JP2015130130A - 情報コード読取システムおよび情報コード - Google Patents
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Abstract
【課題】情報コードから読み取った所定の情報を装飾性を高めるように表示し得る情報コード読取システムおよび情報コードを提供する。
【解決手段】情報コード読取システム10では、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が変換用番号に対応付けて定められるテーブルが設けられている。また、情報コードCは、所定の情報が絵文字を記録するための第1領域と絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、第1領域に変換用番号が記録されるように構成されている。そして、携帯端末20では、変換用番号を第1領域に記録した情報コードCがデコードされると、当該変換用番号について上記テーブルにて対応付けられた絵文字が第2領域に記録される数字や英字等の絵文字と異なる文字とともに表示される。
【選択図】図3
【解決手段】情報コード読取システム10では、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が変換用番号に対応付けて定められるテーブルが設けられている。また、情報コードCは、所定の情報が絵文字を記録するための第1領域と絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、第1領域に変換用番号が記録されるように構成されている。そして、携帯端末20では、変換用番号を第1領域に記録した情報コードCがデコードされると、当該変換用番号について上記テーブルにて対応付けられた絵文字が第2領域に記録される数字や英字等の絵文字と異なる文字とともに表示される。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報コード読取システムおよび情報コードに関するものである。
従来、所定の情報を容易に取得するための手段として、バーコードや二次元コード等の情報コードが様々な分野で利用されている。このような情報コードの作成に関する技術として、下記特許文献1に開示される2次元コード印刷装置が知られている。この2次元コード印刷装置では、コンピュータ装置のエディタ表示画面におけるラベル作成作業領域に印刷枠が設けられている。そして、エディタ表示画面上にて、印刷枠の中のテキストボックスに文字列が入力された後に2次元コードに変換する文字列が範囲指定されることで、範囲指定された文字列がコード化された2次元コードと範囲指定されなかった残りの文字列とがテキストボックスに表示される。その状態で印刷ボタンをクリックすることで、2次元コードと残りの文字列とが一体になったラベルが作成される。これにより、2次元コードと人間が認識できる文字列とが一体となるように自動的に印刷されたラベルを作成することができる。
ところで、表示画面を有する情報コード読取装置を用いて情報コードを撮像すると、その撮像した情報コードから読み取った所定の情報がその表示画面に表示される。そして、その表示された所定の情報に基づく処理を実施する場合には、情報コードを利用した様々なサービスを享受することができる。
しかしながら、表示画面に表示されている所定の情報は、その情報コードを作成者に関するURL情報など、単なる英字や数字の羅列であることが多い。このため、その表示された所定の情報に基づく様々な処理が実施できても、表示された所定の情報そのものは単調であって装飾性に乏しいという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、情報コードから読み取った所定の情報を装飾性を高めるように表示し得る情報コード読取システムおよび情報コードを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、所定の情報がコード化された情報コード(C)と、前記情報コードを光学的に読み取り可能であって、管理される管理会社ごとに表示可能な絵文字が異なる情報コード読取装置(20)と、を備える情報コード読取システム(10)であって、前記管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が特定の番号に対応付けて定められるテーブルを備え、前記情報コードは、前記所定の情報が前記絵文字を記録するための第1領域と前記絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、前記第1領域に前記特定の番号が記録されるように構成され、前記情報コード読取装置は、前記情報コードを撮像する撮像手段(22)と、前記撮像手段により撮像された前記情報コードに基づいて前記所定の情報をデコードするデコード手段(21)と、前記デコード手段により得られた情報を表示可能な表示手段(25)と、前記表示手段による表示内容を制御する制御手段(21)と、を備え、前記制御手段は、前記特定の番号を前記第1領域に記録した情報コードが前記デコード手段によりデコードされると、当該特定の番号について前記テーブルにて対応付けられた絵文字が前記第2領域に記録される文字とともに表示されるように前記表示手段を制御することを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が特定の番号に対応付けて定められるテーブルが設けられている。また、情報コードは、所定の情報が絵文字を記録するための第1領域と絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、第1領域に上記特定の番号が記録されるように構成されている。そして、情報コード読取装置では、特定の番号を第1領域に記録した情報コードがデコードされると、当該特定の番号について上記テーブルにて対応付けられた絵文字が第2領域に記録される文字とともに表示される。
これにより、第2領域に記録される文字を第1領域に記録された特定の番号にて対応付けられた絵文字により装飾することができるため、情報コードから読み取った所定の情報を装飾性を高めるように表示することができる。特に、情報コードの作成者は、作成した情報コードを読み取る情報コード読取装置がどの管理会社により管理されているかを意識することなく、表示させたいイメージを認識させる絵文字に対応する特定の番号を第1領域に記録するように情報コードを作成すればよい。このため、絵文字を表示可能な情報コードを容易に作成することができる。
請求項2の発明では、テーブルにて絵文字が対応付けられていない特定の番号がデコード手段によりデコードされると、制御手段により、表示不能な絵文字であることを示す情報が第2領域に記録される文字とともに表示されるように表示手段が制御される。
例えば、上記テーブルにて他の管理会社では絵文字が対応付けられているがその情報コードを読み取った情報コード読取装置を管理する管理会社では絵文字が対応付けられていない特定の番号がデコードされる場合がある。このような場合であっても、表示不能な絵文字であることを示す情報が第2領域に記録される文字とともに表示される。これにより、第1領域に記録された特定の番号が絵文字に対応付けられていない情報コード読取装置を用いて読み取られる場合でも、読み取りエラーとして第2領域に記録される文字までもが表示されなくなることをなくすことができる。
請求項3の発明では、情報コードは、管理会社にて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が特定の番号に対応付けて定められるテーブルを備える情報コード読取装置により、所定の情報が光学的に読み取られるように構成されている。この所定の情報は、絵文字を記録するための第1領域と絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、第1領域に上記特定の番号が記録されるように構成されている。
これにより、情報コードを読み取った情報コード読取装置により、第2領域に記録される文字を第1領域に記録された特定の番号にて対応付けられた絵文字により装飾するように表示することで、読み取られる所定の情報を装飾性を高めるように表示可能な情報コードを実現することができる。特に、情報コードの作成者は、作成した情報コードを読み取る情報コード読取装置がどの管理会社により管理されているかを意識することなく、表示させたいイメージを認識させる絵文字に対応する特定の番号を第1領域に記録するように情報コードを作成すればよい。このため、絵文字を表示可能な情報コードを容易に作成することができる。
以下、本発明の情報コード読取システムおよび情報コードを具現化した一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態に係る情報コード読取システム10の概略構成を示す説明図である。図2は、図1の携帯端末20の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示す情報コード読取システム10は、用紙等の表示媒体Mに表示された情報コードCを光学的に読み取るだけでなく情報コードCを作成可能な情報コード読取装置を複数備えている。具体的には、情報コード読取システム10は、上記情報コード読取装置として、契約した通信事業者(管理会社)が提供する無線回線を介した無線通信が利用可能な携帯端末20を、複数備えている。
携帯端末20は、例えば、カメラ機能を有するスマートフォン等の携帯電話に対して所定のアプリケーションプログラムをインストールすることで、入力される情報に応じて情報コードCを作成し、他の携帯端末20にて作成された情報コードCを撮像して所定の情報を読み取るように構成されている。
図2に示すように、携帯端末20は、携帯電話としての通常の通話処理や通信処理に加えて、カメラ機能を有する撮像部22からの画素信号に基づいて撮像された情報コードCの読取処理等に関する制御を司る制御部21を備えている。この制御部21は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、記憶部23とともに情報処理装置として機能している。記憶部23は、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの公知の半導体メモリなどによって構成されており、この記憶部23には、通話機能や通信機能を実現するための所定プログラム等に加えて、上述した所定のアプリケーションプログラムが、制御部21により実行可能に予め格納されている。なお、制御部21は、「制御手段」の一例に相当し、撮像部22は、「撮像手段」の一例に相当し得る。
また、携帯端末20は、操作部24と、表示部25と、通信部26とを備えている。操作部24は、複数のキー等により構成されており、制御部21に対してキー操作に応じた情報を入力する機能を有するものである。表示部25は、液晶等から構成されており、制御部21により制御されて、情報コードを読み取った結果等の所定の情報をその表示画面25aに表示する機能を有するものである。通信部26は、制御部21により制御されて、上記無線回線を介した無線通信を行う機能を有するものである。なお、表示部25は、「表示手段」の一例に相当し得る。
次に、本発明の特徴的構成について、図3〜図5を参照して説明する。なお、図3は、各管理会社にて共通のイメージを認識させる絵文字同士と変換用番号との関係を示すテーブルの説明図である。図4は、情報コード化するために入力された文字を例示する説明図である。図5は、図4に例示する文字を符号化したコードワードを説明する説明図である。なお、図3では、共通のイメージを認識させる絵文字同士の一部として、12種類の絵文字同士を例示している。
本実施形態に係る携帯端末20では、管理される管理会社ごとに表示可能な絵文字が異なる。すなわち、図3に示すように、管理会社として、例えば、A社、B社およびC社の3社が想定される場合には、管理会社ごとに共通のイメージを認識させる絵文字が異なることとなる。
例えば、A社が管理する携帯端末を用いて所望の絵文字に関連付けられた管理番号を含むように情報コードを作成する場合、この情報コードを同じA社が管理する携帯端末を用いて読み取ると、読み取った管理番号から表示すべき絵文字を特定することができる。一方、上述のような管理番号を共有していないB社やC社では、読み取った管理番号から表示すべき絵文字を特定することができない。このため、どの管理会社が管理する携帯端末にて読み取られるか予測できない情報コードでは、読み取った携帯端末にて絵文字が特定されない場合があり、この場合には、読み取った所定の情報を絵文字で装飾性を高めるように表示することができないという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士を共通の特定の番号として用意される変換用番号に対応付けている。そして、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が変換用番号に対応付けて定められるテーブル(図3参照)が用意されており、このテーブルは、各携帯端末20の記憶部23にそれぞれ予め記憶されている。
また、本実施形態に係る情報コードCは、例えば、QRコード(登録商標)として構成されており、後述する携帯端末20による情報コード作成処理により、所定の情報として入力された数字、英字および絵文字等を含めた多種の文字が符号化されてコードワードが作成される。このコードワードは、モード指示子、文字数指示子およびデータ文字列を一組として複数組配列されて最後にターミネータが配列されるように構成される。モード指示子としては、データ文字列が数字であることを示す数字モードと、データ文字列が英字であることを示す英字モードと、データ文字列が漢字であることを示す漢字モードと、データがバイナリ形式であることを示すバイナリモードと、データ文字列が絵文字であることを示す絵文字モードとが用意されている。また、文字数指示子は、データ文字列の桁数を示すものである。
そして、絵文字のデータ文字列には、その絵文字に対応する変換用番号(図3参照)が配列される。例えば、A社が管理する携帯端末20を用いて、図4に例示するように入力された数字、英字および絵文字からなる文字を符号化すると、図5に示すようなコードワードが作成されることとなる。すなわち、情報コードCのコードワードは、絵文字を記録するためのデータ文字列(第1領域ともいう)と、数字や英字等の絵文字と異なる文字を記録するためのデータ文字列(第2領域ともいう)とに区分け可能であって、上記第1領域に上記変換用番号が記録されるように構成されている。
そして、各携帯端末20では、記憶部23に予め記憶されている上記テーブルを用いて後述する情報コード読取処理を実施することで、読み取った変換用番号からその携帯端末20にて表示可能な絵文字が特定され、この絵文字が数字や英字等の他の文字とともに表示される。
これにより、A社が管理する携帯端末20を用いて絵文字を含むように作成した情報コードCについて、B社が管理する他の携帯端末20で読み取った場合にでも、共通のイメージを認識させる似通った絵文字を表示させることができる。
以下、上述した情報コード作成処理および情報コード読取処理について詳述する。なお、情報コード化が可能な文字として、数字、英字、漢字、バイナリ形式、および絵文字の5種類が用意されており、A社が管理する携帯端末20を用いて情報コードが作成される場合を例に説明する。
まず、絵文字を含めた文字がコード化された情報コードCを作成する情報コード作成処理について、図6および上述した図4,図5を参照して説明する。なお、図6は、携帯端末20で行われる情報コード作成処理の流れを例示するフローチャートである。
まず、絵文字を含めた文字がコード化された情報コードCを作成する情報コード作成処理について、図6および上述した図4,図5を参照して説明する。なお、図6は、携帯端末20で行われる情報コード作成処理の流れを例示するフローチャートである。
A社が管理する携帯端末20の制御部21にて所定のプログラムを実行することで情報コード作成処理が開始されると、図6のステップS101に示す文字入力処理がなされる。この処理では、情報コードCとしてコード化を所望する文字の入力を促す情報が表示部25の表示画面25aに表示され、操作部24の入力操作に応じた数字、英字および絵文字の入力を待つ待機状態となる。
そして、操作部24の入力操作に応じて、数字、英字および絵文字等の文字が入力されると、ステップS103に示すコードワード作成処理がなされる。この処理では、入力された文字に応じたコードワードが作成される。図4に例示するような数字、英字および絵文字が入力された場合には、図5に例示するような配列にてコードワードが作成されることとなる。
続いて、ステップS105に示す出力処理がなされる。この処理では、上述のように作成されたコードワードに基づいて作成される情報コードを表示するための情報が通信部26を介してプリンタ等の外部機器に出力される。この外部機器等を利用して、情報コードCが表示媒体Mに対して印刷等により表示されることとなる。
次に、撮像した情報コードCをデコードすることで絵文字を含めた文字を表示する情報コード読取処理について、図7〜図9を参照して説明する。なお、図7および図8は、携帯端末20で行われる情報コード読取処理の流れを例示するフローチャートである。図9は、図5のコードワードに対応する情報コードCを読み取った場合の表示内容を説明する説明図であり、図9(A)は、B社が管理する携帯端末20での表示内容を示し、図9(B)は、A社が管理する携帯端末20での表示内容を示し、図9(C)は、C社が管理する携帯端末20での表示内容を示し、図9(D)は、他の管理会社が管理する携帯端末20での表示内容を示す。また、以下の説明では、図4および図5に例示するようにA社が管理する携帯端末20を用いて作成されて表示媒体Mに表示された情報コードCを、B社が管理する携帯端末20を用いて読み取る場合を例に説明する。なお、情報コード読取処理を実行する制御部21は、「デコード手段」の一例に相当し得る。
B社が管理する携帯端末20の撮像部22にて表示媒体Mに表示された情報コードCを撮像可能な状態にて制御部21にて所定のプログラムを実行することで情報コード読取処理が開始されると、図7のステップS201に示す撮像処理がなされる。この処理では、撮像部22により情報コードCを含む画像データが生成される。続いて、ステップS203に示すコードワード取得処理がなされる。この処理では、生成された画像データから情報コードに相当するコード画像が抽出され、この抽出されたコード画像の明暗セルの配列に基づいてコードワードが取得される。
このようにコードワードが取得されると、ステップS205,S207および図8のS209,S211,S213にて、コードワードの先頭に位置するモード指示子が、数字モード、英字モード、漢字モード、バイナリモードおよび絵文字モードのいずれであるかについて判定される。図5に例示するコードワードが取得されている場合には、先頭に数字モードを示すモード指示子が配列されているため(S205でYes)、先頭の文字を表示するための情報として、データの桁数(図5では1桁)が取得された後(S215)、その桁数に応じた数のデータ文字列(図5では「3」に相当するデータ)が取得されて、数字に展開される(S217)。
そして、データ文字列の次にターミネータが配列されていなければ(S241でNo)、ステップS205からの処理が繰り返される。図5に例示するコードワードが取得されている場合には、データ文字列の次に英字モードを示すモード指示子が配列されているため(S205でNo、S207でYes)、次の文字を表示するための情報として、データの桁数(図5では3桁)が取得された後(S219)、その桁数に応じた数のデータ文字列(図5では「S」「U」「N」に相当するデータ)が取得されて、英字に展開される(S221)。
このデータ文字列の後には、図5に示すように、絵文字モードを示すモード指示子が配列されているため(S241,S205,S207,S209,S211でNo、S213でYes)、絵文字を表示するための情報として、データの桁数(図5では1桁)が取得された後(S231)、その桁数に応じた数のデータ文字列(図5では「01」)が上記変換用番号として取得される(S233)。
続いて、ステップS235に示す判定処理にて、記憶部23に記憶されるテーブルにおいて、上述のように取得された変換用番号に対応する絵文字が存在するか否かについて判定される。B社が管理する携帯端末20を用いて読み取っているため、取得された変換用番号に対応する絵文字が存在することから(S235でYes)、該当するB社専用の絵文字に展開される(S237)。
そして、このデータ文字列の後には、図5に示すように、ターミネータが配列されているため(S241でYes)、デコードが完了し、ステップS243に示す表示処理がなされる。この処理では、これまでに展開された各文字が、デコード結果として表示画面25aに表示される。
上述したように、B社が管理する携帯端末20を用いて読み取っている場合には、図9(A)に示すように、数字および英字に加えてB社特有の絵文字を含めた文字が、デコード結果として表示画面25aに表示される。
なお、例えば、A社が管理する携帯端末20を用いて読み取っている場合には、図9(B)に示すように、数字および英字に加えてA社特有の絵文字を含めた文字が、デコード結果として表示画面25aに表示される。また、C社が管理する携帯端末20を用いて読み取っている場合には、図9(C)に示すように、数字および英字に加えてC社特有の絵文字を含めた文字が、デコード結果として表示画面25aに表示される。
また、例えば、異なる管理会社が管理する携帯端末20を用いて読み取っており、記憶部23に記憶されるテーブルにおいて、上述のように取得された変換用番号に対応する絵文字が存在しない場合がある。この場合には(S235でNo)、表示不能な絵文字であることを示す情報として、絵文字に代えて「・」が展開される(S239)。
この場合には、図9(D)に示すように、数字および英字に加えて「・」が、デコード結果として表示画面25aに表示されることとなる。なお、上記テーブル自体が記憶部23に記憶されていない場合にも、ステップS235にてNoと判定することで、絵文字を除く数字や英字の他の文字を表示することができる。
なお、例えば、上記ステップS203にて取得されたコードワードに漢字モードが含まれていることから漢字モードを示すモード指示子の配列が確認されると(S209でYes)、その文字を表示するための情報として、データの桁数が取得された後(S223)、その桁数に応じた数のデータ文字列が取得されて、漢字に展開される(S225)。また、上記ステップS203にて取得されたコードワードにバイナリモードが含まれていることからバイナリモードを示すモード指示子の配列が確認されると(S211でYes)、その文字を表示するための情報として、データの桁数が取得された後(S227)、その桁数に応じた数のデータ文字列が取得されて、バイナリに展開される(S229)。
また、デコードが失敗したことからコードワードが取得されない場合や情報コードの撮像に失敗した場合等には、上記ステップS213にてNoと判定されて、文字表示がなされることなく、本情報コード読取処理が終了する。
なお、第2領域に記録される数字や英字等が、URL情報など他の処理に利用可能な情報である場合には、その情報を利用した処理(例えば、URL情報を利用したウェブサイトへの接続等)を実施することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報コード読取システム10では、管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が変換用番号(特定の番号)に対応付けて定められるテーブルが設けられている。また、情報コードCは、所定の情報が絵文字を記録するための第1領域と絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、第1領域に変換用番号が記録されるように構成されている。そして、携帯端末20では、変換用番号を第1領域に記録した情報コードCがデコードされると、当該変換用番号について上記テーブルにて対応付けられた絵文字が第2領域に記録される数字や英字等の絵文字と異なる文字とともに表示される。
これにより、第2領域に記録される数字や英字等を第1領域に記録された変換用番号にて対応付けられた絵文字により装飾することができるため、情報コードCから読み取った所定の情報を装飾性を高めるように表示することができる。特に、情報コードCの作成者は、作成した情報コードCを読み取る携帯端末20がどの管理会社により管理されているかを意識することなく、表示させたいイメージを認識させる絵文字に対応する変換用番号を第1領域に記録するように情報コードCを作成すればよい。このため、絵文字を表示可能な情報コードCを容易に作成することができる。
特に、テーブルにて絵文字が対応付けられていない変換用番号が上記情報コード読取処理によりデコードされると、制御部21により、表示不能な絵文字であることを示す情報として「・」が第2領域に記録される数字や英字等とともに表示されるように表示部25が制御される。
例えば、上記テーブルにて他の管理会社では絵文字が対応付けられているがその情報コードCを読み取った携帯端末20を管理する管理会社では絵文字が対応付けられていない変換用番号がデコードされる場合がある。このような場合であっても、表示不能な絵文字であることを示す情報として「・」が第2領域に記録される数字や英字等とともに表示される。これにより、第1領域に記録された変換用番号が絵文字に対応付けられていない携帯端末20を用いて読み取られる場合でも、読み取りエラーとして第2領域に記録される数字や英字等までもが表示されなくなることをなくすことができる。
なお、表示不能な絵文字であることを示す情報として「・」を表示することに限らず、他の記号等を表示してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)本発明に係る情報コードCは、絵文字と異なる文字として、数字および英字に限らず、ひらがな、カタカナ等の他の種別の文字を利用することができる。この場合には、その種別の文字を利用可能にモード指示子を用意し、この種別のモード指示子を選択可能に情報コード読取処理等を実施することができる。
(1)本発明に係る情報コードCは、絵文字と異なる文字として、数字および英字に限らず、ひらがな、カタカナ等の他の種別の文字を利用することができる。この場合には、その種別の文字を利用可能にモード指示子を用意し、この種別のモード指示子を選択可能に情報コード読取処理等を実施することができる。
(2)本発明に係る情報コードCは、QRコードとして構成されることに限らず、他のコード種別の情報コード、例えば、バーコードやデータマトリックスコード、マキシコード等として構成されてもよい。
(3)本発明に係る情報コード読取装置は、カメラ機能を有するスマートフォン等の携帯電話に対して所定のアプリケーションプログラムがインストールされることで携帯端末20として構成されることに限らず、例えば、専用の携帯端末として構成されてもよいし、据え置き型の読取装置として構成されてもよい。
10…情報コード読取システム
20…携帯端末(情報コード読取装置)
21…制御部(デコード手段,制御手段)
22…撮像部(撮像手段)
23…記憶部
25…表示部(表示手段)
C…情報コード
20…携帯端末(情報コード読取装置)
21…制御部(デコード手段,制御手段)
22…撮像部(撮像手段)
23…記憶部
25…表示部(表示手段)
C…情報コード
Claims (3)
- 所定の情報がコード化された情報コードと、
前記情報コードを光学的に読み取り可能であって、管理される管理会社ごとに表示可能な絵文字が異なる情報コード読取装置と、
を備える情報コード読取システムであって、
前記管理会社それぞれにて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が特定の番号に対応付けて定められるテーブルを備え、
前記情報コードは、
前記所定の情報が前記絵文字を記録するための第1領域と前記絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、前記第1領域に前記特定の番号が記録されるように構成され、
前記情報コード読取装置は、
前記情報コードを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記情報コードに基づいて前記所定の情報をデコードするデコード手段と、
前記デコード手段により得られた情報を表示可能な表示手段と、
前記表示手段による表示内容を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記特定の番号を前記第1領域に記録した情報コードが前記デコード手段によりデコードされると、当該特定の番号について前記テーブルにて対応付けられた絵文字が前記第2領域に記録される文字とともに表示されるように前記表示手段を制御することを特徴とする情報コード読取システム。 - 前記制御手段は、前記テーブルにて絵文字が対応付けられていない前記特定の番号が前記デコード手段によりデコードされると、表示不能な絵文字であることを示す情報が前記第2領域に記録される文字とともに表示されるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
- 管理される管理会社ごとに表示可能な絵文字が異なり前記管理会社にて表示可能な複数種類の絵文字のうち共通のイメージを認識させる絵文字同士が特定の番号に対応付けて定められるテーブルを備える情報コード読取装置により、所定の情報が光学的に読み取られる情報コードであって、
前記所定の情報は、前記絵文字を記録するための第1領域と前記絵文字と異なる文字を記録するための第2領域とに区分け可能であって、前記第1領域に前記特定の番号が記録されるように構成されることを特徴とする情報コード。
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- 2014-01-09 JP JP2014002156A patent/JP2015130130A/ja active Pending
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