JP2015132606A - 光ファイバジャイロスコープ内でのガスの変化を制御するためのシステムおよび方法 - Google Patents

光ファイバジャイロスコープ内でのガスの変化を制御するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバジャイロスコープのための光ファイバ感知コイル装置が提供される。
【解決手段】少なくとも1つの実施形態では、光ファイバ感知コイル装置が、気密密閉されるチャンバを提供するハウジングと、ハウジングの気密密閉されるチャンバ内に配置される光ファイバとを備え、光ファイバがコイル内に配置される。酸素を含有するガスが光ファイバのコイルとハウジングと間の気密密閉されるチャンバ内に配置される。さらに、接着剤が光ファイバの中に存在し、接着剤がコイル内で光ファイバを一体に保持し;酸素遮断材料の層が光ファイバのコイルの外側表面上に配置され、ここでは、酸素遮断材料が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、光ファイバジャイロスコープ内でのガスの変化を制御するためのシステムおよび方法に関する。
[0001]光ファイバジャイロスコープ(FOG:fiber−optic gyroscope)は回転速度を測定する。1つの例では、FOGは以下のように動作して回転速度を測定する:FOG内の光ビームが2つのビームに分割され、これらの2つのビームが感知コイルの周りを移動して感知コイルから出て検出器内で測定される。検出器が2つの対向して伝搬する光ビーム(counter propagating beams of light)の間の位相差を測定する。2つの光ビームで発生する位相シフトがSagnac効果を原因としてFOGの回転速度に比例する。FOGのいずれかの構成要素が経年的に劣化すると、FOGが光の位相シフトを測定するときの精度が低下する可能性がある。
[0002]光ファイバジャイロスコープのための光ファイバ感知コイル装置が提供される。少なくとも1つの実施形態では、光ファイバ感知コイル装置が、気密密閉されるチャンバを提供するハウジングと、ハウジングの気密密閉されるチャンバ内に配置される光ファイバとを備え、ここでは、光ファイバがコイル内に配置される。酸素を含有するガスが光ファイバのコイルとハウジングの間の気密密閉されるチャンバ内に配置される。さらに、接着剤が光ファイバの中に存在し、ここでは、接着剤がコイル内で光ファイバを一体に保持し;酸素遮断材料の層が光ファイバのコイルの外側表面上に配置され、ここでは、酸素遮断材料が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する。
[0003]図が単に例示の実施形態を示ししたがって範囲を限定するものとしてみなされないことの理解のうえで、添付図面を使用しながら、これらの例示の実施形態を追加の特異性および細部と共に説明する。
[0004]FOGのための光ファイバ感知コイル装置の一実施例を示す分解図である。 [0005]感知コイルが酸素遮断材料の層をその上に有する、図1Aの、FOGのための感知コイルの実施例を示す断面図である。 感知コイルが酸素遮断材料の層をその上に有する、図1Aの、FOGのための感知コイルの実施例を示す断面図である。 感知コイルが酸素遮断材料の層をその上に有する、図1Aの、FOGのための感知コイルの実施例を示す断面図である。 [0006]図1Bに示される感知コイル上に低酸素透過率(OTR:oxygen transmission rate)を有する層を形成するために感知コイルに材料を加えるための方法の一実施例を示す流れ図である。
[0007]慣例に従い、説明される種々の特徴は原寸に比例しては描かれず、例示の実施形態に関連する特定の特徴を強調するように描かれる。
[0008]以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照し、ここでは、特定の例示的な実施形態が例示として示される。しかし、別の実施形態が使用され得ること、ならびに、論理的変更、機械的変更および電気的変更がなされ得ることを理解されたい。さらに、図面および明細書に提示される方法は個別のステップを実施することができる順序を限定するものとして解釈されない。したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されない。
[0009]上述したように、FOG内の構成要素が劣化すると、FOGの精度が低下する可能性がある。1つの例として、FOGの一部の内部構成要素が酸素に敏感であることを原因として、FOGのハウジング内部の酸素ガスが変化(conversion)するとFOG内の構成要素が劣化する可能性がある。FOGのハウジング内部の酸素レベルが経時的に低下すると、酸素に敏感な構成要素が異なって機能する可能性があり、最終的にその動作が停止する可能性がある。FOGのハウジング内の酸素レベルを低下させる可能性がある1つの物質は、FOGの光ファイバ感知コイルを定位置で保持する樹脂である。これらの樹脂は経時的に酸素を消耗させる。したがって、これらの樹脂が酸素を消耗させることが原因として、時間が経過すると、酸素に敏感な任意の構成要素が劣化してしまう。
[0010]感知コイル内で光ファイバコイルを定位置で保持するのに使用される樹脂は、時間が経過すると、コイル周りのガス中の酸素を二酸化炭素ガスに変化させる可能性がある。これにより、感知コイルを包含するFOGコイルのハウジング内の酸素濃度が低下する。本明細書で説明される主題は、光ファイバコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層を導入するための方法および装置を提供することによりこの問題に対処する。酸素遮断材料の層がジャイロのハウジング内の酸素ガスが樹脂に接触するのを阻害し、それにより、FOGコイルのハウジング内で酸素ガスが二酸化炭素ガスに変化することが低減されるかまたは排除される。これによりさらに、酸素の枯渇に敏感な(sensitive to Oxygen depletion)FOGの構成要素が安定状態で維持され、FOGの性能が長持ちするようになる。一定の量の酸素が樹脂に接触するのを阻止または低減するために感知コイルに加えられる材料は、後でより詳細に考察するように低酸素透過率(OTR)を有するように選択される、重合体、液体、無機材料または金属であってよい。
[0011]図1Aは、FOGのための光ファイバ感知コイル装置100の一実施例である。感知コイル装置100が、気密密閉されるチャンバを提供するハウジング104と、気密密閉されるチャンバ内に配置される感知コイル102とを有する。ハウジング104は感知コイル102を囲むような物理構造であり、中に感知コイル102を配置するように気密密閉されるチャンバを提供する。すなわち、感知コイル102はハウジング104内部に配置され得、ハウジング104が、ハウジング104内部で感知コイル102を気密密閉するカバー104aを有する。ハウジング104は感知コイル102および別の構成要素を外部環境から絶縁してFOGのための設置が容易である構造を形成するように、提供され得る。ハウジング104は、限定しないが、アルミニウムまたは鋼などの金属を含めた任意適切な材料で構成されてよい。ハウジング104は概略円筒形幾何形状を有するように図1Aでは示されるが、任意適切な幾何形状が使用されてよい。
[0012]図1Bは例示の感知コイル102の断面図である。感知コイル102が、コイル内に配置される光ファイバ112で構成される。図1Aに示される実施例では、光ファイバ112のコイル102が、図1Aの感知コイル102によって示される環状幾何形状を有する。この環状幾何形状は外向き表面120および内向き表面118を有する。一部の実施形態では、内向き表面118がコイル102を通るアパーチャを画定する。コイル102は光ファイバ112の複数のループで形成される。図1Aに示される実施例では、ループは軸方向に沿って互いに概して位置合わせされ、それによりコイル102の環状幾何形状が形成される。図1Bに示されるように、軸方向に沿って隣接するように配置されることに加えて、光ファイバ112の2つ以上のループは軸方向に対して垂直な方向でも隣接するように配置され得、それにより、複数のループがコイル102の各「層」を形成する。別の実施例では、図1C〜1Dに示されるように、光ファイバ112はリジッドフォーム(rigid form)122を囲むようなコイル状であってもよく、この場合、光ファイバはリジッドフォーム122の幾何形状をとるようになる。リジッドフォーム122は、光ファイバ112をコイル状に巻くためのプラットフォームとして機能することができる。リジッドフォーム122は、FOGの機能を維持しかつFOGのハウジングに嵌合されるような任意の形状であってよい。一部の実施形態では、これにはリジッドフォーム122が円筒形状であることが必要である。さらに、光ファイバ112は、FOGの機能を維持する任意の手法によりリジッドフォーム122上でコイルにされ得る。円筒形以外の別の幾何形状が使用されてもよい。リジッドフォーム122は、限定しないが、アルミニウムまたは鋼などの金属を含めた任意適切な材料で構成されてよい。
[0013]光ファイバ112は、FOG内の対向して伝搬する光波を横断させるための経路を提供するように機能する。任意適切な光ファイバ112が使用されてよい。一実施例では、光ファイバ112は高い屈折率を有してよく、この場合、光ファイバを通して送信されるいかなる光も光ファイバ112内の軸方向経路に沿うようになる。一部の実施形態では、これは、コアより低い屈折率を有する被覆材料によって囲まれるコアを有することによって達成される。この場合、全内部屈折(total internal refraction)により光がコア内に維持される。一部の実施形態では、光ファイバ112は直径が約25ミクロン〜200ミクロンであってよく、長さが数キロメートルであってよい。一部の実施形態では光ファイバ112がマルチモードを支持することができ、別の実施形態では光ファイバ112がシングルモードのみを支持することができる。さらに、一部の実施形態では、光ファイバ112が極性維持ファイバ(polarizing maintaining fiber)であってよい。別の実施形態では、光ファイバ112は、伝搬する光波の極性を維持しないファイバであってもよい。
[0014]接着剤114が、光ファイバ112をそのコイル形態で一体に保持するためにコイル102内の光ファイバ112の間に配置される。すなわち、接着剤114は、隣接するループを定位置で保持するために感知コイル112内の光ファイバ112の隣接するループの間およびその周りに配置される。一部の実施形態では、接着剤114は、光ファイバ112の各層またはループを巻いた後で、加えられて硬化されてもよい。別の実施形態では、接着剤は、光ファイバ112を完全にコイルにした後で硬化されてもよい。
[0015]コイル内で光ファイバを一体に保持する、光ファイバ112の間の接着剤114は光ファイバ112のコイルの間の隙間を埋める働きもし、光ファイバ112の次の層を上に巻くためのより一様な表面を提供する。接着剤114は種々の方法で加えられてよい。一実施形態は、光ファイバ112上に接着剤114を分配する噴射器タイプのディスペンサを使用することを含む。別の実施形態では、接着剤114は光ファイバ112上にブラシ塗布されてもよい。別の実施形態では、接着剤114は光ファイバ112上に吹き付けられてもよい。さらに別の実施形態では、接着剤114は、光ファイバ112を接着剤114の中に浸漬被覆することにより加えられてもよい。一部の実施形態では、接着剤114は、光ファイバ112の各層をコイルにした後で硬化することが可能である。別の実施形態では、接着剤114は、光ファイバ112全体の形態をコイルにした後で硬化されてもよい。これらの実施形態の一部では、接着剤114は確実に迅速に硬化するようなUV硬化接着剤であってよい。別の実施形態では、接着剤114は熱により硬化可能な接着剤であってよい。このような実施形態の一例は二液性エポキシのMasterbond EP29LPSPである。
[0016]光ファイバ112がコイルにされた後、15cc/m/day未満のOTRを有する酸素遮断材料の層116が、図1B〜1Dに示されるように、光ファイバ112のコイルの外側表面上に配置される。本明細書では、コイル102の「外側表面」は、コイル102の外部環境に対して露出される任意の表面として定義される。図1Bに示される実施例では、外側表面は、外向き表面120と、内向き表面118と、露出される任意の頂表面および底表面119とを有する。図1Cの実施例では、外側表面は外向き表面120のみを有する。その理由は、リジッドフォーム122が酸素が内向き表面118ならびに頂表面および底表面119に接触するのを阻止するからである。図1Dでは、外側表面は、外向き表面120と、頂表面および底表面119とを有する。その理由は、リジッドフォーム122が酸素が内向き表面118に接触するのを阻止するからである。一部の実施形態では、酸素遮断材料の層116が光ファイバ112のコイルの外側表面の全体の上に配置される。別の実施形態では、酸素遮断材料の層116が光ファイバ112のコイルの外側表面の一部分の上にのみ配置される。一実施例では、酸素遮断材料の層116は、光ファイバ112をコイル状に巻いた後で、光ファイバ112のコイル102の外側表面上に形成される。
[0017]酸素を十分に遮断することができるようにするために、酸素遮断材料116は15cc/m/day未満のOTRを有する。酸素遮断材料の層116には種々の物質が使用され得、後でより詳細に考察するように、これらの物質を加えるための方法も多様に存在する。酸素遮断材料の層116が光ファイバ112のコイルの外側表面上に配置された後、光ファイバ112がハウジング104の気密密閉されるチャンバ内に配置される。酸素を含むガスが光ファイバ112のコイルとハウジング104との間の気密密閉されるチャンバ内に配置される。感知コイル装置100がFOGの別の構成要素に結合される
[0018]光ファイバ112のコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層116として、15cc/m/day未満のOTRを有するような種々の組成および多様な厚さの複数の物質が使用され得る。一部の実施形態では、重合体が使用される。別の実施形態では、金属が使用され得る。別の実刑形態では、無機化合物が使用され、さらに別の実施形態では、固まることができる液体が使用されてもよい。酸素遮断材料の層116のOTRに加えて、一部の例では約−55℃から+95℃であるFOGの動作温度範囲を超えて酸素遮断材料の層116がどのくらい膨張および収縮するかを考慮することが所望される場合もある。一部の実施形態では、酸素遮断材料の層116が膨張および収縮することを原因とする光ファイバ112の機械的応力を低減するために、重合体、無機材料、金属または液体の厚さを薄くすることでき、それにより、いかなる機械的応力も最小となる。一部の実施例の厚さを後で考察する。
[0019]上で言及したように、酸素遮断材料の層116として使用される物質の1つの種類は15cc/m/day未満のOTRを有する重合体である。一部の種類の重合体を使用する場合、上で考察した熱膨張および熱収縮の問題が軽減されるという利点がある。すなわち、FOGの動作温度の範囲内で温度が変動するとき、一部の重合体は、必須のOTRを有する別の物質と比較してコイル状の光ファイバ112に機械的応力を発生させにくい。酸素遮断重合体の層116を加えるとき、重合体116は接着剤を使用してコイル状の光ファイバ112の表面に接着され得る。一部の実施形態では、上で考察した接着剤114がこの目的のために使用され得る。一例として、重合体116を定位置で保持するのに接着剤、Masterbond EP29LPSPが使用され得る。これらの実施形態の一部では、重合体116は、コイル状の光ファイバ112を定位置で保持する接着剤114を硬化させる前に、加えられてよい。重合体116が加えられた後、感知コイル102が硬化され得る。別の実施形態では、光ファイバ112を定位置で保持する接着剤114が既に硬化している場合、重合体116が加えられる前に、さらなる接着剤114がコイル状の光ファイバ112の外側表面上に加えられてよい。接着剤114が重合体116に良好に接着しない場合、一部の実施形態では、プライマまたはプラズマエッチングあるいはその両方が接着力を向上させるのに使用され得る。重合体116が加えられた後、接着剤が硬化され得る。使用され得る重合体の1つ例はOXYSHIELD 2545であり、これは、一方の側がPVdCで被覆される二軸延伸ナイロン6のフィルムである。OXYSHIELD 2545は14.0cc/m/dayのOTRを有する。さらに、OXYSHIELD 2545の厚さは25ミクロン以下程度であるが、上で言及したように、重合体の厚さは、使用される重合体に応じて、および、FOGの動作温度範囲内で重合体がコイル状の光ファイバ112に機械的応力を作用させるかどうかに応じて、それより厚くても薄くてもよい。他の重合体と同様に、OXYSHIELD 2545は、Masterbond EP29LPSPなどの接着剤を使用してコイルの表面に接着され得る。
[0020]酸素遮断材料の層116として使用され得る別の物質は、15cc/m/day未満のOTRを有する金属である。一実施形態では、金属116は、化学蒸着または物理蒸着を使用してコイル状の光ファイバ112に加えられ得る。さらに、一部の実施形態では、加えられた後の金属116は約25ミクロン以下の厚さを有してよい。使用され得る例示の金属116は金である。上述したように、金は物理蒸着を使用して加えられ得、加えられた後に25ミクロン未満の厚さを有する。
[0021]酸素遮断材料の層116として使用され得る別の物質は、15cc/m/day未満のOTRを有する無機材料である。一実施形態では、無機材料は化学蒸着または物理蒸着を使用してコイル状の光ファイバ112に加えられ得る。さらに、一部の実施形態では、加えられた後の無機材料116は約25ミクロン以下の厚さを有してよい。使用され得る例示の無機材料はプラズマ支援化学蒸着を使用して加えられるテトラエチルオルトシリケートであり、これは加えられた後に25ミクロン未満の厚さを有する。
[0022]酸素遮断材料の層116として使用され得る別の物質は、コイルの外側表面上で固まることが可能である、15cc/m/day未満のOTRを有する液体である。一部の実施形態では、液体116はコイル状の光ファイバ112上にブラシ塗布または吹き付けされ得る。一部の別の実施形態では、液体116はコイル状の光ファイバ112の表面上に浸漬被覆され得る。液体116がコイル状の光ファイバ112上に加えられた後、液体116は感知コイル装置100をFOGに組み込む前に固まることが可能である。必須のOTRを有する液体116の1つの例はポリビニルアルコール溶液のSelvol 325である。一部の実施形態では、樹脂、すなわちSelvol 325の固形分18%を溶解して溶液にして、ポリビニルアルコール溶液を作ることができる。本開示全体を通して言及するように、これは単に一実施例であり、限定することを意味しない。Selvol 325が固められた後、一部の実施形態では、Selvol 325の厚さは約75ミクロン以下の厚さとなる。
[0023]さらに、一部の実施形態では、トレーサ物質が液体116に加えられてよく、その場合、液体116はコイルの外側表面を完全に覆っているかどうかを検査され得る。しかし、トレーサ物質が液体116に加えられる場合も、トレーサ物質と液体116との組合せはやはり15cc/m/day未満のOTRを有さなければならない。さらに、一部の実施形態では、液体116にカビが繁殖しやすい場合には、これは一部のFOGの用途では許容されないことから、殺生物剤が液体116に加えられてよい。例えば、少なくとも50ピーピーエム(parts per million)の殺菌剤、Kathon LXが使用され得る。やはり、殺生物剤が液体に加えられる場合も、殺生物剤と液体116との組合せは15cc/m/day未満のOTRを有さなければならない。
[0024]一部の実施形態では、上記の例示の材料の組合せが酸素遮断材料の層116として使用され得る。例えば、液体および重合体が15cc/m/day未満のOTRを得るように組み合わせて使用され得る。15cc/m/day未満のOTRを有する酸素遮断材料の層116が定位置に置かれると、コイル状の光ファイバ112の表面が気密密閉されたチャンバ内の酸素ガスに対してほとんど露出されなくなるかまたは完全に露出されなくなり、ハウジング内のガス中での酸素の元々の濃度が保存される。
[0025]図2は、光ファイバジャイロスコープ内でのガスの変化を低減するための方法200の一実施例の流れ図である。より具体的には、方法200は、FOGの感知コイルのハウジングの内部で酸素ガスが二酸化炭素ガスに変化するのを低減するのに使用され得る。
[0026]方法200が、光ファイバを提供すること(ブロック202)と、光ファイバをコイルにすること(ブロック204)と、コイル内で光ファイバを保持するために光ファイバに接着剤を加えること(ブロック206)と、光ファイバのコイルの外側表面上に酸素遮断材料の層を形成するために光ファイバのコイルの外側表面に材料を加えることであって、酸素遮断材料の層が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する(ブロック208)、ことと、を含む。
[0027]一部の実施形態では、ブロック202の光ファイバは図1において上で考察した光ファイバ112の特徴のうちの任意の特徴を有することができる。さらに、ブロック204で、FOGの機能を維持することを条件として、光ファイバが任意の手法でコイルにされ得る。複数の実施例が図1において上での考察で与えられる。ブロック206の接着剤は、一部の実施形態では、図1において上で考察した接着剤114の特徴のうちの任意の特徴を有することができる。最後に、一部の実施形態で、光ファイバのコイルの外側表面上に酸素遮断材料の層を形成するために光ファイバのコイルの外側表面に加えられるブロック208の材料であって、ここでは、酸素遮断材料の層が15cc/m/day未満のOTRを有する、材料が、図1において上で考察した材料116のうちの任意の材料またはそれらの組合せであってよく、それらの材料116の特性のうちの任意の特性を有することができる。
[0028]例えば、ブロック208の材料は、図1において上で説明した重合体などの、重合体であってよい。さらに、この重合体は、図1において上で説明した接着剤などの接着剤を使用して光ファイバのコイルの外側表面に接着され得る。別の実施例では、ブロック208の材料は、図1において上で説明した金属などの、金属であってよい。この金属が、酸素遮断材料の層として金属の層を形成するために化学蒸着または物理蒸着を使用して光ファイバのコイルの外側表面上に堆積され得る。一実施形態では、この金属の層は、金属の層が25ミクロン未満の厚さを有するように、堆積され得る。別の実施形態では、ブロック208の材料は、図1において上で説明した無機材料などの、無機材料であってよい。この無機材料は、酸素遮断材料の層として無機材料の層を形成するために化学蒸着または物理蒸着を使用して光ファイバのコイルの外側表面上に堆積され得る。一実施形態では、この無機材料の層は、無機材料の層が25ミクロン未満の厚さを有するように、堆積され得る。一実施形態では、無機材料はテトラエチルオルトシリケートであってよく、プラズマ支援化学蒸着を使用して加えられ得る。別の実施例では、ブロック208の材料は、図1において上で説明した液体などの、液体であってよい。液体は以下の技術のうちの1つまたは複数の技術を使用して加えられ得る:光ファイバのコイルの外側表面上に液体をブラシ塗布すること、光ファイバのコイルの外側表面上に液体を吹き付けること、または、光ファイバのコイルを液体に浸漬すること。その後で、液体を固めることができる。一部の実施形態では、液体が固まった後、酸素遮断材料の層の厚さが75ミクロン未満となり得る。
[0029]例示の実施形態
実施例1は光ファイバジャイロスコープのための光ファイバ感知コイル装置を含み、これは:気密密閉されるチャンバを提供するハウジングと;ハウジングの気密密閉されるチャンバ内に配置される光ファイバであって、この光ファイバがコイル内に配置され、ここでは、酸素を含有するガスが光ファイバのコイルとハウジングとの間の気密密閉されるチャンバ内に配置される、光ファイバと;光ファイバの間にある接着剤であって、この接着剤がコイル内で光ファイバを一体に保持する、接着剤と;光ファイバのコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層であって、ここでは、酸素遮断材料が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する、酸素遮断材料の層と、を備える。
[0030]実施例2は実施例1の感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が重合体で構成される。
[0031]実施例3は実施例2の感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が75ミクロン未満の厚さを有する。
[0032]実施例4は実施例1〜3のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が金属で構成される。
[0033]実施例5は実施例4の感知コイル装置を含み、金属が金である。
[0034]実施例6は実施例4〜5のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が25ミクロン未満の厚さを有する。
[0035]実施例7は実施例1〜6のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が、固まることが可能である液体で構成される。
[0036]実施例8は実施例7の感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が75ミクロン未満の厚さを有する。
[0037]実施例9は実施例1〜8のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が無機材料で構成される。
[0038]実施例10は実施例9の感知コイル装置を含み、無機材料がテトラエチルオルトシリケートである。
[0039]実施例11は実施例9〜10のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が25ミクロン未満の厚さを有する。
[0040]実施例12は実施例1〜11のいずれかの感知コイル装置を含み、酸素遮断材料の層が光ファイバのコイルの外側表面の全体の上に配置される。
[0041]実施例13は光ファイバジャイロスコープ内でガスが変化するのを低減するための方法を含み、本方法が:光ファイバを提供することと;光ファイバをコイルにすることと;コイル内で光ファイバを保持するために光ファイバに接着剤を加えることと;光ファイバのコイルの外側表面上に酸素遮断材料の層を形成するために光ファイバのコイルの外側表面に材料を加えることであって、酸素遮断材料の層が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する、ことと、を含む。
[0042]実施例14は実施例13の方法を含み、材料が重合体の層であり、材料を加えることが、接着剤を使用して光ファイバのコイルの外側表面に重合体の層を接着することを含む。
[0043]実施例15は実施例13〜14のいずれかの方法を含み、材料が金属であり、材料を加えることが、酸素遮断材料の層として金属の層を形成するために化学蒸着を使用して光ファイバのコイルの外側表面上に金属を堆積させることを含む。
[0044]実施例16は実施例13〜15のいずれかの方法を含み、材料が無機コーティングであり、材料を加えることが、化学蒸着を使用して光ファイバのコイルの外側表面上に無機コーティングを堆積させることを含む。
[0045]実施例17は実施例13〜16のいずれかの方法を含み、材料が液体であり、材料を加えることが以下の技術のうちの1つまたは複数の技術を含む:光ファイバのコイルの外側表面上に液体をブラシ塗布すること、光ファイバのコイルの外側表面上に液体を吹き付けること、または、光ファイバのコイルを液体に浸漬すること。
[0046]実施例18は光ファイバ感知コイルを含み、これは:リジッドフォームの周りでコイル状となる光ファイバと;光ファイバの間にある接着剤であって、接着剤が光ファイバをそのコイル形態で一体に保持する、接着剤と;光ファイバのコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層であって、酸素遮断材料が15cc/m/day未満の酸素透過率を有し、光ファイバのコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層が、固まることが可能であるポリビニルアルコール溶液であり、ポリビニルアルコール溶液が、光ファイバのコイルをポリビニルアルコール溶液に浸漬被覆することにより、光ファイバのコイルの外側表面上に配置される、酸素遮断材料の層と、を備える。
[0047]実施例19は実施例18の光ファイバ感知コイルを含み、ポリビニルアルコール溶液が固まった後で75ミクロン未満の厚さを有する。
[0048]実施例20は実施例18〜19のいずれかの光ファイバ感知コイルを含み、気密密閉されるチャンバを提供するハウジングをさらに備え、光ファイバ感知コイルがその中に配置される。
[0049]本明細書では特定の実施形態を例示して説明してきたが、同じ目的を達成するように適合される任意の構成が、示される特定の実施形態に対して置き換えられ得ることを当業者であれば認識するであろう。したがって、本発明は特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されることを明確に意図される。

Claims (3)

  1. 光ファイバジャイロスコープのための光ファイバ感知コイル装置(100)であって、
    気密密閉されるチャンバを提供するハウジング(104)と、
    前記ハウジング(104)の前記気密密閉されるチャンバ内に配置される光ファイバ(112)であって、前記光ファイバ(112)がコイル内に配置され、酸素を含有するガスが前記光ファイバの前記コイルと前記ハウジングとの間の前記気密密閉されるチャンバ内に配置される、光ファイバ(112)と、
    前記光ファイバ(112)の間にある接着剤(114)であって、前記接着剤(114)が前記コイル内で前記光ファイバ(112)を一体に保持する、接着剤(114)と、
    前記光ファイバ(112)のコイルの外側表面上に配置される酸素遮断材料の層(116)であって、前記酸素遮断材料(116)が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する、酸素遮断材料の層(116)と
    を備える、光ファイバ感知コイル装置(100)。
  2. 前記酸素遮断材料の層(116)が、固まることが可能である液体で構成される、請求項1に記載の感知コイル装置。
  3. 光ファイバジャイロスコープ内でガスが変化するのを低減するための方法であって、前記方法が、
    光ファイバを提供するステップ(202)と、
    前記光ファイバをコイルにするステップ(204)と、
    コイル内で前記光ファイバを保持するために前記光ファイバに接着剤を加えるステップ(206)と、
    前記光ファイバのコイルの外側表面上に酸素遮断材料の層を形成するために前記光ファイバのコイルの前記外側表面に材料を加えるステップであって、前記酸素遮断材料の層が15cc/m/day未満の酸素透過率を有する、ステップ(208)と
    を含む方法。
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