JP2015126424A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の吸気口と排気口を備えたファンを使用する撮像装置は、記録メディアの挿抜のために、記録メディアの開口部を塞ぐ蓋を開いてしまうと、ファンの作用により記録メディア開口部から吸気が開始されてしまう。前記記録メディア開口部から埃を吸い込むことにより、記録メディアの端子部に埃がたまり、接触不良を起こす課題があった。
【解決手段】記録メディア開口部が開いている時は、ファンの回転数を下げる、又は停止させることにより、メディア開口部からの埃の吸入を軽減する。
【選択図】 図3
【解決手段】記録メディア開口部が開いている時は、ファンの回転数を下げる、又は停止させることにより、メディア開口部からの埃の吸入を軽減する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ファンを備える撮像装置に関するものである。
従来の撮像装置は、撮像装置を冷却するためにファンを使用している。撮像装置に吸気口と排気口を設け、ファンで撮像装置内の空気を排出する。この時、撮像装置に設けた吸気口及び排気口に埃がたまってしまい、換気を阻害する要因となる。また、吸気口、排気口以外で端子等による開口部から埃を吸い込んでしまい、端子の接触不良を起こす要因となる。前者の埃がたまって換気を阻害することに対し、吸気口及び排気口に埃が溜まったこと検知して使用者に情報を送る提案がされている(特許文献1参照)。後者の端子等による開口部から埃を吸い込んでしまうことに対しては、蓋を用いて埃が入らないような対策が施されている。
しかしながら、撮像装置においては、記録メディアの挿抜のために、記録メディアの開口部を塞ぐ蓋を開いてしまう。記録メディアを挿抜するための開口部は大きく、ファンの作用により記録メディア開口部から吸気が開始されてしまう。前記記録メディア開口部から埃を吸い込むことにより、記録メディアの端子部に埃がたまり、接触不良を起こすこととなる。上記従来例では、埃がたまったことを検出することはできるが、埃は入ってしまうため接触不良が防げない課題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の撮像装置は、吸気口と、排気口と、筺体外に筺体内の空気を排気するファンを備える撮像装置において、記録メディアを挿抜するためのメディア開口部と、前記メディア開口部を塞ぐメディア蓋と、メディア蓋の開閉を検知する蓋開閉検知部を設け、前記蓋開閉検知部にて前記メディア蓋が開いた事を検出した時に、前記ファンの回転に特定の制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の撮像装置は、前記特定の制御が、ファンの回転を停止することを特徴とする。
請求項3に記載の撮像装置は、前記特定の制御が、ファンの回転を低くすることを特徴とする。
請求項4に記載の撮像装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮像装置において、前記記録メディアを使用している時は、前記蓋開閉検知部にて前記メディア蓋が開いた事を検出した時でも、ファンの回転を継続することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、記録メディア挿抜のために、メディア蓋を開いたとしても、メディア開口部から吸い込む埃を軽減し、記録メディアの接触不良を軽減することが可能となる。
以下、図面を参照して本実施形態を説明する。
図1は本実施形態による撮像装置本体100の構成例を示すブロック図である。図2aは本実施形態によるメディア蓋が閉じた状態の撮像装置の外観斜視図である。図2bは本実施形態によるメディア蓋が開いた状態の撮像装置の外観斜視図で、内部構成を破線示したものである。
図1乃至2bにおいて、前記撮像装置本体100には、ファン109が内蔵され、排気を行うための排気口204と、ファンによる吸気口203が設けらている。ファン109は前記排気口204から空気を排出し、前記吸気口203から空気を吸入することにより、撮像装置本体100を放熱する構造をとる。
また、撮像装置本体100には、記録メディアを挿抜するための記録メディア開口部206が設けられている。前記記録メディア開口部206の前には可動式のメディア蓋が設けれられており、前記メディア蓋の閉状態を201a、前記メディア蓋の開状態を201bで示している。
撮像部101は撮影レンズ、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器により、被写体画像をデジタル信号に変換し、撮影画像データを出力する。
音声入力部110は音声を電位信号に変換するマイク等で構成され、音声データを出力する。ROM103は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。ROM103には、CPU102の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。CPU102は、撮像装置本体100全体を制御する。前述したROM103に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。
RAM104はシステムメモリ、ワークメモリ、画像メモリ、音声メモリであり、RAM等が用いられる。RAM104には、CPU102の動作用の定数、変数、ROM103から読み出したプログラム等を展開する。
蓋開閉検知部105は、記録メディア挿抜のための、記録メディア開口部206を塞ぐメディア蓋201の開閉状態を検知して出力する。蓋開閉検知部105には検出スイッチや、ホール素子、フォトインタラプター等を用いる。
表示部106は、CPU102がRAM104に送信させる画像データにより、画像を表示する。表示部106には液晶パネル、有機EL等を用いる。記録部107はCPU102がRAM104に送信させる画像データと音声データを記録する。記録部107は画像データと音声データを記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク、磁気テープ等から構成される。
操作部108は、撮像装置本体100に設けられるシャッター釦205、電源釦202、表示部106と重ねて設けられるタッチパネル207等により構成される操作に関わる部分を示す。電源釦202は撮像装置本体100の電源ON、OFFを行う。シャッター釦205は、操作することにより、撮影される画像データと音声データが記録部107に保存される。タッチパネル207は、重ねて設けらた表示部106に表示される種々のアイコンを選択操作することで、各種機能釦として作用する。機能釦としては、例えば撮影モード切り替え釦、ズーム釦、メニュー釦、等がある。例えば、ズーム釦が押されるとズーム機能が開始され撮影シーンに適した画角にできる。利用者は、表示部106に表示された釦を重ねて配置されたタッチパネル207により操作することで、直感的に各種設定を行うことができる。
前記CPU102、ROM103、RAM104は、撮像装置本体100の内部に配置される基板200上に配置されている。CPU102は、ファン109を駆動するモーターの制御を前記モーターへの入力電圧値、またはPWM制御と呼ばれる入力電圧を矩形波にすることにより回転数を制御する制御手段を持つ。
その他、撮像装置に使われる構成として、撮像装置本体を駆動するための電源部、バッテリー部、ストロボ部、等あるが、撮像装置として周知の事実を用いるため、ここでは図示、及び詳細な説明を省く。
図3は本実施系における第一のファン回転制御処理のフローチャートである。これらのフローチャートにおける各処理は、CPU102がROM103に格納されたプログラムをRAM104に展開して実行することにより実現される。図3において、ステップS302は、CPU102が電源釦202により電源ONの命令があるか判断を行う。CPU102は前記電源釦202より電源ONの命令がないと判断した場合、ステップS302に戻る。CPU102は前記電源釦202により電源ONの命令があったと判断した場合、ステップS303へ進む。
ステップS303はCPU102が前記制御手段にてファン109を通常回転させる。ステップS304はCPU102が蓋開閉検知部105から出力される現在のメディア蓋201の開閉状態に応じた信号をRAM104に記憶する。
ステップS305はCPU102がRAM104に記憶された前記蓋開閉検知部105の信号から前記メディア蓋201が開閉状態のどちらであるか判断する。前記メディア蓋が閉状態の時はステップS306へ進む。前記メディア蓋が開状態の時はS307へ進む。
先ずステップS306へ進んだ場合を説明する。ステップS306はCPU102が電源釦202により電源OFFの命令があったか判断を行う。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令があると判断した場合、ステップS309へ進む。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令が無かったと判断した場合、ステップS303へ戻る。
次にステップS305にてステップS307へ進んだ場合を説明する。ステップS307はCPU102が制御手段にてファンの回転数を下げる、または止める等の特定の制御を行うことで、前記メディア蓋が開いている時の空気流入量を下げてステップS308へ進む。ステップS308はCPU102が電源釦202により電源OFFの命令があったか判断を行う。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令があると判断した場合、ステップS309へ進む。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令が無かったと判断した場合、ステップS304へ戻る。
以上のように本発明の第一のファン制御処理によれば、例えば撮像装置のメディア蓋を開けても、ファンの回転数を下げる、又は止めることにより、メディア開口部からの空気流入量を下げることで、メディア端子部にたまる埃を軽減することが可能となる。
次に、撮影記録中に誤ってメディア蓋を開けてしまうことが考えられるため、この問題を解決する実施例を上げる。
図4は本実施系における第二のファン回転制御処理のフローチャートである。これらのフローチャートにおける各処理は、CPU102がROM103に格納されたプログラムをRAM104に展開して実行することにより実現される。
図4において、ステップS402は、CPU102が電源釦202により電源ONの命令があるか判断を行う。CPU102は前記電源釦202より電源ONの命令がないと判断した場合、ステップS402に戻る。CPU102は前記電源釦202により電源ONの命令があったと判断した場合、ステップS403へ進む。
ステップS403はCPU102が前記制御手段にてファン109を通常回転させる。ステップS404はCPU102が記録部107の使用状態を判断する。記録部が使用中である場合、ステップS403へ進む。記録部を使用していない場合、ステップS405へ進む。ステップS405はCPU102が蓋開閉検知部105から出力される現在のメディア蓋201の開閉状態に応じた信号をRAM104に記憶する。
ステップS406はCPU102がRAM104に記憶された前記蓋開閉検知部105の信号から前記メディア蓋201が開閉状態のどちらであるか判断する。前記メディア蓋が閉状態の時はステップS407へ進む。前記メディア蓋が開状態の時はS408へ進む。
先ずステップS407へ進んだ場合を説明する。ステップS407はCPU102が電源釦202により電源OFFの命令があったか判断を行う。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令があると判断した場合、ステップS410へ進む。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令が無かったと判断した場合、ステップS403へ戻る。
次にステップS406にてステップS408へ進んだ場合を説明する。ステップS408はCPU102が制御手段にてファンの回転数を下げる、または止める等の特定の制御を行うことで、前記メディア蓋が開いている時の空気流入量を下げてステップS409へ進む。
ステップS409はCPU102が電源釦202により電源OFFの命令があったか判断を行う。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令があると判断した場合、ステップS410へ進む。CPU102は前記電源釦202により電源OFFの命令が無かったと判断した場合、ステップS404へ戻る。
以上のように本発明の第二のファン制御処理によれば、例えば撮像装置の記録部を使用中にメディア蓋を開けても、ファンの回転は下がらず、記録による発熱をファンにより放熱することが可能である。また、撮像装置の記録部を使用していない時は、メディア蓋を開くと、ファンの回転数を下げる、又は止めることにより、メディア開口部からの空気流入量を下げることで、メディア端子部にたまる埃を軽減することが可能となる。
100‥‥撮像装置本体
101‥‥撮像部
102‥‥CPU
103‥‥ROM
104‥‥RAM
105‥‥蓋開閉検知部
106‥‥表示部
107‥‥記録部
108‥‥操作部
109‥‥ファン
110‥‥音声入力部
200‥‥基板
201‥‥メディア蓋
202‥‥電源釦
203‥‥吸気口
204‥‥排気口
205‥‥シャッター釦
206‥‥記録メディア開口部
207‥‥タッチパネル
101‥‥撮像部
102‥‥CPU
103‥‥ROM
104‥‥RAM
105‥‥蓋開閉検知部
106‥‥表示部
107‥‥記録部
108‥‥操作部
109‥‥ファン
110‥‥音声入力部
200‥‥基板
201‥‥メディア蓋
202‥‥電源釦
203‥‥吸気口
204‥‥排気口
205‥‥シャッター釦
206‥‥記録メディア開口部
207‥‥タッチパネル
Claims (4)
- 吸気口と、排気口と、筺体外に筺体内の空気を排気するファンを備える撮像装置において、記録メディアを挿抜するためのメディア開口部と、前記メディア開口部を塞ぐメディア蓋と、メディア蓋の開閉を検知する蓋開閉検知部を設け、前記蓋開閉検知部にて前記メディア蓋が開いた事を検出した時に、前記ファンの回転に特定の制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
- 前記特定の制御が、ファンの回転を停止することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記特定の制御が、ファンの回転数を低くすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記記録メディアを使用している時は、前記蓋開閉検知部にて前記メディア蓋が開いた事を検出した時でも、ファンの回転を継続することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013270153A JP2015126424A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013270153A JP2015126424A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015126424A true JP2015126424A (ja) | 2015-07-06 |
Family
ID=53536828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013270153A Pending JP2015126424A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015126424A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019068370A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
US20220390893A1 (en) * | 2021-06-04 | 2022-12-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
2013
- 2013-12-26 JP JP2013270153A patent/JP2015126424A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019068370A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JP7027104B2 (ja) | 2017-10-04 | 2022-03-01 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
US20220390893A1 (en) * | 2021-06-04 | 2022-12-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11868084B2 (en) * | 2021-06-04 | 2024-01-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with fan speed control |
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