JP2015118676A - ガイド用語抽出装置、設計項目抽出システム、およびガイド用語抽出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のガイドラインがある場合、ガイドライン毎にシステムの開発に関して異なる用語で記述されている場合がある。すると、検索語からあるガイドラインに対しては必要なガイド用語が抽出できても、他のガイドラインから必要なガイド用語を抽出することができない。即ち、システムの開発者が複数のガイドラインを熟知していなければ、適切な検索語で必要なガイド用語を抽出することができず、ガイド用語からシステムの開発に必要な設計項目を抽出できないため、品質のよいシステムの開発ができなかった。【解決手段】 検索語を入力すると、索引の情報に基づいて複数のガイドラインのガイド用語を抽出するので、複数のガイドラインを熟知していないシステムの開発者であっても、必要なガイド用語を抽出し、抽出したガイド用語から必要な設計項目を抽出することができる。そのため、必要な設計項目を網羅的に備えた品質のよいシステムの開発ができる。【選択図】 図1
Description
本発明は、専門的な知識を要するシステムの開発に必要とされる設計項目を抽出するための設計項目抽出に関するものである。
システムの開発において、例えば、セキュリティ、あるいは法規制、あるいは業態特有の商慣習等のシステム化対象の固有知識に基づいて、システムの開発を行う際に、特定の設計事項を開発に盛り込む必要が生じる場合がある。その場合、システムの開発者は、システムを開発するために、それら固有知識をあらかじめ熟知しておく必要がある。
これらの固有知識に基づいた設計事項は、あらかじめ有識者によって体系化されたドキュメントであるガイドラインとしてまとめられている場合がある。そして、システムの開発者は、ガイドラインを参照することで、開発対象のシステムに関連する設計事項(以下、設計項目と示す)をガイドラインから抽出し、システム開発に必要とされる設計項目を抽出できるようになっている。
例えば特許文献1では、システムの開発における設計品質の向上を目的として、設計ガイドライン等のチェックリストから用語を検索用キーワードとして抽出し、当該検索用キーワードとその類義語を体系づけてチェック対象知識として管理している。そして、作成された設計書に検索用キーワードが含まれているかをチェックすることで、検査すべきチェック項目をチェックリストから抽出する方法が開示されている。
(特許文献1)。
(特許文献1)。
しかし、複数のガイドラインがある場合、ガイドライン毎にシステムの開発に関して異なる用語で記述されている場合がある。すると、検索語からあるガイドラインに対しては必要なガイド用語が抽出できても、他のガイドラインから必要なガイド用語を抽出することができない。即ち、システムの開発者が複数のガイドラインを熟知していなければ、適切な検索語で必要なガイド用語を抽出することができず、ガイド用語からシステムの開発に必要な設計項目を抽出できないため、品質のよいシステムの開発ができなかった。
この発明に係るガイド用語抽出装置は、システムの開発に必要な設計項目を抽出するためのガイド用語抽出装置であって、システムの開発に関連する検索語が入力されると、予め記憶された検索語と、前記システムに関連する複数のガイドラインのガイド用語とを意味の観点から分類する予め記憶された索引の情報に基づいて、前記ガイド用語を抽出するガイド用語抽出部を備えたことを特徴とする。
この発明は、検索語を入力すると、索引の情報に基づいて複数のガイドラインのガイド用語を抽出するので、複数のガイドラインを熟知していないシステムの開発者であっても、必要なガイド用語を抽出し、抽出したガイド用語から必要な設計項目を抽出することができる。そのため、必要な設計項目を網羅的に備えた品質のよいシステムの開発ができる。
実施の形態.
図1は、この発明の実施の形態における、設計項目抽出システム1の構成図である。
図1において、設計項目抽出システム1は、ガイド用語抽出装置2、入出力部3、検索語記憶部4、索引記憶部5、関係性記憶部6、ガイド用語記憶部7、知識記憶部8、検索リンク管理部9、索引リンク管理部10、設計項目抽出部11から構成されている。
そして、ガイド用語抽出装置2は、検索リンク抽出部12、検索リンク記憶部13、ガイド用語抽出部14、索引リンク記憶部15から構成されている。
尚、ここでは、設計項目抽出システムの管理者を管理者、開発対象のシステムの開発に必要な設計項目を検索するシステムの開発者を検索者として説明する。また、本実施の形態では検索者が1人であることを前提とする。
図1は、この発明の実施の形態における、設計項目抽出システム1の構成図である。
図1において、設計項目抽出システム1は、ガイド用語抽出装置2、入出力部3、検索語記憶部4、索引記憶部5、関係性記憶部6、ガイド用語記憶部7、知識記憶部8、検索リンク管理部9、索引リンク管理部10、設計項目抽出部11から構成されている。
そして、ガイド用語抽出装置2は、検索リンク抽出部12、検索リンク記憶部13、ガイド用語抽出部14、索引リンク記憶部15から構成されている。
尚、ここでは、設計項目抽出システムの管理者を管理者、開発対象のシステムの開発に必要な設計項目を検索するシステムの開発者を検索者として説明する。また、本実施の形態では検索者が1人であることを前提とする。
また、本実施の形態において、ガイドラインとは、システムを設計するために必要なセキュリティ、法規則、業態特有の商慣習等に関する専門知識である固有知識に基づいて必要となる特定の設計項目が、管理のために体系づけられて記録された情報である。
そして、ガイド用語とは、複数のガイドラインに含まれる用語であって、複数のガイドラインはそれぞれ異なる解釈によって体系づけられた用語を含む。
そして、ガイド用語とは、複数のガイドラインに含まれる用語であって、複数のガイドラインはそれぞれ異なる解釈によって体系づけられた用語を含む。
また、検索語とは、検索者が開発に必要な設計項目を抽出したい場合に、複数のガイドラインに記載されているガイド用語から設計項目を抽出するために設計項目抽出システム1に入力する語句であって、開発対象のシステムに関連する、開発者が容易に理解できる用語である。例えば検索語として、開発に利用するコンポーネントや、開発する機能、開発に用いる要素技術名、システムの特性等を定義できる。
索引とは、検索語と複数のガイドラインのガイド用語を、意味の観点から分類する、一般的な概念を示す語句である。
関係性とは、検索語と索引、および索引とガイド用語との対応関係の種類を示す情報である。
検索リンクとは、検索者、検索語、索引、および関係性とが対応付けられた情報である。
索引リンクとは、複数のガイドライン、ガイド用語、索引、および関係性とが対応付けられた情報である。
関係性とは、検索語と索引、および索引とガイド用語との対応関係の種類を示す情報である。
検索リンクとは、検索者、検索語、索引、および関係性とが対応付けられた情報である。
索引リンクとは、複数のガイドライン、ガイド用語、索引、および関係性とが対応付けられた情報である。
設計項目とは、固有知識に基づいてシステムの開発に必要とされる設計すべき項目である。ここでは、特に、システムを開発する際に考慮すべき要件、およびその要件への対策事項として必要な設計すべき項目を含む情報として説明する。
次に、設計項目抽出システム1の概要について説明する。
設計項目抽出システム1は、検索リンク管理部9から入出力部3に検索リンクを作成するための指示が出力される。そして、入出力部3は、登録する検索リンクの情報の入力の受付を示す表示を表示装置(図示せず)に表示する。すると、管理者が、入出力部3から検索リンクを作成する情報を入力する。そして、入出力部3は、その情報を検索リンク管理部9に出力する。すると、検索リンク管理部9は、検索語記憶部4に記憶された検索語と、索引記憶部5に記憶された索引と、関係性記憶部6に記憶された関係性から、検索リンク記憶部13の検索リンクを生成する。また、同様に、索引リンク管理部10が、入出力部3に索引リンクを作成するための指示を出力して、索引記憶部5の索引と、関係性記憶部6の関係性と、ガイド用語記憶部7のガイド用語から、索引リンク記憶部15の索引リンクを生成する。
設計項目抽出システム1は、検索リンク管理部9から入出力部3に検索リンクを作成するための指示が出力される。そして、入出力部3は、登録する検索リンクの情報の入力の受付を示す表示を表示装置(図示せず)に表示する。すると、管理者が、入出力部3から検索リンクを作成する情報を入力する。そして、入出力部3は、その情報を検索リンク管理部9に出力する。すると、検索リンク管理部9は、検索語記憶部4に記憶された検索語と、索引記憶部5に記憶された索引と、関係性記憶部6に記憶された関係性から、検索リンク記憶部13の検索リンクを生成する。また、同様に、索引リンク管理部10が、入出力部3に索引リンクを作成するための指示を出力して、索引記憶部5の索引と、関係性記憶部6の関係性と、ガイド用語記憶部7のガイド用語から、索引リンク記憶部15の索引リンクを生成する。
そして、検索リンク抽出部12が、入出力部3に検索語の入力を受ける指示を入出力部3に出力すると、入出力部3は、検索語の入力の受付を示す表示を表示装置に表示する。そして、検索者が、検索語を入出力部3から入力すると、入出力部3から検索リンク抽出部12に検索語が入力される。そして、検索リンク抽出部12は、入力された検索語に対応する索引の情報を検索リンク記憶部13から抽出し、抽出した索引の情報をガイド用語抽出部14に出力する。そして、ガイド用語抽出部14は、入力された索引に対応するガイド用語を索引リンク記憶部15から抽出し、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力する。そして、設計項目抽出部11は、入力されたガイド用語に対応する設計項目を知識記憶部8から抽出して、抽出した設計項目を入出力部3に出力する。すると、入出力部3は、抽出された設計項目を表示装置に表示する。
以下、設計項目抽出システム1の各構成について説明する。
まず、ガイド用語抽出装置2は、入出力部3に検索語の入力の指示を出力し、入出力部3から検索語が入力されると、予め記憶された索引の情報を用いて、検索語に関連するガイド用語を抽出する。そして、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力する。
まず、ガイド用語抽出装置2は、入出力部3に検索語の入力の指示を出力し、入出力部3から検索語が入力されると、予め記憶された索引の情報を用いて、検索語に関連するガイド用語を抽出する。そして、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力する。
入出力部3は、例えば、マウスとキーボードと表示装置(図示せず)を備えるPC上で動作するアプリケーションの一部であり、検索者による入力の受け付けや検索者への出力を行うと共に、必要に応じて入出力に必要な情報の処理もする。入出力部3は、検索リンク管理部9から検索リンクを管理するための表示、または索引リンク管理部10から索引リンクを管理するための表示の指示が入力されると、表示装置に表示する。また、入出力部3に入力されたデータを検索リンク管理部9、または索引リンク管理部10に出力する。
また、入出力部3は、ガイド用語抽出装置2の検索リンク抽出部12から検索語の入力の指示が入力されると、検索語の入力を受け付ける表示を表示装置に表示する。そして、入出力部3には、検索者によって、システムの開発に必要と思われる設計項目を抽出するために、検索語記憶部4に予め記憶されている検索者が容易に理解可能な用語であって、かつ開発対象に関連する用語が検索語として入力される。すると、入出力部3は、検索語記憶部4を参照して、入力された検索語に対応する検索語IDを検索リンク抽出部12に出力する。また、検索者によって、入出力部3に複数の検索語が入力されると、入出力部3は、複数の検索語を検索者によって選択された論理演算子(論理積、論理和、論理否定)を用いた任意の論理関係によって結合して、検索リンク抽出部12に出力する。
また、入出力部3は、設計項目抽出部11から抽出された設計項目が入力されると、表示装置に表示する。
また、入出力部3は、設計項目抽出部11から抽出された設計項目が入力されると、表示装置に表示する。
次に、検索語記憶部4には、検索者がシステムの開発に必要なガイド項目を検索するための語句である検索語の情報が予め記憶されている。そして、検索語記憶部4に記憶されている情報は、検索リンク管理部9および入出力部3から参照される。
図2は、この発明の実施の形態における、検索語記憶部4に記憶されている情報の例である。
検索語記憶部4には、例えば、検索語の識別子である検索語ID41、検索者の識別子である検索者ID42、および検索語43を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。そして、検索者ごとに適した検索語が、管理者によって予め記憶されている。
図2は、この発明の実施の形態における、検索語記憶部4に記憶されている情報の例である。
検索語記憶部4には、例えば、検索語の識別子である検索語ID41、検索者の識別子である検索者ID42、および検索語43を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。そして、検索者ごとに適した検索語が、管理者によって予め記憶されている。
図2の例では、検索語IDである「SW0001」、検索者IDである「P001」、および検索語である「XXX」が対応付けられて記憶されている。
図2では、検索者が複数いることを想定して検索者ID42も合わせて記憶されているが、本実施の形態のように1人の検索者を想定する場合、検索者ID42を省いて検索語記憶部4を構成できる。
図2では、検索者が複数いることを想定して検索者ID42も合わせて記憶されているが、本実施の形態のように1人の検索者を想定する場合、検索者ID42を省いて検索語記憶部4を構成できる。
索引記憶部5には、検索語と複数のガイドラインで用いられているガイド用語を、意味の観点から分類した概念を示す語句である索引の情報が記憶されている。そして、索引記憶部5に記憶されている情報は、検索リンク管理部9と索引リンク管理部10から参照される。
図3は、この発明の実施の形態における、索引記憶部5に記憶されている索引に関する情報の例である。
索引記憶部5には、例えば、索引の識別子である索引ID51、索引52、および索引が示す意味を開発者が理解可能な文章で説明する解説53を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。
図3は、この発明の実施の形態における、索引記憶部5に記憶されている索引に関する情報の例である。
索引記憶部5には、例えば、索引の識別子である索引ID51、索引52、および索引が示す意味を開発者が理解可能な文章で説明する解説53を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。
図3の例では、索引IDである「I0002」、索引である「YYY」、および解説である「ABC・・・XYZ」が対応付けられて記憶されている。
索引は、その同義語、あるいは索引が示す概念を連想させる等の関係性により検索語と対応付けられるとともに、索引の示す概念と同義である、あるいは包含する、あるいはその他種々の関係性によってガイド用語とも対応付けられる。
索引は、その同義語、あるいは索引が示す概念を連想させる等の関係性により検索語と対応付けられるとともに、索引の示す概念と同義である、あるいは包含する、あるいはその他種々の関係性によってガイド用語とも対応付けられる。
関係性記憶部6には、検索語と索引との対応関係、および索引とガイド用語との対応関係を示す関係性の情報が記憶されている。そして、関係性記憶部6に記憶されている関連性の情報は、検索リンク管理部9と索引リンク管理部10から参照される。
図4は、この発明の実施の形態における、関係性記憶部6に記憶されている関係性に関する情報の例である。
関係性記憶部6には、例えば、対応関係を示す情報の識別子である関係性ID61と、関係性62を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。
図4は、この発明の実施の形態における、関係性記憶部6に記憶されている関係性に関する情報の例である。
関係性記憶部6には、例えば、対応関係を示す情報の識別子である関係性ID61と、関係性62を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。
対応関係を示す情報の具体的な例としては、例えば「同義語」、「包含」、「連想」がある。「同義語」は、検索語と索引、および索引とガイド用語が同一の意味をもつことを示す。また、「包含」は、索引が検索語の意味を包含している、あるいは索引がガイド用語の意味を包含しているという場合の対応関係を示す。また、「連想」は、意味的な類似はないが、検索語から索引、あるいは索引から複数のガイド用語が検索者に連想される場合の対応関係を示す。その他、管理者が検索語と索引、および索引とガイド用語との対応関係を予め設定したデータとなる。
ガイド用語記憶部7には、複数のガイドラインのうち、どのガイドラインに用いられているガイド用語であるかを対応付ける情報が、管理者によって予め記憶されている。そして、ガイド用語記憶部7に記憶されている情報は、検索リンク管理部9と索引リンク管理部10から参照される。
図5は、この発明の実施の形態における、ガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語に関する情報の例である。
図5は、この発明の実施の形態における、ガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語に関する情報の例である。
ガイド用語記憶部7には、例えば、ガイド用語の識別子であるガイド用語ID71、複数あるガイドラインの識別子であるガイドラインID72、およびガイドラインIDに対応したガイドラインに用いられているガイド用語73を含む情報が、表形式の構成で記憶されている。
知識記憶部8には、ガイド用語に対応する設計項目が、管理者によって予め記憶されている。
図6は、この発明の実施の形態における、知識記憶部8に記憶されている設計項目に関する情報の例である。
知識記憶部8は、例えば、ガイド用語の識別子であるガイド用語ID80と、設計項目81を含む情報が対応づけられ、表形式の構成で記憶されている。そして、知識記憶部8の情報は、設計項目抽出部11から参照される。
図6は、この発明の実施の形態における、知識記憶部8に記憶されている設計項目に関する情報の例である。
知識記憶部8は、例えば、ガイド用語の識別子であるガイド用語ID80と、設計項目81を含む情報が対応づけられ、表形式の構成で記憶されている。そして、知識記憶部8の情報は、設計項目抽出部11から参照される。
ここで、ガイド用語ID80は、ガイド用語の識別子を示すデータである。設計項目81は、固有知識の観点からシステムの設計に必要となる事項に関する解説、およびそれに付随するデータであって、複数のガイドラインから、管理者によって予め抽出されたデータである。特に、設計項目にガイド用語として設定できる特徴的な用語が用いられない場合、設計項目に擬似的なガイド用語である擬似用語をメタデータとして付加して管理することもできる。擬似用語はより具体的には、例えば非特許文献1に記載のmeta要素を用いて記述することができる。
設計項目81における付随するデータとしては、例えば過去のシステムの設計書における記述や、設計項目の具体的な実装を示すソースコード等である。
設計項目81における付随するデータとしては、例えば過去のシステムの設計書における記述や、設計項目の具体的な実装を示すソースコード等である。
図6の例では、ガイド用語ID80である「GC0005」、および設計項目である「AAA・・・ZZZ」が互いに関連づけられて記憶されていることを例示している。また、ガイド用語ID80である「GC0006」、および設計項目81である「<meta name=ZZZ/>ABC・・・XYZ」が関連づけられており、上記設計項目は擬似的なガイド用語である「ZZZ」を、meta要素のname属性として記録することで、前記の擬似的なガイド用語を設計項目と関連づけている。
次に、検索リンク管理部9は、ガイド用語抽出装置2の検索リンク記憶部13に検索リンクを生成する。また、新規の検索リンクを登録する。また、検索リンクの情報を更新、または削除する処理を行う。ここでは、検索リンクを生成、または登録、または更新、または削除を含めて検索リンクの管理と示す。
例えば、検索リンク管理部9は、入出力部3を介して、検索リンクの情報が記述されたファイルの入力の指示を表示する。そして、管理者によって、入出力部3から入力された検索リンクの情報が記述されたファイルから、検索リンク管理部9が検索リンクの情報を検索リンク記憶部13に記憶する。
また、検索リンク管理部9は、入出力部3を介して、検索リンクの登録、または更新、または削除の入力の指示を表示する。そして、入出力部3で、管理者から検索リンクの登録の情報が入力されると、検索リンク管理部9が、入力された検索リンクの情報を検索リンク記憶部13に登録する。また、入出力部3で、管理者から検索リンクの更新の情報が入力されると、検索リンク管理部9が、検索リンク記憶部13の検索リンクの情報を入力された検索リンクの情報に更新する。同様に、入出力部3で、管理者から検索リンクの削除が指示されると、検索リンク管理部9が、検索リンク記憶部13の検索リンクの情報から、入力された検索リンクの情報を削除する。
検索リンク管理部9は、検索リンクの生成、または登録、または更新、または削除を行う際には、検索語記憶部4、索引記憶部5、および関係性記憶部6に記憶された情報を参照する。
検索リンク管理部9は、検索リンクの生成、または登録、または更新、または削除を行う際には、検索語記憶部4、索引記憶部5、および関係性記憶部6に記憶された情報を参照する。
索引リンク管理部10は、ガイド用語抽出装置2の索引リンク記憶部15に索引リンクを生成する。また、新規の索引リンクを登録する。また、索引リンクの情報を更新、または削除する処理を行う。ここでは、索引リンクを生成、または登録、または更新、または削除を含めて索引リンクの管理と示す。
例えば、索引リンク管理部10は、入出力部3を介して、索引リンクの情報が記述されたファイルの入力の指示を表示する。そして、管理者によって、入出力部3から入力された索引リンクの情報が記述されたファイルから、索引リンク管理部10が索引リンクの情報を索引リンク記憶部15に記憶する。
また、索引リンク管理部10は、入出力部3を介して、索引リンクの登録、または更新、または削除の入力の指示を表示する。そして、入出力部3で、管理者から索引リンクの登録の情報が入力されると、索引リンク管理部10が、入力された索引リンクの情報を索引リンク記憶部15に登録する。また、入出力部3で、管理者から索引リンクの更新の情報が入力されると、索引リンク管理部10が、索引リンク記憶部15の索引リンクの情報を入力された索引リンクの情報に更新する。同様に、入出力部3で、管理者から索引リンクの削除が指示されると、索引リンク管理部10が、索引リンク記憶部15の索引リンクの情報から、入力された索引リンクの情報を削除する。
索引リンク管理部10は、索引リンクの生成、または登録、または更新、または削除を行う際には、索引記憶部5、関係性記憶部6、およびガイド用語記憶部7に記憶された情報を参照する。
索引リンク管理部10は、索引リンクの生成、または登録、または更新、または削除を行う際には、索引記憶部5、関係性記憶部6、およびガイド用語記憶部7に記憶された情報を参照する。
設計項目抽出部11は、ガイド用語抽出装置2のガイド用語抽出部14から抽出されたガイドラインIDとガイド用語の組が入力されると、知識記憶部8に予め記憶された知識の情報を参照して、ガイドラインIDで示されるガイドラインの、ガイド用語に対応したシステムの開発に必要な設計項目を抽出する。そして、抽出した設計項目とそれを表示する指示を入出力部3に出力する。
以上が、設計項目抽出システム1の各構成の説明である。
以上が、設計項目抽出システム1の各構成の説明である。
次に、ガイド用語抽出装置2の各構成について説明する。
ガイド用語抽出装置2の検索リンク抽出部12は、入出力部3に検索語の入力の指示を出力し、入出力部3から検索語IDが入力されると、検索リンク記憶部13を参照して索引を抽出する。そして、抽出した索引をガイド用語抽出部14に出力する。入出力部3から検索語IDとして論理演算子(論理積、論理和、論理否定)で結合された複数の検索語IDが入力された場合には、検索語ID毎に、その検索語IDによって抽出された検索リンク125が含む索引ID124の集合を索引グループ124aとするとともに、その索引グループ124aを抽出した各検索語ID122に適用された論理演算子に基づいて、各索引グループ124aを集合演算子で結合する。
ガイド用語抽出装置2の検索リンク抽出部12は、入出力部3に検索語の入力の指示を出力し、入出力部3から検索語IDが入力されると、検索リンク記憶部13を参照して索引を抽出する。そして、抽出した索引をガイド用語抽出部14に出力する。入出力部3から検索語IDとして論理演算子(論理積、論理和、論理否定)で結合された複数の検索語IDが入力された場合には、検索語ID毎に、その検索語IDによって抽出された検索リンク125が含む索引ID124の集合を索引グループ124aとするとともに、その索引グループ124aを抽出した各検索語ID122に適用された論理演算子に基づいて、各索引グループ124aを集合演算子で結合する。
論理演算子から対応する集合演算子を導く具体例について説明すると、検索語ID同士が論理積の関係で結合されていた場合は、各検索語IDによって抽出された検索リンク125のグループ同士を積集合の関係で結合し、同様に論理和の関係で結合されていた場合は和集合の関係で結合する。さらに検索語ID122に論理否定が適用されていた場合は検索リンク125の補集合の集合演算子を適用する。
そして、集合演算子で結合された索引グループ124aを、集合演算子に従って演算を行い、演算結果である全ての索引をガイド用語抽出部14に出力する。
検索リンク記憶部13には、検索者に対応した検索語と、検索語に対応する索引と、索引との関係性を示す情報が、検索リンク管理部9から入力されて記憶されている。そして、記憶されている検索リンクが検索リンク抽出部12から参照される。
図7は、この発明の実施の形態における、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報の例である。
検索リンク記憶部13には、検索者に対応した検索語と、検索語に対応する索引と、索引との関係性を示す情報が、検索リンク管理部9から入力されて記憶されている。そして、記憶されている検索リンクが検索リンク抽出部12から参照される。
図7は、この発明の実施の形態における、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報の例である。
検索リンク記憶部13には、例えば、検索リンク125の識別子である検索リンクID120、検索者毎の識別子である検索者ID121、検索者に対応して登録されている検索語の識別子である検索語ID122、検索語と索引との関係性の識別子である関係性ID123、および索引の識別子である索引ID124の情報がそれぞれ対応づけられて、表形式の構成で記憶されている。
ここでは、検索者ID121、検索語ID122、関係性ID123、および索引ID124がそれぞれ対応づけられた情報を、まとめて検索リンク125と示す。そして、この検索リンク125の識別子が、検索リンクID120として検索リンク記憶部13に記憶されている。
また、検索者ID121は、図2に示した検索語記憶部4の検索者ID42として記憶されたデータである。また、検索語ID122も、図2に示した検索語記憶部4の検索語ID41として記憶されたデータである。従って、検索者ID121と検索語ID122は、対応する図2の検索語ID41と検索者ID42として記憶された検索語を示すデータである。
図2と図7では検索者が複数の場合を想定して検索リンク125に検索者IDを含めているが、本実施の形態のように検索者が1人の場合は、検索者IDを省いて検索リンク125を構成できる。
図2と図7では検索者が複数の場合を想定して検索リンク125に検索者IDを含めているが、本実施の形態のように検索者が1人の場合は、検索者IDを省いて検索リンク125を構成できる。
また、関係性ID123は、図4に示した関係性記憶部6の関係性ID61として記憶されたデータである。そのため、関係性ID123は、関係性ID61に対応した関係性を示すデータである。
例えば、図7で示した検索リンク125に含まれる関係性ID123の「R0015」は、図4より「連想」を示す関係性の関係性IDであり、検索リンクにおいて検索語ID122と索引ID124は連想関係によって対応付けられる。
また、索引ID124は、図3に示した索引ID51として記憶されたデータである。そのため、索引ID124は、索引ID51に対応した索引を示すデータである。
例えば、図7で示した検索リンク125に含まれる関係性ID123の「R0015」は、図4より「連想」を示す関係性の関係性IDであり、検索リンクにおいて検索語ID122と索引ID124は連想関係によって対応付けられる。
また、索引ID124は、図3に示した索引ID51として記憶されたデータである。そのため、索引ID124は、索引ID51に対応した索引を示すデータである。
図7の例では、検索リンクID120として「SL0006」、検索者ID121として「P001」、検索語ID122として「SW0001」、関係性ID123として「R0015」、索引ID124として「I0002」が記憶されている。そのため、図2に記憶された対応する検索語ID41「SW0001」と検索者ID42「P001」から、検索語43「XXX」を示していることがわかる。また、図3に記憶された対応する索引ID51から索引「YYY」を示していることがわかる。また、図4に記憶された対応する関係性ID61から関係性「連想」を示していることがわかる。これらのことから、検索リンク全体として、検索者「P001」に対して検索語「XXX」、索引「YYY」、および関係性「連想」が関連付けて登録され、記憶されていることを意味する。
尚、ここでは、全ての索引は、少なくとも1つ以上の検索語と、図4に記憶されたいずれかの関係性によって関連づけられている。
尚、ここでは、全ての索引は、少なくとも1つ以上の検索語と、図4に記憶されたいずれかの関係性によって関連づけられている。
ガイド用語抽出部14は、検索リンク抽出部12から抽出された索引が入力されると、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクを参照して、入力された索引に対応するガイドラインIDとガイド用語の組を抽出する。そして、抽出したガイドラインIDとガイド用語の組を設計項目抽出部11に出力する。
索引リンク記憶部15には、複数のガイドライン毎のガイド用語に対応する索引と、その関係性を示す情報が索引リンク管理部10から入力されて記憶されている。そして、記憶されている索引リンクがガイド用語抽出部14から参照される。
図8は、この発明の実施の形態における、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報の例である。
図8は、この発明の実施の形態における、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報の例である。
索引リンク記憶部15には、例えば、索引リンクの識別子である索引リンクID140、複数あるガイドラインの識別子であるガイドラインID141、索引の識別子である索引ID142、関係性の識別子である関係性ID143、ガイド用語の識別子であるガイド用語ID144を含む情報がそれぞれ対応付けられて、表形式の構成で記憶されている。
また、ガイドラインID141は、図5のガイド用語記憶部7に記憶されているガイドラインID72のデータである。また、ガイド用語IDは、図5のガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語ID71である。そして、索引ID142は、図3の索引記憶部5に記憶された索引ID51のデータである。また、関係性IDは、図4の関係性記憶部6に記憶された関係性ID61のデータである。
ここでは、ガイドラインID141、索引ID142、関係性ID143、ガイド用語ID144がそれぞれ対応づけられた情報を、まとめて索引リンク145と示す。
ここでは、ガイドラインID141、索引ID142、関係性ID143、ガイド用語ID144がそれぞれ対応づけられた情報を、まとめて索引リンク145と示す。
図8の例では、索引リンクID140として「IL0007」、ガイドラインID141として「G001」、索引ID142として「I0002」、関係性ID143として「R0015」、ガイド用語ID144として「GW0004」が記憶されている。そのため、図5に記憶されたガイドライン「G001」に用いられているガイド用語ID[GW0004]に対して、図3に記憶された「I0002」の索引「YYY」、および図4に記憶された関係性「連想」が関連付けて登録され、記憶されていることを意味する。即ち、ガイドライン「G001」に用いられるガイド用語「GW0004」は、索引「YYY」と「連想」として索引リンクとして対応付けられている。
尚、ここでは、全てのガイド用語は、少なくとも1つ以上の索引と、図4に記憶されたいずれかの関連性によって関連づけられている。
尚、ここでは、全てのガイド用語は、少なくとも1つ以上の索引と、図4に記憶されたいずれかの関連性によって関連づけられている。
尚、本実施の形態では、検索リンク記憶部13と索引リンク記憶部15を別の構成としているが、検索リンクと索引リンクの情報が例えば索引リンク記憶部15に記憶されていてもよい。その場合、検索リンク抽出部12で行う処理は、ガイド用語抽出部14に含まれる。ガイド用語抽出部14は、入出力部3から検索語が入力されると、索引リンク記憶部15に記憶された検索リンクの情報から索引の情報を抽出し、索引リンクの情報から抽出した索引の情報に対応するガイド用語を抽出する。そして、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力する。
次に、設計項目抽出システム1の動作について説明する。
図9は、この発明の実施の形態における、設計項目抽出システム1のフローチャートである。
図9において、まず、検索リンク管理部9が、ガイド用語抽出装置2の検索リンク記憶部13に検索リンクの情報を入力し、予め記憶する。この時、検索リンク管理部9は、検索リンクの情報が記述されたファイルを入力する指示を入出力部3に出力する。そして、入出力部3が、検索リンクの情報が記述されたファイルを入力するように表示装置に表示する。そして、検索リンク管理部9は、管理者によって、入出力部3から検索リンクの情報が記述されたファイルが入力されると検索リンク記憶部13に記憶する(S1)。
図9は、この発明の実施の形態における、設計項目抽出システム1のフローチャートである。
図9において、まず、検索リンク管理部9が、ガイド用語抽出装置2の検索リンク記憶部13に検索リンクの情報を入力し、予め記憶する。この時、検索リンク管理部9は、検索リンクの情報が記述されたファイルを入力する指示を入出力部3に出力する。そして、入出力部3が、検索リンクの情報が記述されたファイルを入力するように表示装置に表示する。そして、検索リンク管理部9は、管理者によって、入出力部3から検索リンクの情報が記述されたファイルが入力されると検索リンク記憶部13に記憶する(S1)。
また、索引リンク管理部10が、ガイド用語抽出装置2の索引リンク記憶部15に索引リンクの情報を入力し、予め記憶する。この時、索引リンク管理部10は、索引リンクの情報が記述されたファイルを入力する指示を入出力部3に出力する。そして入出力部3が、索引リンクの情報が記述されたファイルを入力するように表示装置に表示する。そして、索引リンク管理部10は、管理者によって、入出力部3から索引リンクの情報が記述されたファイルが入力されると索引リンク記憶部15に記憶する(S2)。
そして、検索リンク抽出部12は、入出力部3に検索語の入力の指示を出力する。そして、検索リンク抽出部12は、検索者によって、入出力部3から検索語が入力されると、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報を参照して、入力された検索語に対応する索引を抽出し(S3)、抽出した索引を、ガイド用語抽出部14に出力する。
そして、ガイド用語抽出部14は、検索リンク抽出部12から索引が入力されると、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報を参照して、入力された索引に対応するガイドラインIDとガイド用語の組を抽出する(S4)。そして、抽出したガイドラインIDとガイド用語の組を、設計項目抽出部11に出力する。
そして、設計項目抽出部11は、ガイド用語抽出部14からガイドラインIDとガイド用語の組が入力されると、知識記憶部8に記憶された知識情報を参照して、ガイドラインIDで示されるガイドラインの、ガイド用語に対応した設計項目を抽出する。そして、ガイド用語抽出部14は、抽出した設計項目を入出力部3に出力して、入出力部3は入力された設計項目を表示装置に表示する(S5)。
ここで、検索リンク管理部9は、ガイドラインが追加される等で検索リンク記憶部13に検索語の情報を追加する必要がある場合には、管理者によって入出力部3から登録が必要な検索語が入力され、検索語記憶部4に検索語の登録と検索リンク記憶部13に検索語に対する検索リンクの登録処理を行う。また、検索語の更新や削除の処理も行う(詳細は後述する)。
また、索引リンク管理部10も、ガイドラインが追加される等で索引リンク記憶部15に索引に関する情報を追加する必要がある場合には、管理者によって入出力部3から登録が必要な索引が入力され、索引記憶部5に索引の登録と索引リンク記憶部15に索引に対応する索引リンクの登録処理を行う。また、索引の更新や削除の処理も行う(詳細は後述する)。
次に、検索リンク管理部9の動作について説明する。
まず、検索リンク管理部9の登録処理について説明する。
図10は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の登録処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンクの情報である検索語、索引、および関連性の情報と登録処理を受け付ける表示の指示を出力する。入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索語記憶部4に記憶されている検索語、索引記憶部5に記憶されている索引、関係性記憶部6に記憶されている関係性を選択できるように表示し、登録処理を示す表示を表示装置に表示する。
まず、検索リンク管理部9の登録処理について説明する。
図10は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の登録処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンクの情報である検索語、索引、および関連性の情報と登録処理を受け付ける表示の指示を出力する。入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索語記憶部4に記憶されている検索語、索引記憶部5に記憶されている索引、関係性記憶部6に記憶されている関係性を選択できるように表示し、登録処理を示す表示を表示装置に表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている検索語43の中から、検索リンク記憶部13に記憶させる検索語43を選択する。即ち、検索語記憶部4に記憶されている検索語43の中から検索リンク記憶部13に記憶させる検索語が選択される(S10)。
次に、管理者は、入出力部3によって表示されている図3の索引記憶部5に記憶されている索引52の中から、選択した登録語に対応する索引を選択する。即ち、索引記憶部5に記憶されている索引52の中から検索リンク記憶部13に記憶させる索引が選択される(S11)。
さらに、管理者は、S10で選択した登録後と、S11で選択した索引との関係性を、入出力部3によって表示されている図4の関係性記憶部6に記憶されている関係性62の中から選択する。即ち、関係性記憶部6に記憶されている関係性62の中から検索リンク記憶部13に記憶させる関係性が選択される(S12)。
ここで、登録処理される検索語、索引、関係性は、いずれも予め検索語記憶部4、索引記憶部5、関係性記憶部6に登録されているとする。
ここで、登録処理される検索語、索引、関係性は、いずれも予め検索語記憶部4、索引記憶部5、関係性記憶部6に登録されているとする。
すると、検索リンク管理部9は、管理者によって選択され、入出力部3から入力された登録語に関連付けられた検索者、索引、および関連性の情報を対応付けて、検索リンク記憶部13に登録する。即ち、検索リンク管理部9は、S10で選択された登録語に対して、図7に示した検索者ID121と登録語ID122、関連性ID123、索引ID124を検索リンクとして構成し(S13)、検索リンクID120とを対応付けて検索リンク125の情報を生成する(S14)。
そして、検索リンク管理部9は、S14で生成した検索リンクID120と検索リンク125の情報を検索リンク記憶部13に出力して登録し(S15)、記憶させる。
そして、検索リンク管理部9は、S14で生成した検索リンクID120と検索リンク125の情報を検索リンク記憶部13に出力して登録し(S15)、記憶させる。
次に、検索リンク管理部9の変更処理について説明する。
図11は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の更新処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報を表示し、変更の必要がある項目の入力指示を出力する。すると、入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の情報と、変更する項目が選択できるように表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の中から、変更する検索リンク125を選択する(S20)。
図11は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の更新処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報を表示し、変更の必要がある項目の入力指示を出力する。すると、入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の情報と、変更する項目が選択できるように表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の中から、変更する検索リンク125を選択する(S20)。
次に、管理者は、入出力部3によって表示される検索リンク125を構成する検索語ID122の検索語43、索引ID124の索引52、および関係性ID143の関係性62のうち、いずれの項目のデータを変更するのかと変更後の項目内容を選択し、入力する。ここで、変更される検索語、索引、関係性は、いずれも予め検索語記憶部4、索引記憶部5、関係性記憶部6に登録されているとする。
検索リンク管理部9は、入出力部3から変更する項目の入力が入力されたか否かを判定する(S21)。
検索リンク管理部9は、入出力部3から変更する項目の入力が入力されたか否かを判定する(S21)。
そして、変更する項目が検索語の場合、後述するS22を実行する。また、変更する項目が索引の場合、後述するS24を実行する。また、変更する項目が関係性の場合、後述するS26を実行する。
入出力部3から変更する項目の入力がない場合は、処理を終了する。
入出力部3から変更する項目の入力がない場合は、処理を終了する。
検索リンク管理部9は、入出力部3から検索語が変更する項目として入力されると、入力された検索語に対応する検索語記憶部4の検索語ID41および検索者ID42と、変更後の検索語に対応する検索語ID41および検索者ID42を取得する(S22)。そして、検索リンク記憶部13の検索リンクに対して、変更する項目として入力された検索語に対する検索IDと検索者IDを、変更後の検索語IDと検索者IDに置換する(S23)。
また、入出力部3から索引が変更する項目として入力されると、入力された索引に対応する索引リンク記憶部15の索引ID51と、変更後の索引に対応する索引ID51を取得する(S24)。そして、検索リンク記憶部13の検索リンクに対して、変更する項目として入力された索引に対する索引IDを、変更後の索引IDに置換する(S25)。
また、入出力部3から関連性が変更する項目として入力されると、入力された関係性に対応する関係性記憶部6の関係性ID62と、変更後の関係性に対応する関係性ID62を取得する(S26)。そして、検索リンク記憶部13の検索リンクに対して、変更する項目として入力された関連性に対する関連性IDを、変更後の関連性IDに置換する(S26)。
次に、検索リンク管理部9の削除処理について説明する。
図12は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の削除処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報を表示し、削除する必要のある項目の入力指示を出力する。入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の情報と削除処理を示す表示を表示装置に表示する。
図12は、この発明の実施の形態における、検索リンク管理部9の削除処理のフローチャートである。
検索リンク管理部9は、入出力部3に、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンクの情報を表示し、削除する必要のある項目の入力指示を出力する。入出力部3は、検索リンク管理部9からの指示により、検索リンク記憶部13に記憶されている検索リンク125の情報と削除処理を示す表示を表示装置に表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている検索リンク記憶部13の検索リンク125の情報の中から、削除する検索リンク125を選択する(S30)。
すると、検索リンク管理部9は、管理者によって選択されて入出力部3から入力された検索リンク125と検索リンクID120を検索リンク記憶部13から削除する(S31)。
すると、検索リンク管理部9は、管理者によって選択されて入出力部3から入力された検索リンク125と検索リンクID120を検索リンク記憶部13から削除する(S31)。
検索リンク管理部9は、PC上で動作するアプリケーションの中で、上記処理を必要な場合に入出力部3に指示し、処理を行う。検索リンク管理部9は、上記のように入出力部3を介して、管理者と対話的に処理するとして説明したが、登録、変更、および削除のいずれかからなる操作の種類と、操作する対象の検索リンクに関係付けられた検索リンクIDと、変更する情報、削除する情報を記述したファイルが入力されて処理を行うこともできる。
以上が検索リンク管理部9の動作の説明である。
以上が検索リンク管理部9の動作の説明である。
次に、索引リンク管理部10の動作について説明する。
まず、索引リンク管理部10の登録処理について説明する。
図13は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の登録処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンクの情報である索引、関係性、およびガイド用語の情報と登録処理を受け付ける表示の指示を出力する。入出力部3は、索引リンク管理部10からの指示により、索引記憶部5に記憶されている索引52、関係性記憶部6に記憶されている関係性62、ガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語73を選択できるように表示し、登録処理を示す表示を表示装置に表示する。
まず、索引リンク管理部10の登録処理について説明する。
図13は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の登録処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンクの情報である索引、関係性、およびガイド用語の情報と登録処理を受け付ける表示の指示を出力する。入出力部3は、索引リンク管理部10からの指示により、索引記憶部5に記憶されている索引52、関係性記憶部6に記憶されている関係性62、ガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語73を選択できるように表示し、登録処理を示す表示を表示装置に表示する。
そして、管理者は、入出力部3によって表示装置に表示されている索引52の中から、索引リンク記憶部15に記憶させる索引52を選択する。即ち、索引記憶部5に記憶されている索引52の中から、索引リンク記憶部15に記憶させる索引が選択される(S40)。
次に、管理者は、入出力部3によって表示装置に表示されているガイド用語72の中から、選択した索引に対応するガイド用語72を選択する。即ち、ガイド用語記憶部7に記憶されているガイド用語73の中から、索引リンク記憶部15に記憶させるガイド用語が選択される(S41)。
さらに、管理者は、S40で選択した索引と、S41で選択したガイド用語との関係性を、入出力部3によって表示されている図4の関係性記憶部6に記憶されている関係性の中から選択する。即ち、関係性記憶部6に記憶されている関係性62の中から、索引リンク記憶部15に記憶させる関係性が選択される(S42)。
すると、索引リンク管理部10は、管理者によって選択されて入出力部3から入力された索引に関連付けられたガイド用語、ガイド用語が用いられているガイドライン、ガイド用語との関連性の情報を対応付けて索引リンク記憶部15に登録する。即ち、索引リンク管理部10は、図8に示すように、S40で選択された索引に対応して索引ID、ガイド用語ID144とガイドラインID141、関連性ID143を索引リンクとして構成し(S43)、索引リンクID140とを対応付けて索引リンク145の情報を生成する(S44)。
そして、索引リンク管理部10は、S44で生成した索引リンクID140と索引リンク145の情報を索引リンク記憶部15に出力して登録し(S45)、記憶させる。
そして、索引リンク管理部10は、S44で生成した索引リンクID140と索引リンク145の情報を索引リンク記憶部15に出力して登録し(S45)、記憶させる。
次に、索引リンク管理部10の更新処理について説明する。
図14は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の更新処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報を表示し、変更の必要がある項目の入力指示を出力する。すると、入出力部3は、索引リンク管理部10からの指示により、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の情報と、変更する項目が選択できるように表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の中から、変更する索引リンク145を選択する(S50)
図14は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の更新処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報を表示し、変更の必要がある項目の入力指示を出力する。すると、入出力部3は、索引リンク管理部10からの指示により、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の情報と、変更する項目が選択できるように表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の中から、変更する索引リンク145を選択する(S50)
次に、管理者は、入出力部3によって表示される索引リンク145を構成する索引ID142の索引52、ガイド用語ID144のガイド用語73とガイドラインID72、および関連性ID143の62のうち、いずれの項目のデータを変更するのかと変更後の項目内容を選択し、入力する。ここで、変更される索引、ガイド用語、関係性は、いずれも予め索引記憶部5、関係性記憶部6、ガイド用語記憶部7に登録されているとする。
索引リンク管理部10は、入出力部3から変更する項目の入力が入力されたか否かを判定する(S51)。
索引リンク管理部10は、入出力部3から変更する項目の入力が入力されたか否かを判定する(S51)。
そして、変更する項目が索引の場合、後述するS52を実行する。また、変更する項目がガイド用語の場合、後述するS54を実行する。また、変更する項目が関連性の場合、後述するS56を実行する。
入出力部3から変更する項目の入力がない場合は、処理を終了する。
索引リンク管理部10は、入出力部3から索引が変更する項目として入力されると、入力された索引に対応する索引記憶部5の索引ID51と、変更後の索引に対応する索引ID51を取得する(S52)。そして、索引リンク記憶部15の索引リンクに対して、変更する項目として入力された索引に対する索引IDを、変更後の索引IDに置換する(S53)。
入出力部3から変更する項目の入力がない場合は、処理を終了する。
索引リンク管理部10は、入出力部3から索引が変更する項目として入力されると、入力された索引に対応する索引記憶部5の索引ID51と、変更後の索引に対応する索引ID51を取得する(S52)。そして、索引リンク記憶部15の索引リンクに対して、変更する項目として入力された索引に対する索引IDを、変更後の索引IDに置換する(S53)。
また、入出力部3からガイド用語が変更する項目として入力されると、入力されたガイド用語に対応するガイド用語記憶部7のガイド用語ID71およびガイドラインID72と、変更後のガイド用語に対応するガイド用語ID71およびガイドラインID72を取得する(S54)。そして、索引リンク記憶部15の索引リンクに対して、変更する項目として入力されたガイド用語に対するガイド用語IDおよびガイドラインIDを、変更後のガイド用語IDとガイドラインIDに置換する(S55)。
また、入出力部3から関係性が変更する項目として入力されると、入力された関係性に対応する関係性記憶部6の関係性ID62と、変更後の関係性に対応する関係性ID62を取得する(S56)。そして、索引リンク記憶部15の索引リンクに対して、変更する項目として入力された関連性に対する関連性IDを、変更後の関連性IDに置換する(S57)。
次に、索引リンク管理部10の削除処理について説明する。
図15は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の削除処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報を表示し、削除する必要のある項目の入力指示を出力する。入出力部3は、索引リンク管理部14からの指示により、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の情報と削除処理を示す表示を表示装置に表示する。
図15は、この発明の実施の形態における、索引リンク管理部10の削除処理のフローチャートである。
索引リンク管理部10は、入出力部3に、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンクの情報を表示し、削除する必要のある項目の入力指示を出力する。入出力部3は、索引リンク管理部14からの指示により、索引リンク記憶部15に記憶されている索引リンク145の情報と削除処理を示す表示を表示装置に表示する。
そして、管理者が、入出力部3によって表示装置に表示されている索引リンク記憶部15の索引リンク145の情報の中から、削除する索引リンク145を選択する(S60)。
すると、索引リンク管理部10は、管理者によって選択された入出力部3から入力された索引リンク145と索引リンクID140を索引リンク記憶部15から削除する(S62)。
すると、索引リンク管理部10は、管理者によって選択された入出力部3から入力された索引リンク145と索引リンクID140を索引リンク記憶部15から削除する(S62)。
索引リンク管理部10は、PC上で動作するアプリケーションの中で、上記処理を必要な場合に入出力部3に指示し、処理を行う。索引リンク管理部10は、上記のように入出力部3を介して、管理者と対話的に処理するとして説明したが、登録、削除、および削除のいずれかからなる操作の種類と、操作する対象の索引リンクに関係付けられた検索リンクIDと、変更する情報、削除する情報を記述したファイルが入力されて処理をおこなうこともできる。
以上が索引リンク管理部10の動作の説明である。
以上が索引リンク管理部10の動作の説明である。
次に、入出力部3の動作について説明する。
図16は、この発明の実施の形態における、入出力部3のフローチャートである。
入出力部3は、検索者から検索語43が入力されると、検索語記憶部4の情報を参照して、入力された検索語43に対応する検索語ID41を取得する(S70)。
そして、検索者から入力された検索語で、関連付けられた検索語IDを取得していない検索語があるか否かを判定する(S71)。
検索語IDが取得できていない場合は、S70の処理を行う。
検索語IDが取得できている場合は、以下の処理を行う。
図16は、この発明の実施の形態における、入出力部3のフローチャートである。
入出力部3は、検索者から検索語43が入力されると、検索語記憶部4の情報を参照して、入力された検索語43に対応する検索語ID41を取得する(S70)。
そして、検索者から入力された検索語で、関連付けられた検索語IDを取得していない検索語があるか否かを判定する(S71)。
検索語IDが取得できていない場合は、S70の処理を行う。
検索語IDが取得できている場合は、以下の処理を行う。
検索リンク抽出部12に、入出力部3から複数の検索語が入力される場合は、入力された検索語が論理演算子(論理積、論理和、論理否定)によって結合されて入力される。その場合には、入力された検索語を結合していた論理関係を、取得した検索語IDに適用する(S72)。例えば、検索語IDとして「SW0002」が割り当てられた検索語である「XXX1」と、検索語IDとして「SW0003」が割り当てられた検索語である「XXX2」が論理積関係で結合されていた場合、SW0002とSW0003を論理積関係で結合する。論理和関係で結合されていた場合も同様である。また、検索語に論理否定が適用されていた場合、その検索語の検索語IDに対して論理否定を適用する。
そして、S72によって論理関係で結合した検索語IDを、検索リンク抽出部12に出力する(S73)。
以上が、入出力部3の動作の説明である。
そして、S72によって論理関係で結合した検索語IDを、検索リンク抽出部12に出力する(S73)。
以上が、入出力部3の動作の説明である。
次に、ガイド用語抽出装置2の検索リンク抽出部12の動作について説明する。
図17は、この発明の実施の形態における、検索リンク抽出部12のフローチャートである。
検索リンク抽出部12は、入出力部3から入力された検索語IDのうち、未選択のひとつを選択する(S80)。
図17は、この発明の実施の形態における、検索リンク抽出部12のフローチャートである。
検索リンク抽出部12は、入出力部3から入力された検索語IDのうち、未選択のひとつを選択する(S80)。
そして、検索リンク記憶部13に記憶された検索リンク125の情報から、S80で選択した検索語ID41に対応する関係性ID170を1以上抽出する。例えば、検索語XXXが入力された場合、検索語XXXに対応する検索語IDSW0001の検索リンク125の情報から、関係性IDR0015の「連想」の関係性を抽出する。さらに、それら抽出した関係性ID170を含む検索リンク125に含まれる全ての索引ID124を取得し、それらの索引ID124から索引IDグループ124aを作成する(S81)。
S80で、未選択の検索語IDが残っているか否かを判定する(S82)。
未選択の検索語IDが残っていた場合、S80を実行する。
S80で、未選択の検索語IDが残っているか否かを判定する(S82)。
未選択の検索語IDが残っていた場合、S80を実行する。
未選択の検索語IDが残っていない場合、抽出した索引IDグループ124aについて、索引IDグループ124aの抽出に利用した検索語ID122に適用された論理演算子に基づいて、各索引IDグループ124aに集合演算子を適用する。具体的には、検索語ID同士が論理積の関係で結合されていた場合は、各検索語IDによって抽出された索引IDグループ同士を積集合の関係で結合し、同様に論理和の関係で結合されていた場合は和集合の関係で結合する。さらに検索語IDに論理否定が適用されていた場合は、その検索語IDによって抽出された索引IDグループ124aに補集合の集合演算子を適用する(S83)。
そして、集合演算子によって結合された索引IDグループ124aを、それらに適用された集合演算子に従って演算を行い、演算結果として取得した全ての索引ID124をガイド用語抽出部14に出力する(S84)。
以上が、検索リンク抽出部12の動作の説明である。
そして、集合演算子によって結合された索引IDグループ124aを、それらに適用された集合演算子に従って演算を行い、演算結果として取得した全ての索引ID124をガイド用語抽出部14に出力する(S84)。
以上が、検索リンク抽出部12の動作の説明である。
次に、ガイド用語抽出装置2のガイド用語抽出部14の動作について説明する。
図18は、この発明の実施の形態における、ガイド用語抽出部14のフローチャートである。
ガイド用語抽出部14は、検索リンク抽出部12から索引IDが入力されると、入力された索引IDで未選択のものを選択する(S90)
次に、選択した索引IDを含む全ての索引リンクを抽出する(S91)。
S90で、未選択の索引IDが残っているか否かを判定する(S92)。
未選択の索引IDが残っていた場合、S90を実行する。
未選択の索引IDが残っていない場合、抽出した全ての索引リンクに含まれるガイドラインIDとガイド用語IDからなる組について、ユニークな組み合わせのすべての組を設計項目抽出部11に出力する(S93)。
以上が、ガイド用語抽出部14の動作の説明である。
図18は、この発明の実施の形態における、ガイド用語抽出部14のフローチャートである。
ガイド用語抽出部14は、検索リンク抽出部12から索引IDが入力されると、入力された索引IDで未選択のものを選択する(S90)
次に、選択した索引IDを含む全ての索引リンクを抽出する(S91)。
S90で、未選択の索引IDが残っているか否かを判定する(S92)。
未選択の索引IDが残っていた場合、S90を実行する。
未選択の索引IDが残っていない場合、抽出した全ての索引リンクに含まれるガイドラインIDとガイド用語IDからなる組について、ユニークな組み合わせのすべての組を設計項目抽出部11に出力する(S93)。
以上が、ガイド用語抽出部14の動作の説明である。
次に、設計項目抽出部11の動作について説明する。
設計項目抽出部11は、ガイド用語抽出装置2のガイド用語抽出部14から全てのガイド用語IDとガイドラインIDの組が入力されると、知識記憶部8に予め記憶された知識情報を用いて、設計項目を抽出する。そして、抽出した設計項目とその設計項目を表示する指示を入出力部3に出力する。
以上が、設計項目抽出部11の動作の説明である。
設計項目抽出部11は、ガイド用語抽出装置2のガイド用語抽出部14から全てのガイド用語IDとガイドラインIDの組が入力されると、知識記憶部8に予め記憶された知識情報を用いて、設計項目を抽出する。そして、抽出した設計項目とその設計項目を表示する指示を入出力部3に出力する。
以上が、設計項目抽出部11の動作の説明である。
システムの開発に関して異なる用語を用いて記述された複数のガイドラインがあり、それらのガイドラインから開発対象に関連する設計項目を抽出しようとすると、同じ表記の用語が異なる意味を示すガイドラインがある。その場合、特許文献1で開示された技術のように、ガイドラインから検索用キーワードを単純に抽出し、その検索用キーワードを含むことを確認するだけでは、ガイドラインから必要な設計項目が抽出できない、あるいは不要な設計項目が抽出されるという問題があった。そのため、システムの開発者があらかじめ複数のガイドラインを熟知し、各ガイドラインに対して適切な検索用キーワードを設定することで、設計項目を網羅的に抽出しないと、必要な設計項目を網羅的に備えた品質のよいシステムの開発ができなかった。
これに対して、本発明では、検索者であるシステムの開発者が、開発対象のシステムに関係すると考える検索語を入出力部3に入力すると、入出力部3からガイド用語抽出装置2に検索語が入力される。そして、ガイド用語抽出装置2は、検索語が入力されると、複数のガイドラインのガイド用語を、意味の観点から含むように分類する概念を示す索引の情報に基づいて、複数のガイドラインで使われるガイド用語と、そのガイド用語がいずれのガイドラインで使われるかを区別して抽出する。そして、システムの開発に必要な検索語に関連するガイド用語を含む設計項目を、知識情報から抽出することができる。また、その際に設計項目は、必ずガイド用語あるいは擬似的なガイド用語と必ず関連付けられ、ガイド用語は索引リンクによって1つ以上の索引と必ず関連付けられ、索引は検索リンクによって1つ以上の検索語と必ず関連付けられることで、開発者は自身が容易に理解できる用語である検索語のみを用いて、開発に必要な設計項目を漏れなく網羅的に抽出することができる。そのため、システムに関する複数のガイドラインを熟知していないシステムの開発者であっても、品質のよいシステムの開発を行うことができる。
尚、本実施の形態では、検索者が検索語を入力するとして説明したが、検索語と関係性を入力するようにしてもよい。検索者が検索語と関係性を入力すれば、検索リンク抽出部12は、より限定した索引を抽出することができる。そのため、その限定された索引から、ガイド用語をより限定して抽出することができる。
例えば、検索語と関係性が「同義語」のガイド用語のみを抽出する、ということが可能になり、必要とする限定された設計項目だけを抽出することができる。
例えば、検索語と関係性が「同義語」のガイド用語のみを抽出する、ということが可能になり、必要とする限定された設計項目だけを抽出することができる。
また、本実施の形態では、検索者が一人である想定で説明しているが、複数の検索者に対応する場合は、図2の検索語記憶部4の検索者IDに複数の検索者IDとその検索者IDに対応した検索語を登録する。複数の検索者が、複数のガイドラインからガイド用語を検索する際に、ガイドラインが改訂された場合、複数の検索者に対応した予め登録する検索語、または複数のガイドラインに対応したガイド用語の更新を行うことなく、索引の情報を更新することで対応できる。そのため、管理者の作業を軽減することができる。
また、本実施の形態の別の構成例として、検索語の追加、変更、および削除がない場合は、検索リンク管理部9が、利用できる検索語を記憶していてもよい。その場合、検索語記憶部4を除いて設計項目抽出システムが構成される。
また、本実施の形態の別の構成例として、検索語の追加、変更、および削除がない場合は、検索リンク管理部9が、利用できる検索語を記憶していてもよい。その場合、検索語記憶部4を除いて設計項目抽出システムが構成される。
また、関係性の追加、変更、および削除がない場合は、検索リンク管理部9と索引リンク管理部10が、利用できる関係性を予め記憶していてもよい。その場合、索引記憶部5を除いて設計項目抽出システムが構成される。
また、本実施の形態では、索引リンク記憶部12と索引リンク記憶部15を分けた構成としているが、検索リンク125と索引リンク145の情報を索引リンク記憶部15に記憶させていてもよい。
その場合、入出力部3から入力された検索語は、ガイド用語抽出部14に入力される。そして、ガイド用語抽出部14が、索引リンク記憶部15に予め記憶されている検索リンク125の索引の情報と索引リンク145の索引の情報に基づいて、入力された検索語に対応するガイド用語を抽出する。そして、ガイド用語抽出部14は、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力し、設計項目抽出部11が、知識情報を用いて、入力されたガイド用語に対応する設計項目を抽出する。そして、設計項目抽出部11が、抽出した設計項目とこの設計項目を表示する指示を入出力部3に出力して、入出力部3が抽出された設計項目を表示装置に表示する。そのため、入力された検索語に対応して、システムの開発者に必要な設計項目をシステムの開発者に示すことができる。
その場合、入出力部3から入力された検索語は、ガイド用語抽出部14に入力される。そして、ガイド用語抽出部14が、索引リンク記憶部15に予め記憶されている検索リンク125の索引の情報と索引リンク145の索引の情報に基づいて、入力された検索語に対応するガイド用語を抽出する。そして、ガイド用語抽出部14は、抽出したガイド用語を設計項目抽出部11に出力し、設計項目抽出部11が、知識情報を用いて、入力されたガイド用語に対応する設計項目を抽出する。そして、設計項目抽出部11が、抽出した設計項目とこの設計項目を表示する指示を入出力部3に出力して、入出力部3が抽出された設計項目を表示装置に表示する。そのため、入力された検索語に対応して、システムの開発者に必要な設計項目をシステムの開発者に示すことができる。
また、本実施の形態の別の構成例として、ガイドラインの更新等によりガイド用語が追加された場合に、管理者が、ガイド用語記憶部7に当該ガイド用語を追加し、さらに索引リンク管理部10を介して索引リンク記憶部15に当該ガイド用語の新たな索引リンクを追加することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなくガイド用語の追加に対応できる。
また、ガイドラインの更新等によりガイド用語の意味が更新された場合に、当該ガイド用語を含む索引リンクが含む索引IDを、更新されたガイド用語の意味を示す索引の索引IDに変更することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなくガイド用語の意味の変更に対応できる。
また、ガイドラインの更新等によりガイド用語の表記が更新された場合に、当該ガイド用語を含む索引リンクが含むガイド用語IDを、更新されたガイド用語のガイド用語IDに変更することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなくガイド用語の表記の変更に対応できる。
また、ガイドラインの更新等によりガイド用語が削除された場合に、当該ガイド用語を含む索引リンクを削除することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなくガイド用語の削除に対応できる。
また、ガイドラインの更新等により検索語が追加された場合に、管理者が、検索語記憶部4に当該検索語を追加し、さらに検索リンク管理部9を介して検索リンク記憶部13に当該検索語の新たな検索リンクを追加することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなく検索語の追加に対応できる。
また、ガイドラインの更新等により検索語の意味が更新された場合に、当該検索語を含む検索リンクが含む索引IDを、更新された検索語の意味を示す索引の索引IDに変更することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなく検索語の意味の変更に対応できる。
また、ガイドラインの更新等により検索語の表記が更新された場合に、当該検索語を含む検索リンクが含む検索語IDを、更新された検索語の検索語IDに変更することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなく検索語の表記の変更に対応できる。
また、ガイドラインの更新等により検索語が削除された場合に、当該検索語を含む検索リンクを削除することで、他のガイド用語や検索語に変更を加えることなく検索語の削除に対応できる。
また、本実施の形態の別の構成例として、入出力部3は抽出された設計項目が含むガイド用語に、そのガイド用語を抽出した索引について、その索引の図3における解説を、ガイド用語に付記して出力する。索引の解説を出力して、ガイド用語の示す意味を分かりやすく提示することで、固有知識に詳しくない検索者であっても設計項目の意味を容易に理解可能となる。
1 設計項目抽出システム、2 ガイド用語抽出装置、3 入出力部、4 検索語記憶部、5 索引記憶部、6 関係性記憶部、7 ガイド用語記憶部、8 知識記憶部、9 検索リンク管理部、10 索引リンク管理部、11 設計項目抽出部、12 検索リンク抽出部、13 検索リンク記憶部、14 ガイド用語抽出部、15 索引リンク記憶部。
Claims (4)
- システムの開発に必要な設計項目を抽出するためのガイド用語抽出装置であって、
システムの開発に関連する検索語が入力されると、予め記憶された検索語と、前記システムに関連する複数のガイドラインのガイド用語とを意味の観点から分類する予め記憶された索引の情報に基づいて、前記ガイド用語を抽出するガイド用語抽出部
を備えたことを特徴とするガイド用語抽出装置。 - 前記ガイド用語抽出部は、予め記憶された前記検索語と前記索引との関係性、および前記索引と前記ガイド用語との関係性の情報に基づくことを特徴とする請求項1に記載のガイド用語抽出装置。
- システムの開発に関連する予め記憶された検索語と、該検索語と前記システムに関連する複数のガイドラインのガイド用語とを意味の観点から分類する予め記憶された索引の情報を生成および管理する索引リンク管理部と、
前記ガイドラインを含む知識情報を記憶する知識記憶部と、
前記システムの開発に関連する検索語が入力されると、前記索引リンク管理部が生成および管理する索引の情報に基づいて、前記ガイド用語を抽出するガイド用語抽出装置と、
該ガイド用語抽出装置で抽出されたガイド用語に対応して、前記知識記憶部に記憶された知識情報からシステムの開発に必要な設計項目を抽出する設計項目抽出部と、
前記検索語が入力され、前記設計項目抽出部で抽出された設計項目を表示する入出力部とを備えたことを特徴とする設計項目抽出システム。 - システムの開発に必要な設計項目を抽出するための設計項目抽出装置の設計項目抽出方法において、
システムの開発に関連する検索語が入力されると、予め記憶された検索語と、前記システムに関連する複数のガイドラインのガイド用語とを意味の観点から分類する予め記憶された索引の情報に基づいて、前記ガイド用語を抽出するガイド用語抽出ステップ
を備えたことを特徴とするガイド用語抽出装方法。
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