JP2015116369A - 防水ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】音響・映像・情報通信機器等と接続するためのケーブルの引き出し長さを調整して収納可能な防水ケースを提供する。
【解決手段】スピーカ51及び接続手段を備える本体2と、窓部45が形成された蓋体4とを備え、前記接続手段が被収納機器7と接続するための接続端子19及びケーブル18を有し、前記蓋体4に前記窓部45を覆う透光部材46を装着し、前記蓋体4を閉じることで前記本体2と透光部材46との間に形成される機器収納部8が水密となる防水ケース1であって、前記本体2の水密となる内部に、前記ケーブル18を収納するケーブル収納部16が形成され、前記ケーブル収納部16から前記ケーブル18を機器収納部8に引き出す引出孔32が設けられると共に、前記ケーブル18を前記ケーブル収納部16外へ引き出す長さを調整する調整手段を設けたことで、ケーブル18の長さを調整して収納することができる。
【選択図】図6
【解決手段】スピーカ51及び接続手段を備える本体2と、窓部45が形成された蓋体4とを備え、前記接続手段が被収納機器7と接続するための接続端子19及びケーブル18を有し、前記蓋体4に前記窓部45を覆う透光部材46を装着し、前記蓋体4を閉じることで前記本体2と透光部材46との間に形成される機器収納部8が水密となる防水ケース1であって、前記本体2の水密となる内部に、前記ケーブル18を収納するケーブル収納部16が形成され、前記ケーブル収納部16から前記ケーブル18を機器収納部8に引き出す引出孔32が設けられると共に、前記ケーブル18を前記ケーブル収納部16外へ引き出す長さを調整する調整手段を設けたことで、ケーブル18の長さを調整して収納することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、風呂場や海など、水がかかる虞のある環境で携帯型音響機器・映像機器・情報通信機器等を収納し、スピーカ等として使用するための防水ケースに関する。
この種の防水ケースとして、例えば特許文献1には、携帯型音響機器の出力端子に電気的な接続手段としてのケーブル及び接続端子を備えた防水ケースが開示されている。
また、近年においては、携帯型音楽プレーヤーの他、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末など様々な大きさの携帯型音響・映像・情報通信機器等が流通しており、それぞれの機器におけるイヤホンジャック等の接続端子の位置は、機種ごとに様々である。そのため、音響・映像・情報通信機器等との接続手段であるケーブルは、防水ケース内の全ての位置に届くように、ある程度の長さが必要となる。
しかしながら、上述した従来の防水ケースは、ケーブルの長さを調整して収納することができず、音響・映像機器の大きさ等によってケーブルの余剰ができた場合には、ケーブルの収納位置が定まらず扱い難いという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ケーブルの長さを調整する調整機構と、長さを調整したケーブルを収納する収納機構を備えた防水ケースを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の防水ケースは、スピーカ及び接続手段を備える本体と、中央に窓部が形成された蓋体とを備え、前記接続手段が被収納機器と電気的に接続するための接続端子及びケーブルを有し、前記蓋体に前記窓部を覆う透光部材が装着され、前記蓋体を閉じることによって前記本体と透光部材との間に形成される機器収納部が水密となる防水ケースであって、前記本体の水密となる機器収納部側の内部に、前記ケーブルを収納するケーブル収納部が形成され、前記ケーブル収納部から前記ケーブルを前記機器収納部に引き出す引出孔が設けられると共に、前記ケーブル収納部外へ引き出す前記ケーブルの長さを調整する調整手段を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の防水ケースは、前記調整手段が、前記ケーブルを複数の経路に這わせる溝であることを特徴とするものである。
更に、本発明の請求項3に記載の防水ケースは、前記ケーブル収納部内に電池収納部を設け、前記調整手段を前記電池収納部の外周部に設けたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に記載の防水ケースは、音響・映像・情報通信機器等の被収納機器と電気的に接続するためのケーブルのケーブル収納部外への引き出し長さを調整可能とすると共に、ケーブルの余剰部分を収納可能とする。
なお、前記調整手段を、前記ケーブルを複数の経路に這わせる溝とすることで、特別な部品を追加することなく、ケーブルのケーブル収納部外への引き出し長さを調整すると共に、ケーブルの余剰部分を収納可能とする。
また、前記ケーブル収納部内に電池収納部を設け、前記調整手段を前記電池収納部の外周部に設けることで、スペースを有効利用してケーブルを収納するため、設計・部品構成を簡略化することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明における防水ケースの好ましい実施例について説明する。
図1〜11は、本発明の防水ケース1の実施例1を示している。この防水ケース1は、本体2と、この本体2の下部に2箇所のヒンジ部3を介して開閉可能に接続された蓋体4により構成されている。
本体2は、背面側の背面カバー5と正面側の仕切壁6とで構成されている。前記背面カバー5は、上部が浅底で下部がより深底の略矩形の皿形状であり、前記仕切壁6は、略矩形の板状であり、両者は合成樹脂で形成されている。前記背面カバー5と仕切壁6とを組み合わせた前記本体2の内部下側には、増幅器50、スピーカ51、及び後述する電池収納部20等が配設されている。なお、前記増幅器50、スピーカ51及び前記電池収納部20に収納される図示しない電池等が前記本体2の内部下側に配設されていることにより、前記防水ケース1の重心が下方に位置し、前記防水ケース1を安定して載置することができる。
前記本体2の背面には、左右にそれぞれ1箇所と上部に2箇所の係止部材9が設けられている。この係止部材9は、前記蓋体4を閉じた状態で、この蓋体4に形成された係止受部10に係止し、前記蓋体4に取り付けられた後述する透光部材46と前記仕切壁6との間に、防水領域を形成する。
また、前記本体2の背面上部には、背面に略面一に収納可能な把持部11が配設されている。さらに、前記本体2の背面視中段部左側には、前記防水ケース1の正面視右側を下にして縦置き可能とする支持部12が配設されている。この支持部12も、背面に略面一に収納可能となっている。
また、前記本体2の背面下部中央には、短円筒状の音量調節摘み13が配設されており、この音量調節摘み13を回転操作することにより、前記スピーカ51が発する音量を調節することができる。また、前記音量調節摘み13は前記防水ケース1の電源スイッチとしても機能するものであり、音量調節摘み13を左方向に停止するまで回転させた状態が電源オフの状態であり、そこから右方向へ一定量回転させると電源がオンになり、さらに右方向へ回転させると音量が増加する。なお、電源がオンの状態では、前記本体2の内部に配設された電源ランプ14が点灯し、電源オフの状態のときは消灯する。
また、前記音量調節摘み13の左右には、前記スピーカ51が発する音を前記本体2の内部から外部へ放出するための音放出部(図示せず)が形成されている。この音放出部は、左右別個に形成された音響反射板15により開閉される。この音響反射板15は横方向に摺動可能であり、前記防水ケース1を使用しない時は内側に摺動させて音放出部を覆っておく。一方、前記音響反射板15は、前記防水ケース1を使用する際に、外側に摺動させて前記音放出部を開くと共に、この音放出部から放出された音を反射して、前記防水ケース1の前方に誘導する機能を有する。
前記仕切壁6の下側部には、前記本体2の内部側へ凹であって正面視略矩形のケーブル収納部16が形成されている。このケーブル収納部16内の上部中央には、貫通孔17が形成されており、この貫通孔17から前記増幅器50等と被収納機器7とを電気的に接続するケーブル18が前記ケーブル収納部16内に引き入れられている。
前記ケーブル18の基端(図示せず)は、前記本体2の内部で前記増幅器50等に接続されており、前記ケーブル18の先端には、前記被収納機器7と接続するための接続端子19が取り付けられている。また、前記防水ケース1に収納される前記被収納機器7の大きさや接続端子(図示せず)の位置が機種により異なるため、前記ケーブル18は、機器収納部8内の全ての位置に届く長さとなっている。なお、前記接続端子19は、フォーン端子の他に、USB端子等であっても良い。
前記ケーブル収納部16内の貫通孔17の左右には、前記防水ケース1の電源である電池(図示せず)を収納する矩形の電池収納部20が、それぞれ形成されている。なお、前記電池は、前記被収納機器7の外部電源として使用してもよい。この電池収納部20の周囲には、前記ケーブル18を収納する複数の収納溝21が形成されている。この収納溝21は、断面がU字状であって、幅が前記ケーブル18の径よりもやや狭く、このケーブル18を軽く圧入して収納できるように形成されている。
また、正面視右側の電池収納部20の右上方と正面視左側の電池収納部20の左上方には、前記収納溝21よりも深底の接続端子収納部22がそれぞれ形成されている。なお、本実施例においては、前記接続端子19がL型であるため、前記接続端子収納部22が幅広に形成されているが、ストレート型の接続端子19を用いた場合には、前記接続端子収納部22をストレート型の接続端子19の形状に合せた細長の形状としてもよい。
前記ケーブル18を収納する前記収納溝21は、横方向に形成された上溝23、中溝24、下溝25と縦方向に形成された左溝26、中左溝27、中右溝28、右溝29から構成されている。前記上溝23は前記ケーブル収納部16の上部に形成され、前記中溝24は前記上溝23と前記電池収納部20との間に形成され、前記下溝25は前記電池収納部20の下側に形成されている。前記左溝26は左側の前記電池収納部20の左側に形成され、前記中左溝27は左右の前記電池収納部20の間に形成された略矩形の平面部30と左側の前記電池収納部20の間に形成され、前記中右溝28は前記平面部30と右側の前記電池収納部20の間に形成され、前記右溝29は右側の前記電池収納部20の右側に形成されている。前記上溝23と中溝24の間は薄壁31で仕切られており、前記中左溝27の上方延長部52と前記中右溝の上方延長部53には薄壁31が形成されておらず、前記ケーブル18を這わせることが可能である。なお、前記各収納溝21の折れ曲がる角は全てR形状に形成されており、収納した前記ケーブル18に負荷がかかり難くなっている。
図6は、前記防水ケース1の不使用時における前記ケーブル18の収納状態を示している。このケーブル18は、前記貫通孔17から前記中溝24を左方向へ進み、前記左溝26を下方に進み、前記下溝25を右方向に進み、前記右溝29を上方へ進んで、前記接続端子19が右側の前記接続端子収納部22に収納されている。なお、前記接続端子19を左側の接続端子収納部22に収納するように、左右対称に前記ケーブル18を収納してもよい。
図7は、前記ケーブル18が最も長く引き出されている収納状態を示している。このケーブル18は前記貫通孔17から前記中溝24を右方向に進んで、右側の引出孔32から引き出される。なお、前記ケーブル18を左側の引出孔32から引き出すように、左右対称に前記ケーブル18を収納してもよい。
図11は、ケーブル18が最も短く引き出されている収納状態を示している。前記ケーブル18は、前記貫通孔17から前記中溝24を左方向に進み、左側の前記接続端子収納部22で折り返して前記上溝23を右方向に進んで、右側の前記引出孔32から引き出される。このように、前記収納溝21だけでなく前記接続端子収納部22も前記ケーブル18の収納に利用することができる。なお、前記ケーブル18を左側の前記引出孔32から引き出すように左右対称に前記ケーブル18を収納してもよい。
図8から図10は、その他の前記ケーブル18の収納状態を示している。前記ケーブル18の収納パターンは、この他にも複数あり、前記ケーブル18の引き出し長さに応じて使用者が任意の収納パターンを選択可能である。
前記ケーブル収納部16は、取り外し可能な板状の蓋33によって開閉される。この蓋33を閉めた状態では、この蓋33の表面34と前記仕切壁6の上側面35とが面一となり、前記被収納機器7を載置する載置面36を構成する。なお、前記蓋33は、前記仕切壁6と同様の合成樹脂で成形されている。
前記蓋33の左右両端には係合部37が形成されており、前記蓋33を閉めると前記係合部37が前記ケーブル収納部16内の左右両端に形成された係合受部38と係合し、前記蓋33が前記仕切壁6に固定されて、前記ケーブル収納部16が前記蓋33によって閉じられる。なお、前記蓋33を外す場合は、左右の係合部37に形成された係合解除部39を左右外側から押圧することで係合が解除され、前記蓋33を上方に引き上げることにより外すことができる。
また、前記蓋33の上側両端には、前記ケーブル18を引き出すための前記引出孔32がそれぞれ形成されている。この引出孔32は、前記蓋33の側端部から切り欠いた細孔40と、その内側に連接して形成された丸孔41から構成されている。前記ケーブル18は、前記細孔40をスライドさせながら前記丸孔41まで移動されると、前記ケーブル18と接続端子19が前記ケーブル収納部16から引き出された状態となる。前記細孔40の幅は、前記ケーブル18の径よりも僅かに狭く形成されている。これによって、前記丸孔41まで移動させた前記ケーブル18が前記細孔40内に簡単に移動しないようになっている。また、前記丸孔41は、前記接続端子19よりも小さく形成されている。これによって、引き出した前記接続端子19が前記ケーブル収納部16内に引き込まれるのを防止している。
前記ケーブル収納部16の下端中央部には、前記本体2の内部に配設された前記電源ランプ14の点灯を確認するための、小さな矩形の電源ランプ確認孔42が形成されている。また、前記蓋33を閉めた状態でも前記電源ランプ14を視認できるように、前記蓋33の電源ランプ14に対向する位置に、小さな矩形の切欠き43が形成されている。
前記蓋体4の枠体44は、略矩形に開口した窓部45を有している。そして、前記枠体44には、前記窓部45を水密に塞ぐように、シート状の透光部材46が着脱可能に取り付けられている。なお、前記枠体44は、耐水性、耐熱性、軽量化を考慮して、合成樹脂で形成されている。
前記枠体44の内面の全周には、前記窓部45に沿うように、嵌合溝47が形成されている。一方、前記透光部材46の前面の外周部には、レール状のリブ48が形成されている。このリブ48を前記嵌合溝47に嵌合させることにより、前記窓部45が前記透光部材46によって水密に塞がれる。
前記枠体44の外面には、前記係止部材9に対応するように、左右にそれぞれ1箇所と上部に2箇所の前記係止受部10が形成されている。そして、前記蓋体4を閉じて前記係止部材9を前記係止受部10に係止すると、前記透光部材46の裏面の外周部が前記背面カバー5に密着する。これによって、前記本体2と透光部材46との間に防水領域が形成される。
前記窓部45は、前記被収納機器7を前記防水ケース1に収納した際に、前記被収納機器7の操作部や画面の全体が前記透光部材46を通して見ることができるように、可能な限り大きく形成されている、このため、前記窓部45は、正面視において前記蓋体4の大部分を占めている。
前記透光部材46は、透光性、防水性、可撓性及び適度な弾性を有するシリコンゴム等の材質で形成されており、前記枠体44に密着嵌合される。また、前記透光部材46は、適度な弾性を有すると共に、前記透光部材46及び載置面36が適度な耐滑性を有するため、前記防水ケース1内に収納した前記被収納機器7を前記仕切壁6に押し付けて支持し、前記防水ケース1内で前記被収納機器7が遊動することを抑制する。更に、前記透光部材46の前記被収納機器7側の面に、細かな凹凸加工を施すことで、前記透光部材46と被収納機器7との間に気泡が生ずるのを抑制することができる。
また、前述した通り、前記透光部材46は、前記枠体44に対して着脱可能に取り付けられている。このため、前記透光部材46は、汚れた場合には前記枠体44から取り外して洗浄可能であり、破損した場合には新品との交換が可能である。
ここで、前記防水ケース1の使用方法を説明する。まず、水などがかからない場所で前記係止部材9の係止を解除して前記蓋体4を開いて前記蓋33を外し、前記電池収納部20に図示しない単三形乾電池を4本入れる。前記防水ケース1に収納する前記被収納機器7の大きさや接続端子の位置に対応するように、前記ケーブル18の長さを調整して、このケーブル18を前記収納溝21に軽く圧入し、前記ケーブル18を前記引出孔32から引き出す。前記蓋33を閉めて接続端子19を前記被収納機器7の接続端子に接続し、前記被収納機器7を前記載置面36に載置し、前記蓋体4を閉めて前記係止部材9を前記係止受部10に係止する。この状態で、前記被収納機器7は防水状態となるので、前記防水ケース1を風呂等へ持ち込むことが可能となる。そして、任意の使用場所に前記防水ケース1を載置して、前記音響反射板15を摺動させて音放出部を開き、前記被収納機器7の電源を入れて音楽や映像等を再生すると共に、前記防水ケース1の音量調節摘み13を操作して電源を入れ、音量を調節する。
このように、本実施例では、増幅器50、スピーカ51、及び接続手段を備える本体2と、中央に窓部45が形成された蓋体4とを備え、接続手段が被収納機器7と電気的に接続するための接続端子19及びケーブル18を有し、前記蓋体4に前記窓部45を覆う透光部材46が装着され、前記蓋体4を閉じることで前記本体2と透光部材46との間に形成される機器収納部8が水密となる防水ケース1であって、前記本体2の水密となる内部に、前記ケーブル18を収納するケーブル収納部16が形成され、このケーブル収納部16から前記ケーブル18を前記機器収納部8に引き出す引出孔17が設けられると共に、前記ケーブル18を前記ケーブル収納部16外へ引き出す長さを調整する調整手段(収納溝21)を設けたことにより、被収納機器7に応じて前記ケーブル18を前記機器収納部8に引き出す長さを調整すると共に、前記ケーブル18を前記ケーブル収納部16に収納することができる。
また、前記調整手段を、前記ケーブル18を複数の経路に這わせる収納溝21とすることにより、使用者が様々な収納パターンを任意に選択することができる。また、前記調整手段として前記収納溝21を形成するだけでよく、特別な部品を追加する必要もないため、製造コストを低廉に抑えることができる。
更に、前記ケーブル収納部16内に電池収納部20を設け、前記調整手段を前記電池収納部20の外周部に設けたことにより、前記防水ケース1の構成部品のスペースを有効に利用できる。そのため、設計・部品構成が簡略化される。
図12は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、平面部30の中央縦方向にケーブル18の収納溝である中央溝49を形成している。
このような実施例では、前記ケーブル18の収納パターンを増やすことができ、また、前記ケーブル18の引き出し長さを細かく調整することができ、上記実施例1と同様の作用・効果を奏する。
図13は、本発明の実施例3を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、貫通孔17をケーブル収納部16の左上部に設けたものである。本実施例において、接続端子収納部22は右側だけに形成されている。
このような実施例では、ケーブル18を最も長く引き出して使用する場合には、左側の引出孔32から前記ケーブル18を引き出すだけでよく、このケーブル18を収納溝21に収納する手間が省ける。一方、前記ケーブル18を短く引き出す場合に、このケーブル18を上溝23又は中溝24に右方向に収納していき、右側の引出孔32から引き出すことにより、前記ケーブル18を折り曲げることなく収納でき、このケーブル18への負担が少なく、ケーブル18の損傷などが起こり難い。
また、前記貫通孔17は前記ケーブル収納部16の右側上部に設けてもよく、前記ケーブル18の収納パターンは複数あるため、本実施例でも上記実施例1と同様の作用・効果を奏する。
図14は、本発明の実施例4を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、ケーブル18をケーブル収納部16から引き出す長さを調整する調整・収納手段として、前記ケーブル18を巻き付ける巻き付け部54を設けたものである。前記巻き付け部54は円柱状で、左右の電池収納部20の間に2本横並びに配設されている。なお、前記巻き付け部54は、縦並びや斜め並びでもよく、1本又は3本以上設けてもよい。
また、左右の前記電池収納部20の間であって薄壁31の下側には、略矩形の凹部55が形成されており、前記巻き付け部54は前記凹部55の底部から収納溝21の底面の高さまで立設されている。前記巻き付け部54の高さは、蓋33を閉めた状態で、前記蓋33に当接する高さとしてもよいが、前記収納溝21の底面と同じ高さとすることで、例えば、中溝24と下溝25を使用して、前記凹部55上を斜めに横断するように前記ケーブル18を収納する場合に、前記巻き付け部54が前記ケーブル18の通り道を塞ぐことがないため、前記凹部55上を前記ケーブル18の通り道として使用し易くなる。
前記凹部55は、接続端子収納部22よりも深く形成されており、前記巻き付け部54は、前記ケーブル18を深さ方向に複数回巻き付け可能となっている。なお、前記ケーブル18は、前記巻き付け部54の水平方向に複数回巻き付けることも可能である。
また、前記凹部55の上側中央の底部には貫通孔17が形成されている。前記巻き付け部54と前記貫通孔17は共に前記凹部55の底面に形成されているため、前記ケーブル18を前記巻き付け部54の下方から上方へ向かって巻き付け易くなっている。
このように、本実施例では、前記収納溝21に加えて、前記巻き付け部54を設けたことにより、前記ケーブル18を前記ケーブル収納部16から引き出す長さをより細かく調整することができ、前記ケーブル18の収納のパターンを増やすことができる。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ケーブル18の引き出す長さの調整手段を巻き取り式としてもよい。また、接続手段の接続端子は、フォーン端子やUSB端子以外にも、被収納機器専用の接続端子であっても良く、また、今後策定される規格に基づく接続端子であっても良い。
1 防水ケース
2 本体
4 蓋体
7 被収納機器
8 機器収納部
16 ケーブル収納部
18 ケーブル(接続手段)
19 接続端子(接続手段)
20 電池収納部
21 収納溝(調整手段、溝)
32 引出孔
45 窓部
46 透光部材
51 スピーカ
2 本体
4 蓋体
7 被収納機器
8 機器収納部
16 ケーブル収納部
18 ケーブル(接続手段)
19 接続端子(接続手段)
20 電池収納部
21 収納溝(調整手段、溝)
32 引出孔
45 窓部
46 透光部材
51 スピーカ
Claims (3)
- スピーカ及び接続手段を備える本体と、
中央に窓部が形成された蓋体とを備え、
前記接続手段が被収納機器と電気的に接続するための接続端子及びケーブルを有し、
前記蓋体に前記窓部を覆う透光部材が装着され、
前記蓋体を閉じることによって前記本体と透光部材との間に形成される機器収納部が水密となる防水ケースであって、
前記本体の水密となる機器収納部側の内部に、前記ケーブルを収納するケーブル収納部が形成され、
前記ケーブル収納部から前記ケーブルを前記機器収納部に引き出す引出孔が設けられると共に、前記ケーブル収納部外へ引き出す前記ケーブルの長さを調整する調整手段を設けたことを特徴とする防水ケース。 - 前記調整手段が、前記ケーブルを複数の経路に這わせる溝であることを特徴とする請求項1に記載の防水ケース。
- 前記ケーブル収納部内に電池収納部を設け、前記調整手段を前記電池収納部の外周部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ケース。
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