JP2015125077A - 蓄電池の気密検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースの蓋体における電極端子の組付部分における気密状態を検査することができる蓄電池の気密検査方法を提供する。【解決手段】蓋体22に対し電極端子30,31をナット55により組み付けた後において蓋体22の一方の面側における電極端子30,31の組付部分を上側密閉容器60で密閉する。蓋体22の他方の面側における電極端子30,31の組付部分を下側密閉容器80で密閉する。ガスノズル90により上側密閉容器60内にヘリウムガスを注入してヘリウム検出器81により下側密閉容器80内でのヘリウムガスの有無を検出することにより気密状態を検査する。【選択図】図7

Description

本発明は、蓄電池の気密検査方法に関するものである。
密閉電池においては、ケース本体内に電極組立体が収納されるとともにケース本体の開口部が蓋体で封止され、蓋体には正負の電極端子が設けられている(例えば特許文献1)。
特開2010−212034号公報
ところで、二次電池等の蓄電池では、ケースの内部と外部とを電極端子にて繋ぐ必要がある。内部の気密性の確保は、端子部の気密状態が重要となってくる。
本発明の目的は、ケースの蓋体における電極端子の組付部分における気密状態を検査することができる蓄電池の気密検査方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、貫通孔が設けられた蓋体を有するケースと、前記蓋体の貫通孔から突出する電極端子と、前記蓋体と前記電極端子との間を気密封止するシール部材と、前記電極端子を前記蓋体に締結する締結部材と、を有する蓄電池の気密検査方法であって、前記蓋体に対し前記電極端子を前記締結部材により組み付けた後において前記蓋体の一方の面側における前記電極端子の組付部分を第1の密閉容器で密閉するとともに前記蓋体の他方の面側における前記電極端子の組付部分を第2の密閉容器で密閉し、特定ガス注入手段により前記第1の密閉容器内に特定ガスを注入して特定ガス検出手段により前記第2の密閉容器内での前記特定ガスの有無を検出することにより気密状態を検査するようにしたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、蓋体に対し電極端子を締結部材により組み付けた後において蓋体の一方の面側における電極端子の組付部分を第1の密閉容器で密閉するとともに蓋体の他方の面側における電極端子の組付部分を第2の密閉容器で密閉し、特定ガス注入手段により第1の密閉容器内に特定ガスを注入して特定ガス検出手段により第2の密閉容器内での特定ガスの有無を検出することによりケースの蓋体における電極端子の組付部分における気密状態を検査することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓄電池の気密検査方法において、前記特定ガスはヘリウムガスであることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、特定ガスとしてヘリウムガスを用いることにより、より正確に気密状態を検査することができる。
請求項3に記載の発明は、貫通孔が設けられた蓋体を有するケースと、前記蓋体の貫通孔から突出する電極端子と、前記蓋体と前記電極端子との間を気密封止するシール部材と、前記電極端子を前記蓋体に締結する締結部材と、を有する蓄電池の気密検査方法であって、前記蓋体に対し前記電極端子を前記締結部材により組み付けた後において前記蓋体の一方の面側における前記電極端子の組付部分を密閉容器で密閉し、加圧手段により前記密閉容器内を加圧してその後における減圧検出手段による前記密閉容器内の減圧の有無を検出することにより気密状態を検査するようにしたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、蓋体に対し電極端子を締結部材により組み付けた後において蓋体の一方の面側における電極端子の組付部分を密閉容器で密閉し、加圧手段により密閉容器内を加圧してその後における減圧検出手段による密閉容器内の減圧の有無を検出することによりケースの蓋体における電極端子の組付部分における気密状態を検査することができる。
本発明によれば、ケースの蓋体における電極端子の組付部分における気密状態を検査することができる。
実施形態のリチウムイオン二次電池の斜視図。 リチウムイオン二次電池の一部拡大断面図。 リチウムイオン二次電池の製造装置を模式的に示す断面図。 リチウムイオン二次電池の製造装置を模式的に示す断面図。 リチウムイオン二次電池の製造装置の一部を模式的に示す断面図。 リチウムイオン二次電池の製造装置の一部を模式的に示す断面図。 リチウムイオン二次電池の製造装置を模式的に示す断面図。 別例のリチウムイオン二次電池の製造装置を模式的に示す断面図。 別例のリチウムイオン二次電池の製造装置を模式的に示す断面図。
以下、リチウムイオン二次電池に具体化した一実施形態を図面にしたがって説明する。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
図1に示すように、蓄電池としてのリチウムイオン二次電池10において、金属製のケース20には電極組立体(図示せず)が収容されるとともに電解液(図示せず)が注入されている。また、ケース20は、上面開口部を有する直方体状のケース本体21と、ケース本体21の開口部を閉塞する矩形平板状の蓋体22とを備える。ケース本体21と蓋体22は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)であり、ケース本体21と蓋体22はレーザー溶接によって接合されている。また、本実施形態のリチウムイオン二次電池10は、その外周が角型をなす角型電池である。正極の電極端子30および負極の電極端子31が蓋体22の長手方向において離間した位置に配置されている。
電極組立体は、正極電極、負極電極、および正極電極と負極電極とを絶縁するセパレータを有する。正極電極は、正極金属箔(アルミニウム箔)の両面に正極活物質を備え、負極電極は、負極金属箔(銅箔)の両面に負極活物質を備え、電極組立体は、複数の正極電極と複数の負極電極が交互に積層されるとともに、両電極の間にセパレータが介在されている。そして、各正極電極が正極の電極端子30と電気的に接続されているとともに各負極電極が負極の電極端子31と電気的に接続されている。
図2に示すように、各電極端子30,31は、それぞれ、円筒状の極柱部40と、四角板状をなす基部41を有する。基部41の中央から極柱部40が立設されている。極柱部40の外周面に雄ねじ部42を有する。
各電極端子30,31の基部41には、樹脂製の端子カバー54が装着されている。また、基部41の上にはシール部材としてのOリング53が極柱部40を取り囲む状態に配置されている。端子カバー54により、ケース20の蓋体22と電極端子30および電極端子31が電気的に絶縁されているとともに、ケース本体21と、電極端子30および電極端子31とが電気的に絶縁されている。さらに、端子カバー54により、電極組立体と電極端子30および電極端子31とが電気的に絶縁されている。
各電極端子30,31の極柱部40は、ケース20の内部から蓋体22の貫通孔25を貫通して蓋体22の上方に突出(露出)している。貫通孔25の内周面と、極柱部40の外周面とは、絶縁部材50によって絶縁されている。絶縁部材50は、筒状部51と、この筒状部51の軸方向一端縁に設けられたフランジ部52を有する。筒状部51は、貫通孔25の内周面と極柱部40の外周面との間に介装されている。フランジ部52は、ケース20の蓋体22の外面において貫通孔25の周囲に係止されている。
各電極端子30,31の極柱部40の雄ねじ部42には電極端子締結用ナット55が螺合されている。また、ケース20の蓋体22の外面と、ナット55との間には、絶縁部材50のフランジ部52が挟圧され、フランジ部52によってナット55と蓋体22が絶縁されている。また、ナット55と基部41との間に、絶縁部材50のフランジ部52、ケース20の蓋体22、Oリング53および端子カバー54が挟圧されるとともに各電極端子30,31がケース20の蓋体22に固定されている。Oリング53は、電極端子30,31の基部41の上面において、絶縁部材50の筒状部51の外周面と端子カバー54の内周面との間に位置決めされた状態で配置される。Oリング53により蓋体22と電極端子30,31との間が気密封止されている。
各電極端子30,31の極柱部40の先端に、バスバーを締結するための雌ねじ43が形成されている。雌ねじ43は、極柱部40の上面に開口し、極柱部40の軸方向に所定の深さとなっている。
このように、リチウムイオン二次電池10は、貫通孔25が設けられた蓋体22を有するケース20と、蓋体22の貫通孔25から突出する電極端子30,31と、蓋体22と電極端子30,31との間を気密封止するシール部材としてのOリング53と、電極端子30,31を蓋体22に締結する締結部材としてのナット55と、を有する。
図3に示すように、リチウムイオン二次電池の製造装置(検査装置)は、蓋体22の上側に配される上側密閉容器60と、蓋体22の下側に配される下側密閉容器80と、ガスノズル90と、ヘリウム検出器81を備えている。上側密閉容器60は、本体部61と円筒部62を有する。本体部61は下面が開口する容器であり、下面開口部が蓋体22の上面と気密状態で密着する。上側密閉容器60の下面開口部は、蓋体22における電極端子30(31)の組付部分の周囲、即ち、気密封止箇所を囲うように配される。本体部61の上面中央には円筒部62が連通するように形成されている。円筒部62は上方に延びている。
上側密閉容器60の内部には、電極端子30,31をナット締結するためのナット締結用ロータ70が配置されている。ナット締結用ロータ70は、ナット55と噛み合う本体部71と、本体部71から上側に延びる駆動軸72を有する。駆動軸72の上部は、上側密閉容器60の円筒部62の内部に位置している。駆動軸72と上側密閉容器60の円筒部62との間には空隙が存在し、ナット締結用ロータ70はベアリング74により上側密閉容器60に回転可能に支持されている。
駆動軸72の上部外周には永久磁石73が埋設されている。上側密閉容器60の円筒部62の外周には円筒状のロータ75が空隙を介して配置されている。ロータ75の内周面には永久磁石76が埋設されている。ロータ75は回転可能に支持されている。ロータ75の回転に伴いナット締結用ロータ70が回転してナット55を締結することができるようになっている。このように、シールした状態でナット締結できるような永久磁石式回転機構を有している。
上側密閉容器60の本体部61にはガスノズル90が装着されている。ガスノズル90にはバルブ91を介して乾燥空気ボンベと接続されており、乾燥空気(ドライエア)をガスノズル90から上側密閉容器60に供給することができるようになっている。また、ガスノズル90にはバルブ92を介してヘリウムガスボンベと接続されており、ヘリウムガスをガスノズル90から上側密閉容器60に供給することができるようになっている。
下側密閉容器80は、上面が開口する容器であり、上面開口部が蓋体22の下面と気密状態で密着する。下側密閉容器80の上面開口部は、蓋体22における電極端子30(31)の組付部分の周囲、即ち、気密封止箇所を囲うように配される。下側密閉容器80にはパイプ82を介してヘリウム検出器81が接続されている。ヘリウム検出器81により下側密閉容器80の内部においてヘリウムガスが所定値以上含まれているか否かを検出することができる。
次に、作用について説明する。
電極端子30,31の組立時において電極組立体と正負の電極端子30,31を接続し、その後、電極端子30,31を蓋体22にナット締めする。その後、電極組立体をケース本体21に挿入し、さらに、ケース本体21と蓋体22をレーザー溶接によって封止する。
ここで上述のナット締め工程において、電極端子30,31を蓋体22にナット締結完了までの期間では、図4に示すように、ナット締結用ロータ70の本体部71をナット55に係合するとともに、上側密閉容器60を蓋体22に装着して本体部61の下面開口部を蓋体22の上面と気密状態で密着させる。そして、バルブ91を開けて乾燥空気をガスノズル90から上側密閉容器60に供給して上側密閉容器60の内部を加圧する。
これにより、図5に示すように、Oリング53の付近に異物(図5では繊維くずW;例えば厚さが20〜30μm程度の気密漏れを発生させる異物)があったとしても空気圧により異物(図5では繊維くずW)を外側に吹き飛ばす。
また、図6に示すように、Oリング53の配置位置が正規位置からずれていたとしても空気圧によりOリング53を移動させる。つまり、Oリング53が正規位置からずれているとOリング53におけるずれた部位では大きな空気圧が加わりOリング53を正規位置に移動する力が作用する。これによりOリング53が正規位置に戻される。このようにOリング53の位置を修正して正規位置に配置する。
その後、ロータ75を回転させてナット締結用ロータ70によりナット55を締結する。
このように蓋体22に対し電極端子30,31をナット55により組み付けた後において(電極端子30,31のナット締結が完了した後において)、気密封止部単体の気密検査を行う。つまり、図7に示すように、下側密閉容器80を蓋体22に装着して下側密閉容器80の上面開口部を蓋体22の下面と気密状態で密着させる。そして、バルブ92を開けてヘリウムガスをガスノズル90から上側密閉容器60に供給して上側密閉容器60の内部をヘリウムガスで満たす。一方、ヘリウム検出器81により下側密閉容器80の内部においてヘリウムガスが所定値以上含まれているか否かを検出して、ヘリウムガスの有無を検出することにより気密状態を検査する。即ち、上側密閉容器60にヘリウムガス圧をかけて下側密閉容器80においてヘリウムガス漏れが無いことを確認する。
このようにして蓋体22に電極端子30,31をナット55により組み付けた後に、気密検査を実施する。つまり、蓋体22の一方の面側における電極端子30,31の組付部分を上側密閉容器60で密閉するとともに蓋体22の他方の面側における電極端子30,31の組付部分を下側密閉容器80で密閉して上側密閉容器60内にガスノズル90により特定ガスとしてのヘリウムガスを注入する。そして、下側密閉容器80内でのヘリウムガスの有無をヘリウム検出器81により検出することにより気密状態を検査する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)蓄電池としてのリチウムイオン二次電池の気密検査方法として、蓋体22に対し電極端子30,31を締結部材としてのナット55により組み付けた後において蓋体22の一方の面側における電極端子30,31の組付部分を第1の密閉容器としての上側密閉容器60で密閉する。また、蓋体22の他方の面側における電極端子30,31の組付部分を第2の密閉容器としての下側密閉容器80で密閉する。そして、特定ガス注入手段としてのガスノズル90により上側密閉容器60内に特定ガスとしてのヘリウムガスを注入して特定ガス検出手段としてのヘリウム検出器81により下側密閉容器80内でのヘリウムガスの有無を検出することにより気密状態を検査する。よって、ケース20の蓋体22における電極端子30,31の組付部分における気密状態を検査することができる。
(2)特定ガスはヘリウムガスであり、原子が小さく、狭い隙間を通りやすく気密漏れをより正確に検査できる。よって、より正確に気密状態を検査することができる。
(3)蓋体22における電極端子30,31の組付部分における気密性の確保は、機械設計のシール設計や寸法精度に加え、生産現場で異物が混入する可能性のある部位での異物除去も必要となるとともにワークが気密性を保持しているかの検査も必要となる。そのため、従来方法では、蓋体に電極端子を組み立てた後、ケース本体21と蓋体22を溶接し、気密検査を実施する。もしシール用のOリングの位置が正規位置からずれていたり、Oリングのシール面に異物が付着したまま組立を行うと、気密が確保できない。溶接後に気密漏れが発見されたとしても、手直しが出来ずに不良品となってしまう。
本実施形態では、上側密閉容器60、ガスノズル90を用いて乾燥空気をガスノズル90から上側密閉容器60に導入してナット締結前に気密漏れの起因となる異物やOリングの位置ずれを無くすことができる。また、ケース本体21と蓋体22を溶接する前において気密検査を行うことで電極端子組付の歩留まりを上げることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・シール部材として、Oリングの他にも例えばガスケット等を用いてもよい。
・締結部材としてナットを用いたが、ボルトを用いてもよいし、かしめ、リベット等を用いてもよい。
・特定ガスはヘリウムガス以外にもアルゴンガス等を用いてもよい。
・気密検査時にケースの外側から特定ガスを注入してケースの内側で特定ガスの検出を行ったが、ケースの内側から特定ガスを注入してケースの外側で特定ガスの検出を行ってもよい。
・ナット締付後の気密検査は、検出器81で検出したが、これに代わり、図8に示すように、蓋体22の上面における電極端子30,31の組付部分を上側密閉容器60で密閉した後に上側密閉容器60の内部にガスノズル95から加圧用空気を封入して上側密閉容器60内を加圧する。そして、圧力計96により上側密閉容器60の内部圧力を測定して上側密閉容器60の内部圧力の低下の有無、即ち、上側密閉容器60内の減圧の有無から気密状態を検査するようにしてもよい。
このように、蓋体22に対し電極端子30,31を締結部材としてのナット55により組み付けた後において蓋体22の一方の面側における電極端子30,31の組付部分を上側密閉容器60で密閉する。そして、加圧手段としてのガスノズル95により上側密閉容器60内を加圧してその後における減圧検出手段としての圧力計96による上側密閉容器60内の減圧の有無を検出することにより気密状態を検査する。よって、ケース20の蓋体22における電極端子30,31の組付部分における気密状態を検査することができる。
なお、上側密閉容器60の内部に封入する加圧用ガスとして空気以外にも窒素ガス等の他のガスを用いてもよい。
・乾燥空気により加圧した状態で異物除去、Oリングの位置調整、ナット締めを行ったが、ナット締めの時に加圧しないようにしてもよい。つまり、電極端子30,31のナット締結動作は、蓋体22の一方の面から空気圧をかけた後に行っても、空気圧をかけながら行ってもよい。
・図3ではナット締めするマグネット方式の回転機構としたが、これに代わり図9に示す構成としてもよい。図9において、上側密閉容器60とナット締結用ロータ70の駆動軸72との間をシール材100でシールした状態でナット締結用ロータ70の駆動軸72を回転させてナット締結してもよい。即ち、回転駆動系にシールを施して気密性をもたせてもよい。
・組み立て時にケースの外側から圧力をかけて異物除去等を行ったが、ケースの内側から圧力をかけて異物除去等を行ってもよい。
・蓄電池はリチウムイオン二次電池であったが、これに限定されることなく、他の二次電であっても、また一次電池、キャパシタ等であってもよい。
10…リチウムイオン二次電池、20…ケース、22…蓋体、25…貫通孔、30…電極端子、31…電極端子、53…Oリング、55…ナット、60…上側密閉容器、80…下側密閉容器、81…ヘリウム検出器、90…ガスノズル、95…ガスノズル、96…圧力計。

Claims (3)

  1. 貫通孔が設けられた蓋体を有するケースと、
    前記蓋体の貫通孔から突出する電極端子と、
    前記蓋体と前記電極端子との間を気密封止するシール部材と、
    前記電極端子を前記蓋体に締結する締結部材と、
    を有する蓄電池の気密検査方法であって、
    前記蓋体に対し前記電極端子を前記締結部材により組み付けた後において前記蓋体の一方の面側における前記電極端子の組付部分を第1の密閉容器で密閉するとともに前記蓋体の他方の面側における前記電極端子の組付部分を第2の密閉容器で密閉し、特定ガス注入手段により前記第1の密閉容器内に特定ガスを注入して特定ガス検出手段により前記第2の密閉容器内での前記特定ガスの有無を検出することにより気密状態を検査するようにしたことを特徴とする蓄電池の気密検査方法。
  2. 前記特定ガスはヘリウムガスであることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池の気密検査方法。
  3. 貫通孔が設けられた蓋体を有するケースと、
    前記蓋体の貫通孔から突出する電極端子と、
    前記蓋体と前記電極端子との間を気密封止するシール部材と、
    前記電極端子を前記蓋体に締結する締結部材と、
    を有する蓄電池の気密検査方法であって、
    前記蓋体に対し前記電極端子を前記締結部材により組み付けた後において前記蓋体の一方の面側における前記電極端子の組付部分を密閉容器で密閉し、加圧手段により前記密閉容器内を加圧してその後における減圧検出手段による前記密閉容器内の減圧の有無を検出することにより気密状態を検査するようにしたことを特徴とする蓄電池の気密検査方法。
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