JP2015116604A - レーザ切断加工方法及びレーザ切断加工順設定装置 - Google Patents

レーザ切断加工方法及びレーザ切断加工順設定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】スクラップが傾斜して一部がワーク上面から突出したような場合であっても、スクラップとレーザ加工ヘッドとが干渉することなく、複数列、複数行に配置した各切断片の切断分離を行うことのできるレーザ切断加工方法を提供する。【解決手段】各列間の縦方向共通切断線、各列における各切断片間の横方向共通切断線のレーザ切断加工を行う際、スクラップが存在する場合、このスクラップを連続して一周するようにレーザ切断加工を行うことなく、スクラップをワークから切断分離したときに上記スクラップから離れる方向にレーザ切断加工を行うものである。【選択図】図2

Description

本発明は、板状のワークに、複数の切断片(製品)をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片をワークから切断分離するレーザ切断加工方法及びレーザ切断加工順を設定する装置に関する。さらに詳細には、ワークから切断分離された切断片及びスクラップとレーザ加工ヘッドとが干渉を生じることなくレーザ切断加工を行う方法及びレーザ切断加工順設定装置に関する。
従来、同一形状の切断片をX軸方向に複数列、Y軸方向に複数行配置し、各切断片の境界線の部分のレーザ切断加工(棧幅共有の加工)が行われている(例えば特許文献1参照)。また、複数の切断片をX軸方向に複数列、Y軸方向に複数行配置する場合、同一形状の切断片とは限ることなく、形状の異なる切断片において共通する切断線を有する場合、共通な切断片を境界線として接合配置することも行われている。
特開2013−220451号公報
板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置した構成においては、ワークから各切断片を切断分離するには、各列間の共通な切断線をY軸方向にレーザ切断加工し、各行における各切断片間の共通な切断線をX軸方向にレーザ切断加工する必要がある。したがって、ピアス加工回数が多くなるので、前記特許文献1に記載の構成においては、ピアス加工回数を少なくする工夫がされている。
また、ワークを支持するスキッドの間に落下しない場合、あるいはスキッドの摩耗、損耗に起因して各スキッドの高さが一定でない場合には、ワークから切断分離された小さな切断片が傾き、切断片の一部がワーク上面から突出することがある。このように、切断片の一部がワーク上面から突出すると、切断片の突出部とレーザ加工ヘッドとが干渉し、レーザ切断加工を停止することがある。そこで、前記特許文献1に記載の構成においては、ワークから切断分離される切断片をミクロジョイント(微小連結部)でワークに接続した状態に保持すると共に、切断分離された切断片から遠ざかる方向へレーザ切断加工を行うように、レーザ切断加工方向が工夫されている。
ところで、図1に示すように、板状のワークWに、同一形状の切断片(製品)1をX軸方向に接触した状態に複数列3A,3B,3Cに、Y軸方向に接触した状態に複数行5A,5B,5Cに配置し、レーザ切断加工によって各切断片1をワークWから切断分離する場合、次のように行われる。
先ず、第1列3AにおいてY軸方向に接続した状態にある各切断片1A〜1CにおけるX軸方向の一端側(図1において左端側)に近接した位置に第1のピアス加工P1を行い、第1列3Aにおける各切断片1A〜1CにおけるX軸方向の一端側を、Y軸方向に連続した第1の縦方向共通切断線7Aに沿ってレーザ切断加工を行う。次に、第1列3Aにおける各切断片1A〜1CにおけるX軸方向の他端側(図1において右端側)に近接した位置に第2のピアス加工P2を行い、第1列3Aにおける各切断片1A〜1CにおけるX軸方向の他端側を、Y軸方向に連続した第2の縦方向共通切断線7Bに沿ってレーザ切断加工を行う。
上述のように、第2の縦方向共通切断線7Bに沿ってレーザ切断加工を行うと、第2列BにおいてY軸方向に接続した状態にある各切断片9A,9B,9Cが第1列3Aの各切断片1A,1B,1Cと互に接続した状態のX軸方向の一端側のレーザ切断加工が同時に行われる。また、第1列3Aにおける切断片1A,1B及び第2列3Bにおける切断片9A,9Bによって囲まれた状態の第1スクラップS1及び第1列3Aにおける切断片1B,1Cと第2列の切断片9B,9Cとによって囲まれた第2スクラップS2のX軸方向の一端側のレーザ切断加工が行われる。
前述のように、第1列3AにおけるX軸方向(左右方向)の両端側を、Y軸方向(縦方向)に連続した縦方向共通切断線7A,7Bに沿ってレーザ切断加工を行った後に、第1列3Aにおける各切断片1A,1B,1Cを順に切断分離する。すなわち、第1列3AにおけるY軸方向の適宜一端側から、前記第1の縦方向共通切断線7Aの位置から第2の縦方向共通切断線7Bの方向へ横方向共通切断線11A,11B,11C,11Dに沿ってレーザ切断加工を順次行うことにより、第1列3Aにおける各切断片1A,1B,1Cは順に切断分離されることになる。
次に、第2列3Bにおける各切断片9A,9B,9Cの切断分離を行うには、第2列3Bにおける各切断片9A,9B,9CにおけるX軸方向の他端側(図1において右端側)に近接した位置に第3のピアス加工P3を行う。そして、第2列3BにおいてY軸方向に接続した状態にある各切断片9A,9B,9Cの他端側を、Y軸方向に連続した第3の縦方向共通切断線7Cに沿ってY軸方向にレーザ切断加工を行う。
その後、第1列3Aの場合と同様に、前記第2の縦方向共通切断線7Bの位置から第3の縦方向共通切断線7C方向へ横方向共通切断線13A,13B,13C,13Dに沿って順次レーザ切断加工を行うことにより、各切断片9A,9B,9Cは順に切断分離されることになる。ところが、切断片9Aと切断片9Bとの一端側にはスクラップS1が接続した状態にあり、切断片9Bと切断片9Cの一端側にはスクラップS2が接続した状態にある。したがって、上記スクラップS1,S1を切断分離する必要がある。
ここで、前記スクラップS1,S2のX軸方向の一端側(図1において左側)は、前記第2の縦方向共通切断線7Bの切断時に切断された状態にある。したがって、第2の縦方向共通切断線7Bのレーザ切断加工後に、各スクラップS1,S2のX軸方向の他端側(図1において右側)を、例えば矢印Aで示すようにレーザ切断加工を行うことにより、各スクラップS1,S2を切断分離することができる。ところで、前記スクラップS1,S2の一部がワークWの上面から突出すると、前記横方向共通切断線13B,13Cのレーザ切断加工を開始するときに、スクラップS1,S2とレーザ加工ヘッドとが干渉することがあり、横方向共通切断線13B,13Cのレーザ切断加工を行うことができない場合がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工方法であって、
(a)第1列において横方向共通切断線によってY軸方向に接続した状態にある複数の切断片におけるX軸方向の一端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
(b)前記第1列における複数の切断片のX軸方向の他端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
(c)前記第1列における各切断片を前記ワークから切断分離するために、前記一端側の縦方向共通切断線の位置から前記他端側の縦方向共通切断線に、当該第1列における各切断片の横方向共通切断線に沿ってレーザ切断を行うとき、当該第1列における一端側から他端側へ順次行う工程、
(d)前記横方向共通切断線と前記他端側の縦方向共通切断線との間に微小連結部を残す工程、
(e)第2列における複数の切断片におけるX軸方向の他端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
(f)前記第2列における各切断片を前記ワークから切断分離するために、前記第1列における前記他端側の前記縦方向共通切断線の位置から前記第2列における他端側の前記縦方向共通切断線に、当該第2列における各切断片の横方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行うとき、当該第2列における一端側又は他端側から順次行う工程、
(g)当該第2列における前記各横方向共通切断線と当該第2列における他端側の前記縦方向共通切断線との間に微小連結部を残す工程、
(h)前記第2列においてY軸方向に隣接した第1,第2の切断片のX軸方向の一端側にスクラップが接続した状態にあるとき、当該スクラップと前記第1の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行った後に、当該スクラップと前記第2の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行うと共に前記第1,第2の切断片の横方向共通切断線のレーザ切断を行う、又は当該スクラップと前記第1の切断片との共通切断線及び前記第1,第2の切断片の横方向共通切断線のレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップと前記第2の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行う工程、
の各工程を備えていることを特徴とするものである。
また、複数の切断片を板状のワークにX軸方向又はY軸方向に配置し、前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工方法であって、第1,第2の切断片における共通切断線の中間位置に、前記第1,第2の切断片から切断分離するスクラップがある場合、前記共通切断線の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うとき、前記スクラップの一側を連続してレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップの他側のレーザ切断加工を行う、又は前記共通切断線の一端側から前記スクラップの一側に沿ってのレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップの他側に沿ってのレーザ切断加工に連続して前記共通切断線の残りの部分のレーザ切断加工を行うことを特徴とするものである。
また、板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工順を設定するためのレーザ切断加工順設定装置であって、
切断片の形状寸法及び個数を入力する入力手段と、
入力された切断片の形状寸法及び個数並びに入力されたワークのX,Y方向に寸法に基いて、前記切断片をX軸方向及びY軸方向に互に接触した状態に配置してX軸方向の列数及びY軸方向の行数を演算する演算手段と、
この演算手段の演算結果に基いて複数の切断片をX軸方向、Y軸方向に配置する切断片配置手段と、
上記切断片配置手段によって配置された各切断片の列位置、行位置を記憶した切断片配置メモリと、
複数の切断片をX軸方向に複数列、Y軸方向に複数行配置した状態において第1列におけるY軸方向の一端側及び他端側のY軸方向に連続したラインを、Y軸方向にレーザ切断加工を行う第1,第2のY軸方向切断ラインに設定すると共に、第2列におけるX軸方向の他端側においてY軸方向に連続したラインを、Y軸方向にレーザ切断加工を行う第3のY軸方向切断ラインに設定するY軸方向切断順設定手段と、
上記Y軸方向切断順設定手段によって設定した第1,第2のY軸方向切断ラインの間において、第1列における各切断片の横方向共通切断線を前記第1のY軸方向切断ラインの位置から第2のY軸方向切断ライン方向へレーザ切断加工を行う順を、第1列におけるY軸方向の一端側又は他端側から順に設定するX軸方向切断順設定手段と、
前記第2のY軸方向切断ラインから前記第3のY軸方向切断ライン方向へ、第2列における各切断片の横方向共通切断線のレーザ切断加工を行う順を、第2列におけるY軸方向の他端側又は一端側から順に設定する前記X軸方向切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記レーザ切断加工順設定装置において、前記第2のY軸方向切断ラインと第2列における各切断片のX軸方向の一端側の端辺との間に、当該第2のY軸方向切断ラインと前記端辺とによって囲まれた領域が有り、かつ第2列における各切断片の横方向共通切断線の端部が位置するか否かを判別するスクラップ有無判別手段と、当該スクラップ有無判別手段によってスクラップ有りと判断したときに、前記スクラップの一端側から前記横方向共通切断線を連続してレーザ切断加工順と、前記スクラップの他端側から前記横方向共通切断線までレーザ切断加工を行うレーザ切断加工順を設定するスクラップ切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記レーザ切断加工順設定装置において、各列における切断片の横方向共通切断線の中間位置にスクラップが有るか否かを判別し、スクラップが有る場合に、前記横方向共通切断線の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うときのレーザ切断経路として前記スクラップの一側を連続してレーザ切断加工を行うレーザ切断加工順と、前記スクラップの他側をレーザ切断加工するレーザ切断加工順とを設定するスクラップ切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記レーザ切断加工順設定装置において、横方向共通切断線のレーザ切断加工を行うときに、横方向共通切断線のレーザ切断方向はX軸方向の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うこと、横方向共通切断線のX軸方向の一端側が三叉路の場合には当該一端側に接続した一方の交差路と当該横方向共通切断線とを連続してレーザ切断加工を行い、前記一端側に接続した他方の交差路は別個にレーザ切断加工を行うこと、横方向共通切断線の途中にスクラップが存在する場合には、当該スクラップの一側と横方向共通切断線とを連続してレーザ切断加工を行い、前記スクラップの他側のレーザ切断加工は別個に行うこと、のレーザ切断方向の規定を予め格納したレーザ切断方向ルールファイルを備えていることを特徴とするものである。
また、板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片をワークから切断分離するレーザ切断加工順を設定するためのレーザ切断加工順設定装置であって、
前記各列におけるX軸方向の両側においてY軸方向に連続してレーザ切断加工を行う複数の縦方向共通切断線のレーザ切断加工順を、前記各列における各切断片の切断分離を行う前に行うことを規定したレーザ切断方向ルールファイルと、
各列における各切断片を個別に切断分離する場合、各列におけるY軸方向の一端側又は他端側から各切断片間のX軸方向の横方向共通切断線のレーザ切断加工を順次行うと共に、上記横方向共通切断線はX軸方向の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うことを規定した前記レーザ切断方向ルールファイルと、
前記横方向共通切断線のX軸方向の一端側又は前記横方向共通切断線の途中にスクラップが存在する場合、前記横方向共通切断線と前記スクラップの外周とが接続した位置において前記スクラップの外周を複数に区分し、前記スクラップの区分した外周を個別にレーザ切断を行うと共に、前記横方向共通切断線と接続した1つの区分は、前記横方向共通切断線と連続してレーザ切断加工を行うことを規定した前記レーザ切断方向ルールファイルと、
を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、スクラップの切断分離後には、当該スクラップから離反する(遠ざかる)方向にレーザ切断加工を行うことになるので、スクラップの一部がワークの上面から突出した場合であっても、スクラップとレーザ加工ヘッドとが干渉するようなことはないものである。
複数列、複数行に配置した複数の切断片をレーザ切断加工によって切断分離する場合の課題の説明図である。 本発明の実施形態に係るレーザ切断加工方法の説明図である。 本発明の実施形態に係るレーザ切断加工方法の説明図である。 本発明の実施形態に係るレーザ切断加工方法の説明図である。 機能ブロック図の説明図である。 複数の切断片を複数列、複数行に配置するときの作用説明図である。 複数の切断片を複数列、複数行に配置するときの作用説明図である。 レーザ切断加工順設定装置によって設定された加工順に従ってレーザ切断加工を行うレーザ切断加工順の説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、前述した説明と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。
図2を参照するに、図2は、前述した説明と同様に、複数の切断片1A〜1C,9A〜9Cを、互に接触した状態においてX軸方向に複数列3A,3B,3C、Y軸方向に複数行5A,5B,5Cに配置して、レーザ切断加工によって各切断片1A〜1C,9A〜9CをワークWから切断分離する場合の説明図である。この実施形態において、第1列3Aの各切断片1A〜1Cをレーザ加工によって切断分離する場合は、前述と同様に行う。すなわち、第1の縦方向共通切断線7Aのレーザ切断加工を行うと共に、第2の縦方向共通切断線7Bのレーザ切断加工を行う。なお、第1,第2の縦方向共通切断線7A,7Bのレーザ切断加工順は、どちらが先でもよいものである。
第1列3Aにおける各切断片1A,1B,1CをワークWから切断分離するために、第1の縦方向共通切断線7Aの位置から第2の縦方向共通切断線7B方向へ横方向共通切断線11A〜11Dのレーザ切断加工を行うとき、当該横方向共通切断線11A〜11Dの端部と前記第2の縦方向共通切断線7Bとの間に、ミクロジョイント(微小連結部)15を残すものである。したがって、第1列3Aにおける各切断片1A〜1CのX軸方向の他端部側は、前記微小連結部15を介してY軸方向に互に連結した状態にある。よって、各切断片1A〜1Cの傾きを防止することができるものである。
第2列3Bにおける各切断片9A,9B,9CをワークWから切断分離する場合には、前述同様に、第3の縦方向共通切断線7Cのレーザ切断加工を行う。次に、各切断片9A,9B,9C間の横方向共通切断線13A〜13Dを、前記第2の縦方向共通切断線7Bの位置から第3の縦方向共通切断線7C方向にレーザ切断加工を行って、各横方向共通切断線13Aの端部と第3の縦方向共通切断線7Cとの間に、微小連結部15を残すものである。
ところで、第2列3Bにおける切断片9A,9BのX軸方向の一端側にはスクラップS1が接続した状態にあり、切断片9B,9CのX軸方向の一端側にはスクラップS2が接続した状態にある。したがって、スクラップS1,S1を切断分離する必要がある。ここで、前述したように、スクラップS1,S2のX軸方向の他端側を、図1に示した矢印Aのように連続してレーザ切断加工を行うと、切断分離されたスクラップS1,S2は傾斜して、スクラップS1,S1の一部がワークWの上面から突出することがある。
そこで、本実施形態においては、次のようにレーザ切断加工を行って、ワークWからスクラップS1,S2を切断分離するものである。すなわち、第2列3Bにおける切断片9AとスクラップS1とを接続した状態にある第1の共通切断線17Aを、前記第2の縦方向共通切断線7Bの位置から、矢印Bで示すように、切断片9A,9Bの横方向共通切断線13Bの位置までレーザ切断加工を行う。次に、前記スクラップS1と切断片9Bとを接続した状態にある第2の共通切断線17Bを、前記第2の縦方向共通切断線7Bの位置から横方向共通切断線13B方向へレーザ切断加工を行い、矢印Cで示すように、上記横方向共通切断線13Bをも連続してレーザ切断加工を行うものである。スクラップS2の切断分離も同様に行われるものである。
既に理解されるように、スクラップS1の切断分離を行う場合には、一方の切断片9AとスクラップS1との接続部である第1の共通切断線17Aを、矢印B方向にレーザ切断加工を行った後に、他方の切断片9BとスクラップS1との接続部である第2の共通切断線17Bを、矢印C方向にレーザ切断加工すると共に連続して、両方の切断片9A,9Bを接続した状態にある横方向共通切断線13Bのレーザ切断加工を行うものである。したがって、スクラップS1を切断分離した後は、スクラップS1から離反する方向に横方向共通切断線13Bのレーザ切断加工を行うものである。よって、スクラップS1の一部がワークWの上面から突出したような場合であっても、スクラップS1とレーザ加工ヘッドとが干渉するようなことはないものである。
なお、上記説明においては、矢印B方向のレーザ切断加工を行った後に、矢印C方向のレーザ切断加工を行う旨説明した。しかし、レーザ切断加工順は、矢印C方向が先であっても、同様の効果を奏するものである。
なお、第3列3Cのレーザ切断加工は、第2列3Bのレーザ切断加工と同様に行われるものである。すなわち、第3列3Cにおける各切断片19A,19B,19CのX軸方向の他端側のY軸方向に連続した第4の縦方向共通切断線7Dのレーザ切断加工を行った後に、第3列3Cにおける各切断片19A,19B,19Cの横方向共通切断線21A,21B,21C,21Dのレーザ切断加工を行うものである。この際、各横方向共通切断線21A,21B,21C,21Dと第4の縦方向共通切断線7Dとの間に、微小連結部15を残すことなくレーザ切断加工を行うものである。
ところで、前記説明においては、各列3A,3B,3Cにおける各切断片の切断分離を行う前に、各列3A,3B,3Cに対応して第1〜第4の縦方向共通切断線7A〜7Dのレーザ切断加工を行う旨説明した。しかし、上記各縦方向共通切断線7A〜7Dは、それぞれ予めレーザ切断加工しておくことも可能である。
図3は、形状の異なる切断片をX軸方向に複数列、Y軸方向に複数行配置した場合の実施形態を示すものである。この実施形態において、前述した構成要素と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付して重複した説明は省略する。
この図3に係る実施形態においては、第1列3Aに、前述した切断片1と同様の切断片1A,1BをY軸方向に配置し、第2列3Bに、切断片1と形状の異なる切断片21A,21BをY軸方向に配置した場合が例示してある。この実施形態においては、各切断片1A,1B及び切断片21A,21Bによって囲まれた範囲にスクラップSが生じる配置である。
この実施形態においては、前述した実施形態と同様に、第1,第2の縦方向共通切断線7A,7Bのレーザ切断加工を行った後に、第1列3Aにおける各切断片1A,1Bの切断分離を行うために、前述同様に横方向共通切断線11A,11B,11Cのレーザ切断加工を順次行うものである。そして、第2列3Bの各切断片21A,21Bを切断分離するために、第3の縦方向共通切断線7Cのレーザ切断加工を行った後に、第2の縦方向共通切断線7Bの位置から第3の縦方向共通切断線7C方向に横方向共通切断線23A,23B,23Cのレーザ切断加工を順次行うものである。
この際、スクラップSが存在することにより、図2の実施形態において説明した場合と同様に、切断片21AとスクラップSの間の共通切断線17Aを矢印B方向にレーザ切断加工を行うと共に、切断片21BとスクラップSとの間の共通切断線17Bを矢印C方向にレーザ切断加工を行うものである。この場合も、スクラップSを切断分離した後に、スクラップSから離反する方向にレーザ切断加工が行われるものである。
図4は、第1列3A、第2列3Bにおける各切断片25A,25B,25CをY軸方向に切断分離するための横方向共通切断線27B,27Cの途中(中間位置)にスクラップSが有る場合を例示するものである。この場合、横方向共通切断線27Bを第1の縦方向共通切断線7Aの位置(横方向共通切断線27Bの一端側)から第2の縦方向共通切断線7B方向へ(他端側方向へ)レーザ切断加工を行うとき、前記横方向共通切断線27Bの一端側に連続してスクラップSの一側である第1の共通切断線17Aのレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップSの他側である第2の共通切断線17Bに連続して前記横方向共通切断線27Bの他端側(残りの部分)のレーザ切断加工を行うことにより、スクラップSの切断分離を行うことができるものである。又は、前記スクラップSの第1の共通切断線17Aを連続してレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップSの他側である第2の共通切断線17Bのレーザ切断加工を行う。
以上のごとき説明より理解されるように、スクラップSをワークWから切断分離する場合には、上記スクラップSの周囲を連続して一周することなく、スクラップSの外周を複数に区分するように、例えば半周毎にレーザ切断加工を行うものである。そして、上記半周における外周の後半部分に、例えば図3における横方向共通切断線23Bのように、横方向共通切断線が分岐接続した形態の場合には、この後半の外周部分を、前記横方向共通切断線が分岐接続してある位置でもって、例えば共通切断線17A,17Bのように、二分するものである。そして、この二分した後半の外周部分(17A,17B)はそれぞれ連続することなく別個にレーザ切断加工を行うものである。そして、二分した後半の適宜一方の外周部分(17B)と前記横方向共通切断線(23B)は連続してレーザ切断加工を行うものである。
レーザ切断加工によってワークWからスクラップSを切断分離するとき、前述したように、スクラップSの周囲を連続して一周するようにレーザ切断加工を行うことなく、スクラップSの周囲を複数に区分し、区分した部分をそれぞれ個別にレーザ切断加工を行うものである。このようにスクラップSのレーザ切断加工を行うことにより、切断分離したスクラップSからレーザ加工ヘッドを離反するように移動することができ、切断分離した後のスクラップSとレーザ加工ヘッドとが干渉するようなことはないものである。
図5は、前述したように、複数の切断片1A,1B,…をX軸方向に接触した状態に複数列3A,3B,3C配置し、Y軸方向に接触した状態に複数行5A,5B,5C配置した配置構成において、レーザ切断加工によって前記各切断片1A,1B,…をワークWから切断分離する際、レーザ切断加工順を設定するためのレーザ切断加工順設定装置29の機能ブロック図である。
上記レーザ切断加工順設定装置(以下、加工順設定装置と称す)29は、コンピュータから構成してあって、CPU31、RAM33、ROM35、入力手段37及び表示手段39を備えている。前記入力手段37から入力された切断片1Aの形状、寸法及び切断片1Aの個数は、切断片形状、個数メモリ41に格納されるものである。また、前記加工順設定装置29には、複数の切断片1Aを複数列、複数行に配置する板状のワークWの形状寸法を格納したワーク形状寸法メモリ43が備えられている。
さらに、加工順設定装置29には、前記入力手段37から入力された切断片1A,1B,…の形状寸法及び個数並びに前記ワーク形状寸法メモリ43に格納されたワークWの形状寸法に基いて、ワークW上における切断片1A,1B,…の配列数、行数を演算する演算手段45が備えられている。この演算手段45は、切断片1Aの形状寸法が入力されると、図6に示すように、切断片1Aに外接する矩形SAを想定する。すなわちX軸方向の寸法がXAでY軸方向の寸法がYAの矩形SAが想定される。また、切断片21Aの形状寸法が入力されると、切断片21Aに外接する矩形、すなわちX軸方向の寸法がXBでY軸方向の寸法がYBの矩形SBが想定される。
そして、各切断片1A,21Aの個数と、ワーク形状寸法メモリ43に格納されているワークWのX,Y方向の寸法と前記矩形SA,SBのX,Y方向の寸法に基いて、ワークW上に各切断片1A,21Aを配置するように、ワークW上の切断片1A,21AのX軸方向の列数及びY軸方向の行数が前記演算手段41によって演算される。この演算結果に基いて、切断片配置手段47によって切断片1A,21Aが複数列、複数行に配置されるものである。なお、同一形状の切断片1Aを複数切断する場合には、複数の切断片1Aの前記矩形SAをY軸方向に接触した状態、すなわち1列内に複数行に配置するものである。そして、ワークWのY軸方向の寸法内に納まらない場合には、複数列に配置するものである。上述のように、切断片配置手段47によって複数の切断片1A,21Aが複数列、複数行に配置されると、各切断片1A,21Aが配置された列位置及び行位置は切断片配置メモリ49に格納される。
上述のように、各列における切断片1A,21AのY軸方向の配置が設定されると、各列における切断片1A,21AのX軸方向の両端側をY軸方向に連続してレーザ切断加工をY軸方向切断ライン(縦方向共通切断線)7A,7B,7C(図6参照)がY軸方向切断順設定手段51によって設定される。ここで、第1列3AにおけるX軸方向の他端側(図6において右側)のY軸方向切断ライン7Bと、第2列3BにおけるX軸方向の一端側(図6において左側)のY軸方向切断ライン7Kは、全長に亘って一致する場合と、一部が一致しない場合とがある。
そこで、第1列3Aにおける各切断片1AのX軸方向の他端側をY軸方向に連続してレーザ切断加工を行うY軸方向切断ライン7Bと、第2列3Bにおける各切断片21AのX軸方向の一端側をY軸方向に連続してレーザ切断加工を行うY軸方向切断ライン7Kとが一致するか否かがスクラップ有無判別手段53によって比較される。そして、Y軸方向切断ライン7B,7Kが一致する箇所はスクラップ無しと判別される。上記Y軸方向切断ライン7B,7Kが一致しない箇所は、Y軸方向切断ライン7B,7Kによって囲まれたスクラップSが有るものと判別される。上述のようにスクラップ有りが判別されると、スクラップSの位置がスクラップ位置メモリ55に格納される。
前述のように、スクラップSの有無が判別されると共に、各列3A,3Bにおける各切断片1A,21AのX軸方向の両側をY軸方向に連続してレーザ切断加工を行うY軸方向切断ライン7A,7B,7Cが設定されると、第1列3Aの各切断片1Aの切断分離を行った後に、第2列3Bにおける各切断片21Aの切断分離を行うものであるから、前記Y軸方向切断ライン7A,7B,7Cのレーザ切断加工順は、第1列3A側から順に行われることになるものである。なお、Y軸方向切断ライン7A,7B,7Cは、前述したように、予めレーザ切断加工を行うことも可能である。
上述のように、Y軸方向切断ライン7A,7B,7Cのレーザ切断加工順が設定された後に、各列3A,3Bにおける各切断片1A,21AをY軸方向に切断分離するためにX軸方向にレーザ切断加工を行う横方向共通切断線11A,11B,11Cのレーザ切断加工順はX軸方向切断順設定手段57によって設定される。このX軸方向切断順設定手段57は、各列3A,3BにおけるX軸方向の両側がY軸方向切断ライン7A,7B,7CによってY軸方向に切断されていることを条件として、横方向共通切断線11A,11B,11Cのレーザ切断加工順を設定するものである。なお、レーザ切断加工順は、各列3A,3BにおけるY軸方向の一端側又は他端側から順に行うべく設定されるものである。
次のステップについては、図7を用いて説明する。上述のように、各列3A,3Bにおける横方向共通切断線11A,11B,11Cが設定されると、Y軸方向に互に接触する切断片25A,25B(図7参照)の、互に接触する横方向共通切断線27B,27Kが全長に亘って一致するか否かが前記スクラップ有無判別手段53によって判別され、一致しない位置には、横方向共通切断線27B,27Kによって囲まれたスクラップSが有るものと判別される。そして、上記スクラップSの位置は前記スクラップ位置メモリ55に格納されるものである。
前述のごとく、例えば第1列3Aと第2列3Bとの間にスクラップSが有る(存在する)ことが判別されてスクラップ位置メモリ55に格納され、また、各列3A,3Bにおける切断片11A,11BをY軸方向に切断分離する横方向共通切断線27Bの途中にスクラップSが有ることが判別されて、前記スクラップ位置メモリ55に格納される。そして、スクラップSの切断分離を行うために、スクラップSの周囲の切断順がスクラップ切断順設定手段59によって設定される。このスクラップ切断順設定手段59は、レーザ切断加工順設定装置29に備えられたレーザ切断方向ルールファイル61を参照してレーザ切断加工順を設定する機能を有するものである。
前記レーザ切断方向ルールファイル61には、各列3A,3B,3CにおけるX軸方向の両側の縦方向共通切断線7A,7B,7C,7Dの切断順はX軸方向の一端側(例えば左側)から順に行うこと、各縦方向共通切断線7A〜7Dの切断方向はY軸方向の一端側(例えば上方から下方向へ)からであることが予め規定して格納されている。また、各縦方向共通切断線7A,7B,7C,7Dは、各列3A,3B,3C,…の各切断片1A,1B,…を切断分離する前レーザ切断加工すること、すなわち、各切断片1A,1B,1C,…の切断分離を行う場合には、当該各切断片1A,1B,1C,…の属する列のX軸方向の両側の縦方向共通切断線7A,7B,7C,…のレーザ切断加工が先であることが規定してある。
また、縦方向共通切断線7A〜7Dの位置にスクラップSが存在する場合には、図2に示すように、当該スクラップSのY軸方向の一端側から横方向共通切断線13B,13Cの位置までレーザ切断加工を行った後に、当該スクラップSのY軸方向の他端側から横方向共通切断線13B,13Cを連続してレーザ切断加工を行うことが予め設定して格納してある。なお、スクラップSを切断分離するためのレーザ切断加工順は、上述の順の逆順とすることも可能である。
また、前記レーザ切断方向ルールファイル61には、横方向共通切断線11A〜11Dは、当該横方向共通切断線11A〜11Dが属する列3A〜3CのX軸方向の両側に縦方向共通切断線7A〜7Dの切断順が設定された後に設定されることが規定して格納されている。そして、各横方向共通切断線11A〜11Dの切断順は、Y軸方向の一端側(例えば図2の上側)の横方向共通切断線11Aから順に、X軸方向の一端側から他端側方向へレーザ切断加工を行うことを予め規定して予め格納されている。
また、前記レーザ切断方向ルールファイル61には、各横方向共通切断線11A〜11Dの途中にスクラップSが有る場合にはスクラップSの周囲を連続して一周することなくレーザ切断加工を行うことを規定して予め格納してある。そして、各横方向共通切断線11A〜11DをX軸方向にレーザ切断加工を行うとき、スクラップSのY軸方向の一端側を前記横方向共通切断線11A〜11Dに連続してレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップSのY軸方向の他端側のレーザ切断加工に連続して前記横方向共通切断線11A〜11Dの残りの部分をレーザ切断加工することを規定して予め格納してある。
以上のごとき構成において、切断片1,21の形状寸法及び個数を入力手段37からレーザ切断加工順設定装置29に入力すると、図6に示すように、各切断片1,21をX,Y軸方向に互に接触した状態に配置する場合における各切断片1,21の列数3A,3B,…及び行数5A,5Bが演算手段45によって演算される。このように、各切断片1,21の列数及び行数が演算されると、この演算結果に基いて、切断片配置手段47によって各切断片1,21の配置が行われ、各切断片1,21の配置位置は切断片配置メモリ49に格納される。
前述のごとく、各切断片1,21の配置が行われると、前記演算手段45によって(列数+1)の演算が行われ、縦方向共通切断線7A,7B,…の本数が演算され、各列3A,3B,…におけるX軸方向の両側の縦方向共通切断線7A,7B,…のレーザ切断加工順が、レーザ切断方向ルールファイル61に予め設定された規定を参照して、X軸方向の一端側から設定されると共に、各縦方向共通切断線7A,7B,…のレーザ切断加工方向がY軸方向の一端側から他端側方向に設定される。そして、各縦方向共通切断線7A,7B,…のレーザ切断加工順及び切断加工方向又は切断順設定メモリ63に格納される。
また、前記各切断片1,21の各列3A,3B,…におけるY軸方向の配置に対応して各列3A,3B,…における横方向共通切断線11A,11B,…のレーザ切断加工順が前記レーザ切断方向ルールファイル61に格納された規定を参照して設定される。そして、各列3A,3B,…における各横方向共通切断線11A,11B,…のレーザ切断加工順及び切断加工方向が前記切断順設定メモリ63に格納される。また、スクラップ有無判別手段53によって、各列3A,3B,…の間及び各横方向共通切断線11A,11B,…の途中にスクラップSが有るか否かが判別される。そして、前記スクラップ位置メモリ55及びレーザ切断方向ルールファイル61を参照して、スクラップ切断順設定手段59によってスクラップSを切断分離するためのレーザ切断加工順が設定され、前記切断順設定メモリ63に格納される。
そして、複数列3A,3B,…、複数行5A,5B,…に配置した各切断片1A,1B,…、21A,21B,…をワークWから切断分離するためのレーザ切断加工のプログラムを、自動プログラミング装置(図示省略)によって生成(作成)するとき、前記切断順設定メモリ63に格納されたレーザ切断加工順を参照するものである。
ところで、図8(A)に示すように、ワークWに複数の切断片71A,71Bを配置してレーザ切断加工によって前記切断片71A,71BをワークWから切断分離するとき、前記レーザ切断加工順設定装置29によれば、先ずピアス加工P1,P2を行って縦方向共通切断線7A,7Bのレーザ切断加工を行うことが設定される。次に、切断片71Aの横方向共通切断線73Aのレーザ切断加工を行い、その後に横方向共通切断線73Bのレーザ切断加工を行うことが設定される。この場合、スクラップS1,S2が存在することにより、上記横方向共通切断線73Bは、ライン73B−1,73B−2,73B−3の順にレーザ切断加工を行うことが設定される。
また、図8(B)に示すように、切断片75A,75B,75C,75Dを複数列3A,3B及び複数行に配置した場合には、先ず、第1列3Aにおける両側の縦方向共通切断線7A,7Bのレーザ切断加工を行うことが設定される。そして、第1列3Aにおける各切断片75A,75B,…を切断分離する場合には、ライン77−1〜77−7の順にレーザ切断加工を行うことが設定される。
また、図8(C)に示すように、複数の切断片78A,78B,…を複数列、複数行配置した場合には、先ず第1列3Aの両側の縦方向共通切断線7A,7Bのレーザ切断加工を行った後に、ライン79−1〜79−9を順にレーザ切断加工されることが設定される。
以上のごとき説明より理解されるように、本実施形態によれば、複数の切断片1A,1B,…を複数列、複数行に配置して、レーザ切断加工によって各切断片1A,1B,…を切断分離する際、各列を切断分離する縦方向共通切断線の途中や各列における各切断片を切断分離する横方向共通切断線の途中にスクラップSが存在する場合、スクラップSの周囲を連続して一周することのないように、レーザ切断加工を行うものである。この際、スクラップSの周囲を複数に区分して、各区分毎にレーザ切断加工を行うものである。そして、上記区別の1つを最後にレーザ切断加工を行うことによってスクラップSをワークWから切断分離するものである。また、スクラップSを切断分離した後には、レーザ加工ヘッドは上記スクラップSから離反する方向に移動するものである。したがって、切断分離されて傾くことによってスクラップの一部がワークWの上面から突出したような場合であっても、スクラップSとレーザ加工ヘッドとが干渉するようなことはないものである。
1A,1B,1C 切断片(製品)
3A,3B,3C 列
5A,5B,5C 行(Y軸方向切断ライン)
7A,7B,7C,7D 縦方向共通切断線(縦方向切断線)
9A,9B,9C 切断片
11A,11B,11C,11D 横方向共通切断線
17A 第1の共通切断線
17B 第2の共通切断線
29 レーザ切断加工順設定装置
41 切断片形状、個数メモリ
43 ワーク形状寸法メモリ
45 演算手段
47 切断片配置手段
49 切断片配置メモリ
51 Y軸方向切断順設定手段
53 スクラップ有判別手段
55 スクラップ位置メモリ
57 X軸方向切断順設定手段
59 スクラップ切断順設定手段
61 レーザ切断方向ルールファイル
63 切断線設定メモリ

Claims (7)

  1. 板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工方法であって、
    (a)第1列において横方向共通切断線によってY軸方向に接続した状態にある複数の切断片におけるX軸方向の一端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
    (b)前記第1列における複数の切断片のX軸方向の他端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
    (c)前記第1列における各切断片を前記ワークから切断分離するために、前記一端側の縦方向共通切断線の位置から前記他端側の縦方向共通切断線に、当該第1列における各切断片の横方向共通切断線に沿ってレーザ切断を行うとき、当該第1列における一端側から他端側へ順次行う工程、
    (d)前記横方向共通切断線と前記他端側の縦方向共通切断線との間に微小連結部を残す工程、
    (e)第2列における複数の切断片におけるX軸方向の他端側を、Y軸方向に連続した縦方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行う工程、
    (f)前記第2列における各切断片を前記ワークから切断分離するために、前記第1列における前記他端側の前記縦方向共通切断線の位置から前記第2列における他端側の前記縦方向共通切断線に、当該第2列における各切断片の横方向共通切断線に沿ってレーザ切断加工を行うとき、当該第2列における一端側又は他端側から順次行う工程、
    (g)当該第2列における前記各横方向共通切断線と当該第2列における他端側の前記縦方向共通切断線との間に微小連結部を残す工程、
    (h)前記第2列においてY軸方向に隣接した第1,第2の切断片のX軸方向の一端側にスクラップが接続した状態にあるとき、当該スクラップと前記第1の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行った後に、当該スクラップと前記第2の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行うと共に前記第1,第2の切断片の横方向共通切断線のレーザ切断を行う、又は当該スクラップと前記第1の切断片との共通切断線及び前記第1,第2の切断片の横方向共通切断線のレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップと前記第2の切断片との共通切断線のレーザ切断加工を行う工程、
    の各工程を備えていることを特徴とするレーザ切断加工方法。
  2. 複数の切断片を板状のワークにX軸方向又はY軸方向に配置し、前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工方法であって、第1,第2の切断片における共通切断線の中間位置に、前記第1,第2の切断片から切断分離するスクラップがある場合、前記共通切断線の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うとき、前記スクラップの一側を連続してレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップの他側のレーザ切断加工を行う、又は前記共通切断線の一端側から前記スクラップの一側に沿ってのレーザ切断加工を行った後に、前記スクラップの他側に沿ってのレーザ切断加工に連続して前記共通切断線の残りの部分のレーザ切断加工を行うことを特徴とするレーザ切断加工方法。
  3. 板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片を前記ワークから切断分離するレーザ切断加工順を設定するためのレーザ切断加工順設定装置であって、
    切断片の形状寸法及び個数を入力する入力手段と、
    入力された切断片の形状寸法及び個数並びに入力されたワークのX,Y方向に寸法に基いて、前記切断片をX軸方向及びY軸方向に互に接触した状態に配置してX軸方向の列数及びY軸方向の行数を演算する演算手段と、
    この演算手段の演算結果に基いて複数の切断片をX軸方向、Y軸方向に配置する切断片配置手段と、
    上記切断片配置手段によって配置された各切断片の列位置、行位置を記憶した切断片配置メモリと、
    複数の切断片をX軸方向に複数列、Y軸方向に複数行配置した状態において第1列におけるY軸方向の一端側及び他端側のY軸方向に連続したラインを、Y軸方向にレーザ切断加工を行う第1,第2のY軸方向切断ラインに設定すると共に、第2列におけるX軸方向の他端側においてY軸方向に連続したラインを、Y軸方向にレーザ切断加工を行う第3のY軸方向切断ラインに設定するY軸方向切断順設定手段と、
    上記Y軸方向切断順設定手段によって設定した第1,第2のY軸方向切断ラインの間において、第1列における各切断片の横方向共通切断線を前記第1のY軸方向切断ラインの位置から第2のY軸方向切断ライン方向へレーザ切断加工を行う順を、第1列におけるY軸方向の一端側又は他端側から順に設定するX軸方向切断順設定手段と、
    前記第2のY軸方向切断ラインから前記第3のY軸方向切断ライン方向へ、第2列における各切断片の横方向共通切断線のレーザ切断加工を行う順を、第2列におけるY軸方向の他端側又は一端側から順に設定する前記X軸方向切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするレーザ切断加工順設定装置。
  4. 請求項3に記載のレーザ切断加工順設定装置において、前記第2のY軸方向切断ラインと第2列における各切断片のX軸方向の一端側の端辺との間に、当該第2のY軸方向切断ラインと前記端辺とによって囲まれた領域が有り、かつ第2列における各切断片の横方向共通切断線の端部が位置するか否かを判別するスクラップ有無判別手段と、当該スクラップ有無判別手段によってスクラップ有りと判断したときに、前記スクラップの一端側から前記横方向共通切断線を連続してレーザ切断加工順と、前記スクラップの他端側から前記横方向共通切断線までレーザ切断加工を行うレーザ切断加工順を設定するスクラップ切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするレーザ切断加工順設定装置。
  5. 請求項3又は4に記載のレーザ切断加工順設定装置において、各列における切断片の横方向共通切断線の中間位置にスクラップが有るか否かを判別し、スクラップが有る場合に、前記横方向共切断通線の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うときのレーザ切断経路として前記スクラップの一側を連続してレーザ切断加工を行うレーザ切断加工順と、前記スクラップの他側をレーザ切断加工するレーザ切断加工順とを設定するスクラップ切断順設定手段と、を備えていることを特徴とするレーザ切断加工順設定装置。
  6. 請求項3,4又は5に記載のレーザ切断加工順設定装置において、横方向共通切断線のレーザ切断加工を行うときに、横方向共通切断線のレーザ切断方向はX軸方向の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うこと、横方向共通切断線のX軸方向の一端側が三叉路の場合には当該一端側に接続した一方の交差路と当該横方向共通切断線とを連続してレーザ切断加工を行い、前記一端側に接続した他方の交差路は別個にレーザ切断加工を行うこと、横方向共通切断線の途中にスクラップが存在する場合には、当該スクラップの一側と横方向共通切断線とを連続してレーザ切断加工を行い、前記スクラップの他側のレーザ切断加工は別個に行うこと、のレーザ切断方向の規定を予め格納したレーザ切断方向ルールファイルを備えていることを特徴とするレーザ切断加工順設定装置。
  7. 板状のワークに、複数の切断片をX軸方向に接触した状態に複数列、Y軸方向に接触した状態に複数行配置し、レーザ切断加工によって前記各切断片をワークから切断分離するレーザ切断加工順を設定するためのレーザ切断加工順設定装置であって、
    前記各列におけるX軸方向の両側においてY軸方向に連続してレーザ切断加工を行う複数の縦方向共通切断線のレーザ切断加工順を、前記各列における各切断片の切断分離を行う前に行うことを規定したレーザ切断方向ルールファイルと、
    各列における各切断片を個別に切断分離する場合、各列におけるY軸方向の一端側又は他端側から各切断片間のX軸方向の横方向共通切断線のレーザ切断加工を順次行うと共に、上記横方向共通切断線はX軸方向の一端側から他端側へレーザ切断加工を行うことを規定した前記レーザ切断方向ルールファイルと、
    前記横方向共通切断線のX軸方向の一端側又は前記横方向共通切断線の途中にスクラップが存在する場合、前記横方向共通切断線と前記スクラップの外周とが接続した位置において前記スクラップの外周を複数に区分し、前記スクラップの区分した外周を個別にレーザ切断を行うと共に、前記横方向共通切断線と接続した1つの区分は、前記横方向共通切断線と連続してレーザ切断加工を行うことを規定した前記レーザ切断方向ルールファイルと、
    を備えていることを特徴とするレーザ切断加工順設定装置。
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