JP2015115803A - 記憶番組再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】録画された放送番組などを効率よく視聴可能にする。【解決手段】記憶番組再生装置は、録画再生制御部121(再生部)と、再生時に、各シーンの再生に関する操作に基づいて、そのシーンの関連情報についての嗜好ポイントを算出する嗜好ポイント算出部123と、後の番組データの再生時に、各シーンに関連する関連情報についての嗜好ポイントに基づいて各シーンの合計嗜好ポイントを算出する合計嗜好ポイント算出部124と、上記合計嗜好ポイントに基づいた順序で、各シーンを再生するように上記再生部を制御する再生シーン制御部125とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば録画された放送番組などの記憶媒体に記憶されている番組を再生する記憶番組再生装置に関するものである。
録画再生装置などにおいて、録画されたテレビ放送番組などを効率よく視聴できるようにする種々の技術が知られている。例えば、記録する情報信号および/または再生された情報信号について、分節区間毎に、当該分節区間に対応付けられたキーワードを記録し、情報信号の再生時に、再生態様に応じた評価値を各文節区間について付与し、それぞれの分節区間に関連するキーワードについて、前記付与された評価値を累積加算して蓄積し、評価値の大きいキーワードを分節区間のキーワードとして備える情報信号あるいは分節区間を、ユーザに推薦して提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1、要約参照。)。
また、ノーマル速度再生中に、ユーザが早送り再生操作ボタンを操作したり、スキップ再生指示操作ボタンを操作したりした場合には、当該操作がなされた再生信号区間は、ユーザにとって再生を要しないユーザ評価が負の方向である区間と判定し、その区間に対応して負のユーザ評価値を、付加情報ファイルに含めて記録し、後の再生時に高速再生やスキップして再生することができるようにする技術も提案されている(例えば、特許文献2、要約、段落0072参照。)。
特開2007−281856号公報 特開2007−66409号公報
上記のように評価値に基づいて情報信号の分節区間をユーザに推薦して提示する技術では、ユーザは、常に、分節区間ごとに選択して再生させる操作をする必要があり、操作の煩雑さを大幅に軽減することは困難である。
また、ユーザによる再生時の操作に基づいて高速再生やスキップ再生する技術では、一旦再生された録画番組等については高速再生等をさせることができるが、新たに録画された番組等については、そのような高速再生をさせることはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、録画された放送番組などを効率よく視聴できるようにすることにある。
第1の発明は、
記憶媒体に記憶されている番組データを再生する再生部と、
番組データの再生時に、再生中のシーンごとに、そのシーンの再生に関する操作に基づいて、そのシーンに関連する1つ以上の関連情報についての嗜好ポイントを算出する嗜好ポイント算出部と、
上記嗜好ポイントが算出された後における番組データの再生時に、その番組の各シーンについて、各シーンに関連する1つ以上の関連情報についての嗜好ポイントに基づいて、各シーンの合計嗜好ポイントを算出する合計嗜好ポイント算出部と、
上記合計嗜好ポイントに基づいた順序で、各シーンを再生するように上記再生部を制御する再生シーン制御部と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、録画されたコンテンツが再生される際に、各シーンに関連する1つ以上の関連情報についての嗜好ポイントに基づいて、各シーンの合計嗜好ポイントが算出され、その合計嗜好ポイントに基づいた順序で、各シーンが再生される。そこで、各シーンの時系列の順序に係わらず、ユーザの嗜好に合った優先順位のシーンに遷移することが可能であり、ユーザは見たい可能性が高いコンテンツから見ることができるようになる。
第2の発明は、
第1の発明の記憶番組再生装置であって、
上記嗜好ポイントは、各シーンについて、
(再生時間−再生抑制時間)/シーンの全時間
として算出されることを特徴とする。
これにより、各シーンについての視聴者の嗜好に応じた指標を容易に得ることができる
第3の発明は、
第1の発明または第2の発明の記憶番組再生装置であって、
上記再生シーン制御部は、合計嗜好ポイントが所定の閾値よりも低いシーンに優先させて、他の視聴者の評価に基づいて選択されるシーンを再生するように構成されていることを特徴とする。
第4の発明は、
第3の発明の記憶番組再生装置であって、
上記他の視聴者の評価は、シーンの視聴率、またはシーンの肯定的な評価が表明された数であることを特徴とする。
これにより、嗜好ポイントは小さくても、話題となったシーンなどへの優先的遷移も可能とすることによって、視聴者が、それまで見なかったような新しいシーンを発見したり、話題のシーンを見逃さないようにしたりすることなどもできる。
第5の発明は、
第1の発明から第4の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
さらに、上記関連情報をネットワークを介して取得するネットワークインタフェースを備えたことを特徴とする。
これにより、各シーンに関連する関連情報を容易に得ることができる。
第6の発明は、
第1の発明から第5の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
さらに、上記番組データを解析して上記関連情報を生成する関連情報生成部を備えたことを特徴とする。
これにより、ネットワークを介して関連情報を得られない場合でも、新たに関連情報を生成して、嗜好ポイントと対応づけることができる。また、ネットワークを介して関連情報を得られる場合には、より豊富な関連情報を利用することができる。
第7の発明は、
第1の発明から第6の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
上記嗜好ポイント算出部、および上記合計嗜好ポイント算出部は、視聴者ごとに、上記嗜好ポイントの算出、および合計嗜好ポイントの算出をすることを特徴とする。
第8の発明は、
第7の発明の記憶番組再生装置であって、
さらに、再生される番組の視聴者を撮影するカメラを備え、
上記嗜好ポイント算出部、および上記合計嗜好ポイント算出部は、撮影されて認識された視聴者ごとに、上記嗜好ポイントの算出、および合計嗜好ポイントの算出をすることを特徴とする。
これにより、視聴者に応じて、嗜好ポイントを算出し、適切なシーンの順序での再生を行うことができる。
第9の発明は、
第7の発明または第8の発明の記憶番組再生装置であって、
上記再生シーン制御部は、視聴者が複数の場合に、各視聴者の合計嗜好ポイントに基づいて合成された順序で、各シーンを再生することを特徴とする。
これにより、視聴者が複数の場合でも、それぞれの視聴者の嗜好を反映したシーンの順序での再生を行うことができる。
第10の発明は、
第1の発明から第9の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
さらに、番組データを記憶する番組データ記憶部を備えたことを特徴とする。
第11の発明は、
第1の発明から第10の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
上記関連情報を各シーンと対応させて記憶する関連情報記憶部を備えたことを特徴とする。
第12の発明は、
第1の発明から第11の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
上記嗜好ポイント算出部によって算出された嗜好ポイントを各関連情報と対応させて記憶する嗜好ポイント記憶部を備えたことを特徴とする。
これらにより、記憶番組再生装置単体で、番組データ、関連情報、および/または嗜好ポイントを記憶させておくことができる。
第13の発明は、
第1の発明から第12の発明のうち何れか1つの記憶番組再生装置であって、
上記シーンと関連情報とは、時間情報に基づいて関連づけられるとともに、
各シーンの再生は、各シーンに対応する時間情報に基づいて制御されることを特徴とする。
これにより、各シーンと関連情報との関連づけや、各シーンの再生制御を容易に行うことができる。
本発明では、録画された放送番組などを効率よく視聴することができる。
実施形態の記憶番組再生装置の要部の構成を示すブロック図である。 実施形態の記憶番組再生装置の録画動作を示すフローチャートである。 実施形態の記憶番組再生装置の録画内容の例を示す説明図である。 実施形態の記憶番組再生装置の再生動作を示すフローチャートである。 実施形態の記憶番組再生装置のメタデータの記憶例を示す説明図である。 実施形態の記憶番組再生装置の他の再生動作を示すフローチャートである。 実施形態の記憶番組再生装置での各シーンの再生順序を示す説明図である。 実施形態の記憶番組再生装置での各シーンの再生順序を示す説明図である。 実施形態の記憶番組再生装置での各シーンの再生順序を示す説明図である。
本発明の実施形態として、録画再生機能を有するテレビの例について説明する。
(テレビ100の構成)
図1に示すように、テレビ100は、インタフェース部110と、制御部120と、記憶部130と、出力部140とを備えている。
インタフェース部110は、アンテナ151を介してテレビ放送を受信する放送受信部111、外部サーバ152と通信するネットワーク通信部112、リモートコントローラ153の操作を検知する操作検知部113、および視聴者を撮影するカメラ154からの信号が入力される映像入力部114を有している。
制御部120は、テレビ100全体の種々の動作制御を行うもので、例えば、録画再生制御部121(再生部)、メタデータ管理部122、嗜好ポイント算出部123、合計嗜好ポイント算出部124、および再生シーン制御部125を有している。また、記憶部130は、RAM131、番組データ/メタデータ記憶部132、および嗜好ポイント記憶部133を有している。
上記録画再生制御部121は、受信されたテレビ放送の番組データを番組データ/メタデータ記憶部132に録画するとともに、番組データ/メタデータ記憶部132から読み出して再生するようになっている。メタデータ管理部122は、番組データの各シーンに関連する関連情報であるメタデータを外部サーバ152から取得し、例えば時間情報をキーまたはインデックスとして各シーンと対応させて番組データ/メタデータ記憶部132に記憶させるようになっている。嗜好ポイント算出部123は、番組データの再生時に、再生中のシーンごとに、そのシーンをスキップ等する操作がなされたかどうかに基づいて、嗜好ポイントを算出し、そのシーンに対応するメタデータと対応させて嗜好ポイント記憶部133に記憶させるようになっている。合計嗜好ポイント算出部124は、上記嗜好ポイントが算出された後における番組データの再生時に、再生される各シーンについて、各シーンに対応する各メタデータについての嗜好ポイントを合計し、各シーンの合計嗜好ポイントを算出するようになっている。再生シーン制御部125は、上記合計嗜好ポイントに基づいた優先順序で、各シーンを録画再生制御部121に再生させるようになっている。
出力部140は、表示部141、およびオーディオ出力部142を有し、受信された番組や、再生された番組を表示、発音するようになっている。
(録画時の動作)
上記のように構成されたテレビ100で行われる放送番組の録画時の動作を図2に基づいて説明する。
(S101) 録画再生制御部121は、受信された放送番組の番組データ(映像音声のデータ)を、例えば図3に示すように、シーンごとの開始時間などの時間情報と対応させて、番組データ/メタデータ記憶部132に記憶させる。
(S102) メタデータ管理部122は、上記番組データの各シーンに対応するメタデータが外部サーバ152に保持されているかどうかを判定する。シーン別のメタデータ情報としては、例えば、番組名、関連URL、出演者情報、曲名、歌手名や、CMなどの情報が提供され得る。
(S103、S104) メタデータ管理部122は、外部サーバ152にメタデータが保持されていれば、それを取得し、図3に併せて示すように、例えば時間情報により各シーンに対応させて、番組データ/メタデータ記憶部132に記憶させ、録画処理を終了する。一方、外部サーバ152にメタデータが保持されていなければ、そのまま録画処理を終了する。なお、外部サーバ152にメタデータが保持されていない場合に、番組データを解析して、メタデータを生成し、記憶させるようにしてもよい。また、外部サーバ152にメタデータが保持されている場合でも、同様にしてメタデータを追加するようにしてもよい。
(通常の再生時の動作)
上記のようにして録画された番組データが、放送されたときと同じシーンの順序で再生される通常の再生時の動作を図4に基づいて説明する。
(S201) 録画再生制御部121は、番組データの再生処理を開始する。すなわち、番組データ/メタデータ記憶部132に記憶されている番組データを読み出して、表示部141およびオーディオ出力部142に表示させ、または音声を発生させる。
(S202) その際、制御部120は、カメラ154によって撮影された、テレビ100の前の視聴者を認識する。
(S203) 嗜好ポイント算出部123は、視聴者による再生をスキップ等させる(再生を抑制する)操作に応じて、シーンごとに、嗜好ポイントを算出する。具体的には、例えば、
嗜好ポイント=(再生時間−再生抑制時間)/シーンの全時間
を求める。すなわち、視聴された時間が長いほど、視聴者の関心が高く、視聴されなかった時間が長いほど、視聴者の関心が乏しいとして、視聴者の嗜好の指標とする。より具体的には、例えば、歌番組を再生した場合、歌手Aが歌う5分間のシーンがあった場合、全5分間視聴された場合には、嗜好ポイントは、(5−0)/5=1と算出される。また、もし、3分間視聴されて、残り2分は早送りやスキップ操作された場合には、嗜好ポイントは、(3−2)/5=0.2とされ、また、全く視聴されなかった場合には、(0−5)/5=−1とされる。
(S204) 再生が停止したかどうかを判定し、停止していなければ、上記(S203)の処理が続行される。
(S205) 再生が停止すると、嗜好ポイント算出部123は、各シーンの嗜好ポイントを、各シーンに対応する各メタデータについての嗜好ポイントとして、例えば図5に示すように累積保存する。具体的には、例えば図3のニュース番組におけるシーン「Topic1」について算出された嗜好ポイントは、メタデータ「シーンジャンル:ワールドニュース」、「出演者:A」、「出演者:B」、「内容情報:P」について、それぞれ、既に嗜好ポイント記憶部133に記憶されている嗜好ポイントに累積して保存する。ここで、上記嗜好ポイントは視聴者を区別せず共通に保存されてもよいが、例えば上記(S202)で認識された視聴者ごとに管理するようにすれば、視聴者ごとの嗜好に応じた再生が可能になる。その場合、上記(S202)で複数の視聴者が認識された場合には、それぞれの視聴者ごとに、嗜好ポイントを累積し、保存すればよい。なお、嗜好ポイントの累積、保存は、再生が停止した後に限らず、各シーンの再生ごとに行われるようにしてもよい。
(嗜好順スキップ再生時の動作)
図5に示したような嗜好ポイントが嗜好ポイント記憶部133に記憶されていると、例えば図6に示すような処理によって、初めて再生される番組などであっても、自動的に、視聴者の嗜好が強いと想定されるシーンの順番で再生することができる。
(S301) 録画再生制御部121は、番組データの再生処理を開始する。
(S302) その際、制御部120は、カメラ154によって撮影された、テレビ100の前の視聴者を認識する。
(S303) 合計嗜好ポイント算出部124は、番組データ/メタデータ記憶部132に番組データの各シーンと対応させて記憶されているメタデータ(図3)と、嗜好ポイント記憶部133に記憶されている各メタデータについての嗜好ポイント(図5)とに基づいて、各シーンに対応するメタデータについての嗜好ポイントを合計し、各シーンの合計嗜好ポイントを算出する。算出された合計嗜好ポイントは、例えば各シーンの時間情報と対応させて、一旦、記憶される。ここで、上記(S302)で認識された視聴者が複数居る場合には、各視聴者について算出された合計嗜好ポイントが合算されるなどの合成が行われる。
(S304) 再生シーン制御部125は、未再生のシーンの内、合計嗜好ポイントが最も大きいシーンを録画再生制御部121に再生させる。すなわち、合計嗜好ポイントが大きい順の優先順位で、各シーンが再生される。具体的には、例えば合計嗜好ポイントの大きさが図7に示すような順序だとすると、まず、オープニングのシーンはスキップされて歌手Aの映像音声が再生される。
(S305) また、上記のような再生中にも、前記図4の(S203)と同様に、視聴者による再生をスキップ(抑制)等させる操作に応じて、シーンごとに、嗜好ポイントが算出される。これにより、嗜好ポイントをさらにアップデートすることができる。
(S306、S307) 1つのシーンの再生が終了、または視聴者によってスキップ操作されると、次に再生予定の未再生のシーンがあるかどうかが判定され、全てのシーンの再生が終了していれば、図4の(S205)と同様に、(S305)で算出された各シーンの嗜好ポイントを嗜好ポイント記憶部133に累積保存する。
(S308) 一方、(S306)で次に再生予定のシーン、例えば未再生のシーンの内、次に合計嗜好ポイントが大きい歌手Eのシーンが有ると判定されると、そのシーンの合計嗜好ポイントが所定の閾値より小さいかどうかが判定され、小さくなければ、(S304)以降が繰り返される。すなわち、歌手B、C、Dのシーンがスキップされて歌手Eのシーンが再生される。以下、同様に、歌手Bのシーンに戻ってその再生が行われ、さらに、歌手F、C、D、エンディング、およびオープニングの順に再生が行われる。
ここで、複数の視聴者の合計嗜好ポイントが互いに異なる場合、例えば図8に示すように、再生の優先順序が、ユーザAについては、歌手A、Eの順にスキップして再生し、ユーザBについては、歌手B、Fにスキップして再生し、ユーザCについては、歌手C、Dにスキップして再生するような優先順序であるとした場合に、実際にテレビ100の前にいて視聴しているユーザがA、Bの2人だったとすると、これらのユーザA、Bの合計嗜好ポイントが合算されて、その大きさの順、例えば歌手A、B、E、Fの順に再生される。なお、複数のユーザについての合計嗜好ポイントの合成の仕方は、合算に限定されず、例えば、何れかのユーザについての合計嗜好ポイントが所定の閾値以上のシーンをマージして全て再生するようにしたり、全てのユーザの合計嗜好ポイントが所定の閾値以上のシーンを優先的に再生するようにしたりしてもよい。
(S309) 上記(S308)で、次に再生予定のシーンの合計嗜好ポイントが所定の閾値より小さいと判定された場合には、瞬間視聴率が最高のシーンや、肯定的な評価が表明された数(Tweet数)が最大のシーンなど、他の視聴者の評価に基づいて選択されるシーンが未再生であれば、再生シーン制御部125は、それらのシーンを選択し、(S304)に戻って録画再生制御部121に再生させる。具体的には、例えば図9に示すように、優先順位が3番目の歌手Bのシーンについて、合計嗜好ポイントが閾値よりも小さかったとすると、まず、最大Tweet数の歌手Cのシーンや、瞬間最高視聴率を記録した歌手Dのシーンが再生された後に、歌手Bのシーンが再生される。すなわち、優先順位は3番目でも、合計嗜好ポイントが小さい場合には、視聴者の関心が非常に低いことが想定されるので、むしろ、他の視聴者の評価に応じたシーンが再生されることによって、新たな発見を促す機会を提供することなどができる。
上記のように、録画されたコンテンツを再生する際に、自動的に、または次のシーンへのスキップ操作をするだけで、時系列の順序に係わらず、ユーザの嗜好に合った優先順位のシーンに遷移することが可能であり、ユーザは見たい可能性が高いコンテンツから見ることができるようになる。そして、ユーザは、最終的に番組のすべてのシーンを網羅することもできる一方、例えば興味がなくなってきた時点や時間的制限で視聴を打ち切った場合でも、それ以降のシーンはユーザの関心が、より低いと想定されるシーンだけになる。すなわち、ニュースの場合であれば、ワールドニュース、国内ニュース、ローカルニュース、経済、芸能、トレンド、天気予報や、スポーツなどのコーナーをユーザの見たい順番にスキップ再生させることが可能になる。このような再生は、例えば、ニュース番組や、バラエティ番組、スポーツ番組、音楽番組、情報番組などの番組ジャンルに、特に適している。
一方、嗜好ポイントは小さくても、話題となったシーンなどへの優先的遷移も可能とすることによって、視聴者が、それまで見なかったような新しいシーンを発見したり、話題のシーンを見逃さないようにしたりすることもできる。
(その他の事項)
なお、上記の例では、放送番組が録画、再生される例を示したが、これに限らず、ネットワークを介して配信される番組や、リムーバブルな記憶媒体に記憶された番組が再生される場合などでも、同様の再生をさせることができる。
また、録画機能を有しない再生専用の装置においても、上記のような再生ができるようにすることはできる。
また、番組データや、メタデータ、嗜好ポイントなどは、記憶番組再生装置自体に記憶されるのに限らず、他の装置から伝送されるようにしてもよい。
また、視聴者の識別は、上記のようにカメラの撮像画像によって行うのに限らず、種々のID特定手法などを用いて行うようにしてもよい。
また、番組データの各シーンとメタデータとの対応付けや、再生されるシーンの管理は時間情報によって行われるのに限らず、種々のインデックスやキーを用いるなど、何らかの対応付けができればよい。
また、シーンをスキップする操作としては種々の方法を適用することができ、例えば、リモートコントローラ153のジャンプボタンや、スキップボタンなどと称されるボタンや、専用の新たなボタンを操作するようにしたり、既存のボタンを長押しする操作をするようにしたりしてもよい。
100 テレビ
110 インタフェース部
111 放送受信部
112 ネットワーク通信部
113 操作検知部
114 映像入力部
120 制御部
121 録画再生制御部
122 メタデータ管理部
123 嗜好ポイント算出部
124 合計嗜好ポイント算出部
125 再生シーン制御部
130 記憶部
131 RAM
132 番組データ/メタデータ記憶部
133 嗜好ポイント記憶部
140 出力部
141 表示部
142 オーディオ出力部
151 アンテナ
152 外部サーバ
153 リモートコントローラ
154 カメラ

Claims (13)

  1. 記憶媒体に記憶されている番組データを再生する再生部と、
    番組データの再生時に、再生中のシーンごとに、そのシーンの再生に関する操作に基づいて、そのシーンに関連する1つ以上の関連情報についての嗜好ポイントを算出する嗜好ポイント算出部と、
    上記嗜好ポイントが算出された後における番組データの再生時に、その番組の各シーンについて、各シーンに関連する1つ以上の関連情報についての嗜好ポイントに基づいて、各シーンの合計嗜好ポイントを算出する合計嗜好ポイント算出部と、
    上記合計嗜好ポイントに基づいた順序で、各シーンを再生するように上記再生部を制御する再生シーン制御部と、
    を備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  2. 請求項1の記憶番組再生装置であって、
    上記嗜好ポイントは、各シーンについて、
    (再生時間−再生抑制時間)/シーンの全時間
    として算出されることを特徴とする記憶番組再生装置。
  3. 請求項1または請求項2の記憶番組再生装置であって、
    上記再生シーン制御部は、合計嗜好ポイントが所定の閾値よりも低いシーンに優先させて、他の視聴者の評価に基づいて選択されるシーンを再生するように構成されていることを特徴とする記憶番組再生装置。
  4. 請求項3の記憶番組再生装置であって、
    上記他の視聴者の評価は、シーンの視聴率、またはシーンの肯定的な評価が表明された数であることを特徴とする記憶番組再生装置。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    さらに、上記関連情報をネットワークを介して取得するネットワークインタフェースを備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    さらに、上記番組データを解析して上記関連情報を生成する関連情報生成部を備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  7. 請求項1から請求項6のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    上記嗜好ポイント算出部、および上記合計嗜好ポイント算出部は、視聴者ごとに、上記嗜好ポイントの算出、および合計嗜好ポイントの算出をすることを特徴とする記憶番組再生装置。
  8. 請求項7の記憶番組再生装置であって、
    さらに、再生される番組の視聴者を撮影するカメラを備え、
    上記嗜好ポイント算出部、および上記合計嗜好ポイント算出部は、撮影されて認識された視聴者ごとに、上記嗜好ポイントの算出、および合計嗜好ポイントの算出をすることを特徴とする記憶番組再生装置。
  9. 請求項7または請求項8の記憶番組再生装置であって、
    上記再生シーン制御部は、視聴者が複数の場合に、各視聴者の合計嗜好ポイントに基づいて合成された順序で、各シーンを再生することを特徴とする記憶番組再生装置。
  10. 請求項1から請求項9のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    さらに、番組データを記憶する番組データ記憶部を備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  11. 請求項1から請求項10のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    上記関連情報を各シーンと対応させて記憶する関連情報記憶部を備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  12. 請求項1から請求項11のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    上記嗜好ポイント算出部によって算出された嗜好ポイントを各関連情報と対応させて記憶する嗜好ポイント記憶部を備えたことを特徴とする記憶番組再生装置。
  13. 請求項1から請求項12のうち何れか1項の記憶番組再生装置であって、
    上記シーンと関連情報とは、時間情報に基づいて関連づけられるとともに、
    各シーンの再生は、各シーンに対応する時間情報に基づいて制御されることを特徴とする記憶番組再生装置。
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