JP2015119501A - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチホップ通信を効率良く行う。【解決手段】位置情報通知部107が、車載機の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、車載機が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、位置情報通知パケットを当該車載機と通信可能な他の車載機へ送信し、他の車載機から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、その車載機へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信処理部106が送信する。【選択図】図2
Description
本発明は、無線通信を行う通信装置、通信方法およびプログラムに関し、特に車載機として車両に搭載された通信装置、その通信装置における通信方法およびプログラムに関する。
ITS(Intelligent Transport Systems)では、無線を利用して車両と車両との間で情報をやりとりするための車間通信の検討が行われており、複数の通信装置を経由してデータ転送を行うマルチホップも実現仕様と考えられている。
特に、ETSI ITS(European Telecommunications Standards Institute ITS)では、その通信を行う車載機(通信装置)がマルチホップを行う場合、通信チャネルとして2つの通信チャネルを利用し、1段目(制御チャネル:CCH)と2段目以降(サービスチャネル:SCH)とで通信チャネルを切り替えることが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
この動作を実現するためには、全ての車載機が2つのチャネルを利用することができるものでなければならない。
しかしながら、実際には、1つの通信チャネルしか利用することができない車載機が存在するケースもあり得る。また、2つの通信チャネルを利用することができる車載機であっても、SCHは多数の通信チャネルを切り替えて使うことが想定されているため、実際にはマルチホップを行うことができない状態にある場合も考えられる。
図8は、一般的な車載機間のマルチホップ通信の一形態を示す図である。なお、マルチホップ通信とは、電波が届かない範囲に存在する通信装置に対しても、電波が届く範囲に存在する通信装置を中継してデータ(パケット)を送信するための仕組みである。
図8に示した形態は、車載機1000−1〜1000−6と路側機2000とから構成されている。
車載機1000−1〜1000−6は、車両に搭載された無線通信を行う通信装置である。
車載機1000−1〜1000−4は、通信チャネルとして、CH0およびCH1の2つの通信チャネルを利用している。
また、車載機1000−5は、通信チャネルとして、CH0のみの通信チャネルを利用している。
また、車載機1000−6は、通信チャネルとして、CH0およびCH2の2つの通信チャネルを利用している。
また、路側機2000は、CH2のみの通信チャネルを利用する無線通信を行う通信装置である。
また、本形態において、第1ホップ(第1段目)にはCH0を利用し、第2ホップ(第2段目)以降にはCH1を利用する。第1ホップとは、ある通信装置から電波が届く範囲に存在する通信端末へデータを送信する範囲である。また、第2ホップとは、そのデータを受信した通信装置(データを中継する通信装置)がさらに遠くの通信装置へデータを再度送信(転送)する範囲である。
なお、CH0は、全ての車載機1000−1〜1000−6が利用することができる通信チャネルである。また、CH1は、その車載機が2つの通信チャネルを利用することができる場合に、設定することができる通信チャネルである。
図8に示すように、車載機1000−1から送信されたデータ(マルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケット)は、第1ホップとしてCH0を利用して車載機1000−2へ送信される。すると、車載機1000−2は、車載機1000−1から送信されてきたデータを第2ホップとしてCH1を利用して車載機1000−3へ送信(転送)する。すると、車載機1000−3は、車載機1000−2から送信されてきたデータを第3ホップとしてCH1を利用して車載機1000−4へ送信(転送)する。
ここで、1つの通信チャネルしか利用することができない車載機1000−5が車載機1000−1の通信範囲に存在する場合、車載機1000−5は、CH0でデータを受信できるが、CH1を利用したマルチホップでデータを送信することができない。
また、2つの通信チャネルを利用することができる車載機1000−6であっても、CH1を別の通信チャネルCH2へ切り替えて、路側機2000と通信している場合は、車載機1000−5と同様に、CH1を利用したマルチホップでデータを送信することができない。
このように、マルチホップでデータを送信することができない車載機があったとしても、データを送信する車載機は、それを認識することができず、そのような車載機に対してもデータを送信してしまう。その結果、無駄な送信処理や通信帯域の無駄な使用が生じてしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信装置、通信方法およびプログラムを提供することである。
本発明の通信装置は、
無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
第1ホップでマルチホップパケットを送信する場合、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、前記第1ホップ以外でマルチホップパケットを送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
第1ホップでマルチホップパケットを送信する場合、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、前記第1ホップ以外でマルチホップパケットを送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
また、無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
マルチホップパケットをブロードキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、マルチホップパケットをユニキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
マルチホップパケットをブロードキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、マルチホップパケットをユニキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
また、無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
前記他の通信装置から送信されてきた前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された当該通信装置の通信チャネルと同じである場合、当該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
前記他の通信装置から送信されてきた前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された当該通信装置の通信チャネルと同じである場合、当該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する。
また、本発明の通信方法は、
無線通信を行う通信装置間における通信方法であって、
前記通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する処理と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する処理とを行う。
無線通信を行う通信装置間における通信方法であって、
前記通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する処理と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
無線通信を行う通信装置にさせるためのプログラムであって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する手順と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する手順とを実行させる。
無線通信を行う通信装置にさせるためのプログラムであって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する手順と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、マルチホップ通信を効率良く行うことができる。
上述したように、マルチホップでデータを送信することができない車載機があった場合であっても、それらの車載機を2段目以降のマルチホップに参加させないようにする仕組みが本発明の特徴である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信装置が複数接続されたシステムの一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、車載機100−1〜100−6と、路側機200とから構成されている。
車載機100−1〜100−6は、互いに通信可能であり、車両に搭載された無線通信を行う通信装置(車載機器)である。
また、車載機100−1〜100−4は、通信チャネルとして、CH0およびCH1の2つの通信チャネルを利用している。また、車載機100−1は、車載機100−2,100−5,100−6との間で、CH0の通信チャネルを利用して通信を行う。また、車載機100−2は、車載機100−3との間で、CH1の通信チャネルを利用して通信を行う。また、車載機100−3は、車載機100−4との間でCH1の通信チャネルを利用して通信を行う。
また、車載機100−5は、通信チャネルとして、CH0のみの通信チャネルを利用している。
また、車載機100−6は、通信チャネルとして、CH0およびCH2の2つの通信チャネルを利用している。また、車載機100−6は、路側機200との間で、CH2の通信チャネルを利用して通信を行う。
また、路側機200は、CH2のみの通信チャネルを利用する無線通信を行う通信装置である。
また、本形態において、第1ホップ(第1段目)にはCH0を利用し、第2ホップ(第2段目)以降にはCH1を利用する。
なお、CH0は、全ての車載機100−1〜100−6が利用することができる通信チャネルである。また、CH1は、その車載機が2つの通信チャネルを利用することができる場合に、設定することができる通信チャネルである。
図1に示すように、車載機100−1から送信されたデータ(マルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケット)は、第1ホップとしてCH0を利用して車載機100−2へ送信される。すると、車載機100−2は、車載機100−1から送信されてきたデータを第2ホップとしてCH1を利用して車載機100−3へ送信(転送)する。すると、車載機100−3は、車載機100−2から送信されてきたデータを第3ホップとしてCH1を利用して車載機100−4へ送信(転送)する。
図2は、図1に示した車載機100−1の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した車載機100−1には図2に示すように、アンテナ101−1,101−2と、無線受信部102−1,102−2と、受信処理部103と、マルチホップ設定部104と、アプリケーション105と、送信処理部106と、位置情報通知部107と、位置情報要求部108と、無線送信部109−1,109−2とが設けられている。なお、図2には、図1に示した車載機100−1が具備する構成要素のうち、本発明に関わる構成要素のみを示した。また、図1に示した車載機100−2〜100−6についても、図2に示した構成要素を具備するものである。
アンテナ101−1,101−2は、無線電波を送受信する一般的なアンテナである。
無線受信部102−1は、車載機100−1が通信に利用する2つの通信チャネルのうち、一方の通信チャネル(第1の通信チャネル:CH0)を用いて送信されてきた無線信号を、アンテナ101−1を介して受信する。また、無線受信部102−1は、受信した無線信号を受信処理部103へ出力する。
無線受信部102−2は、車載機100−1が通信に利用する2つの通信チャネルのうち、第1の通信チャネル以外の通信チャネル(第2の通信チャネル:CH1)を用いて送信されてきた無線信号を、アンテナ101−2を介して受信する。また、無線受信部102−2は、受信した無線信号を受信処理部103へ出力する。
受信処理部103は、無線受信部102−1,102−2から出力されてきた信号のうち、アプリケーション105で利用するパケットをアプリケーション105へ出力する。また、受信処理部103は、無線受信部102−1,102−2から出力されてきた信号のうち、各車載機100−2〜100−6の位置を示す位置情報が含まれている位置情報通知パケットを抽出してマルチホップ設定部104へ出力する。この位置情報通知パケットには、車載機100−2〜100−6が現在利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報が含まれている。また、位置情報通知パケットには、当該パケットを送信した車載機を識別するためにあらかじめ付与されている識別情報(通信装置識別情報)が含まれていることは言うまでもない。
マルチホップ設定部104は、車載機100−2〜100−6から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている利用チャネル情報を抽出する。また、マルチホップ設定部104は、抽出した利用チャネル情報が示す通信チャネルに基づいて、当該位置情報通知パケットに含まれている通信装置識別情報を、通信チャネルごとに分類して記憶する。このとき、マルチホップ設定部104は、利用チャネル情報が示す通信チャネルがあらかじめ設定された第1の通信チャネルおよび第2の通信チャネルである場合、当該位置情報通知パケットに含まれている通信装置識別情報を、第1の通信チャネルに分類して記憶する。この記憶は、通信チャネルごとにマルチホップが行える車載機100−2〜100−6を記述したネイバーテーブル(neighbor table)を作成することにより実現される。また、マルチホップ設定部104は、位置情報要求部108が送信した位置情報要求データに対して応答があった車載機に付与された通信装置識別情報を記憶するものであっても良い、また、マルチホップ設定部104は、マルチホップのホップ数についても管理し、ホップ数が規定の数に達していない場合は、次に送信すべき宛先を設定する。また、マルチホップ設定部104は、送信処理部106から、マルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信すべき車載機がどれなのかの問い合わせが通信チャネルを指定して行われた場合、指定された通信チャネルに分類されて記憶されている通信装置識別情報を送信処理部106へ応答する。
アプリケーション105は、受信処理部103から出力されてきた信号について、所定の処理を行い、その結果を送信処理部106へ出力するソフトウェアである。
送信処理部106は、あらかじめ設定された2つの通信チャネル(CH0およびCH1)と同じ通信チャネルに分類されてマルチホップ設定部104に記憶されている通信装置識別情報が付与された車載機へマルチホップパケットを送信(転送)する。このとき、車載機100−1が、マルチホップパケットをCH0の通信チャネルを用いて受信した場合、当該マルチホップパケットの送信にはCH1が用いられる。また、車載機100−1が、マルチホップパケットをCH1の通信チャネルを用いて受信した場合、当該マルチホップパケットの送信にはCH1が用いられる。つまり、送信処理部106は、第1ホップでマルチホップパケットを送信する場合、CH0を用いてマルチホップパケットを送信する。また、送信処理部106は、第1ホップ以外(第2ホップ以降)でマルチホップパケットを送信(転送)する場合は、CH1を用いてマルチホップパケットを送信(転送)する。また、送信処理部106は、マルチホップパケットをユニキャストで送信するものであっても良い。
具体的には、送信処理部106は、CH0を用いてマルチホップパケットを送信する場合は、CH0を利用している車載機をマルチホップ設定部104に問い合わせ、当該車載機へ無線送信部109−1およびアンテナ101−1を介して当該マルチホップパケットを送信する。また、送信処理部106は、CH1を用いてマルチホップパケットを送信する場合は、CH1を利用している車載機をマルチホップ設定部104に問い合わせ、当該車載機へ無線送信部109−2およびアンテナ101−2を介して当該マルチホップパケットを送信する。
位置情報通知部107は、車載機100−1の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、車載機100−1が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、位置情報通知パケットを車載機100−2〜100−6へ送信する。このとき、位置情報通知部107は、位置情報通知パケットを無線送信部109−1,109−2およびアンテナ101−1,101−2を介して送信する。
位置情報要求部108は、車載機100−2〜100−6へ、車載機100−2〜100−6の位置を示す位置情報を要求する。この要求には、当該要求を認識することができる要求信号(位置情報要求データ)を用いるものであっても良い。この場合、位置情報要求部108は、要求信号を無線送信部109−1,109−2およびアンテナ101−1,101−2を介して送信する。また、位置情報要求部108は、車載機100−2〜100−6に対して位置情報要求データを、第1ホップではCH0を用いて、ブロードキャストで送信し、また、第2ホップではCH1を用いて、ブロードキャストで送信するものであっても良い。
無線送信部109−1は、送信処理部106、位置情報通知部107および位置情報要求部108から出力されてきた信号(パケット)を、CH0を用いてアンテナ101−1を介して無線送信する。
無線送信部109−2は、送信処理部106、位置情報通知部107および位置情報要求部108から出力されてきた信号(パケット)を、CH1を用いてアンテナ101−2を介して無線送信する。
以下に、図1に示した形態において、車載機100−1が車載機100−2〜100−6が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を取得する処理について説明する。
車載機100−1の位置情報要求部108から位置情報を要求するための要求信号である位置情報要求データが送信されると、車載機100−2,100−5,100−6から車載機100−2,100−5,100−6の位置を示す位置情報が含まれる位置情報通知パケットが送信されてくる。この位置情報通知パケットには、車載機100−2,100−5,100−6がそれぞれ利用する通信チャネルを示す利用チャネル情報が含まれている。これにより、車載機100−1は、車載機100−2,100−5,100−6から利用チャネル情報を取得することができる。
この利用チャネル情報は、利用している通信チャネルを識別できるものであれば良い。例えば、通信チャネルごとに1ビットのフラグを設け、CH0とCH1との2つの通信チャネルを利用している場合、CH0およびCH1のフラグをONとし、他の通信チャネルのフラグをOFFとして示すものであっても良い。
また、車載機100−3,100−4は、車載機100−1から直接電波が届かないため、車載機100−1から直接検索できることができない。したがって、車載機100−2を経由して検索することとなる。
図3は、図1に示した形態において、車載機100−1が車載機100−4が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を取得する処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、車載機100−1の位置情報要求部108から位置情報を要求するための要求信号である位置情報要求データ(Location Request)がCH0を用いてブロードキャストメッセージとして送信される(ステップS1)。このとき、車載機100−4の検索を行うホップ数は3回程度に制限されたものであり、そのホップ数以内に車載機100−4を見つけることができない場合は、そのエリアに車載機100−4は存在しないと判断される。
ここで、車載機100−5,100−6は、ブロードキャストメッセージを受信することができるが、CH1を用いたマルチホップでメッセージを再送することができない。
一方、車載機100−2は、受信したメッセージをCH1を利用して送信(転送)することが可能であるため、当該メッセージがCH1を利用して車載機100−2から車載機100−3へ送信(転送)される(ステップS2)。
すると、車載機100−2から送信されてきたメッセージが車載機100−3にて受信され、受信されたメッセージが車載機100−3から車載機100−4へ同様に送信(転送)される(ステップS3)。これにより、車載機100−1から車載機100−4まで少なくとも1つのルートが存在することになる。
すると、車載機100−4から車載機100−1へ向けて、Location Requestに対する応答メッセージであるLocation Replyが送信される(ステップS4)。この送信には、ユニキャスト送信とブロードキャスト送信とのどちらを用いるかは規定しない。図3においては、ユニキャスト送信である場合を例に挙げて説明する。また、この送信には、CH0が用いられる。また、このLocation Replyには、車載機100−4の位置情報および車載機100−4が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報が含まれる。
車載機100−4から送信されたLocation Replyは、まず車載機100−3にて受信され、受信されたLocation Replyが、車載機100−3から車載機100−2へCH1を用いて送信(転送)される(ステップS5)。
車載機100−3から送信されたLocation Replyは、車載機100−2にて受信され、受信されたLocation Replyが、車載機100−2から車載機100−1へCH1を用いて送信(転送)される(ステップS6)。
なお、車載機100−1が車載機100−3の利用チャネル情報を取得する方法も同様である
これにより、車載機100−1は、車載機100−4までのルートが存在することを認識するとともに、車載機100−4の利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報も取得することが可能になる。
これにより、車載機100−1は、車載機100−4までのルートが存在することを認識するとともに、車載機100−4の利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報も取得することが可能になる。
以下に、このように取得した利用チャネル情報を、車載機100−1のマルチホップ設定部104へ記憶する方法について説明する。
図4は、利用チャネル情報を図2に示したマルチホップ設定部104へ記憶する方法を説明するためのフローチャートである。ここでは、通信チャネルとして、第1ホップにCH0が、また第2ホップ以降にCH1が利用されることが設定されている場合を例に挙げて説明する。
まず、受信処理部103にて、車載機100−2〜100−6から送信されたパケット(位置情報通知パケット)が受信されたと判定されると(ステップS11)、当該パケットから利用チャネル情報が抽出される(ステップS12)。抽出された利用チャネル情報は、受信処理部103からマルチホップ設定部104へ出力される。
すると、マルチホップ設定部104にて、受信処理部103から出力されてきた利用チャネル情報がCH0とCH1との2つの通信チャネルの利用を示すものであるかどうかが判定される(ステップS13)。
当該利用チャネル情報がCH0とCH1との2つの通信チャネルの利用を示すものである場合、CH0についてのネイバーテーブルがマルチホップ設定部104によって作成される(ステップS14)。具体的には、当該利用チャネル情報を送信してきた車載機に付与された通信装置識別情報が、通信チャネルCH0と対応付けられて(CH0に分類されて)マルチホップ設定部104に記憶される。
続いて、マルチホップ設定部104にて、受信処理部103から出力されてきた利用チャネル情報がCH0以外の通信チャネルの利用を示すものであるかどうかが判定される(ステップS15)。
また、ステップS13にて、当該利用チャネル情報がCH0とCH1との2つの通信チャネルの利用を示すものではない場合は、ステップS14の処理は行われず、ステップS15の処理が行われる。
ステップS15にて、当該利用チャネル情報がCH0以外の通信チャネルの利用を示すものである場合、利用している通信チャネルについてのネイバーテーブルがマルチホップ設定部104によって作成される(ステップS16)。具体的には、当該利用チャネル情報を送信してきた車載機に付与された通信装置識別情報が、利用している通信チャネルと対応付けられて(利用している通信チャネルに分類されて)マルチホップ設定部104に記憶される。これは、利用している通信チャネルの分だけ作成される。例えば、利用チャネル情報が、CH2とCH3との2つの通信チャネルを利用していることを示す場合、CH2についてのネイバーテーブルと、CH3についてのネイバーテーブルとが作成される。具体的には、当該利用チャネル情報を送信してきた車載機に付与された通信装置識別情報が通信チャネルCH2およびCH3と対応付けられて(CH2およびCH3に分類されて)マルチホップ設定部104に記憶される。
そして、ステップS11の処理が再度行われる。
また、ステップS15にて、当該利用チャネル情報がCH0以外の通信チャネルの利用を示すものではない場合は、ステップS16の処理は行われず、ステップS1の処理が再度行われる。
なお、本発明ではマルチホップに関わるネイバーテーブルのあり方だけを規定するため、通常の近隣の車載機を認識するためのネイバーテーブルの作成および構造については、特に規定しない。一般的には、CH0を用いて受信されたパケットから、近隣の車載機のネイバーテーブルが作成される。
このような一連の処理により、CH0とCH1との2つの通信チャネルを同時に利用しているときだけCH0のネイバーテーブルが作成され、CH0以外の通信チャネルを利用している場合は、その通信チャネルのネイバーテーブルが作成される。
図1に示した形態においては、車載機100−1のマルチホップに関するネイバーテーブルには、CH0とCH1とには車載機100−2,100−3,100−4が分類されて登録され、CH2には車載機100−6が分類されて登録される。また、車載機100−5はCH0のみ利用しているため、ネイバーテーブルには登録されない。
以下に、図1に示した車載機100−1がマルチホップパケットを送信する際の処理について説明する。
図5は、図1に示した車載機100−1がマルチホップパケットを送信する際の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、送信処理部106にて、マルチホップパケットを送信するために用いる通信チャネルが設定される(ステップS21)。また、位置情報と利用する通信チャネルとが設定される(ステップS22)。ここでは、第1ホップではCH0を利用し、また第2ホップ以降ではCH1を利用することが設定された場合を例に挙げて、以下説明する。また、車載機100−1〜100−4が、CH0とCH1との2つの通信チャネルを同時に利用している場合を例に挙げて説明する。
すると、送信処理部106からマルチホップ設定部104へ、CH0のネイバーテーブルに分類されて登録されている通信装置識別情報が付与された車載機の問い合わせが行われる。その問い合わせに対してマルチホップ設定部104からされた応答に基づいて、送信先が送信処理部106によって決定される(ステップS23)。ここでは、上述したように、CH0とCH1との2つの通信チャネルを利用している車載機の通信装置識別情報が、CH0のネイバーテーブルに分類されて登録されているため、車載機100−2〜100−4がマルチホップパケット送信の対象となることが、送信処理部106によって認識される。また、位置情報から、隣接する車載機100−2への送信が第1ホップであることが、送信処理部106によって認識される。
そして、第1ホップであればCH0を用いて、また第2ホップ以降であればCH1を用いて、マルチホップパケットが送信処理部106から無線送信部109−1,109−2およびアンテナ101−1,101−2を介して送信される(ステップS24)。
以上説明したように、車載機100−1が車載機100−4へマルチホップパケットを送信しようとしたとき、第1ホップの候補として、第2ホップ以降で利用するCH1を利用していない車載機は選択しないように、ネイバーテーブルを作成する。車載機100−5,100−6はCH1を利用できないため、登録されているネイバーテーブルのうち、第1ホップで利用するCH0に分類されたマルチホップ対象には含まれない。
以上説明したように、通常送受信している位置情報通知パケットの中に、現在利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて送信する。これにより、当該利用チャネル情報を受信した車載機は、マルチホップに参加できない車載機を選別し、マルチホップに参加できる車載機のみを利用してマルチホップを行うことができる。また、マルチホップパケットを送信したものの、マルチホップができなくて当該マルチホップパケットが到達できないことを防ぐことが可能になる。
また、ブロードキャストとユニキャストとでマルチホップチャネルの使い方を変えることにより、確実にマルチホップを実現できるようにすることも考えられる。
図6は、本発明の通信装置が複数接続されたシステムの他の形態を示す図である。本形態は、図1に示した形態とは変えて、ユニキャストメッセージとブロードキャストメッセージとで、通信チャネルの使い方を変えたものである。また、図6において、ユニキャストメッセージを破線で示し、またブロードキャストメッセージを実線で示す。
図6に示すように、ブロードキャストメッセージの場合は、図1に示した形態と同様に、2つの通信チャネルを利用する仕組みをそのまま利用し、第1ホップはCH0を利用し、また、第2ホップ以降はCH1を利用する。
また、送信されたブロードキャストメッセージは、複数の車載機が受信することが可能である。そのため、次の中継する車載機がマルチホップをできるかどうかに関わらずブロードキャストメッセージを送信することができる。また、このブロードキャストメッセージを受信した車載機がマルチホップできる場合にだけ、次段の車載機へ向けて転送を行えば良い。
一方、ユニキャストメッセージの場合は、中継する車載機を決める必要がある。また、途中でマルチホップできない車載機が入ってしまうと、全く通信ができない。
そこで、ユニキャストメッセージの送信に用いる通信チャネルは一意に設定し、CH1を利用する場合は全ての車載機でCH1を利用し、また、CH2を利用する場合は全ての車載機でCH2を利用する。ユニキャストメッセージの場合は、ブロードキャストメッセージと異なり、一度その目的の車載機を検索する必要があり、その過程でそのユニキャストメッセージを送信すると決めた通信チャネルを使えない車載機は中継局としては選ばれない。
以下に、図6に示した形態において車載機100−1から車載機100−4へのユニキャストメッセージの送信を開始するまでの処理について説明する。
図7は、図6に示した形態において車載機100−1から車載機100−4へのユニキャストメッセージの送信を開始するまでの処理を説明するためのシーケンス図である。
CH1を用いてユニキャストメッセージを送信しようとする場合、まず、CH0を用いて、Location Requestメッセージを位置情報要求部108からブロードキャストで送信することで、車載機100−4へ到達できるルートが検索される(ステップS31)。
車載機100−5,100−6は、CH1を利用していないため、このメッセージを受信することができない。
一方、車載機100−2は、このメッセージを受信することができる。すると、車載機100−4をマルチホップで検索するために、再度同じLocation Requestメッセージが車載機100−2から車載機100−3へブロードキャストで送信される(ステップS32)。
同様に、車載機100−3から同じLocation Requestメッセージがブロードキャストで送信されると、このLocation Requestが車載機100−4に到達する(ステップS33)。
すると、Location Requestメッセージを受け取った車載機100−4の位置情報通知部107から、車載機100−3,100−2を経由して、Location Replyメッセージが車載機100−1宛てに返送される(ステップS34〜S36)。この返送には、ユニキャストが用いられる。
これにより、車載機100−1は車載機100−4へユニキャストメッセージを送信するために経由する車載機を認識することができ、CH1が利用できない車載機100−5,100−6を経由することなく、車載機100−4へユニキャストメッセージを送信することが可能となる(ステップS37〜S39)。
以上説明したように、ユニキャストメッセージとブロードキャストメッセージとで、通信チャネルの使い方を変えることで、マルチホップに参加できない車載機が存在したとしても、ユニキャストの時はその都度経由する車載機を検索する。そのため、マルチホップに参加できる車載機のみを利用してマルチホップを行うことができる。
上述した車載機100−1に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を車載機100−1にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを車載機100−1に読み込ませ、実行するものであっても良い。車載機100−1にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、車載機100−1に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、車載機100−1に設けられたCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100−1〜100−6 車載機
101−1,101−2 アンテナ
102−1,102−2 無線受信部
103 受信処理部
104 マルチホップ設定部
105 アプリケーション
106 送信処理部
107 位置情報通知部
108 位置情報要求部
109−1,109−2 無線送信部
200 路側機
101−1,101−2 アンテナ
102−1,102−2 無線受信部
103 受信処理部
104 マルチホップ設定部
105 アプリケーション
106 送信処理部
107 位置情報通知部
108 位置情報要求部
109−1,109−2 無線送信部
200 路側機
Claims (6)
- 無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
第1ホップでマルチホップパケットを送信する場合、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、前記第1ホップ以外でマルチホップパケットを送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する通信装置。 - 無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
マルチホップパケットをブロードキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、第1の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信し、マルチホップパケットをユニキャストで送信する場合は、前記通信チャネルのうち、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて前記マルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する通信装置。 - 無線通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を付けて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する位置情報通知部と、
前記他の通信装置から送信されてきた前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された当該通信装置の通信チャネルと同じである場合、当該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する送信処理部とを有する通信装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置において、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが前記第1の通信チャネルおよび前記第2の通信チャネルである場合、該位置情報通知パケットを送信した通信装置にあらかじめ付与されている通信装置識別情報を、前記第1の通信チャネルに分類して記憶するマルチホップ設定部を有し、
前記送信処理部は、前記マルチホップ設定部にて前記第1の通信チャネルに分類して記憶されている通信装置識別情報が示す通信装置へ前記マルチホップパケットを送信することを特徴とする通信装置。 - 無線通信を行う通信装置間における通信方法であって、
前記通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する処理と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する処理とを行う通信方法。 - 無線通信を行う通信装置に、
当該通信装置の位置を通知するために送信する位置情報通知パケットに、当該通信装置が利用している通信チャネルを示す利用チャネル情報を含めて、該位置情報通知パケットを当該通信装置と通信可能な他の通信装置へ送信する手順と、
前記他の通信装置から送信されてきた位置情報通知パケットに含まれている前記利用チャネル情報が示す通信チャネルが、あらかじめ設定された通信チャネルと同じである場合、該通信装置へマルチホップ通信で送受信されるマルチホップパケットを送信する手順とを実行させるためのプログラム。
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JP2015029402A JP2015119501A (ja) | 2015-02-18 | 2015-02-18 | 通信装置、通信方法およびプログラム |
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Citations (4)
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