JP2015124589A - 内外装材の取付具及びコンクリート型枠 - Google Patents

内外装材の取付具及びコンクリート型枠 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンクリート型枠に内外装材6を設置した際、該内外装材6に対して地震等の揺れを吸収する免震及び耐震の効果を有するとともに、型枠パネルに対して内外装材6の固定が容易な内外装材の取付具1を提供する。
【解決手段】 金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略コ字形のリブ部4aを複数並列に形成したコンクリート型枠用の型枠パネル4において、該リブ部4aに装着する内外装材の取付具1であって、前記リブ部4aに嵌合可能な筒状の本体部2のリブ部4a底面との対向面側に、前記リブ部4aの底面に接続するための接続部としての係止片3を備えてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート型枠用の型枠パネルに内外装材を固定するための内外装材の取付具及びコンクリート型枠に関する。
近年、コンクリートの打設に用いる型枠パネルにおいて、木材合板製の型枠パネルに代わり、鋼板製の型枠パネルが普及している。該鋼板製の型枠パネルは、建築物の基礎を構築する型枠としては、コンクリートの打設・硬化後に解体撤去されることなく地中に埋没するのが通例であるため、解体の手間、資材の撤去又は建築現場からの運搬による人件費、工期及び運搬費用の削減を図ることができるという点にメリットがある。
このように、鋼板製の型枠パネルは、建築物の基礎を構築する際にはそのまま埋設され、一方で、建築物の地上階の壁面等を構築する際には、壁面等から撤去されることなく露出した状態のまま残される。そのため、露出したままの型枠パネルを被覆する内外装材を設置する必要があるところ、そんな中、以下の技術が提供されている。
例えば、コンクリート壁形成時に埋め殺し状態で配設された金属板の角波板からなる型枠パネルと発泡合成樹脂成形パネルとを係合片を用いて係合固定するコンクリート壁構造が提供されている(特許文献1、段落「0023」、「図5」)。該係合片は、一端が型枠パネルの表面に形成された凹溝の底面に連結する連結部を備えるとともに、他端の肉厚部が発泡合成樹脂成形パネルと当接して、ネジやもくネジなどを発泡合成樹脂成形パネルに貫通させて打ち込むことにより固定することができる。
また、型枠パネルに形成されたセパレータ孔に嵌め込む挿入具であって、一方に開口する又は貫通するネジ挿入孔を有する長筒状に形成され、該ネジ挿入孔の挿入方向に対して垂直方向に切欠いた一対の溝部が前記長筒状の外周面において対向するように平行に形成された挿入具が提供され(特許文献2)、型枠パネルの大開口部から下方に続く幅の狭い小開口部からなるセパレータ孔に該挿入具を挿入した後、挿入具に形成された溝部を小開口部の縁端に嵌合して固定することにより、該挿入具のネジ挿入孔にネジを螺合して内外装材を取付けることができる。
特開2005−120623号公報 特開2011−168974号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、係合片の連結部及び肉厚部がセパレータ孔及び凹溝にほぼ完全に隙間なく嵌合しているため、該係合片を用いて内外装材を設置し、仮に地震等の強い揺れがあった場合には、係合箇所に地震等の揺れを吸収する余裕がなく、内外装材に貼着されたタイルや装飾物が剥離して落下したり、内外装材自体に破断や亀裂が生じたりするという問題があった。すなわち、該係合片自体には、免震及び耐震の対策が何も為されていなかった。
また、特許文献2に記載の技術では、型枠パネルのセパレータ孔に嵌め込んだ状態の挿入具に、ネジを内外装材に貫通して螺合することにより、コンクリート型枠に内外装材を堅固に設置することができるものの、内外装材の外側からは挿入具のネジ挿入孔を目視することができず、また、挿入具の長手方向両端が溝部を支点にして上下動することもあり、ネジによる内外装材の設置に手間が掛かるという問題があった。
そこで、本発明は、コンクリート型枠に内外装材を設置した際、該内外装材に対して地震等の揺れを吸収する免震及び耐震の効果を有するとともに、型枠パネルに対して内外装材の固定が容易な内外装材の取付具及びコンクリート型枠を提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に係る請求項1に記載の挿入具は、金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータを挿通するためのセパレータ孔を所定の間隔で設けたコンクリート型枠用の型枠パネルの該リブ部に装着する内外装材の取付具であって、前記リブ部に嵌合可能な筒状の本体部からなり、該本体部のリブ部底面との接合面側に、該リブ部底面に設けたセパレータ孔に接続するための接続部を一又は二以上形成してなることを特徴としている。
また、請求項2に記載の内外装材の取付具は、前記本体部を前記リブ部に装着した際、前記接続部が設けられた本体部のリブ部底面との接合面から両側面にかけての傾斜角が、前記断面凹状のリブ部の底面から両溝側面にかけての傾斜角よりも急勾配であることにより、本体部側面及びリブ部の両溝側面の間に夫々間隙が形成されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の型枠パネルは、金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータ孔を所定の間隔で複数設けた型枠パネルであって、前記内外装材の取付具が嵌合可能となるように、該内外装材の取付具の形状に沿って前記断面略凹状のリブ部が形成され、且つ、前記内外装材の取付具を接続するための接続部が接続可能となるように前記セパレータ孔が形成されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の型枠パネルは、前記リブ部の底面が、前記内外装材の取付具を装着した際、該内外装材の取付具の本体部のリブ部底面との対向面よりも狭く形成されていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の型枠パネルは、前記リブ部が、前記請求項1又は2のいずれかに記載の内外装材の取付具を装着した際、該内外装材の取付具の本体部が型枠パネルから外側に突出する深さで形成されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の型枠パネルは、前記セパレータ孔が、前記リブ部の底面に複数のC型スリットが所定の間隔で形成され、該各C型スリットに囲まれた領域を型枠パネル内方へ屈曲することで前記内外装材の取付具を装着可能に形成されることを特徴としている。
また、請求項7に記載の型枠パネルは、前記内外装材の取付具のうち、二以上の接続部が形成された内外装材の取付具を装着する型枠パネルにおいて、該型枠パネルに複数のセパレータ孔又はC型スリットが設けられる所定の間隔が、前記内外装材の取付具の接続部が形成された間隔に対応していることを特徴としている。
また、請求項8に記載の型枠パネルは、前記各リブ部間に、リブ部に平行な折り目を形成して型枠パネルを折り曲げ可能とし、前記リブ部間に、当該リブ部と平行で且つリブ部よりも突出量の小さい折り曲げ案内用の小リブが、前記折り目を形成する折り曲げ部分を両側から挟むように一対形成され、当該一対の折り曲げ案内用の小リブは、当該一対の小リブ間に屈曲力を集中的に作用させて前記折り目が曲がることなく一直線上に形成されるように、互いに隣接した位置に配置されていることを特徴としている。
さらに、請求項9に記載のコンクリート型枠は、金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータ孔を所定の間隔で複数設けた型枠パネルと、該リブ部に嵌合可能な本体部からなり、該本体部のリブ部底面との対向面側に該リブ部底面又は前記セパレータ孔に接続するための接続部を設けた内外装材の取付具とから構成され、前記リブ部底面又はセパレータ孔に該接続部を接続することにより、前記型枠パネルのリブ部底面の任意の箇所に該内外装材の取付具を装着してなることを特徴としている。
本発明に係る請求項1に記載の取付具によれば、接続部を型枠パネルのセパレータ孔に接続部し、取付具を型枠パネルのリブ部に装着することにより、内外装材を当接する本体部の周面の何処であっても、その面の範囲内であれば内外装材を螺合するネジを打ち込むことができるので、容易に内外装材を型枠パネルに設置することができる。また、地震等の揺れが発生した際に、本体部の内外装材と対向する面が前後方向に撓むことによって揺れを吸収し、型枠パネルに設置した内外装材に対する免震及び耐震効果を得ることができる。
また、請求項2に記載の取付具によれば、地震等の揺れが発生した際に、前記間隙の範囲内で、筒状体の本体部が左右方向にも撓むことによって揺れを吸収し、型枠パネルに設置した内外装材に対する免震及び耐震効果を得ることができる。
また、請求項3に記載の型枠パネルによれば、前記リブ部が前記取付具の形状に沿って嵌合可能な断面略凹状に形成されているため、前記内外装材の取付具を該型枠パネルに適切且つ即座に装着することができ、効率的に型枠パネルに内外装材を取付けることができる。
また、請求項4に記載の型枠パネルによれば、該リブ部の底面を取付具のリブ部底面の対向面よりも狭く形成することにより、該取付具をリブ部に装着しようとする際に、該取付具のリブ部底面の対向面の両端がリブ部両側の傾斜面接触して止まるため、リブ部の底面と取付具1との間に隙間が生じ、それにより型枠パネル4から外側に取付具を突出させることができ、内外装材を型枠パネルに設置した際には、型枠パネルと内外装材の間隙に空間を形成することができる。そして、該空間は、建築物隔壁に設置された断熱材と内外装材との間の通気層として利用することが可能となる。なお、請求項5に記載の型枠パネルにおいても、取付具の本体部が型枠パネルの外側に突出するように構成されているため、請求項4に記載の型枠パネルと同様の効果を奏することができる。
また、請求項6に記載の型枠パネルによれば、該リブ部底面にC型スリットを設けたことにより、該C型スリットを型枠パネルの内側に僅かに押して隙間を作り、該僅かな隙間に前記取付具の接続部を接続することができるため、コンクリート打設時にセパレータ孔からのコンクリートの漏洩を防止することができ、且つ、適度に余剰水の排出を行うことができる。
また、請求項7に記載の型枠パネルによれば、該型枠パネルに複数のセパレータ孔又はC型スリットが設けられる所定の間隔が、前記内外装材の取付具の接続部が形成された間隔に対応していることにより、前記複数の接続部を設けた取付具をスムーズ且つ適切に装着することができる。
また、請求項8に記載の型枠パネルによれば、該各リブ部間に、リブ部に平行な折り目を形成して型枠パネルを折り曲げ可能とし、一対の小リブを設けて屈曲力を該折り目に集中的に作用させて前記折り目が曲がることなく一直線上に形成したことにより、型枠パネルを容易に折り曲げて使用することができ、且つ、該型枠パネルの折り曲げ角度に沿って容易に内外装材を取付けることができる。
さらに、請求項9に記載のコンクリート型枠によれば、接続部を型枠パネルのセパレータ孔に接続し、取付具を型枠パネルのリブ部に装着したことにより、内外装材を当接する本体部の周面の何処であっても、その面の範囲内であれば内外装材を螺合するネジを打ち込むことができるので、容易に内外装材を型枠パネルに設置することができる。また、地震等の揺れが発生した際に、本体部の内外装材と対向する面が前後方向に撓むことによって揺れを吸収し、型枠パネルに設置した内外装材に対する免震及び耐震効果を得ることができる。
本発明に係る内外装材の取付具の構成を示す斜視図である。 取付具を型枠パネルに装着した状態を示す斜視図である。 取付具を型枠パネルに装着した状態を示す側面視断面図である。 取付具を型枠パネルに装着した状態を示す平面視断面図である。 内外装材を型枠パネルに設置する状態を示す断面図である。 内外装材を型枠パネルに設置した状態を示す側面視断面図である。 内外装材を型枠パネルに設置した状態を示す平面視断面図である。 取付具の撓みを示す平面視断面図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図である。 該実施例の取付具を型枠パネルに装着する状態を示す斜視図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図及び断面図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図及び展開図である。 他の実施例の取付具を示す斜視図及び展開図である。 他の実施例の型枠パネルを示す正面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す拡大正面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す平面視断面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す側面視断面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す平面視断面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す平面視断面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す斜視図である。 他の実施例の型枠パネルを示す断面図である。 他の実施例の型枠パネルを示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明を具体的に説明する。まず、本発明に係る取付具の第一の実施例について、図1乃至図8を用いて詳細に説明する。図1は、本取付具1を示す斜視図であって、該取付具1は、断面視ロ字型の筒状である金属製の本体部2と、該本体部2の周面の一部から突出して側面視L字型の鍵状に形成された接続部としての係止片3とから構成される。
上記取付具1は、コンクリートを打設する際に用いられるコンクリート型枠用の金属製薄板である型枠パネル4を屈曲させて複数並列で形成した断面略コ字形のリブ部4aに装着するものである。よって、本体部2は、図2の取付具1を型枠パネル4に装着した状態を示す斜視図に表したように、型枠パネル4に形成されたリブ部4aに嵌め込み可能なサイズの金属製の四角筒状体であり、また、係止片3は、該リブ部4aの底面を貫通したセパレータ孔4bに係止可能な側面視L字型の鍵状に形成されている。該セパレータ孔4bは、通常、コンクリート型枠を組み立てる際、対向する一対の型枠パネル4を橋架して固定するセパレータ(図示せず。)を挿通するために、リブ部4aの底面に所定の距離間隔で複数形成されており、そのうちの任意のセパレータ孔4bに係止片3を係止し、取付具1を型枠パネル4に装着すればよい。なお、取付具1は、金属製に限られるものではなく、合成樹脂製又は木製等で形成された本体部2及び係止片3からなるものであってもよく、金属製、合成樹脂製又は木製の組み合わせで形成された本体部2及び係止片3からなるものであってもよい。
図3は、取付具1を型枠パネル4に装着した状態を示す側面視断面図であり、図4は、その平面視断面図である。図3に示すように、取付具1は、該本体部2の周面に形成された側面視L字型の係止片3が型枠パネル4のリブ部4aの底面に形成されたセパレータ孔4bに係止され、リブ部4aに沿った状態で型枠パネル4に装着されている。
また、図4に示すように、本体部2の周面のうち、係止片3が形成されている面、すなわち、型枠パネル4に装着した際にリブ部4aと対向する面は、リブ部4aの底面よりも僅かに幅広に形成されており、取付具1を型枠パネル4に装着した状態では、本体部2とリブ部4b底面とは接面せずに僅かな間隙が形成され、さらに、本体部2の係止片3が設けられた面から両側面への傾斜角が型枠パネル4のリブ部4aの底面から両側面への傾斜角よりも僅かに急角度であって、リブ部4aと本体部2の側面のリブ部4a底面に対する傾斜角度が異なることから、本体部2の両側面及びリブ部4aの側面間にも僅かな間隙が形成されている。また、本体部2がリブ部4aの深さ方向よりも大きな四角筒状体で構成されているため、突出幅αの長さだけリブ部4aから突出した状態で、取付具1は型枠パネル4に装着されている。すなわち、該型枠パネル4のリブ部4aの両側面は、該リブ部4aの本体部2の両側面の傾斜角度よりも緩やかな傾斜面で形成され、本体部2の四角筒状よりも浅い溝形状で形成されている。また、型枠パネル4のリブ部4aの底面を取付具1のリブ部4a底面の対向面よりも狭く形成することで、取付具1をリブ部4aに装着した際に、取付具1の本体部2がリブ部4a両側の傾斜面に接触して止まるため、リブ部4aの底面と取付具1との間に隙間が生じ、それにより前記突出幅αを生じさせることも可能である。
ここで、該取付具1は、本体部2の長手方向の長さが80mm、傾斜面の幅が13mm、型枠パネル4に装着した際にリブ部4aと対向する面の幅が20mm、外側の内外装材5を取り付ける面の幅が22mmの寸法で形成され、該取付具1の係止片3は、側面視L字型の鍵状で、本体部2の表面から1mmの幅で突出し、そこから下方へ15mmの寸法で形成されている。該取付具1の寸法の対応するように前記型枠パネル4のリブ部4aを形成することにより、該取付具1を型枠パネル4に適切に装着することができる。なお、該取付具1の寸法は、該実施例の取付具1の寸法に限られるものではなく、内外装材5の取付けに応じた寸法の取付具1に形成してもよく、該取付具1の寸法に応じて適切に装着可能できるように型枠パネル4のリブ部4aを形成すればよい。
このように、取付具1の係止片3が形成された周面をリブ部4aの底面側に対向させ、取付具1の本体部2をリブ部4aに嵌め込みながら、リブ部4a底面の任意のセパレータ孔4bに係止片3を係止することにより、本取付具1を型枠パネル4に装着する。なお、該取付具1は、該型枠パネル4を組立ててコンクリート型枠を形成した後に型枠パネル4に装着するものである。そして、該コンクリート型枠内にコンクリートを打設し、該コンクリートが硬化した後、取付具1に内外装材5を取付ける。
次に、型枠パネル4に装着した取付具1に対して内外装材5を取付ける様子を図5乃至図7を用いて以下に説明する。
図5は、内外装材5を型枠パネル4に設置する様子を示す斜視図である。上記のように、リブ部4a底面の複数のセパレータ孔4bのうち、任意に選択したセパレータ孔4bに装着した取付具1の本体部2の露出面に対し、内外装材5を当接するとともに、該本体部2及び内外装材5にネジ6を貫通させて螺合し、型枠パネル4に装着した取付具1に内外装材5を固定する。取付具1の型枠パネル4に対する装着箇所及びその装着数は、内外装材5のサイズに合せて任意に決めればよい。このように、ネジ6をネジ穴などに打ち込むのとは異なり、取付具1の本体部2の露出した面の範囲であれば何処であってもネジ6を打ち込むことができるため、内外装材5の外側からであっても容易にネジ6を螺合して内外装材5を型枠パネル4に設置することができる。なお、ネジ6は、取付具1の周面を貫通するのに適したドリルビス等を利用するのがよい。
図6は、内外装材5を型枠パネル4に設置した状態を示す側面視断面図であり、図7は、その平面視断面図である。上記図4で説明したように、取付具1の本体部2は、型枠パネル4から外側に突出幅αだけ突出しているため、内外装材5を型枠パネル4に設置した際には、型枠パネル4と内外装材5の間隙に空間が形成される。該空間は、建築物隔壁に設置された断熱材(図示せず。)と内外装材5との間の通気層として利用することが可能であり、本取付具1によれば、いわゆる通気工法をも容易に実現することができる。なお、当該突出幅αを設けずに、内外装材5が型枠パネル4に接触する程度に当該取付具1の筒状が形成された場合でも、前記本発明の効果を奏することができるのは言うまでもない。
また、図4で説明した本体部2のリブ部4a底面と対向する面及びリブ部4a間の間隙からは、コンクリートを打設した際、セパレータ孔4bを通じてコンクリートの余剰水或いは残留雨水が排出される。該余剰水等が排出されずにコンクリート内に残留すると、コンクリート硬化後の強度が低下するため、十分に余剰水等を排出する必要がある。また、該間隙には、余剰水等の排出と同時にコンクリートが満たされるので、取付具1の型枠パネル4への固定にも寄与することができる。
なお、前記本体部2のリブ部4aと対向する面とリブ部4a底面との間に間隙を設けずに接面させても本発明に係る免震及び耐震効果を得ることができる。この際も、打設したコンクリートの余剰水等を排出するための切欠き等を別に設け、余剰水等を排出してもよい。
さらに、本体部2の両側面及びリブ部4aの側面間に間隙を形成したことにより、地震等の振動があった際、四角筒状体である本体部2が、図8(a)及び(b)に示すように、該隙間の範囲内で左右方向に撓んで地震等の揺れを吸収し、或いは、図8(c)及び(d)に示すように、地震等の揺れによって内外装材5が前後に移動するのに伴い、本体部2の内外装材5と対向する面が内外装材5の重量によって前後方向に撓んで地震等の揺れを吸収するので、免振・耐震効果を得ることができ、内外装材に貼着されたタイルや装飾物の剥離及び落下並びに内外装材の破断又は亀裂の発生を防止することができる。この時、本体部2のリブ部4a底面側の対向面は、上述のようにコンクリートで固定されているため、地震等の揺れによって移動することはない。なお、本体部2をリブ部2の溝形状に対応する形状で形成したことにより、本体部2及びリブ部4a両側面の間に間隙が形成されなくとも、該本体部2の内外装材5と対向する面の前後方向の撓みは実現可能であり、地震等の揺れを十分に吸収することができる。
以上のように、本取付具1を利用すれば、ネジ穴ではなく本体部2の露出面に対してネジ6を貫通して打ち込むことにより、その露出面に範囲内であれば、何処であってもネジ6を打ち込むことができるので、容易に内外装材1を型枠パネル4に設置することができ、また、余剰水又は残留雨水が十分に排出されるので、コンクリート硬化後の強度の低下を防止することができ、さらに、取付具1と型枠パネル4のリブ部4aとの間に間隙を設けたことにより、内外装材5に対する免震及び耐震効果をも得ることができる。
図9は、第二の実施例の取付具1を示す斜視図である。該取付具1は、四角筒状体の本体部2のリブ部4a底面と対向する面の上下端にネジ孔3’aを有する接続部としての接続片3’が設けられている。図10は、該実施例の取付具1を型枠パネル4に装着する様子を示す斜視図である。型枠パネル4のリブ部4aの底面に対して、該取付具1の本体部2の上下端に接続片3’が設けられた面を当接し、該接続片3’に設けられたネジ孔3’aにネジ7を挿入してリブ部4a底面に螺合することのより、取付具1を型枠パネル4に装着する。該実施例の取付具1は、上記実施例のように型枠パネル4に設置する際、係止片3をセパレータ孔4bに係止する必要がないので、リブ部4a底面であればセパレータ孔4bが形成されてなくとも任意の箇所に取付具1を装着することができる。なお、既設のセパレータ孔4bにセパレータ(図示せず。)を挿通したことにより、セパレータ孔4bが塞がれた場合には余剰水等が排出されにくくなるため、別に切欠き等を設けて余剰水等を排出してもよい。なお、本実施例では、該接続片3’は、本体部2のリブ部2a対向面から同程度の幅で15mm突出して形成され、ネジ孔3’が直径3mmで形成されているが、該寸法の限られるものではなく、取付具1の寸法等に応じて適宜形成すればよい。
図11は、第三の実施例の取付具1を示す斜視図である。該取付具1は、平板の一方の面に三角筒状体を連結してなる本体部2と、該平板のもう一方の面に設けた係止片3とから構成される。該平板をリブ4a底面に対向して、係止片3をセパレータ孔4bに係止することにより、該取付具3を型枠パネル4に装着する。なお、該係止片3ではなく、平板の上下端に上記接続片3’を設けてリブ部4a底面に取付具1を固定してもよい。
このように、取付具1は、四角筒状体の本体部2と係止片3に限られるものではなく、円筒形状又は多角筒形状であってもよく、また、上記第二の実施例で示したように、接続片3’によってリブ部4a底面に固定してもよい。
また、上記の係止片3を設けた取付具1においては、図12に示すように、型枠パネル4に形成されたセパレータ孔4bの間隔に沿って上下に2つの係止片3を設けてよい。この上下の係止片3を夫々セパレータ孔4bに係止することにより、上記実施例に比してより強固に取付具1を型枠パネル4に装着することができる。なお、該上下に設けられた2つの係止片3の間隔幅は5mm程度であるが、該2つの係止片3の間隔幅は、セパレータ孔4bの開口間隔幅との関係によって設定する。
ここでは、本体部2の上下に2つの係止片3を設けたが、本体部2のサイズに応じて、3つ以上の複数の係止片3を型枠パネル4に形成されたセパレータ孔4bに対応して設けてもよい。また、前記第一の実施例では、接続部としての係止片3を本体部2の長手方向中央よりも下側に設けたが(図1参照。)、上側であっても中央近傍であってもよい。
その他実施例として、図13(a)及び(b)を用いて、上記係止片3を縦方向に三叉に形成した取付具1について説明する。図13(a)は、当該取付具1を示す外観斜視図であり、図13(b)は、その断面図である。当該実施例の係止片3は、当該図13(a)に示すように、係止片3の長手方向にスリットが入って三叉に分割され、中央の中央係止片3a、左側の左係止片3b及び右係止片3cが形成されている。当該中央係止片3a、左係止片3b及び右係止片3cは夫々折り曲げ可能であって、例えば、図13(b)に示すように、左係止片3b及び右係止片3cに対して中央係止片3aを鉛直に、或いは、当該図中に破線で示すように、左係止片3b及び右係止片3cとは反対方向にまで中央係止片3aを折り曲げて用いる。
このように、中央係止片3aを折り曲げることにより、当該中央係止片3aが左係止片3b及び右係止片3c以上に打設したコンクリートに深く埋没する。これにより、硬化後のコンクリートから係止片3が容易に抜脱されるのを防止することができ、その結果、取付具1及び当該取付具1に取付けた内外装材5が容易に脱落するのを防止し、建築作業員又は建築物の利用者に対する安全性を向上させることができる。
また、その他実施例の取付具1について、図14(a)及び(b)を用いて説明する。図14(a)は、当該取付具1を示す外観斜視図であり、図14(b)は、その展開図である。当該取付具1は、筒状の本体部2において係止片3が設けられた面が長手方向に係止片3とともに二分割され、取付具1が展開可能に形成されている。当該取付具1の使用時には、二分割された係止片3がセパレータ孔2bに係止されて取付具1の筒状が維持されるため、使用態様において展開可能であることが強度上の問題とはならない。
このように取付具1を展開可能に形成したことにより、取付具1の製造時において、金属板を筒状にするために溶接し、当該筒状を維持させる必要がなく、一枚の金属板を筒状に折り込むだけで足りるために製造が容易であって、製造コストを削減することができる。
また、その他実施例の取付具1について、図15(a)及び(b)を用いて説明する。図15(a)は、当該取付具1を示す外観斜視図であり、図15(b)は、その展開図である。当該取付具1は、筒状の本体部2に係止片3が設けられているとともに、当該係止片3が設けられた面の上下端に夫々接続片3’が設けられ、且つ、本体部2の係止片3が設けられた本体部2の面が長手方向に係止片3とともに二分割されるのに際して、二分割した当該面の左右のどちらか一方にのみ接続片3’が延設されている。また、当該接続片3’には、ネジ孔3’aが開口して形成されている。当該取付具1を使用するに際しては、係止片3をセパレータ孔4bに係止するほか、接続片3’のネジ孔3’aでリブ部4aの底面にネジで留めるため、上記図14で示した実施例よりも強固に取付けることができる。
次に、図16乃至図21を用いて、該型枠パネル4の他の実施例について説明する。図16及び図17に示すように、該型枠パネル4の実施例では、該型枠パネル4のリブ部4aの底面に所定の間隔で複数のC型スリット4cが設けられる。該C型スリット4cは、円形の一部を残して型枠パネル4の表裏を貫通したものであり、図18において二点鎖線で示したように、該C型スリット4cに囲まれて蓋状に形成された領域を型枠パネルの表面又は裏面側に押し曲げて開口することにより、セパレータ孔4bとして利用することができる。
このとき、該C型スリット4cに取付具1を装着するに際しては、図19に示すように、該C型スリット4cを型枠パネル4の内側に僅かに押して隙間を作り、該僅かな隙間に前記取付具1の係止片3を係止することによって装着することができる。これにより、コンクリート打設時にセパレータ孔4bからのコンクリートの漏洩を防止することができ、且つ、適度に余剰水の排出を行うことができる。また、該C型スリット4cは、円形の上側を残してスリットが形成されているため、該C型スリット4cの下側を開くのは容易であり、前記係止片3のような接続部であればスムーズに接続することができる。
また、前記図12で示すような複数の係止片3が設けられた取付具1を型枠パネル4に装着するためには、該係止片3が設けられた間隔幅に対応させて該C型スリット4cを型枠パネル4のリブ部4a底面に設ける必要があり、これにより、該複数の係止片3を設けた取付具1をスムーズ且つ適切に型枠パネル4に装着することができる。
また、該実施例の型枠パネル4において、図16及び17に示すように、各リブ部4a間に、折り目4dとして破線状のスリットが一直線上に設けられ、該折り目4dの両側に一対の小リブ4eが形成されている。ここで、図20及び図21は、該折り目4dに沿って型枠パネル4を折り曲げた状態を示す平面視断面図である。このように、折り目4dが設けられたことにより、型枠パネル4を建築現場で容易に折り曲げて利用することができるようになり、また、一対の小リブ4eを設けたことにより、折り目4d近傍の強度を得ることができるのはもとより、屈曲力が該折り目4dに集中的に作用させて該折り目4dの一直線上で確実に折れ曲げることができ、折れ曲がり部分が湾曲することがないため、高精度で十分な強度のあるコーナー部分を得ることができる。
これにより、該折り曲げた型枠パネル4のリブ部4aに取付具1を装着すれば、コーナー部分に十分な強度を確保させた状態で、該型枠パネル4の折り曲げ角度に沿って内外装材5を容易に取り付けることができる。
また、その他実施例の取付具1について、図22及び図23を用いて説明する。図22は、型枠パネル4に当該取付具1を取付けた状態を示す外観斜視図であり、図23は、当該型枠パネル4及び取付具1の断面図である。本実施例では、上記各実施例において種々の取付具1を取付けた後に、横方向に複数取付けられた取付具1に渡って当該取付具1の露出面側にネジ8を打ち込んで横胴縁9を取付けている。また、図示はしないが、同一のリブ部4aに縦方向に取付けた取付具1の表面に対して縦胴縁を取付けてもよく、また、横胴縁9及び縦胴縁を取付けて格子状の胴縁としてもよい。
これにより、横胴縁9又は縦胴縁の表面、すなわち、ネジ6を打ち込む対象面が取付具1と比較して広いため、当該対象面を視認できない内外装材5の外側からでも容易にネジ6を打ち込むことができ、内外装材5を容易に取り付けることができる。また、当該横胴縁9又は縦胴縁は、取付具1との内外装材5との間で緩衝材としての機能を有し、さらに、型枠パネル4と内外装材5との間隔が広くなるため通気性を向上させることができる。
なお、上記の各実施例において、図22及び図23に示すように、セパレータ11の露出部分に防錆処理を施し、当該セパレータ11の端部に設けられたネジ溝にスペーサ12を取付けて座金13及びナット14で固定し、型枠パネル4が硬化後のコンクリートから脱落することを防止し、これにより、型枠パネル4とともに内外装材5が脱落するのも防止することができ、安全性を向上させることができる。
その他、取付具1や型枠パネル4等を上記各実施例よりも厚く構成することによって強度を向上させてもよい。
図24に示すように、取付具1を利用することなく、型枠パネル4自体にリブ部4aの一部を蓋部10で被覆することにより、該リブ部の一部を断面略ロ字形の筒状に形成してもよい。これにより、該蓋部10に内外装材5を当接するとともに、該蓋部10の範囲内にネジ6を打ち込むことにより、内外装材5を容易に型枠パネル4に設置することができる。
また、本取付具1は、型枠パネル4に内外装材5を取付けない場合であっても、セパレータ孔4bに装着することにより、セパレータ孔4bを閉口することができるとともに、余剰水等を排出する透水性型枠の機能を発揮することができる。
1 取付具
2 本体部
3 係止片
3’ 接続片
3’a ネジ孔
4 型枠パネル
4a リブ部
4b セパレータ孔
4c C型スリット
4d 折り目
4e 小リブ
5 内外装材
6 ネジ
7 ネジ
8 ネジ
9 横胴縁
10 蓋部
11 セパレータ
12 スペーサ
13 座金
14 ナット
α 突出幅

Claims (9)

  1. 金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータを挿通するためのセパレータ孔を所定の間隔で設けたコンクリート型枠用の型枠パネルの該リブ部に装着する内外装材の取付具であって、
    前記リブ部に嵌合可能な筒状の本体部からなり、該本体部のリブ部底面との対向面側に、該リブ部底面又は該リブ部底面に設けたセパレータ孔に接続するための接続部を一又は二以上形成してなることを特徴とする内外装材の取付具。
  2. 前記本体部を前記リブ部に装着した際、前記接続部が設けられた本体部のリブ部底面との対向面から両側面にかけての傾斜角が、前記断面凹状のリブ部の底面から両溝側面にかけての傾斜角よりも急勾配であることにより、本体部側面及びリブ部の両溝側面の間に夫々間隙が形成されることを特徴とする請求項1に記載の内外装材の取付具。
  3. 金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータ孔を所定の間隔で複数設けた型枠パネルであって、
    請求項1又は2のいずれかに記載の内外装材の取付具が嵌合可能となるように、該内外装材の取付具の形状に沿って前記断面略凹状のリブ部が形成され、且つ、前記内外装材の取付具を接続するための接続部が接続可能となるように前記セパレータ孔が形成されていることを特徴とする型枠パネル。
  4. 前記リブ部の底面は、前記請求項1又は2のいずれかに記載の内外装材の取付具を装着した際、該内外装材の取付具の本体部のリブ部底面との対向面よりも狭く形成されていることを特徴とする請求項3に記載の型枠パネル。
  5. 前記リブ部は、前記請求項1又は2のいずれかに記載の内外装材の取付具を装着した際、該内外装材の取付具の本体部が型枠パネルから外側に突出する深さで形成されていることを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の型枠パネル。
  6. 前記セパレータ孔は、前記リブ部の底面に複数のC型スリットが所定の間隔で形成され、該各C型スリットに囲まれた領域を型枠パネル内方へ屈曲することで前記内外装材の取付具を装着可能に形成されることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の型枠パネル。
  7. 請求項1又は2のいずれかに記載の内外装材の取付具のうち、二以上の接続部が形成された内外装材の取付具を装着する型枠パネルにおいて、
    該型枠パネルに複数のセパレータ孔又はC型スリットが設けられる所定の間隔が、前記内外装材の取付具の接続部が形成された間隔に対応していることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の型枠パネル。
  8. 前記各リブ部間に、リブ部に平行な折り目を形成して型枠パネルを折り曲げ可能とし、
    前記リブ部間に、当該リブ部と平行で且つリブ部よりも突出量の小さい折り曲げ案内用の小リブが、前記折り目を形成する折り曲げ部分を両側から挟むように一対形成され、当該一対の折り曲げ案内用の小リブは、当該一対の小リブ間に屈曲力を集中的に作用させて前記折り目が曲がることなく一直線上に形成されるように、互いに隣接した位置に配置されていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の型枠パネル。
  9. 金属製薄板を屈曲させて片側面に開口する断面略凹状のリブ部を複数並列に形成し、該リブ部の底面にセパレータ孔を所定の間隔で複数設けた前記請求項3乃至8のいずれかに記載の型枠パネルと、該リブ部に嵌合可能な本体部からなり、該本体部のリブ部底面との対向面側に該リブ部底面又は前記セパレータ孔に接続するための接続部を設けた内外装材の取付具とから構成され、前記リブ部底面又はセパレータ孔に該接続部を接続することにより、前記型枠パネルのリブ部底面の任意の箇所に該内外装材の取付具を装着してなることを特徴とするコンクリート型枠。
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