JP2015115805A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジョブを実行開始後にジョブ属性値を変更可能とするジョブ制御を行うことができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像データを不揮発保存できる画像形成装置において、
・実行するジョブを不揮発保存するジョブ保存手段と、
・ジョブ実行中に部数変更を行なう実行中部数設定変更手段と、
を有し、前記、実行中部数設定変更手段により部数が変更された場合には、新規にジョブを生成し、部数属性のみを部数設定変更手段により変更した差分の部数として設定し不揮発保存すると共に、保存された画像データ文書を表示することにより、印刷ジョブが動作中であっても部数変更を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像データを不揮発保存できる画像形成装置において、
・実行するジョブを不揮発保存するジョブ保存手段と、
・ジョブ実行中に部数変更を行なう実行中部数設定変更手段と、
を有し、前記、実行中部数設定変更手段により部数が変更された場合には、新規にジョブを生成し、部数属性のみを部数設定変更手段により変更した差分の部数として設定し不揮発保存すると共に、保存された画像データ文書を表示することにより、印刷ジョブが動作中であっても部数変更を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像データを不揮発性の記憶装置に保存できるような構成を持つ画像形成装置に関するものである。そのような画像形成装置において、記憶装置に保存する設定になっていない既に実行中のジョブに対して、ジョブの属性を変更して記憶装置に保存できるようにすることが可能な画像形成装置に関するものである。
市場においてハードディスクといった大容量の記憶装置を装備した画像形成装置が多数存在する。このような装置においては、スキャナから読み込まれた画像データや、ネットワーク接続されているコンピュータから送信されたPDLデータを元にした画像データや、FAX受信された画像データを画像形成装置に内蔵するハードディスクに保存するといった機能が備わっている。
これらの保存データは、再利用性という意味でユーザが非常に有効に利用することが可能である。再利用性という観点で例を述べると、例えば会議に使用するような文書を一旦は出力完了したものの、出席者が増えた為に部数が不足するようなケースとなった場合に、保存されている文書を再出力することにより、簡単に部数補充を行うことが出来る。
しかし、これらの動作の前提は、
1)画像データを記憶装置に保存する。
2)保存されている画像データを出力する。
という2つのステップの組み合わせでの実現であり、画像形成動作を実行している状態のジョブに対して、画像データを保存するように切り替えたり、部数を増減させたりするようなことは出来ない。
1)画像データを記憶装置に保存する。
2)保存されている画像データを出力する。
という2つのステップの組み合わせでの実現であり、画像形成動作を実行している状態のジョブに対して、画像データを保存するように切り替えたり、部数を増減させたりするようなことは出来ない。
ジョブ実行中の部数変更という課題を解決するためには、以下のような先行技術が数多く提案されている。
動作中のジョブに対して、ジョブを停止させることなく、部数変更の操作を可能とするものが提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
また、ジョブを動作中のままではなく、一旦ジョブを中断させた状態に移行させ、部数の属性を変更し、ジョブを再開させるような制御についても提案されている(特許文献4参照)。
これらの先行技術では部数の設定変更(部数の増減)に限定するものである。
特許文献1ではジョブ実行中に部数変更を行うことができるが、それ以外の属性を変更したり、画像データを保存するように指定することはできない。特許文献2については、更にジョブの動作を一旦中断して設定変更を行わせる動作となるため、ユーザが設定変更の操作にかける時間を充分に確保できる反面、操作中には印刷動作が停止しているためパフォーマンスの面で不利に働く。
そこで、本発明では、ジョブの実行中に部数変更が設定できるのはもちろんのこと、それ以外のジョブ属性についても設定変更可能とする。また、ユーザが設定変更する場合でも動作中のジョブとは別の新たなジョブを生成するように制御するため、ユーザが設定変更の操作にかける時間を充分に確保できる一方で、動作中のジョブは中断することなく動き続けるのでパフォーマンス面でも不利になることはなくなる。更に画像データが記憶装置に保存されるため、実行中のジョブが終了した後でも、画像データの再利用性も上げることが可能となる。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1の画像データを不揮発保存できる画像形成装置において、
・実行するジョブを不揮発保存するジョブ保存手段と、
・ジョブ実行中に部数変更を行なう実行中部数設定変更手段と、
を有し、前記、実行中部数設定変更手段により部数が変更された場合には、新規にジョブを生成し、部数属性のみを部数設定変更手段により変更した差分の部数として設定し不揮発保存すると共に、保存された画像データ文書を表示するように制御することで、印刷ジョブ実行中に、属性を変更して画像データ文書保存が可能になるように制御する。
・実行するジョブを不揮発保存するジョブ保存手段と、
・ジョブ実行中に部数変更を行なう実行中部数設定変更手段と、
を有し、前記、実行中部数設定変更手段により部数が変更された場合には、新規にジョブを生成し、部数属性のみを部数設定変更手段により変更した差分の部数として設定し不揮発保存すると共に、保存された画像データ文書を表示するように制御することで、印刷ジョブ実行中に、属性を変更して画像データ文書保存が可能になるように制御する。
ジョブ実行中に部数変更が可能となり、ユーザの様々なユースケースにおいて作業効率を向上させることが可能となる。また保存された画像データ文書の再利用性の向上にもつながる。
[実施例1]
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の最も特徴となるジョブ制御の図である。図1の上図は、ジョブ属性の中の部数属性を増加させた場合を示している。左から右に時間軸の時刻tとし、まず最初に101のオリジナルジョブが投入される。図では部数=9のジョブが投入された状態である。左から順番に1部目、2部目が印刷動作を行い、3部目の印刷動作中のタイミングで部数を12に変更(+3)した場合、オリジナルジョブはそのまま印刷動作を続ける一方で、102の部数変更ジョブを新規に生成する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の最も特徴となるジョブ制御の図である。図1の上図は、ジョブ属性の中の部数属性を増加させた場合を示している。左から右に時間軸の時刻tとし、まず最初に101のオリジナルジョブが投入される。図では部数=9のジョブが投入された状態である。左から順番に1部目、2部目が印刷動作を行い、3部目の印刷動作中のタイミングで部数を12に変更(+3)した場合、オリジナルジョブはそのまま印刷動作を続ける一方で、102の部数変更ジョブを新規に生成する。
部数はユーザにより、9から12へと変更されているので+3部となるので、102の部数変更ジョブは部数=3のジョブとなる。部数属性以外はオリジナルジョブと同一の属性としてボックスへと保存される。ボックスとは後述するが、記憶装置である図4の440のハードディスクであり、ボックスに保存された画像データは図6の602のボックスボタンを押下することにより表示されるボックス画面で、保存された画像データを参照/編集することが可能である。部数変更ジョブはボックス保存の処理が完了したタイミングで、操作パネル上にボックス画面の該当の画像データ文書が選択された状態で表示されるように制御する。
この間もオリジナルジョブは動作を継続している。102のジョブを動作させたい場合は、ボックス画面からジョブ投入を行うと103で示すように、オリジナルジョブの終了に引き続き、部数変更ジョブを実行することができる。結果として、オリジナルジョブの9部と部数変更ジョブの3部の合わせて12部の出力を得ることが可能となる。
次に図1の下図は、ジョブ属性の中の部数属性を減少させたい場合を示している。上図と同様横軸に時刻tとし、104の部数=7のオリジナルジョブが投入され、3部目の出力中に部数を3に変更した場合を示している。部数を−4に設定変更したため、3部目の出力完了に合わせてオリジナルジョブはジョブキャンセルする。更に部数を変更した差分の部数=4のジョブを新規に105の部数変更ジョブとして生成し、ボックスへと保存するように制御する。オリジナルジョブは3部出力で停止するが、部数変更ジョブとして部数=4のジョブが保存されている状態で操作パネル上にボックス画面の該当の画像データ文書が選択された状態で表示される。
部数変更ジョブはユーザの操作を行わなければ、印刷動作を開始することはないので、ユーザに対しては部数を変更してジョブが終了したことと同じ状態となる。もし減算した分の部数をもう一度印刷したい場合はボックスの該当文書をプリントすることも出来るし、更に部数変更して出力することも可能である。この図の例で言えば、部数=4のジョブとして部数変更ジョブとして保存されているが、更に部数を変更して印刷することも可能である。
次に、図2のジョブ実行中に属性変更を行う操作パネルの図を用いて、実行中部数設定変更手段について説明する。201はジョブの実行中を示す。基本画面の上にプリント中を示すダイアログが表示されている。プリント中のダイアログ中の203で示すボタンが設定変更を行うためのボタンである。このボタンを押下すると202の操作パネルの画面へと移行する。
画面が移行しても実行中のジョブは印刷動作を継続している。202の画面では、204に設定変更が可能な項目が表示される。205が部数の設定変更を行う画面である。別途用意されているハードキーのテンキー(図5の504)を用いて設定変更することが出来る。201では部数=10のオリジナルジョブが投入されているため、205で表示される値は10となっているが、この値を増減することにより部数変更が可能となる。部数=17へと変更した場合の図が206である。
変更部数以外に用紙選択/仕上げ/カラー調整/両面の指定など様々なジョブ属性を変更することが可能である。設定値を変更し、208(あるいは209)の閉じるキーを押下すると、211の図へと遷移する。211は部数変更により新規に作成された部数変更ジョブである。212の詳細情報のボタンを押下すると213の画面に遷移する。ここではジョブの属性詳細を参照することができる。213では部数=7となっており、オリジナルジョブの部数=10に対して部数変更17に変更したことにより、部数変更ジョブの部数は差分の7となっている。
新規に生成された211のジョブは214のプリントボタンを押下することにより、103で示した部数変更ジョブとしてオリジナルジョブに続いて印刷動作を行うようにすることもできるし、215の閉じるボタンを押下すれば、ボックス保存されているが実行は行わないということも出来る。その場合はオリジナルジョブのプリント中画面に戻る。
次に205で部数を減少させた場合の例を207に示す。オリジナルジョブの部数=10に対して部数=3に変更した状態である。この状態で210閉じるボタンを押下すると211へ遷移し、212の詳細情報ボタンを押下すると、213で差分の部数である7の新規ジョブが保存された状態となる。
これらの部数変更ジョブは、オリジナルジョブが終了した後でも、ボックスには保存された状態となっているため、216で示すようにボックス画面から任意のボックス番号217のいずれかを選択することにより画像データ文書を再利用することができることは言うまでもない。
次に、本発明を実施する画像形成装置全体について図3を用いて説明する。この複合機は、コピー・プリンタ・FAXのそれぞれの機能を有している。図3において、本複合機はスキャナ301とドキュメントフィーダ(DF)302と、カラー4色ドラムを備えるプリント記録用のプリントエンジン313と、給紙デッキ314とフィニッシャ315からなる。
はじめにスキャナ301を中心に行われる読取り動作について説明する。原稿台に原稿をセットして読み込みを行なう場合には、原稿台307に原稿をセットしてDF302を閉じる。すると、開閉センサが原稿台が閉じられたことを検知した後、スキャナ301の筐体内にある反射式の原稿サイズ検知センサが、セットされた原稿サイズを検知する。このサイズ検知を起点にして光源310で原稿を照射し、反射板311、レンズ312を介してCCD343が画像を読み取り、しかる後デジタル信号に変換され、所望の画像処理を行なってレーザ記録信号に変換される。変換された記録信号は、後述する図4で説明するコントローラ内のメモリに格納される。
DF302に原稿をセットして読み込みを行なう場合には、DF302の原稿セット部303のトレイに原稿をフェースアップで載置する。すると、原稿有無センサ304が、原稿がセットされたことを検知し、これをうけて原稿給紙ローラ305と搬送ベルト306が回転して原稿を搬送し、原稿台307上の所定の位置に原稿がセットされる。これ以降は原稿台での読み込みと同様に画像が読み込まれ、コントローラ内のメモリに格納される。
読み込みが完了すると、再び搬送ベルト306が回転して図の右側に原稿を送り、排紙側の搬送ローラ308を経由して原稿排紙トレイ309へ排紙する。原稿が複数存在する場合は、原稿台から原稿が図の右側に排紙搬送されるのと同時に、給紙ローラ305を経由して左側から次原稿が給送され、次原稿の読み込みが連続的に行なわれる。以上がスキャナの動作である。
続いてプリンタ313を中心に行われる印刷動作について説明する。図4で説明するコントローラ内のメモリ一旦記憶された記録信号(印刷画像データ)は、プリンタ313へと転送され、レーザ記録部でYellow、Magenta、Cyan、Blackの4色の記録レーザ光に変換される。そして、各色の感光体316に照射され、感光体に静電潜像を形成する。そして、トナーカートリッジ317から供給されるトナーによりトナー現像を行い、可視化された画像は中間転写ベルト321に一次転写される。
その後中間転写ベルト321は時計回転方向に回転し、用紙カセット318、あるいは給紙デッキ314から給紙搬送路319を通って給送された記録紙が二次転写位置320に来たところで、中間転写ベルト321から記録紙へと画像が転写される。画像が転写された記録紙は、定着器322で、加圧と熱によりトナーが定着され、排紙搬送路を搬送された後、フェイスダウンのセンタートレイ323か、スイッチバックしてフィニッシャへの排紙口324か、あるいはフェイスアップのサイドトレイ325へと排紙される(但しサイドトレイ325はフィニッシャ315が未装着の場合にのみ排紙可能な排紙口である)。
フラッパ326および327は、これらの排紙口を切り替えるために搬送路を切り替えるためのものである。両面プリントの場合には、定着器322を通過後に、フラッパ327が搬送路を切り替え、その後用紙がスイッチバックして下方に記録紙が送られ、両面印刷用紙搬送路330を経て再び二次転写位置320に給送され、両面動作を実現する。
両面循環制御は、この両面印刷用紙搬送路330や二次転写位置320、定着器322を含む搬送経路内を用いて行われる。A4サイズやLTRサイズは5枚循環制御、それ以上の用紙サイズについては3枚循環制御を行う。
両面循環制御は、この両面印刷用紙搬送路330や二次転写位置320、定着器322を含む搬送経路内を用いて行われる。A4サイズやLTRサイズは5枚循環制御、それ以上の用紙サイズについては3枚循環制御を行う。
続いてフィニッシャ315で行われる動作について説明する。フィニッシャ315では、ユーザに指定された機能に応じ、印刷済み用紙に対して後処理を加える。具体的には、ステープル(1個所・2箇所綴じ)やパンチ(2穴・3穴)、中とじ製本等の機能を有する。図3の複合機には排紙トレイ328は2つ有り、フィニッシャ315への排紙口324を通過してきた記録紙は、ユーザの設定によって、例えばコピー・プリンタ・FAXの機能毎に排紙トレイを振り分けられる。プリンタとして利用される場合、ドライバにより白黒プリント/カラープリント、用紙サイズ、2UP・4UP印刷・N-UP印刷、両面、ステープル、パンチ、中とじ製本、合紙、表紙、裏表紙などの各種設定が可能である。
次に画像形成装置のスキャナ部やプリンタ部、ネットワークインタフェース部の制御を行うコントローラのハード構成の詳細について図4を用いて説明する。
メインコントローラ401は、主にCPU402と、バスコントローラ403、及び各種I/Fコントローラ回路から構成される。
CPU402とバスコントローラは、機器全体の動作を制御するものであり、CPU402はROM404からROMI/F405を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。また、PCから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ403は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM406はDRAM I/F407によってメインコントローラ401と接続されており、CPU402が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
コーデック408は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM409はコーデック408の一時的なワーク領域として使用される。コーデック408はI/F410を介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
グラフィックプロセッサ424は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。SRAM425はグラフィックプロセッサ424の一時的なワーク領域として使用される。グラフィックプロセッサ424はI/Fを介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
ネットワークコントローラ411はI/F413によってメインコントローラ401と接続され、コネクタ412によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
汎用高速バス415には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ414とI/O制御部416とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。I/O制御部416には、スキャナ部、プリンタ部の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ417が2チャンネル装備されており、I/Oバス418によってスキャナI/F回路426,プリンタI/F回路430に接続されている。
パネルI/F421は、LCDコントローラ420に接続され、操作部上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/Fとから構成される。
操作部501は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F421を介してCPU402に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F421から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール422は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池423によってバックアップされている。
E-IDEインタフェース439は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ438を接続し、ハードディスク440へ画像データを記憶させたり、ハードディスク440から画像データを読み込む動作を行う。コネクタ427と432は、それぞれスキャナ部とプリンタ部とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(428,433)とビデオI/F(429,434)とから構成される。
スキャナI/F426は、コネクタ427を介してスキャナ部と接続され、また、スキャナバス441によってメインコントローラ401と接続されており、スキャナ部から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、スキャナ部から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス429に出力する機能も有する。スキャナバス429からDRAM406へのデータ転送は、バスコントローラ403によって制御される。
プリンタI/F430は、コネクタ432を介してプリンタ部と接続され、また、プリンタバス431によってメインコントローラ401と接続されており、メインコントローラ401から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス431に出力する機能も有する。
DRAM406上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ403によって制御され、プリンタバス431、ビデオI/F434を経由して、プリンタ部へDMA転送される。
SRAM436は、バックアップ用電池から供給される電源により、装置全体が電源遮断されても記憶内容を保持できる構成となっているメモリであり、バス435を介してI/O制御部と接続されている。EEPROM437も同様にバス435を介してI/O制御部と接続されているメモリである。コントローラのハード構成の詳細は以上である。
次に各種印刷設定を行なう操作部について説明する。図5の501に示すような操作部が図4の421のパネルI/Fの先に接続されている。502はユーザが設定した設定値などを取り消すためのリセットキーである。503は動作中のジョブを中止させる時に使用するストップキーである。504は置数などの数値入力を行うためのテンキーである。505はタッチパネル式の操作画面であり、具体的には図6で示すような画面を表示する。各種設定をするためのタッチパネルのボタンが多数存在する。506は原稿の読み込みなどジョブをスタートさせるためのスタートキーである。507は設定などをクリアするためのクリアキーである。以上が操作部の各部の説明である。
505のタッチパネルに表示される内容について図6を用いて説明する。画面上部に表示されているタグ602は各機能を選択する。左から順に、コピー機能、FAX送信やEメール送信、ファイルサーバへの送信などの送信機能、スキャナ部で読み込んだ画像データを機器内のハードディスクに格納したり、格納されたデータの操作やプリントを行なうことが出来るボックス機能、ネットワーク経由でPCから操作してスキャン画像をPCに取り込むことが出来るリモートスキャナ機能である。各機能のタグを選択することによりそれぞれの詳細設定が出来る画面に遷移する。図示したものはコピー機能の画面である。
603は色モードを選択するボタンであり、押下することによりプルダウンメニューが表示され、カラー/モノクロ/自動から選択可能である。図では”自動”が選択された状態となっている。その他、倍率指定ボタン604、用紙選択ボタン605、シフトソートやステイプルソートなどフィニッシング指定を行なうソータボタン606、両面指定を行なう両面ボタン607、濃度を指定するバー608、原稿タイプを選択するボタン609、その他各種の応用モードを設定する応用モードボタン610などが配置されている。
最後に本発明の動作を図7のフローチャートを用いて説明する。701のスタートから、702でジョブ実行をする。最初の702はオリジナルジョブの実行となる。次に703でプリント実行中のダイアログ画面から設定変更が選択されたかをチェックし、選択されていない場合は704へと遷移する。704では後述する709での差分情報があるかをチェックした結果で705で部数属性を修正するかどうかを決定する。705で部数属性を修正するのは部数変更で部数を減少させた場合である。部数を変更しない、あるいは増加させた場合には704から705を経由せずに706へと遷移し、ジョブが終了したかどうかを判断する。
ジョブ終了していない場合には703へ戻り、前述した制御を繰り返す。706でジョブが終了したと判断した場合には707のエンドで終了となる。以上が部数変更がされずに印刷動作を行う場合のフローである。次に703で設定変更をした場合は、708へと遷移し、部数を減少したかを判断する。減少した場合はオリジナルジョブを図1の104で示したとおり、所定の部の切れ目で終了させる必要があるため、そのための情報を709で部数差分情報として保持する。保持された情報がある場合には、オリジナルジョブは先ほど説明した704から705へと遷移し部数属性を修正してジョブを継続する。部数変更された、部数変更ジョブは710で設定変更した属性を持つ新規のジョブを生成し、ボックス文書として保存される。
保存された文書は712で操作パネルにボックス文書画面を表示(図2の211)する。プリントが必要な場合は、713でプリント開始ボタンを押下することにより、713から702へと遷移しジョブ実行される。部数変更ジョブはオリジナルジョブが動作している場合には、オリジナルジョブの終了を待って次ジョブとして703、704、705、706のフローを遷移する。713でプリント開始をしない場合は、ボックスに保存されただけで印刷動作は行わないことになり706へと遷移し、オリジナルジョブのジョブ終了待ちとなる。本フローチャートでは、702〜706のジョブ実行中のフローに、オリジナルジョブと部数変更ジョブの両方の制御フローが混在することになるが、以上が、図1のジョブ制御の図や、図2の操作パネルの図で説明した制御を、フローチャートの形で説明したものとなる。
以上のような制御を行うことにより、ジョブ実行中に部数変更が可能となり、ユーザの様々なユースケースにおいて作業効率を向上させることが可能となる。また保存された画像データ文書の再利用性の向上を実現することが可能となる。
101 オリジナルジョブ
102 部数変更ジョブ
102 部数変更ジョブ
Claims (1)
- 画像データを不揮発保存できる画像形成装置において、
・実行するジョブを不揮発保存するジョブ保存手段と、
・ジョブ実行中に部数変更を行なう実行中部数設定変更手段と、
を有し、前記、実行中部数設定変更手段により部数が変更された場合には、新規にジョブを生成し、部数属性のみを部数設定変更手段により変更した差分の部数として設定し不揮発保存すると共に、保存された画像データ文書を表示するように制御することで、印刷ジョブ実行中に、属性を変更して画像データ文書保存が可能になるように制御することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013256930A JP2015115805A (ja) | 2013-12-12 | 2013-12-12 | 画像形成装置 |
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ID=53529226
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