷に少なくとも一部分基づいてサービングセルの最大利用可能スループットを推定する、ように構成される、請求項8に記載のワイヤレスユーザ装置。
  10. 前記サービングセルの最大利用可能スループットを推定するために、前記無線及び処理要素は、更に、ワイヤレスユーザ装置に対するチャンネルクオリティ指示子情報をセルラー通信技術に基づくトランスポートブロックサイズテーブルと比較して、サービングセルの前記推定された最大利用可能スループットを決定する、ように構成される、請求項9に記載のワイヤレスユーザ装置。
  11. 前記ワイヤレスユーザ装置のサービングセルにおける負荷を推定するための指示は、周期的負荷推定タイマーの時間切れを含む、請求項8に記載のワイヤレスユーザ装置。
  12. 前記複数の物理的レイヤメトリックは、
    受信信号強度指示子(RSSI)、
    基準信号受信電力(RSRP)、及び
    信号対干渉及び雑音比(SINR)、
    を含む、請求項8に記載のワイヤレスユーザ装置。
  13. 前記セルラー通信技術は、LTEである、請求項8に記載のワイヤレスユーザ装置。
  14. ワイヤレスユーザ装置で実行されたとき、そのワイヤレスユーザ装置が、LTEセルラーネットワークにおけるワイヤレスユーザ装置のサービングセルの負荷を推定する方法を実施するようにさせるプログラムインストラクションを含む非一時的コンピュータアクセス可能なメモリ媒体において、前記方法は、
    ワイヤレスユーザ装置がサービングセルと通信するところのチャンネルの複数の物理的レイヤメトリックを測定し、
    前記測定された物理的レイヤメトリックに基づいてサービングセルの合計セル利用度を推定し、及び
    前記推定された合計セル利用度に少なくとも一部分基づいてサービングセルの最大利用可能スループットを推定する、
    ことを含むものである、メモリ媒体。
  15. 前記測定された物理的レイヤメトリックに基づいてサービングセルの合計セル利用度を推定することは、合計受信電力、基準信号受信電力、及びワイヤレスユーザ装置に割り当てられたリソースブロックの数を、ワイヤレスユーザ装置構成に基づき且つLTEセルラーシステムのパラメータに従って、合計セル利用度及び信号対干渉及び雑音比に関係付ける式を使用して、合計セル利用度を解く、ことを含む、請求項14に記載のメモリ媒体。
  16. プログラムインストラクションを実行する結果として具現化される前記方法は、更に、周期的な負荷推定タイマーを維持することを更に含み、前記周期的な負荷推定タイマーが時間切れすると、サービングセルの合計セル利用度の推定及びサービングセルの最大利用可能スループットの推定を開始するトリガーが与えられる、請求項14に記載のメモリ媒体。
  17. プログラムインストラクションを実行する結果として具現化される前記方法は、更に、ワイヤレスユーザ装置によるセル利用度をサービングセルの合計セル利用度から除去することを含めて、ワイヤレスユーザ装置以外のサービングセルの負荷を推定することを含み、前記サービングセルの最大利用可能スループットの推定は、ワイヤレスユーザ装置以外のサービングセルの前記推定された負荷に少なくとも一部分基づくものである、請求項14に記載のメモリ媒体。
  18. プログラムインストラクションを実行する結果として具現化される前記方法は、更に、複数の物理的レイヤメトリックの時間的フィルタリングを遂行することを含み、前記サービングセルの合計セル利用度の推定は、前記時間的にフィルタリングされた物理的レイヤメトリックに基づくものである、請求項14に記載のメモリ媒体。
  19. 前記サービングセルの最大利用可能スループットの推定は、更に、LTEセルラーネットワークにより使用されるトランスポートブロックサイズテーブルと組み合わせてワイヤレスユーザ装置のチャンネルクオリティ指示子情報を使用してワイヤレスユーザ装置により観察されるチャンネル状態に基づきワイヤレスユーザ装置の最大予想するープットを識別することに少なくとも一部分基づくものである、請求項14に記載のメモリ媒体。
  20. 前記複数の物理的レイヤメトリックは、次のもの、即ち、
    受信信号強度指示子(RSSI)、
    基準信号受信電力(RSRP)、
    基準信号受信クオリティ(RSRQ)、及び
    信号対干渉及び雑音比(SINR)、
    の2つ以上を含む、請求項14に記載のメモリ媒体。
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